JP5101957B2 - 電子ボリウム装置およびそれを用いたオーディオ機器 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ信号の音量などを制御する電子ボリウム装置に関する。
CDプレイヤや、オーディオアンプ、カーステレオ、あるいは、携帯型ラジオや携帯型のオーディオプレイヤなどの、オーディオ信号を再生する機能を備えた電子機器は、音量を調節するためのボリウムや、周波数特性を調節するイコライザなどを備えるのが一般的である。かかるボリウムやイコライザの制御は、オーディオ信号の振幅を変化させることにより行われる。
オーディオ信号は、増幅器によって増幅され、最終的に、音声出力部であるスピーカやヘッドホンから、音声として出力される。音量の調節は、増幅器の利得を制御したり、減衰器の減衰率を制御することにより実現される。たとえば、特許文献1、2には、増幅器の利得や、減衰器の減衰率を、可変抵抗の抵抗値を切り換えることにより行う電子ボリウム回路が開示される。
電子ボリウム回路の後段には、スピーカやヘッドホンなどの電気音響変換素子を駆動するために十分な駆動力を有する最終段アンプ(パワーアンプという)が設けられる。パワーアンプのバイアスレベルにオフセット(DCオフセット)が生ずると、スピーカに直流電流が流れ続け、信頼性を損なうおそれがある。そこで、パワーアンプの出力と所定のしきい値を比較してDCオフセットの有無を検出する。
再生時の誤検出を抑制するために、パワーアンプの入力レベルを検知し、これを所定のしきい値にフィードバックする手法が提案されている(特許文献3)。
特開2005−117489号公報 特開2005−217710号公報 特開2004−320273号公報
しかしながら、特許文献3の技術では、パワーアンプの入力信号のレベルをA/D変換し、ルックアップテーブルを参照してしきい値を設定するため、回路規模が増大するという問題がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路の異常を簡易に検出可能な電子ボリウム装置の提供にある。
本発明のある態様は、電子ボリウム装置に関する。電子ボリウム装置は、入力された第1オーディオ信号を設定されたボリウム値に応じて増幅する増幅器と、増幅器から出力される第2オーディオ信号を、外部に接続されるパワーアンプに出力するための出力端子と、増幅器からの第2オーディオ信号を基準信号と比較する比較器と、比較器の比較結果に応じた検出信号を外部に出力するための検出端子と、を備える。
この態様によると、電子ボリウム装置の内部において、パワーアンプの入力レベルの判定を行い、後段のパワーアンプにおけるオフセット検出の結果に加えて、検出信号の論理レベルを参照することにより、再生動作中であってもフィードバック制御を行うことなく簡易に回路の異常を検出できる。
ある態様の電子ボリウム装置は、比較器の前段に設けられ、増幅器からの第2オーディオ信号の位相と、基準信号の位相をシフトする位相調節部をさらに備えてもよい。
電子ボリウム装置と後段のパワーアンプの間にカップリングキャパシタが設けられる場合がある。この態様によれば、カップリングキャパシタによる位相ズレを補償することができ、パワーアンプ側のレベル検出と、電子ボリウム装置のレベル検出のタイミングを揃えることができる。
ある態様の電子ボリウム装置において、増幅器、出力端子、検出端子は、チャンネルごとに設けられてもよい。電子ボリウム装置は、各チャンネルの増幅器から第2オーディオ信号を受け、ミキシングして出力するミキサをさらに備えてもよい。比較器は、ミキサの出力信号を基準信号とし、チャンネルごとの増幅器からの第2オーディオ信号をそれぞれミキサの出力信号と比較し、チャンネルごとの検出信号を出力してもよい。
基準信号を、各チャンネルの信号をミキシングして生成することにより、基準レベルをオーディオ波形にもとづいた交流信号とすることができ、より確実なレベル判定を行うことができる。
ミキサは、ミキシングの対象となるチャンネルを選択可能であってもよい。
電子ボリウム装置は、ひとつの半導体基板上に一体集積化されることが好ましい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、オーディオ機器である。このオーディオ機器は、オーディオ信号を再生する音源と、音源からの第1オーディオ信号を設定されたボリウム値に応じて増幅する上述の電子ボリウム装置と、電子ボリウム装置により増幅された第2オーディオ信号を増幅するパワーアンプと、パワーアンプから出力される第3オーディオ信号を第2基準信号と比較し、比較結果に応じたエラー信号を出力するオフセット検出部と、電子ボリウム装置の出力端子とパワーアンプの間を接続するカップリングキャパシタと、パワーアンプにより駆動される音声出力部と、電子ボリウム装置から出力される検出信号の論理値と、オフセット検出部から出力されるエラー信号の論理値にもとづき、本機器の異常を検出するプロセッサと、を備える。
この態様によれば、プロセッサは、エラー信号と検出信号の論理レベルにもとづいて回路異常の有無を判定するため、検出のための回路を簡易化できる。
本発明の別の態様は、異常検出方法に関する。この方法は、入力された第1オーディオ信号を設定されたボリウム値に応じて増幅し、第2オーディオ信号を生成するステップと、増幅された第2オーディオ信号のレベルを第1基準信号と比較し、比較結果に応じた検出信号を出力するステップと、パワーアンプにより電気音響変換素子を駆動するために第2オーディオ信号を増幅し、第3オーディオ信号を生成するステップと、第3オーディオ信号を第2基準信号と比較し、比較結果に応じたエラー信号を出力するステップと、検出信号とエラー信号の論理レベルにもとづいて回路の異常の有無を検出し、異常を検出すると所定の保護動作を実行するステップと、を備える。
この態様によれば、フィードバックを用いることなく、簡易に再生動作中の回路異常の発生を検出できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る電子ボリウム装置によれば、簡易に回路異常を検出できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、実施の形態に係る電子ボリウム装置100が使用されるオーディオ機器1000の構成を示すブロック図である。オーディオ機器1000は、オーディオ用アンプ、カーステレオや携帯型のオーディオプレイヤ、あるいは携帯電話端末など、音声を出力する手段を備える機器である。本実施の形態に係る電子ボリウム装置100は、かかるオーディオ機器1000に搭載され、スピーカやイヤホンなどの音声出力部から出力される音声の音量を調節するものである。
オーディオ機器1000は、電子ボリウム装置100、音源10、パワーアンプ12、音声出力部14、オフセット検出部16、ホストプロセッサ18を備える。音源10は、ディスクメディアやメモリ、ハードディスクに記憶され、あるいは外部から有線・無線で入力された音声データを、アナログの第1オーディオ信号S1に変換して再生するブロックである。
電子ボリウム装置100の入力端子102には、音源10から出力される第1オーディオ信号S1が入力される。電子ボリウム装置100は、設定されたボリウム値VOLに応じて第1オーディオ信号S1を増幅する。電子ボリウム装置100は、後述のように、第1オーディオ信号S1を増幅もしくは減衰させる増幅器を含んでおり、ユーザから指示されたボリウム値に応じて、内部の増幅器の利得を変化させる。電子ボリウム装置100は、イコライザ機能やミュート機能などを具備するDSP(Digital Signal Processor)の一部として構成されてもよい。
パワーアンプ12は、電子ボリウム装置100により増幅された第2オーディオ信号S2をさらに増幅する。電子ボリウム装置100の出力端子104とパワーアンプ12の間には、直流阻止用のカップリングキャパシタC1が設けられる。音声出力部14はスピーカやイヤホン、ヘッドホンなどの電気音響変換素子であり、パワーアンプ12により増幅された第3オーディオ信号S3によって駆動される。
オフセット検出部16は、パワーアンプ12から出力される第3オーディオ信号S3を第2基準信号と比較し、比較結果に応じたエラー信号SEを出力する。オフセット検出部16はたとえば第3オーディオ信号S3を所定の直流レベルを有する第2基準信号と比較する。この場合、第3オーディオ信号S3を第2基準信号と比較するコンパレータによって構成できる。
またオフセット検出部16は、第3オーディオ信号S3の直流成分を抽出するフィルタと、フィルタの出力を第2基準信号と比較するコンパレータによって構成してもよい。ただしオフセット検出部16の構成はこれらに限定されず、公知のさまざまな回路形式を利用可能である。
実施の形態に係る電子ボリウム装置100は、出力端子104から出力する第2オーディオ信号S2のレベルを判定する出力レベル判定部20を有する。詳しくは後述するが、出力レベル判定機能によって第2オーディオ信号S2を基準信号と比較し、比較結果に応じた検出信号SDを、ホストプロセッサ18による異常検出に利用するために検出端子106から出力する。
ホストプロセッサ18はオーディオ機器1000全体を制御する。ホストプロセッサ18は、電子ボリウム装置100から出力される検出信号SDの論理値と、オフセット検出部16から出力されるエラー信号SEの論理値にもとづき、オーディオ機器1000の異常を検出する。ホストプロセッサ18は異常を検出すると、所定の保護動作を実行する。所定の保護動作は、パワーアンプ12のシャットダウンなどである。
図1のオーディオ機器1000によれば、電子ボリウム装置100に出力レベルの判定機能を設け、その判定結果に応じた検出信号SDをホストプロセッサ18に出力することにより、フィードバックを用いることなく簡易にオーディオ機器1000の異常を検出できる。なお、図1では、1チャンネル分の構成要素を示しているが、多チャンネルであってもよい。
図2は、図1の電子ボリウム装置100の構成を示すブロック図である。たとえば電子ボリウム装置100がカーオーディオ用である場合、フロントライト、フロントレフト、リアレフト、リアライトの4チャンネルのボリウム制御機能を有する。電子ボリウム装置100は、信号処理部21、増幅器AMP1〜AMP4、出力レベル判定部20を備える。
信号処理部21は、入力端子102を介して入力される第1オーディオ信号S1に対して所定の信号処理を行う。増幅器AMP1〜AMP4はチャンネルごとに設けられており、入力端子102に入力された各チャンネルの第1オーディオ信号S1を、設定されたボリウム値に応じて増幅する。増幅器AMP1〜AMP4から出力される第2オーディオ信号S2_1〜S2_4は、チャンネルごとに設けられた出力端子104_1〜104_4を介して外部に接続されるパワーアンプ12に出力される。
出力レベル判定部20は、比較部22、位相調節部24、ミキサ26を備える。比較部22は、増幅器AMP1〜AMP4からの第2オーディオ信号S2_1〜S2_4をそれぞれ、基準信号REFと比較する。検出端子106_1〜106_4からは、比較部22による比較結果に応じた検出信号SD1〜SD4がチャンネルごとに外部に出力される。つまり、i番目(iは1〜4)のチャンネルの検出端子106_iからは、第2オーディオ信号S2_iと基準信号REFの比較結果が出力される。
位相調節部24は、比較部22の前段に設けられ、増幅器AMP1〜AMP4からの第2オーディオ信号S2_1〜S2_4と、基準信号REFを受ける。位相調節部24は第2オーディオ信号S2_1〜S2_4および基準信号REFの位相をシフトする。位相のシフト量は、各チャンネルごとに設けられたカップリングキャパシタC1による位相ずれを補償するように設定される。なお電子ボリウム装置100とパワーアンプ12の間にカップリングキャパシタC1が設けられない場合、位相調節部24を設けなくてもよい。
ミキサ26は、基準信号REFを生成するために設けられる。ミキサ26は各チャンネルの第2オーディオ信号S2_1〜S4を受け、これらをミキシングする。ミキシングされた信号は、基準信号REFとして比較部22へと出力される。ミキサ26はミキシングの対象となるチャンネルを選択可能であることが好ましい。この場合、ミキシングの対象となるチャンネルは、図1のホストプロセッサ18からの指示にもとづいて設定される。
比較部22は、基準信号REFとしてミキサ26により生成された信号に替えて、第2オーディオ信号S2とは無関係に生成される直流信号を用いてもよい。あるいは、基準信号REFとしてミキサ26の出力信号と直流信号のいずれを利用するかを、ホストプロセッサ18からの指示に応じて切りかえ可能に構成されてもよい。
ミキサ26により生成された基準信号REFを用いる場合、比較部22は、第2オーディオ信号S2のレベルが、基準信号REFを中心とした所定の範囲に含まれているかを判定する。
なお、第2オーディオ信号S2のフルスケールに対する基準信号REFの比率は、第3オーディオ信号S3のフルスケールに対する第2基準信号の比率よりも低くしておく。すなわち、出力レベル判定部20におけるレベル判定は、オフセット検出部16におけるオフセット検出よりも厳しく実行される。
以上のように構成された電子ボリウム装置100およびオーディオ機器1000の動作について説明する。
電子ボリウム装置100により生成される検出信号SDは、第2オーディオ信号S2の振幅レベルが基準レベルに対して大きいか否かを示している。いま検出信号SDは、第2オーディオ信号S2の振幅が基準信号REFよりも大きい場合にハイレベルとなり、小さい場合にローレベルとなるものとする。
また、オフセット検出部16により生成されるエラー信号SEは、第3オーディオ信号S3のオフセットレベルが所定の基準レベルより大きいか否かを示している。いまエラー信号SEは、第3オーディオ信号S3の直流レベル(バイアスレベル)が第2基準信号より大きい場合、つまりオフセットが大きい場合にハイレベルとなり、小さい場合にローレベルとなるものとする。
この場合、電子ボリウム装置100は以下の論理値にしたがって、回路の異常を判定する。
(1)検出信号SDがローレベルを持続、エラー信号SEがハイレベル
この場合、電子ボリウム装置100は、パワーアンプ12にDCオフセットが発生していると判定し、所定の保護動作を実行する。この状態は、パワーアンプの入力信号のレベルが小さいにもかかわらず、バイアスレベルが大きいことを示すからである。
(2)検出信号SDがローレベルを持続、エラー信号SEがローレベル
この場合、電子ボリウム装置100は、異常は発生していないものと判定する。
(3)検出信号SDがローレベルを維持せず、ハイレベルに遷移、エラー信号SEがハイレベル
この場合、電子ボリウム装置100は、異常は発生していないものと判定する。この状態は、パワーアンプのバイアスオフセットが、パワーアンプの入力信号の振幅が大きいことに起因して発生したものと推定できるため、異常とは扱わない。
(4)検出信号SDがローレベルを維持せず、ハイレベルに遷移、エラー信号SEがローレベル
この場合、電子ボリウム装置100は、回路に異常が発生しているものと判定する。この状態は、パワーアンプの入力信号のレベルが高いにもかかわらず、パワーアンプ12の出力が小さいことを示しており、パワーアンプ12と電子ボリウム装置100の間の断線、パワーアンプ12の故障などが疑われるからである。
電子ボリウム装置100によれば、検出信号SDとエラー信号SEの論理値の組み合わせに応じて回路の異常を判定するため、フィードバック制御が不要となり、回路を簡素化できる。また位相調節部24を設けたことにより、カップリングキャパシタによる位相ズレを補償することができる。さらにミキサ26を設けたことにより、基準信号REFをオーディオ波形にもとづいた交流信号とすることができ、より確実なレベル判定を行うことができる。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、例示する。
実施の形態では、ボリウムを変更する場合について説明したが、電子ボリウム装置100の用途はこれに限定されるものではなく、イコライザなど、ある周波数ごとの利得を制御する用途に用いてもよい。また、実施の形態では、ボリウムを変更する場合を例に説明したが、本発明は、再生を停止する際のミュート処理に適用することも可能である。
実施の形態にもとづき、特定の語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
実施の形態に係る電子ボリウム装置が使用されるオーディオ機器の全体の構成を示すブロック図である。 図1の電子ボリウム装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100…電子ボリウム装置、102…入力端子、104…出力端子、106…検出端子、1000…オーディオ機器、10…音源、12…パワーアンプ、14…音声出力部、16…オフセット検出部、18…ホストプロセッサ、20…出力レベル判定部、22…比較部、24…位相調節部、26…ミキサ、S1…第1オーディオ信号、S2…第2オーディオ信号、S3…第3オーディオ信号、C1…カップリングキャパシタ。

Claims (5)

  1. 複数チャンネルのオーディオ信号を増幅する電子ボリウム装置であって、
    チャンネルごとに設けられ、対応するチャンネルに入力された第1オーディオ信号を設定されたボリウム値に応じて増幅する複数の増幅器と、
    チャンネルごとに設けられ、対応する前記増幅器から出力される第2オーディオ信号を、外部に接続されるパワーアンプに出力するための複数の出力端子と、
    複数チャンネルの前記第2オーディオ信号を受け、それらをミキシングして基準信号を生成するミキサと、
    複数チャンネルの前記第2オーディオ信号それぞれを受け、各チャンネルの前記第2オーディオ信号が、前記基準信号を中心とする所定の範囲に含まれるか否かを判定し、チャンネルごとの検出信号を出力する比較器と、
    チャンネルごとに設けられ、それぞれが前記比較器における対応するチャンネルの比較結果に応じた検出信号を外部に出力するための複数の検出端子と、
    を備えることを特徴とする電子ボリウム装置。
  2. 前記比較器の前段に設けられ、前記増幅器からの前記第2オーディオ信号の位相と、前記基準信号の位相をシフトする位相調節部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子ボリウム装置。
  3. 前記ミキサは、ミキシングの対象となるチャンネルを選択可能であることを特徴とする請求項に記載の電子ボリウム装置。
  4. ひとつの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子ボリウム装置。
  5. オーディオ信号を再生する音源と、
    前記音源からの第1オーディオ信号を設定されたボリウム値に応じて増幅する請求項1からのいずれかに記載の電子ボリウム装置と、
    前記電子ボリウム装置により増幅された前記第2オーディオ信号を増幅するパワーアンプと、
    前記パワーアンプから出力される第3オーディオ信号の直流成分を抽出し、当該直流成分を第2基準信号と比較し、比較結果に応じたエラー信号を出力するオフセット検出部と、
    前記電子ボリウム装置の出力端子と前記パワーアンプの間を接続するカップリングキャパシタと、
    前記パワーアンプにより駆動される音声出力部と、
    前記電子ボリウム装置から出力される検出信号の論理値と、前記オフセット検出部から出力されるエラー信号の論理値にもとづき、本機器の異常を検出するプロセッサと、
    を備えることを特徴とするオーディオ機器。
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