JP5058297B2 - スタンパの製造方法 - Google Patents
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Description
ところで、ディスクリート型磁気記録媒体の製造において用いられるスタンパは、媒体の高記録密度化にともない、例えばトラックピッチが100nm以下の凹凸パターンを形成する微細加工技術が要求されるようになっている。
凹凸を有する原盤の表面に第1の導電層を形成し、
前記第1の導電層上に第1の電鋳層を形成し、
前記原盤から前記第1の電鋳層および前記第1の導電層を剥離して、前記原盤の凹凸が転写された第1のスタンパを形成し、
前記第1のスタンパ表面に第1の離型層を形成し、
前記第1の離型層上に第2の導電層を形成し、
前記第2の導電層上に第2の電鋳層を形成し、
前記第1のスタンパから前記第2の電鋳層および前記第2の導電層を剥離して、前記第1のスタンパの凹凸が転写された第2のスタンパを形成し、
前記第2のスタンパの表面に、第2の離型層を形成し、
前記第2の離型層上に第3の導電層を形成し、
前記第3の導電層上に第3の電鋳層を形成し、
前記第2のスタンパから前記第3の電鋳層および前記第3の導電層を剥離して、前記第2のスタンパの凹凸が転写された第3のスタンパを形成し、
前記第3のスタンパ表面に、正(析出側)電流及び逆(溶解側)電流を交互にかけた周波数100Hz以上、正の積算電流0.1〜5.0μA・分/mm2のパルス電流をかけて、該第3のスタンパの凹凸をエッチングに供することを特徴とする。
図1は、第1の実施の形態にかかるスタンパの製造方法を説明するための断面模式図である。このスタンパの製造には、塗布装置、描画装置、現像装置、成膜装置および電鋳装置などが用いられ、以下の様なプロセスで作製される。
On−Time:1m秒
Off−Time:1m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:1.0μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチングサンスタンパ22のパターン凹凸は、図2(l)に示すように、高さ50nm、幅18nmと、パルス電流をかける前と比較して12nmエッチングされた。
実施例1と同様にサンスタンパ21まで作製した後に、サンスタンパの表面を前記スルファミン酸Ni浴に漬け、下の条件にてパルス電流をかけ、表面凹凸パターンをエッチングする。
On−Time:1m秒
Off−Time:1m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:0.2μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチングサンスタンパのパターン凹凸は高さ50nm、幅25nmと、パルス電流をかける前と比較して5nmエッチングされた。エッチング前後のLERを比較したところ、0.91nm改善した。
実施例1と同様にサンスタンパ21まで作製した後に、このサンスタンパをマスターとして、図1(e)〜(h)、図2(i)〜(k)の工程を繰り返し、グランドサンスタンパを作製する。このようにして得られたグランドサンスタンパの表面を前記スルファミン酸Ni浴に漬け、下の条件にてパルス電流をかけ、表面凹凸パターンをエッチングする。
On−Time:1m秒
Off−Time:1m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:1.6μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチンググランドサンスタンパのパターン凹凸は高さ40nm、幅8nmと、パルス電流をかける前と比較して19nmエッチングされた。エッチング前後のLERを比較したところ、1.30nm改善した。
実施例1と同様にサンスタンパ21まで作製した後に、このサンスタンパをマスターとして、図1(e)〜(h)、図2(i)〜(k)の工程を繰り返し、グランドサンスタンパを作製する。このようにして得られたグランドサンスタンパの表面を前記スルファミン酸Ni浴に漬け、下の条件にてパルス電流をかけ、表面凹凸パターンをエッチングする。
On−Time:0.1m秒
Off−Time:0.1m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:4.8μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチンググランドサンスタンパのパターン凹凸は高さ35nm、幅10nmと、パルス電流をかける前と比較して17nmエッチングされた。エッチング前後のLERを比較したところ、0.03nm改善した。
実施例1と同様にサンスタンパ21まで作製した後に、このサンスタンパをマスターとして、図1(e)〜(h)、図2(i)〜(k)の工程を繰り返し、グランドサンスタンパを作製する。このようにして得られたグランドサンスタンパの表面を前記スルファミン酸Ni浴に漬け、下の条件にてパルス電流をかけ、表面凹凸パターンをエッチングする。
On−Time:0.1m秒
Off−Time:0.1m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:6.0μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチンググランドサンスタンパのパターン凹凸は高さ20nm、幅15nmと、パルス電流をかける前と比較して12nmエッチングされた。エッチング前後のLERを比較したところ、0.56nm悪化した。
実施例1と同様にサンスタンパ21まで作製した後に、このサンスタンパの表面を前記スルファミン酸Ni浴に漬け、下の条件にてパルス電流をかけ、表面凹凸パターンをエッチングする。
On−Time:1m秒
Off−Time:1m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:0.6μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチンサンスタンパのパターン凹凸は高さ35nm、直径40nmと、パルス電流をかける前と比較してドット直径が10nmエッチングされた。パターン形状は角柱型から円筒型にエッチングされエッジ形状が低減した。
実施例1と同様にサンスタンパ21まで作製した後に、得られたサンスタンパ21の表面を前記スルファミン酸Ni浴に漬け、下の条件にてパルス電流をかけ、表面凹凸パターンをエッチングする。
On−Time:100m秒
Off−Time:100m秒
正(析出側)電流:1.00A
逆(溶解側)電流:0.99A
積算電流:1.0μA・分/mm2
このようにして得られたパルスエッチンサンスタンパのパターン凹凸は高さ10nm、幅10nmと、パターンが消失した。
12…レジスト層、13…導電膜
14…電鋳層、15…ファザースタンパ
16…酸化膜、17…電鋳層
18…マザースタンパ、19…導電性薄膜
20…剥離層、21…転写膜
22…電鋳層 23…サンスタンパ
24…エッチング後サンスタンパ
Claims (3)
- 凹凸を有する原盤の表面に第1の導電層を形成し、
前記第1の導電層上に第1の電鋳層を形成し、
前記原盤から前記第1の電鋳層および前記第1の導電層を剥離して、前記原盤の凹凸が転写された第1のスタンパを形成し、
前記第1のスタンパ表面に第1の離型層を形成し、
前記第1の離型層上に第2の導電層を形成し、
前記第2の導電層上に第2の電鋳層を形成し、
前記第1のスタンパから前記第2の電鋳層および前記第2の導電層を剥離して、前記第1のスタンパの凹凸が転写された第2のスタンパを形成し、
前記第2のスタンパの表面に、第2の離型層を形成し、
前記第2の離型層上に第3の導電層を形成し、
前記第3の導電層上に第3の電鋳層を形成し、
前記第2のスタンパから前記第3の電鋳層および前記第3の導電層を剥離して、前記第2のスタンパの凹凸が転写された第3のスタンパを形成し、
前記第3のスタンパ表面に、交互にかけた周波数100Hz以上、正の積算電流0.1〜5.0μA・分/mm2のパルス電流をかけて、該第3のスタンパの凹凸をエッチングに供することを特徴とするスタンパの製造方法。 - 前記凹凸は、100nm以下のトラックピッチをもつ周期的パターンを有し、
前記パルス電流によるエッチングは、スルファミン酸Ni溶液中において行われること特徴とする請求項1記載の方法。 - 凹凸を有するスタンパの表面に、析出側となる正電流及び溶解側となる逆電流を交互にかけた、積算電流が正となるパルス電流により、凹凸をエッチングすることを特徴とするスタンパの加工方法。
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