JP5057726B2 - リチウム二次電池用極板の製造方法および製造装置 - Google Patents

リチウム二次電池用極板の製造方法および製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、リチウム二次電池用の正極板および負極板を高い生産性で高精度に製造できるように図った製造方法およびその製造方法を忠実に具現化することができる製造装置に関するものである。
近年、AV機器あるいはパソコンや携帯型通信機器などの電子機器のポータブル化やコードレス化が急速に促進されており、これら電子機器やその他の電子機器の駆動用電源として、高エネルギ密度で負荷特性に優れた密閉型電池が要望されている。特に、リチウム二次電池は、エネルギ密度および出力電圧が高く、且つ貯蔵寿命が長く、しかも軽量化に優れるなどの種々の特長を有していることから、脚光を浴びている。
特に、駆動機器や電気自動車の駆動電源として用いられるリチウム二次電池には高率放電性能が要求されるが、このリチウム二次電池に用いられる非水電解質の抵抗が水溶液系電解質に比べて著しく大きいために、上述の高率放電性能を得るためには、極板群の構成要素である正極板および負極板を、それらの対向面積が増大する形状とする必要がある。そのため、リチウム二次電池では、水溶液系電池の極板に比べて極めて薄い帯状とすることにより長さを長く設定して対向面積の増大を図った極板を用いている。この極板は、一般に、極めて薄い帯状の金属箔からなる基材に活物質塗料を塗布して活物質層形成部を設けた構成になっている。このようにして形成された正極板および負極板が、これらの間にセパレータを介在させて渦巻状に巻回されることにより、極板群が構成される。
上記リチウム二次電池用極板群の正、負極板の製造に際しては、帯状の薄い基材を水平方向に移送しながら、その基材の上面における帯状の幅方向の両端に沿った両側縁を除く箇所に、塗工装置を用いて活物質塗料を塗工することにより、基材の一面に、活物質層形成部とこれの両側であって基材の幅方向の両側縁にそれぞれに沿った帯状の二つの活物質未塗工部とを形成し、活物質層形成部を大きな圧力でプレスして圧延したのち、一方の活物質未塗工部を、これの活物質層形成部との境界に沿って切断することにより除去し、残った他方の活物質未塗工部に複数のリード片を溶接手段で接合して取り付ける工程を経る製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この製造方法では、基材の両側縁に沿って形成した二つの活物質未塗工部により、プレスして圧延するときに平面形状が湾曲するのが抑制されるので、高容量化を図った場合にも不良率を低く抑えることができる利点がある。
また、従来では、リチウム二次電池用極板群の正、負極板の他の製造方法として、帯状の基材を水平方向に移送しながら、この基材の両面にそれぞれ塗工ダイを用いて活物質塗料を塗工することにより、基材の両面に、活物質層形成部と、幅方向に延びる短冊状であって、長手方向に対し一定ピッチで存在する活物質未塗工部とを同時に形成し、各活物質未塗工部における活物質層形成部に対する境界線に沿った箇所を切断したのち、活物質未塗工部にリード片を溶接手段で接合して取り付ける工程を経て製造することも知られている(例えば、特許文献2参照)。この製造方法では、基材に対し間欠塗工を行うための活物質塗料の基材への供給停止時に、アキューム弁の往復運動によって生じる負圧によって吐出口付近の活物質塗料を引き込むことで、吐出口からの液だれや塗工開始箇所での活物質塗料膜の盛り上がりの発生を防止して、平滑で高精度な塗布面を有する活物質層形成部を設けられる効果が得られる。
さらに、従来では、上記特許文献2の製造方法に関連した極板の乾燥手段として、基材の両面に活物質層形成部と活物質未塗工部とを同時に形成したのち、基材における両面の活物質未塗工部を一対のローラで挟持して、このローラを基材の搬送速度に合わせて移動させながら乾燥装置の内部を通過させる手段が提案されている(例えば、特許文献3参照)。この製造方法では、活物質層形成部が形成された基材が乾燥装置の内部を通過する際に、基材に垂れ下がりや揺れが生じるのを防止することができる。
ところで、上述の各製造方法は、何れも、基材に活物質層形成部と基材の幅方向に延びる活物質未塗工部とを設けて、上記活物質未塗工部にリード片を溶接手段で接合してなる極板を製作するものである。これに対し、近年のリチウム二次電池では、正、負極板を、帯状の基材の幅方向に対して一側縁に沿った領域に活物質層を形成しない帯状連結部を設けた形状として、これら正、負極板をこれらの間にセパレータを介在させて渦巻状に巻回することにより極板群を構成し、この極板群の群本体部から巻回方向に対し直交方向に突出した帯状連結部に集電体を介して正極端子部および負極端子部を電気的接続するタブレス(リードレス)方式が採用されている。このタブレス方式の極板群は、リード片を用いることなく電気的接続するので、高率放電特性が向上して、大電流での放電特性を改善できる利点がある。
上記タブレス方式の極板群を構成するための極板は、図8の正面図および図9の平面図に示すような塗工装置を用いて、高い生産性で製造できるように図られている。この極板の製造方法では、アルミニウム箔または銅箔などの薄い金属箔からなる基材40として、切断することにより複数枚(この例では後述するように4枚)の極板に分離できる大きな幅を有するものが用いられ、この基材40が、バックアップローラ41に巻き付けられて矢印で示す一方向に向け移送される。バックアップローラ41に対向配置された塗工ダイ42は、ダイスライダ43によって自体の吐出ノズル部44に設けられたスリット状の吐出口(図示せず)が移送中の基材40に対し所定の間隙で相対向するように位置決めされた状態で、矢印で示す方向からチャンバ室48内に供給されたスラリー状の活物質塗料47に圧力を加えて圧縮したのちに、この活物質塗料47を吐出ノズル部44から吐出して基材40の一面に塗着する。図10は、上記塗工装置により活物質塗料47が塗布されて活物質層形成部49が設けられた基材40を示す。基材40には、幅方向の両端縁部に沿った箇所を除く全ての領域に活物質塗料47が塗着されてなる活物質層形成部49が設けられている。
上述のように塗工装置により基材40の一面に設けられた活物質層形成部49は、巻き取りリールに巻き取られたのち、この巻き取りリールが基材供給側の繰り出しローラとして取り付けられて、一面に活物質層形成部49が形成済みの基材40を再び塗工装置のバックアップローラ41に巻き付けた状態で移送しながら、基材40の他面に、一面の活物質層形成部49と合致する塗工パターンで活物質層形成部49が形成される。このようにして両面に活物質層形成部49が設けられた基材40は、次工程に向け移送されて、乾燥装置において乾燥されたのちに、圧延工程においてロールプレスにより大きな圧力で圧縮され、再び巻き取りリールに巻き取られる。
つぎに、両面に活物質層形成部49が設けられた基材40に対しては、図10に示すように、隣接する各2本の1点鎖線の間に設定された二つの領域Pにある活物質層形成部49の活物質塗料47が、ブレードなどを用いた手段で掻き落とされて、上記各領域Pが活物質未塗工部とされる。さらに、基材40は、図10の2点鎖線で示す切断線に沿って切断されることにより、幅方向(図の上下方向)において4つの極板に分離される。なお、このとき、基材40の両側縁部の活物質塗料47にある未塗工部分Cと隣接する2本の切断線の間にある幅方向の中央線に沿った箇所Lとは切断して分離したのちに破棄される。
図11(a)〜(c)は、図10で説明した活物質塗料47の掻き落とし工程と切断工程とを経て製作された正極板50を示す平面図、正面図および(a)のC−C線断面図であり、図12(a)〜(c)は、正極板50と同様の工程を経て製作された負極板51を示す平面図、正面図および(a)のD−D線断面図である。これら正極板50および負極板51は、基材40の両面にそれぞれ活物質層形成部49が設けられているとともに、帯状の長手方向に沿った一側縁に一旦塗着した活物質塗料47を掻き落とすことにより形成された帯状連結部52,53を有している。この正極板50および負極板51は、これらの間にセパレータを介在させた状態で渦巻状に巻回されることにより、タブレス方式の極板群に構成される。すなわち、出来上がった極板群は、正極側および負極側の帯状連結部52,53が、渦巻状の巻回方向に対し直交方向に向け群本体部から突出した構成となるので、この帯状連結部52,53が、集電体を介して正極側の封口体や負極側の電池ケースなどに電気的接続される。
特開平9−306471号公報 特開平11−76901号公報 特許第3046790号公報
しかしながら、特許文献1に開示の製造方法は、帯状の基材の両側縁にそれぞれ活物質未塗工部を形成して、その一方の活物質未塗工部に複数のリード片を接続する極板を製造するものであり、基材の幅方向に延びる活物質未塗工部を長手方向に一定ピッチで形成する間欠塗工を行う場合に較べて、活物質塗料を連続的に塗工できることから、活物質塗料の塗工を能率的に行える利点があるが、水平方向に移送する基材に対し一面毎に活物質塗料を塗工するので、2回の塗工が必要であり、生産性の向上を図ることが困難である。なお、この特許文献1には、基材の幅方向に配された複数の活物質層形成部を、これらの間に帯状の活物質層未形成部を介在した配置で長手方向に延びるストライプ状に形成したのち、各活物質層未形成部を長手方向に沿った切断線で切断することにより、基材の一側縁に活物質未塗工部を有する極板を複数枚同時に製造することが図7に図示されている。ところが、この図7に関連した説明は、主として請求項7と同一の記述のみで極めて簡単になされているだけであって、具体的な工程や手段が全く開示されていないので、単なる願望の図示のみであって、到底実用化に至らない。
また、特許文献2および3に開示の製造方法は、水平方向に移送する基材の両面に活物質塗料を同時に塗工して高率化を図っているが、基材の幅方向に延びる活物質未塗工部を長手方向に一定ピッチで設けるために、活物質塗料を間欠塗工する必要があるのに加えて、基材を一対のフィードローラで支持するだけの構成で水平移動させているので、基材には、1枚の極板分に相当する活物質層形成部しか順次塗工することができず、生産性の向上を望むことは非常に困難である。
一方、図8および図9の塗工装置を用いた製造方法では、タブレス方式の極板群用の複数枚の極板分に相当する活物質層形成部49を連続塗工により同時に形成できる利点があるが、基材40の両面に対して2回の塗工を行う必要がある上に、一面および他面に一旦塗工した活物質塗料47を掻き落として帯状連結部52,53を形成する工程を必要とするので、やはり生産性の向上を図ることができない。
これに対し、特許文献1における図7に図示された技術思想を活用して、基材の幅方向に配した複数の活物質層形成部とこれらの間に介在する活物質塗料が未塗工の帯状連結部とが互いに平行に長手方向に延びるストライプ状の塗工パターンを基材に形成することにより、上述の帯状連結部52,53を形成するための活物質塗料47の掻き落とし工程を削減して生産性の格段の向上を図ることも考えられるが、これを具現化するためには、多くの課題を解消しなければならない。すなわち、最も重要な課題は、2回の塗工によって基材の両面に形成する塗工パターンを互いに位置ずれなく高精度に合致させる手段を確立されなければならず、さらに、ストライプ状の塗工パターンにおける複数の活物質層形成部における帯状連結部との境界部に塗料だれが発生するのを防止する手段や、複数の活物質層形成部をストライプ状に安定に形成するために必要な基材への最適の付加張力などの条件設定などを確立する必要がある。これらが確立されない場合には、図11(c)および図12(c)に誇張して図示したように、基材40の一面および他面の各帯状連結部52,53の形状が合致しない不具合が発生する。
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、リチウム二次電池における高率放電が可能なタブレス方式の極板群用の極板を高い生産性で高精度に製造することのできる製造方法およびこの製造方法を忠実に具現化できる製造装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明のリチウム二次電池用極板の製造方法は、金属箔からなる帯状の基材を上下方向に移送させ、前記基材の両面側にそれぞれ、複数の吐出ノズルのスリット状の吐出口を当該基材の幅方向に所定のピッチで配置し、且つ前記基材の両面側で相対向する各一対の前記吐出ノズルを相互に合致して対向する位置決め状態とし、前記基材における前記各吐出ノズルに近接する少なくとも上下方向の2箇所の各両側の活物質未塗工部を形成すべき箇所を、それぞれ一対の押えローラで両面側から挟み付けるようにし、前記各吐出ノズルから活物質塗料を吐出させて、前記基材の両面にそれぞれ、複数の活物質層形成部がこれらの間に活物質未塗工部を介在して位置するストライプ状の塗工パターンを同時に形成し、前記活物質層形成部を乾燥したのち圧力を加えて圧延し、前記基材を長手方向に対し所定のピッチで切断し、且つ前記活物質未塗工部を長手方向に沿った切断線で切断して、個々の極板に分離する工程を経ることを特徴としている。
請求項に係る発明のリチウム二次電池用極板の製造装置は、金属箔からなる帯状の基材を上下方向に移送させる移送手段と、前記基材に形成すべき同一幅を有する複数の活物質層形成部の幅に対応した吐出口を有する吐出ノズルが活物質層形成部と同数だけ設けられ、且つ前記各吐出ノズルが塗工パターンに対応する同一ピッチで配設されて前記基材の両面側に設置された同一構成の2台の塗工ダイとを備えてなり、前記各塗工ダイが、前記基材の両面側でそれぞれ互いに相対向する各一対の吐出ノズルを正確に合致した対向配置に位置決めした状態で、前記各吐出ノズルの各々の吐出口を前記基材に対し所定の間隙に近接した位置に設置され、前記各吐出ノズル毎に計4個の押えローラを備えるとともに、これら押えローラが、前記基材における前記各吐出ノズルに近接する上下方向の2箇所の各両側の活物質未塗工部を形成すべき箇所である計4つの部位に、前記基材の両面側から挟み付ける配置で一対ずつ配設されていることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項の発明のリチウム二次電池用極板の製造装置における2台の塗工ダイに代えて、基材の幅方向の両端位置の両面側でそれぞれ互いに相対向する各一対の吐出ノズルと、この吐出ノズルの吐出口の2倍の長さのスリット状となった吐出口を有して両端位置の前記各吐出ノズルの間に設置された大型吐出ノズルとを備えた同一構成の2台の塗工ダイを設けたものである。
請求項1の発明によれば、基材の両面に、複数本の帯状の活物質層形成部をこれらの間に活物質未塗工部を介在して互いに平行となるストライプ状の塗工パターンで同時に形成できるため、1回の塗工で済むとともに、従来の製造方法における塗工済みの活物質塗料の掻き落とし工程や、一面に活物質塗料が塗工済みの基材を巻き取ったリールのセット替え工程などが不要となることから、従来の製造方法に比べて、生産性が大幅に向上する。しかも、基材の両面に複数の活物質層形成部をストライプ状の塗工パターンで同時に形成するに際しては、形成すべき活物質層形成部と同数の吐出ノズルを塗工パターンに対応する配置で設けて、各々の吐出ノズルを正確に合致する対向配置に位置決めしているので、基材の両面にそれぞれ形成される複数の活物質層形成部によるストライプ状の塗工パターンの相対位置精度が、各吐出ノズルの配置に基づき機械的に決定されるから、極めて安定したものとなり、且つ長期間にわたり安定に維持され続ける。
また、基材における各活物質層形成部を形成すべき各箇所を、基材の移送や活物質塗料が吐出されることに起因する振れの発生をほぼ確実に抑制できるとともに、基材を弛みなどが生じない適度な張力を付与した状態で移送することができるので、基材の両面に、活物質層形成部と活物質未塗工部との境界部に塗料だれが生じず、且つ均一な厚みを有する高品質な活物質層形成部を形成することができる。
請求項の発明によれば、基材に形成すべき同一幅の複数の活物質層形成部と同数の吐出ノズルが塗工パターンに対応するピッチで配設された2台の塗工ダイを、基材の両面側でそれぞれ互いに相対向する各一対の吐出ノズルを正確に合致した対向配置に位置決めした状態で、各吐出ノズルの各々の吐出口を基材に対し所定の間隙に近接した位置に設置した構成を有し、また、各吐出ノズル毎に計4個備えた押えローラを、基材における各吐出ノズルに近接する上下方向の2箇所の各両側の活物質未塗工部を形成すべき箇所である計4つの部位に、基材の両面側から挟み付ける配置で一対ずつ配設した構成としたので、請求項1に係る発明の製造方法を忠実に具現化することができる。
請求項の発明によれば、吐出ノズルの個数を減らした簡略化した構成として請求項1に係る発明の製造方法を忠実に具現化することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るリチウム二次電池用極板の製造方法を具現化した製造装置を示す正面図であり、図2はその製造装置の平面図である。この製造装置は、極板の製造工程の一部である活物質塗料の塗工工程を構成するものであって、アルミニウム箔または銅箔などの帯状の基材1を図1に矢印で示すように上方に向け移送しながら、その移送中の基材1の両面にそれぞれ、複数の活物質層形成部が互いに平行な配置で長手方向に延びるストライプ状の塗工パターンを同時に形成するように活物質塗料2を塗工する塗工装置である。
基材1の搬送経路の両側には同一構造の塗工ダイ3が設置されている。この塗工ダイ3は、図2に示すように、4つの吐出ノズル4が搬送中の基材1の幅方向つまり水平方向に沿って所定間隔で配設された多列ノズル構造を有している。また、塗工ダイ3は、図示を省略した塗料タンクからポンプの作動により塗料供給管7を通じて自体のチャンバ室8内に供給されたペースト状の活物質塗料2を加圧して圧縮することにより、活物質塗料2に加わる圧力をチャンバ室8内の全体にわたり均等化したのちに、上記4つの吐出ノズル4のスリット状の吐出口(図せず)からそれぞれ所定量の活物質塗料2を吐出して基材1に塗着する。
上記塗工ダイ3では、上述のようにチャンバ室8内の全体にわたり活物質塗料2に加わる圧力を均等化しているので、4つの各吐出ノズル4の何れからもほぼ同一の吐出圧で活物質塗料2が吐出されて、基材1に対しほぼ同一の塗工圧で活物質塗料2が塗工される。したがって、4つの吐出ノズル4から吐出された活物質塗料2の塗工により設けられる後述の活物質層形成部は何れもほぼ同一の厚みに形成される。
また、2台の塗工ダイ3は、各々が有する各4つの吐出ノズル4が互いに高精度に合致した対向配置に位置決めした状態に設定して設置されている。したがって、各吐出ノズル4から吐出される活物質塗料2により基材1の両面にそれぞれ4つずつストライプ状に形成される活物質層形成部は、基材1の両面において互いに高精度に合致したものとなり、この基材1の両面の塗工パターンでの相対位置精度は、2台の塗工ダイ3にある各吐出ノズル4の対向位置の合致により機械的に安定させることが可能であるから、長期間にわたり維持し続けることができる。
2台の塗工ダイ3は、塗工の開始に先立って、ダイスライダ9を介して基材1に対し接離する方向に移動させることにより、吐出ノズル4の吐出口が基材1に対し所定の間隙で相対向するように位置決めされる。この吐出ノズル4の吐出口と基材1との間隙により、基材1に形成すべき活物質層形成部の厚みが設定される。
一方、移送される基材1の一面および他面には、塗工ダイ3の吐出ノズル4が配置される塗工位置に対して上方側および下方側で近接する各2箇所部位にそれぞれ5個ずつの上部押えローラ10および下部押えローラ11が押し付けられている。基材1における各ローラ10,11が押し付けられる部位は、図2に明示するように、各吐出ノズル4により活物質塗料2が塗工される箇所の各間の箇所、つまり活物質塗料2が塗工されない活物質未塗工箇所であり、基材1の両面側で相対向する各2個のローラ10,11は、互いに正確に合致した相対位置に位置決めされて、基材1を両面側から挟み付けることにより、移送や活物質塗料2の塗工に伴う基材1の振れの発生を抑制している。すなわち、基材1における活物質塗料2を塗工すべき各箇所毎に、この箇所の上下で近接する幅方向の両側である計4箇所の部位を両面側から一対のローラ10,11で挟み付ける振れ防止手段を設けており、これにより、基材1の両面の各4箇所への活物質塗料2の同時塗工を安定に行うことが可能になっている。
なお、この実施の形態では、基材1に対し右側上下に位置する合計10個の各ローラ10,11が、位置固定に設けられて基準用に設定され、基材1に対し左側上下に位置する合計10個の各ローラ10,11が基材1に対し接離方向に移動可能に設けられ、且つ一定のテンションが付与されて従動用に設定されている。
上記塗工装置によって帯状の両面に活物質塗料2が塗工された基材1は、次工程の乾燥装置に送給されて塗工済みの活物質塗料2が乾燥され、さらに圧延工程で活物質塗料2が大きな圧力が加えられて所定の厚みに押し潰される。この工程を経た状態を図3に示す。同図において、基材1の両面には、4つの帯状の活物質層形成部12がこれらの間に活物質未塗工部13を介在して互いに平行となるストライプ状の塗工パターンに形成されているとともに、両側縁部に沿って帯状の活物質未塗工部14が設けられている。
つぎに、基材1は図3の2点鎖線で示す切断線に沿って切断される。すなわち、各活物質層形成部12および各活物質未塗工部13は各々の幅方向の中点箇所を長手方向に沿って切断され、基材1の両側縁部の活物質未塗工部14は切断により外縁に沿った一部分が分離されたのちに破棄される。これにより、基材1は幅方向(図の上下方向)において8つの極板に分割される。上述した製造工程を経て、図4に示す正極板17が出来上がる。図4(a)〜(c)は正極板の平面図、正面図および(a)のA−A線断面図である。また、図5(a)〜(c)は、上述した製造工程を経て製作された負極板18を示す平面図、正面図および(a)のB−B線断面図である。これら正極板17および負極板18は、基材1の両面にそれぞれ活物質層形成部19,20が設けられているとともに、活物質未塗工部13を切断することにより形成された帯状連結部21,22を有している。
上記正極板17および負極板18は、これらの間にセパレータ(図示せず)を介在させた状態で渦巻状に巻回されることにより、正極側および負極側の各帯状連結部21,22が、渦巻状の巻回方向に対し直交方向に向け群本体部から突出して、高率放電が可能なタブレス方式の極板群に構成される。リチウム二次電池の組み立てに際しては、上記タブレス方式の極板群の正極側および負極側の各帯状連結部21,22が、正極側および負極側の各集電体を介して、例えば正極側の封口体および負極側の電池ケースなどに電気的接続される。
上記実施の形態のリチウム二次電池用極板17,18の製造方法では、基材1の両面に、複数本(この実施形態において4本の場合を例示)の帯状の活物質層形成部12をこれらの間に活物質未塗工部13を介在して互いに平行となるストライプ状の塗工パターンで同時に形成して、8つの極板を同時に製作できる。そのため、この製造方法では、従来の図8および図9の塗工装置において基材40の一面および他面に2回の塗工を必要とするのに対して1回の塗工で済むとともに、従来の製造方法における塗工済みの活物質塗料47の掻き落とし工程や、一面に活物質塗料47が塗工済みの基材40を巻き取ったリールのセット替え工程などが不要となることから、従来の製造方法に比べて、生産性が2.5〜3倍程度に大幅に向上する。
しかも、基材1の両面に複数の活物質層形成部12をストライプ状の塗工パターンで同時に形成するに際しては、形成すべき活物質層形成部12と同数の吐出ノズル4を塗工パターンに対応する配置で設けた同一構成の2台の塗工ダイ3を、各々の吐出ノズルが正確に合致する対向配置に位置決めして基材1の両面側に設置したので、基材1の両面にそれぞれ形成される複数の活物質層形成部12によるストライプ状の塗工パターンの位置精度が、上記塗工ダイ3の各吐出ノズル4の配置に基づき機械的に決定されて安定したものとなるから、図4(c)および図5(c)に示すように、基材1の両面に各塗工パターンが高精度に合致した相対配置に形成される。このように基材1の両面にそれぞれ形成される複数の活物質層形成部12によるストライプ状の塗工パターンを高精度に合致する位置精度で形成できるのは、基材1の両面に同時に形成することにより可能となったものであり、従来のように2回の塗工を行う場合には、位置精度の向上に限界があって、どうしても両面の塗工パターンに位置ずれが生じる。
さらに、帯状の基材1には、これの幅方向に向けて所定ピッチで塗工ダイ3に配設された複数の各吐出ノズル4毎にそれぞれ、これら吐出ノズル4に近接する上下方向の2箇所における各両側の活物質未塗工部13を形成すべき部位、つまり各吐出ノズル4毎に計4箇所の部位をそれぞれ一対の押えローラ10,11で両面側から挟み付けるようにしている。これにより、基材1における各活物質層形成部12を形成すべき各箇所を、基材1の移送や活物質塗料2が吐出されることに起因する振れの発生をほぼ確実に抑制できるとともに、基材1を弛みなどが生じない適度な張力を付与した状態で移送することができる。そのため、基材1の両面には、活物質未塗工部13との境界部に塗料だれが生じず、且つ均一な厚みを有する高品質な活物質層形成部12を形成することができる。
また、上記製造方法では、所要個数の吐出ノズル4を用いて、複数の活物質層形成部12をストライプ状に形成していることにより、従来のように基材40のほぼ全体に活物質層形成部49を形成する場合に比較して、活物質層形成部12の幅方向の厚みを格段に均一化できる利点があり、この点からも一層高品質の活物質層形成部12を形成することができる。また、上記実施の形態では、各活物質層形成部12および各活物質未塗工部13を、各々の幅方向の中点箇所を長手方向に沿って切断することにより、それぞれ2分割するので、比較的多数(この実施の形態では8つ)の極板を同時に製作でき、この点からも生産性が一層向上する。
図6は、本発明の他の実施の形態に係る製造装置(塗工装置)の平面図であり、この製造装置が図1および図2の製造装置と相違するのは、水平方向の中央部に、両側の吐出ノズル4の2倍の長さを有するスリット状の吐出口(図せず)を有する大型吐出ノズル4Aが設けられている構成のみである。上記塗工装置によって帯状の両面に活物質塗料2が塗工された基材1は、次工程の乾燥装置に送給されて塗工済みの活物質塗料2が乾燥され、さらに圧延工程で活物質塗料2が大きな圧力が加えられて所定の厚みに押し潰される。この工程を経た状態を図7に示す。同図において、基材1の両面には、幅方向の両側に位置する2つの帯状の活物質層形成部12と、この活物質層形成部12の幅の2倍の幅を有して中央部に位置する活物質層形成部12Aとが、これらの間に活物質未塗工部13を介在して互いに平行となるストライプ状の塗工パターンに形成されているとともに、両側縁部に沿って帯状の活物質未塗工部14が設けられている。
この基材1は図7の2点鎖線で示す切断線に沿って切断される。すなわち、中央部の活物質層形成部12Aおよび各活物質未塗工部13は各々の幅方向の中点箇所を長手方向に沿って切断されて二分割され、基材1の両側縁部の活物質未塗工部14は切断によりその全てが分離されたのちに破棄される。これにより、基材1は幅方向(図の上下方向)において4つの極板に分割される。この製造装置を用いる場合においても、上記実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができ、それに加えて、吐出ノズル4や大型吐出ノズル4Aおよび押えローラ10,11の個数をそれぞれ減らすことができるので、製造装置を簡略化できる利点がある。
この発明に係るリチウム二次電池用極板の製造方法によれば、基材の両面に、複数本の帯状の活物質層形成部をこれらの間に活物質未塗工部を介在して互いに平行となるストライプ状の塗工パターンで同時に形成するようにしたので、1回の塗工で済むとともに、従来の製造方法における活物質塗料の掻き落とし工程やリールのセット替え工程などが不要となり、生産性が大幅に向上する。しかも、基材の両面に複数の活物質層形成部をストライプ状の塗工パターンで同時に形成するに際しては、形成すべき活物質層形成部と同数の吐出ノズルを塗工パターンに対応する配置で設けて、各々の吐出ノズルが正確に合致する対向配置に位置決めしているので、基材の両面にそれぞれ形成される複数の活物質層形成部によるストライプ状の塗工パターンの位置精度が、各吐出ノズルの配置に基づき機械的に決定されるから、極めて安定したものとなる。
本発明の一実施の形態に係るリチウム二次電池用極板の製造方法を具現化した製造装置を示す正面図 同上の製造装置を示す平面図 同上の製造装置によって複数の活物質層形成部が設けられた基材を示す平面図 本発明の製造方法により製造された正極板を示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)は(a)のA−A線断面図 本発明の製造方法により製造された負極板を示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)は(a)のB−B線断面図 本発明での他の実施の形態に係る製造装置を示す平面図 同上の製造装置によって複数の活物質層形成部が設けられた基材を示す平面図 従来のリチウム二次電池用極板の製造装置を示す正面図 同上の製造装置を示す平面図 同上の製造装置によって活物質層形成部が設けられた基材を示す平面図 (a)〜(c)は従来の製造方法により製造された正極板を示す平面図、正面図および(a)のC−C線断面図 (a)〜(c)は本発明の製造方法により製造された負極板を示す平面図、正面図および(a)のD−D線断面図
符号の説明
1 基材
2 活物質塗料
3 塗工ダイ
4 吐出ノズル
4A 大型吐出ノズル
10 上部押えローラ(押えローラ)
11 下部押えローラ(押えローラ)
12,12A 活物質層形成部
13 活物質未塗工部
17 正極板(リチウム二次電池用極板)
18 負極板(リチウム二次電池用極板)

Claims (3)

  1. 金属箔からなる帯状の基材を上下方向に移送させ、
    前記基材の両面側にそれぞれ、複数の吐出ノズルのスリット状の吐出口を当該基材の幅方向に所定のピッチで配置し、且つ前記基材の両面側で相対向する各一対の前記吐出ノズルを相互に合致して対向する位置決め状態とし、
    前記基材における前記各吐出ノズルに近接する少なくとも上下方向の2箇所の各両側の活物質未塗工部を形成すべき箇所を、それぞれ一対の押えローラで両面側から挟み付けるようにし、
    前記各吐出ノズルから活物質塗料を吐出させて、前記基材の両面にそれぞれ、複数の活物質層形成部がこれらの間に前記活物質未塗工部を介在して位置するストライプ状の塗工パターンを同時に形成し、
    前記活物質層形成部を乾燥したのち圧力を加えて圧延し、
    前記基材を長手方向に対し所定のピッチで切断し、且つ前記活物質未塗工部を長手方向に沿った切断線で切断して、個々の極板に分離する工程を経ることを特徴とするリチウム二次電池用極板の製造方法。
  2. 金属箔からなる帯状の基材を上下方向に移送させる移送手段と、
    前記基材に形成すべき同一幅を有する複数の活物質層形成部の幅に対応した吐出口を有する吐出ノズルが活物質層形成部と同数だけ設けられ、且つ前記各吐出ノズルが塗工パターンに対応する同一ピッチで配設されて前記基材の両面側に設置された同一構成の2台の塗工ダイとを備えてなり、
    前記各塗工ダイが、前記基材の両面側でそれぞれ互いに相対向する各一対の吐出ノズルを正確に合致した対向配置に位置決めした状態で、前記各吐出ノズルの各々の吐出口を前記基材に対し所定の間隙に近接した位置に設置され
    前記各吐出ノズル毎に計4個の押えローラを備えるとともに、これら押えローラが、前記基材における前記各吐出ノズルに近接する上下方向の2箇所の各両側の活物質未塗工部を形成すべき箇所である計4つの部位に、前記基材の両面側から挟み付ける配置で一対ずつ配設されていることを特徴とするリチウム二次電池用極板の製造装置。
  3. 請求項に記載の2台の塗工ダイに代えて、基材の幅方向の両端位置の両面側でそれぞれ互いに相対向する各一対の吐出ノズルと、この吐出ノズルの吐出口の2倍の長さのスリット状となった吐出口を有して両端位置の前記各吐出ノズルの間に設置された大型吐出ノズルとを備えた同一構成の2台の塗工ダイを設けた請求項に記載のリチウム二次電池用極板の製造装置。
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