JP5055188B2 - 内燃機関のブローバイガス通路構造 - Google Patents

内燃機関のブローバイガス通路構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5055188B2
JP5055188B2 JP2008102385A JP2008102385A JP5055188B2 JP 5055188 B2 JP5055188 B2 JP 5055188B2 JP 2008102385 A JP2008102385 A JP 2008102385A JP 2008102385 A JP2008102385 A JP 2008102385A JP 5055188 B2 JP5055188 B2 JP 5055188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blow
bearing portion
passage
passages
cylinder head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008102385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009250193A (ja
Inventor
渉 三百田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2008102385A priority Critical patent/JP5055188B2/ja
Publication of JP2009250193A publication Critical patent/JP2009250193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5055188B2 publication Critical patent/JP5055188B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は,内燃機関において,シリンダブロック下部におけるクランクケース内のブローバイガスを,ヘッドカバーに設けたオイルセパレータ室に導くためのブローバイガス通路構造に関するものである。
最近の内燃機関においては,そのシリンダヘッドの上面における動弁機構室を覆うヘッドガバーにオイルセパレータ室を設け,このオイルセパレータ室内に,クランクケース内のブローバイガスをブローバイガス通路を介して導入し,オイルミストを分離したのち吸気系等のブローバイガス処理部に送り込むように構成している。
この場合,従来におけるブローバイガス通路は,例えば,特許文献1〜5等に記載されているように,シリンダブロック及びシリンダヘッドの内部に,これらをシリンダ軸線の方向に貫通して直線的に延びるように設けるという構成にしている。
特開平10−317940号公報 特開平8−93436号公報 特開平6−10645号公報 実開平1−88012号公報 実開平3−73606号公報
しかし,前記従来のブローバイガス通路は,前記特許文献1〜5等に記載されているように,シリンダ軸線に沿って実質的に直線的に延びる構成であり,このブローバイガス通路内でのオイルミストの分離は殆ど行われないことにより,前記オイルセパレータ室からブローバイガスと一緒に排出されるオイルミストが,前記ブローバイガス通路内でオイルミストの分離が殆ど行われない分だけ多くなるという問題がある。
本発明は,この問題を解消したブローバイガス通路を提供することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は,
「下部にクランクケースを備えたシリンダブロック,上面にカム軸用の軸受け部を備えたシリンダヘッド,前記軸受け部の上面の軸受けキャップ体,及び,前記シリンダヘッドの上面を覆うヘッドガバーを備え,前記ヘッドカバーに,ブローバイガスに対するオイルセパレータ室を設けて成る内燃機関のブローバイガス通路構造において,
前記クランクケースから前記オイルセパレータ室に至るブローバイガス通路が,前記シリンダブロック,前記シリンダヘッド,前記軸受け部及び前記軸受けキャップ体の内部に設けられ,このブローバイガス通路は,前記シリンダヘッドにおいて前記シリンダブロック側からの通路が複数の通路に分岐し,この分岐した複数の通路が前記軸受け部を貫通する構成であり,更に,前記軸受け部を貫通する複数の通路が,前記軸受け部と前記軸受けキャップ体との接合面に設けた凹み部において前記軸受けキャップ体を貫通して前記オイルセパレータ室に至る通路に合流する構成であり,更に,前記軸受け部の上面に開口する複数の通路が,前記凹み部に向かって先細のテーパー状に構成されている。」
ことを特徴としている。
また,本発明における請求項2は,
「前記前記請求項1の記載において,前記軸受け部が,前記シリンダヘッドと別体に構成されており,この軸受け部を貫通する複数の通路が,前記凹み部に向かって先細のテーパー状に構成されている。」
ことを特徴としている。
請求項1の構成によると,クランクケースからオイルセパレータ室に至るブローバイガスは,先ず,シリンダヘッドにおいてシリンダブロック側からの通路が複数の通路に分岐するときに,流れの方向変換,内壁面への衝突及び体積の膨張収縮等によるオイルミストの分離作用を受ける。
次いで,前記ブローバイガスは,軸受け部と軸受けキャップ体との接合面の凹み部内において複数の通路から通路に合流するときに,流れの方向変換,ブローバイガス同士の衝突,内壁面への衝突及び体積の膨張収縮等によるオイルミストの分離作用を受ける。
しかも,前記ブローバイガス通路は,その途中で複数の通路に分岐し,更に,この複数の通路を合流するという構成であることにより,ピストンの往復動に起因しての脈動を有するブローバイガスは,脈動が同じ位相のままで複数に分岐され,そして,この複数に分岐されたブローバイガスが,前記合流箇所において,脈動が同じ位相のままで,激しく衝突することにより,換言すると,前記合流箇所におけるブローバイガス同士の衝突が激しくなるから,オイルミストの分離作用をより促進できる。
これらが相俟って,前記ブローバイガス通路内でのオイルミストの分離を,前記した従来の場合よりも大幅に向上できるから,前記オイルセパレータ室からブローバイガスと一緒に排出されるオイルミストを確実に低減できる。
また,前記ブローバイガス通路内でのオイルミストの分離を促進できることにより,前記オイルセパレータ室を,簡単な構成にできるか,又は小型化できる利点がある。
しかも,前記複数の通路からオイルセパレータ室への通路に合流することを,軸受け部と軸受けキャップ体との接合面の凹み部にて行うことにより,その合流を加工容易な簡単な構成で実現できる。
また,請求項1によると,前記軸受け部の上面に開口する複数の通路が,前記凹み部に向かって先細のテーパー状に構成されていることで,ブローバイガスは,凹み部に入るときにより大きく体積膨張できることにより,この体積膨張によってもオイルミストの分離を図ることができるとともに,ブローバイガスが凹み部に入るときの速度が早くなり,前記凹み部内での流れの方向変換,ブローバイガス同士の衝突,内壁面への衝突及び体積の膨張収縮等によるオイルミストの分離作用を更に向上できるから,前記したブローバイガス通路内でのオイルミストの分離を大幅に促進できる。
更にまた,請求項2に記載したように,軸受け部を,シリンダヘッドと別体に構成し,この軸受け部を貫通する複数の通路を,前記凹み部に向かって先細のテーパー状に構成することにより,前記軸受け部をダイキャスト又は鋳造するときに,この軸受け部に貫通して設ける前記複数の通路における抜き勾配を大きく設定できるから,中子型を使用することなく,型抜きによって容易に低コストで形成することができる。
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図3の図面について説明する。
これらの図において,符号1は,内部に複数のシリンダボア2をクランク軸線3の方向に一列状に設けて成るシリンダブロックを,符号4は,前記シリンダブロック1の上面1aにその各シリンダボア2の頂部を塞ぐように配設したシリンダヘッドを各々示し,前記シリンダブロック1における下部には,図示していないが,クランクケースが設けられている。
前記シリンダヘッド4は,その下面4bが前記シリンダブロック1の上面1aに密接し,前記クランク軸線3の左右両側のうち前記各シリンダボア2の間の部位に配設した複数本のヘッドボルト5により,前記シリンダブロック1に対して締結されている。
なお,前記シリンダブロック1の上面1aと,前記シリンダヘッド4の下面4bとの間には,図示していないが,シール用のガスケットが設けられている。
前記シリンダヘッド4の内部には,前記シリンダボア2内への吸気ポート6が,当該シリンダヘッド4のうち前記クランク軸線3と平行に延びる長手側面4cに開口するように形成され,前記長手側面4cには,エアクリーナ(図示せず)からの新規空気を前記各吸気ポート6に分配するための吸気マニホールド7が,そのフランジ部8を複数本のボルト9にて締結することにより,着脱可能に取付けられている。
更に,前記シリンダヘッド4の上面4aには,吸気弁用カム軸10及び排気弁用カム(図示せず)の下半分を軸支するための軸受け部11が,その下面11bが前記シリンダヘッド4の上面4aに密接するように配設され,この軸受け部11の上面11aには,前記吸気弁用カム軸10の上半分に対する軸受けキャップ体12が,その下面12bが前記軸受け部11の上面11aに密接するように配設され,これら軸受け部11及び軸受けキャップ体12は,これらを同時に貫通する複数本のボルト13により前記シリンダヘッド4に対して締結されている。
また,前記軸受け部11には,前記シリンダヘッド4における上面の全体を覆うためのヘッドカバー14が,複数本のボルト15により締結にて着脱可能に取付けられており,このヘッドカバー14には,前記吸気マニホールド7等のブローバイガス処理部へのブローバイガス出口16′を備えて成るオイルセパレータ室16が設けられている。
そして,符号17は,前記シリンダブロック1の下部におけるクランクケース内のブローバイガスを前記ヘッドカバー14におけるオイルセパレータ室16に導くためのブローバイガス通路を示す。
このブローバイガス通路17は,前記各吸気ポート6間の部分を,前記シリンダボア2における軸線2aに沿って延びる構成であり,前記シリンダブロック1の内部にその上面1aに開口するように形成した一本の第1通路17aと,前記シリンダヘッド4の内部にその下面4bに開口するように形成した一本の第2通路17bと,前記シリンダヘッド4の内部にその上面4aに開口するように形成した二本(複数本)の第3通路17cと,前記軸受け部11の内部にその上面11a及び下面11bに開口するように貫通して形成した二本(複数本)の第4通路17dと,前記軸受けキャップ体12の内部にその上面12aに開口するように形成した一本の第5通路17eとによって構成されている。
前記シリンダブロック1における一本の第1通路17aと,前記シリンダヘッド4における一本の第2通路17bとは,シリンダブロック1とシリンダヘッド4との接合面において互いに連通している。
前記シリンダヘッド4における一本の第2通路17bと,二本(複数本)の第3通路17cとは,前記シリンダヘッド4の内部のうち各吸気ポート6間の部位に形成された拡張室18に連通することにより,前記シリンダヘッド4における拡張室18において,一本の第2通路17bから二本(複数本)の第3通路17cに分岐するという構成である。
この場合,前記一本の第2通路17bと,前記二本(複数本)の第3通路17cとは,前記シリンダボア2の軸線2aの方向から見て,図3に示すように,互いに重なることなく,互いに横方向にオフセットするという構成になっている。
また,前記拡張室18は,その一部が前記長手側面4cに開口18bしており,この開口18bを前記吸気マニホールド7におけるフランジ部8にて塞ぐという構成であり,前記長手側面4cからの深さ寸法を,前記ヘッドボルト5に至るように深くすることにより,当該拡張室18における内容積の拡大と,シリンダヘッド4における軽量化とを図るように構成している。
しかも,この拡張室18は,前記シリンダヘッド4を鋳造するときに,同時に,前記長手側面4cからの中子型を使用した鋳抜きによって形成されるが,シリンダヘッド4の鋳造後における機械加工にて形成することもできる。
更にまた,前記拡張室18の内部には,前記シリンダボア2の軸線2aの方向から見て,図3に示すように,前記一本の第2通路17bの一部に,適宜寸法Sだけ覆い重なる(オーバーラップ)ようにした隆起部18aが設けられ,前記第2通路17bから前記拡張室18内に流入するブローバイガスの一部が,前記隆起部18aに吹き当たるように構成している。
前記軸受け部11を貫通する二本(複数本)の第4通路17dは,図2に示すように,その下面11bから上面11aに向かって先細のテーパー状であり,前記シリンダヘッド4における二本(複数本)の第3通路17cに,シリンダヘッド4と軸受け部11との接合面において互いに連通している。
前記軸受けキャップ体12における一本の第5通路17eは,軸受けキャップ体12の上面12aにおいて前記オイルセパレータ室16に連通するという構成であり,この一本の第5通路17eと,前記軸受け部11における二本(複数本)の第4通路17dとは,前記軸受けキャップ体12の下面12bに設けた凹み部19において互いに連通している。
換言すると,前記軸受け部11における二本(複数本)の第4通路17dは,前記凹み部19内において,前記軸受けキャップ体12における一本の第5通路17eに合流している。
この場合においても,前記一本の第5通路17eと,二本(複数本)の第4通路17dとは,前記シリンダボア2の軸線2aの方向から見て,互いに重なることなく,互いに横方向にオフセットするという構成になっている。
また,前記凹み部19は,前記軸受けキャップ体12の下面12bに設けることに代えて,前記軸受け部11の上面11aに設けるという構成にするか,或いは,前記軸受けキャップ体12の下面12bと,前記軸受け部11の上面11aとの両方に跨がって設けるという構成にすることができる。
この構成において,シリンダブロック1の下部におけるクランクケース内のブローバイガスは,ブローバイガス通路17を介してヘッドカバー14におけるオイルセパレータ室16に導かれる。
この場合,前記オイルセパレータ室16へのブローバイガスは,先ず,シリンダヘッド4においてシリンダブロック1における第1通路17aに連通する第2通路17bから二本(複数本)の第3通路17cに分岐するときに,流れの方向変換,内壁面への衝突及び体積の膨張収縮等によるオイルミストの分離作用を受けるとともに,前記シリンダヘッド4からの熱伝達によって温度が高くなる。
次いで,前記オイルセパレータ室16へのブローバイガスは,前記二本(複数本)の第3通路17cに連通する二本(複数本)の第4通路17dから第5通路17eに凹み部19で合流するときにも,流れの方向変換,内壁面への衝突及び体積の膨張収縮等によるオイルミストの分離作用を受ける。
これにより,前記ブローバイガス通路17内でのオイルミストの分離を促進することができる。
この場合,前記軸受け部11を貫通してその上面に開口する二本(複数本)の第4通路17dは,前記凹み部19に向かって先細のテーパー状であることにより,前記凹み部19内での体積膨張が増大し,オイルミストの分離性をより向上できる一方,前記軸受け部11をダイキャスト又は鋳造するときに,この軸受け部11に貫通して設ける前記第4通路17dを,中子型を使用することなく,型抜きによって形成できる。
なお,前記軸受け部11を貫通する各第4通路17dにおけるテーパー角度θは,型抜きのために5度以上にすることが好ましい。
また,前記ブローバイガス通路17のうち前記シリンダヘッド4の内部における第2通路17bと,第3通路17cとは,前記シリンダヘッド4の内部に形成した拡張室18を介して連通しており,換言すると,前記第2通路17bは,前記拡張室18で二本(複数本)の第3通路17cに分岐していることにより,前記第2通路17bからのブローバイガスは,前記拡張室18内に向かって大きく体積膨張し,この拡張室18内から前記第3通路17cに向かって大きく体積収縮するから,オイルミストの分離性をより向上することができる。
更にまた,前記ブローバイガス通路17のうち前記シリンダヘッド4における第2通路17bと複数の第3通路17cとは,シリンダボア2の軸線2aの方向から見て,互いに重なることなく,互いに横方向にオフセットしていることにより,前記第2通路17bからのブローバイガスが前記拡張室18内においてオイルミスの分離作用を受けることなく前記第3通路17cに吹き抜けることを確実に回避できるから,前記高い分離性を確保できる。
加えて,前記軸受け部11における第4通路17dと前記軸受けキャップ体12における第5通路17eとは,同様に,シリンダボア2の軸線2aの方向から見て,互いに重なることなく,互いに横方向にオフセットしていることにより,前記第4通路17dからのブローバイガスが前記凹み部19内においてオイルミスの分離作用を受けることなく前記第5通路17eに吹き抜けることを確実に回避できるから,前記高い分離性を確保できる。
なお,前記実施の形態は,前記ブローバイガス通路17及び前記拡張室18を,前記各シリンダボア2への吸気ポート6間の部分に,前記拡張室18の一部が吸気側の長手側面4cに開口するように設けて,前記拡張室18における開口18bを,前記吸気側の長手側面4cに取付く吸気マニホールド7にて塞ぐように構成した場合であったが,本発明は,これに限らず,前記ブローバイガス通路17及び前記拡張室18を,温度が吸気ポート側よりも更に高い,各シリンダボア2からの排気ポート間の部分に,前記拡張室18の一部が排気側の長手側面に開口するように設けて,前記拡張室18における開口18bを,前記排気側の長手側面に取付く排気マニホールドにて塞ぐという構成にすることができる。
また,前記実施の形態は,前記軸受け部11を,前記シリンダヘッド4とは別体にして,これを前記シリンダヘッド4に対して締結するという構成にした場合であったが,本発明はこれに限らず,前記軸受け部11をシリンダヘッド4と一体の構成にしても良く,この場合には,前記二本(複数本)の第3通路17c及び第4通路17dとの両方を,前記凹み部19に向かって先細のテーパー状に構成する。
本発明の実施の形態を示す縦断正面図である。 図1のII−II視断面図である。 図1のIII −III 視平断面図である。
符号の説明
1 シリンダブロック
2 シリンダボア
2a シリンダボアの軸線
3 クランク軸線
4 シリンダヘッド
4a シリンダヘッドの上面
4b シリンダヘッドの下面
4c シリンダヘッドの長手側面
5 ヘッドボルト
6 吸気ポート
7 吸気マニホールド
8 フランジ部
10 吸気弁用カム軸
11 軸受け部
12 軸受けキャップ体
14 ヘッドカバー
16 オイルセパレータ室
17 ブローバイガス通路
17a 第1通路
17b 第2通路
17c 第3通路
17d 第4通路
17e 第5通路
18 拡張室
18a 拡張室の隆起部
18b 拡張室の開口
19 凹み部

Claims (2)

  1. 下部にクランクケースを備えたシリンダブロック,上面にカム軸用の軸受け部を備えたシリンダヘッド,前記軸受け部の上面の軸受けキャップ体,及び,前記シリンダヘッドの上面を覆うヘッドガバーを備え,前記ヘッドカバーに,ブローバイガスに対するオイルセパレータ室を設けて成る内燃機関のブローバイガス通路構造において,
    前記クランクケースから前記オイルセパレータ室に至るブローバイガス通路が,前記シリンダブロック,前記シリンダヘッド,前記軸受け部及び前記軸受けキャップ体の内部に設けられ,このブローバイガス通路は,前記シリンダヘッドにおいて前記シリンダブロック側からの通路が複数の通路に分岐し,この分岐した複数の通路が前記軸受け部を貫通する構成であり,更に,前記軸受け部を貫通する複数の通路が,前記軸受け部と前記軸受けキャップ体との接合面に設けた凹み部において前記軸受けキャップ体を貫通して前記オイルセパレータ室に至る通路に合流する構成であり,更に,前記軸受け部の上面に開口する複数の通路が,前記凹み部に向かって先細のテーパー状に構成されていることを特徴とする内燃機関のブローバイガス通路構造。
  2. 前記請求項1の記載において,前記軸受け部が,前記シリンダヘッドと別体に構成されており,この軸受け部を貫通する複数の通路が,前記凹み部に向かって先細のテーパー状に構成されていることを特徴とする内燃機関のブローバイガス通路構造。
JP2008102385A 2008-04-10 2008-04-10 内燃機関のブローバイガス通路構造 Active JP5055188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102385A JP5055188B2 (ja) 2008-04-10 2008-04-10 内燃機関のブローバイガス通路構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102385A JP5055188B2 (ja) 2008-04-10 2008-04-10 内燃機関のブローバイガス通路構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009250193A JP2009250193A (ja) 2009-10-29
JP5055188B2 true JP5055188B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=41311134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008102385A Active JP5055188B2 (ja) 2008-04-10 2008-04-10 内燃機関のブローバイガス通路構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5055188B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006480A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Sued-Chemie Catalysts Japan, Inc. 低級炭化水素の芳香族化触媒及びそれを用いて低級炭化水素から芳香族炭化水素と水素とを製造する方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014013012A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Aisin Seiki Co Ltd オイルセパレータ
WO2014007164A1 (ja) * 2012-07-04 2014-01-09 アイシン精機株式会社 オイルセパレータ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5872438U (ja) * 1981-11-10 1983-05-17 マツダ株式会社 エンジンのシリンダブロック構造
JPS58143109A (ja) * 1982-02-18 1983-08-25 Yamaha Motor Co Ltd 車輛用オ−バヘツドカム形エンジンの通路構造
JP3142609B2 (ja) * 1991-09-20 2001-03-07 マツダ株式会社 エンジンのシリンダヘッド構造
JP3146643B2 (ja) * 1992-06-26 2001-03-19 いすゞ自動車株式会社 内燃機関のブローバイガス還流装置
JPH0893436A (ja) * 1994-09-20 1996-04-09 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関のブローバイガス換気装置
JP3444142B2 (ja) * 1997-05-21 2003-09-08 スズキ株式会社 ブロ−バイガスの気液分離装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006480A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Sued-Chemie Catalysts Japan, Inc. 低級炭化水素の芳香族化触媒及びそれを用いて低級炭化水素から芳香族炭化水素と水素とを製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009250193A (ja) 2009-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7047955B2 (en) Crankcase emission control device
JP4225327B2 (ja) 内燃機関のオイル戻し構造
JP6547797B2 (ja) エンジンのシリンダヘッドカバー構造
US9140207B2 (en) Cylinder head
JP4373135B2 (ja) 空気掃気型の2サイクルエンジン
KR101471211B1 (ko) 블로바이 가스 환류 구조 및 내연 기관
JP6476796B2 (ja) 多気筒エンジンの冷却用オイル通路構造
JP6382879B2 (ja) シリンダヘッドのウオータジャケット構造
JP2007051601A5 (ja)
JP6992671B2 (ja) ウォータジャケット構造
JP5055188B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス通路構造
JP2011169272A (ja) 多気筒内燃機関におけるシリンダヘッド構造
JP5078718B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス通路
JP5550813B2 (ja) 内燃機関における排気ガス還流装置
JP6117534B2 (ja) 多気筒内燃機関
JP2010096076A (ja) 内燃機関の排気ガス還流装置
JP2011043096A (ja) 内燃機関における排気ガス還流装置
JP2005220883A (ja) エンジンの上部体構造
JP7362214B2 (ja) 内燃機関の排気系の構造
JP7119735B2 (ja) 内燃機関
JP2010138747A (ja) V型内燃機関
JPS61205311A (ja) 内燃機関のブリ−ザ装置
CN113464307B (zh) 内燃机的气缸盖
JP2012107543A (ja) 内燃機関における吸気装置
JP6943533B2 (ja) 内燃機関

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120718

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5055188

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250