JP5054638B2 - 通信装置及びこれを用いたシステム - Google Patents

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Description

本発明は、広帯域で近接通信を行う通信装置及びこれを用いたシステムに関する。
従来より、複数の近接結合部、及び複数の中継通信回路を平面上に備え、各中継通信回路は近接結合部及び他の中継通信回路と通信網を形成する通信シートが提案されていた。この通信シートは、他の通信シートと接触又は近接した場合に、近接結合部を通じてデータ通信を行う。このような通信シートは、無線LAN(Local Area Network)のような無線通信ネットワークを構築するために提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−19979号公報
ところで、従来の通信シートは、容量結合を用いて通信シート同士の間における通信網を確立しており、その通信回路にはLC回路が含まれるため、通信帯域は狭く、広帯域での通信は困難であった。
また、容量結合を用いて通信を行っているため、電磁波や電界の漏れが生じる場合があり、通信情報の機密性を保持することが困難であった。
そこで、本発明は、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置及びこれを用いたシステムを提供することを目的とする。
本発明の一局面の通信装置は、給電部、通信周波数における波長の一波長分の長さを有し、両端が前記給電部に接続されるループ状のアンテナエレメント、及び前記アンテナエレメントのループの長手方向における中央挿入される抵抗器を含むアンテナ装置と、前記アンテナ装置を通じて送受信するデータを処理する通信回路とを有する。
また、前記アンテナ装置を複数収容する筐体と、前記筐体内に配設される加速度計と
をさらに有し、前記複数のアンテナ装置は、前記筐体の互いに異なる複数の面の各々の内部側に配設されており、前記加速度計によって鉛直下方向にあると判定された面に対応するアンテナ装置を介して、データの送受信を行ってもよい。
本発明の一局面のシステムは、前記通信装置を複数含む。


本発明によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置及びこれを用いたシステムを提供できるという特有の効果が得られる。
以下、本発明の通信装置及びこれを用いたシステムを適用した実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置の回路構成を示す図である。
実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置10は、図1に示すように、給電部11、この給電部11に接続されるループ状のアンテナエレメント12、及び、アンテナエレメント12の長手方向の一部に挿入された抵抗器13を含む。アンテナエレメント12は、一端12A及び他端12Bが給電部11に接続されており、一端12Aと他端12Bの中央に抵抗器13が挿入されている。
給電部11は、外部電源からアンテナエレメント12に給電するための端子である。この給電部11には、接続端子を介して、同軸ケーブルが接続される。
同軸ケーブルの芯線は、アンテナエレメント12の一端12Aに接続され、同軸ケーブルのシールド線は、アンテナエレメント12の他端12Bに接続される。
給電部11には、同軸ケーブルを介して、例えば、3GHz〜5GHz程度の高周波電圧が印加される。
アンテナエレメント12は、給電部11を介して印加される高周波電圧が供給されるアンテナエレメントであり、例えば、銅製である。また、アンテナエレメント12は、通信回路を搭載する基板にプリント配線されるループ状の銅製のアンテナエレメントであってもよい。
また、このアンテナエレメント12は、一端12Aと他端12Bの中央に抵抗器13を有する。すなわち、抵抗器13への接続点12Cと12Dの間は、抵抗器13によって接続されており、抵抗器13を含んだ状態で、ループを形成している。
なお、ここでは、平面視で略円形のループのアンテナエレメント12を示すが、アンテナエレメント12の形状は、平面視で菱形であってもよい。この場合は、アンテナエレメント12がロンビックアンテナとなるので、指向性を持たせたい場合に有効的である。
給電部11に接続されるアンテナエレメント12の長さは、例えば、使用周波数の一波長に設定される。例えば、3GHzの高周波電圧が印加される場合には、一端12Aと他端12Bの間のループの長さ(抵抗器13を含む長さ)が100mmとなる。
抵抗器13は、アンテナエレメント12の長手方向の一端12Aと他端12Bの中央に挿入された抵抗器であり、例えば、1kΩの抵抗器が用いられる。抵抗器13の抵抗値は、通信距離が数センチ以内の近接通信が実現できる抵抗値であれば、1kΩに限られるものではない。
実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置は、例えば、数センチ以内程度の近接通信を想定しているため、抵抗器13がアンテナエレメント12に挿入されることにより、給電部11を介して供給される電力は、その殆どが抵抗器13で消費される。
このような実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置では、アンテナエレメント12には、抵抗器13が挿入されているだけで、インダクタンス(L)成分や、キャパシタンス(C)成分は含まれていない。
このため、給電部11からアンテナエレメント12に高周波電圧を供給した場合に、共振は生じず、広帯域の周波数帯域が得られる。
図2は、実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置におけるVSWR特性を示す図である。
このVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)特性に示されるように、アンテナエレメント12のループ長を100mmとし、抵抗器13の抵抗値が1kΩのものを用いて測定したところ、VSWRが4.0以下の帯域は、3.7GHz〜5.0GHzであり、帯域幅は1.3GHzとなった。
一方、比較用に、ループ長を100mm、又は75mmとし、抵抗器13を装着しないアンテナ装置で測定したところ、ループ長が100mmのものでは、VSWRが4.0以下となるのは、周波数帯域が2.8GHz〜3.4GHzであり、帯域幅が0.6GHzと狭く、かつ、帯域がUWB(Ultra Wide Band)に利用可能な3GHz〜5GHzの帯域からずれてしまった。
また、ループ長が75mmのものでは、VSWRが4.0以下となるのは、3.7GHz〜4.6GHzであり、帯域幅は0.9GHzとなった。
このように、実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置によれば、比較用のアンテナ装置に比べて、帯域が超広帯域(UWB)通信に適しており、その帯域幅が、約1.4倍に拡大されたことが判った。
以上、実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置では、抵抗装荷により進行波型で超広帯域(UWB)のアンテナ装置を提供することができる。
また、抵抗器13で電力が消費されるため、低電力通信用のアンテナ装置となり、通信距離は、例えば、数センチ以内程度にすることができる。このように通信距離が短いため、外乱を受け難いという効果が得られる。
また、抵抗器13を有するだけで、インダクタンス(L)成分やキャパシタンス(C)成分を有さず、共振周波数がないため、広帯域の通信が可能である。
このように、実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置によれば、給電部11にループ状のアンテナエレメント12及び抵抗器13を接続するだけの簡単な構成により、低電力通信用で広帯域通信が可能な進行波型のアンテナ装置を提供することができる。
特に、上述のVSWR特性から判るように、通信帯域が広いため、UWBによる大容量のデータ通信が可能になる。
なお、アンテナエレメント12及び抵抗器13は、PCB(Printed Circuit Board)に、パターニングにより形成することが可能である。
また、以上では、抵抗器13がアンテナエレメント12の一端12Aと他端12Bとの中央に配設される形態について説明したが、抵抗器13が配設される部位は、必ずしも一端12Aと他端12Bの中央である必要はなく、一端12Aの側、又は他端12Bの側にオフセットしていてもよい。
図3は、実施の形態1の通信装置の構成を示す図であり、(a)は通信装置の外観を示す斜視図、(b)は(a)の矢視A−A断面を示す図、(c)は通信装置の構成を示すブロック図である。
図3(a)に示すように、実施の形態1の通信装置100は、4つのアンテナ装置10A、10B、10C、10Dを含む。このアンテナ装置10A〜10Dは、図1及び図2を用いて説明したアンテナ装置10と同一のものである。
アンテナ装置10A、10B、10C、10Dは、通信装置100の上面100Aにマトリクス状に設けられた凹部101A、101B、101C、101Dの底面の下方に(すなわち、通信装置100の筐体の内部に)それぞれ配設されている。
図3(b)に示すように、図3(a)の矢視A−A断面では、通信装置100の内部にアンテナ装置10A、10B、及び通信回路110が配設されている。図3(b)にはアンテナ装置10A及び10Bのみを示すが、アンテナ装置10A〜10Dは、すべて通信回路110に接続されている。
また、凹部101A、101Bは、互いの間の長さaが数センチ、深さbが数センチ、平面視では一辺が10センチの正方形の形状をしている。これは、凹部101C、101Dも同一である。
なお、通信装置100は、ホスト装置としてのPC(Personal Computer)120に接続される。
図3(c)に示すように、通信回路110は、アンテナ装置が接続されるRF送受信装置110A、データ処理装置110B、インターフェイス回路(I/F)110C、及びスイッチ110Dを含む。
RF送受信装置110Aは、データ処理装置110Bから入力された送信データをRF信号(搬送波)に重畳し、さらにこれを変調してスイッチ110Dに出力する。また、アンテナ装置10A〜10Dを介して受信されたデータを復調し、RF信号を除去して受信データをデータ処理装置110Bに出力する。
データ処理装置110Bは、送信データのデジタル/アナログ変換、及び、受信データのアナログ/デジタル変換を行う。
インターフェイス回路110Cは、PC120との間で送受信データの授受を行う。
スイッチ110Dは、アンテナ装置10A〜10DのいずれかとRF送受信装置110Aとを接続する切替部である。
アンテナ装置10A〜10Dの各々は、通信データの種類が割り当てられており、アンテナ装置10Aは画像データ用、アンテナ装置10Bは音楽データ用、アンテナ装置10Cは文書データ用、アンテナ装置10Dはその他のデータ用に用いられる。
スイッチ110Dは、アンテナ装置10A〜10Dと同一のアンテナ装置を含む端末装置が凹部101A〜101Dのいずれかに近接させると、その凹部のアンテナ装置(10A〜10Dのいずれか)とRF送受信装置110Aとを接続するように構成されている。
例えば、凹部101Aに端末装置が近接されると、アンテナ装置10Aを介して端末装置内の画像データがRF送受信装置110Aに伝送され、データ処理装置110B及びインターフェイス回路110Cを介して、PC120に入力される。PC120では、端末装置から入力された画像データを再生することができる。
これは、アンテナ装置10B、10C、又は10Dの各々で端末装置内の音楽データ、文書データ、又はその他のデータの各々が受信された場合においても同様であり、PC120では、端末装置から入力された音楽データ、文書データ、又はその他のデータを再生することができる。
このため、例えば、アンテナ装置10A〜10Dと同一のアンテナ装置を含む端末装置を凹部101A〜101Dのいずれかに近接させれば、端末装置と通信装置100の間で、大容量の高速通信を行うことができる。例えば、画像データや音楽データ等のデータ容量の大きなデータであっても、端末装置とPC120の間で、迅速にデータの送受信を行うことができる。
この近接通信は、数センチ以内程度の極近距離、又はアンテナ装置同士が当接した状態で行われるため、通信情報の機密性も確保される。
以上、実施の形態1によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置100を提供することができる。
なお、端末装置としては、例えば、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ等が挙げられる。
また、PC120の代わりに、サーバを通信装置100に接続してもよい。
このような近接通信においては、特に、通信装置100と端末装置を端子等を介して物理的に接続する必要がないため、データの送受信が容易であり、端末装置を通信装置100にかざすだけで、端末装置側の画像データや音楽データをPC120側で再生することが可能である。
なお、以上では、通信装置100が凹部101A〜101Dを含む形態について説明したが、4つの凹部の代わりに、同一寸法の4つの凸部を含んでもよい。
また、凹部101A〜101Dの寸法は、上述した寸法に限定されるものではなく、端末装置の寸法等に合わせた寸法に設定すればよい。
また、凹部101A〜101Dの数は、幾つであってもよい。
また、以上では、スイッチ110DでRF送受信装置110Aに接続するアンテナ装置(10A〜10Dのいずれか)を切り替える形態について説明したが、アンテナ装置10A〜10Dの各々にRF送受信装置を1つずつ接続し、4つのRF送受信装置とデータ処理装置110Bとの間にスイッチを配設して、切替を行ってもよい。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2の通信装置に含まれるアンテナ装置20の構成を示す図である。
実施の形態2のアンテナ装置20は、平板状のグランド部21、グランド部21のスロット部21Aに接続される給電部22、及び、グランド部21のスロット部21Aに接続される抵抗器23を含む。
グランド部21は、平面視長方形の平板状であり、接地されるエレメントである。このグランド部21は、例えば、銅製であればよい。また、グランド部21は、平面視における略中央に、長手方向に切り欠かれた溝状のスロット部21Aを有する。このスロット部21Aは、グランド部21を貫通している。
給電部22は、外部電源からアンテナエレメント12に給電するための端子である。実施の形態2のアンテナ装置20では、給電部22は、スロット部21Aを挟んで、給電部に接続される同軸ケーブルの芯線が一方の側21Bに接続されるとともに、同軸ケーブルのシールド線がスロット部21Aの他方の側21Cに接続されるように、グランド部21に接続されている。この給電部22には、同軸ケーブルを介して、例えば、3GHz〜5GHz程度の高周波電圧が印加される。
抵抗器23は、その両端がスロット部21Aを挟んでグランド部21に接続されている。すなわち、抵抗器23は、スロット部21Aに渡された状態で、両端がグランド部21に接合されている。この抵抗器23の抵抗値は、例えば、51Ωに設定すればよい。
この抵抗器23の抵抗値は、給電部22とインピーダンス整合が取れる抵抗値であれば、51Ω以外の値であってもよい。
このような実施の形態2のアンテナ装置20では、グランド部21には、抵抗器23が挿入されているだけで、インダクタンス(L)成分や、キャパシタンス(C)成分は含まれていない。
このため、給電部22からグランド部21に高周波電圧を供給した場合に、共振は生じず、広帯域の周波数帯域が得られる。
図5は、実施の形態2の通信装置に含まれるアンテナ装置20におけるVSWR特性を示す図である。図4に示すグランド部21の長手方向の辺の長さaを39mm、長手方向に直行する辺の長さbを29mm、スロット部21Aの長さcを24mm、スロット部21Aの図中右端から給電部22までの長さをdを21.1mmとし、スロット部21Aの図中右端から抵抗器23の接続点までの長さをeとすると、図5に示すVSWR特性を得た。
e=4mmの場合に、VSWRが4.0以下の帯域は、3.92GHz〜5.36GHzであり、帯域幅は1.44GHzとなった。
また、e=2mmの場合に、VSWRが4.0以下の帯域は、3.69GHz〜4.87GHzであり、帯域幅は1.18GHzとなった。
一方、比較用に、抵抗器23を装着しないアンテナ装置で測定したところ、VSWRが4.0以下となるのは、3.73GHz〜4.69GHzであり、帯域幅は0.96GHzとなった。
このように、実施の形態2のアンテナ装置20によれば、超広帯域(UWB)通信に適した帯域が得られ、比較用のアンテナ装置に比べて、帯域幅が、最大で約1.5倍に拡大されたことが判った。
以上、実施の形態2のアンテナ装置20では、抵抗装荷により超広帯域のアンテナ装置を提供することができる。
また、抵抗器23で電力が消費されるため、低電力通信用のアンテナ装置となり、通信距離は、例えば、数センチ以内程度にすることができる。このように通信距離が短いため、外乱を受け難いという効果が得られる。
また、スロット部21Aは、アンテナ装置に指向性をもたらすため、スロット部21Aの形状及び寸法を選択することにより、通信相手の機器との関係でデータの機密性を向上させることができる。
また、抵抗器23を有するだけで、インダクタンス(L)成分やキャパシタンス(C)成分を有さず、共振周波数がないため、広帯域の通信が可能である。
このように、実施の形態2のアンテナ装置20によれば、グランド部21に給電部22及び抵抗器23を接続するだけの簡単な構成により、低電力通信用で機密性が高く、UWBによる広帯域通信が可能なアンテナ装置を提供することができる。
特に、上述のVSWR特性から判るように、通信帯域が広いため、UWBによる大容量のデータ通信が可能になる。
なお、スロット部21Aの形状及び寸法は、用途に合わせて任意に選択することができる。
図6は、実施の形態2の通信装置を内蔵する端末装置の構成を示す図であり、(a)は外観を示す斜視図、(b)は内部構成を示す透視図、(c)は回路構成を示す図である。
図6(a)に示すように、実施の形態2の通信装置を内蔵する端末装置200は、3つの面には、音楽再生、画像再生、文書編集を表すマークが記されている。
図6(b)に示すように、端末装置200の3つの面の内部側にはアンテナ装置20A、20B、20Cが1つずつ配設されている。
また、図6(c)に示すように、アンテナ装置20A〜20Cは、通信回路210に接続されている。
通信回路210には、端末装置200の各機能を実現するための処理を実行する演算処理装置220、演算処理装置220で処理を行うプログラムやデータを記憶するメモリ230、及び再生装置240が接続されている。再生装置240には、モニタやスピーカが含まれる。
演算処理装置220は、メモリ230に記憶されるプログラムの実行やデータの処理を行うことにより、再生装置240を使用して、音楽再生、画像再生、文書編集を実現する。
また、端末装置200は、加速度センサ250を含み、この加速度センサ250は演算処理装置220に接続されている。
なお、実施の形態2の通信装置は、アンテナ装置20A〜20C、通信回路210、演算処理装置220、及び加速度センサ250で構成される。
このような実施の形態2の通信装置を含む端末装置200は、実施の形態1の通信装置100と通信することができる。すなわち、実施の形態2の通信装置を含む端末装置200と実施の形態1の通信装置100を含むシステムでは、音楽再生を表すマークを下側に向けて通信装置100に近接させると、加速度センサ250が音楽再生を表すマークが下側に向けられたことを検出し、演算処理装置22がメモリ230に記憶されている音楽データをアンテナ20Aから出力する。これにより、通信装置100を介してPC120に転送することができる。
このため、PC120では、端末装置200のメモリ230に記憶されている音楽データを再生することができる。
同様に、画像再生を表すマークを下側に向けて通信装置100に近接させると、加速度センサ250が画像再生を表すマークが下側に向けられたことを検出し、演算処理装置22がメモリ230に記憶されている画像データをアンテナ20Bから出力する。これにより、通信装置100を介してPC120に転送することができる。
このため、PC120では、端末装置200のメモリ230に記憶されている画像データを再生することができる。
また、文書編集を表すマークを下側に向けて通信装置100に近接させると、加速度センサ250が文書編集を表すマークが下側に向けられたことを検出し、演算処理装置22がメモリ230に記憶されている文書データをアンテナ20Cから出力する。これにより、通信装置100を介してPC120に転送することができる。
このため、PC120では、端末装置200のメモリ230に記憶されている文書データを表示し、編集することができる。
このように、実施の形態2の通信装置を含む端末装置200では、近接通信による大容量の高速通信を行うことができる。
このような近接通信においては、特に、通信装置100と端末装置200を端子等を介して物理的に接続する必要がなく、データの種類を表すマークが付された面を下側にして相手装置のアンテナ装置に近接させるだけでデータの送信を行うことができるため、データの送受信が容易であり、端末装置200を通信装置100にかざすだけで、端末装置200側の画像データや音楽データをPC120側で再生することが可能である。
この近接通信は、数センチ以内程度の極近距離、又はアンテナ装置同士が当接した状態で行われるため、通信情報の機密性も確保される。
以上、実施の形態2によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置及びこれを用いたシステムを提供することができる。
なお、以上では、端末装置200として説明したが、この端末装置200は、例えば、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ等として実現することができる。
また、以上では、端末装置200自体でも、音楽再生、画像再生、文書編集を行う機能を有する形態について説明したが、端末装置200は、これらの機能を有していなくてもよい。
また、以上では、端末装置200から相手側の装置である通信装置100にデータを送信する形態について説明したが、これとは逆に、データの受信も行えるようにしてもよい。
また、以上では、端末装置200がアンテナ装置20を含む形態について説明したが、端末装置200は、アンテナ装置20の代わりに、実施の形態1のアンテナ装置10を含んでもよい。
[実施の形態3]
図7は、実施の形態3の通信装置の構成を示す図である。実施の形態3の通信装置300は、実施の形態1の通信装置100の変形例である。このため、実施の形態1と同一の構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態3の通信装置300は、PC120のキーボード310に内蔵される。図7に示すように、キーボード310のテンキーの右側に筐体の延長部310Aを設け、この延長部310Aに通信装置300を内蔵する。アンテナ10は、延長部310の表面に配設される。
このように通信装置300をキーボード310に内蔵させて、実施の形態2の端末装置200をアンテナ10に近接させれば、大容量の高速通信を行うことができる。
すなわち、実施の形態3の通信装置300と、実施の形態2の端末装置200を含むシステムで、近接通信による大容量の高速通信を行うことができる。
このような近接通信においては、特に、通信装置100と端末装置200を端子等を介して物理的に接続する必要がなく、データの種類を表すマークが付された面を下側にしてアンテナ装置10に近接させるだけでデータの送信を行うことができるため、データの送受信が容易であり、端末装置200をアンテナ装置10にかざすだけで、端末装置200側の画像データや音楽データをPC120側で再生することが可能である。
この近接通信は、数センチ以内程度の極近距離、又はアンテナ装置同士が当接した状態で行われるため、通信情報の機密性も確保される。
以上、実施の形態3によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置300及びこれを用いたシステムを提供することができる。
[実施の形態4]
図8は、実施の形態4の通信装置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。実施の形態4の通信装置400は、実施の形態3の通信装置300の変形例である。このため、実施の形態3と同一の構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図8(a)に示すように、通信装置400は、キーボード410のテンキーの下に配設されている。
また、図8(b)に示すように、アンテナ10は、キーボード410の側面に配設されている。
このように通信装置400をキーボード410に内蔵させて、実施の形態2の端末装置200をアンテナ10に近接させれば、大容量の高速通信を行うことができる。
すなわち、実施の形態4の通信装置400と、実施の形態2の端末装置200を含むシステムで、近接通信による大容量の高速通信を行うことができる。
この近接通信は、数センチ以内程度の極近距離、又はアンテナ装置同士が当接した状態で行われるため、通信情報の機密性も確保される。
以上、実施の形態4によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置400及びこれを用いたシステムを提供することができる。
なお、実施の形態3のように、キーボード410が延長部を含まないため、キーボード410の小型化を図ることができる。
[実施の形態5]
図9は、実施の形態5の通信装置の構成を示す図である。実施の形態5の通信装置500A、500Bは、実施の形態3の通信装置300の変形例である。このため、実施の形態3と同一の構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
アンテナ装置10は、キーボード510の底面側に設けられ、通信装置500Aは、キーボード510の内部に配設される。
また、PC120には、通信装置500Bが接続されている。この通信装置500Bは、薄板状の通信装置であり、キーボード510を載せると、通信装置500Aのアンテナ装置と、通信装置500Bのアンテナ装置が近接通信を行えるように構成されている。
通信装置500Aは、PC120のキーボード510の入力データを通信装置500Bに伝送する。この近接通信により、非接触のキーボード510で、PC120を操作することができる。
すなわち、実施の形態5の通信装置500A、500Bを含むシステムで、近接通信による大容量の高速通信を行うことができる。
この近接通信は、数センチ以内程度の極近距離、又はアンテナ装置同士が当接した状態で行われるため、通信情報の機密性も確保される。
以上、実施の形態5によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできる通信装置500A、500B及びこれを用いたシステムを提供することができる。
なお、通信装置500Aに識別子を設定し、特定の識別子を有する通信装置500Aとの通信のみを通信装置500Bが許可するように構成してもよい。
この場合は、特定の識別子を有する通信装置500A以外では、PC120を操作することができなくなり、セキュリティ管理等に応用することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の通信装置及びこれを用いたシステムについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置の回路構成を示す図である。 実施の形態1の通信装置に含まれるアンテナ装置におけるVSWR特性を示す図である。 実施の形態1の通信装置の構成を示す図であり、(a)は通信装置の外観を示す斜視図、(b)は(a)の矢視A−A断面を示す図、(c)は通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2の通信装置に含まれるアンテナ装置20の構成を示す図である。 実施の形態2の通信装置に含まれるアンテナ装置20におけるVSWR特性を示す図である。 実施の形態2の通信装置を内蔵する端末装置の構成を示す図であり、(a)は外観を示す斜視図、(b)は内部構成を示す透視図、(c)は回路構成を示す図である。 実施の形態3の通信装置の構成を示す図である。 実施の形態4の通信装置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 実施の形態5の通信装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 アンテナ装置
11 給電部
12 アンテナエレメント
13 抵抗器
12A 一端
12B 他端
12C、12D 接続点
100 通信装置
10A、10B、10C、10D アンテナ装置
100A 上面
101A、101B、101C、101D 凹部
110 通信回路
110A RF送受信装置
110B データ処理装置
110C インターフェイス回路
110D スイッチ
20 アンテナ装置
21 グランド部
21A スロット部
22 給電部
23 抵抗器
20A、20B、20C アンテナ装置
200 端末装置
210 通信回路
220 演算処理装置
230 メモリ
240 再生装置
250 加速度センサ
310 キーボード
300 通信装置
310A 延長部
400 通信装置
410 キーボード
500A、500B 通信装置
510 キーボード

Claims (3)

  1. 給電部、
    通信周波数における波長の一波長分の長さを有し、両端が前記給電部に接続されるループ状のアンテナエレメント、及び
    前記アンテナエレメントのループの長手方向における中央挿入される抵抗器
    を含むアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を通じて送受信するデータを処理する通信回路と
    を有する、通信装置。
  2. 前記アンテナ装置を複数収容する筐体と、
    前記筐体内に配設される加速度計と
    をさらに有し、
    前記複数のアンテナ装置は、前記筐体の互いに異なる複数の面の各々の内部側に配設されており、前記加速度計によって鉛直下方向にあると判定された面に対応するアンテナ装置を介して、データの送受信を行う、請求項1に記載の通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信装置を複数含む、システム。
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