JP2005244777A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部アンテナなどの外部機器を設置することなく、無線通信のための高周波信号の伝達距離を調整可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】(b)に示すように、コネクタ14とコネクタ22とが嵌合されていない状態(同軸ケーブルが延長された状態)では、アンテナ側筐体10の集中定数回路122と差込み側筐体20のアンテナ整合回路212とが、同軸ケーブル30を介して電気的に接続される。(a)に示すように、コネクタ14とコネクタ22とが嵌合された状態(同軸ケーブルが延長されていない状態)では、アンテナ側筐体10ののアンテナ整合回路121と、差込み側筐体20のアンテナ整合回路212とが、同軸ケーブル30を介さずに直接電気的に接続される。
【選択図】図3

Description

本発明は、たとえばノート型パーソナルコンピュータ(PC)やPDA(Personal Digital Assistance) などの情報処理装置に取り付けることにより無線通信を可能とする携帯端末装置に関するものである。
従来、パーソナルコンピュータ(PC)やPDAなどの情報処理装置と、無線基地局と無線電波による通信を可能とするために、当該情報処理装置のカードスロットに挿入して使用されるカード型無線機などの携帯端末装置が知られている。
このような携帯端末装置は、無線電波を送受信するためのアンテナを内蔵しているが、携帯端末装置が挿入される情報処理装置の使用環境によっては、内蔵アンテナにより高品質な無線通信を行うことが困難となる場合がある。また、情報処理装置自体が周囲に対して発するノイズの影響により、高品質な無線通信を行うことが困難となる場合がある。
かかる観点から、携帯端末装置の有するアンテナの配置方法に関しては、様々な技術が開示されている。
たとえば、下記特許文献1には、着脱が容易な外部アンテナを有するカード型無線機のアンテナ拡張装置に関する技術が開示されている。
特開平8−78934号公報
また、無線回路を収容するカード型筐体部分とアンテナ部分の間を同軸ケーブルで接続し、必要に応じて当該同軸ケーブルを延長させることにより、情報処理装置からのアンテナに対するノイズの影響を低下させる通信装置なども知られているところである。
しかしながら、特許文献1に記載された発明によれば、携帯端末装置としてのカード型無線機とは独立に外部アンテナを必要とするので、ユーザにとっては、当該外部アンテナを紛失する心配があると同時に、当該外部アンテナを購入しなければならないという経済的不利益が生ずる問題がある。
一方、カード型筐体部分とアンテナ部分の間を同軸ケーブルで接続し、必要に応じて当該同軸ケーブルを延長させる通信装置によれば、同軸ケーブルを延長させずに使用する場合であっても、高周波信号が常に同軸ケーブルを通ってアンテナに給電されるため、同軸ケーブルの分だけロスが大きくなるだけでなく、ケーブルのインピーダンスが高くなるため、高周波電流が誘起され、不要な電波が放射されるおそれがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部アンテナなどの外部機器を設置することなく、無線通信のための高周波信号の伝達距離を調整可能な携帯端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の観点は、無線通信のために他の電子機器に接続可能な携帯端末装置であって、前記他の電子機器との接続端子と、第1の結合部材と、を含む第1の筐体と、前記第1の結合部材と結合可能な第2の結合部材と、アンテナと、を含む第2の筐体と、前記第1の筐体の接続端子と第2筐体のアンテナとを接続するケーブルとを有し、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが非結合状態では、前記接続端子と前記アンテナとを前記ケーブルを介して電気的に接続し、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態では、前記接続端子と前記アンテナとを前記ケーブルから電気的に非接続とし、かつ、前記接続端子と前記アンテナとを前記第1および第2の結合部材を介して電気的に接続する。
好適には、前記第1の結合部材は、前記接続端子に電気的に接続される第1の端子と、前記ケーブルに接続される第2の端子と、を含み、前記第2の結合部材は、前記アンテナに電気的に接続される第3の端子と、前記ケーブルに接続される第4の端子と、を含み、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが非結合状態では、前記第1の端子および前記第3の端子を開放させるとともに、前記第2の端子および前記第4の端子を前記ケーブルを介して導通させ、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態では、前記第1の端子および前記第3の端子を短絡させる。
好適には、前記第1の結合部材は、前記非結合状態において前記第1の端子と前記第2の端子を導通させる第1の可動接点と、第1の突起部を含み、前記第2の結合部材は、前記非結合状態において前記第3の端子と前記第4の端子を導通させる第2の可動接点と、第2の突起部を含み、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態では、前記第1の突起部が前記第2の可動接点を動作させ、前記第2の突起部が前記第1の可動接点を動作させる。
好適には、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態において、前記ケーブルを接地させる。
本発明によれば、外部アンテナなどの外部機器を設置することなく、無線通信のための高周波信号の伝達距離を調整できるため、不要なノイズを誘起することなく、高品質な無線通信を可能とするする利点がある。
実施形態
以下、本発明の一実施形態である携帯端末装置としてのカード型無線通信端末1について添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるカード型無線通信端末1がノート型のパーソナルコンピュータ(以下、PC)2に装着されて使用される一例を示す図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。
カード型無線通信端末1は、たとえば、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association) 規格に準拠したPCカードとして構成されており、PC2が外部と無線通信を行うために、PC2からの要求に応じて高周波信号を生成し、生成した高周波信号をアンテナから放射する。
その際、PC2から放射されるエミッションノイズによる影響を受けない高品質な無線通信を可能とするために、図1(b)に示すように、カード型無線通信端末1のうちアンテナ部分をPC2から極力隔離するように設置する。
図2は、図1に示したように使用されるカード型無線通信端末1の構成を示す図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。
図2(b)に示すように、カード型無線通信端末1は、アンテナを含むアンテナ側筐体10と、PC2等の他の電子機器に差し込まれて接続される差込み側筐体20と、アンテナ側筐体10と差込み側筐体20を互いに接続する同軸ケーブル30とから構成される。
アンテナ側筐体10は、アンテナを内部に収容する部材であるアンテナ収容部11と、同軸ケーブル30とアンテナ収容部11内のアンテナを接続する電気回路を収容する回路収容部12と、アンテナ収容部11を回路収容部12aに対して回動させることを可能とする回動部13と、アンテナ側筐体10および差込み側筐体20を嵌合するためのコネクタ14と、を含んで構成される。
同軸ケーブル30が延長された状態(図2(b))では、ユーザは、無線通信の品質を向上させるべく、アンテナが上部を指向するように、アンテナ収容部11を回動させて使用する。コネクタ14の詳細については、後述する。
差込み側筐体20は、同軸ケーブル30と接続された電気回路を収容する回路収容部21と、アンテナ側筐体10および差込み側筐体20を嵌合するためのコネクタ22と、を含んで構成される。
回路収容部21は、高周波信号を生成する無線回路などの電気回路を収容するカード型の筐体であり、図示のとおり、筐体の一方には、コネクタ22が固定して取り付けられ、筐体の他方は、PC2等の他の電子機器と接続されるコネクタ21aが成形されている。コネクタ22の詳細については、後述する。
同軸ケーブル30は、差込み側筐体20において無線回路より生成された高周波信号をアンテナに供給するための同軸ケーブルである。
次に、カード型無線通信端末1の電気回路(高周波回路)の構成について述べる。
図3は、カード型無線通信端末1の電気回路の構成例を示す回路ブロック図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。
図3(a)に示すように、アンテナ側筐体10には、アンテナ収容部11に収容されるアンテナ111と、アンテナ整合回路121と、コネクタ14と、集中定数回路122とが直列に接続され、一方、差込み側筐体20には、無線回路211と、アンテナ整合回路212と、コネクタ22とが直列に接続されている。
無線回路211は、差込み側筐体20が接続された外部の電子機器(すでに述べたPC2等)に要求に応じて、所定の無線通信規格に準拠した高周波信号を生成する。
アンテナ整合回路121,212は、図示の直列回路上、同軸ケーブル30の両端にそれぞれ接続され、図示の電気回路(高周波回路)のインピーダンスマッチングをとるための終端抵抗等を含んで構成される。
本発明のアンテナ整合手段としての集中定数回路122は、LCRで構成される回路ブロックであり、無線回路211により生成される高周波信号に対し、同軸ケーブル30の長さに応じて、無線回路211から見たアンテナ111のインピーダンスを調整する(位相を回転させる)とともに、整合回路としても機能する。
図3に示したカード型無線通信端末1の電気回路は、同軸ケーブルが延長されていない状態(図3(a))と、同軸ケーブルが延長された状態(図3(b))とで、コネクタ14とコネクタ22の接続関係が異なる点に特徴があるため、この点について、図4に関連付けて述べる。
図4は、図3に示したカード型無線通信端末1の回路ブロック図におけるコネクタ14とコネクタ22との接続関係を説明するための概念的な図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。
図4において、コネクタ14は、端子14a,14b,14cと、導線14dとを含み、全体としてスイッチを構成する。当該スイッチの動作により、導線14dを介し、端子14bを端子14aに導通させるか、または、端子14bを端子14cに導通させる。
端子14bは、アンテナ整合回路121を介してアンテナ111に接続され、端子14cは、集中定数回路122を介して同軸ケーブル30に接続されているのは、図3に示したとおりである。
図4において、コネクタ22は、端子22a,22b,22cと、導線22dとを含み、全体としてスイッチを構成する。当該スイッチの動作により、導線22dを介し、端子22bを端子22aに導通させるか、または、端子22bを端子22cに導通させる。
端子22bは、アンテナ整合回路212を介して無線回路211に接続され、端子22cは、同軸ケーブル30に接続されているのは、図3に示したとおりである。
図4(a)に示すように、同軸ケーブルが延長されていない状態、すなわち、コネクタ14とコネクタ22が嵌合された状態では、コネクタ14およびコネクタ22の各スイッチは、それぞれ、端子14bと端子14a、および、端子22aと端子22bが導通するように動作する。
また、コネクタ14とコネクタ22が嵌合された状態では、コネクタ14の端子14aとコネクタ22の端子22aにそれぞれ設置された各導線を通して、端子14aと端子22aとが導通するように構成されている。
これにより、コネクタ14とコネクタ22とが同軸ケーブル30を通さずに直接短絡される。
一方、図4(b)に示すように、同軸ケーブルが延長されている状態、すなわち、コネクタ14とコネクタ22が嵌合されていない状態では、コネクタ14およびコネクタ22の各スイッチは、それぞれ、端子14bと端子14c、および、端子22bと端子22cが導通するように動作する。
また、コネクタ14とコネクタ22が嵌合されていない状態では、コネクタ14の端子14aとコネクタ22の端子22aにそれぞれ設置された各導線は、図示のとおり、お互いに隔離されるので、端子14aと端子22aとは導通しない。
これにより、コネクタ14とコネクタ22とが同軸ケーブル30を介して電気的に接続される。
上述したように、各コネクタ14およびコネクタ22が、それぞれスイッチ機構を有することにより、同軸ケーブルが延長されていない状態、すなわち、コネクタ14とコネクタ22が嵌合された状態では、コネクタ14とコネクタ22とが短絡し、無線回路211により生成された高周波信号は、アンテナ整合回路212,121を介して、アンテナ111から放射される。
これにより、同軸ケーブル30へは高周波信号が流れず、同軸ケーブル30により発生する電気的ロスの増大を防止することができる。また、同軸コネクタ106は、両端共に回路から隔離されることになるので、アイソレーションを大きくとれ、したがって、同軸ケーブル30への無駄な高周波信号の漏れを低減することができる。
また、集中定数回路122は、同軸ケーブル30と直列にコネクタ14とコネクタ22の間に設置されているので、コネクタが接続された状態(図3(a))では、集中定数回路122および同軸ケーブル30は共に直列に回路に接続されない。一方、コネクタが接続されていない状態(図3(b))では、集中定数回路122および同軸ケーブル30は共に直列に回路に接続される。
したがって、コネクタの結合状態に応じて、アンテナ整合機能を切り替えることが可能となる。
次いで、図4に関連付けて説明したコネクタ14およびコネクタ22のより具体的な構成例について述べる。
図5は、コネクタ14およびコネクタ22の動作を説明するための断面図であり、(a)は、コネクタ14とコネクタ22とが嵌合されている状態(同軸ケーブルが延長されていない状態)を、(b)は、コネクタ14とコネクタ22とが嵌合されていない状態(同軸ケーブルが延長された状態)を、それぞれ示す。
図5において、コネクタ14は、スイッチ機構を収容する本体部141と、アンテナ整合回路121に結線される導線143と、集中定数回路122に結線される導線144と、導線143の端部143aを中心として回動可能な可動接点142と、を含んで構成される。ここで、可動接点142が図4における導線14dに相当する。
また、コネクタ22は、スイッチ機構を収容する本体部221と、アンテナ整合回路212に結線される導線223と、同軸ケーブル30に結線される導線224と、導線224の端部224aを中心として回動可能な可動接点222と、を含んで構成される。ここで、可動接点222が図4における導線22dに相当する。
コネクタ14の本体部141と、コネクタ22の本体部221とは、嵌合時に互いに押圧し、外力により容易には外れないように設計される。また、本体部141および本体部221は、下記に述べる突起部141a以外の部分は、絶縁体で覆われている。
コネクタ14の本体部141には、コネクタ22の可動接点222を動作させるための突起部141aが成形されており、また、導線223の先端には、コネクタ14の可動接点142を動作させるために先端部223aが図示のとおり、折り曲げられて成形されている。
突起部141aは、接地された導電体である。接地方法として様々な方法を取り得るが、たとえば、図示しない接地用ケーブルを同軸ケーブル30とともに、差込み側筐体20に接続し、差込み側筐体20が接続された外部の電子機器(PC2等)の接地端子において接地する(グランド電位となる)ように構成すればよい。
以下、コネクタ14およびコネクタ22の各スイッチ動作について述べる。
図5(b)に示すように、コネクタ14とコネクタ22とが嵌合されていない状態(同軸ケーブルが延長された状態)では、コネクタ14において、導線143と導線144とは、可動接点142を介して電気的に接続され、また、コネクタ22において、導線223と導線224とは、可動接点222を介して電気的に接続される。
これにより、図3(b)に示すように、アンテナ側筐体10の集中定数回路122と差込み側筐体20のアンテナ整合回路212とが、同軸ケーブル30を介して電気的に接続される。
一方、図5(a)に示すように、コネクタ14とコネクタ22とが嵌合された状態(同軸ケーブルが延長されていない状態)では、コネクタ14の突起部141aがコネクタ22の可動接点222を押し当てることにより動作させ、可動接点222は、導線223から開放される。また、コネクタ22の導線223の先端部223aがコネクタ14の可動接点142を押し当てることにより動作させ、可動接点142は、導線144から開放される。これにより、導線143と導線223とが可動接点142を介して短絡する。
したがって、図3(a)に示すように、アンテナ側筐体10ののアンテナ整合回路121と、差込み側筐体20のアンテナ整合回路212とが、同軸ケーブル30を介さずに直接電気的に接続される。
この時、可動接点222は、接地されているコネクタ14の突起部141aと接触することによりグランド電位になるため、可動接点222と、導線224と、同軸ケーブル30と、導線144とはすべてグランド電位となる。これにより、両端が開放された状態の場合と比較して、同軸ケーブル30のインピーダンスが低くなるので、高周波電流等が誘起されることがなく、アンテナから不要な電波が放射されることを防ぐことができる。
〈応用例〉
次に、本実施形態に係るカード型無線通信端末1の応用例について述べる。
上述したように、コネクタ14およびコネクタ22が嵌合された状態では、同軸ケーブル30の両端は電気的に開放されると同時に、図2(a)に示すように、同軸ケーブル30はフリー状態となる。
かかる状態では、カード型無線通信端末1の見栄えも良くないだけでなく、同軸ケーブル30が絡まることにより、同軸ケーブル30を延長させたい場合に延長できないおそれもある。
したがって、本応用例では、カード型無線通信端末1に対して、同軸ケーブル30を収容するためのケーブル収容部を追加する。
図6は、本応用例に係るカード型無線通信端末の構成を示す図であり、(a)は、同軸ケーブルがケーブル収容部に収容された状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、(c)は、ケーブル収容部の内部における同軸ケーブルの収容状態を、それぞれ示す。なお、図2と比較して、同一の符号を付している構成要素は、上述したカード型無線通信端末1の構成要素と全く同一である。
図6(a)および(b)に示すように、ケーブル収容部15は、回路収容部12aに付加され、図6(c)に示すように、ケーブル収容部15の内部では、コネクタ14およびコネクタ22が嵌合時に同軸ケーブル30が巻き付けられて収容される。
図6において、ケーブル収容部15は、同軸ケーブルを巻き付けて収容するための絶縁体151を有し、絶縁体151には、把手151aと、中心部に同軸管151bとを含んで構成される。
同軸管151bは、同軸ケーブル30の一端を支持し、同軸ケーブル30の他端は、絶縁体151に巻き付けられてコネクタ14に接続される。ユーザは、把手151aを回転させることにより、同軸ケーブル30を巻き取ることができる。
ケーブル収容部15によれば、コネクタ14およびコネクタ22が嵌合されている状態において同軸ケーブル30が煩雑になるのを防ぐとともに、同軸ケーブル30を延長させて使用する場合にも、延長させる長さに応じて同軸ケーブル30を巻き取ってケーブル収容部15に収納することにより、アンテナ収容部11を安定的に卓上に配置させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るカード型無線通信端末1によれば、アンテナ側筐体10を同軸ケーブル30により差込み側筐体20から分離可能に構成したので、アンテナ側筐体10を、同軸ケーブル30を延長させ、カード型無線通信端末1が接続されるPC等の電子機器から隔離して配置させることにより、当該電子機器からのエミッションノイズによるアンテナ受信感度の劣化を低減させることが可能となる。
本実施形態に係るカード型無線通信端末1によれば、同軸ケーブル30を延長させていない場合、すなわち、コネクタ14とコネクタ22を嵌合させる場合、コネクタ14において集中定数回路122を介して同軸ケーブル30に接続される導線144と、コネクタ22において同軸ケーブル30に接続される導線224を開放させるので、同軸ケーブル30へのアイソレーションを大きくすることができ、これにより、高周波信号が無駄に同軸ケーブル30を流れるのを防ぐと同時に、無線回路211により生成された高周波信号を効率良くアンテナ111へ伝達することができる。
本実施形態に係るカード型無線通信端末1によれば、同軸ケーブル30を延長させていない場合、すなわち、コネクタ14とコネクタ22の嵌合させる場合、同軸ケーブル30をグランド電位にすることで、同軸ケーブル30上にノイズとしての高周波電流が誘起され、また、不要な電波が放射されることを防ぐことが可能となる。
本実施形態に係るカード型無線通信端末1によれば、同軸ケーブル30を収容するためのケーブル収容部15を配設することにより、コネクタが嵌合されている状態において同軸ケーブル30が煩雑になるのを防ぐとともに、コネクタを非嵌合とする場合、すなわち、同軸ケーブル30を延長させて使用する場合にも、延長させる長さに応じて同軸ケーブル30を巻き取ってケーブル収容部15に収納することにより、アンテナ収容部11を安定的に卓上に配置させることが可能となる。
本実施形態に係るカード型無線通信端末1によれば、アンテナ整合機能を有する集中定数回路122を、同軸ケーブル30と直列にコネクタ14とコネクタ22の間に設置させているので、コネクタの結合状態に応じて、アンテナ整合機能を切り替えることが可能である。
本発明の一実施形態であるカード型無線通信端末がノート型のパーソナルコンピュータに装着されて使用される一例を示す図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。 実施形態に係るカード型無線通信端末の構成を示す図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。 実施形態に係るカード型無線通信端末の電気回路の構成例を示す回路ブロック図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。 実施形態に係るカード型無線通信端末の回路ブロック図におけるコネクタ14とコネクタ22との接続関係を説明するための概念的な図であり、(a)は、同軸ケーブルが延長されていない状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、それぞれ示す。 コネクタの動作を説明するための断面図であり、(a)は、コネクタが嵌合されている状態を、(b)は、コネクタが嵌合されていない状態を、それぞれ示す。 実施形態に係るカード型無線通信端末の構成を示す図であり、(a)は、同軸ケーブルがケーブル収容部に収容された状態を、(b)は、同軸ケーブルが延長された状態を、(c)は、ケーブル収容部の内部における同軸ケーブルの収容状態を、それぞれ示す。
符号の説明
1…カード型無線通信端末
10,10a…アンテナ側筐体
11…アンテナ収容部
111…アンテナ
12,12a…回路収容部
121…アンテナ整合回路
122…集中定数回路
13…回動部
14…コネクタ
15…ケーブル収容部
20…差込み側筐体
21…回路収容部
211…無線回路
212…アンテナ整合回路
22…コネクタ
30…同軸ケーブル
2…PC

Claims (7)

  1. 無線通信のために他の電子機器に接続可能な携帯端末装置であって、
    前記他の電子機器との接続端子と、第1の結合部材と、を含む第1の筐体と、
    前記第1の結合部材と結合可能な第2の結合部材と、アンテナと、を含む第2の筐体と、
    前記第1の筐体の接続端子と第2筐体のアンテナとを接続するケーブルと
    を有し、
    前記第1の結合部材と第2の結合部材とが非結合状態では、前記接続端子と前記アンテナとを前記ケーブルを介して電気的に接続し、前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態では、前記接続端子と前記アンテナとを前記ケーブルから電気的に非接続とし、かつ、前記接続端子と前記アンテナとを前記第1および第2の結合部材を介して電気的に接続する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第1の結合部材は、前記接続端子に電気的に接続される第1の端子と、前記ケーブルに接続される第2の端子と、を含み、
    前記第2の結合部材は、前記アンテナに電気的に接続される第3の端子と、前記ケーブルに接続される第4の端子と、を含み、
    前記第1の結合部材と第2の結合部材とが非結合状態では、前記第1の端子および前記第3の端子を開放させるとともに、前記第2の端子および前記第4の端子を前記ケーブルを介して導通させ、
    前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態では、前記第1の端子および前記第3の端子を短絡させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第1の結合部材は、
    前記非結合状態において前記第1の端子と前記第2の端子を導通させる第1の可動接点と、第1の突起部を含み、
    前記第2の結合部材は、
    前記非結合状態において前記第3の端子と前記第4の端子を導通させる第2の可動接点と、第2の突起部を含み、
    前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態では、前記第1の突起部が前記第2の可動接点を動作させ、前記第2の突起部が前記第1の可動接点を動作させる
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態において、前記ケーブルを接地させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  5. 前記第1の結合部材と第2の結合部材とが結合状態において前記アンテナを収容するアンテナ収容手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  6. 前記アンテナ収容手段は、前記アンテナを巻き取って収容する
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置。
  7. 前記第1および第2の結合部材の結合時に有効、非結合時に無効となるアンテナ整合手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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