JP2007531431A - 同軸導体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1の端部(110、210)及び第2の端部を有する第1の剛性アーム(102、202、32)と、少なくとも2つの剛性部を有する結合ユニット(106、206、36)とを具備するユニット及び装置であって、2つの剛性部のうち、一方の剛性部は、第1の結合部(112、212)を具備し、別の剛性部は、第2の結合部(114、214)を具備し、前記部分のうち少なくとも2つの部分は、互いに対して前記結合ユニットを介して回転軸を中心として回転自在に装着され、第1のアーム(102、202、32)の第1の端部(110、210)は、結合ユニット(106、206、36)の第1の結合部(112、212)に結合され、第1の剛性アーム(102,202,32)と回転自在の結合ユニット(106、206、36)の第2の結合部(114、214)との間の無線周波信号の転送を可能にするために、第1のアーム(102、202、32)は、互いに対して同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体及び内側導体(120)を含むことを特徴とするユニット及び装置に関する。

Description

本発明は、複数の部品から成る携帯通信装置において剛性同軸導体を使用することを可能にするRFユニット及び携帯通信装置に関する。
移動電話などの携帯通信装置のデザインにおける傾向の1つは、いわゆるクラムシェル型電話である。別の種類の電話は、ジャックナイフ型電話であり、第3の種類は、フリップ型電話である。これらの種類の電話は全て非スティック型であり、2つの主要な部分、多くの場合、1つの上方部及び1つの下方部から構成される。
クラムシェル型の電話は、外形寸法が小さいにもかかわらず、かなり大型のキーボードと共に大型ディスプレイを装着できるという利点を有する。
最適な性能に対する要望やデザインの性質上、一般に、電話の下方部に電子部品が配置され、上方部にアンテナが配置される。そのため、それら2つの部分の間で無線周波(RF)信号を転送することが必要になる。
通常、下方部と上方部とを結合するヒンジ運動領域を介して配置される可撓性の導電同軸ケーブルを介して信号を搬送することにより、RF信号は、2つの部分の間で転送される。
米国特許第5,561,437号には、2分割型の移動電話で使用される2位置折りたたみダイポールアンテナが開示されている。このアンテナは、移動電話のフラップ部に第1の部分を有し、移動電話の主要部分に第2の部分を有する。それらの部分は、第1の部分と第2の部分との間のヒンジ領域に配置された可撓性条片導体により互いに接続される。
つまり、上記特許に開示される技術は、可撓性条片導体を使用する。
従来の別の種類の移動電話においては、2分割移動電話の一方の部分から電話の他方の部分へRF信号を転送するために、同軸ケーブルが使用される。相対的に移動可能な2つの部分を有し、それらの部分が互いに対して回転自在であるような電話のヒンジ領域で同軸ケーブルを使用することには問題がある。
2分割電話を開閉するためには、同軸ケーブルは、屈曲運動及び/又はねじり運動が可能でなければならない。従って、そのような運動を可能にするために、それらのケーブルは可撓性である。
しかし、可撓性同軸ケーブルを使用することには問題がある。すなわち、移動電話を操作するときにユーザにより加えられる開閉運動に抵抗する大きな力が生じないようにするためには、そのようなケーブルの直径は、小さくなければならない。ところが、同軸ケーブルの直径をかなり小さくすると、ケーブルの中で無線周波損失が増加する。

可撓性同軸ケーブルを使用することのもう1つの欠点は、ケーブルのシールドを適切に接地点に接続するのが困難であることである。接地が不十分であると、RF信号は、電話の他の高感度領域で妨害を発生する可能性がある。更に、同軸ケーブルの接地が不十分である場合、アンテナの放射性能を最適にするのも困難になる。
現在の技術の欠点は、ヒンジ領域に可撓性ケーブルを装着するのが困難なことである。ケーブルは小さな機械部品の間で圧迫され易く、その結果、前述のような抵抗力が加わる。また、ヒンジ領域を介して、ケーブルのRF信号転送能力も低減する。
このため、2分割移動電話においてRF信号を転送するために可撓性導体を使用する場合の上述の欠点を回避することが望まれている。
本発明は、複数の部分から成る携帯通信装置内において使用可能な、複数の剛性部を具備するRFユニット及び携帯通信装置を提供することに関する。
これは、無線通信ユニットを介してRF信号を転送可能な、半剛性無線通信ユニットを提供することにより実現される。
本発明の1つの目的は、無線通信ユニットの結合部の間の運動を可能にする無線通信ユニットを提供することである。
本発明の別の目的は、無線通信ユニットの結合部の間の運動を可能にする、無線通信ユニットを含む携帯通信装置を提供することである。
本発明の1つの面によれば、この目的は、第1の端部及び第2の端部を有する第1の剛性アームと、少なくとも2つの剛性部を有する結合ユニットとを具備する無線通信ユニットであって、前記2つの剛性部のうち、1つの部分は、第1の結合部を具備し、別の剛性部は、第2の結合部を具備し、前記剛性部のうち少なくとも2つは、互いに対して前記結合ユニットを介して回転軸を中心として回転自在に装着され、前記第1の剛性アームの第1の端部は、該結合ユニットの第1の結合部に結合され、前記第1の剛性アームと前記結合ユニットの第2の結合部との間において回転自在の該結合ユニットを介して無線周波信号の転送を可能にするために、前記第1の剛性アームは、互いに対して同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体及び内側導体を含むことを特徴とする無線通信ユニットにより達成される。
本発明の第2の面は、第1の面の特徴を含み、第1の端部及び第2の端部を有する第2のアームを更に含み、前記第2のアームの第1の端部は、前記結合ユニットの第2の結合部に結合され、該第2のアームは、互いに対して同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体及び内側導体を含むことを特徴とする無線通信ユニットに関する。
本発明の第3の面は、第2の面の特徴を含み、前記第2のアームが剛性アームであることを特徴とする無線通信ユニットに関する。
本発明の第4の面は、第2の面の特徴を含み、前記第1の剛性アーム及び前記第2のアームのうち少なくとも一方が細長い形状であることを特徴とする無線通信ユニットに関する。
上記別の目的は、本発明の第5の面によれば、互いに対して同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体及び内側導体を有する第1の剛性アームと、結合ユニットとを含む無線通信ユニットを含む無線通信転送可能な携帯通信装置であって、第1の端部及び第2の端部を有する前記第1の剛性アームを含む上方部と、下方部とを具備し、前記下方部は、回転軸を中心とする前記下方部に対する前記上方部の回転を可能にする回転領域を介して前記上方部に結合され、前記回転領域は、少なくとも2つの剛性部を有する結合ユニットを含み、該剛性部のうち1つは第1の結合部を具備し、別の剛性部は第2の結合部を具備し、前記第1の剛性アームの前記第1の端部は前記第1の結合部に結合され、前記少なくとも2つの剛性部のうち少なくとも2つは、互いに対する回転を可能にするように回転軸を中心として回転自在に配置され、それにより、前記上方部の前記第1の剛性アームと前記結合ユニットの前記第2の結合部との間で無線周波信号が転送されることを特徴とする携帯通信装置により実現される。
本発明の第6の面は、第5の面の特徴を含み、携帯通信装置の前記下方部に配置され、第1の端部及び第2の端部を有する第2のアームを更に含み、該第2のアームの第1の端部は、前記結合ユニットの前記第2の結合部に結合され、該第2のアームは、互いに対して同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体及び内側導体を含むことを特徴とする携帯通信装置に関する。
本発明の第7の面は、第5の面の特徴を含み、前記第2のアームが剛性アームであることを特徴とする携帯通信装置に関する。
本発明の第8の面は、第5の面の特徴を含み、回転領域がヒンジ領域であることを特徴とする携帯通信装置に関する。
本発明の第9の面は、第5の面の特徴を含み、移動電話であることを特徴とする携帯通信装置に関する。
本発明は、次のような利点を有する。
互いに対して回転自在である複数の部分を含む同軸の結合ユニットを有する本発明による無線通信ユニットを使用することにより、前記無線通信ユニットの折りたたみが可能になる。
本発明による無線通信ユニットを使用することによる別の利点は、可撓性RFケーブルと比較してRF性能が向上することである。可撓性ケーブルと比較して、無線通信ユニットは挿入に伴う損失が少なく、遮蔽能力及び接地可能度が改善される。
更に別の利点は、剛性同軸ケーブルを使用する場合、可撓性ケーブルを使用する場合と比較してより直径の大きなケーブルを使用できるため、RF性能を更に向上できることである。
更に、例えば、移動電話の様々に異なるハウジング部品の内部のプリント配線基板(PWB)に剛性アームのシールドを直接はんだ付けできるので、アンテナ性能が向上し、妨害の影響を受けにくくなるという点が好都合である。これにより、携帯通信装置の感度の高い電気/電子部品の相互妨害は、最小限に抑えられる。
また、剛性アームをPWBにはんだ付けすることにより剛性アームを固着し、それを回転自在の無線通信ユニットに結合することによって、剛性アームは、携帯通信装置の回転領域に固定される。そのため、導体が圧迫され、携帯通信装置の性能が低下するという問題が起こる可能性は少なくなる。

従って、本発明は、相対的に移動可能な複数の剛性部品を具備し、RF信号を転送することを可能にするRF信号伝送ユニット及び携帯通信装置を提供することに関する。
クラムシェル型移動電話のように、互いに対して移動可能な上方部及び下方部を少なくとも有する携帯通信装置は、通常、移動電話の下方部にあるRF回路網と移動電話の上方部にあるアンテナとの間にRFケーブルを含む。上方部と下方部は相対的に移動可能であるので、RFケーブルは、そのような運動を可能にするような構成でなければならない。
更に、本発明は、複数の部分から成る携帯通信装置において剛性同軸導体を使用することを可能にする無線通信ユニット及び携帯通信装置に関する。
図1は、本発明の好ましい一実施形態による無線通信ユニット100を示す。この無線通信ユニットは、第1の剛性アーム102及び第2の剛性アーム104を具備し、それらのアームは、結合ユニット106により互いに結合される。第1の剛性アーム102及び第2の剛性アームは、それぞれ、第1の電気導体及び第2の電気導体を有し、それらの電気導体は、互いに対して同軸に配置される。また、それらの導体は、互いに対して電気的に絶縁される。好ましい一実施形態においては、それらのアームは管状である。
つまり、アームは剛性同軸管であるので、低RF損失のような優れたRF転送特性を有する。
しかし、クラムシェル型の移動電話において、下方部と上方部との間でRF信号を転送するために剛性同軸管を装備できるであろうか?回転運動が可能になるように、剛性管を結合できない限り、その答えは否である。
図1において、第1の剛性アーム102は、結合ユニット106により第2の剛性アーム104に結合される。この結合ユニットにより、回転運動が可能になる。図1に示されるように、第1のアーム102は、第1の端部110及び第2の端部108を有し、第1のアーム102の第1の端部110は、第1の結合部112において結合ユニット106に結合される。同様に図1からわかるように、第2のアーム104は、第1の端部116及び第2の端部118を有し、そのうち、第1の端部116は、第2の結合部114で結合ユニット106に結合される。
通常、結合ユニット106は、回転軸Aを中心として互いに対して回転自在に配置される2つの半体から構成される。この軸は、結合ユニットの中心に向いており、結合ユニットの第2の結合部に対する第1の結合部の回転を可能にする。
剛性アーム102の第1の端部110が結合ユニット106の第1の結合部112に結合され、第2の剛性アーム104の第1の端部116が結合ユニット106の第2の結合部114に結合されるため、第1のアーム102及び第2のアーム104は剛性であるものの、無線通信ユニット100は完全には剛性ではない。結合ユニットは、図1にAで示される回転軸に関する回転を可能にするので、第1のアーム102及び第2のアーム104は、同一の回転軸、すなわち回転軸Aを中心として回転自在である。従って、無線通信ユニット100の第1の剛性アーム102及び第2の剛性アーム104は、互いに接する方向と離れる方向とに折りたたみ可能である。従って、無線通信ユニット100は折りたたみ可能となる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、結合ユニット106は、互いに対して同軸に配置され且つ電気的に絶縁された第1の電気導体及び第2の電気導体を具備する。従って、この結合ユニット106は同軸導体を有する。結合ユニット106の結合部112を第1の剛性アーム102の第1の端部110に結合することにより、第1の剛性アーム102の内側導体120が結合ユニット112の内側導体に接触し、且つ第1の剛性アーム102の外側導体が結合ユニット106の外側導体と接触するように、同軸に配置された導体は、第1の剛性アームの同軸に配置された導体と接触する。
相対的に回転自在の2つの同軸剛性部品を有する結合ユニット106は、第1の結合部112が第2の結合部114に電気接続されるように、2つの部分の電気接点を含むのが好ましい。この電気接点は、第1の結合部112の内側導体と第2の結合部114の内側導体との電気接触から成る。更に、結合ユニット106の内部における電気接触は、第1の結合部112の外側導体と第2の結合部114の外側導体とを電気接触させるのが好ましい。また、内側導体は、外側導体に関して電気的に絶縁される。
2つの内側導体の電気接点及び2つの外側導体の電気接点は、それぞれ、数多くの異なる方法により実現できる。結合ユニット106の2つの剛性部を相対的に回転自在に配置し、2つの剛性部に関する回転運動を可能にしつつ、2つの内側導体を電気接触させる方法の1つは、内側導体の間でスリップリング接点を使用する方法であってもよい。これにより、2つの内側導体は、互いに対してすべり運動するので、上記の回転運動が可能になる。同様に、第1の結合部及び第2の結合部の外側導体の間で電気接触を成立させるために、スリップリング接点が設けられてもよく、このスリップリング接点は、回転運動を可能にするであろう。これにより、2つの剛性部品が回転運動したとき、2つの外側導体は、互いに対してすべり運動するであろう。
同様に、結合ユニット106の第2の結合部114を第2の剛性アーム104の第1の端部116に結合するとき、第2の剛性アーム104の内側導体は、結合ユニット106の内側導体と接触し、第2の剛性アームの外側導体は、結合ユニット106の外側導体と接触する。外側導体と内側導体とを電気的に絶縁する一方で、外側導体を互いに接触させると共に、内側導体を互いに接触させることにより、優れたRF信号転送特性が得られる。
図1は、第2の剛性アーム104の内側導体122を更に示す。このアームは、第1の剛性アーム102と同一の種類である。第1の剛性アーム102及び第2の剛性アーム104を結合ユニット106に結合することにより、第1のアーム102の内側導体120と第2の剛性アーム104の内側導体122との電気接触が得られる。同様に、先に説明した通り、第1の剛性アーム102及び第2の剛性アーム104を結合ユニットに結合することにより、結合ユニットを介して、第1の剛性アーム102の外側導体と第2の剛性アーム104の外側導体との電気接触が得られる。内側導体及び外側導体は、互いに対して電気的に絶縁された状態を保つ。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の剛性アーム102は細長い形状であり、図1に示されるように、結合ユニット106の回転軸Aに対してほぼ垂直な方向において結合ユニット106の第1の結合部112に結合される。
本発明の別の実施形態によれば、第1のアーム102は、回転軸Aの方向とほぼ平行な方向において第1の結合部112に結合される(図示せず)。本実施形態においては、第1の結合部の内側導体及び外側導体は、回転軸Aと同軸である。本発明の本実施形態でも、第1の剛性アームが細長く伸びてもよい方向は、回転軸Aに対して垂直である。第1の剛性アームは、文字Lのような形状を有する。文字Lの横棒は、回転軸Aと同軸であり、文字Lの縦棒は、第1の剛性アームが細長く伸びてもよい方向とほぼ同じ方向に向いている。
本発明の別の実施形態によれば、結合された第1の剛性アーム102を有する第1の結合部112の方向と回転軸の方向とが鋭角を成すように、剛性アーム102の第1の端部110は、結合ユニット106の第1の結合部112に結合されてもよい。
従って、図1に示されるような無線通信ユニット100においては、第2の剛性アーム104に対して第1の剛性アーム102を折りたたむことができる。そのように折りたたみが可能な構成は、本発明の好ましい一実施形態による図2に示されるような携帯通信装置で使用されると好都合である。
図2は、本発明の好ましい一実施形態による携帯通信装置の横断面を示す側面図である。この図は、携帯通信装置の一例として、移動電話を示す。移動電話は、回転領域228において、上方部224及び下方部226が互いに対して折りたたまれた状態にある。移動電話200は、折りたたまれた状態にある。
図2は、第1の剛性アーム202、第2の剛性アーム204及び結合ユニット206を有する無線通信ユニットを更に示す。第1の剛性アームは移動電話200の上方部224に配置され、第2の剛性アーム204は電話200の下方部226に配置され、結合ユニット206は装置200の回転領域228に配置される。更に、第1の剛性アーム202の第1の端部210は結合ユニット206の第1の結合部212に結合され、第2の剛性アームの第1の端部216は結合ユニット206の第2の結合部214に結合される。
本発明の好ましい一実施形態においては、結合ユニット206は、図1に関連して説明された種類、すなわち、図1でAにより示される回転軸を有する種類の結合ユニットである。従って、結合ユニット206も、第1の結合部212及び第2の結合部214の回転を可能にするような回転軸を有する。
更に、移動電話200の回転領域228も、電話200の下方部226に対する電話の上方部224の回転を可能にするように設計される。このため、回転軸は、回転領域228の内部に規定される。電話200の下方部226に配置された第2の剛性アーム204に対する電話200の上方部224に配置された第1の剛性アーム202の回転を可能にするために、結合ユニット206の回転軸は、回転領域228の回転軸と一致しなければならない。
第1の剛性アーム202及び第2の剛性アーム204は、移動電話の上方部224と下方部226との間のRF信号の転送を可能にするように設計される。通常、第1の剛性アーム202の第2の端部208は、アンテナ220に結合され、第2の剛性アーム204の第2の端部218は、プリント配線基板(PWB)222に結合される。無線信号を送受信するとき、RF信号がアンテナとプリント配線基板との間で転送される。PWBが2分割移動電話200の一方の部分、この場合には下方部に配置され、アンテナは別の部分、この場合には上方部に配置されるため、装置200の上方部224と下方部226との間でRF信号を転送することが必要になる。
図2は、携帯通信装置の折りたたみ状態における横断面を示す側面図であるのに対して、図3は、携帯通信装置が開かれた状態を横断面側面図で示す。図3は、移動電話型の携帯通信装置の1つの種類を示す。開かれた状態にあるこの移動電話30は、図3に示されるように、結合ユニット36により互いに結合された第1の剛性アーム32及び第2の剛性アーム34を含む。図3に示されるように第1の剛性アーム32が結合ユニット36に結合された状態で、第2の剛性アーム34に対して第1の剛性アーム32が回転自在となるように、結合ユニット36が設計される。これは、先に図1及び図2に関連して説明したように結合ユニット36を設計することにより可能になる。
本発明を多くの方法で変形することができる。それらの変形のうち、以下に代替実施形態としてごく少数の例をあげる。従って、それらの種々の実施形態は、限定的な意味を持たない例である。本発明の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ限定される。
本発明の別の実施形態によれば、結合ユニットは、第1の剛性アーム及び結合ユニットを具備し、結合ユニットに第1の剛性アームが結合される。
本発明の別の実施形態によれば、携帯通信装置は、第1の剛性アーム及び第2のアームを具備し、それらのアームは共に結合ユニットに結合される。
本発明の別の実施形態によれば、携帯通信装置は、結合ユニットの内部において回転軸を中心とする回転を可能にするために、結合ユニットに結合された第1の剛性アームを具備する。
本発明の別の実施形態によれば、携帯通信装置は、結合ユニットの一方の部分の1つの箇所に結合された第1の剛性アームを具備し、結合ユニットの別の部分の別の箇所は、RF回路網と第2の剛性部との間のRF信号転送を可能にするために、RF回路網に直接接続される。
本発明の別の実施形態によれば、結合ユニットは、3つ以上の部分を具備し、そのうち少なくとも2つの部分は、相対的に回転軸を中心として移動可能である。
本発明の更に別の実施形態によれば、携帯通信装置は、互いに対して移動可能な複数のハウジング部を含む任意の種類の携帯通信装置であってもよい。そのような携帯通信装置のいくつかの例として、フラップ移動電話、ジャックナイフ移動電話などが挙げられる。
本発明は、次のような利点を有する。
互いに対して回転自在である複数の部分を含む同軸結合ユニットを有する無線通信ユニットを使用することにより、前記無線通信ユニットの折りたたみが可能になる。
半剛性無線通信ユニットを使用することによる別の利点は、可撓性RFケーブルと比較してRF性能が向上することである。半剛性無線通信ユニットは、可撓性ケーブルと比較して、挿入損が少なく、遮蔽能力及び接地可能度が改善される。
更に別の利点は、剛性同軸ケーブルを使用する場合、可撓性ケーブルを使用する場合と比較してより直径の大きいケーブルを使用できるため、RF性能が更に向上することである。
更に、例えば、移動電話の様々に異なるハウジング部品の内部でプリント配線基板(PWB)に剛性アームのシールドを直接はんだ付けできるので、アンテナ性能が向上し、妨害の影響を受けにくくなるという点が好都合である。これにより、携帯通信装置における感度の高い電気/電子部品の間の相互妨害は、最小限に抑えられる。
また、剛性アームをPWBにはんだ付けすることにより剛性アームを固着し、それを回転自在の無線通信ユニットに結合することによって、剛性アームは、携帯通信装置の回転領域に固定される。そのため、導体が圧迫され、携帯通信装置の性能が低下するという問題が起こる可能性は少なくなる。
本発明の好適な一実施形態にかかる無線通信ユニットを示す図である。 本発明の好適な一実施形態にかかる携帯通信装置を折りたたんだ状態の横断面を示す側面図である。 本発明の好適な一実施形態にかかる携帯通信装置を開いた状態の横断面を示す側面図である。

Claims (9)

  1. 第1の端部(108)と第2の端部(110)を有する第1の剛性アーム(102)と、
    少なくとも2つの剛性部のうちの1つの剛性部が、第1の結合部(112)に取り付けられ、他の剛性部が第2の結合部(114)に取り付けられる結合ユニット(106)と、を備え、前記剛性部の少なくとも2つは、前記結合ユニット(106)を介して回転軸周りに、互いに回転可能に取り付けられ、
    前記第1の剛性アーム(102)の第1の端部(110)は、前記結合ユニット(106)の第1の結合部(112)に結合され、該第1の剛性アームは、互いに同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体と内側導体とを備え、
    前記第1の剛性アーム(102)と前記結合ユニット(106)の第2の結合部(114)との間において、前記回転可能な結合ユニット(106)を介して、無線周波数信号を送信可能であることを特徴とする無線通信ユニット(100)。
  2. 第1の端部(116)と第2の端部(118)を有する第2のアーム(104)を更に備え、
    前記第2のアーム(104)の前記第1の端部(116)は、前記結合ユニット(106)の前記第2の結合部(114)に結合され、該第2のアームは、互いに同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体と内側導体とを備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信ユニット(100)。
  3. 前記第2のアーム(104)は、剛性アームであることを特徴とする請求項2に記載の無線通信ユニット(100)。
  4. 前記第1のアーム(102)および第2のアーム(104)のうちの少なくとも1つは、細長い形状であることを特徴とする請求項2または3に記載の無線通信ユニット(100)。
  5. 互いに同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体及び内側導体を有する第1の剛性アーム(202、32)と、結合ユニット(206、36)とを含む無線通信ユニットを備え、無線通信転送が可能な携帯通信装置(200、30)であって、
    第1の端部(210)及び第2の端部(208)を有する第1の剛性アーム(202)を含む上方部(224)と、
    下方部(226)と、を備え、該下方部は、回転軸周りに該下方部(226)に対する前記上方部(224)の回転を可能にする回転領域(228)を介して前記上方部(224)に結合され、
    前記回転領域(228)は、少なくとも2つの剛性部を有する前記結合ユニット(206、36)を含み、該剛性部のうち1つは第1の結合部(212)を具備し、別の剛性部は第2の結合部(214)を具備し、第1のアーム(202、32)の第1の端部(210)は第1の結合部(212)に結合され、少なくとも2つの剛性部のうち少なくとも2つは、互いに回転できるように回転軸周りに回転自在に配置され、それにより、前記上方部(224)の前記第1の剛性アーム(202、32)と前記結合ユニット(206、36)の第2の結合部(214)との間で無線周波信号が転送されることを特徴とする携帯通信装置。
  6. 更に、前記携帯通信装置(200、30)の下方部(226)に配され、第1の端部(216)と第2の端部(218)とを備える第2のアーム(204、34)を備え、前記第2のアーム(204、34)の第1の端部(216)は、前記結合ユニット(206、36)の第2の結合部(214)に結合され、前記第2のアーム(204)は、互いに同軸に配置され且つ電気的に絶縁された外側導体と内側導体とを備えることを特徴とする請求項5に記載の携帯通信装置(200、30)。
  7. 前記第2のアーム(204、34)は剛性アームであることを特徴とする請求項5に記載の携帯通信装置(200、30)。
  8. 前記回転領域(228)はヒンジ領域であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の携帯通信装置(200、30)。
  9. 前記携帯通信装置(200、30)は、携帯電話であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の携帯通信装置(200、30)。
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