JP5053775B2 - 電線配線ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車両としての自動車のルーフトリム等に取り付けられて前記自動車の乗員室内を照明するバルブなどに電力を供給する電線配線ユニットに関する。
従来より、車両としての自動車には、その乗員室の天井に照明用のバルブを備えた室内照明装置が取り付けられている。このため、自動車の天井には、前記室内照明装置のバルブに電源からの電力を供給するための電線配線ユニット(例えば、特許文献1参照)が取り付けられている。
この種の電線配線ユニットは、前述した天井などに取り付けられるハウジングと、このハウジングの一方の表面に取り付けられる端子金具とを備えている。端子金具には、前述した電源からの電力が供給される電線と、前述したバルブが取り付けられる。電線配線ユニットは、電線からの電力を、端子金具を介して、前述したバルブに供給している。
特開2002−67790号公報
しかしながら、上述した従来の電線配線ユニットは、ハウジングの一方の表面のみに電線とバルブとが取り付けられる端子金具を設けているため、当該ハウジング即ち電線配線ユニット自体が大型化する傾向であった。
従って、本発明の目的は、大型化を抑制することができる電線配線ユニットを提供することにある。
上述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された本発明の電線配線ユニットは、第1の電線と、当該第1の電線と別体の第2の電線とを接続する電線配線ユニットにおいて、一方の表面に前記第1の電線を配線しかつ他方の表面に前記第2の電線を配線する絶縁性のハウジングと、前記ハウジングの前記一方の表面に設けられて前記第1の電線と接続する第1接続部と、前記ハウジングの前記他方の表面に設けられて前記第2の電線と接続する第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを連結した連結部とを有した端子金具と、前記ハウジングに連なる直線棒状部と、を備え、前記第1接続部は、前記一方の表面から立設して前記第1の電線と圧接する圧接刃と、筒状部と、を有し、前記ハウジングの前記一方の表面には、直線状に延在して、かつその長手方向に沿って前記筒状部を含む前記第1接続部が挿入されて、当該第1接続部を収容する端子収容溝が設けられ、前記連結部は、前記第1接続部が前記端子収容溝内に収容されると、前記連結部が前記筒状部は、その内側に前記直線棒状部を通すことで、前記ハウジングに前記端子金具を固定することを特徴としている。
請求項に記載された本発明の電線配線ユニットは、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載された電線配線ユニットにおいて、前記第1接続部と前記第2接続部は、それぞれ、互いの間に前記第2の電線を挟む挟持部を備え、当該挟持部を前記ハウジングの厚み方向に沿って並べて配置したことを特徴としている。
請求項1に記載された本発明の電線配線ユニットによれば、ハウジングの一方の表面に第1の電線を配線し、ハウジングの他方の表面に第2の電線を配線しているので、これら第1及び第2の電線の実装密度が向上する。
また、端子金具が、一方の表面に設けられて第1の電線と接続する第1接続部と、他方の表面に設けられて第2の電線と接続する第2接続部と、これらの接続部同士を連結する連結部とを備えているので、第1の電線と第2の電線とを確実に接続できる。また、ハウジングの一方の表面に第1接続部を収容する端子収容溝が設けられ、当該第1接続部が端子収容溝内に収容されると、連結部がハウジングの外側面上に配置されるので、端子金具を容易でかつ確実にハウジングに取り付けることができる。また、第1接続部がハウジングの一方の表面から立設した圧接刃を備えているので、当該圧接刃に第1の電線を圧接する方向即ち第1の電線をハウジングに取り付ける方向と、端子金具をハウジングに取り付ける方向とが交差することとなる。このため、第1の電線にハウジングから引き剥がされる力が作用しても、当該第1の電線とともに端子金具がハウジングから引き剥がされることを防止できる。また、筒状部は、その内側に直線棒状部を通すことにより、ハウジングに端子金具を固定することができる。
請求項に記載された本発明の電線配線ユニットによれば、挟持部がハウジングの厚み方向に沿って並べられているため、一方の挟持部で第1接続部を一方の表面に密着させ、他方の挟持部と他方の表面との隅間をハウジング2の厚さで管理することができる。
請求項1に記載の本発明は、一体に形成された端子金具の接続部をハウジングの両面に積層配置して、第1及び第2の電線の実装密度が向上するので、ハウジングの大型化を抑制でき、電線配線ユニット自体の大型化を抑制して、当該電線配線ユニット自体の小型化を図ることができる。
また、端子金具が第1の電線と第2の電線とを確実に接続できるので、ハウジング即ち電線配線ユニット自体の小型化を図っても、確実に電源などから供給される電力をバルブなどの負荷に供給することができる。また、ハウジングの一方の表面に第1接続部を収容する端子収容溝が設けられ、当該第1接続部が端子収容溝内に収容されると、連結部がハウジングの外側面上に配置されるので、端子金具を容易でかつ確実にハウジングに取り付けることができる。また、第1の電線にハウジングから引き剥がされる力が作用しても、当該第1の電線とともに端子金具がハウジングから引き剥がされることを防止できる。したがって、当該電線配線ユニットを自動車などに取り付ける際などに、第1の電線(の圧接方向)に不必要な力が作用しても、ハウジングと端子金具とが分離することを防止できる。また、筒状部は、その内側に直線棒状部を通すことにより、ハウジングに端子金具を固定することができる。
請求項に記載の本発明は、挟持部がハウジングの厚み方向に沿って並べられているため、一方の挟持部で第1接続部を一方の表面に密着させ、他方の挟持部と他方の表面との隅間をハウジング2の厚さで管理することができる。このため、第2の電線に対する他方の挟持部の押し代を精度良く管理することができるので、挟持部をばらつきなく(一定の接圧で)第2の電線と確実に接続することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る電線配線ユニットを、図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電線配線ユニットの斜視図であり、図2は、図1に示された電線配線ユニットの要部の断面図であり、図3は、図1に示された電線配線ユニットの分解斜視図である。
本実施形態における電線配線ユニット1は、車両としての自動車の乗員室内に露出して配置される意匠板に取り付けられて、当該意匠板を介して乗員室の天井に取り付けられる。そして、電線配線ユニット1は、当該天井に取り付けられるワイヤハーネスを構成して、電源から供給された電力を照明装置の光源としてのバルブに供給するユニットである。
電線配線ユニット1は、図1乃至図3に示すように、ハウジング2と、端子金具3と、外装カバー4(図2に示す)と、ロアカバー5(図2に示す)とを備えている。
ハウジング2は、絶縁性の合成樹脂で構成され、厚手の平板状に形成されている。ハウジング2は、図1及び図2中上方に位置する一方の表面2a上に第1の電線6を複数配線し、図1及び図2中下方に位置する他方の表面2b上に、第1の電線6と別体の第2の電線としてのFFC(FlexibleFlat Cable:フレキシブルフラットケーブル)7を配線している。
第1の電線6は、図2に示すように、導電性の芯線8と、当該芯線8を被覆した絶縁性の被覆部9とを備えて、断面丸型の被覆電線となっている。第1の電線6は、図示例では、3本設けられ、前述した自動車の車体に搭載されるバッテリなどの電源からの電力が供給される。
FFC7は、直線状に延在して互いに平行に配置された複数の導体と、これらの導体を被覆したフィルムとを備えて、全体として帯状に形成されている。FFC7は、前述したバルブに接続されている。FFC7の端末には、図2に示すように、平板状の保持板10が重ねられて取り付けられている。保持板10には、係止用の貫通孔11が設けられている。
また、FFC7の端末において、保持板10の裏側に位置するフィルムの一部が除去されて、導体が露出している。さらに、FFC7の端末には、図2に示すように、電源からの電力をバルブに供給したり、この電力の供給を停止するため即ちバルブのオンオフを操作するためのスイッチ12が取り付けられ、図示しない接点で端子金具3に摺接する。
ハウジング2の一方の表面2aには、複数の端子収容溝13が設けられている。端子収容溝13は、図示例では、3本設けられている。端子収容溝13は、ハウジング2の一方の表面2aから凹に形成され、当該ハウジング2の図1及び図3中手前側の一端部と中央部とに亘って設けられている。
端子収容溝13は、それぞれ直線状に延在しており、互いに平行に配置されている。また、端子収容溝13の底の図1及び図3中手前側の端部には、直線棒状部14が一体に設けられている。直線棒状部14は、勿論、直線状に延在した棒状に形成されており、ハウジング2の中央寄りの一端部が当該ハウジング2に連なって、片持ち梁状に形成されている。
さらに、ハウジング2の一方の表面2aには、端子収容溝13間及び当該端子収容溝13の幅方向の縁から立設した電線位置決め片15が設けられている。電線位置決め片15は、勿論、ハウジング2の一方の表面2aから立設しており、内側に第1の電線6を通す電線通し用の切欠き15aを端子収容溝13の長手方向に沿って三つ(第1の電線6と同数)設けている。電線通し用の切欠き15aは、電線位置決め片15のハウジング2から離れた側の縁から当該ハウジング2に向かって電線位置決め片15を切り欠いて形成されている。電線位置決め片15は、勿論、電線通し用の切欠き15a内に第1の電線6を通して、当該第1の電線6をハウジング2の一方の表面2a上に位置決めする。
ハウジング2の他方の表面2bには、保持板10の貫通孔11に係止するための係止アーム16が設けられている。
端子金具3は、複数(図示例では、3本)設けられている。端子金具3は、それぞれ、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られる。端子金具3は、図3に示すように、第1接続部17と、第2接続部18と、連結部19とを一体に備えている。
第1接続部17は、図3に示すように、直線板部20と、複数の圧接刃21と、筒状部22と、固定リブ30とを一体に備えている。直線板部20は、直線状に延在した帯状に形成されている。圧接刃21は、直線板部20の図1及び図3中奥寄り即ちハウジング2の中央寄りの一端部の幅方向の両縁(即ち、ハウジング2の一方の表面2a)から立設している。圧接刃21は、端子金具3が端子収容溝13内に収容されてハウジング2に取り付けられていると、電線位置決め片15に重なる位置に配置されている。
圧接刃21には、その直線板部20から離れた側の縁から直線板部20に向かって当該圧接刃21を切り欠いたスリット21aが設けられている。圧接刃21は、スリット21a内に第1の電線6が挿入されて、スリット21aの内縁部で被覆部9を切り欠いて、芯線8と接触することで、第1の電線6を圧接する。このように、圧接刃21に第1の電線6を圧接することで、第1接続部17は、第1の電線6と接続する。
筒状部22は、四角筒状に形成されて、直線板部20の図1及び図3中手前寄り即ちハウジング2の端寄りの他端部に連なっている。筒状部22は、その内側に直線棒状部14を通すことで、ハウジング2に端子金具3を固定する。固定リブ30は、直線板部20の先端に連なり、ハウジング2に固定されて、当該端子金具3をハウジング2に固定するために用いられる。
第2接続部18は、帯状に形成され、直線板部20の他端部と間隔をあけて配置されているとともに、その長手方向の中央部が直線板部20の他端部に向かって凸に折り曲げられて、く字状に形成されている。第2接続部18は、筒状部22との間にFFC7及び保持板10を挟みこんで、このFFC7の端末で露出した導体と接触して、当該導体即ちFFC7と接続する。
連結部19は、図4に示すように、第1接続部17の端と第2接続部18の端とを連結しているとともに、第2接続部18が直線板部20に接離するように弾性変形自在となっている。連結部19は、筒状部22内に直線棒状部14を通して、端子収容溝13内に端子金具3が取り付けられると、直線棒状部14の先端面14a上に間隔をあけて重ねられる。なお、この先端面14aは、前述した一方の表面2aと他方の表面2bとに連なる外側面をなしている。
また、端子金具3には、図4に示すように、一対の挟持部23,24が設けられている。一方の挟持部23は、筒状部22の第2接続部18と相対する位置に配置され、この第2接続部18から離れる方向に凸に形成されている。他方の挟持部24は、第2接続部18に設けられ、筒状部22に向かって凸に形成されている。これらの挟持部23,24は、互いの間にFFC7および保持板10を配置する。これらの挟持部23,24は、ハウジング2の厚み方向(前述した表面2a,2bに対して直交する方向)に沿って、並べられて配置されている。なお、端子金具3が弾性変形していない状態で、一対の挟持部23,24間の間隔は、直線棒状部14、保持板10及びFFC7を合わせた厚みよりも小さくなっており、一対の挟持部23,24間に保持板10及びFFC7が挿入されると、挟持部24が挟持部23が離れる方向に弾性変形して、弾性復元力により挟持部24がFFC7の導体を押圧して密に接触する。
前述した端子金具3の第1接続部17は、圧接刃21を先頭して、端子収容溝13の図1及び図3中手前側の端部側から当該端子収容溝13内に、当該端子収容溝13の長手方向(即ち一方の表面2a)に沿って挿入される。そして、筒状部22内に直線棒状部14を通して、端子収容溝13内に第1接続部17が収容されて、端子金具3は、ハウジング2に取り付けられる。すると、勿論、連結部19が、直線棒状部14の先端面14aと間隔をあけて、当該先端面14a上に重ねられる。
外装カバー4は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、ハウジング2の前述した一方の表面2aを覆う格好で、当該ハウジング2に取り付けられる。外装カバー4には、第1の電線6を電線位置決め片15の電線通し用の切欠き15aの奥に位置決めする位置決め片25が設けられている。
ロアカバー5は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、ハウジング2の前述した他方の表面2bを覆う格好で、当該ハウジング2に取り付けられる。外装カバー4には、スイッチ12の操作部12aを通して、当該操作部12aを露出するための露出孔26が設けられている。
前述した構成の電線配線ユニット1は、以下のように、組み立てられる。各端子金具3を端子収容溝13内に収容して、ハウジング2に取り付ける。このとき、勿論、端子金具3を端子収容溝13と平行にして、当該端子収容溝13の長手方向に沿って、端子金具3を端子収容溝13内に挿入して、当該端子金具3をハウジング2に取り付ける。
その後、圧接刃21に第1の電線6を圧接して当該第1の電線6をハウジング2の一方の表面2aに取り付けるとともに、筒状部22と第2接続部18との間にFFC7及び保持板10を挿入して、貫通孔11内に係止アーム16を係止させて、当該ハウジング2の他方の表面2bにFFC7を取り付ける。このとき、保持板10をハウジング2の他方の表面2bに重ね、FFC7の端末で露出した導体を第2接続部18に接触させる。
すると、勿論、挟持部23,24間にFFC7などが挟まれる。さらに、第1の電線6を、一方の表面2aと平行でかつ端子収容溝13の長手方向に対して直交する状態に位置付け、一方の表面2aに対して直交する方向に沿って、第1の電線6をハウジング2に近づけて、当該第1の電線6をハウジング2に取り付ける。
そして、外装カバー4とロアカバー5をハウジング2に取り付けて、前述した電線配線ユニット1が組み立てられる。こうして、組み立てられた電線配線ユニット1は、第1の電線6とFFC7とを接続する。電線配線ユニット1は、スイッチ12がオンオフされることで、電源からの電力をバルブに供給して当該バルブを点灯させたり、バルブへの電力の供給を停止して当該バルブを消灯させる。
本実施形態によれば、ハウジング2の一方の表面2aに第1の電線6を配線し、ハウジング2の他方の表面2bにFFC7を配線して、一体に形成された端子金具3の接続部17,18をハウジング2の両面2a,2bに積層配置しているので、これらの第1の電線6及びFFC7の実装密度が向上する。したがって、ハウジング2の大型化を抑制でき、電線配線ユニット1自体の大型化を抑制して、当該電線配線ユニット1自体の小型化を図ることができる。
また、端子金具3が、一方の表面2aに設けられて第1の電線6と接続する第1接続部17と、他方の表面2bに設けられてFFC7と接続する第2接続部18と、これらの接続部17,18同士を連結する連結部19とを備えているので、第1の電線6とFFC7とを確実に接続できる。ハウジング2即ち電線配線ユニット1自体の小型化を図っても、確実に電源などから供給される電力をバルブなどの負荷に供給することができる。
ハウジング2の一方の表面2aに沿って第1接続部17をスライドして収容する端子収容溝13が設けられ、当該第1接続部17が端子収容溝13内に収容されると、連結部19がハウジング2の直線棒状部14の先端面14a上に配置されるので、端子金具3の取り付け後に外装カバー4を装着した際に、当該外装カバー4の内面が連結部19に干渉しないで嵌合することで不完全嵌合を防止でき、端子金具3を容易でかつ確実にハウジング2に取り付けることができる。
第1接続部17がハウジング2の一方の表面2aから立設した圧接刃21を備えているので、当該圧接刃21に第1の電線6を圧接する際に当該第1の電線6をハウジング2に近づける方向即ち第1の電線6をハウジング2に取り付ける方向と、端子金具3をハウジング2に取り付ける方向とが交差することとなる。このため、第1の電線6にハウジング2から引き剥がされる力が作用しても、圧接刃21の両側が筒状部22と固定リブ30とでハウジング2の一方の表面2aに密接した状態で固定されているので、当該第1の電線6とともに端子金具3がハウジング2から引き剥がされることを防止できる。したがって、端子金具3を装着したハウジング2を圧着治具に装着し、圧接装置により圧接接続する際にも第1の電線6を圧接刃21に対し安定的に挿入できるので、第1の電線6の圧接刃21への挿入深さのばらつきを抑えることができ、確実な電線接続構造を提供できる。更に、当該電線配線ユニット1を自動車などに取り付ける際などに、第1の電線6(の圧接方向)に不必要な力が作用しても、ハウジング2と端子金具3とが分離することを防止できる。
挟持部23,24がハウジング2の厚み方向に沿って並べられているため、一方の挟持部23で第1接続部17を一方の表面2aに密着させ、他方の挟持部24と他方の表面2bとの隅間をハウジング2の厚さで管理することができる。このため、FFC7に対する他方の挟持部24の押し代を精度良く管理することができるので、挟持部24をばらつきなく(一定の接圧で)FFC7と確実に接続することができる。
前述した実施形態では、自動車の天井に取り付けられるワイヤハーネスを構成して、電力をバルブに供給しているが、本発明の、電線配線ユニット1は、種々の機械や用途などに勿論用いられても良い。
また、本発明では、第1の電線及び第2の電線として、断面丸型の被覆電線、FFC、FPC(Flexible Printed Circuit:フレキシブルプリントサーキット)などの種々の電線を勿論用いても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電線配線ユニットの斜視図である。 図1に示された電線配線ユニットの要部の断面図である。 図1に示された電線配線ユニットの分解斜視図である。 図2に示された電線配線ユニットの端子金具の要部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 電線配線ユニット
2 ハウジング
2a 一方の表面
2b 他方の表面
3 端子金具
6 第1の電線
7 FFC(第2の電線)
13 端子収容溝
14a 先端面(外側面)
21 圧接刃
23 挟持部
24 挟持部

Claims (2)

  1. 第1の電線と、当該第1の電線と別体の第2の電線とを接続する電線配線ユニットにおいて、
    一方の表面に前記第1の電線を配線しかつ他方の表面に前記第2の電線を配線する絶縁性のハウジングと、
    前記ハウジングの前記一方の表面に設けられて前記第1の電線と接続する第1接続部と、前記ハウジングの前記他方の表面に設けられて前記第2の電線と接続する第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを連結した連結部とを有した端子金具と、
    前記ハウジングに連なる直線棒状部と、を備え、
    前記第1接続部は、前記一方の表面から立設して前記第1の電線と圧接する圧接刃と、筒状部と、を有し、
    前記ハウジングの前記一方の表面には、直線状に延在して、かつその長手方向に沿って前記筒状部を含む前記第1接続部が挿入されて、当該第1接続部を収容する端子収容溝が設けられ、
    前記連結部は、前記第1接続部が前記端子収容溝内に収容されると、前記連結部が前記直線棒状部の先端面上に配置され、
    前記筒状部は、その内側に前記直線棒状部を通すことで、前記ハウジングに前記端子金具を固定することを特徴とする電線配線ユニット。
  2. 前記第1接続部と前記第2接続部は、それぞれ、互いの間に前記第2の電線を挟む挟持部を備え、当該挟持部を前記ハウジングの厚み方向に沿って並べて配置したことを特徴とする請求項1載の電線配線ユニット。
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