JPH0327335Y2 - - Google Patents

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JPH0327335Y2
JPH0327335Y2 JP1984197431U JP19743184U JPH0327335Y2 JP H0327335 Y2 JPH0327335 Y2 JP H0327335Y2 JP 1984197431 U JP1984197431 U JP 1984197431U JP 19743184 U JP19743184 U JP 19743184U JP H0327335 Y2 JPH0327335 Y2 JP H0327335Y2
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JP
Japan
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terminal
flat cable
flat
contact
terminal piece
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JP1984197431U
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JPS61114666U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、アンダーカーペツト配線システム
におけるフロアコンセントの設置等に使用される
フラツトケーブル用端子台に関するものである。
〔背景技術〕
アンダーカーペツト配線システムは、帯状偏平
導電体を絶縁部材で被覆したフラツトケーブルを
床面上に敷設し、その上をタイルカーペツトで覆
つた配線システムで、近年事務所内等の配線に採
用されている。この配線システムでは、使用する
電気機器の設置場所に応じて、床面上の適当な位
置にコンセントを取り付けなければならないの
で、フラツトケーブルの導電体から電気を確実に
取り出してコンセントに接続することのできる端
子台が必要となる。
第5図の分解図と第6図の組立図に示すよう
に、従来の端子台1′は上固定材2と下固定材3
とからなり、これら両固定材2,3の間隔部にフ
ラツトケーブル5が通される。上固定材2は、絶
縁材で作られた端子片取付片6′と締付材7の間
に導電体で作られた端子片9′を配してなり、端
子片9′を取り付けた端子片取付材6′の上から締
付材7を当てがい、両側のねじ10で下固定材3
に固定することにより、端子台1′が床11上に
取り付けられる。
ところで、従来の端子台1′の端子片9′は、図
示の如く側面視コ字形を呈しており、その上部9
aがコード13を取り付けるための端子部とな
り、平面状の下端部9bの下面に鋭利な接触突起
14′が形成されていた。接触突起14′は、下端
部9bに切込みを入れ、この切り込まれた部分を
下側に起立させるいわゆる切起し法で形成された
もので、第8図のように複数個の接触突起14′,
14′,…が縦横に並設されていた。上固定材2
と下固定材3を締め付けると、接触突起14,′,
14′,…がフラツトケーブル5の薄い絶縁体か
らなる被覆材5aを突き破り、導電体5bと接触
することにより、端子部9aがフラツトケーブル
の導電体5bと電気的に接続されるのである。
しかしながら、上記従来の端子台の端子片9´
は、その微小な接触突起14′が平面から突出す
るように形成されていたので、その成形時におけ
る切込量および起立量を一定に保つことが難し
く、各接触突起14′,14′,…の突出量にばら
つきがあつた。そのため、フラツトケーブル5に
押し当てられた場合、一部の接触突起14′のみ
が導体5bと接触するという問題点があつた。例
えば、第7図において14′Bで示される接触突
起は導体5bと接触しているが、14′Aおよび
14′Cで示される接触突起は接触していない。
このような接触不良が著しくなると、端子部9a
への電気供給が不安定になり、使用電気機器に支
障をきたすおそれがあつた。
〔考案の目的〕
この考案は、上記従来の端子台の問題点を解消
し、安定して接続状態を得ることができるフラツ
トケーブル用端子台を提供することを目的として
いる。
〔考案の開示〕
この考案にかかるフラツトケーブル用端子台
は、絶縁材で作られた上下の固定材と、上固定材
に保持される導電材製の端子片をそなえ、帯状偏
平導電体を絶縁材で被覆してなるフラツトケーブ
ルを前記上下両固定材の間で挟持するとともに、
前記端子片の端部に設けられた接触突起を前記フ
ラツトケーブル中に挿入して帯状偏平導電体に接
触させることにより、フラツトケーブルと外部配
線とを接続するようにした端子台であつて、前記
端子片が外部配線を接続するための平板状端子部
と、該端子部から直角に屈曲して突出する縦板部
とをそなえた断面L形に形成され、前記縦板部の
下端部に鋭利な接触突起が形成されていることを
特徴としている。
(実施例) 第1図a,bはこの考案にかかるフラツトケー
ブル用端子台の1例の分解図で、このフラツトケ
ーブル用端子台1は、端子片9および端子片取付
材6の一部分を除いて、前記従来例として示した
端子台1′と同形に形成されている。組立図は従
来の端子台1′の組立図(第6図)と同一である
ので省略する。以下、各部材について述べる。
上固定材2の端子片取付材6は、底面にフラツ
トケーブル5が部分的に係合するケーブル挿通用
の凹部15が形成されている。また、上面と後面
には端子片係合用の凹部16が所定間隔をおいて
複数個並列に設けられている。この端子片係合凹
部16の反対側には第4図に示すようなナツト嵌
合穴17が設けられ、さらに、該ナツト嵌合穴1
7の量奥部から端子片係合凹部16に抜ける通孔
19が穿設されている。また、端子片取付材6の
両端部には固定孔20が設けられている。
端子片9は、上記端子片係合凹部16に係合す
る形状、すなわち側面視L字形に形成されてお
り、端子片係合凹部16に係合したとき下端部が
端子片取付材6の底面(ケーブル用凹部15の底
面)よりわずかに下方へ突出するように形成され
ている。そして、縦板部9cの下端部は鋸刃状に
成形され、それぞれの鋭利な凸部が接触突起14
となつている。端子片9の上部は、前記取付材6
の通孔19と合致する通孔21をそなえた端子部
9aとなつている。
締付材7は、端子片取付材6の上面と後面を覆
う側面視L字形に形成され、上部の前記端子片係
合凹部16と対応する位置に切欠部23,23,
…が設けられている。これらの切欠部23,2
3,…の幅はいずれも端子片9の幅よりも少し狭
くなつており、後述のようにして端子片9,9,
…を端子片取付材6に装着しその上に締付材7を
重ね合わせておいた状態において、これらの端子
片9,9,…に上向きの力が掛かつても、これら
の端子片9,9,…はこれらの切欠部23,2
3,…を通つて抜け出るというようなことが起き
ないようになつている。また、下部の底面にはケ
ーブル用凹部24が設けられ、側端部には固定孔
25が設けられている。
下固定材3は、比較的薄い平板状で、その上面
にフラツトケーブル5の下面部が係合するケーブ
ル用凹部27が形成されている。また、下固定材
3の側端部にも、上記端子片取付材6および締付
材7と同様に固定孔28が設けられている。
この端子台1の取付けは次のようにして行う。
まず、端子片9を端子片取付材6の係合凹部16
に係合し、接続しようとするコード13の金具1
3aを、通孔21,19に挿通したビス31とナ
ツト嵌合穴17に嵌合させたナツト32とで固定
する。次いで、床11の所定位置に載置された下
固定材3のケーブル用凹部27と上記端子片9お
よびコード13を取り付けた端子片取付材6のケ
ーブル用凹部15との間にフラツトケーブル5を
通し、さらに端子片取付材6の上に締付材7を重
ね合わせて、これら各材7,6,3を、それぞれ
の固定孔25,20,28に固定ねじ10を挿通
して床11に固定する。
固定ねじ10を締め付けることにより端子片取
付材6が下固定材3に押し付けられるが、このと
き端子片固定材6の底面よりも下方へ突出してい
る鋭利な接触突起14,14,…がフラツトケー
ブル5に当接し、さらに固定ねじ10を締着する
と接触突起14,14,…がフラツトケーブル5
の被覆材5aを突き破つて導電体5bに接触す
る。
この端子台1の端子片9は、平板状の接触部9
aと直角に折り曲げられた縦板部9cの下端部に
鋸刃状に接触突起14,14,…が形成されてい
るので、均一な高さの突起を容易に形成すること
ができる。また、接触突起14を有する縦板部9
cがフラツトケーブル5に対して直角に押し付け
られるので、接触突起14,14,…は確実にフ
ラツトケーブル5に押し込まれ、しかも接触突起
14,14,…は剛性が高いように形成されてい
るので、押込み中に湾曲することがない。したが
つて、導電体5bとの接触程度が常に一定で確実
な接続が行われるのである。
なお、上記実施例において、コード取付用のナ
ツト32をあらかじめナツト嵌合穴17の最奥部
に固着させて設けておけば、端子台1を組み立て
た後、コードを端子部9aに取り付けるのが容易
になる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案にか
かるフラツトケーブル用端子台は、端子片の接触
部とフラツトケーブルの導体との接触が確実とな
り、安定した接続状態を得ることができるすぐれ
たものとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案にかかるフラツトケーブル
用端子台の分解図、同図bはその要部の詳細図、
第2図は上固定材の底面図、第3図は組立状態に
おける側部断面図、第4図は接触部の断面図であ
る。第5図は従来のフラツトケーブル用端子台の
分解図、第6図はその組立図、第7図はその接触
部の断面図、第8図はその上固定材の底面図、第
9図はその側部断面図、第10図は第9図におけ
る要部拡大図である。 1,1′……フラツトケーブル用端子台、2…
…上固定材、3……下固定材、5……フラツトケ
ーブル、5a……被覆材、5b……導電体、6,
6′……端子片取付材、7……締付材、9,9′…
…端子片、9a……端子部、13……コード、1
4,14′……接触突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材で作られた上下の固定材と、上固定材に
    保持される導電材製の端子片をそなえ、帯状偏平
    導電体を絶縁材で被覆してなるフラツトケーブル
    を前記上下両固定材の間で挟持するとともに、前
    記端子片の端部に設けられた接触突起を前記フラ
    ツトケーブル中に挿入して帯状偏平導電体に接触
    させることにより、フラツトケーブルと外部配線
    とを接続するようにした端子台であつて、前記端
    子片が外部配線を接続するための平板状端子部
    と、該端子部から直角に屈曲して突出する縦板部
    とをそなえた断面L形に形成され、前記縦板部の
    下端部に鋭利な接触突起が形成されていることを
    特徴とするフラツトケーブル用端子台。
JP1984197431U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH0327335Y2 (ja)

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JP1984197431U JPH0327335Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JP1984197431U JPH0327335Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JPS61114666U JPS61114666U (ja) 1986-07-19
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JP1984197431U Expired JPH0327335Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JP5053775B2 (ja) * 2007-09-14 2012-10-17 矢崎総業株式会社 電線配線ユニット

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JPS61114666U (ja) 1986-07-19

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