JP5051439B2 - ケースロック装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のケースロック装置において、前記操作レバーハンドルは、前記シリンダ錠と相対向する位置に配置される目隠しアームを備えた。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のケースロック装置において、前記シリンダ錠と近接して相対向する目隠し部材を、前記操作レバーハンドルに設けた。
請求項4に記載の発明によれば、シリンダ錠と目隠し部材の切欠部とが嵌合することによって、シリンダ錠と操作レバーハンドルとが一体となった印象を与え、シリンダ錠の位置を特定し難くすることができる。その結果、防犯性を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、目隠し部材と同一形状の飾り部材を設けることによって、操作レバーハンドルの目隠し部材の存在を自然なものに感じることができる。また、デザイン性に優れた操作レバーハンドルを設計することができる。その結果、防犯性を高めるとともに、扉のデザイン性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1及び図2に示すように、扉本体としての扉1は、出入口枠2に対して図示しないヒンジにて、室外側に開閉可能に支持されている。扉1にはケースロック装置10が内蔵されている。ケースロック装置10の錠ケース11内には、本締め錠12と仮締め錠13が収納されている。
てのシリンダカバー23とを有している。操作ハンドル22は、先端部が斜め方向に屈曲形成され、屈曲部から先端に至る間を把持部22aとしている。
23は、基端が回転軸21に連結され、操作ハンドル22の回動操作とともに回動する。また、シリンダカバー23の先端部は、シリンダ錠15と相対向する位置まで延出形成され、その対向部分の面は、切り欠いて切欠部としての切欠部23aを形成している。
(1)本実施形態では、操作レバーハンドル20に回転軸21から上方に延出形成された操作ハンドル22を設けた。操作ハンドル22は、本締め錠12のシリンダ錠15と相対向する位置を待機位置とした。また、操作ハンドル22の回転軸21にシリンダカバー23を設けた。シリンダカバー23の先端部には切欠部23aを設けて、操作ハンドル22が待機位置にあるとき、シリンダカバー23の先端部とシリンダ錠15とが嵌合して相対向できるようにした。
また、シリンダ錠15を目隠しすることによって、扉1を眺めたとき、すっきりとした印象を与え、扉1のデザイン性を向上させることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図5及び図6を用いて説明する。尚、本実施形態では第1実施形態と相違する点を詳細に説明し、基本的に同じ構成についてはその詳細な説明は便宜上省略する。
(3)上記実施形態によれば、水平ハンドル32を有した操作レバーハンドル30に、回転軸21の先端から、上方に延出形成された目隠しアーム33を設けた。目隠しアーム33は、水平ハンドル32が待機位置にあるとき、その先端部がシリンダ錠15と相対向するように配置されるようにした。また、目隠しアーム33の先端部には、シリンダ錠15の外径よりも少し大きい外径の略円柱状のシリンダカバー34をシリンダ錠15と相対向するように設けた。一方、水平ハンドル32の先端部には、シリンダカバー34と同一形状の飾部35を設けた。
カバー34の存在が自然なものに感じられるとともに、デザイン性に優れた操作レバーハンドルを設計することができる。従って、扉のデザイン性を向上させることができる。
・上記第1実施形態では操作レバーハンドル20の操作ハンドル22を、扉1を正面からみたとき、シリンダ錠15と相対向する位置まで、回転軸21から直線状に延出形成した。これに限らず、シリンダ錠15と相対向する位置に操作レバーハンドルが配置されるとよいので、たとえば、図7に示すように、操作レバーハンドル50の操作ハンドル52をスプライン状に形成してもよい。これによれば、操作レバーハンドルのデザイン性を高めることができる。
・上記第1実施形態では、操作ハンドル22は回転軸21の先端から延出形成させた。これに限らず、図8に示すように、操作レバーハンドル55の回転軸21から延出形成した目隠し部材としてのシリンダカバー58に、操作ハンドル57の基端部を設けてもよい。・上記第2実施形態では、目隠しアーム33に、シリンダ錠15に近接して相対向するシリンダカバー34を設けた。これに限らず、シリンダカバー34を省略してもよい。例えば、図9に示すように、操作レバーハンドル60に設けた目隠しアーム63を、基端部から先端部にかけて扉1側に湾曲させる。そして、その先端部をシリンダ錠15に近接して相対向させてもよい。
・上記第2実施形態では、目隠しアーム33を回転軸21の先端から延出形成した。これに限らず、図10に示すように、操作レバーハンドル65の目隠しアーム68を、回転軸66の基端部から延出形成してもよい。これによれば、シリンダカバー34が省略できる。
・上記第2実施形態では、目隠しアーム33を水平ハンドル32とともに回動するようにした。これに限らず、図11に示すように、操作レバーハンドル70の目隠しアーム73を単独で操作可能にするようにしてもよい。
・上記第2実施形態では、シリンダカバー34と同一形状の飾部35を設けた。これに限らず、他の形状の飾り部材を設けてもよい。
・上記第1及び第2実施形態では、回動させることによって扉1を開放可能にする操作レバーハンドルを用いて具体化した。これに限らず、例えば、ハンドルを手前側に引いたり、又は、奥側に押したりすることによって扉を開放可能にするプッシュプルハンドルを用いて具体化してもよい。
・上記第1及び第2実施形態では、本締め錠12を1つ備えたケースロック装置10に具体化した。これに限らず、本締め錠を複数備えたプッシュプル錠などに具体化してもよい。
Claims (5)
- 扉の室外側に設けられ、該扉の開閉の際に用いられる操作レバーハンドルと、
前記扉に内蔵され、前記扉の室外側に露出した鍵穴を備えたシリンダ錠を操作することによって、前記扉を施錠・解錠状態にする本締め錠と、
前記扉に内蔵され、前記操作レバーハンドルを操作することによって、前記扉を開放可能な非仮締め状態と前記扉を開放不能な仮締め状態とにする仮締め錠と、
を備えたケースロック装置であって、
前記操作レバーハンドルは、前記仮締め錠を前記仮締め状態とする待機位置に位置するときには前記シリンダ錠と相対向し、前記仮締め錠を前記非仮締め状態とする開放位置に位置するときには前記シリンダ錠と相対向せずに前記シリンダ錠を操作可能な状態とすることを特徴とするケースロック装置。 - 請求項1に記載のケースロック装置において、
前記操作レバーハンドルは、前記シリンダ錠と相対向する位置に配置される目隠しアームを備えたことを特徴とするケースロック装置。 - 請求項1または2に記載のケースロック装置において、
前記シリンダ錠と近接して相対向する目隠し部材を、前記操作レバーハンドルに設けたことを特徴とするケースロック装置。 - 請求項3に記載のケースロック装置において、
前記目隠し部材は、前記シリンダ錠と嵌合する切欠部を設けたことを特徴とするケースロック装置。 - 請求項3に記載のケースロック装置において、
前記操作レバーハンドルは、前記目隠し部材と同一形状の飾り部材を設けたことを特徴とするケースロック装置。
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Publications (2)
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2007
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