JP3083386U - 防犯用錠前構造 - Google Patents

防犯用錠前構造

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JP3083386U JP2001004619U JP2001004619U JP3083386U JP 3083386 U JP3083386 U JP 3083386U JP 2001004619 U JP2001004619 U JP 2001004619U JP 2001004619 U JP2001004619 U JP 2001004619U JP 3083386 U JP3083386 U JP 3083386U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のシリンダ部を角度位置をかえて配置す
るだけの簡便,安価な構造によりピッキング被害を防止
するようにした防犯用錠前構造を提供する。 【解決手段】 ドア6等の取付対象物の錠本体部3の内
外には内側ノブ部2と外側ノブ部4が配置される。外側
ノブ部4には錠本体部3の出入ロック機構部に連結され
る第1シリンダ部8が設けられると共にこれに隣接して
第2シリンダ部9が配設される。第1シリンダ部8の雌
鍵刃部14と第2シリンダ部の雌鍵刃部15とは角度θ
だけ角度位置がずれて配置される。一方、鍵5はその先
端側に第1シリンダ部の雌鍵刃部14に噛合する先雄鍵
刃部11が形成され基端側に第2シリンダ部の雌鍵刃部
に噛合する基雄鍵刃部12が形成される。鍵5を第2シ
リンダ部9に挿入した後、角度θだけ回動し、シャッタ
機構部20を開放し鍵5を第1シリンダ部8に噛合させ
ることにより錠本体部3の開閉動作が行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ドア等の取付対象部に取付けられ、ピッキング等の被害から解放さ れる防犯用錠前構造に係り、特に、構造簡便で安価に実施でき、かつ防犯性の向 上が図れる防犯用錠前構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近ピッキングの被害が急増しこれに対する各種防犯用錠前が開発され具体的 に広く使用されている。この防犯用錠前構造としては警報手段を伴った電気又は 電子的な機構部を有するものや、ダブルロック式のやや複雑な機構部を内蔵する ものや鍵そのものの構造に特異性を有するもの等各種のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来技術における防犯用錠前構造は夫々特徴を有し、その効果もあるが 、比較的高価であり、取扱性,操作性,装着性等において問題があり、家庭用の ドア等の取扱対象部に適用するには必ずしも最適のものとは言えない。
【0004】 本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、構造簡便で安価に実施 でき、防犯性についても効果的である防犯用錠前構造を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、鍵を用いて開閉 され防犯用の鍵構造を有する錠前構造であって、該錠前構造は、取付対象部の内 側に設けられる内側ノブ部と、前記取付対象部内に配設され出入ロック機構部を 有する錠本体部と、前記取付対象部の外側に設けられる外側ノブ部とからなり、 該外側ノブ部は、前記錠本体部に連結されて前記出入ロック機構部を作動するた めの第1シリンダ部と、該第1シリンダ部に連結され、前記第1シリンダ部と独 立して動作される単一または複数の第2または第2乃至第nシリンダ部とからな り、前記第1及び第2または第2乃至第nシリンダ部を動作する鍵は、前記第1 シリンダ部の雌鍵刃部に噛合し前記第2又は第2乃至第nシリンダ部に噛合又は 挿入可能な形状の先雄鍵刃部を先端側に形成すると共にその基端側に前記第2又 は第2乃至第nシリンダ部の雌鍵刃部に挿入又は噛合可能な第2又は第2乃至第 nの基雄鍵刃部を形成するものからなり、前記第1シリンダ部と第2シリンダ部 又は第2シリンダ部とこれに連結される第3・・・第nシリンダ等の隣接するシ リンダ部とは鍵動作されない自由状態にあって夫々の前記雌鍵刃部の配置される 角度位置が異なることを特徴とする。以上の構成により、前記鍵が第2又は第2 乃至第nシリンダに噛合又は係合している状態では前記鍵の開閉動作によって錠 本体部の出入ロック機構部は出入動作されない。即ち、取付対象部の開閉は行わ れていない。また、この場合、第1シリンダ部と第2又は第2乃至第nシリンダ 部との雌鍵刃部とは角度位置が異なっているため、第2シリンダ部等に挿入され た鍵はそのままではそれ以上挿入することができない。この状態で更に前記鍵を 回動し、前記鍵の先端側の先雄鍵刃部を第1シリンダ部の雌鍵刃部に噛合可能の 状態にする。これにより、第1シリンダ部が回動可能となり鍵を回動動作するこ とにより錠本体部の出入ロック機構部が作動し、取付対象部の開閉が行われる。 なお、ピッキングをする犯人は本考案の錠前構造を知らないためピッキング用の 挿入具が円滑に挿入されず、結果として出入ロック機構部の開閉を簡単に行うこ とができない。
【0006】 また、請求項2の考案は、前記シリンダ部が第1シリンダ部とこれに隣接する 第2シリンダ部とからなる場合において、夫々の雌鍵刃部が同一の形状からなり 、前記鍵の先雄鍵刃部及び基雄鍵刃部が前記雌鍵刃部に噛合する単一形状のもの からなることを特徴とする。第1シリンダ部と第2シリンダ部との雌鍵刃部を同 一とし、前記鍵の先雄鍵刃部及び基雄鍵刃部をこれ等に噛合する単一構造の雄鍵 刃部にすることにより全体構造が極めて簡便のものとなり、安価に実施すること ができる。
【0007】 また、請求項3の考案は、前記シリンダ部が第1シリンダ部とこれに隣接する 第2シリンダ部とからなる場合において、前記第1シリンダ部には前記鍵の先雄 鍵刃部に噛合する雌鍵刃部が形成され、前記第2シリンダ部には前記先雄鍵刃部 の挿入可能の挿通孔が形成され、前記鍵の基雄鍵刃部は前記挿通孔に挿通可能な 形状に形成されることを特徴とする。第2シリンダ部は鍵が挿入可能の構造から なり、錠前全体の構造がより簡便安価のものとなる効果が上げられる。
【0008】 また、請求項4の考案は、角度位置を異ならせて隣接して配置される前記シリ ンダ部間には、相互の雌鍵刃部が角度合わされた場合にのみ前記鍵の押圧力によ り開口するシャッタ機構部が介設されることを特徴とする。シャッタ機構部を設 けることにより、最も手前側のシリンダ部の雌鍵刃部や挿通孔を覗いてもそれ以 外のシリンダ部の雌鍵刃部等はシャッタ機構部により閉止されその存在を確認す ることができない。よって、ピッキングを確実に防止できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の防犯用錠前構造の実施の形態を図面を参照して詳述する。なお 、以下の説明では説明の都合上シリンダ部として第1シリンダ部とこれに隣接し て配置される第2シリンダ部とからなる外側ノブ部を有するものについて説明す る。また、この場合、第1シリンダ部及び第2シリンダ部の雌鍵刃部の構造は同 一のものとしこれ等に噛合する鍵の先雄鍵刃部及び基雄鍵刃部は同一形状のもの とするが勿論これに限定するものではない。
【0010】 図1は本実施の形態の防犯用錠前構造の全体外観構造を示すものである。防犯 用錠前構造1は大別して取付対象部の1つであるドア6の内側に配設される内側 ノブ部2と、ドア6の内部に配設される錠本体部3と、ドア6の外側に配設され る外側ノブ部4と、これ等に係合して施錠動作を行うための鍵5等とからなる。
【0011】 錠本体部3は公知技術のものからなり、その図略の出入ロック機構部は、ドア 6とその取付枠との間に係合してドア6と取付枠とのロックを可能にする構造部 を有するものからなるがこの詳細構造の説明は省略する。また、内側ノブ部2も 公知のものであり、錠本体部3に連結され前記出入ロック機構部を動作する内ノ ブ7等を有するものからなる。
【0012】 本考案の防犯用錠前構造1の主構成部である外側ノブ部4は錠本体部3の前記 出入ロック機構部に係合する第1シリンダ部8と、これに隣接する第2シリンダ 部9と、第2シリンダ部9を保持すると共に第1シリンダ部8に連結される外ノ ブ10等とからなる。また、第1シリンダ部8と第2シリンダ部9との間にはシ ャッタ機構部20が設けられている。
【0013】 一方、鍵5はその先端側に先雄鍵刃部11を形成すると共にこれに隣接する基 端側に基雄鍵刃部12を形成すると共に拡寸された把持部13を形成するものか らなる。なお、本実施の形態では図示のように先雄鍵刃部11と基雄鍵刃部12 は同一形成の鍵刃を形成するものからなる。
【0014】 詳細構造は明記されていないが、第1シリンダ部8及び第2シリンダ部9には 鍵5の先雄鍵刃部及び基雄鍵刃部12が噛合可能な雌鍵刃部14,15が形成さ れている。なお、前記のように本実施の形態では第1シリンダ部8と第2シリン ダ部9の雌鍵刃部14,15は同一の形状のものからなる。但し、第1シリンダ 部8や第2シリンダ部9が鍵5により動作されない自由状態において図3乃至図 5に示すように雌鍵刃部14と雌鍵刃部15とは角度θだけ角度位置がずれた状 態で配置される。
【0015】 図2に示すように、シャッタ機構部20は、第2シリンダ部9の開口端を閉止 するシャッタ16と、シャッタ16の基端側を支持するとともに鍵5の押圧力に より前記基端側を支持点として開放されるシャッタ16を元の閉止位置に戻すた めのスプリング17と、ノブ10内に形成され開放されるシャッタ17を収納す るための空間部18及び空間形状部22(図6)等とからなる。なお、空間部1 8は図2に示す第2シリンダ部9にのみ鍵5が挿入された状態にある軸断面位置 では図示のようにシャッタ16の開放を拘束する壁部21が形成されている形状 からなるが、図6に示す第1シリンダ部8に鍵5が挿入される位置(角度θだけ 図2から回動した位置)では開放されたシャッタ16を収納し得る空間形状部2 2を形成するものからなる。また、図2,図6に示すように第1シャッタ部8と 第2シリンダ部9との間にはシャッタ16が開閉し得るための空間部19が形成 される。
【0016】 図2は、鍵5の先雄鍵刃部11を第2シリンダ部9の雌鍵刃部15に挿入して 噛合せしめた状態を示す。この状態では鍵5の先端はシャッタ機構部20のシャ ッタ16に当り、それ以上挿入することはできない。図3は図2におけるA−A 線断面図であり、鍵5と第2シリンダ部9との噛合状態を示すものである。また 、図4は図2のB−B線断面図であり、シャッタ16により鍵5の挿入通路が遮 断されていることを示すためのものであり、点線に示すように第1シリンダ部8 の雌鍵刃部14がシャッタ16の奥に傾斜して配置されていることがわかる。ま た、図5は図2のC−C線断面図である。図示のように第1シリンダ部8の雌鍵 刃部14は第2シリンダ部9の雌鍵刃部15に対し角度θだけ傾斜している。
【0017】 図2の状態から更に鍵5を更に奥に挿入するには次のようにして行われる。な お、図6は鍵5を第1シリンダ部8の挿入直前の位置まで挿入した状態を示す。 即ち、図2の状態にある鍵5を角度θだけ回動すると、シャッタ機構部20のシ ャッタ16は空間部18の壁部21から開放されるため鍵5の押圧力により図6 に示すように上方に押し上げられて空間形状部22内に収納される。従って、鍵 5はシャッタ16に邪魔されることなく図6に示す位置まで進む。図7は図6の D−D線断面図であり、鍵5の先端の先雄鍵刃部11が第1シリンダ部8の雌鍵 刃部14と合致した状態を示す。
【0018】 図6,図7の状態に合った鍵5を更に奥に挿入した状態が図8である。図8及 び図8のE−E線断面の図9に示すように、鍵5の先雄鍵刃部11はだ第1シリ ンダ部8の雌鍵刃部14と噛合する。よって鍵5を回動すると第1シリンダ部8 は回動可能な状態となる。
【0019】 図8,図9の状態にあった鍵5を更に回動すると、第1シリンダ部8が回動し 、図10に示す状態となる。図10の状態が錠本体部3の前記出入ロック機構部 の作動位置を示し、この状態でドア6は解放可能、即ち、ロック解除の状態とな り開口される。
【0020】 以上の説明により明らかなように、ドア6を開けるには、まず、鍵5の先端側 を外側ノブ部4の第2シリンダ部9内に挿入し、第2シリンダ部9の雌鍵刃部1 5と鍵5の基雄鍵刃部12を噛合せしめた後、鍵5を角度θだけ回動し、シャッ タ機構部20を開放し鍵5と第1シリンダ部8の雌鍵刃部14と位置合わせし、 鍵5を更に押し込み鍵5の先雄鍵刃部11と第1シリンダ部8の雌鍵刃部14と を噛合せしめ、更に鍵5を回動することにより第1シリンダ部8と回動し、錠本 体部3を作動せしめることにより行われる。
【0021】 なお、ドア6を閉める場合、即ち、ロックをする場合は鍵5を手元に引き出せ ばよく、この状態で第1シリンダ部8や第2シリンダ部9は鍵5が挿入されない 状態に戻り、錠本体部3の前記出入ロック機構部の戻り動作によりドア6はロッ クされる。また、シャッタ機構部20のシャッタ16もスプリング17のバネ力 により元の位置に戻り、鍵通路を遮断する。
【0022】 以上の説明では、第1シリンダ部8と第2シリンダ部9とに同一形状の雌鍵刃 部14,15を形成し、鍵5側にもこれ等に噛合可能の先雄鍵刃部11と基雄鍵 刃部12とを形成したが、第2シリンダ部9には単に鍵5の先雄鍵刃部11の挿 入し得る挿通孔があるだけでもよい。なお、この場合、鍵5側の基雄鍵刃部12 には挿通孔に干渉しない挿通部が形成されればよい。以上により、防犯用錠前構 造1の全体構造の簡便化が図れる。
【0023】 また、前記の説明では防犯用錠前構造1としては第1シリンダ部8と第2シリ ンダ部9のみを形成する場合について説明したが、第2シリンダ部9の後に更に 第3,第4のシリンダ部が隣接して配設するものであってもよい。
【0024】
【考案の効果】
1)本考案の請求項1に記載の防犯用錠前構造によれば、外側ノブ部に角度位 置がずれた状態で複数のシリンダ部が配置されているため、鍵を1つのシリンダ 部に挿入して噛合せしめてもロック解除をすることができない。即ち、鍵の挿入 と回動を行うことによってのみ取付対象部のロック解除が可能になる。これによ り、ピッキングの被害を大幅に低減することができる。また、本考案の防犯用錠 前構造は単純な通常の構造の複数のシリンダ部を複数配設しこれに噛合する単純 構造の鍵とから構成されるため極めて簡便なもので安価に実施することができる 。 2)本考案の請求項2に記載の防犯用錠前構造によれば、第1シリンダ部と 第2シリンダ部とこれに噛合する鍵とからなり、鍵刃部の構造も単一のものから なり、構造が極めて簡便で安価に実施できる効果が上げられる。 3)本考案の請求項3の防犯用錠前構造は、第1シリンダ部及び第2シリンダ 部と鍵とからなるが、第2シリンダ部には雌鍵刃部がなく単純構造の挿通孔でよ く、鍵側の基雄鍵刃部を形成する必要がないため更に全体構造が簡便化され、安 価に実施することができる。 4)本考案の請求項4の防犯用錠前構造によれば、自由状態では鍵通路はシャ ッタ機構部により遮断されているため、鍵孔を覗いても第1シリンダ部等の存在 や構造を知ることができない。よって開錠を行うことが難しく防犯性の向上が図 れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防犯用錠前構造の全体外観構造を示す
側面図。
【図2】本考案の防犯用錠前構造の第2シリンダ部に鍵
の先雄鍵刃部を挿入した状態を示す部分軸断面図。
【図3】図2のA−A線拡大断面図。
【図4】図2のB−B線拡大断面図。
【図5】図2のC−C線拡大断面図。
【図6】シャッタ機構部を開放し本考案の防犯用錠前構
造の第1シリンダ部の直前にまで鍵を挿入した状態を示
す部分軸断面図。
【図7】図5のD−D線拡大断面図。
【図8】本考案の防犯用錠前構造の第1シリンダ部に鍵
5を挿入し噛合せしめた状態を示す部分軸断面図。
【図9】図8のE−E線拡大断面図。
【図10】図8の状態にあった鍵を更に回動し、ロック
解除位置まで廻した状態を示す部分拡大断面図。
【符号の説明】
1 防犯用錠前構造 2 内側ノブ部 3 錠本体部 4 外側ノブ部 5 鍵 6 ドア 7 内ノブ 8 第1シリンダ部 9 第2シリンダ部 10 外ノブ 11 先雄鍵刃部 12 基雄鍵刃部 13 把持部 14 雌鍵刃部 15 雌鍵刃部 16 シャッタ 17 スプリング 18 空間部 19 空間部 20 シャッタ機構部 21 壁部 22 空間形状部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵を用いて開閉され防犯用の鍵構造を有
    する錠前構造であって、該錠前構造は、取付対象部の内
    側に設けられる内側ノブ部と、前記取付対象部内に配設
    され出入ロック機構部を有する錠本体部と、前記取付対
    象部の外側に設けられる外側ノブ部とからなり、該外側
    ノブ部は、前記錠本体部に連結されて前記出入ロック機
    構部を作動するための第1シリンダ部と、該第1シリン
    ダ部に連結され、前記第1シリンダ部と独立して動作さ
    れる単一または複数の第2または第2乃至第nシリンダ
    部とからなり、前記第1及び第2または第2乃至第nシ
    リンダ部を動作する鍵は、前記第1シリンダ部の雌鍵刃
    部に噛合し前記第2又は第2乃至第nシリンダ部に噛合
    又は挿入可能な形状の先雄鍵刃部を先端側に形成すると
    共にその基端側に前記第2又は第2乃至第nシリンダ部
    の雌鍵刃部に挿入又は噛合可能な第2又は第2乃至第n
    の基雄鍵刃部を形成するものからなり、前記第1シリン
    ダ部と第2シリンダ部又は第2シリンダ部とこれに連結
    される第3・・・第nシリンダ等の隣接するシリンダ部
    とは鍵動作されない自由状態にあって夫々の前記雌鍵刃
    部の配置される角度位置が異なることを特徴とする防犯
    用錠前構造。
  2. 【請求項2】 前記シリンダ部が第1シリンダ部とこれ
    に隣接する第2シリンダ部とからなる場合において、夫
    々の雌鍵刃部が同一の形状からなり、前記鍵の先雄鍵刃
    部及び基雄鍵刃部が前記雌鍵刃部に噛合する単一形状の
    ものからなることを特徴とする請求項1に記載の防犯用
    錠前構造。
  3. 【請求項3】 前記シリンダ部が第1シリンダ部とこれ
    に隣接する第2シリンダ部とからなる場合において、前
    記第1シリンダ部には前記鍵の先雄鍵刃部に噛合する雌
    鍵刃部が形成され、前記第2シリンダ部には前記先雄鍵
    刃部の挿入可能の挿通孔が形成され、前記鍵の基雄鍵刃
    部は前記挿通孔に挿通可能な形状に形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の防犯用錠前構造。
  4. 【請求項4】 角度位置を異ならせて隣接して配置され
    る前記シリンダ部間には、相互の雌鍵刃部が角度合わさ
    れた場合にのみ前記鍵の押圧力により開口するシャッタ
    機構部が介設されることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の防犯用錠前構造。
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