JP3125780U - 磁力機構を有する防犯用錠前構造 - Google Patents

磁力機構を有する防犯用錠前構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 シリンダ部の角度位置をかえて配置すると共に磁性体を使用して開閉を行う比較的簡便な構造でピッキング被害を防止するようにした磁力機構を有する防犯用錠前構造を提供する。
【解決手段】 ドア6の内部に第1シリンダ部8とこれと角度違いに配置された第2シリンダ部9を設け、角度θだけ鍵5を回動しても鍵5の第1シリンダ部への進入をシャッタ20によって防止すると共にロッド状磁力体26や電磁石27によりシャッタ20の開閉を行う。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えばドアのような取付対象部に取付けられ、ピッキング等の被害から解放される防犯用錠前構造に係り、特に、特殊の機械的構造と磁力を用いて防犯の確実性を図る磁力機構を有する防犯用錠前構造に関する。
近年、ピッキングの被害が急増し、この防犯のために各種の錠前機構が開示されている。本考案と同一出願人も本考案の機構的に似ている発明を「特許文献1」として出願し、登録されている。
実用新案登録3765100号(図1)
「特許文献1」の実用新案登録第3765100号の「防犯用錠前構造」は特殊な機械的構造を有するものであり、先雄鍵刃部や基雄鍵刃部を有する鍵を第1シリンダ部や第2シリンダ部に形成される係止機構部や雌鍵刃部に係着又は噛合させるものである。以下の説明では係止機構部を有するものについて説明する。その概要構造は図6に示されている。
防犯用錠前構造としては住宅等のドアに用いられるものや自動車等に適用されるものがあり、その把持部としてはノブ状のものや図7に示すハンドル状の把持部2a,4aを有するもの等があるが、以下は図6に示すものについて説明する。
防犯用錠前構造1は大別して取付対象部の1つであるドア6の内側に配設される内側把持部の1つである内側ノブ部2と、ドア6の内部に配設される錠前本体部3と、ドア6の外側に配設される外側把持部の1つである外側ノブ部4と、これ等に係合して施錠動作を行うための鍵5等とからなる。
錠前本体部3は公知技術のものからなり、その図略の出入ロック機構部は、ドア6とその取付枠との間に係合してドア6と取付枠とのロックを可能にする構造部を有するものからなるがこの詳細構造の説明は省略する。また、内側ノブ部2も公知のものであり、錠前本体部3に連結され前記出入ロック機構部を動作する内ノブ7等を有するものからなる。
本考案の防犯用錠前構造1の主構成部である外側ノブ部4は錠前本体部3の前記出入ロック機構部に係合する第1シリンダ部8と、これに隣接する第2シリンダ部9と、第2シリンダ部9を保持すると共に第1シリンダ部8に連結される外ノブ10等とからなる。また、第1シリンダ部8と第2シリンダ部9との間にはシャッタ20が設けられている。
一方、鍵5はその先端側に先雄鍵刃部11を形成すると共にこれに隣接する基端側に基雄鍵刃部12を形成すると共に拡寸された把持部13を形成するものからなる。なお、図示のように先雄鍵刃部11と基雄鍵刃部12は同一形成の鍵刃を形成するものからなる。
次に、図1により、本考案に係る第1シリンダ部8と第2シリンダ部9の係止機構部14,15の概要構造とシャッタ20の構造を説明する。
係止機構部14,15は、鍵15の先雄鍵刃部11や基雄鍵刃部12に係止する係止部16,17と、これを弾性支持するスプリング18,19等とからなる。なお、前記のように第2シリンダ部12の鍵孔と第1シリンダ部11の鍵孔とは角度θだけ離れて形成される。図2は角度θだけ回動した時の鍵孔21を示す。
シャッタ20は図1及び図2に示すように第1シリンダ部8と第2シリンダ部9との間に回動可能に垂下支持されるもので、シャッタ本体22とこの上端を支持するピン23とからなり、ピン23は第1シリンダ部8側に固定される。
シャッタ20は図2に示すように、第1シリンダ部8の鍵孔21をほぼ覆った状態で垂下支持されている。このため、シャッタ20を回動して鍵孔21をオープンにしなければ鍵5を角度θだけ回動しても鍵5を第1シリンダ部8内に入れることができない。よって、鍵5を第1シリンダ部8側に入れるにはシャッタ20を回動する手段が必要となり、本発明では磁力発生部24がそれに当る。
鍵5を角度θだけ回しても鍵5が第1シリンダ部に入らないようにするには通常の状態では鍵5を角度θだけ回動してもシャッタ本体22が回動しないことが必要である。そこで本発明では図2に示すように磁力部25を設けることが必要になる。また、この場合、シャッタ本体22は磁性材から形成される。磁力部25を図示のA位置に配置することによりシャッタ本体22は磁力部25により吸引され、図2の点線に示す状態となり、鍵孔21が開放される。これにより鍵5は第1シリンダ部8側に挿入でき、ドア6の開閉が行われる。
本発明は、以上の事情に鑑みて発明したものであり、角度θだけ回しても開錠ができず、更に防犯効果を高めた磁力機構を有する防犯用錠前構造を提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、鍵を用いて開閉され防犯用の磁力的機構を備える防犯用錠前構造であって、該構造は、取付対象部の内部に設けられる内側把持部と、前記取付対象部内に配設され出入ロック機構部を有する錠前本体部と、前記取付対象部の外側に設けられる外側把持部とからなり、該外側把持部には前記出入ロック機構部を作動するため第1シリンダ部と該第1シリンダ部と独立して作動される単一又は複数の第2シリンダ部とが収納され、前記第1シリンダ部及び第2シリンダ部には鍵に刻設される先雄鍵刃部及び基雄鍵刃部が係止又は噛合する係止機構部又は雌鍵刃部が角度θだけ相異する位置に形成され、前記第1シリンダ部の前面には該第1シリンダ部の前記係止機構部又は雌鍵刃部をほぼ閉止するシャッタが設けられ、該シャッタの近傍には手動又は自動操作によって磁場を発生する磁力発生部が形成されることを特徴とする。
本考案の請求項1の磁力機構を有する防犯用錠前構造によれば、第2シリンダ部とこれと角度θを介して配設される第1シリンダ部により通常のピッキング被害を防止することができ、更にシャッタを配置してこのシャッタを回動しなければ鍵が第1シリンダ部側に挿入できないことになり、防犯効果の一層の向上が図れる。
以下、本考案の磁力機構を有する防犯用錠前構造の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、錠前構造の内、第1シリンダ部8と第2シリンダ部9等の構造は前記したものからなり、本考案の特徴は磁力発生部24の構造にある。以下、この磁力発生部24の構造を実施例により詳述する。
この実施例では磁力発生部24としては図3に示すように第2シリンダ部9に図の水平方向に沿って移動するロッド状磁力体26からなる。このロッド状磁力体26には磁力部25が形成されており、ロッド状磁力体26を第1シリンダ部8側にスプリングの力に抵抗して押しこまないとシャッタ本体22の近傍に磁力部25を配置することができない。よって鍵5を角度θだけ回動した後、ロッド状磁力体26を手動等により押圧することにより磁力部25をシャッタ本体22と近接する位置(図2のA位置)に配置することができる。これにより、図2の点線で示すようにシャッタ本体22が磁力部25により吸引され鍵孔21が開放され、第1シリンダ部8の作動ができドア6の開放が行われる。
図2は磁力発生部24の別の実施例を示すものである。この場合、第1シリンダ部8の図2のA位置に相当する所に電磁石27を設けると共に鍵5側に電波発信部28を設けたものである。鍵5を角度θだけ回動した後、電波発信部28から電波を発信させることにより電磁石27が磁力体となり、前記の実施例と同様にシャッタ本体22を回動させることができる。
図5は本考案のシャッタ構造を有している防犯用錠前構造1におけるピッキング防止を説明するための模式図である。ピッキング犯は針やワイヤ29を用いて開錠をしようとするが、例えば角度θだけ第2シリンダ部9を回動したとしてもシャッタ20があるため第1シリンダ部8側に針やワイヤ29を挿入することができず、開錠は不可能となる。
以上の実施例において各構成要素の説明をしたが、本考案の防犯用錠前構造は以上のものに限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案は、ドアにおけるピッキング防止のための錠前構造について説明したが、取付対象部はドアに限定するものではなく、その利用範囲は広い。
本考案の防犯用錠前構造を示す断面図。 図1のシャッタ回りの概要構造を示すA−A断面図。 本考案における手動によるシャッタ及び磁力発生部の概要構造を示す模式図。 本考案における自動によるシャッタ及び磁力発生部の概要構造を示す模式図。 本考案におけるピッキング防止を説明する模式図。 本考案に係る防犯用錠前構造の主要部の構造を除く構成部を説明するための側面図。 本考案に係る防犯用錠前構造の主要部の構造を除く構成部を説明する側面図。
符号の説明
1 防犯用錠前構造
2 内側ノブ部
2a 把持部
3 錠前本体部
4 外側ノブ部
4a 把持部
5 鍵
6 ドア
7 内ノブ
8 第1シリンダ部
9 第2シリンダ部
10 外ノブ
11 先雄鍵刃部
12 基雄鍵刃部
13 把持部
14 係止機構部
15 係止機構部
16 係止部
17 係止部
18 スプリング
19 スプリング
20 シャッタ
21 鍵孔
22 シャッタ本体
23 ピン
24 磁力発生部
25 磁力部
26 ロッド状磁力体
27 電磁石
28 電波発信部
29 針やワイヤ

Claims (1)

  1. 鍵を用いて開閉され防犯用の磁力的機構を備える防犯用錠前構造であって、該構造は、取付対象部の内部に設けられる内側把持部と、前記取付対象部内に配設され出入ロック機構部を有する錠前本体部と、前記取付対象部の外側に設けられる外側把持部とからなり、該外側把持部には前記出入ロック機構部を作動するため第1シリンダ部と該第1シリンダ部と独立して作動される単一又は複数の第2シリンダ部とが収納され、前記第1シリンダ部及び第2シリンダ部には鍵に刻設される先雄鍵刃部及び基雄鍵刃部が係止又は噛合する係止機構部又は雌鍵刃部が角度θだけ相異する位置に形成され、前記第1シリンダ部の前面には該第1シリンダ部の前記係止機構部又は雌鍵刃部をほぼ閉止するシャッタが設けられ、該シャッタの近傍には手動又は自動操作によって磁場を発生する磁力発生部が形成されることを特徴とする磁力機構を有する防犯用錠前構造。

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