JP5050729B2 - ジハロビフェニル化合物の脱水方法 - Google Patents
ジハロビフェニル化合物の脱水方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5050729B2 JP5050729B2 JP2007216923A JP2007216923A JP5050729B2 JP 5050729 B2 JP5050729 B2 JP 5050729B2 JP 2007216923 A JP2007216923 A JP 2007216923A JP 2007216923 A JP2007216923 A JP 2007216923A JP 5050729 B2 JP5050729 B2 JP 5050729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- formula
- substituted
- aryloxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Description
式(1)
(式中、Aは、水素原子、アルカリ金属もしくは4級アンモニウムを表わす。R1は、フッ素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数6〜20のアリールオキシ基、炭素数2〜20のアシル基又はシアノ基を表わす。ここで、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基及びアシル基は、フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい。R1が複数の場合、R1は同一の基であってもよいし、異なる基であってもよい。また、結合位置が隣接する2つのR1が結合して環を形成していてもよい。
X1は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。kは0〜3の整数を表わす。)
で示されるジハロビフェニル化合物と水を含む混合物に、非プロトン性極性溶媒を加えて濃縮することを特徴とするジハロビフェニル化合物の脱水方法
を提供するものである。
R1が複数の場合、R1は同一の基であってもよいし、異なる基であっていてもよい。また、置換位置が隣接する2つのR1が結合して環を形成していてもよい。
かかるジハロビフェニル化合物(1)としては、例えば、
式(2)
(式中、A、X1、R1及びkは前記と同じ意味を表わす。)
で示されるジアゾ化合物と式(3)
CuX1 (3)
(式中、X1は前記と同じ意味を表わす。)
で示されるハロゲン化銅とを反応させて得られた溶液(以下、溶液Aと略す)や、溶液Aから混合有機溶媒でジハロビフェニル化合物(1)を抽出して得られた溶液(以下、溶液Bと略す)を用いることもできる。
(式中、A、R1及びkは前記と同一の意味を表わす。)
で示される繰り返し単位を含むポリアリーレンは、本発明で得られるジハロビフェニル化合物(1)を含むモノマー組成物を、ニッケル化合物の存在下に重合させることにより製造することができる。
式(5)
(式中、a、b及びcは同一又は相異なって、0又は1を表わし、nは5以上の整数を表わす。
Ar1、Ar2、Ar3及びAr4は同一又は相異なって、2価の芳香族基を表わす。ここで、2価の芳香族基は、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルコキシ基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜10のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリール基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリールオキシ基;及び、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数2〜20のアシル基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい。
Y1及びY2は、同一又は相異なって、単結合、−CO−、−SO2−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−又はフルオレン−9,9−ジイル基を表わす。
Z1及びZ2は同一又は相異なって、−O−又はS−を表わす。X2は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
で示される化合物あるいは式(7)
(式中、Ar5は、2価の芳香族基を表わす。
ここで、2価の芳香族基は、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルコキシ基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリール基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリールオキシ基;及び、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数2〜20のアシル基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい。X3は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
で示される化合物を含んでいても良い。
かかるモノマー組成物中のジハロビフェニル化合物(1)の量は、5重量%以上、95重量%以下が好ましく、30重量%以上、90重量%以下がより好ましい。
式(5)で示される化合物としては、そのポリスチレン換算の重量平均分子量が2,000以上のものを用いることが好ましく、3,000以上であるものがより好ましい。
(式中、Ar5は、前記と同様の意味を表わす。
で示される繰り返し単位としては、例えば、式(7)で例示された化合物の両末端にハロゲン原子を持たない化合物が挙げられる。
重合温度は、通常0〜250℃であり、好ましくは30〜100℃である。重合時間は、通常0.5〜48時間である。
重合反応終了後、生成したポリアリーレンを溶解しにくい溶媒と反応混合物を混合してポリアリーレンを析出させ、析出したポリアリーレンを濾過により、反応混合物から分離することにより、ポリアリーレンを取り出すことができる。生成したポリアリーレンを溶解しない溶媒もしくは溶解しにくい溶媒と反応混合物を混合した後、塩酸等の酸の水溶液を加え、析出したポリアリーレンを濾過により、反応混合物から分離してもよい。得られたポリアリーレンの分子量や構造は、ゲル浸透クロマトグラフィ、NMR等の通常の分析手段により分析することができる。生成したポリアリーレンを溶解しない溶媒もしくは溶解しにくい溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノール、アセトニトリル等が挙げられ、水及びメタノールが好ましい。
「2」:上記「1」で合成した4,4’−ジクロロビフェニル−2,2’−ジスルホン酸ジ(2,2−ジメチルプロピル)の方法に準じて合成した4,4’−ジクロロビフェニル−2,2’−ジスルホン酸ジ(2,2−ジメチルプロピル)(20.0g、38.2mmol)と臭化ナトリウム(8.25g、80.2mmol)にN−メチル−2−ピロリドン(80.0g)を加え、120℃で2時間攪拌した。反応混合物をアセトニトリル(400.0g)に注加し、析出した固体を濾過で単離し、20gの水に溶解した後、再度アセトニトリル(400.0g)に注加した。析出した固体を濾過し、アセトニトリルで洗浄した後、乾燥することによって4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウム12.31g(収率75%)を得た。
<分析条件>
LC測定装置:LC−10AT(株式会社島津製作所製)
カラム:L−Column ODS(5μm,4.6mmφ×15cm)
カラム温度:40℃
移動相:A:0.1%n−テトラブチルアンモニウムブロミド水溶液
B:0.1%n−テトラブチルアンモニウムブロミドアセトニトリル溶液
グラジエント:0min B=30%
20min B=90%
35min B=90%
35.1min B=30%
45min STOP TOTAL分析時間 45分
流量:1.0mL/分
検出波長:254nm
「4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウムと水を含む混合物の調製」
Bull.Soc.Chim.Fr.,4,49(1931),1047を参考にしながら、以下のように調製した。2,2’−ベンジジンジスルホン酸(350.0g、1016.4mmol)に水(605.1g)を加え、撹拌しながら10℃で36%の亜硝酸ナトリウム水溶液(460.1g、2337.7mmol)を滴下し、1時間攪拌した。反応混合溶液に、10℃で35%の塩酸(327.3g、3141.9mmol)を滴下し、1時間撹拌した(溶液(1)とする)。別途、塩化銅(I)(166.03g、1677.0mmol)を35%の塩酸(587.0g)に溶解させて10℃に冷却した(溶液(2)とする)。溶液(1) を溶液(2)に滴下し、1時間撹拌し、50%水酸化ナトリウム水溶液450gを加えて、pH0.5程度まで中和し、食塩93gを加えて溶かした。この溶液に、トルエン315gと2−プロパノール1258gを加え、室温で30分撹拌して抽出した。水層に再度トルエン377gと2−プロパノール1132gを加え、室温で30分撹拌して抽出した。それぞれで抽出した油層を併せ、炭酸ナトリウム140gを加えて、残存した銅化合物を析出させ、濾過した濾液を1130gまで濃縮した。得られた溶液には、4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウム293.8g(687.7mmol、収率68%)と水324.3gが含まれていた。
「4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウムの脱水」
製造例1で得られた水を含む4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウム1130gにN,N−ジメチルアセトアミド1861gを加え、1018gになるまで濃縮した。得られた濃縮マスには水5.09gが含まれていた。
「4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジクロリドの合成」
実施例1で得られた4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウム濃縮溶液1018gを、五塩化リン1134g(5447.8mmol)とトルエン2909gを含む溶液に滴下し、65℃で2時間撹拌した。反応混合物を5061gの水に注ぎ込み、水層を除去した。次いで5%炭酸水素ナトリウム水溶液5061g加え、50℃で2時間撹拌した後に水層を除去し、濃縮して4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジクロリドを含むトルエン溶液2662gを得た。得られた溶液には、4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジクロリド257.5g(612.9mmol、収率89%)が含まれていた。
製造例1で得られた水を含む4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウム830gにトルエン2220gを加え、1680gになるまで濃縮した。すると、4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジナトリウムが水アメ状になり、撹拌不能なマス性状へと変化した。以上のことから、式(1)で示されるジハロビフェニル化合物に非プロトン性極性溶媒を加えて濃縮することは、工業的製法の観点から優れていると言える。
2,2−ジメチルプロパノール166.2g(1885.2mmol)をトルエン700gに溶解させた。これに、20℃で、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.57M)1091.6mLを滴下した。その後、50℃で30分間攪拌し、リチウム(2,2−ジメチルプロポキシド)を含む溶液を調製した。この溶液に、実施例2で得られた4,4’−ジクロロ−2,2’−ビフェニルジスルホン酸ジクロリドを含むトルエン溶液2480gを滴下し、60℃で1時間攪拌した。反応混合物に水2044gを滴下し、水層を取り除いた後、油層を1500gになるまで濃縮した。−10℃に冷却後、濾過して得られた固体を65℃でジメチルスルホキシド1954gに溶解させた。室温まで冷却し、析出した固体を濾過により分離した。分離した固体を乾燥し、4,4’−ジクロロビフェニル−2,2’−ジスルホン酸ジ(2,2−ジメチルプロピル)の白色固体223.6g(427.1mmol、収率75%)を得た。
Claims (10)
- 式(1)
(式中、Aは、水素原子、アルカリ金属もしくは4級アンモニウムを表わす。R1は、フッ素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数6〜20のアリールオキシ基、炭素数2〜20のアシル基又はシアノ基を表わす。ここで、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基及びアシル基は、フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい。R1が複数の場合、R1は同一の基であってもよいし、異なる基であってもよい。また、結合位置が隣接する2つのR1が結合して環を形成していてもよい。
X1は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。kは0〜3の整数を表わす。)
で示されるジハロビフェニル化合物と水を含む混合物に、非プロトン性極性溶媒を加えて濃縮することを特徴とするジハロビフェニル化合物の脱水方法。 - 非プロトン性極性溶媒が、N,N−ジメチルアセトアミドである請求項1に記載の脱水方法。
- 請求項1に記載の式(1)で示されるジハロビフェニル化合物と水を含む混合物が、請求項3記載の式(2)で示されるジアゾ化合物と式(3)で示されるハロゲン化銅とを反応させた後、混合有機溶媒で該ジハロビフェニル化合物を抽出して得られるものである請求項1又は2に記載の脱水方法。
- 濃縮後の水の含量が、請求項1に記載の式(1)で示されるジハロビフェニル化合物に対して5重量%以下である請求項1〜4のいずれかに記載の脱水方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の脱水方法で得られた請求項1に記載の式(1)で示されるジハロビフェニル化合物とさらに式(5)
(式中、a、b及びcは同一又は相異なって、0又は1を表わし、nは5以上の整数を表わす。
Ar1、Ar2、Ar3及びAr4は、同一又は相異なって、2価の芳香族基を表わす。ここで、2価の芳香族基は、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルコキシ基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜10のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリール基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリールオキシ基;及び、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい炭素数2〜20のアシル基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基で置換されていてもよい。
Y1及びY2は、同一又は相異なって、単結合、−CO−、−SO2−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−又はフルオレン−9,9−ジイル基を表わす。
Z1及びZ2は、同一又は相異なって、−O−又はS−を表わす。X2は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
で示される化合物とを含むモノマーを、ニッケル化合物の存在下に、重合させることを特徴とする式(4)で示される繰り返し単位と式(6)
で示されるセグメントを含むポリアリーレンの製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の脱水方法で得られた請求項1に記載の式(1)で示されるジハロビフェニル化合物とさらに式(7)
(式中、Ar5は、2価の芳香族基を表わす。
ここで、2価の芳香族基は、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数1〜20のアルコキシ基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリール基;
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリールオキシ基;及び、
フッ素原子、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基及び炭素数6〜20のアリールオキシ基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい炭素数2〜20のアシル基からなる群から選ばれる少なくとも一つの置換基で置換されていてもよい。X3は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
で示される化合物とを含むモノマーを、ニッケル化合物の存在下に、重合させることを特徴とする式(4)で示される繰り返し単位と式(8)
(式中、Ar5は、前記と同様の意味を表わす。
で示される繰り返し単位を含むポリアリーレンの製造方法。 - クロロ化剤が、五塩化リンである請求項9に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007216923A JP5050729B2 (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | ジハロビフェニル化合物の脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007216923A JP5050729B2 (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | ジハロビフェニル化合物の脱水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009051736A JP2009051736A (ja) | 2009-03-12 |
JP5050729B2 true JP5050729B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=40503144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007216923A Expired - Fee Related JP5050729B2 (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | ジハロビフェニル化合物の脱水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5050729B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011048700A1 (ja) * | 2009-10-20 | 2011-04-28 | 住友化学株式会社 | ポリアリーレンの製造方法 |
JP6582690B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2019-10-02 | ダイキン工業株式会社 | 塩化スルホニルアルキルビニルエーテルの製造方法 |
-
2007
- 2007-08-23 JP JP2007216923A patent/JP5050729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009051736A (ja) | 2009-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5040226B2 (ja) | ポリアリーレン及びその製造方法 | |
EP1935916B1 (en) | Polyarylene and process for producing the same | |
JP5470675B2 (ja) | ポリアリーレン及びその製造方法 | |
EP1995265B1 (en) | Polyarylene and process for producing the same | |
JP2008174715A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP5050729B2 (ja) | ジハロビフェニル化合物の脱水方法 | |
JP2009067789A (ja) | ジハロビフェニル化合物の製造方法 | |
JP2008285661A (ja) | スルホン酸基を有するポリマーの製造方法 | |
JP2008222943A (ja) | 共役高分子の製造方法 | |
JP2008169263A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2011042745A (ja) | 精製ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2009275219A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2008179661A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2008208121A (ja) | 共役芳香族化合物の製造方法 | |
JP2008201810A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2012077108A (ja) | ジハロビフェニル化合物及び該化合物の重合体 | |
JP2008266402A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2013221087A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2011126920A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2013221085A (ja) | 芳香族ジハライド化合物及びその重合体の製造方法 | |
JP2011073977A (ja) | 共役芳香族化合物の製造方法 | |
JP2008101046A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2010159407A (ja) | ポリアリーレンの製造方法 | |
JP2013221060A (ja) | ポリアリーレン系ブロック共重合体及びその製造方法 | |
JP2011073978A (ja) | 共役芳香族化合物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100702 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120626 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120709 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |