JP5048439B2 - 液圧ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、アクチュエータなどに液体を供給する液圧ユニットに関するものであり、特に、複数台のポンプを有する液圧ユニットに関するものである。
通常の液圧ユニット、例えば、油圧ユニットでは、ポンプ1台を使用して連続運転を行っている。この時、作動サイクル中において最大流量を満足できるポンプが必要となるが、同サイクル中の低流量時には過大な性能であり、無駄なエネルギを消費することになる。
この問題を解決するために、可変容量ポンプやベーンポンプを利用することが考えられる。
しかし、可変容量ポンプは、必要な流量の減少に応じて吐き出し量を減らすことができるが、ポンプを停止させることができない。なお、この可変容量ポンプの効率良く使える流量範囲は、20%程度である。
又、前記ベーンポンプは、低速では使用できない。
そこで、インバータ制御でポンプの回転数を制御する方法が採用されている(例えば、特許文献1、参照)。
特開2006−177206
従来のインバータ制御方式では、ポンプの回転数を落とすことで吐出し量に対する漏れ量が大きくなったり、潤滑性が悪く焼きつくことから、現実的には、ピストンポンプの回転数は、1000rpm程度までしか落とせないので、インバータ制御方式でも、現場で問題なく制御できる流量は、50%程度である。
この発明は、上記事情に鑑み、ポンプの無駄な稼動を防止し、省エネルギを図ることである。
この発明は、液圧回路に液体を圧送するポンプと、該液圧回路内の液圧を検出する圧力センサと、前記圧力センサに接続され、該圧力センサの出力に基いて前記ポンプを制御する制御手段と、前記液圧回路に設けられたアキュムレータと、を備えた液圧ユニットにおいて;前記ポンプは、複数台配設され、前記制御手段は、前記各ポンプを全部、又は、その一部だけ稼動させて設定圧力を保持させるものであって、最初全部のポンプを起動させて液圧回路内を設定圧力にした後、前記ポンプ全部を停止させるとともに、前記設定圧力より液圧回路内の圧力が低下したときには、その圧力低下の割合に応じて全部、又は、一部のポンプを起動させることを特徴とする。
この発明の前記各ポンプの容量が、同一、又は、異なることを特徴とする。この発明の前記アキュムレータが、運転中に、前記ポンプが起動し液体の供給を開始するまでの間に、一定の流量供給を賄うことを特徴とする。
この発明は、以上の様に構成したので、大きな液体流量を必要とするときには、全部のポンプが稼動して液体を液圧回路に供給し、又、小さな液体流量で足りるときには、制御手段によりその一部のポンプだけを稼動させ他のポンプを運転停止させる。そのため、ポンプを無駄に稼動することが無いので、従来例に比べ、省エネルギを図ることができる。
又、アキュムレータを設けているので、運転中に大きな液体流量が必要になった時には、ポンプを稼動させて液体の供給を開始するまでの間に、該アキュムレータ内に蓄積されている液体を液圧回路に放出することにより一定の流量供給を賄うことができる。従って、ポンプからの液体供給開始が遅れても(反応遅れ)、円滑に液圧回路に液体を供給することができる。
本件発明者は、前記課題を解決するには、ポンプを複数台にし、必要な液体流量(液圧)に応じて各ポンプを全部、又は、その一部稼動させれば、無駄にポンプを稼動する必要がない、と考えた。又、液圧回路に液体を蓄積するアキュムレータを設け、ポンプが起動し該液圧回路へ液体を供給開始するまでの間に、前記アキュムレータ内の液体を該液圧回路に放出させれば、一定の流量供給を賄うことができ、円滑に設定流量(設定圧力)を維持することができる、と考えた。本件発明は、前記知見に基いてなされたものである。
この発明の実施例を図1、図2により説明する。
液圧回路1には、液体、例えば、油が供給されるシリンダ(アクチュエータ)3と、該液圧回路1に油を供給するポンプ5が設けられている。
前記シリンダ3は、複数、例えば、3本設けられ、各シリンダ3は、4ポート2位置切換弁7を介して排液タンク9に連通している。
前記ポンプ5は、定容量吐出ポンプであり、複数台、例えば、3台5a、5b、5c設けられており、各ポンプ3の容量(吐出量)は、夫々同一、例えば、25L/min.である。各ポンプ5a〜5cには、モータMa、Mb、Mcが設けられ、その吸引口はフイルタ11を介して油タンク13に連通している。各ポンプ5a〜5cの吐出口は、コモンパイプ15を介して液圧回路1に連結される。各ポンプ5a〜5cの吐出口には、リリーフ弁17が連結されている。
液圧回路1には、アキュムレータ20、圧力スイッチ22、圧力計24、及びリリーフ弁26、が設けられている。前記アキュムレータ20は、切換弁22aを介して前記液圧回路1に連結され、前記圧力スイッチ22、及び前記圧力計24は、バルブvを介して前記液圧回路1に連結されている。なお、28は、リリーフ弁26からの排液を受けるタンクである。
前記圧力スイッチ22は、制御手段(制御盤)30に連結され、該制御盤30は、前記圧力スイッチ22の出力に基いて各ポンプ5a〜5cのモータMa〜Mcを制御し、該ポンプ5a〜5cを起動させたり、停止させたりする。
この実施例の作動を説明する。
全部のポンプの起動:
制御盤30からモータMa〜Mcに対して起動指令を送出する。
そうすると、モータMa〜Mcが起動し、各ポンプ5a〜5cは油タンク13内の油を吸引し、図示しない吐出口から液圧回路1内に油を圧送する。
液圧回路1内の液圧は、圧力計24及び圧力スイッチ22により検出しているが、制御盤30は、前記圧力スイッチ22の出力に基いてポンプ5a〜5cを次のように制御する。なお、前記液圧回路1内の液圧Pは、最低圧力P2から最高圧力P6まで変化するが、ここでは、この間の圧力変化(P2−P6)を4つ、即ち、最低圧力P2―圧力P3(P2<P3)、圧力P3−圧力P4(P3<P4)圧力P4−圧力P5(P4<P5)、圧力P5−最高圧力P6(P5<P6)、に区切って説明する。最高圧力P6は、目標とする圧力であり、「設定圧力」ということもある。
全部のポンプの停止:
起動時、全部のポンプ5a〜5cを起動し、液圧回路1内の圧力が最高圧力P6に到達すると、制御盤30は、圧力スイッチ22からの出力により最高圧力到達したことを感知する。そうすると、該制御盤30は、各モータMa〜Mcに停止信号を送出し、各ポンプ5a〜5cを停止させる。
圧力P5:
液圧回路1内の圧力が、P5に低下すると、制御盤30はモータMaに起動指令を送出し、ポンプ5aを起動させると共に、液圧回路1内の液圧がP6に到達した段階で、該モータMaに停止信号を送出し、ポンプ5aを停止させる。これにより設定圧力が維持される。
圧力P4:
液圧回路1内の圧力が、P4に低下すると、制御盤30はモータMa、Mbに起動指令を送出し、ポンプ5a、5bを起動させると共に、液圧回路1内の液圧がP5に到達した段階で、該モータMbに停止信号を送出し、ポンプ5bを停止させる。
更に、液圧回路1内の圧力が、P6に到達すると、制御盤30は、モータMaに停止信号を送出し、ポンプ5aを停止させる。これにより設定圧力が維持される。
圧力P5:
液圧回路1内の圧力が、P3に低下すると、制御盤30はモータMa、Mb、Mcに起動指令を送出し、ポンプ5a、5b、5cを起動させると共に、液圧回路1内の液圧がP4に到達した段階で、該モータMcに停止信号を送出し、ポンプ5cを停止させる。
また、液圧回路1内の圧力が、P5に到達すると、制御盤30は、モータMbに停止信号を送出し、ポンプ5bを停止させる。
更に、液圧回路1内の圧力が、P6に到達すると、制御盤30は、モータMaに停止信号を送出し、ポンプ5aを停止させる。これにより設定圧力が維持される。
この様にして、複数台のポンプ5a〜5cを全部稼動させたり、又は、その一部を稼動させ他は停止させたりしながら、設定圧力を維持する。
この発明の実施例は、上記に限定されるものではなく、例えば、次のようにしてもよい。
(1)複数のポンプの容量(最大吐出量)を同一にする代わりに、互いに異なった値にしてもよく、例えば、前記ポンプ5aを65L/min.、ポンプ5bを25L/min.、ポンプ5cを15L/min.に設計する。
この場合、各ポンプ5a〜5cの組み合わせ方により、次の様な多様な7通りの吐出量を得ることができる。
15L/min.(ポンプ5c)、25l/min.(ポンプ5b)、40L/min.(ポンプ5c+ポンプ5b)、65L/min.(ポンプ5a)、80L/min.(ポンプ5a+ポンプ5c)、90L/min.(ポンプ5a+ポンプ5b)、105L/min.(ポンプ5a+ポンプ5b+ポンプ5c)。
(2)液圧回路の液体として油の代わりに、水を使用しても良い。
(3)ポンプの台数は、4台以上であっても良い。
(4)ポンプを3台使用する場合、2台が同一容量で1台だけ容量を変えてもよい。
本発明の実施例を示す正面図である。 図1の一部を示す拡大平面図である。
符号の説明
1 液圧回路
5a ポンプ
5b ポンプ
5c ポンプ
20 アキュムレータ
22 圧力スイッチ
22a切換弁
30 制御盤

Claims (3)

  1. 液圧回路に液体を圧送するポンプと、該液圧回路内の液圧を検出する圧力センサと、前記圧力センサに接続され、該圧力センサの出力に基いて前記ポンプを制御する制御手段と、前記液圧回路に設けられたアキュムレータと、を備えた液圧ユニットにおいて;
    前記ポンプは、複数台配設され、
    前記制御手段は、前記各ポンプを全部、又は、その一部だけ稼動させて設定圧力を保持させるものであって、最初全部のポンプを起動させて液圧回路内を設定圧力にした後、前記ポンプ全部を停止させるとともに、前記設定圧力より液圧回路内の圧力が低下したときには、その圧力低下の割合に応じて全部、又は、一部のポンプを起動させることを特徴とする液圧ユニット。
  2. 前記各ポンプの容量が、同一、又は、異なることを特徴とする請求項1記載の液圧ユニット。
  3. 前記アキュムレータが、運転中に、前記ポンプが起動し液体の供給を開始するまでの間に、一定の流量供給を賄うことを特徴とする請求項1記載の液圧ユニト。
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