JP5048048B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5048048B2
JP5048048B2 JP2009292230A JP2009292230A JP5048048B2 JP 5048048 B2 JP5048048 B2 JP 5048048B2 JP 2009292230 A JP2009292230 A JP 2009292230A JP 2009292230 A JP2009292230 A JP 2009292230A JP 5048048 B2 JP5048048 B2 JP 5048048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
control means
control unit
ball payout
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009292230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010063930A (ja
Inventor
勇気 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2009292230A priority Critical patent/JP5048048B2/ja
Publication of JP2010063930A publication Critical patent/JP2010063930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5048048B2 publication Critical patent/JP5048048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技動作制御を統括する主制御手段からのコマンドに応じて賞球払出動作を行う球払出制御手段を備え、電源供給が途絶える電断時にコマンドが受信中である場合に、このコマンド受信を完了させるための電断時処理を実行するように構成された遊技機の改良に関する。
近年の遊技機は遊技動作制御を統括するメインCPUからのコマンドに応じて周辺装置等のサブCPUが動作を行うようになっていて、賞球払出制御部のサブCPUもメインCPUからのコマンド送信によって実行されるように構成されている。そして電源供給が途絶えた場合にメインCPUやサブCPUは電断時処理に移行して、所要のデータのバックアップ等を行って電源供給の復旧に備えるように構成されている。
しかし、メインCPU側と賞球払出部側での電断発生にはタイミングのずれがあるため、それぞれの電断時処理を同期させて行って実行中の両者間の処理を完了することができない場合がある。そのため、例えば賞球払出制御部側においては、コマンド受信中に電断が発生した場合に強制的割り込みルーチンにてこのコマンド受信処理を完了させる等を行って、可能な限り自身側で対処可能にすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001―170326号公報
しかしながら、このような遊技機にあっては、この強制割り込みでコマンド受信を完了させて、電断からの復旧時に再度、通常処理ルーチンでコマンド受信を行うようにすれば同一コマンドの2度読みが行われて正確な動作が確保できなくなるといった問題があり、特に賞球払出制御に関するものは問題が重要となる。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、制御の効率化を図るとともに、電断発生における不具合を防止可能にした遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明においては、遊技動作制御を統括する主制御手段と、前記主制御手段からの指令コマンドに応じて動作制御を実行する副制御手段と、を備え、前記副制御手段は、表示装置の動作制御を実行する表示制御手段と、球払出装置の動作制御を実行する球払出制御手段と、を含んで構成される遊技機において、前記副制御手段のうち、前記球払出制御手段は、電断となった場合に、少なくとも前記主制御手段から受信した指令コマンドに基づく動作制御情報を記憶手段に保持可能に構成される一方、前記表示制御手段は、電断となった場合に、前記主制御手段から受信した指令コマンドに基づく動作制御情報を記憶手段に保持せず、前記球払出制御手段は、前記主制御手段から指令コマンドを受信している最中に電断となった場合に、強制割り込み処理を発生させて、前記指令コマンドの受信を完了するまでは動作可能に制御し、前記指令コマンドの受信を完了したと判定した場合には1ビットデジタルデータで構成されるフラグを設定し、その後、電断から復旧した場合に、前記フラグが設定してあることを判定した場合には、受信完了済の前記指令コマンドに基づいた前記球払出装置の動作制御を実行する一方、前記フラグが設定してあることを判定しなかった場合には、受信完了済の前記指令コマンドに基づいた前記球払出装置の動作制御を実行せずに、次に設定されている処理を行う
第2の発明においては、前記球払出制御手段は、遊技機外部に設けられるカードユニット制御手段と通信可能に接続され、電断となった場合に、前記カードユニット制御手段から受信した所要の情報を前記記憶手段に保持可能に構成される。
なお、このような制御は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に制御プログラムを記録しておき、コンピュータがこの記録媒体に記録した制御プログラムを読み取って実行することによって実現できる。このような記録媒体としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体が挙げられる。また、制御プログラムは通信網を介して情報処理装置からダウンロードさせるようにすることも可能である。なお、本発明では賞球と貸玉で「球」と「玉」とをそれぞれ別個のものと理解し易いように区別しているが物体としては同一のものであり、また、払出しと排出も同様に同じ意味である。
本発明によると、球払出制御手段が制御コマンドの受信中に電断が発生しても、制御コマンド受信を完了するまで制御可能であるため、球払出装置に関する制御コマンドを受信できないという不具合を回避できる。また、表示制御手段については、表示演出的な機能を実現させるもので、球の払出とは直接的な関係がないため、電断中には制御コマンドを保持しないので、遊技機の制御も簡略化可能となる。
遊技盤10の模式的な説明図である。 遊技機の制御ブロック図である。 特別図柄表示装置100のブロック構成図である。 キャラクタROMメモリマップ、パレットデータの説明図である。 コマンド送受信のタイミングを示すタイミングチャートである。 コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。 コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。 コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。 コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。 遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネラルフローチャートである。 特別図柄表示装置100のCPU1020の制御動作を説明するためのフローチャートである。 コマンドのデータ構造の説明図である。 図柄表示のためのコマンド送信タイミングを示すタイミングチャートである。 送信コマンドの説明図である。 遊技機3000の正面側構成の模式的説明図である。 球排出機構の構造の模式的説明図である。 各制御部を含む構成図である。 テーブル1800の説明図である。 動作の説明図である。 動作を説明するフローチャートである。 動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。先ず通常の遊技機の構成や作動を説明してから、本発明の主要な動作を説明することによって本発明の理解の容易化を図る。
図1は遊技盤10の模式的な説明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、中、右)の表示エリアを有していて、各表示エリアにおいて、独立して数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報が変動表示可能である特別図柄表示装置100が配設されており、その真下には特別図柄始動口104が配設されていて、この特別図柄始動口104の両側には普通図柄作動ゲート102、102が配設されている。また、一対の開閉部材120、120が特別図柄始動口104を形成するように離間して開閉可能に設けられている。
さらに、特別図柄始動口104の下方には、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)112、112が配設されている。
特別図柄始動口104に遊技玉が入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り遊技状態となる。
また、普通図柄作動ゲート102が遊技玉の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値である時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されその後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り状態となる。一方、入賞されない打玉はアウト口114を介して排出される。
図2はこのような遊技の進行状況に応じた遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制御ブロック図である。遊技動作制御を統括する主制御部200は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサを搭載していて、後に説明する、特別図柄表示装置100を制御するための各種のコマンドを、少なくとも含む多種多様な制御コマンドを格納するコマンドデータテーブル領域202および一連の遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ等の遊技制御プログラムを格納するROM201とワークエリアが形成されるRAM203とが設けられていて、一体型のワンチップマイコンとなっている。主制御部200が所定周期でこの遊技制御プログラムを繰り返して実行することによって遊技動作が行われることになる。
主制御部200には入力ポート210を介して各種の周辺装置が接続されている。即ち、主制御部200には、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口スイッチ308が接続され、主制御部200は各検出信号を受信可能となっている。
また、主制御部200には出力ポート215を介して多数の周辺装置が接続されている。この周辺装置として、図2では、特別図柄やキャラクタを表示する表示部を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御するランプ表示装置110、112、効果音を発生する効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド300、および、大入賞口106の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞口作動ソレノイド302等が接続され、主制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信可能となっている。
主制御部200は、特に特別図柄表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制御を行うようになっている。
特別図柄始動口104への遊技球の入賞に応じて図柄表示演出を行なう特別図柄表示装置100、この図柄表示演出と共に効果音発生による音出力演出を行う効果音発生装置116、および、この図柄表示演出と共に図示しない点灯部の点消灯制御を行って点消灯演出を行なうランプ表示装置110(112)が演出用周辺装置群を構成している。
また、主制御部200には、電源供給を行うための電源回路212や所定時間毎にリセット信号を出力するリセット回路213とが接続されている。リセット回路213には、主制御部200から周期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監視するためのモニタ信号が入力される。
図12に示すように、主制御部200から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用のコマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでなっており、図6乃至図9はROM201のコマンドデータテーブル領域202上や図3の特別図柄表示装置100のプログラムROM1040に格納される表示制御用コマンドの一部を示している。
図6乃至図9に示すように、表示制御用のコマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動パターンを指定するためのコマンド(第1のコマンド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマンド)」がある。なお、第1のコマンドには図柄をどのようなパターンで変動表示させるか、キャラクタをどのようなパターンで表示演出させるか等の変動パターンを指定する情報を含んだコマンドとなっている。主制御部200は、図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったときこれらの5つのコマンドを1回の変動表示制御において所定のタイミングで特別図柄表示装置100に送信する。
図3は特別図柄表示装置100のブロック構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部200からのストローブ信号やコマンドを受信するためのデータ受信回路1140(データレベルを変換する電圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成して画像処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU1020(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM1040と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LSI(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)1060が展開した画像データを一時的に記憶するビデオRAM1080と、画像処理用LSI(VDP)1060が画像展開するために必要なデータを格納したキャラクタROM1180と、ビデオRAM1080に一時的に記憶された画像データを受け取って送出するLCDパネル用インターフェイス回路1100と、このLCDパネル用インターフェイス回路1100から送出された画像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル1120とを有している。なお、図3に示すように、特別図柄表示装置100には、後述する球払出制御部1700のようにバックアップ電源1720が設けられていないため、RAM1090は電断時には情報を保持しない。
主制御部200がROM201に記録されている制御プログラムを実行することによって、本発明の特徴部を含む以下の処理が実行されるようになっている。なお、プログラムを記録しておくための記録媒体は、ROMには限られず、デジタル情報を記録可能でこの記録したデジタル情報をアクセス可能な記録媒体であればいかなるものでも良い。また、この制御プログラムは、図示しない通信網(有線・無線を問わない)を介して情報処理装置(図示せず)からダウンロードするようにしても良い。
図4(a)に示すように、キャラクタROM1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパレットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義した情報を格納したシナリオデータ領域を有していて、キャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された状態でキャラクタイメージデータ領域に格納されており、さらに、図4(b)に示すように、パレットデータ領域は、色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格納されている。
特別図柄表示装置100のCPU1020は、データ受信回路1140が受信したコマンドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(VDP)1060に与えると、画像処理用LSI(VDP)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM1080上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイス回路1100に送ることによって、LCDパネル1120によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表示が細かに行われる。
また、図5は、コマンド送受信タイミングを示したタイミングチャートである。前述したように、コマンドは1バイト長のモードデータ(MODE)と、同じく1バイト長のイベントデータ(EVENT)からなっていて、この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上がりを契機として、モードデータ(MODE)情報を送信し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上がりを契機として、イベントデータ(EVENT)情報を送信する。すると、これに対応して、特別図柄表示装置のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処理によってコマンドを受信してRAM1090に格納する。
次に、先ず、主制御部200や特別図柄表示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を図10(遊技制御のゼネラルフローチャート)や図11を参照して説明し、その後、本発明の特徴的な動作について説明して本発明の理解の容易化に努める。なお、図10に示す一連の処理は主制御部200が実行するが、リセット回路213から所定時間(例えば4msec)毎に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップから実行され、この一連の処理が繰り返し実行させるようになっている。
まず、図示しない電源スイッチによって電源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処理が実行されたか否かを判定する(ステップS110)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS120に移行する。
ステップS200では、RAM203の初期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次いで、ステップS210では、初期制御処理を行うためのデータをRAM203の所定の領域にセットする。一方、ステップS120では、RAM203内に形成される図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメントし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種のタイマのタイマ値を更新する。
次に、ステップS140において、特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポート210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップS150に移行してポート入力処理で読み込み格納したデータを把握するためのスイッチチェック処理を実行する。
次に、ステップS160にて各スイッチ304、306、308等の断線や短絡の有無のチェックを行い、これらの障害が発生している場合には(Yes)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS180に移行する(ステップS170)。
そして、ステップS180において、普通図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる(ステップS190)。なお、ステップS180において、主制御部200は、遊技制御に応じて必要なモード、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域202を参照して決定し、決定したモード、イベントを示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納する。
次に、ステップS195において、大入賞口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノイド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制御し、次いで、ステップS220において、後述する球払出制御部1700に払出し動作を行わせるための制御情報(賞球数信号)を出力するための賞球セット処理を実行し、さらにステップS230、240、250において、図示しない遊技機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応させて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置116を遊技状態に対応させて効果音発生制御するためのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する効果音処理を実行する。
次に、ステップS260では、各処理でRAM203に格納したデータを出力ポート215を介して対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そして、特別図柄表示装置100に対して、まず、ストローブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に格納されたモード、イベントのデータを先に図5に示したようにして送信する。これによって、特別図柄表示装置100には、例えば図6乃至図9にて示したコマンドが主制御部200から送信され、受信することになる。
ステップS270では、リセット回路213からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合にはステップS110に移行して遊技機制御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
次に、コマンドを受け取った特別図柄表示装置100のCPU1020の動作について、図11を参照しつつ説明する。まず、ステップS1100において、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初期化等を行いステップS1102において、新しいコマンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御のためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Yes)ステップS1104に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS1110に移行する。
ステップS1104では、図5において説明した割り込み処理において、データ受信回路1140が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップS1108において、画像処理用LSI1060へ出力するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更新する。
次に、ステップS1110において、RAM1090にセットされている図柄制御用データに基づいて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスクロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄表示位置を設定し、次いで、ステップS1112において、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)から取得してRAM1090にセットし、次にステップS1114において、速度データに基づいて図柄オフセット値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための準備を行う。
次に、ステップS1116において、RAM1090にセットされているアニメーション処理用データが格納されているアニメーション処理用テーブル(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画像の表示のための準備を行い、RAM1090内のVDP出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か否かを判断する(ステップS1118)。
そして、出力許可フラグが「1」でない場合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Yes)にはステップS1120にて、VDP出力用バッファにセットされているデータを画像処理用LSI1060に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じてキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイス回路1100に送られLCDパネル1120による画像表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置100における設定された表示位置において、設定された速度での図柄変動表示や背景画像の表示等が行われる。
図13、図14は主制御部200から特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タイミングの一例、送信コマンドの説明図である。これらの図を参照すれば分かるように、主制御部200は、特別図柄始動口104に遊技球が入賞した等の所定の条件が満足されると、まず、「図柄変動を開始させるとともに変動パターンを指定するためのコマンドを送信し(1)、これからT1時間経過後に左停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(2)、これからT2時間経過後に中停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(3)、これからT3時間経過後に右停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(4)、そして、変動開始からT時間経過後に全図柄を停止させるためのコマンド(5)を送信する。そして、これらのコマンドを受信した特別図柄表示装置100のCPU1020は、コマンド1の受信を契機として図柄変動表示を行い、その後、コマンド5の受信を契機としてコマンド2から4で指定された停止図柄での停止表示制御を行う。
本発明の実施形態の遊技機3000の正面側外観図は図15に示すようになっており、遊技機3000の中央部やや下方に設けられ賞球や貸玉が供給される上皿3010の右端部には玉貸ボタン3020が設けられている。さらに、遊技機3000の左方には縦長のプリペードカードユニット500が配設されている。このプリペードカードユニット500には、貸出可能球数等の有価価値が記録されたカード(図示せず)を挿入するためのカード挿入口501が形成されている。
図17に示すように、プリペードカードユニット500内に設けられるカードユニット側制御部1710と、遊技機3000内に設けられる球払出制御部1700とは相互に所要の情報を通信可能に接続され、更に、球払出制御部1700は、主制御部200からの賞球払出し指示コマンドを受信可能に構成されている。また、球払出制御部1700は、後に説明する回転軸1630を回転駆動するためのモーター1705を駆動制御可能に構成されている。さらに、球貸ボタン3020の操作信号はカードユニット側制御部1710が検出可能にされている。なお、より具体的には貸玉数を入力するための操作ボタン等が設けられるようにしても良い。そして、これら制御部1700、1710はCPUがROMに記録された制御プログラムを、ワークエリアとしてのRAMを使用しながら実行することによって実現可能である。
また、球払出制御部1700にはフラグエリア1701、受信したコマンドを格納するバッファ1702とが設けられている。さらに球払出制御部1700は、バックアップ電源1720と電源供給検出部1730とが接続されている。電源供給検出部1730は電源供給が行われている場合にはこれを検出してハイレベルの検出信号を出力する一方、電源供給が途絶えた場合(電断)にはこれを検出してローレベルの検出信号を出力する。かくして球払出制御部1700は電源供給検出部1730からの検出信号を把握することによって電断や電断からの復旧を把握可能になっている。そして電断時にはバックアップ電源1720を使用して所要の情報を保持可能に構成されている。この球払制御部1700と上記特別図柄表示装置100のCPU1020とは、副制御部を構成している。
図16は、遊技機3000の裏面側から見た球排出機構の模式的説明図である。図示しないタンクには図示しない球供給樋から遊技球が供給されていて、このタンクからの遊技球Pは筒状部材で構成される案内部材1625によってスプロケット1600まで案内される。このスプロケット1600は中心部にモーター1705の回転軸1630が貫通固定されていて、モーター1705が時計方向に回転軸1630を回転駆動すると符号bに示すように回転駆動される。このとき、スプロケット1600に適宜の間隔を設けた周設された凹部1601が遊技球Pを保持しながら貸玉案内部材1620に遊技球PBを落下させるので、貸玉排出動作が行われる。なお、実際には遊技球Pは多数供給されるので、球排出制御部1700がスプロケット1600の回転量を調整することによって所望貸玉数での貸玉排出を行うようになっている。
一方、モーター1705が反時計方向に回転軸1630を回転駆動すると符号aに示すようにスプロケット1600が回転駆動される。このとき、スプロケット1600に適宜の間隔を設けた周設された凹部1601が遊技球Pを保持しながら賞球案内部材1610に遊技球PAを落下させるので、賞球払出し動作が行われる。なお、実際には遊技球Pは多数供給されるので、主制御部200からの信号によって賞球払出し条件が満足されたと判断した球排出制御部1700が、スプロケット1600の回転量を調整することによって所望賞球数での賞球払出しを行うようになっている。かくして、同一の球排出機構を用いて球払出制御部1700が賞球払出し動作と、貸玉排出動作とを行うように構成されている。
(動作)図18はテーブル1800の説明図であり、このテーブル1800は主制御部200側のROM201や球払出制御部1700の不図示の記憶部に格納されている。コマンドは図6乃至図9に示すものと同様にモード、イベントデータで成っている。例えば主制御部200がモード、イベント「$D0、$01」なるコマンドを送信した場合には、先ず図19に示すように球払出制御部1700はこれを受信してバッファ1702に格納する(A)。そしてバッファ1702に格納されたこのコマンドを球払出制御部1700が実行するとモーター1705が駆動されてこのコマンドで指定された数の賞球数での球払出を行うことができる。
さて、球払出制御部1700が電源供給検出部1730からのローレベルの検出信号によって電断時になったと判定した場合には、図20に示すような電断時処理を実行する。この処理は強制的な割り込み処理となっている。図20のステップS2000において、電断時にコマンドを受信処理中であったか否かを判定する。電断時にコマンドを受信処理中であったと判定した場合(Yes)にはステップS2010に移行し、これ以外の場合(No)には以下の動作をスキップする。
ステップS2010に移行する場合において球払出制御部1700は電断時であっても、主制御部200が電断時に送信するコマンドに対してコマンド受信を完了させるように動作を行う。そしてステップS2010においてコマンド受信が完了したと判定した場合(Yes)にはステップS2020に移行し、これ以外の場合(No)には以下の動作をスキップする。ステップS2020において、球払出制御部1700はフラグエリア1701に1ビットデジタルデータ「1」を設定する(フラグを立てる)。かくしてフラグが立ったことは、通常時処理とは異なる強制割り込み処理において電断時に受信中のコマンドのコマンド受信が完了したことを意味することになる。
次いで球払出制御部1700は、電源供給検出部1730からのハイレベルの検出信号によって、図21に示すように電断からの復旧処理を行う。先ずステップS2100においてフラグエリア1701においてフラグが立っているか否かを判定する。フラグが立っていると判定された場合(Yes)はステップS2110に移行し、一方、フラグが立っていないと判定された場合(No)はステップS2130に移行する。
ステップS2110においてはフラグをクリアして(フラグエリア1701の「1」を「0」とする)ステップS2120に移行し、図19のポイントXへ処理を強制割り込みから復帰させる。かくしてフラグが立っている場合に復旧時処理が行われた場合にはコマンド受信処理(A)の次に設定されているコマンド実行処理(B)から処理が継続される。一方、ステップS2130においてはフラグが立っていないと判定されたため、電断発生箇所に強制割り込みから復帰させて動作を継続させる。つまり、コマンド受信は終了したものとして、次に設定されている処理を行う。
したがって本発明の実施形態によれば、球払出制御部1700は、電断時処理が実行されてコマンド受信が完了された場合にはその旨のフラグをフラグエリア1701に格納しておき、電断時から電源供給が復旧された際に、このフラグがフラグエリア1701に格納されていると判定した場合にはコマンド受信の次に設定されているコマンド実行処理(図19のB)を実行するので、コマンド受信中に電断が発生して電断時処理にてコマンド受信を完了させても、電断からの復旧時に同一のコマンドの2度読みをしないようにすることができる。また、電断時処理が実行されてコマンド受信が完了された場合にその旨を示す情報は1ビットのデジタルデータ(フラグ)としているので構成の簡素化が図れる。
なお、以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能となる。例えば、貸玉数を操作指定可能なボタンを設けること、等が挙げられる。またパチンコ機のみならずパチスロ機等にも本発明を適用し得る。
10 遊技盤
200 主制御部
201 ROM
202 コマンドデータテーブル領域
203 RAM
213 リセット回路
212 電源回路
500 プリペイドカードユニット
501 カード挿入口
1020 CPU
1040 プログラムROM
1060 画像処理用LSI
1080 ビデオRAM
1090 RAM
1100 LCDパネル用インターフェイス回路
1120 LCDパネル
1140 データ受信回路
1160 電源回路
1180 キャラクタROM
1600 スプロケット
1601 凹部
1610 賞球案内部材
1620 貸玉案内部材
1625 案内部材
1630 回転軸
1700 球払出制御部
1705 モーター
1710 カードユニット側制御部
3000 遊技機
3010 上皿
3020 玉貸ボタン

Claims (2)

  1. 遊技動作制御を統括する主制御手段と、前記主制御手段からの指令コマンドに応じて動作制御を実行する副制御手段と、を備え、前記副制御手段は、表示装置の動作制御を実行する表示制御手段と、球払出装置の動作制御を実行する球払出制御手段と、を含んで構成される遊技機において、
    前記副制御手段のうち、前記球払出制御手段は、電断となった場合に、少なくとも前記主制御手段から受信した指令コマンドに基づく動作制御情報を記憶手段に保持可能に構成される一方、前記表示制御手段は、電断となった場合に、前記主制御手段から受信した指令コマンドに基づく動作制御情報を記憶手段に保持せず、
    前記球払出制御手段は、前記主制御手段から指令コマンドを受信している最中に電断となった場合に、強制割り込み処理を発生させて、前記指令コマンドの受信を完了するまでは動作可能に制御し、前記指令コマンドの受信を完了したと判定した場合には1ビットデジタルデータで構成されるフラグを設定し、その後、電断から復旧した場合に、前記フラグが設定してあることを判定した場合には、受信完了済の前記指令コマンドに基づいた前記球払出装置の動作制御を実行する一方、前記フラグが設定してあることを判定しなかった場合には、受信完了済の前記指令コマンドに基づいた前記球払出装置の動作制御を実行せずに、次に設定されている処理を行うことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球払出制御手段は、遊技機外部に設けられるカードユニット制御手段と通信可能に接続され、電断となった場合に、前記カードユニット制御手段から受信した所要の情報を前記記憶手段に保持可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP2009292230A 2009-12-24 2009-12-24 遊技機 Expired - Fee Related JP5048048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009292230A JP5048048B2 (ja) 2009-12-24 2009-12-24 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009292230A JP5048048B2 (ja) 2009-12-24 2009-12-24 遊技機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001272810A Division JP2003079843A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010063930A JP2010063930A (ja) 2010-03-25
JP5048048B2 true JP5048048B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=42190002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009292230A Expired - Fee Related JP5048048B2 (ja) 2009-12-24 2009-12-24 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5048048B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10290862A (ja) * 1997-04-17 1998-11-04 Heiwa Corp 遊技機の大当たり発生処理方法および大当たり発生処理機能を有する遊技機ならびに大当たり発生処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP3609303B2 (ja) * 1999-10-27 2005-01-12 株式会社三共 遊技機
JP4156149B2 (ja) * 1999-10-29 2008-09-24 株式会社三共 遊技機
JP3717354B2 (ja) * 1999-11-02 2005-11-16 株式会社サンセイアールアンドディ パチンコ遊技機
JP4249358B2 (ja) * 2000-01-18 2009-04-02 株式会社ソフィア 遊技機
JP3201754B1 (ja) * 2000-05-11 2001-08-27 株式会社高尾 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010063930A (ja) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003135779A (ja) 遊技機および遊技機管理システム
JP4571339B2 (ja) 遊技機
JP4416865B2 (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP4263423B2 (ja) 遊技機
JP4708617B2 (ja) 遊技機
JP4550295B2 (ja) 遊技機および遊技機制御プログラム
JP4713011B2 (ja) 遊技機
JP4252256B2 (ja) 遊技機
JP3723049B2 (ja) 遊技機
JP5048048B2 (ja) 遊技機
JP4594461B2 (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP4652606B2 (ja) 遊技機
JP5021012B2 (ja) 遊技機
JP4597438B2 (ja) 遊技機
JP4550296B2 (ja) 遊技機および遊技機制御プログラム
JP4593848B2 (ja) 遊技機
JP4611581B2 (ja) 遊技機管理装置
JP5351672B2 (ja) 遊技機
JP2002306764A (ja) 遊技機
JP3807950B2 (ja) 遊技機情報送信方法
JP4571325B2 (ja) 遊技機
JP3888929B2 (ja) 遊技システム
JP4607387B2 (ja) 遊技機
JP2002292085A (ja) 遊技機
JP5886912B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5048048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees