JP5046414B2 - 電動車両のインホイールモータ - Google Patents

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本発明は、電気自動車などの電動車両に使用されるインホイールモータに関し、特に、アウターロータ式のモータ機構を有するインホイールモータに関する。
従来のアウターロータ式のインホイールモータは、例えば、東京電力が開発した「IZA」や、特許文献1〜3などに示されている。
特開平1−298903号公報 特開平11−187506号公報 特開2003−300420号公報 図12は、例えば、特許文献3に開示された従来のアウターロータ式のインホイールモータの模式図である。この図において、車体側に固定されるコイル50と鉄心51を有するインナーステータ52が配置され、かつ、このインナーステータ52に軸支され、永久磁石53とローターヨーク54を有するアウターロータ55が配置されたモータユニットとして構成され、このモータユニットがタイヤ56を有するホイール57に取り付けられている。
かかるインホイールモータでは、従来、車輪軸側に固定されたインナーステータ52に対して軸支されたアウターロータ55に、筒状に形成されただけのホイール57を取付板58にて取り付けた構造であるため、例えば、タイヤ56のパンク修理などを行うため、タイヤ56をアウターロータ55から取り外す場合には、取付板58を外してから、ホイール57ごとタイヤ56を外し、その後、ホイール57からタイヤ56を外し、そのパンク修理などを行う必要があり、ホイール57を車体から外した後、さらに、ホイール57からタイヤ56を外すという面倒な作業がかかり、タイヤ56のパンク修理などに係わる作業性に劣るという欠点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためなされたものであり、ホイールの構造の改良を図って、タイヤのパンク修理などに係わる作業性の向上を図った電動車両のインホイールモータを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、請求項1に係る発明の電動車両のインホイールモータは、車体(2)側に固定され、コイル(3)と鉄心(4)を有するインナーステータ(5)と、該インナーステータ(5)周りを回転自由となるように車体(2)側に軸支され、永久磁石(6)と鉄心(7)を有するアウターロータ(8)とを備えたモータユニットを、タイヤ(9)を保持したホイール(10)に取り付けてなる電動車両のインホイールモータ(1)において、
前記ホイール(10)を、車体(2)外方側に位置する端壁部(12)と、胴壁部(13)と、車体(2)内方側に位置してタイヤ(9)の内側内周端部を押さえる内側リム部(14)と、車体(2)の外方側に位置してタイヤ(9)の外側内周端部を押さえる外側リム部(15)と、備えて構成し、前記端壁部(12)、胴壁部(13)および内側リム部(14)を、器状をなすように一体に設けると共に、前記外側リム部(15)を端壁部(12)の外面に着脱可能に組み付けられる別体部材から構成する一方、前記胴壁部(13)の車体(2)内方側の開放口を塞ぎ、かつ、前記胴壁部(13)の内周面に形成された段差部(13a)にセットされた前記アウターロータ(8)を押さえ固定する内蓋(18)を設け、内底面の長さが長い軸直角断面が略台形状で両側面がテーパ面に形成され、前記アウターロータ(8)のリング状をなす鉄心(7)内周面に軸方向に貫通し、かつ、間隔をもって列設された多数の磁石用の溝(7a)に、該溝(7a)の内底面に対応する 面の幅が長い軸直角断面が略台形状で両側面がテーパ面をなす多数の前記永久磁石(6)をそれぞれ嵌合取付したことを特徴とする。
請求項2に係る発明の電動車両のインホイールモータは、前記インナーステータは、リング状に形成され、前記車体に装備された車輪軸周部に嵌挿されて、該インナーステータの内周部と前記車輪軸周部との間に嵌挿されたリング状の取付部材を介して前記車輪軸側に取り付けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明の電動車両のインホイールモータは、前記車輪軸周面には筒状のハブが嵌合固定され、該ハブの外周面に突設されたステーに前記取付部材の内周端部が締結され、その外周端部に前記インナーステータの内周部が締結されることを特徴とする。
請求項4に係る発明の電動車両のインホイールモータは、前記ハブ外周面には、前記インナーステータのコイルの配線を収納して前記ホイール外部に導出させるための配線用の溝が形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明の電動車両のインホイールモータによれば、ホイールの構造の改良を図って、外側リム部を着脱可能に組み付けられる別体部材から構成した結果、外側リム部材を取り外せば、ホイールを車体に付けたままでタイヤのみを外すことができ、ホイールを車体から外した後、さらに、ホイールからタイヤを外すという面倒な作業が必要なく、タイヤのパンク修理などに係わる作業性を向上することができる。
また、ホイールに内蓋を備えたことにより、インナーステータとアウターロータそれぞれを略密閉した空間に収納でき、外部に露出することがないため、これらインナーステータとアウターロータそれぞれが汚れたり、破損し難くなり、その耐久性の向上を図ることができると共に、モータケースをホイールとは別に設ける必要もなく、材料費の低減や軽量化を図ることができる。
さらに、ホイールの胴壁部の内周面に形成された嵌合溝に嵌合されたアウターロータを内蓋により押さえ固定するようにしたことにより、アウターロータをホイールの胴壁部内周面に簡単かつ確実・堅固に一体取付することができる。
また、アウターロータの鉄心内周面に形成された磁石用の溝に永久磁石を嵌合取付したことにより、永久磁石を確実・堅固に取り付けることができ、特に、磁石用の溝が略台形状であるため、同じく略台形状に形成された永久磁石を鉄心から抜け落ちることがなく取り付けることができる。
請求項2に係る発明の電動車両のインホイールモータによれば、インナーステータを取付部材を介して車輪軸側に取り付ける構成したから、取付構造の簡略化を図ることができる。
請求項3に係る発明の電動車両のインホイールモータによれば、車輪軸外周面にハブを取り付けて、このハブに取付部を取り付けた構造とすれば、ハブとインナーステータとを一体化物として取扱することができ、インナーステータの取扱性が向上する。
請求項4に係る発明の電動車両のインホイールモータによれば、ハブ外周面に配線用の溝を形成して、これにインナーステータのコイルの配線を収納してホイール外部に導出させることができるようにした結果、ホイール自体にコイルの配線を外部に導出させるための孔などを設ける必要がなく、ホイールの密閉性をより高めることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施の形態を詳述する。
図1は、本発明に係る電動車両のインホイールモータの一実施形態を示している。
すなわち、アウターロータ式のインホイールモータ1は、図に示すように、例えば電気自動車の車体2側に固定され、コイル3と鉄心4を有するインナーステータ5(図2参照)と、該インナーステータ5周りを回転自由となるように車体2側に軸支され、永久磁石6と鉄心としてのロータヨーク7を有するアウターロータ8(図3参照)とを備えたモータユニットを、タイヤ9を保持したホイール10に取り付けたものである。
前記車体2には、車輪軸としてのスピンドルシャフト11(図4参照)が固定されており、前記ホイール10は、このスピンドルシャフト11の周りを回転自由に設けられている。このホイール10は、車体2外方側に位置する端壁部12と、アウターロータ8を内周面に組み付けた胴壁部13と、車体2内方側に位置してタイヤ9の内側内周端部を押さえる内側リム部14と、車体2の外方側に位置してタイヤ9の外側内周端部を押さえる外側リム部材15と、を備えて構成される(図5および図6参照)。
ホイール10の端壁部12、胴壁部13および内側リム部14は、図5に示すように、器状をなすようにそれぞれ一体に設けられており、該端壁部12の中央部には支持孔12aが開設されている。また、前記外側リム部材15は、前記端壁部12の外面に締結具としてのボルト16により着脱可能に組み付けられる別体部材から構成される。この場合、外側リム部材15の内端部には、図6に示すように、軸直角に内方に延びるフランジ部15aが一体に形成される一方、端壁部12の外面の周部には、図5に示すように、環状の段差部12bが形成されており、前記フランジ部15aの数個所がそれぞれこの段差部12bに載置されて、ボルト16により端壁部12の外面に着脱可能に締結される。なお、フランジ部15aと段差部12bとの接触面には水密性を保つためのOリング17が介装される。
一方、ホイール10の胴壁部13の車体2内方側の開放口を塞ぐ内蓋18(図7参照)が設けられている。この内蓋18は、図7に示すように、板状に形成され、外周端部には直交して外方に張り出すフランジ部18aが一体に形成され、中央部には支持孔18bが開設されている。かかる内蓋18はホイール10の胴壁部13の周壁の内周面に組み付けられ、締結具としてのボルト19により締結される。この場合、図1に示すように、ホイール10の胴壁部13の数個所にそれぞれねじ嵌合したボルト19を内蓋18のフランジ部18aにねじ嵌合して締結を行う。
なお、図8に示すように、内蓋18の端部から、そのフランジ部18a、後述のように胴壁部13に組み付けられたアウターロータ8の順に軸方向に挿通したボルト20をホイール10の胴壁部13にねじ込んで、内蓋18とホイール10とを締結しても良い。
一方、上述のスピンドルシャフト11の外周面には略円筒状のハブ21(図9参照)が嵌合される。この場合、前記スピンドルシャフト11とハブ21との嵌合面に形成されたスプライン(図4(c)参照)又はキー溝22に差し込まれたキー23により、該スピンドルシャフト11とハブ21とが固定され、さらに、スピンドルシャフト11外端部に締結具としてのボルト24によって締結された押さえ板25によってスピンドルシャフト11にハブ21が抜けることがないように押さえ固定されている。かかるハブ21の外周面の軸方向の離間する2位置には、図9に示すように、軸線と直交して張り出したリング状のステー21a,21bが一体に形成されている。
上述した構造のホイール10と内蓋18は、それぞれの支持孔12a、18bを介してハブ21周りに挿通され、ハブ21外周と前記支持孔12aとの間および該ハブ21外周と前記支持孔18bとの間にそれぞれ介装された軸受26、27によって、ハブ21周りに回転自由に支持される。
前記インナーステータ5は、図2に示すように、リング状に形成され、コイル3の巻線部に鉄心4を挿入して取り付けて構成される。かかるインナーステータ5は、前記スピンドルシャフト11に固定されたハブ21周部に嵌挿されて、その内周部と該ハブ21周部との間に嵌挿された2つのリング状の取付板28、29(図10参照)を介して前記ハブ21の外周面のステー21a,21bに取り付けられる。この場合、図2に示すように、インナーステータ5の内端部の数個所には軸方向に貫通するボルト挿通孔4aがそれぞれ形成される一方、図9に示すように、ステー21a,21bの数個所にはねじ孔21c,21dがそれぞれ形成されている。
さらに、2つの取付板28、29の数個所の内周端部と外周端部には、図10に示すように、それぞれボルト挿通孔28a、28b,29a、29bが形成されている。そして、ハブ21のステー21a,21bに締結具としてのボルト30、31で2つの取付板28、29の内周端部を締結し、この2つの取付板28、29の外周端部間にインナーステータ5の内端部を介在させて、2つの取付板28、29の外周端部に締結具としてのボルト32とナット33とでインナーステータ5を締結する。なお、図1に示すように、ハブ21外周面には配線用の溝34が形成されており、この溝34内にインナーステータ5のコイル3の配線3aが収納されてホイール10と内蓋18からなる略密閉した空間から外部に導出される。
前記アウターロータ8のロータヨーク7は、図3に示すように、リング状に形成され、該ロータヨーク7の内周面には、軸方向に貫通し、かつ、間隔をもって列設された多数の磁石用の溝7aが形成され、この磁石用の溝7aに多数設けられた永久磁石6(図11参照)がそれぞれ嵌合取付される。なお、これら磁石用の溝7aは、図11に示すように、それぞれ内底面の長さが長い軸直角断面が略台形状をなして両側面がテーパ面に形成されており、同じく図11に示した通り、前記磁石用の溝7aの内底面に対応する面の幅が長い軸直角断面が略台形状で両側面がテーパ面をなす永久磁石6が抜け落ちることがないようになっている。この場合、例えば、磁石用の溝7aを、当初にはそれぞれ軸直角断面が略直方体形状をなすように形成しておき、永久磁石6を差し込んだ後に、かしめて略台形状に変形させて永久磁石6を固定取付すれば良い。
かかるアウターロータ8は、ホイール10の胴壁部13の内周面に組み付けられる。すなわち、胴壁部13の内周面には、図5に示すように、段差部13aが形成され、この段差部13aにセットされたアウターロータ8が前述のようにホイール10にボルト19により締結された内蓋18のフランジ部18aにより押さえ固定される。
また、タイヤ9は、ホイール10外周に配設され、その内側内周端部が内側リム部14により押さえ固定され、その外側内周端部が外側リム部材15により押さえ固定される。
かかるインホイールモータを組み立てるに際しては、例えば、内蓋18、ハブ21、内側の取付板28、インナーステータ5、外側の取付板29、アウターロータ8を組み付けたホイール10、タイヤ9、外側リム部材15の順番に組み付ければ良い。
なお、かかる電気自動車は電磁ブレーキによって制動が行われる。すなわち、上述した内蓋18の外端面にはブレーキディスク35が締結される一方、その後方にクリアランスをもってブレーキコイル36が対向して車体2側に固定配置され、ブレーキコイル36によりブレーキディスク35を吸着して内蓋18を制動し、もって、ホイール10およびタイヤ9が制動されるようになっている。
図中、未説明符号37は板ばね、38はそれぞれスペーサである。
かかる構成のインホイールモータ1を装備した電気自動車においては、インナーステータ5のコイル3に通電してこれを励磁すれば、インナーステータ5周りをアウターロータ8が回転し、ホイール10を介してタイヤ9が回転して走行する。
以上のように説明したインホイールモータ1によれば、ホイール10の構造の改良を図って、外側リム部材15を着脱可能に組み付けられる別体部材から構成した結果、外側リム部材15を取り外せば、ホイール10を車体2に付けたままでタイヤ9のみを外すことができ、ホイール10を車体2から外した後、さらに、ホイール10からタイヤ9を外すという面倒な作業が必要なく、タイヤ9のパンク修理などに係わる作業性を向上することができる。
また、内蓋18を備えたことにより、インナーステータ5とアウターロータ8それぞれを略密閉した空間に収納でき、外部に露出することがないため、これらインナーステータ5とアウターロータ8それぞれが汚れたり、破損し難くなり、その耐久性の向上を図ることができると共に、モータユニットを収納するためのモータケースをホイール10とは別に設ける必要もなく、材料費の低減や軽量化を図ることができ、特に、ホイール10をアルミ製とすることもできるためより軽量化を図ることができる。
さらに、アウターロータ8をホイール10の胴壁部13の内周面に形成された段差部13aに嵌合すると共に、ホイール10に組み付けられた内蓋18により押さえ固定したことにより、アウターロータ8をホイール10の胴壁部13の内周面に簡単かつ確実に一体取付することができる。
また、インナーステータ5を取付板28、29を介してスピンドルシャフト11側に取り付けた構成したから、取付構造が簡略化を図ることができ、特に、スピンドルシャフト11外周面にハブ21を取り付けて、このハブ21に前記取付板28、29を取り付けた構造とすれば、ハブ21とインナーステータ5とを一体化物として取扱することができ、取扱性が向上する。
さらに、ハブ21外周面に配線用の溝34を形成して、これにインナーステータ5のコイル3の配線3aを収納してホイール10と内蓋18からなる略密閉した空間から外部に導出させることができるようにした結果、ホイール10自体にコイル3の配線3aを外部に導出させるための孔などを設ける必要がなく、ホイール10の密閉性をより高めることができる。
また、アウターロータ8のロータヨーク7内周面に形成された磁石用の溝7aに永久磁石6を嵌合取付したことにより、永久磁石6を確実・堅固に取り付けることができ、特に、磁石用の溝7aが略台形状であるため、同じく略台形状に形成された永久磁石6をロータヨーク7から抜け落ちることがなく取り付けることができる。
インホイールモータにおいて、タイヤのパンク修理などの作業性を高めつつ、インナーステータやアウターロータの耐久性の向上が図れるため、電気自動車などの電動車両を製作する上で有利となる。
図1は、本発明に係る電動車両のインホイールモータの一実施形態を示す縦断面図である。 図2は、同上のインホイールモータにおけるインナーステータの側面図である。 図3は、同上のインホイールモータにおけるアウターロータの側面図である。 図4は、同上のインホイールモータにおけるスピンドルシャフトを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はスプラインタイプを示す側面図である。 図5は、同上のインホイールモータにおけるホイールを示し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。 図6は、同上のインホイールモータにおける外側リム部材を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。 図7は、同上のインホイールモータにおける内蓋を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。 図8は、同上の内蓋の他の取付方法を示す縦断面図である。 図9は、同上のインホイールモータにおけるハブを示し、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 図10は、同上のインホイールモータにおける取付板を示し、(a)は車体内側の取付板の側面図、(b)は車体外側の取付板の側面図である。 図11は、同上のアウターロータにおける永久磁石の取付構造を示す側面図である。 図12は、従来のインホイールモータの構造を示す概略図である。
符号の説明
1 インホイールモータ
2 車体
3 コイル
4 鉄心
5 インナーステータ
6 永久磁石
7 ロータヨーク
8 アウターロータ
9 タイヤ
10 ホイール
11 スピンドルシャフト
12 端壁部
13 胴壁部
14 内側リム部
15 外側リム部材

Claims (4)

  1. 車体(2)側に固定され、コイル(3)と鉄心(4)を有するインナーステータ(5)と、該インナーステータ(5)周りを回転自由となるように車体(2)側に軸支され、永久磁石(6)と鉄心(7)を有するアウターロータ(8)とを備えたモータユニットを、タイヤ(9)を保持したホイール(10)に取り付けてなる電動車両のインホイールモータ(1)において、
    前記ホイール(10)を、車体(2)外方側に位置する端壁部(12)と、胴壁部(13)と、車体(2)内方側に位置してタイヤ(9)の内側内周端部を押さえる内側リム部(14)と、車体(2)の外方側に位置してタイヤ(9)の外側内周端部を押さえる外側リム部(15)と、備えて構成し、前記端壁部(12)、胴壁部(13)および内側リム部(14)を、器状をなすように一体に設けると共に、前記外側リム部(15)を端壁部(12)の外面に着脱可能に組み付けられる別体部材から構成する一方、前記胴壁部(13)の車体(2)内方側の開放口を塞ぎ、かつ、前記胴壁部(13)の内周面に形成された段差部(13a)にセットされた前記アウターロータ(8)を押さえ固定する内蓋(18)を設け、内底面の長さが長い軸直角断面が略台形状で両側面がテーパ面に形成され、前記アウターロータ(8)のリング状をなす鉄心(7)内周面に軸方向に貫通し、かつ、 間隔をもって列設された多数の磁石用の溝(7a)に、該溝(7a)の内底面に対応する面の幅が長い軸直角断面が略台形状で両側面がテーパ面をなす多数の前記永久磁石(6)をそれぞれ嵌合取付したことを特徴とする電動車両のインホイールモータ。
  2. 前記インナーステータ(5)は、リング状に形成され、前記車体(2)に装備された車輪軸(11)周部に嵌挿されて、該インナーステータ(5)の内周部と前記車輪軸(11)周部との間に嵌挿されたリング状の取付部材(28,29)を介して前記車輪軸(11)側に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の電動車両のインホイールモータ。
  3. 前記車輪軸(11)周面には筒状のハブ(21)が嵌合固定され、該ハブ(21)の外周面に突設されたステー(21a,21b)に前記取付部材(28,29)の内周端部が締結され、その外周端部に前記インナーステータ(5)の内周部が締結されることを特徴とする請求項2記載の電動車両のインホイールモータ。
  4. 前記ハブ(21)外周面には、前記インナーステータ(5)のコイル(3)の配線(3a)を収納して前記ホイール(10)外部に導出させるための配線用の溝(34)が形成されることを特徴とする請求項3記載の電動車両のインホイールモータ。
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