JP5472870B2 - 自動車用の走行操舵装置 - Google Patents

自動車用の走行操舵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5472870B2
JP5472870B2 JP2011290506A JP2011290506A JP5472870B2 JP 5472870 B2 JP5472870 B2 JP 5472870B2 JP 2011290506 A JP2011290506 A JP 2011290506A JP 2011290506 A JP2011290506 A JP 2011290506A JP 5472870 B2 JP5472870 B2 JP 5472870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
housing
traveling
gear
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011290506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013124086A (ja
Inventor
晴夫 大谷
Original Assignee
晴夫 大谷
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 晴夫 大谷 filed Critical 晴夫 大谷
Priority to JP2011290506A priority Critical patent/JP5472870B2/ja
Publication of JP2013124086A publication Critical patent/JP2013124086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5472870B2 publication Critical patent/JP5472870B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

本発明は、四輪独立懸架式の走行機能を有する自動車において、左方向又は右方向に車体を平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左右方向に車体を回転させたりすることのできる自動車用の走行操舵装置に関する。
一般の車両において、縦列駐車やスイッチターン(転回)などを行う場合、ハンドルを左右に回しながらバック(後進)させている。
しかし、例えば、縦列駐車を行う場合には、前後にある程度のスペースが必要であり、場所の制約を受けていた。また、スッイチターンにあっては、バックをしながら約90度曲がらなければならず大変危険な操作である。
そこで、従来から、車両を左方向又は右方向に平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左右方向に回転させたりすることのできる自動車用の走行操舵装置が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に示す従来の装置は、車輪の向きを変えるための操舵用駆動機構としてのモーター(操舵用駆動モーター)と、車輪に回転力を伝達するための走行用駆動機構としてのモーター(走行用駆動モーター)の双方共が、シャーシ(シャーシ・フレーム若しくは車台ともいう。)の内面側(上側)に直接設置されていた。
そして、シャーシを挟んで走行用駆動モーターの直下には、該駆動用モーターから鉛直方向に垂下して備えた駆動軸と、駆動軸を回転自在に内装するようにしてシャーシの外面側(下側)に左右方向に回転自在に備えたギアボックスとを備え、シャーシ内で走行用駆動モーターによって発生された駆動力を、ギアボックス内で歯車を介して駆動軸から車軸に伝達して車輪に回転力を伝えていた。
また、走行操舵装置の場合、操舵用駆動モーターの操舵ギアが、シャーシの下側(裏面側)でギアボックス外周に一体に形成された従動ギアに噛合して、駆動モーターの駆動力を車輪に伝えていた。
しかし、この種の従来技術にあっては、操舵用駆動機構としてのモーターと、走行用駆動機構としてのモーターの双方共に、シャーシ(シャーシ・フレーム若しくは車台ともいう。)の内面側に直接設置していたものであったため、シャーシ内側の配設スペース(シャーシとボディとの間のスペース)の制約を受ける虞があると考えられる。昨今、技術の進歩に伴い構造も複雑になり、部品点数の増加により設置スペース確保の要求とともに、車体のフロア全体を低く抑えたいとの要求もあり、このようにシャーシの内側に複数の駆動モーターが突出している状況下では、このような要求に対応し得ない。
また、従来のようにギアでの駆動力の伝達は、振動・摩擦抵抗等が発生し、異常振動・異音・発熱等の不具合が生じ易くなるとともに、駆動力の減退につながる等の不具合につながる。
特開平9−286342
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、車両を左方向又は右方向に平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左右方向に回転させたりすることのできる自動車用の走行操舵装置において、ボディとシャーシの間の部品設置スペースを確保するとともに、車体のフロアを低く抑え、かつ異常振動などを低減する走行操舵装置を提供することである。
上記課題を達成するために第1の発明がなした技術的手段は、
独立懸架式の走行機能を有する自動車において、左方向又は右方向に車体を平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左方向又は右方向に車体を回転させたりすることのできる走行操舵装置を備えており、
走行操舵装置は、各車輪に配設された走行操舵部と、
車内の所定位置に備えられ、運転者が操作可能な操舵用操作部と、
操舵用操作部からの信号を走行操舵部へと伝達する制御部とを有し、
車輪を支持しているそれぞれのサスペンションは、鉛直方向の軸を中心として左右方向に回転可能に備えられ、
前記走行操舵部は、シャーシの下側にて各車輪毎の近傍で水密状に備えられた第1のハウジングと、
第1のハウジング内にて別途水密状に備えられた第2のハウジングと、
第2のハウジング内にて水密状に備えられ、回転駆動する第1のギアを備えた操舵用駆動機構と、
前記第1のハウジングに備えられ、前記第1のギアと噛合って第1のギアの駆動力により回転駆動する第2のギアと、
前記それぞれのサスペンションに一体に備えられ、前記第2のギアと噛合って第2のギアの駆動力を伝達し、鉛直方向の軸を中心として左右いずれかの方向にサスペンションを所定角度回転作動させて車輪の向きを所定の方向に変える第3のギアを有し、
さらに、前記操舵用駆動機構を介して所定方向に向きの変わった前記車輪に対し、駆動力を伝達する走行用駆動機構を備え、
前記走行用駆動機構は、ホイール内において、ホイールと一体に回転する車軸に対して相対回転可能に取り付けられる第3のハウジングと、
第3のハウジング内において車軸周りに一体に配したローターと、
ローターとの間に所定の間隙をあけて第3のハウジング内面に配されるステーターとで構成され、
第3のハウジングは水密状に備えられており、
さらに、前記第3のハウジング内の圧力を大気圧に保つため車軸の一部に穴をあけてブリーダープラグを取り付けるとともに、水密性を維持するためにその前方領域を覆うようにエア・チャンバーを取り付けていることを特徴とする自動車用の走行操舵装置。
本発明の第2の発明がなした技術的手段は、第1の発明において、
操舵用操作部は、運転席の左右いずれかに備えたユニバーサルチェンジレバーであることを特徴とする自動車用の走行操舵装置としたことである。
本発明の第3の発明は、第2の発明において、
ユニバーサルチェンジレバーは、
チェンジレバーと一体に押しボタンが備えられており、
前記押しボタンは、制御部と連結されており、その押しボタンの押動操作によって制御部へと信号が送られることで、旋回移動操作及び平行移動操作が可能となり、
旋回移動操作は、チェンジレバーの押しボタンの押動操作を維持したまま、レバーを前後いずれかの方向に傾けるとともに左右いずれかの方向に傾ける又は上から下に押し込むことで、それぞれ前輪または後輪の向きを、一般走行時の状態からその傾けた方向の車輪のみ或いはそれぞれを左右いずれかの方向へ90度回転させた後に可能となり、
平行移動操作は、チェンジレバーの押しボタンの押動操作を維持したまま、レバーを前後方向には傾けず、左右いずれかの方向にのみ傾けることで、一般走行時の状態から四輪とも90度回転させた後に可能となることを特徴とする自動車用の走行操舵装置としたことである。
本発明は、上述したように、独立懸架式の走行機能を有する自動車において、左方向又は右方向に車体を平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左方向又は右方向に車体を回転させたりすることのできる走行操舵装置であって、ボディとシャーシの間の部品設置スペースを確保するとともに、車体のフロアを低く抑え、かつ異常振動などを低減する走行操舵装置を提供することができる。
本発明の実施形態を示す走行操舵装置を備えた車輪部分の概略図である。 走行操舵装置を背面側から見た部分断面図である。 走行操舵装置を底面側から見た部分断面図である。 (a)は一般走行時の状態を上から見た部分平面図、(b)は走行操舵作動時の状態を上から見た部分平面図である。 操作パネルの平面図である。 ユニバーサルチェンジレバーが一部所定の動きを表した部分平面図である。 エンジンキーパネルを正面から見た図である。 走行用駆動機構を配したタイヤを一部切欠いて示す正面図である。 走行用駆動機構を配したタイヤとサスペンションを一部切欠いて示す背面図である。 サスペンションの部分断面図である。 (a)は電気信号の流れを表したフローチャートである。(b)は走行操舵の一連の流れを表したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。なお、本実施形態は、本発明の一実施形態であって、何等これに限定解釈されるものではなく、設計変更可能である。図中符号Sは、エンジン・トランスミッション・車軸・サスペンション・車輪などを支えるシャーシ(車台)の一部を概略的に示す。
本発明が対象とする自動車は、四輪独立懸架式の走行機能を有する自動車であって、左方向又は右方向に車体を平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左方向又は右方向に車体を回転させたりすることのできる走行操舵装置を備えている。
図において符号1は走行操舵装置で、走行操舵装置1は、各車輪に配設された走行操舵部100と、運転者が操作可能な車内の所定配置に備えられる操舵用操作部(操作パネル16)と、操舵用操作部(操作パネル16)からの信号を走行操舵部100へと伝達する制御部200とで構成されている。
符号7は、車輪を回転可能に支持しているホイール・サスペンション(緩衝部)で、それぞれのサスペンション7は、シャーシSの下側(外側)にて、鉛直方向の軸を中心として左右方向に回転可能に備えられている。
ホイール・サスペンション(緩衝部)7は、衝撃を吸収するオイルダンパ(ショックアブソーバー)14と、振動を吸収するスプリング(コイルスプリング)15とで構成されており、それらを円筒状で水密性を高く設定した形式で覆っている。
ホイール・サスペンション7の上部には、スプライン軸受41とスプライン軸(中空の)42が取り付けられ、衝撃及び振動を緩衝させる。その外側には水や塵埃を防ぐためのカバーとしてゴム又はビニール製で出来た蛇腹のカバー13を取り付ける(図10参照。)。
なお、本装置は制動のためのディスクブレーキ用ブレーキキャリパー6を備えている。
前記走行操舵部100は、シャーシSの下側にて各車輪毎の近傍に強固に固定されて備えられた第1のハウジング50と、第1のハウジング50内に備えられ、回転駆動する第1のギア11を備えた操舵用駆動機構(操舵用モーター)2と、前記第1のハウジングに備えられ、前記第1のギア11と噛合って第1のギア11の駆動力により回転駆動する第2のギア12と、前記第1のハウジング50内にて前記それぞれのサスペンション7に一体に備えられ、前記第2のギア12と噛合って第2のギア12の駆動力を伝達し、鉛直方向の軸を中心として左右いずれかの方向にサスペンション7を所定角度回転作動させて車輪の向きを所定の方向に変える第3のギア3を有し、前記操舵用駆動機構2を介して所定方向に向きの変わった前記車輪に対し、駆動力を伝達する走行用駆動機構5を備えている。
操舵用駆動機構2は、第1のハウジング50内において、さらに別途配設固定されている第2のハウジング60内に水密状に備えられている回転用動力源(モーター)で、該回転用動力源に回転可能に第1のギア11が備えられている。なお、本実施形態では、第1のギア11は水平方向に向けて配設されているが、本発明の範囲内でギアの配設方向は設計変更可能である。
符号10は、操舵用駆動機構2用の配線である。
なお、第1のハウジング50及び第2のハウジング60は、本実施形態では、シャーシSと同等の強度を得るためそれぞれの部材の厚さをシャーシSと同様の厚さにし、矩形状ボックスで水密状に構成されており、内部に水や埃などが入り込まないようにしている。
サスペンション7の上端側面領域には、半円形状のウォームギアからなる第3のギア3が一体に備えられている。第3のギア3は、第1のハウジング50内に位置するように配設されている。図中、符号8はブレーキホース、符号9は走行用駆動機構(モーター)5の電気配線である。これらは、サスペンション7の内部空隙を通過して所定の位置に接続されている。
ブレーキホース8は、第3のギア3の中心より入り、ホイール・サスペンション7の中心を通りディスクブレーキ6へと接続されている。
走行用駆動機構(モーター)5の電気配線9は、第3のギア3の中心より入り、ホイール・サスペンション7の中心を通り車軸30へと接続されている。
第2のギア12は、鉛直方向の一端の軸(上端軸)がシャーシSに回転自在に軸着され、他端の軸(下端軸)が第2のハウジング60を貫通し、第1のハウジング50の下面に回転自在に軸着されて、第1のハウジング50内にて、第1のギア11と第3のギア3との間に配設されており、鉛直方向の軸を中心として左右方向に回転自在に構成されている。
そして、第2のギア12は、第1のギア11を介して操舵用駆動機構(モーター)2からの動力を第3のギア3に伝達し、鉛直方向の軸を中心として左右いずれかの方向にサスペンション7を所定角度回転作動させて車輪の向きを所定の方向に変える役割を有している。
走行用駆動機構5は、ハブボルト26により固定され、それぞれの車輪のホイールと一体に回転する第3のハウジング25と、第3のハウジング25内において車軸30周りに一体に配したステーター(固定子)33と、該ステーター33との間に所定の間隙をあけて第3のハウジング25内面に配されるローター(回転子)34とで構成されている(図9参照。)。
第3のハウジング25は、円筒状で、かつ水密状に形成され、前後の側壁の中心位置を貫通した車軸30により、ベアリング29を介して相対回転可能に軸支されている。ベアリング29の配設領域及びベアリング29はシール性能が高く設定されている。それぞれのベアリング29は、内輪が車軸30の外周に対して一体に嵌め込まれて配設され、外輪が第3のハウジング25に一体に嵌め込まれ相対回転可能に構成されている。
さらに、第3のハウジング25は、気温の上昇・下降又はコイル或いは回転部分の発熱により内部気圧の変動に対処するため、車軸30の一部に穴をあけてブリーダープラグ32を取り付け、モーター内部圧力が大気圧と同じになるように保つ。ただし、道路冠水等を考慮し、雨水の浸入を防ぐため、エア・チャンバー35を取り付けている。さらには、ハウジング25の外周には、ヒートシンク用のフィンを設けることにより放熱効果を高めることが出来る。
車軸30を軸支している大気側(図面上で左側)に配されたベアリング29の内輪には、径方向で外側に向けて突出する固定フランジ29aが設けられており、その固定フランジ29aとホイールハブ27をハブボルト26で強固に固定している。ホイールハブ27は、タイヤ4を外嵌めしたホイールのホイールリム28からホイール内径方向に突出している。
すなわち、タイヤを外嵌めしているホイールとハウジング25とは、ハブボルト26により一体に取り付け固定されており、一体に回転作動する。
第3のハウジング25の外側に位置している車軸30のサスペンション側にはディスクブレーキ6が装備されている。
そのディスクブレーキ6は、ブレーキキャリパーを内蔵したブレーキローター38とで構成されており、ディスクブレーキ6はホイール・サスペンション7の下部に取り付けられ、ブレーキローター38は、第3のハウジング25に取り付けられている。符号39は、ブレーキローター38を第3のハウジング25に取り付けているブレーキローターボルトである。
ディスクブレーキ6内のブレーキキャリパー及びブレーキパッドがブレーキローター38を圧し、その圧力で制動する。従って、当然ではあるが、制動時及び非制動時において、ブレーキローター38は車軸30と接していない。
なお、サイドブレーキはフットブレーキペダルを一杯に踏み込んだ状態で、ペダルをロックスイッチによりロックすることで、サイドブレーキの代用になる。解除するときは、フットブレーキペダルを踏み込めば解除出来るようセットする。
なお、図示はしないが、車軸とハウジングが固定され、車軸にはローター(マグネット)が固定され、一方、ステーター(コイル)は第3のハウジングに固定されており、車軸が回転して第3のハウジングが回転しない形態を採用してもよく、何等限定解釈されるものではない。
符号37はホイールキャップを示し、ホイールキャップ37は、ただ単に、はめ込んである物が主流だが、衝撃等によりホイールから外れ易く道端等に散乱し、放置されている光景が散見される。したがって、本辞し形態では、ホイールキャップ37は、エア・チャンバー35の保護、その他各部保護のためホイールキャップボルト36で取り付ける。
ベアリング29はテーパーになっており車輪の両端とハウジング25の中央のそれぞれ接点に取り付けられ車輪止めナット31により締め付けられ更に割りピン等によってゆるみ防止を図り第3のハウジング25の円滑な回転及び機密を保つ役割を果たす。
タイヤ交換の際は、ハブボルト26を外すことにより容易に交換できる。この際ジャッキはホイール・サスペンション7の最下部にジャッキをあてがいジャッキアップを行うようにする。
走行用駆動機構(モーター)5の電気配線9は、走行用駆動機構(モーター)5へ結線されており、第3のハウジング25を回転させるためステーター(コイル)33へと電気を流す。その結果、第3のハウジング25を相対回転可能に軸支しているハウジング25に取り付けられたローター34(マグネット)が一体となり回転を始め、その回転がホイールを介して車輪全体が回転して走行がはじまる。アクセルについては、接点が多い多極式(手回しボリュームの様な)でペダルを深く踏み込むと、車両速度が速くなり(現在のエンジン形式と同じ)ペダルをゆるめると速度が遅くなるようにセットする。走行操舵駆動時は時速10km程度以下にすることが、安全上望ましいと思われる。
操舵駆動機構(モーター)2は、ハンドル及び操作パネル16より出た電気信号が制御部200を経由し、操舵駆動機構(モーター)用配線10より操舵駆動機構(モーター)2へ到達する。その操舵駆動機構(モーター)2を介して回転作動する第1のギア11が、第2のギア12を介して第3のギア(半円ウォームギア)3に回転作動を伝達し、所定方向へと回転作動する第3のギア3と共にホイール・サスペンション7及びタイヤ4を連動させる。
運転席前面のパネル面等の右側又は左側には、操舵用操作部として、本実施形態ではユニバーサルチェンジレバー17を備えた操作パネル16を設置する(図5、図6参照)。
設置箇所は、車内の所定位置であって、運転者が操作可能な位置であればいずれであってもよく、任意に設計変更可能である。
操舵用操作部(操作パネル16)の操作は電気信号に変換し、制御部200に送られ、電子制御(CPU)により、走行操舵部100を作動させ一連の動きを正確に迅速に作動させる。
図4は、走行操舵装置及び車輪の状態を示す一例であり、図4(a)及び(c)は、一般走行時における左前輪4及び左後輪4と走行操舵作装置との状態を示す概略平面図で、図4(b)及び(d)は、走行操舵時(例えば、車体を左又は右の方向に平行移動させる縦列駐車動作等)における左前輪4及び左後輪4と走行操舵作装置との状態を示す概略平面図である。操作パネル16のチェンジレバー17を所定の方向に傾動操作することにより、その所定の傾動作動信号が制御部200に伝達され、その所定の傾動作動信号を受けた制御部200から所定の信号が操舵用駆動機構2(100)と走行用操舵機構5(100)に送られ、操舵用駆動機構2(100)と走行用操舵機構5(100)がそれぞれ所定の作動をする。
すなわち、操舵駆動機構(モーター)は、第1のギア11を回転作動させ、その第1のギア11が、第3のギア(半円ウォームギア)3に回転作動を伝達し、所定方向へと回転作動する第3のギア3と共にホイール・サスペンション7及び左前輪4(ホイール・サスペンション7及び左前輪4)を連動させて各タイヤを約90度矢印の方向へ回転させる。これにより、左前輪4及び左後輪4は車体前後方向に対して直交する方向(一般走行時が前後方向とした場合における左右方向)に位置する。
この体勢までの時間は迅速に行う必要があるが、車体のブレ、あるいはタイヤの摩耗を考慮する必要があり、1〜2秒程度と見積もられる。
なお、図示は省略するが、右前輪及び右後輪にも制御部200から上記同様の信号が送られて同様の回転作動が付与される。すなわち、4個全ての車輪が車体前後方向に対して直交する方向(一般走行時が前後方向とした場合における左右方向)に位置する。
また、左前輪と右前輪のみ、あるいは左後輪と右後輪のみをそれぞれ約90度回転作動させることも可能である。
ここで、図11(b)のフロー図に基づいて走行操舵装置及び車輪の各走行操舵状態を示す。
停止状態(S1)において、ブレーキペダルを踏み込み(S2)、エンジンキー24を押し込みながら操舵走行ポジション23の位置(図7参照)まで回す(S3)。
そして、ユニバーサルチェンジレバー17のボタン18を指で押す(S4)ことにより、制御部200より信号が流れ(S5)、走行操舵装置1(100)及びタイヤ4が図4(bd)のごとく迅速に反応し回転を始める(S6)。
ユニバーサルチェンジレバー17を目的の方向へ傾け(S7)、ブレーキペダルよりアクセルペダルへ足を踏み換え(S8)、徐々に踏み込むと走行操舵が始まる(S9)。アクセルワークにおいては一般走行と同じである(ただし、速度は10km程度が安全上望ましい。)。
所望の位置へ達したならば、アクセルペダルからブレーキペダルへ踏みかえて停止する(S10,S11)。
ユニバーサルチェンジレバー17のボタン18を指から離すことにより、図11(a)の制御部200より信号が途絶えると同時に、自動的に走行操舵装置1(100)及びタイヤ4が図4(a、c)のごとく迅速に反応し一般走行状態に復帰し、ユニバーサルチェンジレバー17から手を離し、エンジンキー24を23の位置より22の位置まで戻すと、押し込まれていたエンジンキーの位置が元の高さまで自動で復帰することにより走行操舵状態を終了する(S12)。
図5は操作パネル16の概略平面図、図7はエンジンキーパネル19の概略平面図をそれぞれ示す。
エンジンキー24は、一般走行ポジション22に位置せしめることで一般走行をすることができる。そして、ブレーキペダルを踏み走行停止状態で、エンジンキー24を奧に押し込み(図面上で右回し)、操舵走行ポジション23に位置せしめた後に、操作パネル16のユニバーサルチェンジレバー17に備えられている操作ボタン18を押しながら所定方向にユニバーサルチェンジレバー17を操作すると、所定の信号が制御部200に伝達され、制御部200から所定の信号が走行操舵部100へと伝達されて走行操舵部100が作動し走行操舵を始める。本実施形態では、一般走行ポジション22の先に操舵走行ポジション23を設けている(図7参照。)。なお、一般走行時のチェンジレバーは、単に操作レバーを前後に操作するか、既存のコラム及びフロアシフト等いずれのレバーでも可能である。
操作パネル16の操作は、例えば、ユニバーサルチェンジレバー17の操作ボタン18を押し、前後いずれかの方向に倒した後、左右いずれかの方向に倒すことで、前輪のみ又は後輪のみを一般走行時の状態から90度回転させ車体を左右いずれかの方向に旋回させる。或いは、ユニバーサルチェンジレバー17をそのまま左又は右いずれかの方向に倒すことで、四輪とも一般走行時の状態から90度回転させて、車体本体を左又は右のいずれかの方向に平行移動させることができる。更には、ユニバーサルチェンジレバー17を奧に押し込み左右に回すことにより、その場で左右旋回を行うことができる(図6参照。)。各走行操舵装置操作の終了時は操作ボタン18を押していた圧を緩めることにより、操作ボタン18が復帰した段階で走行操舵を終了する。また速度については、アクセルペダルによる速度調整機能を設ける。更に、制動においてはブレーキペダルを踏み込む事により減速・停止をする。そして、操作ボタン18を解放しエンジンキー24を23の位置より22の位置まで戻すと、押し込まれていたエンジンキーの位置が元の高さまで自動で復帰した段階で、電気信号が操作パネル16より流れ無くなり走行操舵状態を終了し一般走行状態に移行する事が出来るようになる。
(1)図6(a)は、車体を左方向に平行移動(例えば、縦列駐車させるときの移動)させるときの操作状態
ユニバーサルチェンジレバー17の右側方にある操作ボタン18を圧し、ユニバーサルチェンジレバー17を左に倒す(図6(a)にて符号「ロ」で示す方向)ことにより車体が左方向に平行移動を開始する。
すなわち、ユニバーサルチェンジレバー17を図6(a)の如く左に倒すと、操作パネル16からの傾動信号が制御部200へと伝達され、制御部200からの所定の信号が操舵用駆動機構2(100)と、走行用駆動機構5(100)へと伝達される。
そして、第1のギア11が回転し、この第1のギア11の回転を受けた第2のギア12が、回転作動する。そして、この第2のギア12の回転作動を受けた第3のギア3を介してサスペンション7が図4(b)にて矢印で示す時計回り方向に90度回転する。そして、制御部200からの信号を受けた走行用駆動機構5(100)が、左方向に車体が進むように車輪を駆動させる。
すなわち、制御部200からの所定の信号は走行用駆動機構5(100)に伝達され、車軸30に対して相対回転可能に配設されている第3のハウジング25及び該第3のハウジング25と一体に固定されているホイールを回転作動させる。
(2)図6(b)は、車体を右に平行移動(例えば、縦列駐車させるときの移動)させるときの操作状態
ユニバーサルチェンジレバー17の右側方にある操作ボタン18を圧し、ユニバーサルチェンジレバー17を右に倒す(図6(b)にて符号「ロ」で示す方向)ことにより車体が右方向に平行移動を開始する。
すなわち、ユニバーサルチェンジレバー17を図6(b)の如く右に倒すと、操作パネル16からの傾動信号が制御部200へと伝達され、制御部200からの所定の信号が操舵用駆動機構2(100)と、走行用駆動機構5(100)へと伝達される。
そして、第1のギア11が回転し、この第1のギア11の回転を受けた第2のギア12が、回転作動する。そして、この第2のギア12の回転作動を受けた第3のギア3を介してサスペンション7が図4(b)にて矢印で示す時計回り方向に90度回転する。そして、制御部200からの信号を受けた走行用駆動機構5(100)が、右方向に車体が進むように車輪を駆動させる。
すなわち、制御部200からの所定の信号は走行用機動機構5(100)に伝達され、車軸30に対して相対回転可能に配設されている第3のハウジング25及び該第3のハウジング25と一体に固定されているホイールを回転移動させる。
(3)図6(c)は、車体の後側のみを左(右)に旋回させるときの操作状態
ユニバーサルチェンジレバー17の右側方にある操作ボタン18を「イ」のごとく圧し、ユニバーサルチェンジレバー17を左(右)(図6(c)にて符号「ロ」「ハ」「ニ」で示す方向)に倒すことにより車体の後ろ側が左(右)に旋回移動を開始する。すなわち、ユニバーサルチェンジレバー17を自分側(車体後方側)へ倒し更に左(右)に倒すと、操作パネル16からの信号が制御部200へと伝達され、制御部200からの信号が操舵用駆動機構2(100)と、走行用駆動機構5(100)へと所定の信号を送り車体の後ろ側が左(右)方向に旋回するように車輪を駆動させる。
(4)図6(d)は、車体の前側のみ左(右)に旋回させるときの操作状態
ユニバーサルチェンジレバー17の右側方にある操作ボタン18を「イ」のごとく圧し、ユニバーサルチェンジレバー17を左(右)(図6(d)にて符号「ロ」「ハ」「ニ」で示す方向)に倒すことにより車体の前側が左(右)に旋回移動を開始する。すなわち、ユニバーサルチェンジレバー17を前側に倒し更に左(右)に倒すと、操作パネル16からの信号が制御部200へと伝達され、制御部200からの信号が操舵用駆動機構2(100)と、走行用駆動機構5(100)へと所定の信号を送り、車体の前側が左(右)方向に旋回するように車輪を駆動させる。
(5)図6(e)は、車体をその場で旋回させるときの操作状態
ユニバーサルチェンジレバー17の右側方にある操作ボタン18を「イ」のごとく圧し、ユニバーサルチェンジレバー17を「ロ」のごとく垂直に押し下げ、右に回すと右に旋回(図6(e)にて符号「ハ」で示す方向)し、左に回すと左に旋回(図6(e)にて符号「ニ」で示す方向)を始める。すなわち、ユニバーサルチェンジレバー17を垂直に押し下げ左右に回すと、操作パネル16からの信号が制御部200へと伝達され、制御部200からの信号が操舵用駆動機構2(100)と、走行用駆動機構5(100)へと所定の信号を送り、車体がその場で左右方向に旋回するように車輪を駆動させる。
図7において、走行停止状態でエンジンキー24を、エンジンキーパネル19の中央にある差し込み口に差し込み、20〜23のポジションで運転をするように取り付ける(20は電源OFFポジション、21は電装品のみを使用するための電源ONポジション、22は一般走行ポジション、23は操舵走行用ポジションである。)。操舵走行用ポジション23は、走行停止状態でエンジンキー24を奧に押し込み(図面上で右回し)操舵走行用ポジション23に回す時に、ブレーキペダルを踏まないとエンジンキーパネル19から信号が制御部200へと伝達されない様に、制御部200で制御する。ブレーキペダルを踏みエンジンキー24を操舵走行用ポジション23に回すことにより、初めて信号が制御部200へと伝達される準備が完了する。さらに、ユニバーサルチェンジレバー17のスイッチ18を操作しなければ、本走行操舵装置が作動しないと言う面倒ともとれる所があるが、それは本装置がより安全に装置の取り扱いをする様、考慮されたシステムに他ならない。
従って、本実施形態の走行操舵装置1は、前輪・後輪を四輪独立懸架装置とし、ブレーキペダルを踏みエンジンキー24を奧に押し込み(図面上で右回し)操舵走行ポジション23まで回し、ユニバーサルチェンジレバー17を操作することにより、車輪を約80〜120度回転させ、右或いは左に寄り、縦列駐車等を可能にさせる。
さらにはその場においてUターンして戻ることも可能にさせる。また、前・後方だけを左右に回転移動させることにより狭い地積に於いても小移動を可能にすることができる。
そして、走行操舵部100の操舵用駆動機構(モーター)2シャーシSの下側に配するとともに、走行用駆動機構(モーター)5をそれぞれの車輪のホイール内に備える構成を採用したため、ボディとシャーシの間の部品設置スペースを広く確保するとともに、車体のフロアを低く抑えることができた。また、走行用駆動機構(モーター)5をそれぞれの車輪のホイール内に備える構成を採用したため、従来技術のようなギア伝達による異常振動などを低減することができた。
更に、走行用駆動機構(モーター)5を利用して発電機能も持たせることもできる。
また、バンパーの左右には路側帯までの距離を測るためのセンサー或いはモニターカメラ等(現在広く使用されているもので可)をセットすることにより、移動・回転(操舵走行)の安全性がより高まる。動力源については、騒音や排気ガスの少ないリチュウムイオン電池、或いは燃料電池を利用し、直接車輪を電動モーターにより駆動させることにより、環境への影響を削減することができる。
1 走行操舵装置
2 操舵駆動機構(モーター)
3 第3のギア(半円ウォームギア)
4 タイヤ
5 走行用駆動機構(モーター)
6 ディスクブレーキ(ブレーキキャリパー内蔵)
7 ホイール・サスペンション
8 ブレーキホース
9 走行用駆動機構の電気配線
10 操舵駆動機構用の電気配線
11 第1のギア
12 第2のギア
13 カバー(蛇腹)
14 ショックアブソーバー
15 コイルスプリング
16 操作パネル
17 ユニバーサルチェンジレバー
18 操作ボタン
19 エンジンキーパネル
20 電源OFFポジション
21 電源ONポジション
22 一般走行ポジション
23 操舵走行ポジション
24 エンジンキー
25 第3のハウジング
26 ハブボルト
27 ホイールハブ
28 ホイールリム
29 ベアリング
30 車軸
31 車輪止ナット
32 ブリーダープラグ
33 ステーター(コイル)
34 ローター(マグネット)
35 エア・チャンバー
36 ホイールキャップボルト
37 ホイールキャップ
38 ブレーキローター
39 ブレーキローターボルト
40 サスペンション用軸受
41 スプライン軸受
42 スプライン

Claims (3)

  1. 独立懸架式の走行機能を有する自動車において、左方向又は右方向に車体を平行移動させたり、又はその場で、鉛直方向の軸を中心として左方向又は右方向に車体を回転させたりすることのできる走行操舵装置を備えており、
    走行操舵装置は、各車輪に配設された走行操舵部と、
    車内の所定位置に備えられ、運転者が操作可能な操舵用操作部と、
    操舵用操作部からの信号を走行操舵部へと伝達する制御部とを有し、
    車輪を支持しているそれぞれのサスペンションは、鉛直方向の軸を中心として左右方向に回転可能に備えられ、
    前記走行操舵部は、シャーシの下側にて各車輪毎の近傍で水密状に備えられた第1のハウジングと、
    第1のハウジング内にて別途水密状に備えられた第2のハウジングと、
    第2のハウジング内にて水密状に備えられ、回転駆動する第1のギアを備えた操舵用駆動機構と、
    前記第1のハウジングに備えられ、前記第1のギアと噛合って第1のギアの駆動力により回転駆動する第2のギアと、
    前記それぞれのサスペンションに一体に備えられ、前記第2のギアと噛合って第2のギアの駆動力を伝達し、鉛直方向の軸を中心として左右いずれかの方向にサスペンションを所定角度回転作動させて車輪の向きを所定の方向に変える第3のギアを有し、
    さらに、前記操舵用駆動機構を介して所定方向に向きの変わった前記車輪に対し、駆動力を伝達する走行用駆動機構を備え、
    前記走行用駆動機構は、ホイール内において、ホイールと一体に回転する車軸に対して相対回転可能に取り付けられる第3のハウジングと、
    第3のハウジング内において車軸周りに一体に配したローターと、
    ローターとの間に所定の間隙をあけて第3のハウジング内面に配されるステーターとで構成され、
    第3のハウジングは水密状に備えられており、
    さらに、前記第3のハウジング内の圧力を大気圧に保つため車軸の一部に穴をあけてブリーダープラグを取り付けるとともに、水密性を維持するためにその前方領域を覆うようにエア・チャンバーを取り付けていることを特徴とする自動車用の走行操舵装置。
  2. 操舵用操作部は、運転席の左右いずれかに備えたユニバーサルチェンジレバーであることを特徴とする請求項1に記載の自動車用の走行操舵装置。
  3. ユニバーサルチェンジレバーは、
    チェンジレバーと一体に押しボタンが備えられており、
    前記押しボタンは、制御部と連結されており、その押しボタンの押動操作によって制御部へと信号が送られることで、旋回移動操作及び平行移動操作が可能となり、
    旋回移動操作は、チェンジレバーの押しボタンの押動操作を維持したまま、レバーを前後いずれかの方向に傾けるとともに左右いずれかの方向に傾ける又は上から下に押し込むことで、それぞれ前輪または後輪の向きを、一般走行時の状態からその傾けた方向の車輪のみ或いはそれぞれの車輪を左右いずれかの方向へ90度回転させた後に可能となり、
    平行移動操作は、チェンジレバーの押しボタンの押動操作を維持したまま、レバーを前後方向には傾けず、左右いずれかの方向にのみ傾けることで、一般走行時の状態から四輪とも90度回転させた後に可能となることを特徴とする請求項2に記載の自動車用の走行操舵装置。
JP2011290506A 2011-12-13 2011-12-13 自動車用の走行操舵装置 Active JP5472870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011290506A JP5472870B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 自動車用の走行操舵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011290506A JP5472870B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 自動車用の走行操舵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013124086A JP2013124086A (ja) 2013-06-24
JP5472870B2 true JP5472870B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=48775593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011290506A Active JP5472870B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 自動車用の走行操舵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5472870B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103895495A (zh) * 2014-04-23 2014-07-02 上海同普电力技术有限公司 用于自动导引运输车的电机驱动轮总成
CN106394153B (zh) * 2016-11-25 2019-10-29 山东大学 一种集成液压制动与悬挂系统的行走和转向伺服驱动轮
JP6861115B2 (ja) * 2017-07-13 2021-04-21 株式会社サイト 自走式足場
CN110203175A (zh) * 2019-06-20 2019-09-06 厦门道塑汽车用品有限公司 一种用于车辆侧方位停车转向系统
CN110450622B (zh) * 2019-08-15 2024-05-07 纳恩博(北京)科技有限公司 独立转向驱动系统和配送机器人
JP7348093B2 (ja) * 2020-01-27 2023-09-20 ダイムラー トラック エージー 電動トラック用の駆動装置
JP7348092B2 (ja) * 2020-01-27 2023-09-20 ダイムラー トラック エージー 電動トラック用の駆動装置
CN111361636B (zh) * 2020-03-30 2021-11-16 武汉理工大学 一种基于臂式悬架的转向机构
CN111791845B (zh) * 2020-06-19 2022-04-01 张俊华 一种汽车横向行驶和原地掉头装置
CN112498470A (zh) * 2020-12-02 2021-03-16 北京红胡子机器人科技有限公司 车轮组件及多角度行驶车
CN113212135A (zh) * 2021-05-19 2021-08-06 哈尔滨工业大学 一种带有自定位功能的全向移动机器人模块化底盘
CN117681952B (zh) * 2024-02-02 2024-04-23 深圳市德富莱智能科技股份有限公司 一种具有独立转向的农田行走平台

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5991511A (ja) * 1982-11-18 1984-05-26 Secoh Giken Inc 任意の方向に進行できる電動車
JPS59184063A (ja) * 1983-04-04 1984-10-19 Agency Of Ind Science & Technol 全方向移動台車の駆動機構
JPH09286342A (ja) * 1996-04-18 1997-11-04 Suzuki Motor Corp 走行操舵装置
JP2008001273A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 National Agriculture & Food Research Organization 走行台車の操向装置
JP5046414B2 (ja) * 2006-07-20 2012-10-10 有限会社スガイ総業 電動車両のインホイールモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013124086A (ja) 2013-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5472870B2 (ja) 自動車用の走行操舵装置
JP4965131B2 (ja) インホイールモータ
KR101296530B1 (ko) 전동 차량
JP6409060B2 (ja) 駆動される車輪を有するローラー、駆動される車輪を有するローラーを備える荷物台車および操作デバイス
US11124231B2 (en) Vehicle
WO2013080886A1 (ja) 自動車
JP2006232217A (ja) 車両のパワーステアリング装置
JP6876707B2 (ja) 動力付き車輪及びディスクタイプ全方向パワーステアリングシステム
JP6000674B2 (ja) 左右独立駆動車の一輪ロック時制御装置
JP2007030881A (ja) 車両用電動ブレーキ装置
JP5616239B2 (ja) 走行車両
JP2005255074A (ja) スケータ型車両
JP2007106387A (ja) 車両駆動装置
JP2012106523A (ja) 電動車両
JP4526657B2 (ja) 電動ブレーキ装置
JP5226446B2 (ja) 電動車両におけるパーキングブレーキ装置
KR20170114118A (ko) 하이브리드 오토바이의 혼성동력전달 시스템
CN109131291B (zh) 车轮刹车方法、车轮刹车系统及汽车
JP2013067260A (ja) 車両用転舵装置とその装置を用いた車両の駐車方法及び車両
JP2020149325A (ja) ダンプトラック
US20130154276A1 (en) Integrated height sensor and regenerative energy generation device
CN217472682U (zh) 一种电动车脚控转向机构及滑板车
CN104401384A (zh) 一种电动托盘车线束保护装置及电动托盘车
JP6687427B2 (ja) 車両用変速機
JP4708975B2 (ja) 乗物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5472870

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250