JP5046303B2 - 自動水栓 - Google Patents
自動水栓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5046303B2 JP5046303B2 JP2008113220A JP2008113220A JP5046303B2 JP 5046303 B2 JP5046303 B2 JP 5046303B2 JP 2008113220 A JP2008113220 A JP 2008113220A JP 2008113220 A JP2008113220 A JP 2008113220A JP 5046303 B2 JP5046303 B2 JP 5046303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- retaining clip
- box casing
- retaining
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
この特許文献1に開示のものではまた、カバーを透明の樹脂製とすることによって、カバーにより抜止クリップを覆った状態としても、その外側から抜止クリップを視認可能となしている。
従ってこのカバーの場合、カバー取付状態の下で内側の抜止クリップが正しく嵌着されているかどうかを容易に確認することができ、また抜止クリップが装着忘れ(付け忘れ)されていたときにも容易にこれを確認することができる。
通常このような自動水栓では、弁と制御部とを保持部材に保持させ且つ一対の配管部材を抜止クリップにより抜止状態に接続した状態で、ボックスケーシングを保持部材に組み付けるようになしている。
また本発明の他の目的は、抜止クリップが付け忘れていたような場合に外部から容易にこれを確認することのできる自動水栓を提供することを目的とする。
このようにすれば、完全嵌着状態にある抜止クリップが何等かの外力によって嵌着位置から外れてしまうのを防止することができる。
また抜止クリップが誤った状態に取り付けられてしまうのを有効に防止することができる。
また同時に、その抜止クリップの一部が窓部の内部に嵌入しているか否かを見ることによって、抜止クリップが完全嵌着状態にあるか否かを直ちに知ることができる。
このようにすることで抜止クリップをクリップカバー部にて良好に覆った状態とすることができる。
このようにすることで、ボックスケーシングの組付けと同時にその開口部を通じて抜止クリップを周壁部の内側に収容し、これをクリップカバー部にて覆った状態とすることができる。
このようにすることで抜止クリップが下方に位置ずれするのを規制し、また抜止クリップの下方への脱落を有効に防止することができる。
図1は、本実施形態の自動水栓を表したもので、この自動水栓は、カウンタの上面等の取付面10から起立する状態に設けられた吐水部12と、カウンタの下方等に吐水部12から離隔して設けられた制御ボックス14とを有している。
この台座部16にはポップアップ排水栓の操作部18が設けられている。
台座部16からは吐水パイプ20が立ち上っている。
ここで吐水パイプ20は、その上部が逆U字形状のグースネック形状をなしており、最上位の部位から先端にかけて前方に位置する使用者に向い、前方斜め下向きに連続的に移行する下がり形状をなしている。
センサ24は光電式のもので発光部と受光部とを有しており、発光部から発せられて人体により反射された光を受光部で受光することで人体の検知を行う。
この実施形態では、センサ24が人体検知している間吐水を行い、そしてセンサ24が人体非検知となることによって止水が行われる。
吐水パイプ20には、その内部に給水チューブ26が挿通されており、その先端が吐水口22に接続されている。
給水チューブ26は制御ボックス14に到るまで延びており、その下端が後述の配管部材に接続されている。
制御部30は、センサ24からの信号に基づいて電磁弁28を作動制御する。
尚、図1に示しているように制御ボックス14からは電源コード31が延び出している。
36は止水栓38の組み込まれた配管部材で、壁W裏側に配管された給水元管に対してこの配管部材36が接続されている。
そしてこの配管部材36に対して、電磁弁28の組み込まれた配管部材32が制御ボックス14の下側で接続されている。
従って給水元管から供給された水は、配管部材36から配管部材32を経て給水チューブ26に供給され、そしてこの給水チューブ26を通じて吐水部12の吐水口22へと供給される。
電磁弁28はその給水路上にあって、その給水路を、開弁及び閉弁により連通及び連通遮断する。
42は、壁W側とは反対側のボックスケーシングで、図2及び図3に示しているようにこのボックスケーシング42は、全体として壁W側の後面が開放された形状の箱体状をなしている。
具体的にはこのボックスケーシング42は、前面板44と、左右一対の側板46と、上板48と、底板50とを有しており、その開放側の壁W側の後端部が、保持部材40の外周縁部に前方から嵌め合わされ、その状態で保持部材40に固定されている。
尚、図2に示しているように保持部材40は壁W側でボックスケーシング42の開放部を閉鎖しており、従ってこの保持部材40もまた、制御ボックス14におけるケーシングの一部と考えることもできる。
本実施形態において、この保持部材40及びボックスケーシング42ともに樹脂製とされている。
図示のように配管部材36には、径方向外方に突出する鍔部として円環状のフランジ部62が設けられ、更にこのフランジ部62から突出する断面円形の雄嵌合部64が設けられている。
この雄嵌合部64には、シール部材としての弾性を有するOリング66が保持されている。
一方配管部材32には、同じく径方向外方に突出する鍔部として円環状をなすフランジ部68が設けられ、更にこのフランジ部68に続いて雌嵌合部70が設けられている。
ここで抜止クリップ71は、金属板ばねを略環状に曲げて構成したもので90°ごと隔たった周方向の3個所に、屈曲形状で径方向外方に突出した突出部72を有しており、それら突出部72を除いた部分において、幅方向の中間部に係入溝74が周方向に沿って形成されている。
また周方向の1個所に嵌込用の開口部76を有しており、そしてその開口部76側の両端部が、ハの字状に開いた嵌込ガイド78とされている。
抜止クリップ71は、このストッパ80の嵌込ガイド78への当接作用によって回転方向に位置規定される。即ち抜止クリップ71の回転方向の組付位置が規定される。
このクリップカバー部82は、図4に示しているようにボックスケーシング42の底板50の下面から立下がり、抜止クリップ71を図中上下方向即ち配管接続方向の全幅に亘って覆うように、抜止クリップ71の外周に沿って延びる周壁部84を有している。
即ちボックスケーシング42における開放側と同じ側の後端が開口部85とされており、ボックスケーシング42を保持部材40に対し後端側から嵌め合わせる際に、抜止クリップ71をこの開口部85を通じてクリップカバー部82内に挿入可能となしてある。
従ってこの開口部85は、図5において抜止クリップ71の左右方向寸法よりも若干大寸法となしてある。
尚、図4(B)に示しているようにボックスケーシング42の底板50には、配管部材32を挿入可能なU字形状の切欠部87が、クリップカバー部82の上側位置に設けられている。
ここで曲返し部86は、図5に示しているように抜止クリップ71に対し上下方向に当接可能な位置まで内方に突出している。
周壁部84は、この段付部92と、ガイド壁部90の部分環状部88側の一部とが係合部を成していて、これを抜止クリップ71の突出部72に外嵌状態に係合させ、その係合作用により抜止クリップ71を正規の完全嵌着状態に位置決めし、拘束する。
従って上記のストッパ80を省略しても、この窓部94の位置規制作用によって、抜止クリップ71をクリップカバー部82内において回転方向に位置ずれ防止することができる。
この窓部94は、突出部72に外嵌状態に嵌合し、抜止クリップ71を正規の完全嵌着状態に位置決めし、拘束作用を有するもので、この点で窓部94もまた、クリップカバー部82における係合部としての働きも有している。
その際、抜止クリップ71はクリップカバー部82の開口部85を通じてその内部に挿入され、最終的に、即ちボックスカバー部42を保持部材40に嵌め合せた段階で、図5に示す取付状態となる。
即ち、図5中左右の一対の突出部72に対してクリップカバー部82における周壁部84の一部(係合部)が外嵌状態に係合した状態となり、また周方向の中央位置の突出部72が、クリップカバー部82の窓部94内に嵌入した状態となる。
28 電磁弁
30 制御部
32,36 配管部材
40 保持部材
42 ボックスケーシング
50 底板
71 抜止クリップ
82 クリップカバー部
84 周壁部
90 ガイド壁部
94 窓部
Claims (5)
- 脱着可能に構成されたボックスケーシングの内側に、電気的に駆動される弁と、該弁を作動制御する制御部とを収めた制御ボックスを有し、前記弁と制御部とを保持部材に保持させ且つ一対の配管部材にまたがって抜止クリップを弾性的に嵌着し、該一対の配管部材を抜止状態に接続した状態で、前記ボックスケーシングを前記保持部材に組み付けるようになしてある自動水栓において、
前記一対の配管部材を前記ボックスケーシングの底板の下側で接続するとともに、該ボックスケーシングの底板の下面には、該下面から突出して前記抜止クリップを前記一対の配管部材の接続部とともに外側から覆うクリップカバー部を一体に設けてあることを特徴とする自動水栓。 - 請求項1において、前記クリップカバー部は、前記抜止クリップへの係合作用で該抜止クリップを正規の完全嵌着状態に位置決めし、拘束する拘束部を成していることを特徴とする自動水栓。
- 請求項2において、前記クリップカバー部は、前記正規の完全嵌着状態に到る前の半嵌状態にある前記抜止クリップを、前記ボックスケーシングの組付けに伴って該完全嵌着状態まで押し込み、ガイドするガイド部を成していることを特徴とする自動水栓。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記クリップカバー部には、前記抜止クリップを該クリップカバー部の外側から視認可能な、該クリップカバー部を貫通した窓部が設けてあることを特徴とする自動水栓。
- 請求項4において、前記窓部は、前記完全嵌着状態にある前記抜止クリップの一部を内部に嵌入させ、該抜止クリップを回転規制するものとなしてあることを特徴とする自動水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008113220A JP5046303B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 自動水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008113220A JP5046303B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 自動水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009263940A JP2009263940A (ja) | 2009-11-12 |
JP5046303B2 true JP5046303B2 (ja) | 2012-10-10 |
Family
ID=41390115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008113220A Active JP5046303B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 自動水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5046303B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414532Y2 (ja) * | 1987-06-19 | 1992-03-31 | ||
JP3565389B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2004-09-15 | 東陶機器株式会社 | 自動水栓 |
JP4720573B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-07-13 | Toto株式会社 | 自動水栓装置 |
-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008113220A patent/JP5046303B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009263940A (ja) | 2009-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5566090B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP5247392B2 (ja) | 自動水栓 | |
MX2010007719A (es) | Anillo sujetador antirrotacion. | |
WO2011071158A1 (ja) | 自動水栓、吐水装置 | |
JP2016207416A (ja) | コネクタ | |
EP2511435B1 (en) | Automatic faucet | |
JP2016207414A (ja) | コネクタ | |
JP5247381B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP5046303B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP2006083989A (ja) | ガスコード接続装置 | |
JP5435273B2 (ja) | 吐水装置 | |
JP3934102B2 (ja) | 管継手 | |
JP5971853B2 (ja) | 吸気弁装置 | |
JP2011137293A (ja) | 自動水栓 | |
JP2008089011A (ja) | 水栓及びその製造方法 | |
JP4253012B2 (ja) | 接続具 | |
JP5686514B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP2007170589A (ja) | 管継手 | |
JP5349286B2 (ja) | 自動水栓 | |
KR101746361B1 (ko) | 연료 탱크-장착 밸브 조립체 | |
JP2010111316A (ja) | 燃料タンク用管継手 | |
JP2008008579A (ja) | 浴槽用給湯口アダプタ | |
JP2007262759A (ja) | 自動水栓装置 | |
JP5849714B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP5541703B2 (ja) | 自動水栓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101215 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120705 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120711 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5046303 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |