JP5045847B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の排気を冷却する冷却装置がある。冷却装置としては、内燃機関の排気ポートと排気マニホールドとの間に設けられているものや、排気マニホールド周囲に設けられているものがある(特許文献1参照)。冷却装置内部に冷却水が流通することにより、排気が冷却される。
特開昭63−208607号公報
冷却装置内において、排気から冷却水へと熱量が伝達される。伝達される熱量によっては冷却水が沸騰する恐れがある。特に、大気圧が低いほど冷却水の沸点は低下するので、沸騰しやすい状況となる。
本発明の目的は、冷却水の沸騰を抑制する内燃機関の制御装置を提供することである。
上記目的は、冷却水が流通する経路上に設けられ前記冷却水が内部を流通することにより内燃機関の排気を冷却する冷却装置と、前記冷却装置内で前記排気から前記冷却水へと伝達する熱量を推定する熱量推定部と、大気圧を検出する大気圧検出部と、前記熱量が判定値を超えているか否かに基づいて前記排気の温度を抑制する排気温度制御の実行の可否を決定すると共に、前記大気圧が低いほど前記判定値が小さくなるように補正する機関制御部と、を備えた内燃機関の制御装置によって達成できる。大気圧が低いほど冷却水は沸騰しやすいため、大気圧が低いほど判定値を小さくすることにより、排気温度制御が実行されやすくして冷却水の沸騰を防止できる。
本発明によれば、冷却水の沸騰を抑制する内燃機関の制御装置を提供できる。
図1は、内燃機関の制御装置の一実施形態の説明図である。 図2は、冷却水の経路を示した図である。 図3は、ECUが実行する制御の一例を示したフローチャートである。 図4Aは、大気圧と補正係数との関係を規定したマップであり、図4Bは、大気圧と放熱許容熱量との関係を示したマップである。 図5A、5Bは、排気温度制御のタイミングチャートである。 図6Aは、第1変形例の排気温度制御のタイミングチャートであり、図6Bは、大気圧と放熱許容熱量との関係を示したマップである。 図7は、第2変形例に係る排気温度制御のタイミングチャートである。 図8は、大気圧と放熱許容熱量との関係を示したマップである。
以下、図面を参照して実施例について説明する。
図1は、内燃機関の制御装置の一実施形態の説明図である。エンジン10は、一対のバンク12L、12Rを有している。バンク12L、12Rは、互いに傾けて配置されている。エンジン10は、いわゆるV型エンジンである。バンク12Lには3つの気筒14Lからなる気筒群を有している。バンク12Rにも同様に気筒14Rを有している。
また、バンク12Lには、気筒14L内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁15Lが設けられている。同様に、バンク12Rにも、気筒14R内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁15Rが設けられている。バンク12Lに対しては吸気通路4L及び排気マニホールド5Lが接続され、バンク12Rに対しては吸気通路4R及び排気マニホールド5Rが接続されている。吸気通路4L、4Rは、上流側で合流しており、合流した箇所には吸入空気量を調整するためのスロットル弁6、吸入空気量を検出するエアフロメータ18が設けられている。
排気マニホールド5L、5Rの下端部には、それぞれ触媒20L、20Rが設けられている。触媒20L、20Rは、それぞれバンク12L、12R側の気筒から排出された排気を浄化する。排気マニホールド5L、5Rには、それぞれ空燃比センサ9L、9Rが取り付けられている。
バンク12Lの排気ポート(不図示)と排気マニホールド5Lとの間には、冷却装置40Lが設けられている。同様に、バンク12Rの排気ポート(不図示)と排気マニホールド5Rとの間には、冷却装置40Rが設けられている。冷却装置40L、40Rは、冷却装置に相当する。
冷却装置40L、40Rは、それぞれ排気マニホールド5L、5Rの管の周囲を冷却水が流れるように構成されている。冷却装置40L、40Rについては詳しくは後述する。排気マニホールド5Lには、冷却装置40Lを挟むようにして温度センサ9aL、9bLが設けられている。冷却装置40Lよりも上流側に温度センサ9bLが配置され、冷却装置40Lよりも下流側に温度センサ9aLが配置されている。同様に、排気マニホールド5Rには、温度センサ9aR、9bRが配置されている。
スロットル弁6の開度は、ECU(Electronic Control Unit)7L、7Rにより、バンク12L、12R毎に個別に制御される。また、燃料噴射弁15L、15Rから噴射される燃料量も、ECU7L、7Rにより個別に制御される。ECU7L、7Rは、燃料噴射弁15L、15Rから噴射される燃料をカットすることができる。ECU7L、7Rは、詳しくは後述するが、熱量推定部、機関制御部に相当する。
また、空燃比センサ9L、9Rは、排気の空燃比に応じた検出信号をそれぞれECU7L、7Rに出力する。ECU7L、7Rは、それぞれ空燃比センサ9L、9Rからの出力に基づいて、それぞれ気筒14L、14Rへの燃料噴射量を制御することにより、空燃比をフィードバック制御する。フィードバック制御とは、検出された排気の空燃比が目標空燃比となるように燃料噴射量などを制御することである。ECU7L、7Rは通信回線8を介して双方向に通信可能である。通信回線8を介して情報を交換することにより、ECU7L、7Rは、担当するバンクの運転制御のために、他のバンクの運転状態に関する情報を参照可能である。
温度センサ9aL、9bL、9aR、9bRは、排気の温度に応じた検出信号を、それぞれECU7L、7Rに出力する。温度センサ9bLからの信号により、ECU7Lは、冷却装置40Lにより冷却される前の排気の温度、即ち冷却装置40Lに流入前の排気の温度を検出する。また、温度センサ9aLからの信号により、ECU7Lは、冷却装置40Lにより冷却された後の排気の温度、即ち冷却装置40Lから流出後の排気の温度を検出する。ECU7Rについても同様に、冷却装置40Rの流入前後での排気の温度を検出する。また、大気圧センサ9Tは、大気圧に応じた検出信号をECU7Lに出力する。大気圧センサ9Tからの検出信号を受けたECU7Lは、その検出信号をECU7Rに送信する。これにより、ECU7L、7Rは、大気圧を検出できる。
図2は、冷却水(冷媒)の経路を示した図である。図2に示すように、冷却水の経路上には、ラジエータ72、インレット74、ポンプ76などが配置されている。主経路82は、インレット74、ポンプ76、エンジン10、ラジエータ72の順に冷却水を循環させる。主経路82は、エンジン10のリアジョイント部19からラジエータ72に冷却水を循環させる。補助経路88は、インレット74、ポンプ76、エンジン10、冷却装置40L、40R、Vバンクパイプ60の順に冷却水を循環させる。補助経路88は、リアジョイント部19から分岐して、それぞれ冷却装置40L、40R内に冷却水を流通させる分岐経路86L、86Rを含む。
ポンプ76は電動式であり、ECU7L、7Rからの指令に基づいて作動する。冷却水は、インレット74からエンジン10へと流れる。冷却水は、まずエンジン10のブロック側ウォータジャケット11wに流入し、次に、ヘッド側ウォータジャケット12Lw、12Rwに流入する。ヘッド側ウォータジャケット12Lw、12Rwから排出された冷却水は、リアジョイント部19で合流する。リアジョイント部19には、主経路82と補助経路88とが連結されている。主経路82を流れる冷却水は、リアジョイント部19からラジエータ72に流れ、ラジエータ72で冷却水は放熱する。
分岐経路86Lには、流量センサ34L、冷却装置40Lが配置されている。冷却装置40L内に冷却水が流通する。冷却装置40L内に冷却水が流通することにより、バンク12Lの気筒14Lから排出された排気の温度を低下させることができる。分岐経路86R、流量センサ34R、冷却装置40Rについても同様である。
冷却装置40Lの前後には、水温センサ52L、54Lがそれぞれ配置されている。同様に、冷却装置40Rの前後には、水温センサ52R、54Rがそれぞれ配置されている。水温センサ52L、54Lは、検出信号をECU7Lに出力し、水温センサ52R、54Rは、検出信号をECU7Rに出力する。ECU7Lは、水温センサ52Lからの出力により冷却装置40Lに流入する前の冷却水の温度を検出でき、水温センサ54Lからの出力により冷却装置40Lから流出した冷却水の温度を検出できる。ECU7Rも、同様に、水温センサ52R、54Rからの出力により冷却装置40Rに流入する前の冷却水の温度、流出後の冷却水の温度を検出できる。
図3は、ECU7L、7Rが実行する制御の一例を示したフローチャートである。ECU7L、7Rは、水温センサ52L、54L、52R、54Rからの出力に基づいて、冷却水の温度を検出し、更に流量センサ34L、34Rからの出力に基づいて、冷却水の流量を検出する(ステップS1)。
詳細には、ECU7Lは、水温センサ52Lからの出力に基づいて流入前の温度TLin、水温センサ54Lから出力される流出後の温度TLoutを検出する。ECU7Rは、水温センサ52Rからの出力に基づいて流入前の温度TRin、水温センサ54Rから出力される流出後の温度TRoutを検出する。また、ECU7Lは、流量センサ34Lからの出力に基づいて冷却装置40Lに流入する冷却水の流量QLを検出する。ECU7Rは、流量センサ34Rからの出力に基づいて冷却装置40Rに流入する冷却水の流量QRを検出する。
次に、ECU7L、7Rは、それぞれ冷却装置40L、40R内で排気から冷却水に伝達する熱量Qaを推定する(ステップS2)。ECU7L、7Rは、熱量推定部に相当する。熱量Qaの推定は以下の式を用いて行う。
Qa=kL*(TLout−TLin)*QL+kR*(TRout−TRin)*QR・・・(1)
上記式(1)において、kL、kRは補正係数である。補正係数kL、kRは、それぞれ、排気系の表面積、熱伝達率、熱伝導率、排気管の厚さ、を考慮して定められた値である。排気系の表面積とは、例えば、冷却装置40L内で冷却水に晒される排気マニホールド5Lの管の表面積である。熱伝達率とは、排気ガスや冷却水の熱伝達率である。熱伝導率とは、例えば、排気マニホールド5Lの壁内で伝わる熱量を算出するための熱伝導率であり、排気マニホールド5Lの材質により定まる。排気管の厚さとは、例えば、冷却装置40L内での排気マニホールド5Lの管の厚さである。
次に、ECU7Lは、大気圧センサ9Tからの出力信号に基づいて大気圧を検出する(ステップS3)。
次に、ECU7L、7Rは、放熱許容熱量Qmaxを推定する(ステップS4)。放熱許容熱量Qmaxは以下の式を用いて行う。
Qmax=k*kt*(Tα−Ta)*S・・・(2)
上記式(2)において、Tαは、エンジン10の運転状態から求められる冷却水の上限温度である。上限温度Tαは、例えばECU7L、7Rの何れかのROMに予め記憶されたマップに基づいて算出する。このマップは、例えば、機関回転数や機関負荷等に、冷却水の上限温度Tαが関連付けされている。冷却水の上限温度Tαは、エンジン10の運転に支障がでない程度の上限に設定されている。
Taは、外気温度である。外気温度Taは、例えば、車両に搭載された外気温センサ(不図示)に基づいて算出してもよいし、その他公知の推定方法によって推定してもよい。Sは、ラジエータ72が外気に晒されて冷却水が放熱される放熱面積である。kは、熱伝達率、熱伝導率、車速等を考慮して定められた補正係数である。補正係数kは、車速に応じて変更するものであってもよい。例えば、車速が速いほど補正係数kは大きな値となるようにしてもよい。放熱許容熱量Qmaxは、ラジエータ72にて冷却水が外気へ放熱可能な熱量である。ラジエータ72により放熱可能な熱量は車速などによって変動する。上記式(2)によれば、外気温度Taが高いほど、又はラジエータ72の放熱面積Sが小さいほど、放熱許容熱量Qmaxは小さくなる。
また、ktは、大気圧を考慮した補正係数である。この補正係数ktは、大気圧センサ9tからの検出信号により検出された大気圧が1気圧を示している場合には、kt=1であり、大気圧が1気圧未満の場合には、kt<1の値であり、大気圧が1気圧よりも高い場合には、kt>1となる。図4Aは、大気圧と補正整数ktとの関係を規定したマップの一例である。このマップは、ECU7L又はECU7RのROMに予め記憶されている。図4Aに示すように、大気圧が低いほど補正係数ktは小さな値となる。図4Bは、大気圧と放熱許容熱量Qmaxとの関係を示したマップである。図4Bに示すように、大気圧が低いほど放熱許容熱量Qmaxの値は小さくなる。
次に、ECU7L、7Rは、熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを超えたか否かを判定する(ステップS5)。熱量Qaが放熱許容熱量Qmax未満の場合には、ECU7L、7Rは、この一連の制御を終了する。熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを超えている場合には、ECU7L、7Rは、排気温度制御を実行する(ステップS6)。放熱許容熱量Qmaxは、排気温度制御を実行の可否を決定するために用いられる判定値に相当する。
排気温度制御とは、排気温度の上昇を抑制する制御であり、詳細には、燃料噴射量を制御することにより、通常のフィードバック制御時での空燃比と比較して、リッチ側に制御することである。排気温度制御は、吸入空気量を制限することによって、排気温度の上昇を抑制する制御であってもよい。例えば、スロットル弁6の開度が一定値未満となるように、吸入空気量を制御する。これにより、燃焼される燃料量が減るため、排気の温度上昇が抑制される。
排気温度が抑制されることにより、冷却装置40L、40R内にて排気から冷却水へと伝達する熱量を抑制することができる。これにより、冷却水はラジエータ72にて放熱可能な熱量に維持することができる。以上のようにして、排気の冷却効率の低下が抑制される。
図5A、5Bは、排気温度制御のタイミングチャートである。図5Aは、大気圧が1気圧の場合、図5Bは、大気圧が1気圧未満の場合でのタイミングチャートを示している。放熱許容熱量Qmaxは、運転状態により変動するが、熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを超えた場合にのみ、排気温度制御が実行される。これにより、排気温度制御の実行に伴うエミッションの悪化などを抑制できる。
上記式(2)によると、図5A、5Bに示すように、大気圧が低い場合の方が放熱許容熱量Qmaxは低い値となる。これにより、大気圧の低い場合の方が、排気温度制御が実行される期間が長くなる。この理由は以下による。大気圧が低いほうが、冷却水の沸点は低い。例えば、平地での運転時よりも高地での運転時のほうが、冷却水は沸騰しやすい状況となる。このため、大気圧を考慮せずに放熱許容熱量Qmaxを算出すると、冷却水が沸騰する恐れがある。しかしながら、放熱許容熱量Qmaxは、大気圧に応じて補正されるので、冷却水の沸騰を防止できる。
次に、熱量Qaの推定方法の変形例について説明する。以下に、熱量Qaを推定する式の変形例を記載する。
Qa=kvL*(TvLout−TvLin)*QvL+kvR*(TvRout−TvRin)*QvR・・・(3)
上記式(3)は、排気温度から熱量Qaを推定する式である。kvL、kvRは、補正係数である。補正係数kvL、kvRは、それぞれ、排気系の表面積、熱伝達率、熱伝導率、排気管の厚さ、を考慮して定められた値である。
TvLoutは、冷却装置40Lを通過した後の排気の温度であり、温度センサ9aLにより検出される。TvLinは、冷却装置40Lを通過する前の排気の温度であり、温度センサ9bLにより検出される。TvRoutは、冷却装置40Rを通過した後の排気の温度であり、温度センサ9aRにより検出される。TvRinは、冷却装置40Rを通過する前の排気の温度であり、温度センサ9bRにより検出される。QvL、QvRは、それぞれ冷却装置40L、40Rに流入する排気の流量を示している。排気流量QvL、QvRは、それぞれ排気マニホールド5L、5Rに設けられた排気流量センサ(不図示)からの出力に基づいてECU7L、7Rが検出する。排気流量センサは、公知のセンサである。上記式(3)は、冷却装置40L、40R内への流入前後での冷却水の温度を検出する水温センサを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、排気流量を検出せずに熱量Qaを推定する方法について説明する。以下の式を用いることにより、排気流量を検出せずに熱量Qaを推定することができる。
Qa=kvL*(TvLout−TvLin)*Ga/2+kvR*(TvRout−TvRin)*Ga/2・・・(4)
上記式(4)において、Gaは、吸入空気量である。上記式(4)においては、エアフロメータ18で検出される吸入空気量Gaの半分が、バンク12L、12Rにそれぞれ導入され、この吸入空気量Gaと排気流量とが比例すると仮定している。上記式(4)は、排気流量センサを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定する方法について説明する。以下の式を用いることにより、冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定することができる。
Qa=kvL*(TvLout−Tv0)*QvL+kvR*(TvRout−Tv0)*QvR・・・(5)
Tv0は、エンジン10の運転条件により推定される排気温度である。例えば、ECU7L、7Rは、エンジン10の回転数、燃料噴射量、負荷等に、排気温度が関連付けられたマップに基づいて、排気温度Tv0を推定する。温度センサ9bL、9bRを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、排気流量及び冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定する方法について説明する。以下の式を用いることにより、排気流量及び冷却装置40L、40Rへの流入する前の排気温度を検出せずに熱量Qaを推定することができる。
Qa=kvL*(TvLout−Tv0)*Ga/2+kvR*(TvRout−Tv0)*Ga/2・・・(6)
排気流量を検出するセンサや、温度センサ9bL、9bRを設けることが出来ない場合に有用である。
次に、排気温度制御の第1変形例について説明する。第1変形例に係る排気温度制御においては、放熱許容熱量Qmaxの算出を以下の式により行う。
Qmax=k*kt*ks*(Tα−Ta)*S・・・(7)
ksは、補正係数であり、排気温度制御が実行中であるか否かに応じて異なる値をとる。排気温度制御が実行されていない場合には、ks=1、排気温度制御が実行中は、0<ks<1の任意の値をとる。これにより、排気温度制御が実行中での放熱許容熱量Qmaxは、排気温度制御を実行していない時の放熱許容熱量Qmaxよりも小さくなる。
図6Aは、第1変形例の排気温度制御のタイミングチャートである。排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmaxは、排気温度制御を実行していない時の放熱許容熱量Qmaxよりも小さくなるように補正される。これにより、排気温度制御の実行の有無に関わらずに放熱許容熱量Qmaxを上記式(2)により算出する場合と比較し、排気温度制御が実行される期間が長期となる。
このように放熱許容熱量Qmaxを補正する理由は以下による。排気温度制御の実行の有無に関わらず上記式(2)により放熱許容熱量Qmaxを算出する場合、熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを下回り、排気温度制御が停止された後であっても、再び熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを上回る恐れがある。短期間で熱量Qaが放熱許容熱量Qmaxを上回ったり下回ったりすると、短期間で排気温度制御の実行と停止とが繰り返される。これにより、ドライバビリティが悪化する恐れがある。
しかしながら、排気温度制御実行中の放熱許容熱量Qmaxの値が小さくなるように補正することにより、排気温度制御の実行期間を長期化することができる。これにより、排気から冷却水に伝達される熱量を抑制して冷却水の沸騰を防止できる。また、排気温度制御実行中に補正された放熱許容熱量Qmaxを熱量Qaが下回ると、排気温度制御は停止され、放熱許容熱量Qmaxは再び元の値で算出される。これにより、排気温度制御停止後、短期間で再び排気温度制御が実行されることを防止できる。よって、ドライバビリティの悪化を防止できる。
また、排気温度制御が実行されていない場合での放熱許容熱量Qmaxと、排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmaxとの差は、大気圧が低いほど大きくなる。詳細には、上記式(7)の補正係数ksは、大気圧が低いほど小さい値をとる。即ち、大気圧に応じて放熱許容熱量Qmaxの補正量が変更される。図6Bは、大気圧と放熱許容熱量Qmaxとの関係を示したマップであり、実線が排気温度制御が実行されていない場合での放熱許容熱量Qmax、破線が排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmaxを示している。このように、大気圧が低いほど補正量を大きくした理由は次による。大気圧が低いほど冷却水は沸騰しやすい。このため、大気圧が低いほど排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmaxを小さく補正することにより、排気温度制御を長期的に実行することが可能となる。これにより、冷却水の沸騰を防止できるからである。
次に、排気温度制御の第2変形例について説明する。第2変形例に係る排気温度制御においては、放熱許容熱量Qmaxの算出は上記式(2)により行う。しかしながら、ECU7L、7Rは、排気温度制御の完了後の所定期間内での放熱許容熱量Qmaxを、排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmaxよりも大きくなるように補正する。例えば、排気温度制御完了後、所定期間内は、放熱許容熱量Qmaxに、1を超える値の補正係数を乗算して、放熱許容熱量Qmaxを補正する。
図7は、第2変形例に係る排気温度制御のタイミングチャートである。
図7に示した第2変形例に係る排気温度制御は、排気温度制御を所定期間内に2回繰り返した後に、放熱許容熱量Qmaxが大きな値となるように補正する。これにより、短期間で排気温度制御の実行と停止とが複数回繰り返されることを防止でき、ドライバビリティの悪化を防止できる。
排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmaxと、排気温度制御完了後の放熱許容熱量Qmaxとの差は、大気圧が低いほど小さくなる。図8は、大気圧と放熱許容熱量Qmaxとの関係を示したマップであり、実線が排気温度制御実行中での放熱許容熱量Qmax、破線が排気温度制御完了後の所定期間内の放熱許容熱量Qmaxを示している。このように、大気圧が低いほど補正量を小さくした理由は次による。大気圧が低いほど冷却水は沸騰しやすい。このため、大気圧に関わらずに補正量を一定とすると、大気圧が低い場合であっても、排気温度制御完了後所定期間は、排気温度制御が実行されずに、冷却水が高温化する恐れがある。しかしながら、大気圧が低いほど補正量を小さくすることにより、排気温度制御が実行されない期間が長期化することを防止している。
尚、第3変形例の排気温度制御においては、繰り返し実行される排気温度制御の回数は2回に限定されない。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (7)

  1. 冷却水が流通する経路上に設けられ前記冷却水が内部を流通することにより内燃機関の排気を冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置内で前記排気から前記冷却水へと伝達する熱量を推定する熱量推定部と、
    大気圧を検出する大気圧検出部と、
    前記熱量が判定値を超えているか否かに基づいて前記排気の温度を抑制する排気温度制御の実行の可否を決定すると共に、前記大気圧が低いほど前記判定値が小さくなるように補正する機関制御部と、を備えた内燃機関の制御装置。
  2. 前記機関制御部は、前記排気温度制御実行中での前記判定値を、前記排気温度制御を実行していない時の前記判定値よりも小さくなるように補正する、請求項1の内燃機関の制御装置。
  3. 前記機関制御部は、前記排気温度制御の完了後の所定期間内での前記判定値を、前記排気温度制御実行中での前記判定値よりも大きくなるように補正する、請求項1の内燃機関の制御装置。
  4. 前記機関制御部は、前記大気圧に応じて前記判定値の補正量を変更する、請求項2又は3の内燃機関の制御装置。
  5. 前記機関制御部は、前記大気圧が低いほど、前記判定値の補正量を大きくする、請求項2の内燃機関の制御装置。
  6. 前記機関制御部は、前記大気圧が低いほど、前記判定値の補正量を小さくする、請求項3の内燃機関の制御装置。
  7. 前記機関制御部は、前記冷却水の放熱可能な熱量に基づいて前記判定値を算出する、請求項1乃至6の何れかの内燃機関の制御装置。
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