JP5045184B2 - 熱圧着装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光透過性ワーク同士の熱圧着に好適な熱圧着装置に関する。
従来、液晶表示パネルと外部回路基板を電気接続するためのコネクタ部材としてフレキシブル配線基板(以下、FPC:Flexible Printed Circuitと言う)が用いられている。そして、このFPCを液晶表示パネルのガラス基板の配線回路に導通接合する場合、異方性導電接着材(以下、ACF:Anisotropic Conductive Filmと言う)を介してそれぞれの接続端子同士を導通接続する。
ACFは、エポキシ樹脂等の熱硬化性バインダ樹脂中に平均粒径が5μm程度の導電性粒子を分散混合してなる導通接合部材である。従って、このACFを用いてFPCと液晶表示パネルの各配線を導通接合する際は、加熱しつつ加圧できる熱圧着ツールが用いられる。
熱圧着ツールを用いてFPCを液晶表示パネルのガラス基板に導通接合する場合、双方の配線の対応する接続端子同士を正確に重ね合わせる必要があるが、この際の位置合わせ方法としては、特許文献1に示されるようなCCD(Charge-Coupled Device:電荷結合素子)カメラを用いた画像認識による位置合わせ方法がある。
特開平9−219584号公報
上述の画像認識による位置合わせ方法による場合、CCDカメラとその撮像用照明手段は、ワークとしてのFPCと液晶表示パネルを挟んで熱圧着ツールとは反対側(裏側)に配置される。これは、熱圧着ツール側は、熱圧着ツール自体がヒータやワークをバキューム吸着するための吸気管等を内蔵するために接合エリアに対し相対的に大型化し、CCDカメラや照明具等の画像認識用機材を配置する適当なスペースを確保することが難しいからである。
照明具とCCDカメラの双方を熱圧着ツールとは反対側に配置した場合、CCDカメラの撮像画像は反射照明による画像となる。このため、配線パターンと同じ材料の銅等の金属膜で形成されたアライメントマークの表面状態やFPC自体の反り等によって、照射光が拡散反射したり乱反射してアライメントマーク像の視認性が低下し、その結果、画像認識に支障を来たして正確な位置合わせができない。
本発明の目的は、圧着すべきワーク同士を画像認識により常に正確に位置合わせして適正に熱圧着することを可能とする熱圧着ツール及びそれを用いた熱圧着装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載した熱圧着装置は、ワークに圧接させる平面と、前記平面を所定温度に加熱するヒータと、前記ワークに設置されているアライメントマークに対する照明光を導く導光体と、前記平面にワークをバキューム吸着するための吸気管とを備え、前記ワークに対して進退自在に駆動される熱圧着ツールと、前記導光体を介して照射する光を射出する光源と、前記熱圧着ツールに吸着保持されたワークが熱圧着される被圧着ワークを支持するための光透過性材料からなる支持台と、前記支持台の前記熱圧着ツールとは反対側に設置され、前記熱圧着ツールの導光体から出射され前記ワーク及び前記被圧着ワークの互いに対応する各アライメントマークのうちのいずれか一方或いは双方を照射し、前記支持台を透過した光を受けて前記各アライメントマークを撮像する画像認識用カメラと、を有することを、特徴とするものである。
請求項2に記載した熱圧着装置は、請求項1の熱圧着装置において、前記導光体がセラミックスからなる光ファイバを束ねて形成された光ファイババンドルであることを特徴とするものである。
請求項3に記載した熱圧着装置は、請求項1または請求項2に記載の熱圧着装置において、前記吸気管が設けられたワーク保持部と、前記導光体が設けられたワーク照明部とが、着脱可能に分割されていることを特徴とするものである。
請求項に記載した熱圧着装置は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の熱圧着装置が、前記支持台の前記熱圧着ツールとは反対側に設置され、前記アライメントマークを照射する背面照射手段を、更に備えていることを特徴とするものである。
本発明の熱圧着ツールとこれを用いる熱圧着装置によれば、正確な画像認識によるワークの位置合わせを実施することができ、その結果、圧着すべきワーク同士を常に正確に位置合わせして適正に熱圧着することが可能となる。
図1(a)、(b)はそれぞれ本発明の一実施形態としての熱圧着装置とこれを用いる熱圧着工程の各段階を示す工程説明図、図2(a)、(b)はそれぞれ前記熱圧着装置における熱圧着ツールを示す正面図と底面図、及び図3(a)、(b)はそれぞれ前記熱圧着工程において熱圧着されるワークと被圧着ワークを示す各説明図である。
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態の熱圧着装置は、熱圧着ツール1、これを駆動する駆動機構2、ワークとしてのFPC3と液晶表示パネル4を支持するサブテーブル5、メインテーブル6、CCDカメラ7、及び背面照用光ファイバ8等で構成されている。
まず、熱圧着ツール1によって熱圧着するFPC3と液晶表示パネル4について、図3(a)、(b)に基づき説明する。なお、図3(a)、(b)は、共に互いに接合させる面を示す平面図である。
ワークのFPC3は、図3(a)に示されるように、ポリイミド樹脂等の耐熱性に優れた半透明のフレキシブルな樹脂フィルムをベースシート31とし、その表面に導電性被膜を被着しフォトリソグラフィーによりパターニングして配線パターン32を形成し、この配線パターン32の接続端子321とする先端部を除き絶縁保護膜33が被着されてなる。接続端子321が並設された端子アレイ部の両サイドには、一対のアライメントマーク34、34が、配線パターン32と同じ導電材料で同時にパターン形成されている。なお、本実施形態の配線パターン32及び一対のアライメントマーク34、34は、銅で形成されている。
これに対し、被圧着ワークの液晶表示パネル4は、一対のガラス基板41、42(図1(b)参照)間に液晶(不図示)が封入されてなり、一方のガラス基板41の、他方のガラス基板42より突出させた突出端部には、図3(b)に示されるように、液晶を駆動するドライバチップ43がCOG(Chip On Glass)搭載され、このドライバチップ43に駆動信号を入力するための入力配線パターン44の各接続端子441が突出端部の縁部に沿って並設されている。この入力配線パターン44の各接続端子441と前記FPC3の各接続端子321は、互いに等しいピッチで並設され、対応する接続端子同士が導通接続される。接続端子441が並設されたアレイ部の両サイドには、FPC3側の前記アライメントマーク34に対応させて、一対のアライメントマーク45が形成されている。これらアライメントマーク45、45は、配線パターン44と同じ材料のITO(indium tin oxide)で同時にパターン形成される。
熱圧着ツール1は、図2(a)、(b)に示されるように、直方体をなす本体11と、本体11のワークに向けて進出させる側の表面の幅中央にその長手方向に沿って凸設されている押圧ヘッド12とからなる。この押圧ヘッド12の圧接面(先端面121は、FPC3に圧接させる圧接面となり、図3(a)に二点鎖線で示されるように、FPC3における接続端子321が並設された端子アレイ部とその両側のアライメントマーク34、34が配設された両コーナー部をその両側に適長の余裕代を確保してカバーできる面積を備えている。
押圧ヘッド12の圧接面121を上述のような大面積に形成することにより、FPC3の接続端子321が並設された端部全体を液晶表示パネル4の対応部に確実に熱圧着接合することができる。すなわち、図3(a)、(b)において二点鎖線で示すように、双方の接続端子321、441の導通接続部材としてのACF9が、接続端子321のアレイ部だけでなくその両側のアライメントマーク34、34が配設された両コーナー部を含むエリアつまりFPC3の端部の略全体をカバーするエリアに亘り配置され、このACF9全体が余裕代を見込んだ上記大面積の圧接面121により加熱押圧されることにより、軟化し食み出す部分も含んだ全てのACFが確実に硬化し、FPC3の端部全体が接着されずに浮いた縁部を発生させること無くACF9を介して確実に熱圧着接合される。これにより、FPC3と液晶表示パネル4の熱圧着接合の信頼性が向上する。
図2に戻って、熱圧着ツール1の本体11内には、その長手両サイドに沿って一対のヒータ13、13がそれぞれ埋設されている。また、押圧ヘッド12内には、ワークとしてのFPCをバキューム吸引により吸着するための吸気管14が配設されている。本実施形態では、3本の吸気管14が設けられており、それらの各吸引口141は押圧ヘッド12における圧接面121の幅中央部に長手方向に沿って等間隔に配設されている。これら3本の吸気管14は1本のチューブ15にまとめて本体11外に引き出され、図示しないバキュームポンプに接続されている。
更に、熱圧着ツール1内には、正面側照明光の導光体として、一対の正面照射用光ファイバ16、16が、長手方向両端部に設置されている。各正面照射用光ファイバ16は、複数本のセラミックスからなる光ファイバをバンドル状に束ねて形成されており、熱圧着ツール1の長手方向側端部における幅中央にそれぞれ圧接面121に対し垂直に埋設されている。従って、各正面照射用光ファイバ16の圧接面121において開かれた照射口161は、前記吸気管14の吸引口141の列を挟んで圧接面121の両端部にそれぞれ配設されている。
正面照射用光ファイバ16は熱圧着ツール1外に引き出され、その引出し部先端の各光入射口には、図1に示されるように、集光レンズ17を介して光源ランプ18がそれぞれ対向配設されている。
図1において、上述のように構成された熱圧着ツール1は、駆動機構2により、圧接面121に平行なX軸とY軸(図2参照)及びこれらに直角なZ軸の互いに直交する3方向に往復直線移動される。
熱圧着ツール1に一方の端部を吸着保持されたワークとしてのFPC3の他端部は、サブテーブル5により支持されている。このサブテーブル5は、図示しない駆動機構により、熱圧着ツール1のZ軸方向への昇降移動に同期させて昇降移動される。
FPC3が熱圧着される被圧着ワークとしての液晶表示パネル4は、メインテーブル6上に載置されている。このメインテーブル6は、図示しない駆動機構により、X−Y軸方向に往復直線移動されるとともに、Z軸に平行に立設された図示しない回転軸を中心として往復回転移動される。そして、液晶表示パネル4のFPC3が熱圧着される突出端部を支持するメインテーブル6の棚部61は、ガラス等の透明な材料で形成され、メインテーブル6の回転と共に図1(b)に示される熱圧着接合位置に進退する構成となっている。
メインテーブル6を挟んで熱圧着ツール1の反対側には、前記正面照射用光ファイバ16に対応させて、一対の画像認識用CCDカメラ7がそれぞれ配置されている。各CCDカメラ7は、その光軸が対応する正面照射用光ファイバ16の光軸の延長上に実質的に重なる配置つまり正対する配置で設置されている。
そして、CCDカメラ7の側方には、背面照明用光ファイバ8が設置されている。この背面照用光ファイバ8は、図外の光源からの出射光を熱圧着接合位置に進出した棚部61により支持されている液晶表示パネル4のアライメントマーク45(図3(b)参照)に向けて照射できるようにその光軸の角度が設定されている。
次に、上述のように構成された熱圧着装置によるFPC3の液晶表示パネル4への熱圧着動作について説明する。
まず、熱圧着ツール1を、FPCがストックされているヤードに移動させて熱圧着すべきFPC3をヘッド先端面121に吸着保持させた後、図1(a)に示す熱圧着接合ステーションに停止させる。このとき、液晶表示パネル4は、熱圧着ツール1下方の熱圧着接合位置に進出させずに図外の退避位置で待機させておく。
上述の状態下で、熱圧着ツール1に内蔵した一対の正面照射用光ファイバ16を通しFPC3の対応するアライメントマーク34を正面側(FPC3の裏面側)からそれぞれ照射する。このとき、正面照射用光ファイバ16の照射口161は、図3(a)に示すようにアライメントマーク34に比べて充分に大きいから、FPC3の吸着時に正確な位置合せをしていなくても、安定してアライメントマーク34全体を充分な光で照射することができる。
そして、一対のCCDカメラ7により、対応する前記アライメントマーク34を撮像する。このアライメントマーク34の撮像においては、正面照射用光ファイバ16からの透過光による陰影像をCCDカメラにより撮像するから、アライメントマーク34の表面状態やFPC自体の反り等に拘わらず常に視認性の良いアライメントマーク像を撮像でき、その結果、アライメントマーク34の位置を安定して正確に画像認識することが可能となる。
次に、メインテーブル6を回転させて載置されている液晶表示パネル4を図1(b)に示す熱圧着接合位置に位置させる。この接合位置に進出させた液晶表示パネル4の一方のガラス基板51の突出端部には、電極配線の接続端子アレイ部に対応させてACF9が配置されている。この場合、ACF9は、図3(b)に示されるように、接続端子アレイ部42だけでなくその両側のアライメントマーク45をも含むエリアにわたり配置されている。
次いで、背面照明用光ファイバ8を通し熱圧着接合位置に位置させた液晶表示パネル4のアライメントマーク45(図3(b)参照)に向けて光を照射する。このとき、正面照用光ファイバ16からの照射光も、ACF9の厚さが約40μmと薄いためにこれを或る程度透過しアライメントマーク45の照明光となる。したがって、この液晶表示パネル4側アライメントマーク45の撮像においては、前記背面照用光ファイバ8からの反射照明に正面照用光ファイバ16からの透過照明が加味され、ITOで形成されたアライメントマーク45を撮像するのに最適な照明バランスが得られる。その結果、反射照明だけでは得ることが難しいITOからなるアライメントマーク45の視認性の良い画像をCCDカメラ7により撮像でき、液晶表示パネル4の位置の正確な画像認識を行うことができる。
両アライメントマーク34、45の画像認識により得られた各位置データは、図示しない演算制御部に送られて両者のズレ量が算出され、このズレ量を解消すべく、メインテーブル6と熱圧着ツール1の何れか一方または両方がX−Y軸方向に調整移動される。
そして、両アライメントマーク34、45の位置ずれが解消され対応する接続端子同士が正確に重なる整合状態が得られたら、図1(b)に示されるように熱圧着ツール1をサブテーブル5と共に所定ストロークだけ下降させ、FPC3をACF9を介して液晶表示パネル4に加熱しつつ加圧し熱圧着接合する。これにより、図3(a)、(b)にそれぞれ示されるFPC3の接続端子アレイ部32の各接続端子321と液晶表示パネル4の接続端子アレイ部44の対応する接続端子441とが、ACF9の導電性粒子を介して正確に導通接続される。
なお、この熱圧着時において、熱圧着ツール1の本体11は、ACF9をその熱硬化性バインダ樹脂が充分に硬化する180〜190℃に加熱するためのヒータ13の発熱作用により、その温度が200〜300℃の高温に上昇するが、各正面照射用光ファイバ16は耐熱性に優れたセラミックスで形成されているために熱劣化することはない。
以上のように、本実施形態の熱圧着ツールとこれを用いた熱圧着装置によれば、FPC3を吸着保持する熱圧着ツール1にそのアライメントマーク34を照射する正面照射用光ファイバ16を内蔵したから、アライメントマーク34を撮像するCCDカメラ7とその照明手段の正面照射用光ファイバ16をアライメントマーク34を挟んで対向配置し、アライメントマーク34を透過光による陰影像として撮像できる。したがって、アライメントマーク34の表面状態やFPC3の反り等の変形に影響されることなく常に視認性の良いアライメントマーク像が得られ、これに基づきFPC3の位置を正確に画像認識することが可能となる。
また、CCDカメラ7側に背面照明用光ファイバ8を並置したから、FPC3が熱圧着される液晶表示パネル4の位置を画像認識する際には、図3(b)に示されるようにACF9が覆い被さったアライメントマーク45を障害物の無い背面から充分な光量で照射できる。このとき、熱圧着ツール内蔵の正面照射用光ファイバ16から照射されFPC3を透過した光も、ある程度ACF9を透過してアライメントマーク45を照射する。したがって、背面照明用光ファイバ8からの充分な反射光に正面照射用ファイバ16からの透過光が加味された良好な照明バランスの下、ITO(indium tin oxide)等の透明導電材料で形成されたアライメントマーク45であってもCCDカメラ7により常に視認性の良い画像を撮像でき、これに基づき液晶表示パネル4の位置を正確に画像認識することが可能となる。
そして、FPC3のアライメントマーク34に基づく位置と、液晶表示パネル4のアライメントマーク45に基づく位置とが、それぞれ、各アライメントマーク34、45の形成状態やFPC3と液晶表示パネル4の変形具合等に影響されず常に正確に画像認識されることにより、両者を導通不良等の不具合を発生させることなく正確且つ確実に熱圧着により導通接合することができる。
次に、本発明の他の実施形態について、図4に基づき説明する。なお、上記実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の熱圧着ツール10は、上記実施形態の熱圧着ツール1を、正面照射用光ファイバ16がそれぞれ設けられた一対の照明部101、101と吸着管14が設けられたワーク吸着部102とに着脱可能に分割したものである。この場合、ヒータ13は分割されず、ワーク吸着部102に貫通挿着され、この両側面から突出する両端部が各照明部101に設けられた貫通孔(不図示)に挿通されている。その他の構成は、上記実施形態と同じである。
このように構成された本実施形態の熱圧着ツール10によれば、製造すべき液晶表示モジュールの機種が変更され、アライメントマーク位置や接続端子アレイ部の長さが異なっても、熱圧着装置全体を交換せずにワーク吸着部102を変更するだけで柔軟に対応することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、本発明の熱圧着装置では、背面照明用の光ファイバを省略することが可能である。すなわち、ワークと被圧着ワークの各アライメントマークの形状を互いに重ならない形状とし、熱圧着ツール側から充分な光量で照射する構成とした場合や、先に被圧着ワーク(上記実施形態においては液晶表示パネル)のアライメントマークをワークを吸着していない熱圧着ツール側からの照射光による透過像で画像認識し、この後、一旦被圧着ワークを退避させ熱圧着ツールにワークを吸着させてこのアライメントマークを同様に熱圧着ツール側からの照射光による透過像で画像認識する手順とした場合等においては、背面照明用光ファイバを省略できる。
また、熱圧着ツールに対するワークの位置認識を熱圧着接合ステーションとは別のステーションで行う製造プロセスに本発明を適用する場合、被圧着ワークを熱圧着接合ステーションに対して進退させる必要がなくなり、被圧着ワークを支持するメインテーブルの機構が簡素化される。
加えて、本発明の熱圧着ツールは及びこれを用いた熱圧着装置は、液晶表示パネルとFPCの熱圧着接合工程に限らず、光透過性のワーク同士を熱圧着接合する工程に広く適用できることは勿論である。
本発明の一実施形態であるFPCと液晶表示パネルとの熱圧着接合工程を段階毎に示す工程説明図で、(a)はFPCの位置の画像認識段階を示し、(b)は熱圧着段階を示している。 (a)、(b)は、それぞれ、前記熱圧着接合工程で用いられる熱圧着ツールを示す正面図と底面図である。 (a)、(b)は、それぞれ、前記熱圧着ツールにより熱圧着接合されるFPCと液晶表示パネルを示す平面図である。 (a)、(b)は、それぞれ、本発明の他の実施形態としての熱圧着ツールを示す正面図と底面図である。
符号の説明
1 熱圧着ツール
11 本体
12 押圧ヘッド
121 圧接面(先端面)
13 ヒータ
14 吸気管
15 チューブ
16 正面照射用光ファイ
2 駆動機構
3 FPC
31 ベースシート
32 配線パターン
33 絶縁保護膜
34 アライメントマーク
4 液晶表示パネル
41、42 ガラス基板
43 ドライバチップ
44 入力配線パターン
45 アライメントマーク
5 サブテーブル
6 メインテーブル
61 棚部
7 CCDカメラ
背面照明用光ファイ
9 ACF
10 熱圧着ツール
101 照明部
102 吸着部

Claims (4)

  1. ワークに圧接させる平面と、前記平面を所定温度に加熱するヒータと、前記ワークに設置されているアライメントマークに対する照明光を導く導光体と、前記平面にワークをバキューム吸着するための吸気管とを備え、前記ワークに対して進退自在に駆動される熱圧着ツールと、
    前記導光体を介して照射する光を射出する光源と、
    前記熱圧着ツールに吸着保持されたワークが熱圧着される被圧着ワークを支持するための光透過性材料からなる支持台と、
    前記支持台の前記熱圧着ツールとは反対側に設置され、前記熱圧着ツールの導光体から出射され前記ワーク及び前記被圧着ワークの互いに対応する各アライメントマークのうちのいずれか一方或いは双方を照射し、前記支持台を透過した光を受けて前記各アライメントマークを撮像する画像認識用カメラと、
    を有することを特徴とする熱圧着装置。
  2. 前記導光体はセラミックスからなる光ファイバを束ねて形成された光ファイババンドルであることを特徴とする請求項1に記載の熱圧着装置
  3. 前記吸気管が設けられたワーク保持部と、前記導光体が設けられたワーク照明部とが、着脱可能に分割されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱圧着装置
  4. 前記支持台の前記熱圧着ツールとは反対側に設置され、前記アライメントマークを照射する背面照射手段を、更に備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の熱圧着装置。
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