JP5043733B2 - 既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法とケーブルテレビジョン共聴施設とテレビジョン共聴施設用増幅器 - Google Patents
既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法とケーブルテレビジョン共聴施設とテレビジョン共聴施設用増幅器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5043733B2 JP5043733B2 JP2008083257A JP2008083257A JP5043733B2 JP 5043733 B2 JP5043733 B2 JP 5043733B2 JP 2008083257 A JP2008083257 A JP 2008083257A JP 2008083257 A JP2008083257 A JP 2008083257A JP 5043733 B2 JP5043733 B2 JP 5043733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier
- temperature
- hearing facility
- signal
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
従来のテレビジョン共聴施設において、アナログ放送から地上デジタル放送への移行計画に伴って、既存のテレビジョン共聴施設を改修して、地上デジタル放送を導入することが検討されている。地上デジタル放送を伝送するには、770MHz程度の信号伝送帯域が要求される。全ての機器を更新し伝送帯域が広くて温度変動の少ない光ファイバを採用すればよいが、これでは多くの設備投資が必要になる。
〈構成1〉
既存テレビジョン共聴施設のアナログ放送受信点に、UHF放送受信部を追加し、このUHF放送受信部には、受信した地上デジタル放送信号を増幅するHE(ヘッドエンド)増幅器を設け、既存のアナログ放送信号に上記増幅後の地上デジタル放送信号を、合波器を用いて合波させ、さらに、この合波器から加入者宅までの同軸ケーブル伝送路中で、既存のアナログ放送信号を増幅するために設けられていた幹線増幅器を、その取り付け位置を変更することなく、新たな幹線増幅器であって、上記既存のアナログ放送信号と上記地上デジタル放送信号の双方を増幅する帯域幅のものに交換し、上記HE増幅器と上記新たな幹線増幅器には、広帯域増幅器と広帯域擬似線路等価減衰器と温度補償回路とが設けられ、上記広帯域増幅器は、入力した放送信号を全周波数範囲について上記同軸ケーブルの伝送ロスを補償する増幅特性を有し、上記温度補償回路は、外気温の変化に応じた制御信号を上記広帯域擬似線路等価減衰器に供給し、上記広帯域擬似線路等価減衰器は、入力した放送信号の全周波数範囲において、減衰特性が同軸ケーブルと等価になるよう設計されており、後続する同軸ケーブルの出力側において、上記アナログ放送信号と上記地上デジタル放送信号のレベルを基準範囲に納めるように、上記温度補償回路の出力する制御信号により、外気温に応じて通過周波数特性を変化させることを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。
構成1に記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、上記広帯域擬似線路等価減衰器の後段に、既存同軸ケーブルの周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する周波数帯域補正器を挿入したことを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。
構成2に記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、上記周波数帯域補正器の特性に応じて、当該周波数帯域補正器の出力レベルを一定のレベルに保持するための制御信号を、広帯域擬似線路等価減衰器に送り、広帯域擬似線路等価減衰器における信号減衰量を調整する制御回路を設けたことを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。
構成2または3に記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、上記温度補償回路は、標準温度を中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲を設け、この温度範囲内では、上記制御信号を標準値に固定することを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。
構成2乃至4のいずれかに記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、上記温度補償回路は、制限範囲を超える気温もしくは制限範囲を下回る気温が検出されたときは、制御信号を制限範囲の気温が検出されているときの状態に保持することを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。
構成2乃至5のいずれかに記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、幹線増幅器が3段以下の段数だけカスケード接続されたテレビジョン共聴施設に採用することを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。
既存テレビジョン共聴施設のアナログ放送受信点において、UHF放送受信部と、このUHF放送受信部で受信した地上デジタル放送信号を増幅するHE(ヘッドエンド)増幅器と、既存の上記アナログ放送信号に上記地上デジタル放送信号を合波させる合波器とを備え、上記合波器から加入者宅までの同軸ケーブル伝送路中に、上記既存のアナログ放送信号と上記地上デジタル放送信号の双方を増幅する帯域幅の幹線増幅器を備え、上記HE増幅器と上記幹線増幅器には、広帯域増幅器と広帯域擬似線路等価減衰器と温度補償回路とが設けられ、上記広帯域増幅器は、入力した放送信号を全周波数範囲について同軸ケーブルの伝送ロスを補償する増幅特性を有し、上記温度補償回路は外気温の変化に応じた制御信号を上記広帯域擬似線路等価減衰器に供給し、上記広帯域擬似線路等価減衰器は、入力した放送信号の全周波数範囲において、減衰特性が同軸ケーブルと等価になるよう設計されており、後続する同軸ケーブルの出力側において、上記アナログ放送信号と上記地上デジタル放送信号のレベルを基準範囲に納めるように、上記温度補償回路の出力する制御信号により、外気温に応じて通過周波数特性を変化させる回路であることを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。
構成7に記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、上記広帯域擬似線路等価減衰器の後段には、既存同軸ケーブルの周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する周波数帯域補正器が挿入されていることを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。
構成8に記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、上記周波数帯域補正器の特性に応じて、当該周波数帯域補正器の出力レベルを一定のレベルに保持するための制御信号を、広帯域擬似線路等価減衰器に送り、広帯域擬似線路等価減衰器における信号減衰量を調整する制御回路を設けたことを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。
構成7乃至9のいずれかに記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、上記温度補償回路は、標準温度を中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲を設け、この温度範囲内では、制御信号を標準値に固定することを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。
構成7乃至9のいずれかに記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、上記温度補償回路は、制限範囲を超える気温もしくは制限範囲を下回る気温が検出されたときは、制御信号を制限範囲の気温が検出されているときの状態に保持することを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。
広帯域増幅器と広帯域擬似線路等価減衰器と温度補償回路とが設けられ、上記温度補償回路は外気温の変化に応じた制御信号を上記広帯域擬似線路等価減衰器に供給し、上記広帯域擬似線路等価減衰器は、上記広帯域増幅器の出力信号を温度に応じた減衰特性にて調整し、後続する同軸ケーブルの出力側において、上記アナログ放送信号と上記地上デジタル放送信号のレベルを基準範囲に納めるように、上記温度補償回路の出力する制御信号により、外気温に応じて通過周波数特性を変化させる回路であることを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
構成12に記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、上記広帯域擬似線路等価減衰器の後段には、既存同軸ケーブルの周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する周波数帯域補正器が挿入されていることを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
構成13に記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、上記周波数帯域補正器の特性に応じて、当該周波数帯域補正器の出力レベルを一定のレベルに保持するための制御信号を、広帯域擬似線路等価減衰器に送り、広帯域擬似線路等価減衰器における信号減衰量を調整する制御回路を設けたことを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
構成12乃至14のいずれかに記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、上記温度補償回路は、標準温度を中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲で、制御信号を最大値に固定し、制限範囲を下回る気温が検出されたときは制御信号を標準値に固定することを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
構成12乃至14のいずれかに記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、上記温度補償回路は、制限範囲を超える気温もしくは制限範囲を下回る気温が検出されたときは、制御信号を制限範囲の気温が検出されているときの状態に保持することを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
図1には、アナログ放送難視聴地域に設置されたテレビジョン共聴施設を示す。この施設は、変更前は旧式で、地上デジタル放送を受信することができないものであった。この既存テレビジョン共聴施設を、本発明の方法により地上デジタル放送に対応させた。図1において、左上部分のアナログ放送受信点には、以前から、第1アンテナ12と第1HE(ヘッドエンド)増幅器14とが設けられていた。その出力信号は、同軸ケーブル16を通じて加入者宅26に供給されていた。
上記の第2HE増幅器36と第1幹線増幅器18と第2幹線増幅器20と第3幹線増幅器22は、いずれも、このブロック図に示すように、広帯域増幅器(第1アンプ42と第2アンプ46)と広帯域擬似線路等価減衰器44と温度補償回路52とを備える。図2に示す例では、入力端子40に、第1アンプ42と広帯域擬似線路等価減衰器44と第2アンプ46と周波数帯域補正器48と出力端子50とが順に接続されている。第1アンプ42は、広帯域擬似線路等価減衰器44に入力する信号のレベルを所定レベルまで引き上げる広帯域増幅器であり、入力した放送信号を全周波数範囲について同軸ケーブルの伝送ロスを補償する増幅特性を有する。第2アンプ46は、周波数帯域補正器48に入力する信号のレベルを所定レベルまで引き上げる同様の広帯域増幅器であり、これも、入力した放送信号を全周波数範囲について同軸ケーブルの伝送ロスを補償する増幅特性を有する。
図のように、この回路は放送信号の全周波数範囲にあたる90MHz〜770MHzの間の周波数帯域において同軸ケーブルと等価の減衰を制御できる等価減衰部64とフラットの減衰を制御できるフラット減衰部66の、二つの回路ブロックより構成される。温度補償回路52の出力する制御信号は、PINダイオード65の電流を制御して、等価減衰部64の特性を変化させる。また、周波数帯域補正器48の出力する制御信号は、PINダイオード67の電流を制御して、フラット減衰部66の特性を変化させる。即ち、広帯域擬似線路等価減衰器44は、PINダイオード65、67の電流を制御することでその抵抗値を変化させ、それぞれの減衰部の回路定数を決定して、所定の通過周波数特性を得る。フラット減衰部66は、周波数特性が無いアッテネータである。図2に示したように、直後に第2アンプ46があり、その後に周波数帯域補正器48がある。実施例2で説明するように、フラット減衰部66は、その減衰量を調整して、周波数帯域補正器48の出力レベルを所定レベルに設定している。等価減衰部64の特性は、本発明の特徴とするところであるから図4以下を用いて説明する。
増幅器の使用可能な環境温度範囲は、摂氏マイナス20度から摂氏プラス40度に設定されている。使用時の最低温度から最高温度までの温度範囲は、60度である。外気温が摂氏マイナス20度から摂氏プラス40度まで上昇すると、標準的なスパン長で、同軸ケーブルの減衰量は1.7/2.8/5.6dB(90/222/770MHz)だけ変動する。そこで、同軸ケーブルによる減衰特性が相殺されるように図3に示したそれぞれの減衰部の回路定数を選定する。
広帯域擬似線路等価減衰器44の後段に設けた周波数帯域補正器48は、既存同軸ケーブル16の周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する機能を持つ。図6の横軸は放送信号の周波数、縦軸は周波数帯域補正器48の出力信号レベルをそれぞれ示す。222MHz用として設計された同軸ケーブル16は、例えば、図の特性PやQのように低域に比べて高域の減衰量が大きい。この周波数帯域補正器48は、低域をより大きく減衰させる機能を持ち、例えば、特性Pの信号を特性Rのように補正する。図の下側に、信号帯域を示した。特性Pの帯域幅はXである。特性Qの帯域幅はYである。特性Rの帯域幅はZである。
例えば、図2において、温度補償回路52は、温度センサ62の出力と比例(または反比例)する制御電圧を生成して広帯域擬似線路等価減衰器44に供給し、広帯域擬似線路等価減衰器44は連続的にその通過信号周波数特性を変化させる構造のものにするとよい。しかし、温度変化に対する同軸ケーブルの特性変化はそれほど激しいものではなくテレビジョン受信機の画質もそれほど大きく影響を受けない。従って、例えば、図7のように、平均気温、例えば、摂氏15度を標準温度とし、これを中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲で、制御信号(制御電圧でも電流でもよい)を標準値に固定する。この温度範囲は、例えば、下限値が摂氏5度、上限値が摂氏25度とする。この範囲をAGCフリー範囲と呼ぶことにする。
14 第1HE増幅器
16 同軸ケーブル
18 第1幹線増幅器
20 第2幹線増幅器
22 第3幹線増幅器
24 分配器
26 加入者宅
28 UHF放送受信部
30 第2アンテナ
32 前置増幅器
34 バンドパスフィルタ
36 第2HE増幅器
38 合波器
40 入力端子
42 第1アンプ
44 広帯域擬似線路等価減衰器
46 第2アンプ
48 周波数帯域補正器
50 出力端子
52 サーマルAGC回路(温度補償回路)
54 ゲート
56 コンパレータ
58 不感上限値
60 不感下限値
62 温度センサ
64 等価減衰部
65 PINダイオード
66 フラット減衰部
67 PINダイオード
68 制御回路
69 フィルタ
Claims (16)
- 既存テレビジョン共聴施設のアナログ放送受信点に、UHF放送受信部を追加し、このUHF放送受信部には、受信した地上デジタル放送信号を増幅するHE(ヘッドエンド)増幅器を設け、
既存のアナログ放送信号に前記増幅後の地上デジタル放送信号を合波器を用いて合波させ、
さらに、この合波器から加入者宅までの同軸ケーブル伝送路中で、既存のアナログ放送信号を増幅するために設けられていた幹線増幅器を、その取り付け位置を変更することなく、新たな幹線増幅器であって、前記既存のアナログ放送信号と前記地上デジタル放送信号の双方を増幅する帯域幅のものに交換し、
前記HE増幅器と前記新たな幹線増幅器には、広帯域増幅器と広帯域擬似線路等価減衰器と温度補償回路とが設けられ、
前記広帯域増幅器は、入力した放送信号を全周波数範囲について前記同軸ケーブルの伝送ロスを補償する増幅特性を有し、
前記温度補償回路は、外気温の変化に応じた制御信号を前記広帯域擬似線路等価減衰器に供給し、
前記広帯域擬似線路等価減衰器は、入力した放送信号の全周波数範囲において、減衰特性が同軸ケーブルと等価になるよう設計されており、後続する同軸ケーブルの出力側において、前記アナログ放送信号と前記地上デジタル放送信号のレベルを基準範囲に納めるように、前記温度補償回路の出力する制御信号により、外気温に応じて通過周波数特性を変化させることを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。 - 請求項1に記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、
前記広帯域擬似線路等価減衰器の後段に、既存同軸ケーブルの周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する周波数帯域補正器を挿入したことを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。 - 請求項2に記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、
前記周波数帯域補正器の特性に応じて、当該周波数帯域補正器の出力レベルを一定のレベルに保持するための制御信号を、広帯域擬似線路等価減衰器に送り、広帯域擬似線路等価減衰器における信号減衰量を調整する制御回路を設けたことを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。 - 請求項2または3に記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、
前記温度補償回路は、標準温度を中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲を設け、この温度範囲内では、前記制御信号を標準値に固定することを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。 - 請求項2乃至4のいずれかに記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、
前記温度補償回路は、制限範囲を超える気温もしくは制限範囲を下回る気温が検出されたときは、制御信号を制限範囲の気温が検出されているときの状態に保持することを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。 - 請求項2乃至5のいずれかに記載の既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法において、
幹線増幅器が3段以下の段数だけカスケード接続された共聴施設に採用することを特徴とする既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法。 - 既存テレビジョン共聴施設のアナログ放送受信点において、UHF放送受信部と、このUHF放送受信部で受信した地上デジタル放送信号を増幅するHE(ヘッドエンド)増幅器と、既存の前記アナログ放送信号に前記地上デジタル放送信号を合波させる合波器とを備え、
前記合波器から加入者宅までの同軸ケーブル伝送路中に、前記既存のアナログ放送信号と前記地上デジタル放送信号の双方を増幅する帯域幅の幹線増幅器を備え、
前記HE増幅器と前記幹線増幅器には、広帯域増幅器と広帯域擬似線路等価減衰器と温度補償回路とが設けられ、
前記広帯域増幅器は、入力した放送信号を全周波数範囲について同軸ケーブルの伝送ロスを補償する増幅特性を有し、
前記温度補償回路は外気温の変化に応じた制御信号を前記広帯域擬似線路等価減衰器に供給し、
前記広帯域擬似線路等価減衰器は、入力した放送信号の全周波数範囲において、減衰特性が同軸ケーブルと等価になるよう設計されており、後続する同軸ケーブルの出力側において、前記アナログ放送信号と前記地上デジタル放送信号のレベルを基準範囲に納めるように、前記温度補償回路の出力する制御信号により、外気温に応じて通過周波数特性を変化させる回路であることを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。 - 請求項7に記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、
前記広帯域擬似線路等価減衰器の後段には、既存同軸ケーブルの周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する周波数帯域補正器が挿入されていることを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。 - 請求項8に記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、
前記周波数帯域補正器の特性に応じて、当該周波数帯域補正器の出力レベルを一定のレベルに保持するための制御信号を、広帯域擬似線路等価減衰器に送り、広帯域擬似線路等価減衰器における信号減衰量を調整する制御回路を設けたことを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。 - 請求項7乃至9のいずれかに記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、
前記温度補償回路は、標準温度を中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲を設け、この温度範囲内では、制御信号を標準値に固定することを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。 - 請求項7乃至9のいずれかに記載のケーブルテレビジョン共聴施設において、
前記温度補償回路は、制限範囲を超える気温もしくは制限範囲を下回る気温が検出されたときは、制御信号を制限範囲の気温が検出されているときの状態に保持することを特徴とするケーブルテレビジョン共聴施設。 - 広帯域増幅器と広帯域擬似線路等価減衰器と温度補償回路とが設けられ、前記温度補償回路は外気温の変化に応じた制御信号を前記広帯域擬似線路等価減衰器に供給し、前記広帯域擬似線路等価減衰器は、前記広帯域増幅器の出力信号を温度に応じた減衰特性にて調整し、後続する同軸ケーブルの出力側において、前記アナログ放送信号と前記地上デジタル放送信号のレベルを基準範囲に納めるように、前記温度補償回路の出力する制御信号により、外気温に応じて通過周波数特性を変化させる回路であることを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
- 請求項12に記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、
前記広帯域擬似線路等価減衰器の後段には、既存同軸ケーブルの周波数特性を補正して、見かけ上の帯域幅を拡大する周波数帯域補正器が挿入されていることを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。 - 請求項13に記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、
前記周波数帯域補正器の特性に応じて、当該周波数帯域補正器の出力レベルを一定のレベルに保持するための制御信号を、広帯域擬似線路等価減衰器に送り、広帯域擬似線路等価減衰器における信号減衰量を調整する制御回路を設けたことを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。 - 請求項12乃至14のいずれかに記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、
前記温度補償回路は、標準温度を中心とする下限値と上限値の間の一定の温度範囲を設け、この温度範囲内では、制御信号を標準値に固定することを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。 - 請求項12乃至14のいずれかに記載のテレビジョン共聴施設用増幅器において、
前記温度補償回路は、制限範囲を超える気温もしくは制限範囲を下回る気温が検出されたときは、制御信号を制限範囲の気温が検出されているときの状態に保持することを特徴とするテレビジョン共聴施設用増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008083257A JP5043733B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法とケーブルテレビジョン共聴施設とテレビジョン共聴施設用増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008083257A JP5043733B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法とケーブルテレビジョン共聴施設とテレビジョン共聴施設用増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009239628A JP2009239628A (ja) | 2009-10-15 |
JP5043733B2 true JP5043733B2 (ja) | 2012-10-10 |
Family
ID=41253056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008083257A Expired - Fee Related JP5043733B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法とケーブルテレビジョン共聴施設とテレビジョン共聴施設用増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5043733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012205003A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Hochiki Corp | 光受信機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3237933B2 (ja) * | 1992-12-28 | 2001-12-10 | 古河電気工業株式会社 | 温度補償方法 |
JPH07131385A (ja) * | 1993-11-01 | 1995-05-19 | Nippon Antenna Co Ltd | イコライザ兼レベル調整器 |
JPH1155644A (ja) * | 1997-08-06 | 1999-02-26 | Toshiba Corp | データ通信用レベル制御装置 |
US5999059A (en) * | 1998-01-02 | 1999-12-07 | Thomas & Betts International, Inc. | Wideband CATV amplifier with microprocessor-based slope and gain control |
JP3824287B2 (ja) * | 1998-03-04 | 2006-09-20 | ホーチキ株式会社 | Catv用増幅器 |
JP2008061086A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Maspro Denkoh Corp | Catvシステムおよびcatv装置 |
-
2008
- 2008-03-27 JP JP2008083257A patent/JP5043733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009239628A (ja) | 2009-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5267071A (en) | Signal level control circuitry for a fiber communications system | |
EP2254238B1 (en) | Amplifier, transmitter, and method for compensating gain | |
US10505499B1 (en) | Power saving by configurable adjustment of power amplifier | |
EP1984662B1 (en) | Fiber-to-the-home (ftth) optical receiver with distributed gain control | |
JP5043733B2 (ja) | 既存テレビジョン共聴施設のデジタル化方法とケーブルテレビジョン共聴施設とテレビジョン共聴施設用増幅器 | |
US7978977B2 (en) | Frontend baseband digital reverse for a cable modem termination system | |
JP4589635B2 (ja) | テレビ受信用増幅装置 | |
KR100728293B1 (ko) | 감쇠 기능을 갖는 튜너 및 그 제어방법 | |
JP4625192B2 (ja) | 双方向増幅装置及び双方向catvシステム | |
JP2008061086A (ja) | Catvシステムおよびcatv装置 | |
JP5021265B2 (ja) | 光加入者端末装置の遠隔制御装置、これに使用するセンター装置及び光加入者端末装置 | |
JP2005312043A (ja) | テレビ受信用増幅装置 | |
JP2006262353A (ja) | 光受信機 | |
US11863145B1 (en) | Automatic gain control (AGC) using a wideband RF tuner in RF amplifiers in a hybrid fiber-coaxial (HFC) network | |
WO2020158911A1 (ja) | 光伝送システム、及びキャリア監視装置 | |
JP2005057731A (ja) | 双方向catvシステム及び双方向増幅装置 | |
US20230253935A1 (en) | Adjustment of Power Amplifier Bias based on Measured Power Level Handled by Power Amplifier | |
JP5651266B1 (ja) | 光受信器のagc回路とagc回路を備えた光受信器 | |
WO2020158846A1 (ja) | 光伝送システム、及び出力調整装置 | |
JP2005159672A (ja) | 広帯域増幅装置 | |
JP2008029000A (ja) | ゲイン制御回路、及び撮像装置と制御装置、並びにゲイン制御方法 | |
JP2007158812A (ja) | デジタルテレビ放送中継装置 | |
JP2006067369A (ja) | テレビ受信用増幅装置 | |
US6310516B1 (en) | Attenuation compensation in amplification for a distribution network | |
JP4674077B2 (ja) | ブースタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120704 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120709 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |