JP5043245B1 - 流量センサ - Google Patents
流量センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5043245B1 JP5043245B1 JP2012034603A JP2012034603A JP5043245B1 JP 5043245 B1 JP5043245 B1 JP 5043245B1 JP 2012034603 A JP2012034603 A JP 2012034603A JP 2012034603 A JP2012034603 A JP 2012034603A JP 5043245 B1 JP5043245 B1 JP 5043245B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring chamber
- impeller
- peripheral surface
- inner peripheral
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
【解決手段】流入口15と流出口16を有し、内部に流体を流通させる円形の計量室11と、前記計量室の内部に軸支され、前記計量室の内部を流通する前記流体の圧力を羽根部に受けて回転する羽根車30と、前記羽根車の回転による磁束変化の頻度を検知する検知部と、を備え、前記計量室内において、前記流入口と前記流出口の間に、前記計量室の内周面と前記羽根車の前記羽根部の先端の回転軌跡とで仮想される空間が前記流体の流路18として形成され、前記流路内において、前記計量室の内周面が前記流入口及び前記流出口の内壁面よりも外側へ屈曲している。
【選択図】図3
Description
流入口と流出口を有し、内部に流体を流通させる円形の計量室と、
前記計量室の内部に軸支され、前記計量室の内部を流通する前記流体の圧力を羽根部に受けて回転する羽根車と、
前記羽根車の回転による磁束変化の頻度を検知する検知部と、を備え、
前記計量室内において、前記流入口と前記流出口の間に、前記計量室の内周面と前記羽根車の前記羽根部の先端の回転軌跡とで仮想される空間が前記流体の流路として形成され、
前記流路内において、前記計量室の内周面が前記流入口及び前記流出口の内壁面よりも外側へ屈曲し、
前記流入口と前記流出口が、前記計量室と、前記流入口の内壁面の一端が前記計量室の内周面と連接する点(A)と前記計量室の中心(O)とを結ぶ線の前記計量室の中心(O)を通る第1の対称軸(Y−Y)と成す角度をθ1、前記流出口の内壁面の一端が前記計量室の内周面と連接する点(B)と前記計量室の中心(O)とを結ぶ線の前記第1の対称軸(Y−Y)と成す角度をθ2、前記計量室の内周面の直径をD1、前記羽根車の羽根部直径をD2、とするとき、前記流入口の軸心(a1)は前記計量室の中心(O)を通り前記第1の対称軸(Y−Y)と直交する第2の対称軸(X−X)と5度ないし10度の角度をなし、前記流出口の軸心(a2)は前記第1の対称軸(Y−Y)と直交し、
5度≦(θ1−θ2)≦10度、
D2/D1<COSθ1、
D2/D1<COSθ2、
の関係を満たして連接されている、
ことを特徴とする。
前記計量室の内周面の直径D1と、前記羽根車の羽根部直径D2との比(D2/D1)が、0.87≦D2/D1≦0.93である、
ことを特徴とする。
前記流入口の内径をd1としたときに、5≦D1/d1である、
ことを特徴とする。
尚、以降の説明の理解を用意にするために、図面において、第1の対称軸(Y−Y)方向をY方向、第2の対称軸(X−X)方向をX方向、上下方向をZ方向とする。又、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本実施形態に係る流量センサ1の縦断面図、図2(a)は平面視の断面図、図2(b)は平面視の部分拡大断面図である。図1及び図2を参照しながら、流量センサ1の全体構成を説明する。
流量センサ1は一端が上方(Z方向)に開口された本体10と、本体10の上方開口面を閉塞する蓋体20とによって画成された計量室11内に回転自在に保持された羽根車30と、羽根車30の回転を検知する検知基板40と、を備えて構成されている。
本実施形態に係る流量センサ1は、流入口15と、計量室11の内周面17と、羽根車30の羽根部32の先端の回転軌跡19と、流出口16と、で流体の流量を計測するための流路18が形成されている。
充填剤Jとしては、特に限定されないが、エポキシ樹脂を、所定の硬化剤とともに用いることができる。例えば、主剤としてのエポキシ樹脂100重量部に対して硬化剤15重量部を混合し、60°Cの温度で3時間保持することで、固化させることができる。
羽根車30は、複数の羽根部32の先端部の面が計量室11の流路18を流れる被計量流体からの圧力を受けることにより、回転するように形成されている。
羽根車30は、ボス軸部上方端に、ボス軸部31の中心と同心に円形の磁性体33を備えている。
(2.1)計量室の構成
図3ないし図5を参照しながら本体10の構成について、以下具体的に説明する。
図3は、本実施形態に係る流量センサを上方(Z方向)から平面視した本体10の断面模式図である。本体10に形成された計量室11には、羽根車30が回転自在に軸支されている。計量室11の内周面17には、流入口15と、流出口16と、が開口して連接されている。
5度≦(θ1−θ2)≦10度・・・(1)
D2/D1<COSθ1・・・(2)
D2/D1<COSθ2・・・(3)
従って、計量室11には、流入口15と流出口16との間に計量室の中心Oから角度(θ1+θ2)の範囲(図3のA点からB点の範囲)で、計量室11の内周面17と、羽根車30の羽根部32の先端の回転軌跡19で仮想される空間が、流路18として形成されている。
又、流路18の内周面(図3のA点からB点の範囲)17は、流入口15の内壁15aが連接されたA点から、流出口16の内壁16aが連接されたB点の間の領域において、外側(Y方向)に湾曲している。
流入口15及び流出口16は、流体の流れと直角方向の断面形状が円形で、被計量流体が流れる配管(不図示)の途中に接続されるために、それぞれ配管と接続可能なボス部を備えている。又、流路内は断面形状が一定であり、流入口15及び流出口16は同一内径に形成されている。流入口15及び流出口16は、その内径をd1、計量室11の内周面17の直径をD1としたときに、式(4)の関係を有して連接されている。
5≦D1/d1・・・(4)
次に、本実施形態に係る羽根車30について、図4及び図5を参照しながら具体的に説明する。図4(a)は、本実施形態に係る羽根車30の磁性体33側に視点を設けた斜視図である。図4(b)は、本実施形態に係る羽根車30のニードル部35に視点を設けた斜視図である。図5(a)は、本実施形態に係る羽根車30の磁性体33側に視点を設けた平面図、図5(b)は、本実施形態に係る羽根車30のE−E矢視の断面図である。
ポリアセタールの本来有する自己潤滑性は、例えば水中内では作用しなくなることがあるが、PAN系の炭素繊維を適宜充填することで、炭素繊維が個体潤滑剤として作用し、羽根車の水中での摩擦摩耗特性を良好に維持することができる。
本実施形態の流量センサ1においては、羽根車30の羽根部32の先端と、計量室11の内周面17との間に、(5)式の関係を有して流路が形成されているが、その作用については後述する。
0.87≦R≦0.93・・・(5)
本実施形態に係る流量センサ1は、接線流方式の流量センサである。接線流方式の流量センサにおいては、流入口15から、計量室11の内周面17を経由して、流出口16までの領域が流路18となり、この領域が羽根車30に回転力を付与する作用範囲となる。係る作用範囲が広ければ、微少流量であっても正確に計測できる。
又、流入口15から噴出された流体が、羽根車30の羽根部32に当たる位置は、羽根部32の先端側であるほど、羽根車の回転モーメントは大きくなる。
以下、本実施形態の流量センサ1の作用について説明するが、その前に比較例の流量センサの問題点について、図面を用いて説明する。尚、比較例の流量センサにおいて、本実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
「比較例1」
図13(a)は、比較例1の流量センサ100の計量室110を上方(Z方向)から平面視した断面模式図である。
図13(a)に示すように、比較例1の流量センサ100は、計量室110に、流入口150及び流出口160が連接され、計量室110の中心には、羽根車30が回転自在に軸支されている。又、流入口150及び流出口160は、ともに計量室110の内周面170と、A1点で接線状に連接されている点で、本実施形態に係る流量センサ1と異なっている。
図13(b)に示す比較例2に係る流量センサ200は、流入口150と、流出口160と、を第1の対称軸(Y−Y)の下方寄り(中心O側)に配置した点で、比較例1に係る流量センサ100と異なる。比較例2の流量センサ200においては、比較例1に係る流量センサ100に比較して、流路範囲は広くなるが、流入口150から噴出された流体が、羽根車30の羽根部32のボス軸部31側へ当たり、羽根車30の回転モーメントは小さくなる。
図13(c)に示す比較例3に係る流量センサ300は、流入口150及び流出口160がそれぞれ第2の対称軸(X−X)に対して角度をなして連接されている。従って、一定の流路範囲を確保しながら、流入口150から噴出された流体を、羽根車30の羽根部32の先端部に当て、羽根車の回転モーメントも大きくすることができる。
又、流入口150及び流出口160がともに第2の対称軸(X−X)に対して角度をなして連接されているため、配管に接続されて使用される場合に、配管の屈曲が大きくなる。そのため、流入口150及び流出口160のそれぞれのボス部と、配管との係止部には方向変換のための接続部材が必要になり、信頼性を低下させ、かつコスト上昇する場合がある。又、配管と流量センサ300との間に、より多くのスペースを必要とする。
図6は、本実施形態に係る流量センサ1をZ方向から平面視した部分断面模式図である。図6中の矢印F1、F2、F3、F4、F5は、流入口15から計量室11へ噴出した流体の流れを説明するものである。
従って、流入口15から流路18へ噴出された流体は、羽根部32の側面先端部に当たり、最大の回転モーメントで羽根車30を反時計回りに回転させようとする(図4、図7参照)。羽根部32に流体の圧力を受けた羽根車30は、計量室11内で反時計回りに回転し、流入口15から噴出された流体は、流路18内において、内周面17に沿って、流路18に連接された流出口16へと向かう(図6のF1、F2、F3、F4、F5参照)。
流体の流路18は、A点で外側(Y方向)に屈曲しているため、流出口15から計量室11内に流入した流体にはコアンダ効果が発生し、流体は流路18内において、内周面17に付着した流れになる(図6のF1、F2、F3参照)。
一旦、流路18の内周面17に付着した流れが発生すると、この領域の圧力は低くなる。従って、内周面17の境界における流体の流速は速くなり、微少流量であっても、羽根車30を反時計回りに確実に回転させることができる。
流出口16は、B点において、第1の対称軸(Y−Y)と直交(第2の対称軸(X−X)と平行)して連接されている。そのため、流路18は、B点において、流出口16の内壁16aへ屈曲して連接されることになり、内周面17に沿って流れる流体は、コアンダ効果によって、流出口16の内面16aに付着した流れになる(図6のF4、F5参照)。従って、流体は、流出口16から排出されやすくなる。
羽根車30の回転抵抗は、計量室11へ流体を流入させ場合に羽根車30が定常回転に達するまでの時間(以下、回転立ち上がり時間と記す)T1に比例する。すなわち、羽根車30の回転抵抗が低い場合は、回転立ち上がり時間T1が短くなる。
本実施形態に係る流量センサ1の計量室11の内周面17と、各羽根部32の外側端との間隙Δを変化させて、流体を、流入口15から計量室11に、微小流量領域に相当する100ml/分の流量で流入させた場合の、羽根車30の回転立ち上がり時間T1を計測した。具体的には、計量室11の内周面17の直径D1をD1=13.2mmとし、羽根車30の羽根部直径D2を、それぞれ、D2=11.0mm、11.6mm、12.2mm、12.6mmと変化させ、それぞれの回転立ち上がり時間T1を計測した。
尚、間隙△=0.3mm(R=0.955)の場合は、T1=0.28411秒(図8(c))、間隙△=0.5mm(R=0.924)の場合が、T1=0.2824秒(図8(d))と、いずれも、間隙△=0.8mm(R=0.879)の場合よりやや長くなった。
間隙△=0.8mm(R=0.879)、及び間隙△=0.5mm(R=0.924)の場合はC点から時計回りの方向の領域において、逆流(FR)が少なく、羽根車30の回転抵抗が小さくなっている(図9(c)、(d)参照)。すなわち、計量室11の内周面17の直径D1と、羽根車30の羽根部直径D2との比Rを0.87ないし0.93とすることで、羽根車30の回転抵抗を小さくし、微小流量変化や瞬間的な流量変動を正確に計測することができた。
次に、計量室11の内周面17の直径D1と、羽根車30の羽根部直径D2との比Rを0.879(間隙△=0.8mm)とし、計量室11への流入口15の連接角度を変化させて、回転立ち上がり時間T1を計測した。
比較例1の場合は、流入口150から流入した流体は、羽根部32に略垂直に当たり羽根車30が回転するが、流入口150から流出口160の領域において、コアンダ効果は発生しない。
一方、本実施例に係る流量センサ1の計量室11の構成によれば、コアンダ効果により、流入口15から計量室11内に流入した流体は、流路18の内周面17に付着しながら進行し、流出口16へと流出する為に、この領域の圧力は低くなる。従って、内周面17の境界における流体の流速は速くなり、羽根車30の回転抵抗を少なくし、微小流量変化や瞬間的な流量変動を正確に計測することができた。
計量室11の内周面17の直径D1に対して、流入口15の内径d1が大きすぎると、微小流量の領域で、流速が低くなり羽根車30の回転数が少なくなる。その結果、検出素子Sで検出されるパルス数が減り、計測の分解能が低下しやすい。以下、実施例として具体的に説明する。
流量をQ(ml/分)、1パルス当たりの流量をM(ml/分)、単位時間当たりの出力パルス数をP(Hz)としたときに、流量は次の(6)式で表される。
Q=M×P・・・(6)
計量室11の内周面17の直径D1に対して、流入口15の内径d1が大きすぎる場合、微小流量の領域で、流速が低くなり羽根車30の回転数が少なくなる。その結果、検出素子Sで検出される出力パルス数が減り、計測の分解能が低下する。
流量が少なくなり、単位時間当たりの出力パルス数が少ない場合、具体的には出力パルス数Pが1Hzないし2Hzと小さい場合は、微少な流量があるにもかかわらず、流量が0(ml/分)と誤判断されることがある(図11参照)。微少流量の領域での計測精度を向上させるために、演算処理において出力パルス数Pを平均化処理し、平均化の回数を上げた場合は処理時間がかかり応答性が低下する。又、一定の流量であっても、計数される出力パルス数Pには、標準偏差として0.2Hz程度のバラツキは避けられず、微少流量領域においては、出力パルス数Pは3Hz以上あることが望ましい(図11参照)。
すなわち、流入口15の内径d1と、計量室11の内周面17の直径D1を、5≦D1/d1を満たして形成することによって、微少流量であっても、応答性を維持しながら高い分解能を得ることができた。
図12に本実施形態に係る流量センサ1の出力性能の一例を計測流量(ml/分)と出力パルス数(Hz)及び羽根車30の回転数(rpm)との関係として示す。この出力性能から、微少流量域である100(ml/分)から流量の多い600(ml/分)の領域まで安定した出力パルス数が得られた。
本実施形態に係る流量センサ1は、計量室11の内周面17と、羽根車30の羽根部32の先端の回転軌跡で仮想される空間が、流路18として形成されている。流路18の内周面17は、流入口15の内壁15aが連接されたA点から、流出口16の内壁16aが連接されたB点の間の領域において、外側(Y方向)に湾曲している。
又、流入口15は、第2の対称軸(X−X)と5度ないし10度の角度で連接され、流出口16は、軸心a2が第1の対称軸(Y−Y)と直交(第2の対称軸(X−X)と平行)して連接されている。その為、流入口15と流出口16とを略直線状に配置しながら、流入口15から、計量室11の内周面17を経由して、流出口16までの流路を広く形成することができる。
従って、流入口15から流路18へ噴出された流体は、羽根部32の側面先端部32aに当たり、最大の回転モーメントで羽根車30を回転させることができる。更に、コアンダ効果によって、流路18の内周面17に付着しながら進行し、流出口16へと流出する為に、この領域の圧力は低くなる。その結果、内周面17の境界における流体の流速は速くなり、微少流量であっても、羽根車30に確実に回転させることができる。
その結果、微小流量の領域でも、羽根車30の回転数を高くして、計測のための分解能を高くすることができる。
例えば、上記実施形態では、検出素子Sの一例として、ホールIC等の磁気検出素子を、羽根車30には、フェライト磁性体を混入した合成樹脂で形成されたリング状の磁性体33を例に挙げて説明したが、この組み合わせによる検出方法を備えた流量センサ1に限定されるものではない。例えば、羽根車30に、複数の切欠き部が形成された遮光版を設け、検出素子Sとしてフォトインタラプタを用いて構成された流量センサとしてもよい。
10・・・本体
11、110・・・計量室
12・・・スラスト軸受部(本体)
15、150・・・流入口
16、160・・・流出口
17、170・・・内周面
18・・・流路
20・・・蓋体
21・・・基板収納部
22・・・円筒体
23・・・ニードル部(蓋体)
30・・・羽根車
31・・・ボス軸部
32・・・羽根部
33・・・磁性体
35・・・ニードル部(羽根車)
38・・・スラスト軸受部(羽根車)
40・・・検知基板
50・・・Oリング
S・・・検出素子
Claims (3)
- 流入口と流出口を有し、内部に流体を流通させる円形の計量室と、
前記計量室の内部に軸支され、前記計量室の内部を流通する前記流体の圧力を羽根部に受けて回転する羽根車と、
前記羽根車の回転による磁束変化の頻度を検知する検知部と、を備え、
前記計量室内において、前記流入口と前記流出口の間に、前記計量室の内周面と前記羽根車の前記羽根部の先端の回転軌跡とで仮想される空間が前記流体の流路として形成され、
前記流路内において、前記計量室の内周面が前記流入口及び前記流出口の内壁面よりも外側へ屈曲し、
前記流入口と前記流出口が、前記計量室と、前記流入口の内壁面の一端が前記計量室の内周面と連接する点(A)と前記計量室の中心(O)とを結ぶ線の前記計量室の中心(O)を通る第1の対称軸(Y−Y)と成す角度をθ1、前記流出口の内壁面の一端が前記計量室の内周面と連接する点(B)と前記計量室の中心(O)とを結ぶ線の前記第1の対称軸(Y−Y)と成す角度をθ2、前記計量室の内周面の直径をD1、前記羽根車の羽根部直径をD2、とするとき、前記流入口の軸心(a1)は前記計量室の中心(O)を通り前記第1の対称軸(Y−Y)と直交する第2の対称軸(X−X)と5度ないし10度の角度をなし、前記流出口の軸心(a2)は前記第1の対称軸(Y−Y)と直交し、
5度≦(θ1−θ2)≦10度、
D2/D1<COSθ1、
D2/D1<COSθ2、
の関係を満たして連接されている、
ことを特徴とする流量センサ。 - 前記計量室の内周面の直径D1と、前記羽根車の羽根部直径D2との比(D2/D1)が、0.87≦D2/D1≦0.93である、
ことを特徴とする請求項1に記載の流量センサ。 - 前記流入口の内径をd1としたときに、5≦D1/d1である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の流量センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012034603A JP5043245B1 (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 流量センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012034603A JP5043245B1 (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 流量センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5043245B1 true JP5043245B1 (ja) | 2012-10-10 |
JP2013170912A JP2013170912A (ja) | 2013-09-02 |
Family
ID=47087605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012034603A Active JP5043245B1 (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 流量センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5043245B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137352A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Tgk Co Ltd | 検出ユニットおよび給湯システム |
CN106104219A (zh) * | 2014-01-20 | 2016-11-09 | 高畑精密日本有限公司 | 叶轮支承构件、使用了该叶轮支承构件的叶轮支承构造及水表 |
CN113155401A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-07-23 | 中国空气动力研究与发展中心空天技术研究所 | 一种可旋转一字型流量测量装置及测量方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016205311A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 株式会社川本製作所 | 給水装置及び給水装置の制御方法 |
JP7089289B2 (ja) * | 2019-06-24 | 2022-06-22 | アラム株式会社 | フローモニタ |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62133127U (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-22 | ||
JPH06160403A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-06-07 | Nippon Autom Kk | パルス発生装置 |
JPH0755514A (ja) * | 1993-08-17 | 1995-03-03 | Techno Excel Co Ltd | 流量計 |
JPH11118820A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-30 | Takurou Machino | 水流検知器および健康異変通報装置 |
JP2000055706A (ja) * | 1998-08-03 | 2000-02-25 | Techno Excel Co Ltd | 流体検出装置 |
JP2006064560A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Cmmd:Kk | 羽根車式の流量計 |
JP2006162296A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Tokyo Keiso Co Ltd | 羽根車流量計 |
-
2012
- 2012-02-21 JP JP2012034603A patent/JP5043245B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62133127U (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-22 | ||
JPH06160403A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-06-07 | Nippon Autom Kk | パルス発生装置 |
JPH0755514A (ja) * | 1993-08-17 | 1995-03-03 | Techno Excel Co Ltd | 流量計 |
JPH11118820A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-30 | Takurou Machino | 水流検知器および健康異変通報装置 |
JP2000055706A (ja) * | 1998-08-03 | 2000-02-25 | Techno Excel Co Ltd | 流体検出装置 |
JP2006064560A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Cmmd:Kk | 羽根車式の流量計 |
JP2006162296A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Tokyo Keiso Co Ltd | 羽根車流量計 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137352A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Tgk Co Ltd | 検出ユニットおよび給湯システム |
CN106104219A (zh) * | 2014-01-20 | 2016-11-09 | 高畑精密日本有限公司 | 叶轮支承构件、使用了该叶轮支承构件的叶轮支承构造及水表 |
CN106104219B (zh) * | 2014-01-20 | 2019-04-09 | 高畑精密日本有限公司 | 叶轮支承构件、使用了该叶轮支承构件的叶轮支承构造及水表 |
CN113155401A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-07-23 | 中国空气动力研究与发展中心空天技术研究所 | 一种可旋转一字型流量测量装置及测量方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013170912A (ja) | 2013-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5043245B1 (ja) | 流量センサ | |
KR101790326B1 (ko) | 전자식 수도계량기 | |
US20230236049A1 (en) | Turbine design for flow meter | |
KR200443454Y1 (ko) | 오염방지부재를 갖는 유량계 | |
CN205719117U (zh) | 液体流量计及无人机 | |
EP2239544A3 (de) | Messkapsel für Flüssigkeitszähler und Flüssigkeitszähler | |
US20150362349A1 (en) | Throughflow measurement device for a beverage preparation machine | |
KR101519412B1 (ko) | 용적식 유량 측정기 | |
JP5567626B2 (ja) | 軸流式流量センサー | |
JP2005257309A (ja) | タービン流量計及び流体回転機械 | |
KR101519413B1 (ko) | 용적식 유량 측정기 | |
JP3710919B2 (ja) | タービン式流量計 | |
WO2018052294A1 (en) | Flowmeter | |
KR101846312B1 (ko) | 소음 저감형 유량센서 | |
KR101458109B1 (ko) | 유량 검출 장치 | |
JP4641764B2 (ja) | 羽根車式の流量計 | |
EA044467B1 (ru) | Осевой расходомер | |
JPH09196715A (ja) | 流量センサ | |
JPH0136886B2 (ja) | ||
JP2813915B2 (ja) | 容積式流量計 | |
JPS608716A (ja) | 流量検出装置 | |
JPH02287217A (ja) | 流量検出器 | |
JPS6024417A (ja) | 接線流式流量計 | |
JPH11101669A (ja) | 羽根車式流量計 | |
JPH0472175B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120702 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5043245 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |