JP7089289B2 - フローモニタ - Google Patents

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本発明は、フローモニタに関する。
機械を冷却するための冷却水などの流体の流れを確認するために、たとえば特許文献1に開示されるようなフローモニタが用いられる。フローモニタは、一般的に、流体の流れ込む入口流路と、流体が流れ出る出口流路と、入口流路と出口流路との間に配置されるケースと、ケース内に回転可能に収容される羽根車とを備えている。フローモニタは、入口流路からケース内を介して出口流路に流れる流体によって羽根車が回転し、回転する羽根車を視認することで流体の流れを確認できるように構成されている。
特開平10-104254号公報
このようなフローモニタにおいて、入口流路および出口流路の内周面の上端が、ケースの内周面の上端よりも低い位置にあると、入口流路から出口流路に流れる流体がケース内を通過する際に羽根車の羽根に衝突しやすくなるため、羽根車の回転が促進されて、流体の流れを確認しやすい。ところが、流体の流速が小さくなると、入口流路および出口流路の内周面の上端より上側にあるケース内の部分において気体が溜まりやすくなって、溜まった気体により羽根車の回転が阻害され、流体の流れを確認しにくくなる。一方、入口流路および出口流路の内周面の上端が、ケースの内周面の上端よりも高い位置にあると、入口流路から出口流路に流れる流体の一部が、羽根車の羽根に衝突することなくケース内を通過してしまうので、羽根車の回転が抑制されて、流体の流れを確認しにくい。特に、流体の流速が小さくなると、羽根車を回転させる十分な回転力が得られないために、羽根車の回転がさらに抑制されて、流体の流れをさらに確認しにくくなる。
本発明は、上述した問題に鑑みなされたもので、低い流速の流体であっても流れを容易に確認できるフローモニタを提供することを目的とする。
本発明のフローモニタは、流体が流入する筒状の入口流路と、流体が流出する筒状の出口流路と、前記入口流路と前記出口流路との間に配置されるケースと、前記ケース内に回転可能に設けられる羽根車とを備えるフローモニタであって、前記入口流路および前記出口流路は、前記ケースの内周面に設けられた開口部と連通するように前記ケースに接続され、前記入口流路および前記出口流路は、前記入口流路および前記出口流路のそれぞれの内周面における径方向の一方側の端部を通って軸方向に延びる直線同士が略同一直線上に延びるように配置され、前記入口流路および前記出口流路は、前記入口流路および前記出口流路のそれぞれの内周面における径方向の一方側の端部と、前記ケースの内周面における径方向の一方側の端部とが略同一平面内に位置するように、前記ケースに対して配置され、前記ケースの内周面における径方向の一方側の端部と、前記入口流路および前記出口流路のそれぞれの内周面における径方向の一方側の端部を通って軸方向に延びる直線との交点の近傍の入口流路側において、前記入口流路の内周面から前記入口流路の内部に突出する入口流路側突出部が形成されていることを特徴とする。
また、前記入口流路側突出部が、前記ケースの内周面の外側に沿って設けられていることが好ましい。
また、前記入口流路側突出部が、前記交点から前記入口流路側に向かって突出高さが連続的に大きくなるように延びていることが好ましい。
前記入口流路側突出部が、前記ケースの内周面と前記羽根車の羽根部の先端との間の間隔よりも小さい高さで、前記入口流路の内周面から突出していることが好ましい。
前記入口流路および前記出口流路の前記径方向の一方側の外周に、前記入口流路および前記出口流路の軸方向に沿って延びる補強リブが設けられていることが好ましい。
本発明によれば、低い流速の流体であっても流れを容易に確認できるフローモニタを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るフローモニタの分解斜視図である。 図1のフローモニタの側断面図である。 図2の一点鎖線で囲まれた領域IIIの部分拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係るフローモニタを説明する。ただし、以下に示す実施形態は一例であり、本発明のフローモニタは、以下の例に限定されることはない。
本実施形態のフローモニタ1は、たとえば液体、気体などの流体の流れを確認するために用いられる装置である。フローモニタ1は、図1に示されるように、流体が流入する筒状の入口流路2と、流体が流出する筒状の出口流路3と、入口流路2と出口流路3との間に配置されるケース4と、ケース4内に回転可能に設けられる羽根車5とを備えている。フローモニタ1では、入口流路2からケース4を介して出口流路3に流れる流体により羽根車5が回転し、その羽根車5の回転によって流体の流れを確認することができる。フローモニタ1は、本実施形態では流体の流れを確認することができるように構成されているが、特に本実施形態に限定されることはなく、羽根車5の回転速度を計測するセンサを設けることで、流体の速度を測定できるように構成されてもよい。
入口流路2および出口流路3はそれぞれ、ケース4内およびケース4外に流体を導くための流路である。入口流路2および出口流路3はそれぞれ、図1に示されるように、軸Xに沿って延びる筒状に形成され、その内部を軸Xに沿って流体が流れるように構成されている。入口流路2および出口流路3はそれぞれ、本実施形態では、軸Xに沿って延びる略円筒状に形成されている。しかし、入口流路2および出口流路3はそれぞれ、内部を流体が流れるように筒状に形成されていれば、略円筒状に限定されることはなく、角筒状など他の形の筒状に形成されていてもよい。
入口流路2および出口流路3は、図1および図2に示されるように、ケース4の内周面41に設けられた開口部41a、41bと連通するようにケース4に接続される。流体は、入口流路2から入口流路側開口部41aを介してケース4内に流入し、ケース4内から出口流路側開口部41bを介して出口流路3に流出する。本実施形態では、入口流路2および出口流路3のそれぞれの軸X方向における一方側(ケース4側)の端部は、ケース4に接続され、入口流路2および出口流路3のそれぞれの軸X方向における他方側(ケース4から離間する側)の端部は、流体が流れる配管(図示せず)に接続される。入口流路2側の配管を通して流れ込む流体は、入口流路2、ケース4および出口流路3を通って出口流路3側の配管に流出する。これにより、フローモニタ1では、入口流路2側の配管から出口流路3側の配管に流れる流体の流れを確認することができる。
入口流路2および出口流路3は、図2に示されるように、入口流路2および出口流路3のそれぞれの内周面21、31における径方向の一方側(図2中、上側)の端部21a、31aを通って軸X方向に延びる直線L、L同士が略同一直線上に延びるように配置されている。本実施形態では、入口流路2および出口流路3は、それぞれの内周面21、31が、互いに、軸Xに対して垂直な断面が略同一の内径を有する略円形状に形成され、軸Xに沿って同軸上に延びるように、配置されている。しかし、入口流路2および出口流路3は、それぞれの内周面21、31の少なくとも一方側の端部21a、31aを通る直線L、L同士が略同一直線上に延びるように配置されていればよく、それぞれの内周面21、31が、軸Xに対して垂直な断面が互いに異なる内径を有していたり、互いに異なる形状を有していたりするなど、内周面21、31の径方向の他の端部を通って軸X方向に延びる直線については、必ずしも略同一直線上に延びていなくてもよい。また、入口流路2および出口流路3は、少なくともケース4との接続部分の近傍において直線L、L同士が略同一直線上に延びるように配置されていればよく、ケース4との接続部分から離間した位置では、それぞれ湾曲していてもよい。
入口流路2および出口流路3は、内部を流体が流れる際に変形が抑制されるような剛性を有していればよく、その構成材料は特に限定されることはない。入口流路2および出口流路3は、たとえば、透明なポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、硬質塩化ビニルなどの硬質樹脂により形成することができる。フローモニタ1では、入口流路2および出口流路3が透明な材料により形成されることにより、入口流路2および出口流路3の外部から内部の流体の有無を視認することができる。
ケース4は、内部に羽根車5を回転可能に収容するとともに、入口流路2および出口流路3を介して内部を流体が通過する部材である。ケース4は、図1に示されるように、入口流路2および出口流路3の軸Xに対して略垂直な軸Yの軸周り方向に沿って延在する内周面41と、内周面41の内側に形成される内部空間42とを備えている。ケース4は、この内部空間42に羽根車5を回転可能に収容する。ケース4の内周面41には、図2に示されるように、入口流路側開口部41aおよび出口流路側開口部41bが設けられている。入口流路側開口部41aおよび出口流路側開口部41bにはそれぞれ、入口流路2および出口流路3が連通している。内周面41および内部空間42は、内部空間42に羽根車5を回転可能に収容することができるように構成されていればよく、その形状は特に限定されることはない。本実施形態では、内部空間42は、入口流路2および出口流路3の軸Xに対して略垂直な軸Yに沿って延びる略円柱状に形成されている。内周面41は、軸Yに対して垂直な断面が略円形に形成され、略円柱状に形成された内部空間42の側面を画定している。
ケース4は、内部に内周面41および内部空間42を備えていればよく、その外形は特に限定されることはない。ケース4は、本実施形態では、図1に示されるように、軸Yに沿って延びる有底略円筒状のケース本体43と、ケース本体43の軸Y方向の一方側の開口部を閉鎖する略円形のケース蓋44とを備えている。ケース4の内部空間42は、ケース本体43の開口部がケース蓋44により閉鎖されることで形成され、ケース本体43およびケース蓋44の内壁により画定される。ケース4は、ケース本体43の軸Yに入口流路2および出口流路3の軸Xが直交するように、入口流路2および出口流路3に接続される。
ケース4は、ケース4内に羽根車5を回転可能に保持することができ、流体が通過しても変形が抑制されるような剛性を有していればよく、その構成材料は特に限定されることはない。ケース4は、たとえば、透明なポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、硬質塩化ビニルなどの透明な硬質樹脂により形成することができる。フローモニタ1では、ケース4が透明な材料により形成されることにより、ケース4の外部から羽根車5の回転を視認することができ、流体の流れを容易に確認することができる。
羽根車5は、図1および図2に示されるように、ケース4内に収納され、入口流路2からケース4を介して出口流路3に流れる流体によって回転可能に構成されている。羽根車5は、ケース4内を流れる流体によって回転可能であればよく、その構造は特に限定されることはない。羽根車5は、本実施形態では、入口流路2および出口流路3の軸Xに対して略垂直な軸Yに沿って延びる軸部51と、流体の流れを羽根車5の回転力に変換する複数の羽根部52とを有している。羽根車5は、ケース4内を入口流路2から出口流路3に通過する流体が羽根部52に衝突することにより得られる回転力により、軸部51を中心として軸Y周りに回転する。
羽根部52は、ケース4内を流れる流体が衝突することで、羽根車5の回転力を生じさせることができればよく、その構造は特に限定されることはない。羽根部52は、本実施形態では、図1および図2に示されるように、羽根車5の回転方向に対して垂直な面を有するように、軸部51から軸Yに略垂直な径方向外側に延びるように設けられる。羽根部52は、羽根車5が回転する際に、入口流路2からケース4を介して出口流路3に流れる流体の通路上を通過するように配置される。羽根部52は、軸部51の周りに略等角度間隔で互いに離間して複数(図示された例では6つ)設けられるが、その数は特に限定されることはない。
羽根車5は、図1および図2に示されるように、隣り合う2つの羽根部52の間に設けられる回転視認補助部53を備えていてもよい。回転視認補助部53は、ケース4の外部から羽根車5の回転を視認しやすくさせる部位である。回転視認補助部53は、特に軸Y方向の外部から視認しやすいように、軸Yに対して略垂直な面を有する板状に形成されている。回転視認補助部53は、赤色や黄色など、さまざまな色で着色されることにより、ケース4外からさらに容易に視認されるように構成されている。
羽根車5は、入口流路2からケース4を介して出口流路3に流れる流体によって回転可能に構成されていればよく、その構成材料は特に限定されることはない。羽根車5は、たとえば、入口流路2、出口流路3およびケース4と同じ材料により形成されてもよいし、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの他の硬質樹脂により形成されてもよい。
フローモニタ1は、図1および図2に示されるように、入口流路2および出口流路3の径方向の一方側(図1および図2中、上側)の外周に、入口流路2および出口流路3の軸X方向に沿って延びる補強リブ6が設けられていてもよい。補強リブ6は、入口流路2および出口流路3を補強し、入口流路2および出口流路3とケース4との接続状態を維持するのを補助する。フローモニタ1では、入口流路2および出口流路3の径方向の一方側の外周に補強リブ6を備えることにより、たとえば入口流路2側および出口流路3側の配管にフローモニタ1を接続する際に力が加わったり、流れる流体の圧力により力が加わったりした場合にも、入口流路2および出口流路3の破損や、入口流路2および出口流路3のケース4からの離脱が抑制される。
以下、図2および図3を参照しながら、入口流路2および出口流路3とケース4との間の詳細な配置関係と、それにより得られる効果について詳しく説明する。
入口流路2および出口流路3は、図2および図3に示されるように、入口流路2および出口流路3のそれぞれの内周面21、31における径方向の一方側(図2および図3中、上側)の端部21a、31aと、ケース4の内周面41における径方向の一方側(図2および図3中、上側)の端部41cとが略同一平面内に位置するように、ケース4に対して配置されている。これにより、入口流路2および出口流路3の端部21a、31aならびにケース4の端部41cが鉛直上方に位置するようにフローモニタ1が設置されても、ケース4の内部空間42の鉛直上方側に気体が溜まるのが抑制されて、溜まった気体により羽根車5の回転が阻害されるのが抑制されるとともに、羽根車5の羽根部52に効率的に流体が衝突するので、羽根車5をより回転させるための回転力を得ることができる。したがって、フローモニタ1では、流体の流速が小さい場合であっても、羽根車5が回転するので、流体の流れを容易に確認することができる。
入口流路2には、図3に示されるように、ケース4の内周面41における径方向の一方側の端部41cと、入口流路2および出口流路3のそれぞれの内周面21、31における径方向の一方側の端部21a、31aを通って軸X方向に延びる直線L、Lとの交点Cの近傍の入口流路2側において、入口流路2の内周面21から入口流路2の内部に突出する入口流路側突出部22が形成されている。入口流路2の内周面21に入口流路側突出部22が形成されていることにより、入口流路2の内部を流れる流体が、ケース4内に流入する際に、ケース4内の径方向内側に向かって流れるので(図3中、流体の流れF1を参照)、羽根車5の羽根部52の先端とケース4の内周面41の端部41cとの間を通り抜ける流体が減少する一方で、羽根車5の羽根部52に衝突する流体が増加する。ケース4内に流入する流体の多くが羽根車5の羽根部52に衝突することにより、羽根車5がより大きな回転力を得ることができる。したがって、本実施形態のフローモニタ1によれば、低い流速の流体であっても、羽根車5を回転させるための回転力を得ることができるので、流れを容易に確認することができる。
本実施形態では、図3に示されるように、出口流路3にも、交点Cに対して対称的に、入口流路側突出部22と同様の出口流路側突出部32が形成されている。出口流路3の内周面31に出口流路側突出部32が形成されることで、ケース4内から出口流路3に流出しようとする流体の流れが羽根車5の回転方向に誘導されるので(図3中、流体の流れF2を参照)、羽根車5の回転をより促進する。ただし、本発明のフローモニタでは、少なくとも入口流路2の内周面21に入口流路側突出部22が設けられていればよく、出口流路3の内周面31に出口流路側突出部32が必ずしも設けられていなくてもよい。なお、以下においては、入口流路側突出部22のさらに詳細な構造を説明し、出口流路側突出部32の説明を省略するが、本実施形態では、出口流路側突出部32は、入口流路側突出部22と交点Cに対して対称の位置に対称の構造として形成される。
入口流路側突出部22は、ケース4内に流体が流入する際に、ケース4内の径方向内側への流体の流れを生じさせるように、交点Cの近傍の入口流路2側の入口流路2の内周面21から突出して設けられていればよく、その構造は特に限定されることはない。入口流路側突出部22は、本実施形態では、図3に示されるように、ケース4の内周面41の外側に沿って設けられている。このように入口流路側突出部22がケース4の内周面41の外側に沿って設けられることで、ケース4内に一度流入した流体の流れが入口流路側突出部22によって撹乱されることがないので、流体の流れが安定して、羽根車5がスムーズに回転する。したがって、より低い流速の流体であっても、羽根車5が回転することができるので、流体の流れを容易に確認することができる。
また、入口流路側突出部22は、図3に示されるように、交点Cから入口流路2側に向かって突出高さが連続的に大きくなるように延びている。このように入口流路側突出部22が交点Cから入口流路2側に向かって突出高さが連続的に大きくなるように延びることで、渦流などの生成を抑制し、入口流路側突出部22に沿って流体がスムーズに流れるので、羽根車5の回転が促進される。したがって、より低い流速の流体であっても、羽根車5が回転することができるので、流体の流れを容易に確認することができる。
また、入口流路側突出部22は、図3に示されるように、ケース4の内周面41と羽根車5の羽根部52の先端との間の間隔h1よりも小さい高さh2で、入口流路2の内周面21から突出している。入口流路側突出部22の最大突出高さh2を、ケース4の内周面41と羽根車5の羽根部52の先端との間の間隔h1よりも小さくすることで、ケース4の内周面41の端部41cと、羽根車5の羽根部52の先端との間における流体の流れを確保することができ、それによって、その間に気体が溜まるのを抑制し、溜まった気体により羽根車5の回転が阻害されるのを抑制することができる。
また、入口流路側突出部22は、図3に示されるように、ケース4の内周面41の入口流路側開口部41aの端部に隣接して設けられている。入口流路側突出部22が入口流路側開口部41aの端部に隣接して設けられることで、流体がケース4内に流入する直前に流れの方向が変えられるので、ケース4内の径方向内側への流体の流れがより促進される。これにより、羽根車5の回転が促進されるので、より低い流速の流体であっても、流体の流れを容易に確認することができる。
1 フローモニタ
2 入口流路
21 入口流路の内周面
21a 端部
22 入口流路側突出部
3 出口流路
31 出口流路の内周面
31a 端部
32 出口流路側突出部
4 ケース
41 内周面
41a 入口流路側開口部
41b 出口流路側開口部
41c 端部
42 内部空間
43 ケース本体
44 ケース蓋
5 羽根車
51 軸部
52 羽根部
53 回転視認補助部
6 補強リブ
C 交点
F1、F2 流体の流れ
h1 ケースの内周面と羽根車の羽根部の先端との間の間隔
h2 入口流路側突出部の突出高さ
L 直線
X 軸(中心軸)
Y 軸(回転軸)

Claims (4)

  1. 流体が流入する筒状の入口流路と、
    流体が流出する筒状の出口流路と、
    前記入口流路と前記出口流路との間に配置されるケースと、
    前記ケース内に回転可能に設けられる羽根車と
    を備えるフローモニタであって、
    前記入口流路および前記出口流路は、前記ケースの内周面に設けられた開口部と連通するように前記ケースに接続され、
    前記入口流路および前記出口流路は、前記入口流路および前記出口流路のそれぞれの内周面における径方向の一方側の端部を通って軸方向に延びる直線同士が略同一直線上に延びるように配置され、
    前記入口流路および前記出口流路は、前記入口流路および前記出口流路のそれぞれの内周面における径方向の一方側の端部と、前記ケースの内周面における径方向の一方側の端部とが略同一平面内に位置するように、前記ケースに対して配置され、
    前記ケースの内周面における径方向の一方側の端部と、前記入口流路および前記出口流路のそれぞれの内周面における径方向の一方側の端部を通って軸方向に延びる直線との交点から、入口流路側に向かって突出高さが連続的に大きくなるように、前記入口流路の内周面から前記入口流路の内部に突出する入口流路側突出部が形成されている、
    フローモニタ。
  2. 前記入口流路側突出部が、前記ケースの内周面の外側に沿って設けられている、
    請求項1記載のフローモニタ。
  3. 前記入口流路側突出部が、前記ケースの内周面と前記羽根車の羽根部の先端との間の間隔よりも小さい高さで、前記入口流路の内周面から突出している、
    請求項1または2記載のフローモニタ。
  4. 前記入口流路および前記出口流路の前記径方向の一方側の外周に、前記入口流路および前記出口流路の軸方向に沿って延びる補強リブが設けられている、
    請求項1~のいずれか1項に記載のフローモニタ。
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