JP5041869B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

ランフラットタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5041869B2
JP5041869B2 JP2007122590A JP2007122590A JP5041869B2 JP 5041869 B2 JP5041869 B2 JP 5041869B2 JP 2007122590 A JP2007122590 A JP 2007122590A JP 2007122590 A JP2007122590 A JP 2007122590A JP 5041869 B2 JP5041869 B2 JP 5041869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
tire
rim
peripheral side
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007122590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008273481A (ja
Inventor
雅則 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2007122590A priority Critical patent/JP5041869B2/ja
Publication of JP2008273481A publication Critical patent/JP2008273481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5041869B2 publication Critical patent/JP5041869B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、サイドウォール部に補強ゴム層を備えていて、第2ビードによりリム外れを抑制するようにしたダブルビードタイプのランフラットタイヤに関する。
サイドウォール部に補強ゴム層を備えたランフラットタイヤによれば、パンク等に起因してタイヤ内部の空気圧が低下した場合に、補強ゴム層がタイヤを支持して完全に偏平化することを防ぎ、ランフラット走行が可能になる。ところが、タイヤ内部の空気圧が低下した状態では、ビード部のリムフランジへの押圧が弱まって嵌合力が低下しているため、ビード部がビードシートから内側に脱落してリム外れが起こり易くなるという問題があった。そこで、第2ビードによりリム外れを抑制するようにしたダブルビードタイプのランフラットタイヤが提案されている(下記特許文献1参照)。
従来のダブルビードタイプのランフラットタイヤは、図3に示すように、ビード部21のタイヤ幅方向外側に環状膨出部30を備え、そこに第2ビードとしてのビード28が配設されており、ランフラット走行時には、この環状膨出部30がリムフランジ8aに当接することでビード部21の内側への変位を規制し、リム外れを防止する。環状膨出部30は、リムフランジ8aの外周側湾曲面に沿って対向する内周側面24と、サイドウォール部22の外周壁22aからタイヤ径方向内側に向かってタイヤ幅方向外側に張り出した外周側面25とを備え、それらの間にビード28が断面正方形状又は断面真円形状をなして配されていた。
しかしながら、本発明者が研究したところ、従来のダブルビードタイプのランフラットタイヤには、耐リム外れ性の点において未だ改善の余地があることが判明した。図4、5は、そのことを説明するためのグラフである。これらのグラフでは、車両旋回に相当する横力が負荷されたランフラット走行状態において、環状膨出部に配されたビードが、接地後方側においてタイヤ幅方向外側(図4縦軸の数値が大となる側)に大きく変位しており、それに伴ってリムとの嵌合圧が低下して耐リム外れ性が悪化することが分かる。
ここで、図4は、従来のダブルビードタイプのランフラットタイヤにおいて、車両旋回に相当する横力が負荷されたランフラット走行状態における周方向位置と第2ビードの横変位量との関係を示すグラフであり、図5は、そのときの周方向位置と嵌合圧との関係を示すグラフである。各グラフの横軸の周方向位置は、0°(360°)が非接地の頂上位置を、180°が接地中心位置を、0〜180°が踏み込み側となる接地前方側を、180〜360°が蹴り出し側となる接地後方側を示している。
また、従来のダブルビードタイプのランフラットタイヤには、リム組み性の点において大きな問題があった。すなわち、タイヤのリム組みでは、リムドロップにビード部を一旦落とし込んだ後、タイヤの内部に空気を充填し、その内圧によりビード部を外側に押し上げてハンプを乗り越えさせる必要があるが、ダブルビードタイプのランフラットタイヤでは、図6に示すように、ビード28を有する環状膨出部30をも押し上げてリムフランジ8aを乗り越えさせる必要があるため、前述した内圧(ハンプ乗り越え圧)を過度に高くせざるを得ず、リム組み作業が非常に困難で煩雑であった。
特開昭52−121204号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ダブルビードタイプのランフラットタイヤでありながら、耐リム外れ性とリム組み性とを高い次元で両立することができるランフラットタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成すべく、ビード部がハンプを乗り越えさせる際のメカニズムについて鋭意研究を重ねたところ、従来のダブルビードタイプのランフラットタイヤでは、タイヤをリム組みする際に、図6の点線枠Aで示した第2ビードの上部の部位に大きな圧縮応力が作用し、そのためにハンプ乗り越え圧が高くなることを見出し、その一方で、この部位のゴムボリュームを低減すると、耐リム外れ性が悪化してしまうことにも注目した。本発明は、かかる事柄に着目してなされたものであり、下記の如き構成により上記目的を達成することができるものである。
即ち、本発明のランフラットタイヤは、環状の第1ビードを有する一対のビード部と、そのビード部から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部に配された補強ゴム層とを備える空気入りタイヤにおいて、リムフランジの外周側湾曲面に沿って対向する内周側面と、前記内周側面のタイヤ径方向外側に配され、前記サイドウォール部の外周壁にくびれ部を介して連なる外周側面と、前記内周側面と前記外周側面との間に配され、ビードワイヤをらせん状に且つ多段に連続して巻き重ねて形成された環状の第2ビードとを有しており、少なくとも一方の前記ビード部よりタイヤ幅方向外側に突出形成された環状突起と、前記環状突起の内周側面に沿って配設された補強材とを備え、前記第2ビードが、タイヤ子午線断面にてタイヤ幅方向に長い偏平形状をなして拡幅形成されているとともにリムフランジの外周側湾曲面に沿って湾曲しているものである。
上記構成によれば、リムフランジの外周側湾曲面に沿って対向する内周側面と、その内周側面のタイヤ径方向外側に配され、サイドウォール部の外周壁にくびれ部を介して連なる外周側面とを備えた環状突起に第2ビードを配してあることから、タイヤのリム組み時に大きな圧縮応力が作用しがちであった部位のゴムボリュームが低減されたものとなり、ハンプ乗り越え圧が過度に高くなることを抑制して、優れたリム組み性を発揮することができる。但し、かかる構成によって耐リム外れ性の悪化が懸念されることから、本発明では、その環状突起に配される第2ビードを拡幅形成しつつ、リムフランジの外周側湾曲面に沿って湾曲させている。これにより、第2ビードのタイヤ幅方向に対する断面二次モーメントを増大させて、ランフラット走行時の車両旋回状態における第2ビードの横変位を抑制し、リムとの嵌合圧を全周で確保するとともに、環状突起によるリムフランジとの係合効果を向上して、耐リム外れ性を効果的に高めることができる。更に、かかる第2ビードでは径方向の曲げ剛性が低下するとともに、第2ビード周りのゴムボリュームを低減できるため、環状突起がリムフランジを乗り越え易く、このこともリム組み性の向上に寄与しうる。その結果、本発明では、ダブルビードタイプのランフラットタイヤでありながら、耐リム外れ性とリム組み性とを高い次元で両立することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るランフラットタイヤの一例を示すタイヤ子午線半断面図である。図2は、図1のビード部1周辺を示す要部断面図である。
本発明のランフラットタイヤは、図1に示すように、一対の環状のビード部1と、ビード部1から各々タイヤ径方向外側へ延びるサイドウォール部2と、サイドウォール部2の外側端同士を連ねるトレッド部3とを備える。ビード部1には、ビードワイヤの収束体がタイヤ周方向に環状をなすビード1a(前記第1ビードに相当する。)と、硬質ゴムからなるビードフィラー12とが配されている。タイヤ内部の空気圧が正常であれば、ビードシート8bに載置・装着されたビード部1がリムフランジ8aに押圧され、タイヤがリム8に嵌合される。
カーカス層4は、タイヤ赤道線Cに対して略90°の角度でコードを配列したプライからなり、一対のビード部1の間に配されて、その端部がビード1a及びビードフィラー12を挟み込むように巻き上げられている。カーカス層4の内周側には、空気圧保持のためのインナーライナー層5が配されている。また、カーカス層4の外周側には、たが効果による補強を行うためのベルト層6およびベルト補強層7が配されている。
サイドウォール部2のカーカス層4の内周側には、断面三日月状をなす補強ゴム層9が配されており、タイヤ内部の空気圧が低下した際には、補強ゴム層9がタイヤを支持して撓み変形を抑制し、それによってランフラット走行が可能となる。補強ゴム層9は、ゴム硬度(JISK6253のタイプAデュロメータ硬さ試験に準じて測定したゴム硬度)が、例えば65〜90゜のゴム層により構成される。補強ゴム層9としては、従来のランフラットタイヤに用いられる補強ゴム層を特に制限なく適用でき、物性の異なる複数のゴム層から構成されていてもよい。
ビード部1のタイヤ幅方向外側には、リムフランジ8aの外周側湾曲面に沿って対向する内周側面11と、その内周側面11のタイヤ径方向外側に配された外周側面14とを有する環状突起10が形成されている。環状膨出部10は、両側のビード部1にそれぞれ形成されていることが好ましいが、少なくとも一方のビード部1に形成されていればよく、例えばリム外れの発生が顕著な車両装着時外側にのみ形成するものでも構わない。
環状突起10は、リムフランジ8aよりもタイヤ幅方向外側に突出しつつ、リムフランジ8aの外周側湾曲面に沿って断面腕状に延びており、その外周側面14は、サイドウォール部2の外周壁2aにくびれ部18を介して連なるとともに、タイヤ径方向内側に向かってタイヤ幅方向外側に緩やかに傾斜している。外周壁2aは、サイドウォール部2の最大幅位置からタイヤ径方向内側に向かって湾曲しながらタイヤ幅方向内側に傾斜しており、くびれ部18では大きくえぐれるように湾曲している。
本実施形態では、補強材としてのスチールチェーハー16が環状突起10の内周側面11に沿って配設されている。これにより、リムフランジ8aとの接触による内周側面11の摩滅を抑制するとともに、耐リム外れ性の向上にも寄与することができる。なお、スチールチェーハー16に代えて、レーヨンやナイロン、ポリエステル、アラミド等の有機繊維から構成されるチェーハーを採用しても構わない。
環状突起10の内周側面11と外周側面14との間には、ビードワイヤがタイヤ周方向に環状をなすビード1b(前記第2ビードに相当する。)が配されている。本実施形態のビード1bは、その中心位置がリムフランジ8aの最外径点よりもタイヤ径方向外側で且つタイヤ幅方向外側に位置するように配されている。ビード1bは、ビード1aと同様に鋼線等のビードワイヤの収束体からなるものに限られず、例えばアラミド等の有機繊維の収束体からなるものや、繊維強化ゴムを素材としたゴムビード等の一体ものでも構わない。
図2の点線DLは、図3、6に示した従来のダブルビードタイプのランフラットタイヤが備える環状膨出部30の輪郭を示している。このように、図1、2に示すタイヤでは、前述した形状の環状突起10にビード1bを配してあるため、タイヤのリム組み時に大きな圧縮応力が作用しがちであった部位(図6の点線枠Aで示した部位)のゴムボリュームが低減されたものとなり、ハンプ乗り越え圧が過度に高くなることを抑制して、優れたリム組み性を発揮することができる。
本発明では、上記部位のゴムボリュームを低減したことにより耐リム外れ性の悪化が懸念されることから、ビード1bを拡幅形成するとともにリムフランジ8aの外周側湾曲面に沿って湾曲させている。これにより、ビード1bのタイヤ幅方向に対する断面二次モーメントを増大させて、ランフラット走行時の車両旋回状態におけるビード1bの横変位を抑制し、リム8との嵌合圧を全周で確保するとともに、環状突起10によるリムフランジ8aとの係合効果を向上して耐リム外れ性を高めることができる。そのうえ、ビード1bの径方向の曲げ剛性が低下することから、環状突起10がリムフランジ8aを乗り越え易くなり、リム組み性の向上に寄与しうる。
ビード1bは、タイヤ子午線断面にてタイヤ幅方向に長い偏平形状をなし、そのタイヤ子午線断面での幅方向断面二次モーメントをIw、径方向断面二次モーメントをIzとするとき、49mm≦Iw≦524mm、7mm≦Iz≦29mm、及び、3.9≦Iw/Iz≦18.2の関係を満たすことが好ましい。これにより、ビード1bのタイヤ幅方向に対する断面二次モーメントを適切に増大させて横変位を抑制でき、またビード1bの径方向の曲げ剛性を適切に低下させることができる。なお、上記の断面二次モーメントは、ビード1bを湾曲させることなく単に拡幅形成した場合の値とする。幅方向断面二次モーメントIwは、ビード1bのタイヤ幅方向へのたわみに関するものであり、タイヤ径方向に延びる中立軸に関する断面二次モーメントとして計算される。一方、径方向断面二次モーメントIzは、タイヤ幅方向に延びる中立軸に関する断面二次モーメントとして計算される。
ビード1bは、その断面がタイヤ幅方向外側に向かってタイヤ径方向内側に緩やかに湾曲するよう、タイヤ幅方向外側部分の内径がタイヤ幅方向内側部分の内径よりも小さいことが好ましく、それによりビード1bを有する環状突起10のリムフランジ8aとの係合効果を良好に向上できる。両者の内径の半径差に相当するタイヤ径方向距離Gは、例えば0〜2mmである。ビード1bの内周面の曲率半径としては8〜31mm、ビード部1の外壁面からビード1bの外側面までのタイヤ軸方向距離Lとしては13〜21.5mmであるものが例示される。更に、ビード1aの内径R1とビード1bの内径R2とは、それらの半径差(R2−R1)/2が15〜19mmであるものが例示される。
このようなビード1bは、例えば、1本のビードワイヤをらせん状に且つ多段に連続して巻き重ねる際に、その列数と段数(積層数)とを調整することで拡幅形成でき、ビードワイヤがタイヤ幅方向に6列並んでなる段を2段で積層したものが例示される。また、外周面を円弧状の湾曲面にて膨出形成した円板を準備し、その円板の外周面に上記ビードワイヤを巻き重ねることで、距離Gを適切に調整しながら図例のような湾曲したビード1bを作製することができる。
突出部13は、環状突起10の内周側面11からタイヤ幅方向外側に連なり、タイヤ径方向内側に突き出るようにして形成されており、リムフランジ8aに係合してビード部1の内側への変位を規制すべく、リムフランジ8aの外径よりも小さい内径を有している。本発明では、既述のように耐リム外れ性を向上しうることから、ビード1b周りのゴムボリュームを低減できる。また、ビード1bが上述のように湾曲することにより、突出部13の突出量を確保したまま突出部13のゴムボリュームを低減できるため、リム組み性を向上できる。突出部13の内周側面11からの突出量δは、耐リム外れ性を確保する観点から0.5mmを超えることが好ましく、0.7〜1.7mmであることがより好ましい。上記した各部の寸法は、タイヤ子午線断面でのカットサンプルを用いて計測される。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
[タイヤ質量]
各テストタイヤについて、それぞれの質量を算出し、比較例1を100として指数評価した。
[耐リム外れ性]
テストタイヤを実車の左側前方となるリム(リムサイズ18×8−JJ)に装着し、空気圧0kPaのランフラット状態にして、直進から半径20mの円形コースを右回りに旋回するJターン走行を行った。走行速度は、25km/hからスタートし、リム外れが発生するまで速度を上昇させ、リム外れが発生したときの走行速度を調べた。比較例1を100として指数評価し、数値が大きいほどリム外れが発生するときの走行速度が大きく、耐リム外れ性に優れていることを示す。
[リム組み性]
テストタイヤをリム(リムサイズ18×8−JJ)に装着するにあたり、両側のビード部がハンプを乗り越えてビードシートに装着されたときの空気圧を計測し、ハンプ乗り越え圧とした。比較例1を100として指数評価し、数値が小さいほどハンプ乗り越え圧が小さく、リム組み性に優れていることを示す。
比較例1〜5及び実施例
図3、6に示すタイヤ構造のテストタイヤを設定し、比較例1〜3とした。また、図1、2に示すタイヤ構造のテストタイヤを設定し、比較例4、5及び実施例とした。但し、比較例4、5では第2ビードを断面矩形状とし、実施例では第2ビードを図2に示すような拡幅にて湾曲させた形状にした。なお、各例では、一律にタイヤサイズを245/40ZR18(片側ダブルビード構造)、(R2−R1)/2=17.4mm、L=19.3mmとしており、実施例では、第2ビードの内周面の曲率半径を13mm、距離Gを1mmとした。
Figure 0005041869
比較例1、2では、タイヤをリム組みする際に第2ビードの上部の部位に大きな圧縮応力が作用することから、リム組み性については改善されていない。比較例3では、突出部の突出量を低減したことで比較例2よりもリム組み性が改善されているものの、そのために耐リム外れ性が悪化している。比較例4では、第2ビードの上部の部位のゴムボリュームを低減したことで、比較例3よりも更にリム組み性が改善されているものの、リムフランジとの係合効果が低下するために耐リム外れ性が大きく悪化している。比較例5では、比較例4よりも第2ビードを更に拡幅にしたことで耐リム外れ性が幾分か向上しているものの、突出部の上部近傍にスチールチェーハーや第2ビードが配されるためにリムフランジに接触したときの圧縮応力が大きく、リム組み性が悪化している。これに対して、実施例では、前述した環状突起に上記の如き第2ビードを配することによって、突出部のゴムボリュームが比較例5よりも少なくなるために圧縮応力が小さくなり、耐リム外れ性とリム組み性とを高い次元で両立することができ、そのうえタイヤの軽量化にも寄与している。
本発明に係るランフラットタイヤの一例を示す半断面図 ランフラットタイヤのビード部周辺を示す要部断面図 ダブルビードタイプのランフラットタイヤの従来例を示す半断面図 従来タイヤにおける周方向位置と第2ビードの横変位量との関係を示すグラフ 従来タイヤにおける周方向位置と嵌合圧との関係を示すグラフ 図3に示すランフラットタイヤのビード部周辺を示す要部断面図
符号の説明
1 ビード部
1a ビード(第1ビード)
1b ビード(第2ビード)
2 サイドウォール部
8 リム
8a リムフランジ
8b ビードシート
9 補強ゴム層
10 環状突起
11 内周側面
13 突出部
14 外周側面
18 くびれ部

Claims (2)

  1. 環状の第1ビードを有する一対のビード部と、そのビード部から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部に配された補強ゴム層とを備える空気入りタイヤにおいて、
    リムフランジの外周側湾曲面に沿って対向する内周側面と、前記内周側面のタイヤ径方向外側に配され、前記サイドウォール部の外周壁にくびれ部を介して連なる外周側面と、前記内周側面と前記外周側面との間に配され、ビードワイヤをらせん状に且つ多段に連続して巻き重ねて形成された環状の第2ビードとを有しており、少なくとも一方の前記ビード部よりタイヤ幅方向外側に突出形成された環状突起と、
    前記環状突起の内周側面に沿って配設された補強材とを備え、
    前記第2ビードが、タイヤ子午線断面にてタイヤ幅方向に長い偏平形状をなして拡幅形成されているとともにリムフランジの外周側湾曲面に沿って湾曲していることを特徴とするランフラットタイヤ。
  2. 前記第2ビードの断面がタイヤ幅方向外側に向かってタイヤ径方向内側に緩やかに湾曲し、そのタイヤ幅方向外側部分の内径がタイヤ幅方向内側部分の内径よりも小さい請求項1に記載のランフラットタイヤ。
JP2007122590A 2007-05-07 2007-05-07 ランフラットタイヤ Expired - Fee Related JP5041869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122590A JP5041869B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 ランフラットタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122590A JP5041869B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 ランフラットタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008273481A JP2008273481A (ja) 2008-11-13
JP5041869B2 true JP5041869B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40052005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007122590A Expired - Fee Related JP5041869B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 ランフラットタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5041869B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06270614A (ja) * 1993-03-22 1994-09-27 Yokohama Rubber Co Ltd:The 乗用車用空気入りタイヤ
JP3382175B2 (ja) * 1999-03-18 2003-03-04 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP4507921B2 (ja) * 2005-03-09 2010-07-21 東洋ゴム工業株式会社 ランフラットタイヤ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008273481A (ja) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5049050B2 (ja) 重荷重用タイヤ
JP5687063B2 (ja) 追加のサイドウォール補強材を備えたランフラット型タイヤ
JP5038624B2 (ja) ランフラットタイヤ
KR20130101528A (ko) 중하중용 공기 타이어
WO2019107203A1 (ja) 空気入りタイヤ
JPWO2019097927A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5548140B2 (ja) ランフラット型タイヤ
JP2002166710A (ja) 空気入りタイヤ
JP4315473B2 (ja) 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP5049640B2 (ja) ランフラットタイヤ
JP2004268820A (ja) 空気入りタイヤ
JP3977817B2 (ja) ランフラットタイヤ
JP2006076431A (ja) ランフラットタイヤ
JP2004359145A (ja) ランフラットタイヤ
JP5041869B2 (ja) ランフラットタイヤ
JP5287144B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5071137B2 (ja) 空気入りタイヤ
EP3865315B1 (en) Run-flat tire
JP7067055B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5974036B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6773014B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2012081951A (ja) 空気入りタイヤ
JP2004306680A (ja) 空気入りラジアルタイヤおよびそれの製造方法
JP6972975B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2006192957A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees