JP5041794B2 - 変性ポリイソシアネートの製造方法 - Google Patents
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Description
またCD化に際し、高温下での有機ポリイソシアネート自身の重合防止やエネルギー低減等から、比較的低い温度でもCD化が可能な触媒の使用が提言されている。
なかでもホスホリン系の触媒、特にホスホリンオキシド系の触媒が、緩慢な温度条件でも高い触媒活性を有しCD化の反応を開始進行させるので好ましく、米国特許第2853473号、EP−A−515933号及び米国特許第6120699号にも記載されている。
これはCD化後の有機ポリイソシアネートの保管中においても、例えば触媒の不活性化が不十分であったりまた除去が不完全である時などにも言えることで、特に高温時でガスの放出が激しくなる。この結果、例えばCD化された有機ポリイソシアネートを貯蔵する容器(タンク、ドラム、石油缶)の内部圧力が上昇し、容器に膨れが発生し、場合によっては破裂などを起こすこともある。
有機ポリイソシアネートのカルボジイミド化反応をホスホリン系触媒の存在下で行う変性ポリイソシアネートの製造方法において、
比表面積が少なくとも400m2/gで吸油量が少なくとも180ml/100gの二酸化珪素粒子を用いてホスホリン系触媒を吸着除去して、カルボジイミド化反応を停止させることを特徴とする変性ポリイソシアネートの製造方法を提供する。
本発明は、上記製造方法により得られた変性ポリイソシアネートをも提供する。
更に、本発明は、上記変性ポリイソシアネートとカルボジイミド化反応されていない有機ポリイソシアネートとを混合して得られる変性ポリイソシアネート混合物、上記変性ポリイソシアネートまたは上記変性ポリイソシアネート混合物から得られる末端イソシアネート基プレポリマーをも提供する。
またこのCD化された変性ポリイソシアネートとCD化を行っていない有機ポリイソシアネートとの混合品を用いて末端イソシアネート基プレポリマー(以後「末端NCOプレポリマー」と言う)を製造しても、熱安定性に優れているので製造時や製造後の貯蔵保管時にガスの放出が見られない。
ホスホリン系触媒は、ホスホリンオキシドであることが好ましい。ホスホリン系触媒の例としては、1−メチルホスホリン−1−オキシド、1−フェニル−3−メチルホスホリン−1−オキサイドなどがある。好ましくは1−メチルホスホリン−1−オキシドである。
CD化反応は、一般に50〜150℃、望ましくは70〜90℃の温度範囲で実施されるが、この温度もまた簡単な予備試験によって決定することができる。CD化反応を行う時間、即ち、CD反応の開始から吸着剤を入れるまでの時間は、1.0時間〜20時間、例えば2.0時間〜10時間であることが好ましい。
CD化反応は、一般にCD化の程度が3〜50%、5〜30%に到達した時に停止されるのが望ましい。CD化の程度は、有機ポリイソシアネート中のイソシアネート基(以後「NCO基」と言う)の合計量に対するCD化されたNCO基の割合である。
また、CD化の程度は、CD化の反応が進行している間に、有機ポリイソシアネートから発生する二酸化炭素の量からも決定することができる。二酸化炭素は容易に体積測定ができ、換算式からNCO含有量は容易に決定することができる。
二酸化珪素粒子の比表面積は、400〜800m2/gであることが好ましい。特に500〜750m2/gであることが好ましい。
比表面積は、JIS K1150のシリカゲル試験方法に準拠して測定することができる。
吸油量は、JIS K5101の顔料試験方法に準拠して測定することができる。
二酸化珪素粒子の水分含有量は低い方が良く、二酸化珪素の純度は高い方が好ましい。
水分含有量は、好ましくは20重量%以下、より好ましくは5重量%以下、特に3重量%以下である。
二酸化珪素粒子における二酸化珪素の純度としては80重量%以上が良く、95重量%以上が好ましい。
二酸化珪素粒子の形状は、球状であっても、不整形であっても構わないが、球状の方がCD化された変性ポリイソシアネートへ添加し撹拌混合した時破砕されにくいので好ましい。
二酸化珪素粒子は多孔質のものが良い。多孔質の方が無孔質なものよりホスホリン系触媒を吸着しやすいからである。二酸化珪素粒子は、中空であるよりも、非中空(中実)であることが好ましい。二酸化珪素粒子は、ヒュームドシリカでないことが好ましい。
二酸化珪素粒子をホスホリン系触媒1重量部に対して2.5〜2000重量部で使用すれば、ホスホリン系触媒を吸着し不活性化するのに充分な量であり、触媒と吸着剤の吸着物のデカンテーション、ろ過、または遠心分離などにより変性ポリイソシアネートの分離除去が容易である。
2,4及び2,6トルエンジイソシアネート (TDI)およびこれらの混合物、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4'MDI)およびこの異性体である2,2'−ジフェニルメタンジイソシアネート(2,2'‘MDI)、2,4' −ジフェニルメタンジイソシアネート (2,4'MDI)、およびこれらの混合物などの芳香族ジイソシアネートがある。
また3官能より高い官能性のポリイソシアネートを含むポリメチレンポリフェニルメタンポリイソシアネート(以下「ポリメリックMDI」という)などがある。
4,4'MDIおよびこの異性体が任意の割合で混合されている芳香族ジイソシアネートが好ましい。
4,4'MDIとその異性体からなる芳香族ジイソシアネートにおいて、一例として、各異性体の比率は次の通りである。
芳香族ジイソシアネートの各異性体の比率は4,4'MDIが0〜100重量%(例えば、1〜99重量%)、2,4'MDIが0〜65重量%(例えば、0.1〜50重量%)で2,2'MDI0〜8重量%(例えば、0.1〜5重量%)の範囲内で異性体の合計が100%になるようにする。
CD化された変性ポリイソシアネートと、CD化されていない有機ポリイソシアネートとからなる変性ポリイソシアネート混合物においては、UI基が容易に形成される。
CD化された変性ポリイソシアネートと、CD化されていない有機ポリイソシアネートとの重量比は、1:99〜99:1、好ましくは10:90〜90:10であってよい。
このCD基とUI基を含有するポリイソシアネートは、ポリウレタン樹脂製品を製造するのに適したポリイソシアネートであり、特にポリウレタンエラストマーや自動車部品の内外装材や靴底また家具に用いられる非発泡や低密度発泡を必要としない高密度のインテグラルスキンポリウレタンフォームを作成するのに適している。
また製造後の末端NCOプレポリマーの保管時においても、特に保管温度の上昇と共にガスの放出が生じ貯蔵容器内部の圧力上昇が起きてしまうことになる。
この様にして得られるCD化された変性ポリイソシアネートは、色数が低く、熱安定性に優れるため、貯蔵安定性に優れている。
またCD化された変性ポリイソシアネートを常温(例えば、25℃)下等に置いてUI基を形成させる場合も、熱安定性に優れているので、CD化が更に進むことも無くポリウレタンエラストマーや非発泡や高密度のインテグラルスキンポリウレタンフォームを作製するのに適しているCD基および/またはUI基を含有する変性ポリイソシアネートを得ることができる。
またCD化が進むことによるガスの放出も起こらない。このCD基及び/又はUI基を含有するポリイソシアネートから得られる末端NCOプレポリマーも、作製時の熱安定性はもちろんその後の貯蔵安定性にも優れておりまた色数も低い。
(1)色数
APHA値(JISK4101−1993色数試験方法)が40以下であれば色数が低くて良好である。
(2)触媒を吸着した吸着剤のろ過などの難易性
ろ過の難易性は、CD化された変性ポリイソシアネート1Kgを、有効捕捉粒子径3ミクロンのろ紙を用いてろ過に要した時間で、60分以上要した時は難と判断した。
500mlの石油缶にCD化された変性ポリイソシアネートを400g投入して、45℃で24時間放置したのち、石油缶の膨れ度合い(レベル0〜6)で、熱安定性を判断した。
レベル0(良好):石油缶に膨れ無し
レベル1(良好):石油缶の側面に僅かに膨れが見られ、手で押さえると僅かに抵抗感有り
レベル2(稍悪):石油缶の側面に膨れが見られ、手で押さえると凹み抵抗感有り
レベル3(悪) :石油缶の側面が大きく膨れ、手で押さえるも凹み無し
レベル4(悪) :石油缶の側面が大きく膨れ、天板の半分にも膨れ
レベル5(悪) :石油缶の側面が大きく膨れ、天板全体にも膨れ有り
レベル6(悪) :原形無し
(1)4,4'MDI(NCO含有量33.6%)1000部にCD化反応用触媒の1−メチルホスホリン−1−オキシド3.5ppm(30%トルエン溶液、触媒有効量としては1.05ppm)を添加混合し、80℃に加熱し約6時間 CD化反応を行った。60℃に冷却した後のイソシアネート基の濃度(NCO含有量)は29.6%であった。(CD化の程度は11%であった)
(2)直ちに、CD化反応用触媒の吸着剤として二酸化珪素粒子(純度85%、比表面積650m2/g、吸油量350ml/100g、平均粒子径4.5μm)を、(1)のCD化された変性ポリイソシアネートに0.05%添加(1−メチルホスホリン−1−オキシドに対して476倍)し攪拌しながら約30分毎にNCO含量を測定した。NCO含有量は1時間後に29.6%になり殆ど低下は見られなくなった。その後4時間程撹拌を続けNCO含有量の確認を行ったがNCO含有量低下は殆ど見られず29.4%であった。
(3)(2)の触媒を吸着している二酸化珪素粒子を有効捕捉粒子径3ミクロンのろ紙でろ過した。ろ過は目詰まりも無くろ過時間も50分で容易であった。
このCD化された変性ポリイソシアネートの色数は30APHAと低くNCO含量は29.4%の無色透明液体であった。また25℃における粘度は、37mPasであった。
(4)さらに熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(3)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル1であり、これによりガスの放出が殆ど生じなかったと判断された。
(1)加熱時間を約5.1時間にした以外は実施例1と同様にして行った。
60℃に冷却した後のNCO含有量は29.6%であった(CD化の程度は11%あった)。
(2)直ちに、CD化反応用触媒の吸着剤として二酸化珪素粒子(純度85%、比表面積650m2/g、吸油量350ml/100g、平均粒子径4.5μm)を、(1)のCD化された変性ポリイソシアネートに0.01%(1−メチルホスホリン−1−オキシドに対して95倍)添加し攪拌しながら約30分毎にNCO含有量を測定した。NCO含量は1時間後に29.4%で一定となり殆ど低下は見られないようになった。その後も確認のため4時間程撹拌を続けNCO含有量の確認を行ったがNCO含有量低下は殆ど見られず29.1%であった。
(3)(2)の触媒を吸着している二酸化珪素粒子を有効捕捉粒子径3ミクロンのろ紙でろ過した。ろ過は目詰まりも無くろ過時間も9分と短く容易であった。
このCD化された変性ポリイソシアネートの色数は30APHAと低くNCO含量は29.0%の無色透明液体であった。また25℃における粘度は、47mPasであった。
(4)さらに熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(3)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル1であり、これによりガスの放出が殆ど生じなかったと判断された。
(1)CD化反応用触媒の1−メチルホスホリン−1−オキシド3.0ppm(30%トルエン溶液、触媒有効量としては0.9ppm)、加熱温度を83℃、加熱時間を約7.6時間にし、CD化反応を行った。60℃に冷却した後のNCO含有量は29.5%であった(CD化の程度は11%であった)。
(2)直ちに、CD化反応の停止剤としてトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホン酸エステル(TMST)を、(1)のCD化された変性ポリイソシアネートに10ppm(1−メチルホスホリン−1−オキシドに対して11倍)添加し撹拌しながら、約30分毎に、NCO含量を測定した。NCO含量は1時間後に29.3%となり、4時間後のNCO含有量の確認を行ったがNCO含有量は28.9%と更に低下したがその後NCO含有量は28.9%に一定した。また色数は80APHAと高く着色していた。25℃における粘度は47mPasであった。
(3)熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(3)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル2であり、これによりガスの放出が起きたと判断された。
(1)CD化反応用触媒の1−メチルホスホリン−1−オキシド3.6ppm(30%トルエン溶液、触媒有効量としては1.08ppm)、加熱温度を78℃、加熱時間を約7.5時間にし、CD化反応を行った。60℃に冷却した後のNCO含有量は29.6%であった(CD化の程度は11%であった)。
(2)直ちに、CD化反応の停止剤として酸化アルミニウムを(1)のCD化された変性ポリイソシアネートに0.05%(1−メチルホスホリン−1−オキシドに対して463倍)添加して撹拌しながら、約30分毎に、NCO含有量を測定した。NCO含量は1時間後に29.4%となり、4時間後のNCO含有量の確認を行ったがNCO含有量は29.0%に低下した。
(3)(2)の触媒を吸着している酸化アルミニウムを有効捕捉粒子径3ミクロンのろ紙でろ過した。ろ過は目詰まりも無くろ過時間も5分と短く容易であった。
このCD化された変性ポリイソシアネートの色数は30APHAと低く25℃における粘度も47mPasであったが、最終的なNCO含量は28.7%に低下していた。
(4)熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(3)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル3であり、これによりガスの放出が起きたと判断された。
(1)加熱時間を約6.5時間にした以外は実施例1と同様にして行った。
60℃に冷却した後のNCO含有量は29.9%であった(CD化の程度は11%であった)。
(2)触媒を不活性化する停止剤を用いないで、撹拌しながら、約30分毎に、NCO含有量を測定した。1時間後にNCO含有量は29.5%となり、4時間後のNCO含有量の確認を行ったがNCO含有量は28.7%に低下し、その後更にNCO含有量は28.5%まで低下した。
(3)熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(2)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル4であり、ガスの放出が多く起きたと判断された。
(2)直ちに、CD化反応用触媒の吸着剤として比表面積300m2/gで吸油量が105ml/100gの二酸化珪素粒子(平均粒子径4.0μm)を、(1)のCD化された変性ポリイソシアネートに0.01%(1−メチルホスホリン−1−オキシドに対して95倍)添加し攪拌しながら約30分毎にNCO含有量を測定した。NCO含有量は1時間後に29.1%で4時間後のNCO含有量は28.5%に低下した。
(3)(2)の触媒を吸着している二酸化珪素粒子を有効捕捉粒子径3ミクロンのろ紙でろ過した。ろ過は目詰まりも無くろ過時間も3分と短く容易であった。
このCD化された変性ポリイソシアネートの色数は30APHAと低く25℃における粘度も81mPasであったが、最終的なNCO含有量は27.7%に低下していた。
(4)熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(3)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル3であり、ガスの放出が起きたと判断された。
(2)直ちに、CD化反応用触媒の吸着剤として、比表面積350m2/gで吸油量が160ml/100gの二酸化珪素粒子(平均粒子径0.9μm)を、(1)のCD化された変性ポリイソシアネートに0.01%(1−メチルホスホリン−1−オキシドに対して95倍)添加し攪拌しながら約30分毎にNCO含有量を測定した。NCO含有量は1時間後に29.3%で4時間後のNCO含有量は28.8%に低下した。
(3)(2)の触媒を吸着している二酸化珪素粒子を有効捕捉粒子径3ミクロンのろ紙でろ過した。ろ過後のNCO含有量は28.7%で色数は30APHAと低く25℃における粘度も81mPasであったが、ろ過時間は96分で長くかかり容易ではなかった。
(4)熱安定性(貯蔵安定性)を確認するために、(3)のCD化された変性ポリイソシアネートを500mlの石油缶に400g投入し窒素ガス封入後密閉し、45℃で24時間放置(UI化進行)した。石油缶の膨れはレベル2であり、ガスの放出が起きたと判断された。
Claims (5)
- 有機ポリイソシアネートのカルボジイミド化反応をホスホリン系触媒の存在下で行う変性ポリイソシアネートの製造方法において、
比表面積が少なくとも400m2/gで吸油量が少なくとも180ml/100gの二酸化珪素粒子を用いてホスホリン系触媒を吸着除去して、カルボジイミド化反応を停止させることを特徴とする変性ポリイソシアネートの製造方法。 - 有機ポリイソシアネートの重量に対して、ホスホリン系触媒の使用量が0.5〜20ppmであることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- ホスホリン系触媒1重量部に対して、二酸化珪素粒子の使用量が2.5〜2000重量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製造方法。
- 二酸化珪素粒子の比表面積が400〜800m2/gで吸油量が180〜500ml/100gである請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 有機ポリイソシアネートのカルボジイミド化反応をホスホリン系触媒の存在下で行う変性ポリイソシアネートの製造方法において、
製造方法がカルボジイミド化反応に使ったホスホリン系触媒を吸着剤によって吸着し不活性化した後に除去して、カルボジイミド化反応を停止させることを含み、
吸着剤が二酸化珪素粒子であり、二酸化珪素粒子の平均粒子径が1.0〜10.0μmであり、二酸化珪素粒子の比表面積が少なくとも400m 2 /gであり、二酸化珪素粒子の吸油量が少なくとも180ml/100gであることを特徴とする変性ポリイソシアネートの製造方法。
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