JP5040721B2 - 窒化物半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

窒化物半導体装置およびその製造方法 Download PDF

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この発明は、窒化物半導体装置およびその製造方法に関し、より特定的には、窒化物半導体基板の裏面側に電極が形成された窒化物半導体装置およびその製造方法に関する。
従来、窒化物半導体基板を用いた半導体装置(窒化物半導体装置)が知られている。このような窒化物半導体装置においては、窒化物半導体基板に導電性を持たせることができることから、当該窒化物半導体基板の裏面側に電極を形成し、電流を縦方向に流すようなデバイスが提案されている。このようなデバイスでは、窒化物半導体基板の裏面側(窒化物半導体基板においてエピタキシャル層などが形成される表面と反対側の面)に電極を形成する必要がある(たとえば、特開2004−71657号公報(以下、特許文献1と呼ぶ)、特開2004−6718号公報(以下、特許文献2と呼ぶ)、特開2003−51614号公報(以下、特許文献3と呼ぶ)および特開2003−347660号公報(以下、特許文献4と呼ぶ)参照)。
特許文献1では、窒化物半導体基板の裏面に剥離しにくく低抵抗な電極を形成するため、窒化物半導体基板の裏面に柱状型、多角錐型などの突起部を形成し、当該突起部を覆うように電極を形成することが開示されている。
また、特許文献2では、窒化物半導体基板の一例としてのGaN基板の裏面にエッチングを施した後に電極を形成することで、裏面の平坦性を損なうことなく良好なオーミック特性を有する電極を形成できるとしている。
また、特許文献3では、窒化物半導体基板の一例としてのGaN基板の裏面をエッチングした後、当該裏面に電極を形成すれば、安定して電極を形成できるとしている。
また、特許文献4では、窒化物半導体基板の一例としてのGaN基板の裏面にドライエッチングを施した後に電極を形成することで、裏面の平坦性を損なうことなく良好なオーミック特性を有する電極を形成できるとしている。
特開2004−71657号公報 特開2004−6718号公報 特開2003−51614号公報 特開2003−347660号公報
しかし、発明者が検討したところ、上述した従来の技術には以下のような課題があった。すなわち、特許文献1に開示されるように窒化物半導体基板の裏面に突起部を形成した場合であっても、裏面の加工変質層が残存していると接触抵抗の低い電極を形成することは難しかった。また、特許文献2〜4のように、窒化物半導体基板の裏面に対してエッチングを施しても、当該裏面が平坦なままではやはり接触抵抗の低い電極を形成できない場合があった。
この発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、この発明の目的は、窒化物半導体基板の裏面に、接触抵抗の低い電極を形成した窒化物半導体装置およびその製造方法を提供することである。
この発明に従った窒化物半導体装置は、窒化物半導体基板と、窒化物半導体基板の表面上に形成された窒化物半導体層とを備える。窒化物半導体基板において、窒化物半導体層が形成された表面と反対側の裏面には、裏面に対して研削加工または研磨加工を行うことにより形成された加工変質層の残存厚みが0.01μm以下であり、外側に凸となった曲面により表面が構成された半球状の凸部が形成される。窒化物半導体装置は、凸部に接触するように形成された電極をさらに備える。
このようにすれば、窒化物半導体基板の裏面において凸部の形成によって電極と窒化物半導体基板との接触面積を大きくすることができる。さらに、窒化物半導体基板の裏面においては加工変質層が除去されているので、当該加工変質層の存在に起因して電極と窒化物半導体基板との接触抵抗が高くなり、半導体装置の特性が劣化することを防止できる。
上記窒化物半導体装置において、凸部は、窒化物半導体基板の裏面をドライエッチングにより部分的に除去することにより形成されていてもよい。このようにすれば、半球状の凸部を形成することができる。さらに、凸部の形成に伴って、新たな加工変質層が形成されることを抑制できる。
上記窒化物半導体装置では上述したように、窒化物半導体基板の裏面において、残存する加工変質層の厚みは0.01μm以下であ。この場合、窒化物半導体基板の裏面に加工変質層が一部残存するような場合であっても、電極と窒化物半導体基板との接触抵抗を十分低く保つことができる。
上記窒化物半導体装置において、凸部の高さが0.2μm以上100μm以下であってもよい。この場合、凸部の高さが窒化物半導体基板の裏面に形成される加工変質層の深さと同等以上となるため、凸部の形成によって窒化物半導体基板の裏面から加工変質層を確実に除去することができる。
上記窒化物半導体装置において、窒化物半導体基板を構成する材料の結晶構造は六方晶型であってもよい。窒化物半導体基板の表面の面方位は(0001)面であってもよい。この場合、窒化物半導体基板の裏面は(000−1)面となる。そして、たとえば窒化物半導体基板としてGaN基板を用いたときに当該裏面において従来接触抵抗の低い電極を形成することが難しかったことから、本発明が特に有効である。
上記窒化物半導体装置において、窒化物半導体基板はGaN基板であってもよい。窒化物半導体基板は酸素ドープによりn型化されていてもよい。窒化物半導体基板の酸素濃度は1×1017個cm−3以上2×1019個cm−3以下であってもよい。この場合、特にGaN基板の裏面(たとえば(000−1)面)において本発明に従った構造を形成することで、接触抵抗の低い電極を形成することができる。
この発明に従った窒化物半導体装置の製造方法では、表面に窒化物半導体層が形成され、窒化物半導体層が形成された表面と反対側の裏面に対して研削加工または研磨加工が行なわれている窒化物半導体基板を準備する工程を実施する。窒化物半導体基板において、研削加工または研磨加工を行うことにより裏面に形成された加工変質層を、ドライエッチングを行なって除去することにより裏面において外側に凸となった曲面により表面が構成された半球状の凸部を形成する工程を実施する。凸部に接触するように電極を形成する工程を実施する。このようにすれば、本発明に従った窒化物半導体装置を得る事ができる。
また、上記研削加工または研磨加工により窒化物半導体基板の裏面に加工変質層が形成されるが、上述したドライエッチングによる半球状の凸部の形成によって当該加工変質層が除去される。このため、本発明に従った窒化物半導体装置を容易にえることができる。
上記窒化物半導体装置の製造方法において、窒化物半導体基板を準備する工程では、窒化物半導体基板の裏面に対して研削加工または研磨加工を行なった後、鏡面化処理を行なわず、半球状の凸部を形成する工程は、窒化物半導体基板を準備する工程に続けて実施されてもよい。
この場合、鏡面化処理を行なわないことにより、窒化物半導体装置の製造工程数を削減できる。このため、窒化物半導体装置の製造コストの増大を抑制できる。さらに、鏡面化処理を行なわず研削加工または研磨加工された面に直接ドライエッチングを施すことで、半球状の凸部を形成しやすくできる。
上記窒化物半導体装置の製造方法において、窒化物半導体基板を準備する工程では、窒化物半導体基板の裏面に対して研磨加工を行なってもよい。研磨加工における研磨レートが1μm/h以上300μm/h以下であってもよい。この場合、当該研磨加工によっては窒化物半導体基板の裏面における鏡面化は難しいため、その後のドライエッチングにより半球状の凸部を容易に形成することができる。
上記窒化物半導体装置の製造方法において、半球状の凸部を形成する工程では、上述のように窒化物半導体基板の裏面から加工変質層を除去している。このため、窒化物半導体基板の裏面に加工変質層が残存することに起因して窒化物半導体装置の特性に悪影響が及ぶことを防止できる。
上記窒化物半導体装置の製造方法において、加工変質層の厚みは0.01μm以上10μm以下であってもよい。この場合、当該加工変質層の厚み以上の高さを有する凸部を形成することで、電極を形成するのに好ましい高さの凸部を形成することができる。
本発明によれば、窒化物半導体基板の裏面において接触抵抗の低い電極を形成した窒化物半導体装置を得る事ができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明による窒化物半導体装置の実施の形態1を示す断面模式図である。
図1を参照して、本発明による窒化物半導体装置1は、半導体レーザ装置であって、窒化物半導体基板としての窒化ガリウム(GaN)からなる基板2と、基板2の主表面15に形成されたn型クラッド層3と、n型クラッド層3上に形成されたn型ガイド層4と、n型ガイド層4上に形成された発光層5と、発光層5上に形成されたノンドープガイド層6と、ノンドープガイド層6上に形成されたp型電子ブロック層7と、p型電子ブロック層7上に形成されたp型クラッド層8と、p型クラッド層8上に形成されたp型コンタクト層9と、p型コンタクト層9上に形成された電極11と、基板2の裏面14に形成された電極12とを備える。上記n型クラッド層3〜p型コンタクト層9が窒化物半導体層に対応する。p型コンタクト層9とp型クラッド層8との一部を除去することにより、リッジ部が形成されている。当該リッジ部の上部表面では、p型コンタクト層9の表面が露出している。そして、リッジ部の上部表面において、p型コンタクト層9と電極11とが接触している。なお、リッジ部の側壁およびp型クラッド層8の上部表面は絶縁膜10に被覆されている。
また、基板2の裏面14では、後述するように裏面14の加工変質層を除去することにより半球状の凸部13が複数個形成されている。電極12は当該凸部13の表面を覆うように接触した状態で形成されている。
このようにすれば、基板2の裏面14において凸部13の形成によって電極12と基板2との接触面積を大きくすることができる。さらに、基板2の裏面においては加工変質層が除去されているので、当該加工変質層の存在に起因して電極12と基板2との接触抵抗が高くなり、窒化物半導体装置1の特性が劣化することを防止できる。
図2は、図1に示した窒化物半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。図2を参照して、図1に示した窒化物半導体装置の製造方法を説明する。
図2に示すように、窒化物半導体装置1の製造方法では、まず基板準備工程(S10)を実施する。この工程(S10)では、たとえば(0001)面を主表面とするGaN基板を準備する。
次に、成膜工程(S20)を実施する。具体的には、たとえば有機金属気相成長法を用いて、n型クラッド層3〜p型コンタクト層9までをエピタキシャル成長させる。
次に、リッジ部形成工程(S30)を実施する。具体的には、当該リッジ部となるべき領域の平面形状と同様の平面形状を有するレジスト膜をフォトリソグラフィ法によりp型コンタクト層9の上部表面上に形成する。そして、当該レジスト膜をマスクとして用いて、p型コンタクト層およびp型クラッド層8を部分的にエッチングにより除去する。この結果、図1に示すリッジ部が形成される。
次に、基板加工工程(S40)を実施する。具体的には、基板2の裏面を機械的に研磨することにより、基板2の厚みを所定の厚みにまで源厚化する。なお、研磨剤としてはアルミナやダイヤモンド、炭化珪素など任意の研磨剤を用いることができる。このような研磨工程によって、基板2の裏面には所定の厚み(たとえば1μm以下の厚み)の加工変質層が形成される。なお、この加工変質層は、後述する断面発光像において暗領域として観察されることから、その厚みを測定することができる。上述した工程(S10)〜工程(S40)が、表面に窒化物半導体層が形成されている窒化物半導体基板を準備する工程に対応する。
次に、加工変質層除去工程(S50)を実施する。具体的には、基板2において、窒化物半導体層(n型クラッド層3〜p型コンタクト層9)が形成された表面と反対側の裏面14に対して、ドライエッチングを行なって、半球状の凸部を形成する工程に対応する工程(S50)では、具体的には、たとえば塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングを基板2の裏面に対して行なうことにより、基板2の裏面に形成された加工変質層を除去する。このエッチングにより、同時に半球状の凸部13が形成される。
次に、電極形成工程(S60)を実施する。具体的には、凸部13に接触するように電極を形成する工程に対応する工程(S60)では、基板2の裏面にオーミック電極としての電極12を形成する。この電極12は、たとえば基板2側からTi(厚み10nm)/Al(厚み100nm)を積層した複数層からなる積層構造の電極としてもよい。当該電極12は、従来周知の任意の方法で形成することができるが、たとえば蒸着法を用いて形成してもよい。なお、当該電極12を構成する導電体膜(たとえば金属膜)を形成した後、熱処理を行なってオーミック電極としての電極12を完成する。
また、基板2の表面側におけるp型コンタクト層9に接続される電極11は、先に従来周知の方法(たとえば気相成長法とフォトリソグラフィ法により形成されたマスク層と当該マスク層をマスクとして用いたエッチング)で絶縁膜10を形成してから、p型コンタクト層9上(リッジ部上)を覆うように形成されてもよい。電極11の形成方法としては、たとえば電極11が形成されるべき領域に開口パターンを有するマスク層を先に形成し、その上から電極11となるべき金属膜を形成してから、マスク層を除去する(リフトオフ)といった方法を用いてもよい。
その後、後処理工程(S70)を実施する。具体的には、基板2をバー状にヘキ開し、端面ミラーを形成する。このようにして、図1に示す窒化物半導体装置1を得ることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明による窒化物半導体装置の実施の形態2を示す断面模式図である。図3を参照して、本発明による窒化物半導体装置の実施の形態2を説明する。
図3に示すように、窒化物半導体装置1は発光ダイオードであって、窒化物半導体基板であるGaNからなる基板2と、基板2の表面上に形成されたn型GaN層21と、n型GaN層21上に形成された発光層5と、発光層5上に形成されたp型電子ブロック層7と、p型電子ブロック層7上に形成されたp型コンタクト層9と、p型コンタクト層9上に形成された電極11と、基板2の裏面14上に形成された電極12とを備える。また、基板2の裏面14では、半球状の凸部13が複数個形成されている。電極12は当該凸部13の表面を覆うように形成されている。
このような構造によっても、図1に示した窒化物半導体装置1と同様に、電極12と基板2の裏面14との接触抵抗を小さくできる。
図4は、図3に示した窒化物半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。図4を参照して、窒化物半導体装置1の製造方法を説明する。
図4に示すように、窒化物半導体装置1の製造方法では、図2に示した製造方法と同様に、基板準備工程(S10)を実施する。この工程(S10)では、たとえば(0001)面を主表面とするGaN基板を準備する。
次に、成膜工程(S20)を実施する。具体的には、たとえば有機金属気相成長法を用いて、図3に示したn型GaN層21〜p型コンタクト層9までをエピタキシャル成長させる。
次に、基板加工工程(S40)を実施する。具体的には、図2に示した製造方法と同様に、基板2の裏面を機械的に研磨することにより、基板2の厚みを所定の厚みにまで源厚化する。このような研磨工程によって、基板2の裏面には所定の厚み(たとえば1μm以下の厚み)の加工変質層が形成される。
次に、加工変質層除去工程(S50)を実施する。具体的には、図2に示した製造方法と同様に、たとえば塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングを基板2の裏面に対して行なうことにより、基板2の裏面に形成された加工変質層を除去する。このエッチングにより、同時に半球状の凸部13が形成される。
次に、電極形成工程(S60)を実施する。具体的には、基板2の裏面にオーミック電極としての電極12を形成する。この電極12は、図2に示した製造方法と同様に、たとえば基板2側からTi(厚み10nm)/Al(厚み100nm)を積層した複数層からなる積層構造の電極としてもよい。
また、基板2の表面側におけるp型コンタクト層9に接続される電極11は、図2に示した製造方法と同様の方法により形成することができる。
その後、後処理工程(S70)を実施する。具体的には、基板2を所定のサイズのチップ(たとえば平面形状が四角形状のチップ)にダイシングなどにより分割する。このようにして、図3に示す窒化物半導体装置1を得ることができる。
(実施の形態3)
本発明による窒化物半導体装置の実施の形態3は、ショットキーバリアダイオード(SBD)であって、基本的には図3に示した窒化物半導体装置1と類似の構造を備えるが、図3のn型GaN層21〜p型コンタクト層9に代えてGaNドリフト層が形成され、当該GaNドリフト層上にショットキー電極が形成されている点が異なる。このようなSBDにおいても、基板2の裏面に凸部13を複数個形成し、当該凸部13を覆うようにオーミック電極である電極12を形成する。この結果、基板2の裏面14に接触抵抗の低い電極12を形成することができる。
また、上述したSBDの製造方法については、基本的には図4に示した方法を流用することができる。ただし、成膜工程(S20)にて形成されるGaNドリフト層は従来周知の方法(たとえば有機金属気相成長法など)を用いて形成することができる。また、電極形成工程(S60)において形成されるショットキー電極も同様に従来周知の方法により形成することができる。また、基板2の裏面における凸部13や電極12は、上記実施の形態1または実施の形態2に示した製造方法における凸部13や電極12の製造方法と同様の方法により、加工変質層除去工程(S50)において形成することができる。
上述した実施の形態1〜実施の形態3の窒化物半導体装置1では、凸部13は、基板2の裏面をドライエッチングにより部分的に除去することにより形成されている。このようにすれば、半球状の凸部13を容易に形成することができる。さらに、凸部13の形成に伴って、基板2の裏面14において新たな加工変質層が形成されることを抑制できる。
上記実施の形態1〜実施の形態3の窒化物半導体装置1において、基板2の裏面14では、残存する加工変質層の厚みは0.01μm以下であることが好ましい。この場合、基板2の裏面に加工変質層が一部残存するような場合であっても、電極12と基板2との接触抵抗を十分低く保つことができる。
上記実施の形態1〜実施の形態3の窒化物半導体装置1において、凸部13の高さは0.2μm以上100μm以下であることが好ましい。この場合、凸部13の高さが基板2の裏面に形成される加工変質層の深さと同等以上となるため、凸部13の形成によって基板2の裏面から加工変質層を確実に除去することができる。
上記実施の形態1〜実施の形態3の窒化物半導体装置1において、基板2を構成する材料の結晶構造は六方晶型のGaNであり、基板2の表面の面方位は(0001)面である。この場合、基板2の裏面14は(000−1)面となる。そして、当該裏面14において従来接触抵抗の低い電極を形成することが難しかったことから、本発明が特に有効である。
上記実施の形態1〜実施の形態3の窒化物半導体装置1において、基板2はGaN基板であり、基板2は酸素ドープによりn型化されていることが好ましい。基板2の酸素濃度は1×1017個cm−3以上2×1019個cm−3以下である事が好ましい。この場合、特にGaN基板の裏面14(たとえば(000−1)面)において本発明に従った凸部13などの構造を形成することで、接触抵抗の低い電極12を形成することができる。
また、上記実施の形態1〜実施の形態3での窒化物半導体装置1の製造方法において、窒化物半導体基板を準備する工程(具体的には工程(S40))では、基板2の裏面に対して研削加工または研磨加工を行なってもよい。この場合、上記研削加工または研磨加工により基板2の裏面14に加工変質層が形成されるが、上述した加工変質層除去工程(S50)でのドライエッチングによる半球状の凸部13の形成によって当該加工変質層が除去される。このため、本発明に従った窒化物半導体装置1を容易に得ることができる。
上記実施の形態1〜実施の形態3での窒化物半導体装置の製造方法において、窒化物半導体基板を準備する工程(具体的には基板加工工程(S40))では、基板2の裏面に対して研削加工または研磨加工を行なった後、鏡面化処理を行なうことなく半球状の凸部を形成する工程(加工変質層形成工程(S60))を実施する。
この場合、鏡面化処理を行なわないことにより、窒化物半導体装置1の製造工程数を削減できる。このため、窒化物半導体装置1の製造コストの増大を抑制できる。さらに、工程(S60)では鏡面化処理を行なわず研削加工または研磨加工された裏面14に直接ドライエッチングを施すことで、半球状の凸部13を形成しやすくできる。
上記実施の形態1〜実施の形態3での窒化物半導体装置1の製造方法において、窒化物半導体基板を準備する工程(具体的には基板加工工程(S40))では、基板2の裏面に対して研磨加工を行なってもよい。研磨加工における研磨レートは1μm/h以上300μm/h以下とすることが好ましい。この場合、当該研磨加工によっては基板2の裏面における鏡面化は難しいため、その後のドライエッチングにより半球状の凸部13を容易に形成することができる。
上記実施の形態1〜実施の形態3での窒化物半導体装置1の製造方法において、半球状の凸部を形成する工程としての加工変質層除去工程(S50)では、基板2の裏面14から加工変質層を除去する。この場合、基板2の裏面に加工変質層が残存することに起因して窒化物半導体装置1の特性に悪影響が及ぶことを防止できる。
上記実施の形態1〜実施の形態3での窒化物半導体装置1の製造方法において、基板加工工程(S40)後の裏面14での加工変質層の厚みは0.01μm以上10μm以下であってもよい。この場合、当該加工変質層の厚み以上の高さを有する凸部13を形成することで、電極12を形成するのに好ましい高さの凸部13を形成することができる。
(実施例1)
本発明の効果を確認するため、以下のような実験を行なった。
(試料に対する処理)
試料1として、サイズが2インチ、導電型がn型で主表面が(0001)面であるGaN基板を準備した。当該GaN基板の裏面である(000−1)面に対し、研磨剤を用いて厚み約50μmを除去する平坦化処理を行った。なお、研磨剤としては炭化珪素系の砥粒を用いた。
また、試料2として、上述したGaN基板と同じ条件のGaN基板を準備し、当該GaN基板の裏面に上述した平坦化処理を行なった。その後、さらに研磨布を用いて鏡面化処理を行った。なお、鏡面化処理には、アルミナ系の砥粒を用いた。
そして、上記試料1および試料2の裏面に対して、塩素系ガスで反応性イオンエッチングを行った。なお、エッチングの条件は、バイアスパワー:50W、圧力0.4Paである。
(測定内容)
上述した試料1および試料2について、エッチング前の試料について、試料断面のSEM像および発光像(CL像)を観察した。
また、上述した試料1および試料2について、エッチング後の試料について基板裏面の表面状態をSEM像として観察した。
また、上記SEM像を観察した後、試料1および試料2について、基板の裏面にフォトリソグラフィ法により円形TLMパターンを形成した。なおTLMパターンとは、Transmisson Line Modelといった手法で接触抵抗を評価するためのものである。そして、基板裏面側からTi(10nm)/Al(100nm)という積層構造の電極を蒸着し、600℃で熱処理を行った後にI−V特性を調べた。
(測定結果)
上述したエッチング前の試料についての断面のSEM像およびCL像を、試料1については図5に、試料2については図6に示した。なお、図5および図6は、エッチング前の試料1および試料2についての断面のSEM像およびCL像を示す写真である。図5および図6から分かるように、基板裏面の加工変質層31は、特にCL像において欠陥の影響で暗領域として観察される。当該暗領域(加工変質層31)の深さは、試料1を示す図5で1μm程度、試料2を示す図6で0.2μm程度である。このような断面発光像の観察より、試料1の方が試料2に比べて加工ダメージが基板の奥まで入っていることがわかる。
次に、上述したエッチング後の基板裏面の表面状態を図7および図8に示す。図7および図8は、それぞれエッチング後の試料1および試料2についての裏面のSEM像を示す写真である。
図7および図8から分かるように、加工後のダメージ層の深さに依存することなく、試料1および試料2の何れも同程度の大きさの半球状の凸部13が、密接、或いは重なるように基板裏面全面に形成されていた。
段差測定の結果、エッチングの深さは、試料1および試料2の何れも1μm以上で、加工変質層が完全に除去されていた。
また、I−V特性の測定結果は、試料1及び試料2の何れもρc=1×10−4Ωcmという低い接触抵抗を示した。
(実施例2)
次に、加工変質層と基板−電極間の接触抵抗との関係を調べるため、以下のような実験を行なった。具体的には、上記試料1と同様の研磨加工を行なってから、エッチング時間を変化させた試料を複数用意して、当該複数の試料について電極を形成し、各試料について基板−電極間の接触抵抗を調べた。
(試料に対する処理)
上記実施例1における試料1と同様な研磨加工を行ってから、裏面に対するエッチング時間を変えた試料を4種類(試料A1〜A4)準備した。具体的には、エッチング時間が0分、2分、4分、6分という試料を準備した。なお、エッチングの条件は、エッチング時間以外は実施例1におけるエッチング条件と同様である。
また、上記実施例1における試料2と同様の研磨加工及び鏡面化処理を行なってから、同様に裏面に対するエッチング時間を変えた試料を4種類(試料B1〜B4)準備した。エッチング時間は0分、2分、4分、6分とした。なお、エッチングの条件は、エッチング時間以外は実施例1におけるエッチング条件と同様である。
(測定内容)
各試料について、エッチングにより除去された層の厚さ(エッチ深さ)を測定した。測定には、触針式の段差計を用いた。
また、各試料について、裏面に電極を形成して接触抵抗を測定した。測定方法は、実施例1における測定方法と同様である。
(測定結果)
試料A1〜A4について、その結果を図9に示す。図9は、試料A1〜A4についての測定結果を示すグラフである。図9では、横軸がエッチング時間(単位:分)であり、左側の縦軸が接触抵抗ρc(単位:Ωcm)、右側の縦軸がエッチ深さ(単位:μm)である。図9に示すように、試料A1〜A4では、加工変質層の厚みが減ると(つまりエッチ深さが大きくなると)接触抵抗が急激に低下している。そして、加工変質層がほぼ除去された深さ(エッチ深さがほぼ1μmとなった試料)で、実施例1での結果と同様の接触抵抗ρc=1×10−4Ωcmという低い接触抵抗を得た。
次に、試料B1〜B4について、その結果を図10に示す。図10は、試料B1〜B4についての測定結果を示すグラフである。図10における横軸および縦軸は、図9と同様である。図10に示すように、前記半球状の凸部が形成されないように、鏡面化処理を行ってからBCl3ガスを用いてエッチングを行った試料B1〜B4では、加工変質層が除去された深さまでエッチングしても(つまりエッチ深さが0.2μmと加工変質層深さとほぼ等しくなった場合でも)、接触抵抗を下げる効果が顕著に現れなかった。
これらの結果から、加工変質層を除去することが接触抵抗を下げるうえで必要不可欠であること、さらに、半球状の凸部を密接、或いは重なるように設けることで極めて低い接触抵抗が得られることがわかる。
また、平坦化処理や鏡面化処理は必ずしも必要ではないことも明らかになった。これは、基板の減厚化を要する半導体装置の製造プロセスにおいて、研磨布を用いた鏡面化処理工程を省くことが可能であることを意味しており、半導体装置の製造工程における生産性の向上を図ることができる。
(実施例3)
本発明に従った窒化物半導体装置として半導体レーザ装置を作成した。具体的には、貫通転位密度が1×10cm−2未満のn型GaN(0001)基板を準備した。GaN基板のサイズは2インチ、厚みは400μmであった。当該GaN基板の表面上に有機金属気相成長法を用いてGaN系の窒化物半導体層(エピタキシャル成長層)を形成した。なお、半導体層の原料にはトリメチルガリウム、トリメチルアルミニウム、トリメチルインジウム、アンモニア、モノシラン、シクロペンタジエニルマグネシウムを用いた。
半導体層の形成工程では、上記GaN基板を成膜装置中のサセプタ上に配置した。そして、反応容器内部の圧力(炉内圧力)を30kPaにコントロールしながらアンモニアと水素を炉内に導入し、基板温度1050℃で10分間クリーニングを行った。その後、n型AlGaNクラッド層(Al組成:3%、厚み:2.5μm、Siドープ)、n型InGaNガイド層(In組成:2%、厚み:50nm、Siドープ)、InGaN井戸層(In組成:8%、厚み:3nm)とInGaN障壁層(In組成:1%、厚み:6nm)を交互に3周期積層した量子井戸発光層、ノンドープのGaNガイド層(厚み:100nm)、p型AlGaN電子ブロック層(Al組成:18%、厚み:20nm、Mgドープ)、p型AlGaNクラッド層(Al組成:5%、厚み:0.4μm、Mgドープ)、p型GaNコンタクト層(厚み:50nm、Mgドープ)を、順次成長した。
そして、上述したエピタキシャル層が形成された基板(エピタキシャルウェハ)において、一般的なフォトリソグラフィ法により幅2μmのリッジ部を形成し、リッジ型レーザ構造を作製した。
次に、基板の裏面を機械的に研磨することで、基板の厚みを120μmまで減厚化した。なお、研磨剤としてはアルミナを用いた。この時点で断面発光観察により、基板裏面の加工変質層の厚みは1μm以下であることを確認した。
そして、塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、基板裏面の加工変質層を除去すると同時に半球状の凸部を形成した。さらに、Ti(10nm)/Al(100nm)電極を凸部上に蒸着した。また、基板の表面側におけるpGaNコンタクト層上にも、Ti(10nm)/Al(100nm)電極を形成した。そして、電極に対して600℃で熱処理を行なうことで、オーミック電極を形成した。その後、長さ800μmのバー状に基板をヘキ開し、端面ミラーを形成した。このようにして、図1に示した装置と同様の構成の半導体レーザ装置を得た。
このように作製した半導体エーザ装置(青紫色レーザ)に電流注入したところ、2.5kA/cmの閾電流密度でレーザ発振が観測された。また、駆動電圧は閾値近傍で4V程度と、極めて良好な電気特性を示した。
(実施例4)
本発明に従った窒化物半導体装置として図3に示した発光ダイオードを作成した。具体的には、実施例3と同じn型GaN(0001)基板を準備した。当該GaN基板の表面上に有機金属気相成長法を用いてエピタキシャル成長層を形成した。原料にはトリメチルガリウム、トリメチルアルミニウム、トリメチルインジウム、アンモニア、モノシラン、シクロペンタジエニルマグネシウムを用いた。
エピタキシャル成長層の形成工程では、上記GaN基板を成膜装置のサセプタ上に配置し、まず炉内圧力を30kPaにコントロールしながらアンモニアと水素を導入しながら基板温度1050℃とし、10分間クリーニングを行った。その後、n型GaN層(厚み:2.5μm、Siドープ)、InGaN井戸層(In組成:14%、厚み:3nm)とInGaN障壁層(In組成:1%、厚み:6nm)とを交互に3周期積層したの量子井戸発光層、p型AlGaN電子ブロック層(Al組成:18%、厚み:20nm、Mgドープ)、p型GaNコンタクト層(厚み:50nm、Mgドープ)を、順次成長した。次いで、GaN基板の裏面を機械的に研磨して当該GaN基板の厚みを250μm厚まで減厚化した。この時点で断面発光観察によりGaN基板裏面の加工変質層の厚みは1μm以下であることを確認した。
次に、塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、GaN基板裏面の加工変質層を除去すると同時に半球状の凸部を形成した。次いで、当該凸部上およびp型GaNコンタクト層上にそれぞれTi(10nm)/Al(100nm)電極を蒸着し、600℃で熱処理を行ってオーミック電極を形成した。
このように処理されたウェハから300μm角のチップを切り出し、電流注入した。その結果、20mA通電時における順電圧は3.1Vと、極めて良好な電気特性が得られた。これは、実施例3と同様、裏面電極の接触抵抗が低いことを示していると考えられる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、窒化物半導体基板の裏面に電極を形成する半導体レーザやダイオードなどの窒化物半導体装置に有利に適用できる。
本発明による窒化物半導体装置の実施の形態1を示す断面模式図である。 図1に示した窒化物半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本発明による窒化物半導体装置の実施の形態2を示す断面模式図である。 図3に示した窒化物半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 エッチング前の試料1についての断面のSEM像およびCL像を示す写真である。 エッチング前の試料2についての断面のSEM像およびCL像を示す写真である。 エッチング後の試料1についての裏面のSEM像を示す写真である。 エッチング後の試料2についての裏面のSEM像を示す写真である。 試料A1〜A4についての測定結果を示すグラフである。 試料B1〜B4についての測定結果を示すグラフである。
符号の説明
1 窒化物半導体装置、2 基板、3 n型クラッド層、4 n型ガイド層、5 発光層、6 ノンドープガイド層、7 p型電子ブロック層、8 p型クラッド層、9 p型コンタクト層、10 絶縁膜、11,12 電極、13 凸部、14 裏面、15 主表面、21 n型GaN層、31 加工変質層。

Claims (8)

  1. 窒化物半導体基板と、
    前記窒化物半導体基板の表面上に形成された窒化物半導体層とを備え、
    前記窒化物半導体基板において、前記窒化物半導体層が形成された前記表面と反対側の裏面には、前記裏面に対して研削加工または研磨加工を行うことにより形成された加工変質層の残存厚みが0.01μm以下であり、外側に凸となった曲面により表面が構成された半球状の凸部が形成され、
    前記凸部に接触するように形成された電極をさらに備える、窒化物半導体装置。
  2. 前記凸部の高さが0.2μm以上100μm以下である、請求項1に記載の窒化物半導体装置。
  3. 前記窒化物半導体基板を構成する材料の結晶構造は六方晶型であり、
    前記窒化物半導体基板の表面の面方位は(0001)面である、請求項1または2に記載の窒化物半導体装置。
  4. 前記窒化物半導体基板はGaN基板であり、
    前記窒化物半導体基板は酸素ドープによりn型化されており、
    前記窒化物半導体基板の酸素濃度は1×1017個cm−3以上2×1019個cm−3以下である、請求項に記載の窒化物半導体装置。
  5. 表面に窒化物半導体層が形成され、前記窒化物半導体層が形成された表面と反対側の裏面に対して研削加工または研磨加工が行なわれている窒化物半導体基板を準備する工程と、
    前記窒化物半導体基板において、前記研削加工または研磨加工を行うことにより前記裏面に形成された加工変質層を、ドライエッチングを行なって除去することにより前記裏面において外側に凸となった曲面により表面が構成された半球状の凸部を形成する工程と、
    前記凸部に接触するように電極を形成する工程とを備える、窒化物半導体装置の製造方法。
  6. 前記窒化物半導体基板を準備する工程では、前記窒化物半導体基板の裏面に対して研削加工または研磨加工を行なった後、鏡面化処理を行なわず、
    記半球状の凸部を形成する工程は、前記窒化物半導体基板を準備する工程に続けて実施される、請求項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  7. 前記窒化物半導体基板を準備する工程では、前記窒化物半導体基板の裏面に対して研磨加工を行ない、
    前記研磨加工における研磨レートが1μm/h以上300μm/h以下である、請求項またはに記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  8. 前記加工変質層の厚みは0.01μm以上10μm以下である、請求項5〜7のいずれか1項に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
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