JP5040705B2 - 飲酒状態判定装置、及び飲酒運転防止装置 - Google Patents
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Description
図1は、飲酒状態判定装置10及びこれを含む飲酒運転防止装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。飲酒状態判定装置10は、主要な構成として、指標成分濃度検出用センサー20と、乗員検出用装置30と、飲酒状態判定用ECU(Electronic Control Unit)40と、を備える。飲酒運転防止装置1は、飲酒状態判定装置10と、飲酒運転抑制制御用ECU80と、を備える。なお、飲酒状態判定装置10と飲酒運転抑制制御用ECU80を、便宜上別体として表現したが、統合されたハードウエア上で各機能が実現されるものであっても構わない。
走行時の判定処理は、例えば、後述する乗車時の判定処理が行なわれた後、所定時間(例えば、数[min]〜数十[min]程度)毎に実行される。なお、以下に説明する処理に先立って、ウインドウの開放を禁止する、開放状態のウインドウを所定の警告を行なった後に強制的に閉じる、空調装置を一時停止する等の制御を行なって、空気流動による影響を低下させるものとしてもよい。
まず、判定閾値決定部42は、ウインドウECU50との通信により車両のウインドウの開放状況を取得し、車両のウインドウのうち、いずれかが開放されているか否かを判定する(S100)。
一方、車両のウインドウが開放されていない場合は(S100のNO)、判定閾値決定部42は、空調ECU60との通信により空調装置の作動状況を取得し、外気導入モードで空調装置が作動しているか否かを判定する(S140)。
運転者が飲酒状態である旨を受信した飲酒運転抑制制御用ECU80は、飲酒運転を抑制するための種々の制御を実行する。制御対象となる機器は、エンジンECU、ブレーキECU、トランスミッションECU、ナビゲーション装置、通信装置等が挙げられる。
乗車時の判定処理は、例えば、ACCオン時、或いは運転席に人が着座した時等のタイミングで行なわれる。乗車時の判定処理は、例えば、子指標成分濃度検出用センサー22A、22Bや、ドアトリムに配設された他の指標成分濃度検出用センサーを用いる。また、運転者が吹き込み口に自発的に息を吹き込む形式のアルコール検査装置が併用されてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
(ウ1)判定閾値決定部42が車両のウインドウのうち、いずれかが開放されていると判定した場合は、判定閾値を所定割合低下させる。
(空1)外気導入モードで空調装置が作動している場合は、例えば、外気導入モードで空調装置の作動する直前に検出されていた指標成分濃度と、外気導入モードで空調装置の作動した後の指標成分濃度との比較に基づいて、実施例と同様に判定閾値を修正する。
また、ウインドウ開放に関する修正や空調装置の作動に関する修正のみならず、乗員検出用装置30の判断結果に基づいて判定閾値、判定処理の基準を変更してもよい。図5は、この場合に、本実施例の飲酒状態判定用ECU40により実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。
ウインドウ開放に関する修正や空調装置の作動に関する修正をおこなわず、単に乗員検出用装置30の判断結果に基づいて判定閾値、判定処理の基準を変更してもよい。この場合のフローチャートを図6に示す。なお、各ステップの処理については図5に即して説明したものと同様であるため、説明を省略する。
10 飲酒状態判定装置
20 指標成分濃度検出用センサー
22A、22B、24A、24B、26A、26B、28A、28B 子指標成分濃度検出用センサー
30 乗員検出用装置
40 飲酒状態判定用ECU
42 判定閾値決定部
44 判定処理部
50 ウインドウECU
60 空調ECU
70 車速センサー
80 飲酒運転抑制制御用ECU
Claims (9)
- 車室内の空気中に含まれる、人の飲酒状態を示す指標成分濃度を検出する指標成分濃度検出手段と、
前記指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度に基づいて、運転者が飲酒状態であるか否かを判定する判定手段と、
車室内の空気流動を調節可能な空気流動調節手段の作動状態に応じて、前記判定手段による判定に適用される判定閾値を決定する判定閾値決定手段と、
を備える飲酒状態判定装置。 - 請求項1に記載の飲酒状態判定装置であって、
前記指標成分濃度検出手段は、車室内の複数の箇所に配設され、それぞれ前記指標成分濃度を検出する複数の子指標成分濃度検出手段を含んで構成され、
前記判定閾値決定手段は、前記空気流動調節手段の作動状態に応じて、前記複数の子指標成分濃度検出手段が検出した指標成分濃度に対する判定閾値を決定する手段である、
飲酒状態判定手段。 - 請求項2に記載の飲酒状態判定装置であって、
前記判定閾値決定手段又は前記判定手段は、前記空気流動調節手段の作動状態に応じて、前記複数の子指標成分濃度検出手段のうち、いずれが検出した指標成分濃度に対して判定を行なうかを決定する手段である、
飲酒状態判定手段。 - 請求項1に記載の飲酒状態判定装置であって、
前記指標成分濃度検出手段は、車室内の複数の箇所に配設され、それぞれ前記指標成分濃度を検出する複数の子指標成分濃度検出手段を含んで構成され、
前記判定手段は、前記複数の子指標成分濃度検出手段が検出した前記指標成分濃度の加重集計値に基づいて運転者が飲酒状態であるか否かを判定する手段である、
飲酒状態判定手段。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の飲酒状態判定装置であって、
前記判定閾値決定手段は、車速を入力可能に構成され、前記空気流動調節手段の作動により車室内の空気流動が生じている場合には、前記入力される車速が増加するのに応じて運転者が飲酒状態であると判定され易くなる傾向をもって前記判定閾値を決定する手段である、飲酒状態判定手段。 - 請求項2に記載の飲酒状態判定装置であって、
車室内乗員の着座状態を検知する着座状態検知手段を備え、
前記判定手段は、
該着座状態検知手段の検知結果により運転席にのみ乗員が着座しているか否かを判定し、運転席にのみ乗員が着座していると判定した場合には、
前記複数の子指標成分濃度検出手段のうち、運転席周辺に配設された子指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度、及び該運転席周辺に配設された子指標成分濃度検出手段以外の子指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度に基づいて、運転者が飲酒状態であるか否かを判定する手段である、
飲酒状態判定手段。 - 請求項6に記載の飲酒状態判定装置であって、
前記判定手段は、
該着座状態検知手段の検知結果により運転席にのみ乗員が着座しているか否かを判定し、運転席にのみ乗員が着座していると判定した場合には、
前記複数の子指標成分濃度検出手段のうち、運転席周辺に配設された子指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度、及び該運転席周辺に配設された子指標成分濃度検出手段以外の子指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度のいずれかが、それぞれに対する判定閾値を上回った場合に、運転者が飲酒状態であると判定する手段である、
飲酒状態判定手段。 - 請求項6又は7に記載の飲酒状態判定装置であって、
前記判定閾値決定手段は、
前記着座状態検知手段の検知結果により運転席にのみ乗員が着座しているか否かを判定し、運転席にのみ乗員が着座していると判定した場合には、
運転席周辺に配設された子指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度、及び該運転席周辺に配設された子指標成分濃度検出手段以外の子指標成分濃度検出手段により検出された指標成分濃度に対する判定閾値を低下させることを特徴とする、
飲酒状態判定手段。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の飲酒状態判定装置と、
該飲酒状態判定装置により運転者が飲酒状態であると判定された場合に、運転を抑制する運転抑制手段と、
を備える飲酒運転防止装置。
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