JP5040126B2 - 樹脂組成物の製造方法およびその樹脂組成物 - Google Patents
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無機粒子を含む樹脂組成物の製造方法であって、
少なくとも前記無機粒子、第1の熱可塑性樹脂及び第1の有機溶媒とを含む第1の混合物を製造する第1の工程と、
前記第1の混合物に対して力学的付加を加え、前記無機粒子の解膠を生ぜしめる第2の工程と、
前記第1の混合物から溶媒のみを留去させる第3の工程と、
を具えることを特徴とする、樹脂組成物の製造方法に関する。
前記第2の混合物から溶媒のみを留去する第6の工程と、
前記溶媒を留去した前記第2の混合物に対して混練処理を施す第7の工程と、
を具えることを特徴する、樹脂組成物の製造方法であり、
前記第4の工程の後に、前記第1の混合物に対して第2の熱可塑性樹脂及び第2の有機溶媒を加えて第2の混合物を製造する第5の工程と、
前記第2の混合物から溶媒のみを留去する第6の工程と、
前記溶媒を留去した前記第2の混合物に対して混練処理を施す第7の工程と、
を具えることを特徴する、樹脂組成物の製造方法である。
本発明に用いる無機粒子としては、例えば珪素酸化物、アルミニウム酸化物、鉄酸化物、亜鉛酸化物、カルシウム酸化物、チタン酸化物、錫酸化物、ジルコニウム酸化物、マグネシウム酸化物、及び硫化亜鉛、またタルク、カオリナイトなどの金属酸化物粒子を例示することができる。しかしながら、力学的特性及び光学的特性を高い次元で両立させるには、シリカ、アルミナ、ヘマタイト、チタニア、カルシアが良く、中でも結晶性の良く、ナノサイズでありながら、アスペクト比の高い粒子を作ることができるアルミナが好ましい。特に最も長軸長さの長い粒子はアルミナが好ましい。
A1203・nH20
式中のnが0のときは酸化アルミニウムを示し、α、γ、δ、θアルミナである。式中のnが1のときはベーマイトを表す。また式中のnが1を越えて3未満である場合はベーマイトと非結晶構造のアルミナ水和物との混合物を示す。これは一般に疑ベーマイトと呼ばれている。さらにnが3以上では非結晶構造のアルミナ水和物を示す。安定性、製造の容易さから、前記アルミナ粒子の中でも、αアルミナ、γアルミナ及びベーマイトが好ましい。
本発明においては、以下に詳述するように、無機粒子、熱可塑性樹脂及び有機溶媒とを含む混合物を製造し、この混合物に対して力学的付加を加え、前記無機粒子の解膠を生ぜしめて前記無機粒子の、目的とする樹脂組成物中での分散性を向上させるようにしている。但し、本発明においては、分散剤の使用を排除するものではなく、以下に示すような化合物で前記無機粒子を処理することにより、前記無機粒子表面にさらに前記分散剤を付加せしめて、前記力学的付加との相乗作用によって前記無機粒子の、目的とする樹脂組成物中での分散性をさらに向上させるようにすることができる。
本発明における樹脂組成物を製造する上で用いる有機溶媒は、樹脂組成物を構成する樹脂を常温常圧下で溶液に対して2wt%以上溶解するものであれば特に限定されるものではなく、任意のものを用いることができる。2wt%以上である理由は、それ以下であると、力学的付加により解膠した粒子表面に結合し、十分な化学的解膠効果を発揮するに不十分であり、また得られる樹脂組成物に対し、大量の溶媒が必要となるため、コストが増加するためである。従って好ましくは、後の樹脂組成物の製造過程において、製造されるべき樹脂と少なくとも部分的に混合可能で、溶解した樹脂組成物と前記無機粒子とが均一に混合可能なものを用いる。
本発明で用いる樹脂組成物は、溶媒に溶解するものであれば特に限定されないが、ポリカーボネート系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン系樹脂、非晶性オレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂をあげることができる。透明性、耐熱性、剛性の観点から、ポリカーボネート系、メタクリル系樹脂などの熱可塑性樹脂が好ましい。
本発明において、目的とする樹脂組成物を製造するに際しては、最初に、上述した無機粒子、熱可塑性樹脂及び有機溶媒を所定の容器中で混合して、これらの混合物を製造する。前記無機粒子は解鯵処理を行っていてもいなくても良い。また、無機粒子は水、酸、アルカリ、金属、有機金属錯体など、粒子の合成に必要、若しくは副生成する化合物を含んでいても良い。また、前記無機粒子は、上述した分散剤による処理を通じてその表面に前記分散剤が付加した複合体とすることもできる。
なお、前述した攪拌、超音波振動は最終的な樹脂組成物中の粒子の分散性が目的を達成するレベルである限りにおいて、省略してもよい。
透過型電子顕微鏡(TEM)にて、粒子形状を観察した。
<観察方法(粒子形状)>
試料を純水(2段蒸留水)にて希釈後、超音波洗浄器にて15分間かけた。その後銅メッシュ上の親水処理済カーボン被覆コロジオン膜に試料を塗布し、乾燥させ観察試料を準備した。透過型電子顕微鏡にてその試料の電子顕微鏡像を120KV、70mA、10万倍にて撮影して、観察した。
・TEM用銅メッシュ:マイクログリット150−Bメッシュ、カーボン補強済み 応研商事株式会社
・透過型電子顕徹鏡:JEOUEM−1200EXII 日本電子株式会社
<観察方法(粒子径)>
透過型電子顕微鏡にて撮影した写真を市販のスキャナーで電子データとして取り込み、市販のパソコン上で長さを測るソフトを用いて粒子径を測定した。短軸径、長軸径、厚さ、一辺の長さ共にそれぞれ無作為に100個体選び、測定した。
ソフト名:Scion Image For Windows(登録商標)Scion corp.
粉末X繰回折装置を用いた。
<観察方法>
試料を測定用無反射板に圧粉することにより、これを観察試料とし、X線解析装置にて測定し、アルミナのJCPDS(Joint Committee on Powder Diffraction Standards)と比較することにより同定した。
・X線解析装置:RINT−2000理学電機
・TG−DTA、IR、NMRを用いて行った。
・TG−DTA:TG−DTA20セイコーインスツルメンツ
<分析条件>
測定温度:室温〜900℃、昇温速度10℃/分
・NMR:JNMLA−400 日本電子、1H、13Cを測定した。測定溶媒CDC13
得られた樹脂組成物を乾燥して粒状にし、加熱プレス成形して厚さ2mmの試験片フィルムを得る。得られたシートについて曇価、曲げ弾性率、IZOD衝撃強度、熱線膨張係数を測定した。
・曇価は、ヘーズメーター(村上色彩研究所製 HM−65)で計測した。
・曲げ弾性率は、オートグラフ(島津製作所(株)製 DSC−10T)で計測した。
・IZOD衝撃強度は、IZOD衝撃試験装置(安田精機社製 95−LFR)で切欠き入り、23℃にて測定した。
・熱線膨張係数は、熱機械測定装置(セイコー電子工業(株)製 TMA120C)で計測した。
針状ベーマイト粒子
機械攪拌機を備えたテフロン(登録商標)製ビーカーに塩化アルミニウム六水和物(2.0M,40ml,25℃)を入れ、恒温槽で10℃に保ちつつ、攪拌(700rpm)しながら水酸化ナトリウム(5.10M,40ml,25℃)を約6分かけて滴下した。滴下終了後さらに10分間攪拌を続け、攪拌終了後、溶液のpHを測定した(pH=7.08)。溶液をテフロンライナーを備えたオートクレーブに代え密栓し、オーブンで180℃、24時間経時させた。加熱終了後、前記オートクレーブを流水で冷やし、遠心分離(30000rpm,30min)で上澄み除去後、遠心水洗3回、水メタノール混合溶液(体積沈水:メタノール、0.5:9.5)遠心洗浄を1回行った。その後、凍結乾燥機を用いて乾燥させることにより無色結晶を得た。この無色結晶はX線回折の結果、針状ベーマイトであることが判明した。また、TEMを用いて粒子のサイズを調べたところ、長軸長さ約125nm、短軸長さ(径)約5nm、アスペクト比が約20〜30の針状であることが判明した。
(実施例1)
前記針状ベーマイト粒子の製造工程において(第4の熱処理)工程を終えた粒子/水複合体(ベーマイト/水=重量比1/1)を25.7g量り採り、市販の大量循環型粉砕機の試料室に投入し、次いでポリカーボネート(PC)/テトラヒドロフラン(THF)溶液(PC濃度10wt%)を300g量り採り、試料室に投入する。ビーズミル処理を20分間行い、ベーマイト濃度3.9wt%、PC濃度9.2wt%の均一なゾルを得た。次いで、減圧ラインを用いて、系内を徐々に減圧しながら溶媒を留去し、この後さらに反応容器温度を上げ80℃、3時間保持し、完全に溶媒を除いて、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を乾燥し、これを真空微量混練押出機(井元製作所製、IMC−1170B型)を用いて溶融混練した。混練条件は真空チャンバー内10mmHg以下の減圧度、炉内及びローター温度250℃、ローター回転速度15rpmで10分間行った。混練後、得られた樹脂組成物を乾燥し、熱プレス機にて各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は30.5wt%であることが判った。
前記(実施例1)の製造工程中のPC/THF溶液投入後、ビーズミルを行う工程に替えて、ビーズミル処理を10分間行った後にp−トルエンスルホン酸を1.90g(ベーマイトに対して15wt%)添加し、再びビーズミル処理を10分間行ったこと以外は前記(実施例1)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は29.2wt%であることが判った。
前記(実施例2)の製造工程中に使用したp−トルエンスルホン酸に替えて、城北化学製 モノブトキシエチルアシッドホスフェートを1.29g(ベーマイトに対して10wt%)添加したこと以外は前記(実施例2)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は30.2wt%であることが判った。
前記(実施例2)の製造工程中に使用したp−トルエンスルホン酸に替えて、城北化学製 モノペンジルアシッドホスフェートを1.29g(ベーマイトに対して10wt%)添加したこと以外は前記(実施例2)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は29.9wt%であることが判った。
前記(実施例2)の製造工程中に使用した針状ベーマイト粒子に替えて、日産化学株式会社製コロイダルシリカMEE−ST(直径10−20nm)をシリカ/メチルエチルケトン(MEE)濃度が50wt%となるように乾燥したものを添加したこと以外は前記(実施例2)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は31.0wt%であることが判った。
前記(実施例1)の製造工程中のPC/THF溶液を投入するのに替えて、同量のTHF溶液を添加し、ビーズミル処理後にPCを加えたこと以外は前記(実施例1)と同様にして樹脂組成物及び各試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は30.3wt%であることが判った。
前記(実施例2)の製造工程中のPC/THF溶液を投入するのに替えて、同量のTHF溶液を添加し、ビーズミル処理後にPCを加えたこと以外は前記(実施例1)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は29.5wt%であることが判った。
前記(実施例2)の製造工程中に使用した針状ベーマイト粒子に替えて、サンゴバン・セラミック・マテリアルズ株式会社製 ガラス繊維サーフェストランドREV4(直径13μm、長さ70μm)12.9gとTHF12.9を添加し、さらに製造工程中のPC/THF溶液を投入するのに替えて、同量のTHF溶液を添加し、ビーズミル処理後にPCを加えたこと以外は前記(実施例2)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。
TG−DTAによる測定結果より、灰分は31.2wt%であることが判った。
前記(比較例3)の製造工程中に使用したガラス繊維に替えて、日産化学株式会社製 コロイダルシリカ MEK−ST(直径10−20nm)をシリカ/メチルエチルケトン(MEK)濃度が50wt%となるように乾燥したものを添加したこと以外は前記(比較例3)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は30.0wt%であることが判った。
前記(実施例1)の製造工程中に添加した針状ベーマイト粒子に替えて、同量の水を添加したこと以外は前記(実施例1)と同様にして樹脂組成物及び各種試験片を得た。TG−DTAによる測定結果より、灰分は32wt%であることが判った。
各実施例、比較例の評価結果を表1に示す。
Claims (20)
- 無機粒子を含む樹脂組成物の製造方法であって、
少なくとも前記無機粒子、第1の熱可塑性樹脂及び第1の有機溶媒とを含む第1の混合物を製造する第1の工程と、
前記第1の混合物に対して力学的付加を加え、前記無機粒子の解膠を生ぜしめる第2の工程と、
前記第1の混合物から溶媒のみを留去させる第3の工程と、
を具え、
前記力学的付加は、ビーズミル及び高圧乳化の少なくとも一方の手段を用いて行うことを特徴とする、樹脂組成物の製造方法。 - 前記第3の工程の後に、前記溶媒を留去した前記第1の混合物に対して混練処理を施す第4の工程を具えることを特徴とする、請求項1に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記第3の工程の後に、前記第1の混合物に対して第2の熱可塑性樹脂及び第2の有機溶媒を加えて第2の混合物を製造する第5の工程と、
前記第2の混合物から溶媒のみを留去する第6の工程と、
前記溶媒を留去した前記第2の混合物に対して混練処理を施す第7の工程と、
を具えることを特徴する、請求項1に記載の樹脂組成物の製造方法。 - 前記第4の工程の後に、前記第1の混合物に対して第2の熱可塑性樹脂及び第2の有機溶媒を加えて第2の混合物を製造する第5の工程と、
前記第2の混合物から溶媒のみを留去する第6の工程と、
前記溶媒を留去した前記第2の混合物に対して混練処理を施す第7の工程と、
を具えることを特徴する、請求項2に記載の樹脂組成物の製造方法。 - 前記第3の工程及び前記第6の工程の少なくとも一方において、前記溶媒除去は前記第1の混合物及び/又は前記第2の混合物を高温減圧下に配置して行うことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記樹脂組成物中における前記無機粒子の含有量が5〜60wt%であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記無機粒子は、金属粒子及び金属酸化物粒子の少なくとも一方を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記金属酸化物粒子は、Al203・nH20なる一般式により表されるアルミナ粒子であることを特徴とする、請求項7に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記アルミナ粒子は、ベーマイト、αアルミナ、及びγアルミナからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項8に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記アルミナ粒子は、その内部に中空円筒を有する中空粒子であることを特徴とする、請求項8又は9に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記有機溶媒は、前記熱可塑性樹脂を常温常圧下において、2wt%以上溶解するものから選ばれることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記有機溶媒は、テトラヒドロフラン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム及びシクロヘキサノンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項11に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記無機粒子に対して、分散効果を向上させる作用を有する分散性向上化合物をその表面に吸着させる第8の工程を具えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記分散性向上化合物は、有機スルホン化合物、有機リン化合物、カルボン酸、無機酸及びこれらの混合物からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項13に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記有機スルホン化合物はスルホン酸類であることを特徴とする、請求項14に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記有機リン化合物はリン酸エステル類、亜リン酸エステル類及び環状リン化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項14に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記分散性向上化合物の、前記無機粒子に対する割合が30wt%以下であることを特徴とする、請求項13〜16のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂は、ポリカーボネート系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン系樹脂、及び非晶性オレフィン系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 前記第1の混合物中における前記熱可塑性樹脂の配合割合が1〜50wt%であることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一に記載の樹脂組成物の製造方法。
- 請求項1〜19のいずれか一に記載の製造方法で製造されたことを特徴とする、樹脂組成物。
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