JP5040096B2 - 動力伝達装置の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、動力伝達装置およびその製造方法に関し、より特定的には、車両に搭載される動力伝達装置およびその製造方法に関するものである。
従来、動力伝達装置は、たとえば特開2001−116115号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2001−116115号公報
上記従来の技術では第1の歯車と第2の歯車を周方向に相対変位可能に組み合わせた歯車装置において、第1および第2の歯車の周方向の相対的な変位に伴って弾性変形するアーム状の可撓部を第2の歯車のボス部から径外周方向に、一体的に設ける技術が開示されている。
ところで、金属製の歯車は製造時に一般に鍛造、ブランク加工、歯面加工、焼入れおよび焼戻し加工という順に製造工程を経ることが知られている。上述のようなアーム部を設ける場合、焼入れ前にアーム部を形成する工程を介入させると焼き歪みのばらつきが大きくなり、また焼入れ後に同工程を介入させると焼入後の硬い面を加工する必要があり、加工が困難になるという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、騒音を防止することができる動力伝達装置であって、かつ加工時の変形を抑制することが可能な動力伝達装置を提供することを目的とする。
この発明に従った動力伝達装置の製造方法は、所定の軸心まわりに回転する回転部材を介して動力源からの動力を伝達する動力伝達装置であって、回転部材はボス部から半径方向外側に延設されたディスク部を備え、ディスク部にはレーザ加工により形成されたスリット状の孔部が設けられており、スリット状の孔部がC形状を有する、動力伝達装置の製造方法であって、C字状に形成されたスリット状の孔部は、スリット端部の貫通孔を形成する第一工程と、スリットのもう一方の端部の貫通孔を形成する第二工程と、第一工程にて形成された貫通孔の中心部分を始点とし、第二工程にて形成された貫通孔の中心部分を終点とするようにスリットを形成する第三工程から構成される。
この発明に従えば、加工時の変形を抑制でき、かつ騒音および/または振動の発生を防止することができる動力伝達装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従ったスパイラルギヤの正面図であり、図2は、図1中のII−II線に沿った断面図である。
図1および図2で示すように、この発明の実施の形態1に従ったスパイラルギヤ10は、ボス部11と、ディスク部12と、リム部13とを有する。ボス部11は円筒形状に形成されており、その中央に貫通孔111が設けられており、貫通孔111には回転シャフトが差し込まれて回転シャフトに嵌着される。ディスク部12は、ボス部11から回転軸の半径方向外側に向かって延在するように設けられた肉薄部である。リム部13は、ディスク部12の外周端に位置し、リム部13の外周面には歯が刻まれており、これによって歯面131が形成されている。
ディスク部12は、回転軸の周方向に沿って延びるスリット状の貫通孔122を複数有している。この貫通孔122は、回転軸の軸方向と平行な方向に向かって延びており、ディスク部12を貫いている。この発明の実施の形態におけるスパイラルギヤ10では、貫通孔122は軸方向の周方向において等間隔に3個設けられている。また、回転軸の周方向に沿って延びる貫通孔122の間には、連結部121が位置している。連結部121は、ボス部11とリム部13とを連結している。
図1で示すように、この発明の実施の形態1に従ったスパイラルギヤ10にあっては、回転軸の周方向における連結部121の長さL1が、回転軸の周方向における貫通孔122の長さL2よりも小さく構成されている。上述のように、本発明におけるスパイラルギヤ10にあっては、貫通孔122が回転軸の周方向において等間隔に3個設けられているため、それぞれの貫通孔122の回転軸の周方向における長さL1はいずれも同じである。また、連結部121の回転軸の周方向における長さL2もすべて同じとなっている。
図3は、スパイラルギヤにおいて発生する騒音が低減する原理について説明するための図である。以下、この図を参照して、騒音の発生する仕組みについて説明する。
図3を参照して、回転シャフト20は矢印Aで示す方向に回転する場合について考える。回転シャフト20に嵌着されたスパイラルギヤ10のリム部13の外周面に設けられた歯に、他のスパイラルギヤの歯が点Bにおいて噛合している場合には、この点Bにおいてスパイラルギヤ10に噛み合い力が加わる。この噛み合い力は、図3に示すように、接線方向の分力と半径方向の分力と軸方向の分力との3方向の分力に分解される。これは、平歯車同士を噛合させた場合に生じる噛み合いに比べ、軸方向にも噛み合い力が加わる点で異なる。
スパイラルギヤ10のディスク部12に設けられた貫通孔122は、これら3方向に分解可能な噛み合い力がディスク部12を介してボス部11に伝達されることを防止する。すなわち、ディスク部12に貫通孔122を設けることにより、接線方向、半径方向および軸方向の3方向においてディスク部12の剛性がいずれも低減されるため、連結部121が弾性変形し撓むことによって歯面131にて生じた振動の伝達が緩和されるようになる。このため、効果的に振動の発生および伝達が抑制されるようになり、結果として、騒音の発生が低減されることになる。
特に、上述のように、回転軸の周方向における連結部121の長さL1を、回転軸の周方向における貫通孔122の長さL2よりも小さくすることにより、効果的に軸方向における連結部121の剛性が低下されるため、噛み合い力の軸方向成分がボス部11に伝達される割合が減少し、振動の発生および伝達が抑制され、騒音の発生が顕著に低減されるようになる。
また、上述のように、貫通孔122が回転軸の周方向において実質的に等間隔に3個設けられることにより、回転軸の周方向における弾性変形が過度に生じないようになる。このため、固有振動モードが励起され難くなり、振動および騒音の発生を抑制できる。
すなわち、実施の形態1に従ったスパイラルギヤ10は所定の軸心まわりに回転する回転部材として用いられ、動力源からの動力はこのスパイラルギヤを介して伝達される。スパイラルギヤ10は、ボス部11から半径方向外側に延設されたディスク部12を備え、ディスク部12には、レーザ加工により形成されたスリット状の貫通孔122が設けられている。
このように構成されたスパイラルギヤ10では、レーザ加工により貫通孔122が形成されるため、レーザ加工以外で貫通孔を形成した場合に比べて加工時の変形を抑制することができる。
(実施の形態2)
図4は、この発明の実施の形態2に従ったスパイラルギヤの正面図である。図4を参照して、この発明の実施の形態2に従ったスパイラルギヤでは、ボス部11の外周に複数の貫通孔が設けられている点で、実施の形態1に従ったスパイラルギヤと異なる。実施の形態2に従ったスパイラルギヤ10でも、歯車のコンプライアンスを変化させ、騒音を低減させる形状として焼入れ後のレーザ加工により、ディスク部12にスリット状の貫通孔122を設けている。すなわち、動力伝達機構では、ギヤの噛み合いによって動力の伝達を行なっているが、噛み合いで生じる強制力が振動となって伝達することで不快な騒音が発生する。従来は、噛み合いで生じる強制力を低減するために歯面の精度を数μmのオーダで管理してきたが、焼入れ後の歯面加工を行なうなどしない限りこのような厳密な管理が難しく、生産上大変困難であった。
これに対し、本発明では、ディスク部12にスリット形状の貫通孔122を設けている。この貫通孔122により、スパイラルギヤ10の動的な剛性が変化することで、スパイラルギヤ10自体のコンプライアンス(変位の周波数応答性)を変化させ、噛み合いによる騒音を低減することができる。
また、この貫通孔122は、焼入れ後にレーザ加工を行なうことで形成される。焼入れ前の加工で孔を設けると形状が複雑となり、焼き歪みのばらつきが大きくなるため、歯面精度の悪化が問題となる。これに対し、レーザ加工を用いることで、焼き後加工が可能であり、歯面精度の悪化を抑えることができる。
さらに、レーザ光を走査させることで加工可能なスリット形状とされる。レーザ光の走査を変化させるだけで任意のスリット形状を設けることが可能であるため、自由度が高く、個々のギヤへの最適形状を織り込むことができる。また、スリットの位置を的確に選ぶことによって、長孔を設けた場合と同様の振動低減が可能であるため、孔形状とするよりも加工時間を短縮することができる。
図5は、歯車の加工工程を示すブロック図である。まず、通常一般には、鋼を鍛造加工する(ステップS1)。
次に、ブランク加工(ステップS2)、歯面加工(ステップS3)および焼入れ(ステップS4)を行なった後に、レーザ加工を行なう(ステップS5)。このレーザ加工により、貫通孔122を形成する。レーザ加工終了後に焼き後加工(ステップS6)を行なう。
すなわち、実施の形態2に従った動力伝達装置の製造方法は、ボス部11から半径方向外側に延設されたディスク部12を備えたスパイラルギヤ10を介して動力源からの動力を伝達する動力伝達装置の製造方法であって、少なくともスパイラルギヤ10に焼入れをする工程と、焼入れ後にディスク部12にスリット状の貫通孔122をレーザ加工で形成する工程と、貫通孔122を形成した後にスパイラルギヤ10に焼き後加工を行なう工程とを備える。
次に、本発明に従ったスパイラルギヤにおける騒音低減効果について説明する。本発明に従ったスリット状の貫通孔122を有するスパイラルギヤと、スリット状ではない貫通孔を有するスパイラルギヤと、貫通孔を有さないスパイラルギヤとを準備した。図6は、スリット状ではない貫通孔122を有するスパイラルギヤの正面図であり、図7はスリット状の貫通孔122を有するスパイラルギヤの正面図である。これらのスパイラルギヤのスパイラルギヤならびに貫通孔を有さないスパイラルギヤの寸法はほぼ同一であり、異なる点は、貫通孔122の径方向の幅である。スリット状の貫通孔はレーザの走査のみであけられる幅であり、レーザ加工により貫通孔122を形成した。なお、本実施例では、スリット状でない貫通孔322とスリット状の貫通孔122は、スパイラルギヤ10の平面中心から径方向52mmの位置に設けている。
このような3種類のスパイラルギヤを用い、それぞれの周波数でどの程度の騒音が発生するかを調べた。その結果を図8で示す。図8中、実線301は、貫通孔が設けられていないスパイラルギヤ、点線302は図7で示すスパイラルギヤ、二点鎖線303は図6で示す本発明のスパイラルギヤにおける周波数と音圧和との関係を示す。図8を参照して、本発明に従ったスパイラルギヤ(二点鎖線303)では、オリジナルの実線301で示すスパイラルギヤの音圧和に対し音圧和が小さくなっていることがわかる。また、孔をあけたサンプルである点線302で示すサンプルと同等の騒音の低減効果があることがわかった。
(実施の形態3)
図9は、この発明の実施の形態3に従ったスパイラルギヤの正面図である。図9を参照して、この発明の実施の形態3に従ったスパイラルギヤ10では、貫通孔122がC形状である点で、実施の形態1に従ったスパイラルギヤとは異なる。貫通孔122は内部領域125を取囲むように一筆書き可能な形状とされており、取囲まれた内部領域125は切り残し部126により外部領域とつながっている。この実施の形態では内部領域125の外周側に切り残し部126を設けているが、内周側に切り残し部126が設けられていてもよい。また、円周方向の端部に切り残し部126が設けられていてもよい。
さらに、実施の形態3では、3つの切り残し部126を設けているが、切り残し部126の数はこれに限られるものではなく、複数または単数の切り残し部126を設けてもよい。
さらに、それぞれの内部領域125は対称形状とされているが、これに限られるものではなく、非対称形状の内部領域125を複数個設けてもよい。
すなわち、スパイラルギヤのコンプライアンスを変化させるとともに、ダンパによる振動低減効果により騒音を低減させる形状として、焼入れ後のレーザ加工によってディスク部12にダンパ形状を設ける。ダンパ形状の内部領域125はスパイラルギヤ10本体と異なる固有振動数を有し、スパイラルギヤ10の振動を減衰させる効果がある。
図10は、図9中の切り残し部を拡大して示す正面図である。図10を参照して、切り残し部126は、内部領域125と外部領域との境界領域であり、内部領域125が独立して振動を許容する程度の強度を有する。すなわち、切り残し部126の円周方向の幅が大きくなると、内部領域125と他の領域が強固に接続され、内部領域125によるダンパ効果が得られない。また、切り残し部126があまりに小さく過ぎると、切り残し部126の強度が不足し、内部領域125が脱落するおそれがある。
この実施の形態では、完全に貫通孔122をあけることによる効果(歯車のコンプライアンス変化)に加え、切り残し部でつながった内部によるダンパの振動低減効果を得ることができる。
(実施の形態4)
図11は、この発明の実施の形態4に従った動力伝達装置の断面図である。図11を参照して、この発明の実施の形態4に従った動力伝達装置としての自動変速機200は、トランスアクスルハウジング201、トランスアクスルケース202およびトランスアクスルリアカバー203内に収納された動力伝達部品を有する。トランスアクスルハウジング201内にはインプットシャフト205が収納される。インプットシャフト205はトルクコンバータから動力を伝達され、この動力を自動変速機200側へ伝える。トランスアクスルケース202内には、ギヤトレーンが収納されており、たとえば、プラネタリギヤ212はサンギヤ213とリングギヤ214と噛み合い、プラネタリギヤ212、サンギヤ213およびリングギヤ214が遊星歯車機構を構成している。
またトランスアクスルケース202内にはカウンタドライブギヤ206が収納されており、カウンタドライブギヤ206はカウンタドリブンギヤ207と噛み合っている。カウンタドリブンギヤ207に伝達された動力はディファレンシャルドライブピニオン208に伝達される。ディファレンシャルドライブピニオン208はディファレンシャルギヤのリングギヤ209と噛み合う。
図11で示すような自動変速機200では、振動は矢印501から506で示すようにケースまたはドライブシャフトへ伝達する。このような振動の伝達を遮断するために、本発明では、実施の形態1から3で示したスリット状の貫通孔を設ける。たとえば、カウンタドライブギヤ206に貫通孔を設ければ、矢印502で示す方向の振動の伝達を主に抑制できる。また、カウンタドリブンギヤ207に貫通孔を設けることによって、矢印503,504で示す方向の振動の伝達を主に抑制できる。
さらに、リングギヤ209に貫通孔を設けることにより、矢印505,506で示す方向の振動の伝達を主に抑制できる。
また、プラネタリギヤキャリア211にスリット形状の貫通孔を設けることで、矢印501で示す方向の振動の伝達を主に抑制できる。
図12は、図11中の矢印XIIで示す方向から見たプラネタリギヤキャリアの正面図である。図12を参照して、遊星歯車機構を構成するプラネタリギヤキャリア211には、複数本のスリット状の貫通孔222が設けられている。この実施の形態では、円周方向に等間隔に3箇所貫通孔222が設けられているが、貫通孔222の配置位置および配置個数はこれに限定されるものではなく、さらに多くまたは少ない貫通孔222を設けてもよい。
プラネタリギヤキャリア211はプラネタリギヤ212を自転可能かつ公転可能に保持している。プラネタリギヤ212は内周側においてサンギヤ213と噛み合い、外周側においてリングギヤ214と噛み合っている。プラネタリギヤ212はサンギヤ213およびリングギヤ214と噛み合い、回転トルクを伝達することで軸方向の力が生じる。この軸方向の力はプラネタリギヤキャリア211に伝達されるが、プラネタリギヤキャリア211にはスリット形状の貫通孔222が設けられているため、この軸方向の力の伝達が貫通孔222において軽減される。その結果、軸方向の振動の抑制を図ることができる。すなわち、動力伝達機構は車両に設けられた自動変速機200であり、回転部材は自動変速機内に設けられるプラネタリギヤキャリア211である。
実施の形態4では、スリット孔である貫通孔を振動の伝達経路上の部品に配置する。ギヤの強制力で発生した振動の伝達経路上にある部品にスリット孔を設けることにより、部品の振動特性を変化させ、振動の伝達を抑制できる。たとえば、カウンタドライブギヤベアリングの支持部やプラネタリギヤキャリアなどにスリット孔を設ける。また、レーザ光を走査することで加工可能なスリット形状とする。レーザ光の走査を変化させるだけで任意のスリット形状を設けることが可能であるため、自由度が高く、その部位に応じて最適形状を織り込むことができる。また、スリット形状であるため、孔をあける場合に比べてスペース制約がある部品についても織り込みが可能である。
また、スリット部分に振動減衰効果を狙った材料を埋込んでもよい。たとえば、スリット部分に振動減衰効果を持つ樹脂などの材料を埋込み、積極的に減衰させてもよい。
(実施の形態5)
図13は、この発明の実施の形態5に従ったスパイラルギヤの平面図である。図13を参照して、この発明の実施の形態5に従ったスパイラルギヤ10では、ディスク部12にスリット状の孔部としての貫通孔122が複数形成されており、その両端にはほぼ円形状の貫通孔135,136が形成されている。貫通孔135,136の内径はR1であり、貫通孔135,136の内径は互いに等しい。スリット状の貫通孔122は中心からの径がR2の部分に位置しており、2つの貫通孔135,136を繋ぐような円弧形状とされている。スリット状の貫通孔122の両端部に貫通孔135,136を設けるのは、応力集中を避けるために、隅部分での半径をある程度大きくする必要があるためである。なお、この実施の形態では、貫通孔12の両端に貫通孔135,136を設けているが、両端以外の貫通孔122の途中に別の貫通孔を設けてもよい。
次に、図13で示すスパイラルギヤの貫通孔の製造方法について説明する。図14は、図13で示す貫通孔の製造工程を示すブロック図である。図14を参照して、まず貫通孔135を形成する。このとき、貫通孔135の半径がR1となるように、レーザによりディスク部12を打ち抜くような加工を施す(ステップS101)。
次に、貫通孔135から離れた位置に別の貫通孔136を形成する。貫通孔136の半径もR1であり、レーザによりディスク部12を打ち抜くような加工をする(ステップS102)。
最後に、貫通孔135,136を接続するようにスリット状の貫通孔122を形成する。スリット状の貫通孔122を形成する場合には、レーザにより貫通孔135から貫通孔136側へレーザの焦点を移動させることで貫通孔122を形成する。このとき、レーザを往復させる必要はなく、1度だけ貫通孔135から136側へレーザの焦点を移動させればよい(ステップS103)。
なお、上記ステップS101からS103はその順番を、どのように配置してもよい。すなわち、図14では、ステップS101、S102、S103の順で加工を行なったが、これに限定されるものではなく、S101からS103のいずれが最初の工程となってもよく、いずれが最後の工程となってもよい。すなわち、図14で示す流れ以外にも、ステップS101、S103、S102の順で加工を行なってもよく、ステップS102、S101、S103の順で加工を行なってもよく、S102、S103、S101の順で加工を行なってもよく、ステップS103、S101、S102の順で加工を行なってもよく、ステップS103、S102、S101の順で加工を行なってもよい。
図15は、比較例に従ったスパイラルギヤの平面図である。図15を参照して、スパイラルギヤ10では、スリット状でない孔部322が形成されており、スリット状でない孔部322の内周面1221,外周面1222は、互いに異なる半径R3,R2を有する。孔部322の両端には貫通孔135,136が設けられている。このように比較例に従ったスパイラルギヤ10では、スリット状の孔部を設けないために半径R2の外周面1222と半径R3の内周面1221をそれぞれ別に加工する必要があり、製造工程が増加するという問題がある。
すなわち、実施の形態5に従った動力伝達装置としてのスパイラルギヤ10の製造方法は、スリット端部の貫通孔135を形成する第一工程と、スリットのもう一方の端部の貫通孔136を形成する第二工程と、第一工程にて形成された貫通孔135の中心部分を始点とし、第二工程にて形成された貫通孔136の中心部分を終点とする第三工程から構成される。また、互いに距離を隔てて貫通孔135,136を形成する工程と、それらの貫通孔を結ぶように円弧状のスリット状の貫通孔122を形成する工程とを備える。貫通孔122はスリット状であればよく、円弧状に限られず、直線状であってもよい。また、湾曲している場合であっても、一定の半径である必要はない。
別の工程では、まずスリット状の貫通孔122を形成し、その両側に貫通孔135,136を形成することができる。
さらに、貫通孔135,136のいずれか一方のみを形成し、その後スリット状の貫通孔122を形成し、最後に貫通孔135,136の他方を形成してもよい。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、本発明が適用される動力伝達機構は自動変速機だけでなく、手動変速機、無段変速機、差動装置、動力分配装置またはリダクション機能を有するハブ装置に関しても本発明を適用することが可能である。
また、縦置きまたは横置きのいずれのエンジン形式の動力伝達機構に本発明を適用することも可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1に従ったスパイラルギヤの正面図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 スパイラルギヤにおいて発生する騒音が低減する原理について説明するための図である。 この発明の実施の形態2に従ったスパイラルギヤの正面図である。 歯車の加工工程を示すブロック図である。 スリット状ではない孔部322を有するスパイラルギヤの正面図である。 スリット状の貫通孔122を有するスパイラルギヤの正面図である。 各サンプルでの周波数と音圧和との関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態3に従ったスパイラルギヤの正面図である。 図9中の切り残し部を拡大して示す正面図である。 この発明の実施の形態4に従った動力伝達装置の断面図である。 図11中の矢印XIIで示す方向から見たプラネタリギヤキャリアの正面図である。 この発明の実施の形態5に従ったスパイラルギヤの平面図である。 図13で示す貫通孔の製造工程を示すブロック図である。 比較例に従ったスパイラルギヤの平面図である。
符号の説明
10 スパイラルギヤ、11 ボス部、12 ディスク部、13 リム部、122 貫通孔。

Claims (1)

  1. 所定の軸心まわりに回転する回転部材を介して動力源からの動力を伝達する動力伝達装置であって、前記回転部材はボス部から半径方向外側に延設されたディスク部を備え、前記ディスク部にはレーザ加工により形成されたスリット状の孔部が設けられており、前記スリット状の孔部がC形状を有する、動力伝達装置の製造方法であって、
    前記C字状に形成されたスリット状の孔部は、前記スリット端部の貫通孔を形成する第一工程と、前記スリットのもう一方の端部の貫通孔を形成する第二工程と、前記第一工程にて形成された貫通孔の中心部分を始点とし、前記第二工程にて形成された貫通孔の中心部分を終点とするようにスリットを形成する第三工程から構成される、動力伝達装置の製造方法。
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