JP5037307B2 - インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5037307B2
JP5037307B2 JP2007294629A JP2007294629A JP5037307B2 JP 5037307 B2 JP5037307 B2 JP 5037307B2 JP 2007294629 A JP2007294629 A JP 2007294629A JP 2007294629 A JP2007294629 A JP 2007294629A JP 5037307 B2 JP5037307 B2 JP 5037307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
water
inkjet
emulsion
pigment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007294629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009120670A (ja
Inventor
幸隆 渡会
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007294629A priority Critical patent/JP5037307B2/ja
Priority to EP20080253687 priority patent/EP2060610B1/en
Priority to US12/268,686 priority patent/US8187372B2/en
Publication of JP2009120670A publication Critical patent/JP2009120670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5037307B2 publication Critical patent/JP5037307B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/322Pigment inks

Description

本発明は、インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法に関するものである。
従来、インクジェット方式により記録用紙に対して画像や文字等の印刷を行う技術が提案されている。
水性インクジェットインクは、普通紙を用いて印字を行う場合には、滲みが少なく、高画像濃度、裏抜けが少ない等のメリットを有している。
しかし、写真や図等、印刷の際にインク付着量が多い場合には、記録用紙がカールしやすいという問題があった。記録用紙がカールすると、インクジェットプリンター機上での用紙搬送に支障を来たし、特に高速印刷や両面印刷の際には、用紙搬送が困難となるおそれがある。
上記のような問題に鑑み、インク付着量に対するカール発生が低減化可能なインク処方が望まれている。
特にラインヘッド搭載の高速インクジェットプリンターにおいては、そのニーズがシリアルプリンターに比べて一段と高い。記録用紙のカールを抑制するためには、インク中に分子量が8万〜25万程度のビニルピロリドンとアクリル酸共重合ポリマーを含有させる方法(例えば、下記特許文献1参照。)、平均粒子径が5〜100nmのコロイダルシリカと顔料を含有させる方法(例えば、下記特許文献2参照。)、金属酸化物コロイドとSP値が8以上12未満の水溶性有機溶剤を含有させる方法(例えば、下記特許文献3参照。)等が提案されている。
しかしながら、上記従来提案されていた記録用紙のカールを抑制する方法は、インク中に何らかの固形分を添加することによって、インク中の水分が記録用紙、すなわちセルロース繊維に吸収されることを抑制しているものであった。記録用紙のカールを抑制するためには、セルロース繊維を形成しているセルロース分子間に働く水素結合を維持することが必要であり、インクに固形分を添加させるのみでは、セルロース分子間へのインク溶剤(アルコール系あるいは水等)が浸透し、それに伴ってセルロース繊維が膨潤してしまい、記録用紙にカールが発生してしまうことを抑制することができなかった。
また、インク中に大量の固形分を投入してセルロース分子間へのインク溶剤(アルコール系あるいは水等)の浸透を十分に抑えようとすると、インクジェットヘッドからの連続吐出性、及び放置吐出性が悪化するという問題が生じた。
特開平10−1629号公報 特開平9−227812号公報 特開2006−321876号公報
そこで本発明においては、水性の連続相と非水性の不連続相を有するインクジェット用o/wエマルションインクの構成についての検討を行い、インクジェットヘッドからの良好な連続吐出性及び放置吐出性を維持しながら、記録用紙のセルロース分子間へのインク溶剤(アルコール系あるいは水等)の浸透の抑制を図り、記録用紙のカール発生の低減化を実現することを目的とした。
請求項1の発明においては、下記(a)、(b)により構成されるインクジェット用エマルションインクを提供する。
(a)水と、少なくとも1種類以上の顔料と、少なくとも1種類以上のイオン性界面活性剤あるいはノニオン性界面活性剤とを含有する水性の連続相。
(b)水酸基を有する水不溶性有機物を少なくとも1種類以上含有する非水性の不連続相。
請求項2の発明においては、前記(b)の非水性の不連続相が、1〜74%であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用o/wエマルションインクを提供する。
請求項3の発明においては、前記(b)に含有されている、水酸基を持つ水不溶性有機物が、多価アルコールヒドロキシ脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用o/wエマルションインクを提供する。
請求項4の発明においては、前記(a)の水性の連続相が、不揮発性の水溶性有機溶剤を含有していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用o/wエマルションインクを提供する。
請求項5の発明においては、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインクジェット用o/wエマルションインクを使用し、ライン状に固定されたインクジェットヘッドからのインクを吐出することにより、記録を行うことを特徴とするインクジェット記録方法を提供する。
本発明のインクジェット用o/wエマルションインクによれば、記録用紙のカール発生を効果的に抑制でき、同時に実用上良好な連続吐出性及び放置吐出性を維持できた。
詳細には、水性の連続相に、水酸基を持つ水不溶性有機物を少なくとも1種類以上含む非水性の不連続相を、分散エマルション化させた構成としたので、不連続相である水酸基を持つ水不溶性有機物がセルロース分子間へ浸透し、セルロース分子間の水素結合を水不溶性部でカバーし、水性の連続相(アルコール系あるいは水等)の浸透が抑えられた。これは、水不溶性有機物はその水不溶性からもわかるように水素結合部分が少なく、結果、表面張力が低くセルロース分子間へ先行浸透しやすいためである。また、水不溶性有機物の水酸基がセルロース分子の水酸基に水素結合しセルロース分子部分に留まり、水不溶性有機物の水不溶性部がセルロース分子の水素結合をカバーし、水性の連続相(アルコール系あるいは水等)の接触を阻害するためである。
更に、セルロース分子の水素結合をカバーし、水性の連続相(アルコール系あるいは水等)の接触を阻害しているものが、o/wエマルションの不連続相すなわち液体であることから、仮に水性の連続相が揮発しても固形分の析出、固化、流動性の低下が起こりにくくなり、連続吐出性及び放置吐出性は良好な特性となった。
本発明のインクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いた記録方法について、以下、具体的に説明するが、本発明は、下記に限定されるものではない。
本発明のo/wエマルションインクは、下記(a)、(b)の構成を有している。
すなわち、(a)水と、少なくとも1種類以上の顔料と、少なくとも1種類以上のイオン性界面活性剤あるいはノニオン性界面活性剤とを含有する水性の連続相と、(b)水酸基を有する水不溶性有機物を少なくとも1種類以上含有する非水性の不連続相とを有している。
図1に、本発明のインクジェット用o/wエマルションインクの構成モデル図を示す。
以下、構成要素について詳細に説明する。
上記(a)の水性の連続相中の顔料について説明する。
本発明のo/wエマルションインクに適用する顔料としては、有機顔料、無機顔料等が挙げられる。
白黒用としては、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、銅、鉄(C.I.ピグメントブラック11)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料が挙げられる。
カラー用としては、C.I.ピグメントイエロー1(ファストイエローG)、3、12(シ゛スアゾイエローAAA)、13、14、17、24、34、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、81、83(ジスアゾイエローHR)、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、138、153、C.I.ピグメントオレンジ5、13、16、17、36、43、51、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、22(ブリリアントファーストスカーレット)、23、31、38、48:2(パーマネントレッドB(Ba))、48:2(パーマネントレッド2B(Ca))、48:3(パーマネントレッド2B(Sr))、48:4(パーマネントレッド2B(Mn))、49:1、52:2、53:1、57:1(ブリリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、64:1、81(ローダミン6Gレーキ)、83、88、101(べんがら)、104、105、106、108(カドミウムレッド)、112、114、122(キナクリドンマゼンタ)、123、146、149、166、168、170、172、177、178、179、185、190、193、209、219、C.I.ピグメンバイオレット1(ローダミンレーキ)、3、5:1、16、19(キナクリドンレッド)、23、38、C.I.ピグメントブルー1、2、15(フタロシアニンブルーR)、15:1、15:2、15:3(フタロシアニンブルーG)、15:4、15:6(フタロシアニンブルーE)、16、17:127(紺青)、28(コバルトブルー)、29(群青)、56、60、63、C.I.ピグメントグリーン1、4、7、8、10、17、18、36等が挙げられる。
次に、上記(a)の水性の連続相中の界面活性剤について説明する。
本発明においては、イオン性界面活性剤あるいはノニオン性界面活性剤を使用する。
添加量は、十分な濡れ性を確保するために、0.01〜10wt%とし、望ましくは0.1〜8wt%とする。
イオン性界面活性剤のうち、アニオン界面活性剤としては、高級脂肪酸塩、高級アルキルジカルボン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸の塩(Na、K、Li、Ca)ホルマリン重縮合物、高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフテン酸塩等、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン、アルキルエーテル硫酸塩、第二級高級アルコールエトキシサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、モノグリサルフェート、アルキルエーテル燐酸エステル塩、アルキル燐酸エステル塩等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
カチオン界面活性剤としては、脂肪族アミン塩、第4アンモニウム塩、スルホニウム塩、ホスフォニウム塩等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ノニオン界面活性剤としては、フッ素系、シリコーン系、アクリル酸共重合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン2級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルポリオキシエチレン化合物の脂肪酸エステル型、ポリエチレンオキサイド縮合型ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミンアルキルアミンオキサイド等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの中でも、ナトリウムジオクチルスルホサクシネート(高級アルキルスルホン酸塩)、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(ソルビタン脂肪酸エステル)が特に好適である。
上記(b)の非水性の不連続相中の水酸基を持つ水不溶性有機物について説明する。
この水不溶性有機物としては、通常、油中水型のエマルションを形成する目的で使用される乳化剤が用いられ、特に非イオン界面活性剤が望ましい。
具体的には、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリルモノステアレート、デカグリセリルトリオレエート、ヘキサグリセリンポリリシノレート等の(ポリ)グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン植物油脂肪酸エステル等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン、硬化ヒマシ油及び高級アルコール等が挙げられる。
これらは、単独で用いてもよく、二種以上を混合して添加して良い。
これらの中でも、ヘキサグリセリンポリリシノレート(=多価アルコールヒドロキシ脂肪酸エステル)が特に好ましい。
なお、o/wエマルションインク中の、(b)の非水性の不連続相の量比は、1〜74wt%であることが好ましい。上限74wt%は非水性の不連続相が最密充填された場合の量であり、最密充填された場合の量を超えるとエマルションとしての安定性が低下して連続吐出性が低下するおそれがある。他方、下限1%未満であるとカール発生の低減化効果が十分に得られないおそれがある。
上記(a)の連続相においては、不揮発性の水溶性有機溶剤を含有させることが望ましい。
この水溶性有機溶剤は、蒸発防止剤又は凍結防止剤としての機能を有する。
具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール等の低級飽和一価アルコール、1,3−ブタンジオール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール等が挙げられる。
これらは単独で使用してもよく、二種以上を併用してもよい。
上記水溶性有機溶剤の、本発明インク中の添加量は、40質量%以下が好ましく、15〜35質量%がより好ましい。
次に、本発明のインクに適用する樹脂について説明する。
(a)の連続相に対しては、水溶性高分子化合物を加えても良い。
この水溶性高分子化合物としては、特に制限されるものではなく、公知の材料を適宜用いることができる。例えば、天然高分子化合物、半合成高分子化合物、合成高分子化合物等が挙げられる。
前記天然高分子化合物としては、例えば、デンプン、マンナン、アルギン酸ソーダ、ガラクタン、トラガントガム、アラビアガム、プルラン、デキストラン、キサンタンガム、ニカワ、ゼラチン、コラーゲン、カゼイン等が挙げられる。
前記半合成高分子化合物としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチルデンプン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン等が挙げられる。
前記合成高分子化合物としては、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸トリエタノールアミン等のアクリル酸樹脂誘導体;ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルメチルエーテル等の合成高分子化合物等が挙げられる。
前記水溶性高分子化合物は、単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
また、添加量は10質量%以下が好ましく、0.5〜5質量%がより好ましい。
(a)の連続相中には、o/w型樹脂エマルションを含有させてもよい。
樹脂の材料としては、特に制限されるものではなく、従来公知の材料から適宜選択できる。
例えば、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸エステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニリデン−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂等が挙げられる。
これらは、単独で使用してもよく、二種以上を併用してもよい。
上記(b)の不連続相に対しては、油溶性高分子化合物を加えても良い。
油溶性高分子化合物としては、油性インクに普通に用いられる高分子化合物等が挙げられる。
ロジン、重合ロジン、水素化ロジン、ロジンエステル、ロジンポリエステル樹脂、水素化ロジンエステル等のロジン系樹脂。ロジン変性アルキド樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂等のロジン変性樹脂。マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、環化ゴムなどのゴム誘導体樹脂、テルペン樹脂、アルキド樹脂、重合ひまし油等が挙げられる。これらは、単独で使用してもよく、二種以上を混合して添加してもよい。
次に、本発明のエマルションインクを適用して印刷を行った場合の、記録用紙のカール低減化効果について図2を参照して説明する。
図2(a)に示すように、記録用紙を構成する植物繊維は、フィブリルと呼ばれる糸状構造からなり、フィブリルはさらに直径数〜20nm、長さ1〜数μmのミクロフィブリルからなり、ミクロフィブリルはさらに数〜数十本のエレメンタリーフィブリルからなる。
図2(b)に示すように、エレメンタリーフィブリルは、数十本の並列に配列しているセルロース分子からなる。このとき隣接するセルロース分子間では、強固な水素結合が形成され、直径3〜4nmほどの束を形成する。
図2(c)に、セルロース分子間への、水と水酸基をもつ水不溶性裕k物の働きかけの違いを示す。
図2(c)の式は、セルロース2分子の構造を示す。分子間には水素結合が生じている。
水素結合(1)はセルロース分子間の通常の水素結合状態を示す。
水素結合(2)はセルロース分子間の水素結合に水分子が介在し、更にその水分の蒸発によって水素結合の位置が変更された状態を示す。この現象をさらに説明すると、水が紙に浸潤し、図示のようにセルロース間の結合が切断される。これにより繊維が緩み伸長する。ここで、水が乾燥や移動によってその場から消失すると、繊維が縮み、切断された水素結合は再結合する。しかし、紙が製紙時に加えられるような圧力は加わらず、この乾燥過程では繊維が自由なゆるい状態位置で水素結合され、異なった紙形状となる。すなわち記録用紙にカールが発生する。
水素結合(3)は、セルロースの水素結合に関与していない水酸基に水酸基をもつ水不溶性有機物が介在し、更にセルロース分子間への水分子の進入を防止している状態を示す。
なお、図2中、破線は水素結合を示し、Rはアルキル基を示している。
次に、上述した本発明のエマルションインクを用いた記録方法について説明する。
図3に、ラインヘッド型印字装置の一例の概略構成図を示す。
この印字装置において、給紙トレイ1は、圧板2と記録用紙3を給紙する給紙回転体4とがベース5に取り付けられた構成を有している。
圧板2は、ベース5に取り付けられた回転軸aを中心に回転可能となされており、圧板ばね6により、給紙回転体4に付勢されている。
この給紙回転体4と対向する圧板2の部位には、記録用紙3の重送を防止するため、人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パッド(図示せず)が設けられている。
また、圧板2と給紙回転体4の当接を解除するためのリリースカム(図示せず)が設けられている。
上記構成の印字装置において、先ず、待機状態では、リリースカムが圧板2を所定位置まで押し下げている。これにより、圧板2と給紙回転体4の当接は解除される。この状態で、搬送ローラ7からの駆動力がギア等により給紙回転体4及びリリースカムに伝達されると、リリースカムが圧板2から離れて圧板2は上昇し、給紙回転体4と記録用紙3が当接するようになされる。
給紙回転体4の回転に伴い、記録用紙3は、ピックアップされ給紙を開始し、所定の分離爪(図示せず)により1枚ずつ分離される。
給紙回転体4は、搬送ガイド8、9を経由して、記録用紙3をプラテン10に送り込むべく回転する。
記録用紙3は、搬送ガイド8、9の間を通過し、搬送ローラ7まで導かれ、この搬送ローラ7とピンチローラ11とにより、プラテン10まで搬送される。
その後、再び記録用紙3と給紙回転体4との当接を解除した待機状態となって、搬送ローラ7からの駆動力が切られる。
手差し給紙用の給紙回転体12は、手差しトレイ13上に搭載された記録用紙3を、コンピュータの記録命令信号に従って給紙回転体12で給紙し、搬送ローラ7へ搬送する機能を有している。
プラテン10まで搬送された記録用紙3は、ラインヘッド14の下を通過する。ここで、記録用紙搬送の速度と、液滴吐出のタイミングは、所定の電気的回路(図示せず)により制御された信号に基づいて決定され、これにより所望の画像が形成される。
以下、本発明のインクジェット用のエマルションインクについて、具体的な実施例サンプルと比較例サンプルを作製し、検証を行った。なお、本発明は、下記に示す例に限定されるものではない。
〔比較例1、2〕
これらにおいては、水性インクを作製する。
水に溶剤と顔料、比較例2においてはo/w型樹脂エマルションを投入し、ディゾルバー(DISPERMAT−FE)で撹拌分散し、顔料分散液を作製した。これを3μmフィルターで濾過し、水性インクジェット用インクを得た。
〔実施例1〜7、比較例3、4〕
これらにおいては、o/wインクを作製する。
非水性の不連続相となる水不溶性有機物に顔料分散剤、顔料を加え、3本ロール(井上製作所S−4・3/4×11)で練肉し、顔料分散体を作製する。この顔料分散体にさらに水不溶性有機物を加えディゾルバー(DISPERMAT−FE)で撹拌分散し、油相とする。これを水、水溶性有機溶剤、樹脂、顔料、乳化剤からなる水相に加え、真空乳化撹拌装置(みづほ工業PVQ−3UN)で乳化し、その後3μmフィルターを用いて濾過を行い、インクジェット用o/w(=水中油型)エマルションインキを得た。
<連続吐出性の評価>
上述のようにして作製した実施例1〜7、及び比較例1〜4のインクについて、ラインヘッド型の印字装置を用いて、ヘッドからの連続吐出性についての評価を行った。
プリンタ:試作ラインヘッド印字装置
記録用紙:株式会社リコー製 TYPE6200 PPC用紙
印刷条件:23℃/65%
上記の条件により、記録用紙1000枚に対して印字を行った後、ドット径変化率(%)を5段階で評価した。
評価基準は、5%未満=5、5以上10%未満=4、10以上15%未満=3、15以上20%未満=2、20%以上=1とする。
<記録用紙のカール量の評価方法>
上述のようにして作製した実施例1〜7、及び比較例1〜4のインクを用いて、印刷を行い、記録用紙のカール量を評価した。
プリンタ名:試作ラインヘッド印字装置
記録用紙:株式会社リコー製 TYPE6200 PPC用紙
印刷条件:23℃/65%
上記条件により、記録用紙の片面にベタ印字し、印刷面を上に30分間平置きして乾燥させて用紙端の捲れ上がり量を5段階で評価した。
評価基準は、3mm未満=5、3以上6mm未満=4、6以上9mm未満=3、9以上12mm未満=2、12mm以上=1とする。
下記表1〜表6に、実施例1〜7及び比較例1〜4のインクの処方と、連続吐出性及びカール量の評価結果を示す。
1,3−BD=1,3−butandiol
c=シアン、m=マゼンタ、y=イエロー、k=クロ
PB15:3=C.I.Pigment Blue 15:3(phthalocyanine
blue)
DQ122=C.I.Pigment Red 122(dimethyl
quinacridone)
MA74=C.I.Pigment Yellow 74(monoazo)
酸性CB=酸性カーボンブラック(cabon black)
DO−S:ナトリウムジオクチルスルホサクシネート(Sodium dioctyl
sulfosuccinate)
EO−SML:ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
n-PO:パラフィンオイル
NO:ナフテンオイル
STO:ソルビタントリオレエート
HGPR:ヘキサグリセリンポリリシノレート(多価アルコールヒドロキシ脂肪酸エステル)
下記表中の樹脂エマルションは、樹脂微粒子(SX1105A:日本ゼオン製、スチレン−ブタジエン共重合体系樹脂、平均粒径0.109μm)を使用した。
また、下記表中に示されている自己分散系顔料は、それぞれ種類ごとに下記の材料を使用した。
自己分散系顔料(CAB−O−JET250:Cabot製、PB15:4、平均粒径0.091μm)
自己分散系顔料(CAB−O−JET260:Cabot製、PR122、平均粒径0.105μm)
自己分散系顔料(CAB−O−JET270:Cabot製、Py74、平均粒径0.137μm)
自己分散系顔料(CAB−O−JET300:Cabot製、Carbon Black、平均粒径0.130μm)
下記表1に、比較例1、比較例2のインクの処方と、連続吐出性、及びカール量の評価結果を示す。
下記表2に、比較例3、4のインクの処方と、連続吐出性、及びカール量の評価結果を示す。
下記表3に、実施例1、2のインクの処方と、連続吐出性、及びカール量の評価結果を示す。
下記表4に、実施例3、実施例4のインクの処方と、連続吐出性、及びカール量の評価結果を示す。
下記表5に、実施例5、実施例6のインクの処方と、連続吐出性、及びカール量の評価結果を示す。
下記表6に、実施例7のインクの処方と、連続吐出性、及びカール量の評価結果を示す。
下記表7に、上述した実施例1〜7、比較例1〜4の構成を示す。
表1〜表6の結果に示すように、(a)水と、少なくとも1種類以上の顔料と、少なくとも1種類以上のイオン性界面活性剤あるいはノニオン性界面活性剤とを含有する水性の連続相と、(b)水酸基を有する水不溶性有機物を少なくとも1種類以上含有する非水性の不連続相とを具備するインクジェット用o/wエマルションインクよりなる実施例1〜7においては、いずれも実用上良好な連続吐出性と、記録用紙のカール量の低減化が実現できた。
但し、(b)の非水性の不連続相が74%を超えている実施例7は、実施例4に比較して連続吐出性において若干の劣化が確認された。
非水性の不連続相を有さない水性インクであって、かつエマルション樹脂を含有しないものとした比較例1においては記録用紙のカール量の低減化が図られなかった。
また、エマルション樹脂を含有したが、非水性の不連続相を有していない比較例2においては、実用上良好な連続吐出性が確保できなかった。
また、非水性の不連続相中における水不溶性有機物が、水酸基を有さないものであるとした比較例3、4においては、連続吐出性と記録用紙のカール量とのいずれかにおいて、実用上満足な特性が得られなかった。
本発明のインクジェット用o/wエマルションインク構成モデル図を示す。 (a)〜(c)記録用紙のカール発生防止のモデル図を示す。 インクジェット記録装置の概略構成図を示す。
符号の説明
1 給紙トレイ
2 圧板
3 記録用紙
4 給紙回転体
5 ベース
6 圧板ばね
7 搬送ローラ
8 搬送ガイド
9 搬送ガイド
10 プラテン
11 ピンチローラ
12 給紙回転体
13 手差しトレイ
14 ラインヘッド

Claims (5)

  1. (a)水と、少なくとも1種類以上の顔料と、少なくとも1種類以上のイオン性界面活性剤あるいはノニオン性界面活性剤とを含有する水性の連続相と、
    (b)水酸基を有する水不溶性有機物を少なくとも1種類以上含有する非水性の不連続相、によりなることを特徴とするインクジェット用o/wエマルションインク。
  2. 前記(b)の非水性の不連続相が、1〜74%であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用o/wエマルションインク。
  3. 前記(b)に含有されている水酸基を持つ水不溶性有機物が、多価アルコールヒドロキシ脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用o/wエマルションインク。
  4. 前記(a)の水性の連続相が、不揮発性の水溶性有機溶剤を含有していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用o/wエマルションインク。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインクジェット用o/wエマルションインクを使用し、
    ライン状に固定されたインクジェットヘッドからのインクを吐出することにより、記録を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
JP2007294629A 2007-11-13 2007-11-13 インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法 Expired - Fee Related JP5037307B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007294629A JP5037307B2 (ja) 2007-11-13 2007-11-13 インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法
EP20080253687 EP2060610B1 (en) 2007-11-13 2008-11-11 Ink-jet o/w emulsion ink and ink-jet recording method using the same
US12/268,686 US8187372B2 (en) 2007-11-13 2008-11-11 Ink-jet O/W emulsion ink and ink-jet recording method using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007294629A JP5037307B2 (ja) 2007-11-13 2007-11-13 インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009120670A JP2009120670A (ja) 2009-06-04
JP5037307B2 true JP5037307B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40262675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007294629A Expired - Fee Related JP5037307B2 (ja) 2007-11-13 2007-11-13 インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8187372B2 (ja)
EP (1) EP2060610B1 (ja)
JP (1) JP5037307B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8226756B2 (en) * 2009-01-05 2012-07-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Emulsion type inkjet ink
EP2336250A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Inkjet emulsion ink
US8894193B2 (en) 2010-04-27 2014-11-25 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Decolorizable water-based inkjet ink
JP2013053203A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Seiko Epson Corp インクセット及びこれを用いた記録方法
US10131806B2 (en) * 2016-05-20 2018-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Aqueous ink, ink cartridge, and ink jet recording method
JP2019524916A (ja) 2016-06-24 2019-09-05 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company 非水溶性添加剤を含有する水性インクジェットインク

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1259375B (it) 1992-03-31 1996-03-12 Olivetti & Co Spa Inchiostro particolarmente adatto per una stampante a getto d'inchiostro
JPH06220376A (ja) 1993-01-22 1994-08-09 Seiko Epson Corp インクジェット記録用インク組成物
JPH07331143A (ja) * 1994-06-06 1995-12-19 Brother Ind Ltd 記録用インク
JP3877802B2 (ja) * 1995-05-02 2007-02-07 株式会社リコー エマルジョンインク及びこれを用いた印刷方法
US5713989A (en) 1995-09-14 1998-02-03 Hewlett-Packard Company Bleed alleviated aqueous pigment dispersion-based ink-jet ink compositions
JPH09227812A (ja) 1996-02-26 1997-09-02 Toyo Ink Mfg Co Ltd 水性インクジェット用記録液
JPH101629A (ja) 1996-06-13 1998-01-06 Ricoh Co Ltd 水性インク及びインクジェット記録方法
EP0928821A1 (en) 1998-01-12 1999-07-14 E.I. Dupont De Nemours And Company Two-phase pigmented ink jet inks
JP4553435B2 (ja) * 2000-01-20 2010-09-29 旭化成ケミカルズ株式会社 水性エマルジョン型インク組成物
JP4777525B2 (ja) 2001-03-05 2011-09-21 東北リコー株式会社 孔版印刷用w/oエマルションインキ
JP2003012968A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Sharp Corp インク組成物およびそれを用いた記録装置
KR100517667B1 (ko) 2003-05-29 2005-09-28 주식회사 명품 코리아 유중수형 인쇄잉크 조성물
JP4068028B2 (ja) * 2003-08-07 2008-03-26 サカタインクス株式会社 エマルジョン型インクジェットインク組成物
JP4736328B2 (ja) * 2004-02-09 2011-07-27 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェット記録方法
WO2005113694A1 (en) 2004-05-21 2005-12-01 Noveon, Inc. Emulsion composition and vehicle and ink compositions and printing process and method thereof
JP4806173B2 (ja) * 2004-08-17 2011-11-02 東北リコー株式会社 インクジェット用エマルションインク、並びに、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
DE602005018507D1 (de) * 2004-09-17 2010-02-04 Ricoh Kk Aufzeichnungstinte, tintenpatrone, tintenaufzeichnung, tintenstrahlaufzeichnungsvorrichtung sowie tintenstrahlaufzeichnungsverfahren
JP4921753B2 (ja) 2004-09-17 2012-04-25 株式会社リコー 記録用インク、並びに、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
GB0424505D0 (en) * 2004-11-05 2004-12-08 Gr Advanced Materials Ltd Emulsion ink
JP5082203B2 (ja) 2005-05-18 2012-11-28 コニカミノルタホールディングス株式会社 水性インク、水性インクの製造方法、インクジェットプリンタ及びインクジェット記録方法
JP2007262227A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷用エマルションインキ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009120670A (ja) 2009-06-04
EP2060610A1 (en) 2009-05-20
EP2060610B1 (en) 2014-01-08
US8187372B2 (en) 2012-05-29
US20090136669A1 (en) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5037307B2 (ja) インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法
JP2009045851A (ja) 画像形成方法及び装置
JP2009184214A (ja) インクジェット印刷方法及びインクセット
JP2010155989A (ja) エマルジョンタイプのインクジェットインク
JP2017014325A (ja) 非水系インクジェット印刷方法
JP2968010B2 (ja) インクジェット記録方法
JP4806173B2 (ja) インクジェット用エマルションインク、並びに、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP5455683B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2993096B2 (ja) インクジェットプリンタ用インク
JP4224961B2 (ja) インクジェット記録用水性インク及びカラーインクセット
JP5285345B2 (ja) インクジェット用水性インク
JP2004160996A (ja) インクジェット記録方法及び記録物
JP2011143705A (ja) 油性インクジェット印刷方法及びインクセット
US9944820B2 (en) Pretreatment liquid, oil-based ink jet printing ink set, and oil-based ink jet printing method
JPH03234772A (ja) インクジェット用インク及びその製造方法
JPH06172691A (ja) 孔版印刷用エマルジョンインキ
JP2013094970A (ja) インクジェット印刷方法およびインクセット
JP4860908B2 (ja) 孔版印刷用エマルションインキ
JP7122207B2 (ja) 樹脂粒子分散体の製造方法、樹脂粒子分散体及び油性インクジェットインク
JP2011099088A (ja) インクジェットエマルジョンインク
JP5169161B2 (ja) インクジェット用o/wエマルションインク及びこれを用いたインクジェット記録方法
JP2004090595A (ja) 画像形成方法及び画像記録装置
JP2000297238A (ja) インク、当該インクを収納するインクカートリッジ及び当該インクを使用する記録装置
JP2004137302A (ja) インクジェット用水性顔料インク
JP2006124466A (ja) 画像記録方法及び画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120704

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5037307

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees