JP5036739B2 - プロペラシャフトの支持装置 - Google Patents

プロペラシャフトの支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5036739B2
JP5036739B2 JP2009021075A JP2009021075A JP5036739B2 JP 5036739 B2 JP5036739 B2 JP 5036739B2 JP 2009021075 A JP2009021075 A JP 2009021075A JP 2009021075 A JP2009021075 A JP 2009021075A JP 5036739 B2 JP5036739 B2 JP 5036739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
propeller shaft
vehicle body
ring member
support device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009021075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010173590A (ja
Inventor
浩倫 駒井
美通 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2009021075A priority Critical patent/JP5036739B2/ja
Publication of JP2010173590A publication Critical patent/JP2010173590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036739B2 publication Critical patent/JP5036739B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は、プロペラシャフトを、センターベアリングを介して車体に回転自在に支持する支持装置に関する。
従来におけるプロペラシャフトの支持装置は、センターベアリングを内部に保持するベアリングケースと、このベアリングケースの外周面に固着され、折り返し状に折曲形成された弾性部材であるインシュレータと、このインシュレータの外周に一体に固着された環状のリング部材と、該リング部材の外周面に被嵌状態で溶接固定された上下2つのロアーブラケット及びアッパーブラケットと、を備えている。
この両ブラケットは、細長いプレート状の金属材をほぼ半円弧状に折曲形成されて、ほぼ径方向に延出された両端部に取付孔が穿設され、該両取付孔に挿通した取付ボルトを、車体フロアに有するナットに螺着締結してプロペラシャフトを車体のフロアに固定するようになっている。
そして、前記リング部材に対して前記ロアーブラケットとアッパーブラケットを溶接によって一体的に結合することによって、支持装置を補強してプロペラシャフトの回転駆動時における車体への振動伝達を遮断するようになっている。
特開2006−151138号公報(図3)
周知のように、プロペラシャフトは車両の挙動変化を吸収しながら動力を伝達するため、支持装置の前記各ブラケットも様々な方向から過大な入力荷重を受けることになり、その大きな入力荷重に耐えることのできる強度が要求されている。
したがって、前記従来の支持装置においてもリング部材を2つのブラケットによって被嵌状態に結合して補強するようになっているものの、単に平板状の金属プレートを結合させているだけであるから、プロペラシャフトの例えば車体左右方向の入力荷重に対する十分な剛性が得られないおそれがある。
そこで、前記ロアーブラケットの車体前後方向の各外側端に下方へ折曲形成された補強リブを長手方向に沿って形成することにより、前記プロペラシャフトの車体左右方向の入力荷重に対して十分な剛性を確保する装置も種々提供されている。
しかしながら、前記補強リブを設けた装置にあっては、その跳ね返りとしてプロペラシャフトの車体上下方向の入力荷重が作用すると、前記両ブラケットの両端部のリング部材との結合部付近に応力集中が発生して材料の疲労限界を超えてしまうおそれがある。
本発明は、前記従来の技術的課題に鑑みて案出されたもので、プロペラシャフトの車体左右方向の入力荷重に対するブラケットの剛性を高めつつ上下方向の剛性も高めて耐久性の向上を図り得るプロペラシャフトの支持装置を提供するものである。
本発明は、軸受部材を介してプロペラシャフトを車体に回転自在に支持するプロペラシャフトの支持装置であって、前記軸受部材の外周側に設けられたインシュレータと、該インシュレータの外周側に設けられたリング部材と、該リング部材の外周面に上下方向から挟持状態に被嵌し、それぞれの径方向へ延出した両端部が車体へ取り付けられる鋼製の第1ブラケット及び第2ブラケットと、を備え、前記第1ブラケットと第2ブラケットの少なくともいずれか一方側の車体前後方向の外端部に補強リブを設けると共に、前記一方側のブラケットの強度が、他方側のブラケットの強度よりも大きくなるように形成した。つまり、前記補強リブが設けられている一方側のブラケットの含有炭素量を、他方側のブラケットの含有炭素量よりも多くすることによって強度を高めるようにしたことを特徴としている。
この発明によれば、一方側のブラケットの補強リブによってプロペラシャフトの車体左右方向の入力荷重に対する剛性を高くすることができると共に、この一方側のブラケットの疲労限界が向上する。つまり、高い材料強度によって車体上下方向の入力荷重に十分に対抗できることからリング部材とブラケットとの結合部付近の発生応力を疲労限界以下にすることが可能になる。これによって、支持装置全体の耐久性の向上が図れる。
本発明の実施形態の支持装置に供されるリング部材と第1、第2ブラケットの結合状態を示す斜視図である。 本実施形態の支持装置を一部断面して示す要部拡大図である。 本実施形態に供されるプロペラシャフトの全体構成図である。 本実施形態に供されるリング部材と各ブラケットの分解斜視図である。 本実施形態の支持装置の全体斜視図である。 本実施形態の支持装置の縦断面図である。
以下、本発明にかかるプロペラシャフトの支持装置の実施形態を図面に基づいて詳述する。
この実施形態に供される車両のプロペラシャフト1は、図2及び図3に示すように、トランスミッションに接続された駆動側シャフト2と、デファレンシャルギアに接続された従動側シャフト3とに分割形成されて、これら駆動側シャフト2と従動側シャフト3が複数の自在継手4,5,6を介して軸方向から連結されている。
そして、プロペラシャフト1は、その軸方向のほぼ中間位置が車体のフロアであるクロスメンバー7に支持装置8によって回転自在に支持されていると共に、トランスミッション側からデファレンシャルギア側に向かって下り傾斜状に配置されている。この傾斜配置によって、車両の衝突時などにおいてプロペラシャフト1の軸方向に過大な入力荷重が発生して後述する支持装置8と共にクロスメンバー7から脱落した場合に速やかに落下して安全性を高めるようになっている。
前記駆動側シャフト2は、トランスミッション側の管状本体2aと、該管状本体2aの一端部に軸方向から溶接によって結合された段差径状のスタブ軸2b及び他端部に固定された入力軸ヨーク2cなどから構成されている。一方、前記従動側シャフト3は、管軸部3aと、該管軸部3aの一端部に固定されたスタブ軸3b及び他端部に固定された出力軸ヨーク3cなどから構成されている。
前記スタブ軸3bは、駆動側シャフト2の他端部側に連結された連結部材9の円筒部9a内にセレーション結合していると共に、その先端部に螺着されたナット10によって前記連結部材9に連結されている。
前記支持装置8は、図2及び図3に示すように、前記スタブ軸3bの外周に結合されたセンターベアリングであるボールベアリング11と、該ボールベアリング11の外周面に設けられた弾性部材であるインシュレータ12と、該インシュレータ12の外周側に埋設された円環状のリング部材13と、該リング部材13の外周面の上下方向から被嵌固定されて、前記クロスメンバー7に固定される一方側のブラケットであるロアーブラケット14及び他方側のブラケットであるアッパーブラケット15と、前記インシュレータ12の内周面に加硫接着された円筒状の保持部材16と、から主として構成されている。
前記ボールベアリング11は、インナーレース11aが前記スタブ軸3bの外周に圧入などによって結合されていると共に、アウターレース11bに前記円筒状の保持部材16に圧入固定されている。
前記インシュレータ12は、弾性ゴム材によってほぼ円環状でかつ横断面ほぼ横U字形状に折曲形成されて、プロペラシャフト1の振動を効果的に吸収するようになっている。
前記リング部材13は、炭素を含有した熱間圧延鋼の細長い平板をプレスによって円環状に折曲形成されていると共に、外径が前記インシュレータ12の外周部の外径よりも小さく形成されて、後述する前記インシュレータ12の金型による加硫成形時にインシュレータ12の内部に埋設されるようになっている。
また、リング部材13の下端部と上端部の円周方向両側に、前記インシュレータ12の加硫成形時にリング部材13とアッパーブラケット15との間に溶融ゴム材が入り込んで一体的に結合される流入用孔13a、13b、13cが穿設されている。
前記ロアーブラケット14とアッパーブラケット15は、炭素を含有した熱間圧延鋼の細長い平板に形成されて、図1に示すように、これらの幅Wが前記リング部材13の幅Wとほぼ同じ幅に設定されていると共に、プレス成形によって各中央部14a、15aがほぼ半円弧状に折曲成形されている一方、両端部14b、14c、15b、15cが径方向に沿って延出形成されている。
前記各中央部14a、15aは、前記リング部材13の外周面上下部を被嵌挟持するよう配置されつつ例えばスポット溶接などによってリング部材13に対して強固に結合されていると共に、後述するように、加硫成形時に前記インシュレータ12の内部に埋設されている。前記両端部14b、14c、15b、15cは、互いに上下方向から接触対向配置されていると共に、同じくスポット溶接などによって互いに強固に結合されている。
また、前記両ブラケット14,15の両端部14b〜15cには、前記クロスメンバー7に取り付ける図外の2本の取付ボルトが挿通される取付孔であるボルト挿通孔14d、14d、15d、15dが同一位置にそれぞれ穿設されている。この各ボルト挿通孔14d、15dの車体前方側孔縁には、車両の衝突などにおいて、プロペラシャフト1に前端側から軸方向へ所定以上の過大な衝撃荷重が入力されると、各ブラケット14,15が、前記各ボルト挿通孔14d、15dを介して前記各取付ボルトの軸部からの抜け出しを許容してプロペラシャフト1をクロスメンバー7から脱落させるスリット部14e、14e、15e、15eがそれぞれ形成されている。
前記ロアーブラケット14は、長手方向のほぼ中央位置の前記リング部材13の下端側の流入用孔13aと連通する固定用孔14fが穿設されていると共に、車体前後方向の外端部、つまり幅方向の各外端部には一対の補強リブ17,18が一体に設けられている。
この両補強リブ17,18は、ロアーブラケット14のプレス成形時に各外端部を下方向へ折曲することによって両端部14b、14cの前記各スリット部14e、14e近傍まで長手方向に沿って一体に形成されている。
そして、前記ロアーブラケット14は、炭素を含有した熱間圧延鋼のその具体的な材料がいわゆるSAPH440によって形成されているのに対して、前記アッパーブラケット15及びリング部材13は同じ炭素を含有した熱間圧延鋼ではあるが、その具体的な材料がいわゆるSPHCによって形成されている。
すなわち、前記ロアーブラケット14の材料であるSAPH440は、周知のように、高い強度を備えていると共に、プレス加工性に優れた熱延鋼材であるのに対して、前記アッパーブラケット15とリング部材13の材料であるSPHCは、前記SAPHよりも軟質で強度が低く、汎用性の高い熱延鋼板材である。
また、これらの熱延鋼板である炭素鋼は、その成分としてFeとC、Si、Mn、P、S(5元素)の合金であって、C量、つまり炭素量によって低炭素鋼、中炭素鋼、高炭素鋼に分類されるが、本実施形態の前記ロアーブラケット14のSAPH440の炭素量は、0.2904重量%に設定されて高炭素鋼の分類になっている一方、アッパーブラケット15とリング部材13のSPHCの炭素量は、0.0958重量%に設定されて中炭素鋼になっている。したがって、前記ロアーブラケット14は、アッパーブラケット15やリング部材13の材料強度よりも十分に高く設定されている。
また、前記中、高炭素鋼の溶接では、急熱、急冷によって熱影響部が硬化して割れを発生するおそれがある。そこで、本実施形態では、前記ロアーブラケット14の推定熱影響部最高硬さは、ばらつき上限において約300Hvとなるように設定している。つまり、炭素鋼溶接部の最高硬さは、予熱なしの状態では著しく硬化し、予熱、層間温度の上昇とともに低下することが知られており、低温割れ防止のためには、熱影響部の硬さを350Hv以下と規定されることがあるが、0.23%以上の鋼では炭素量に応じて予熱、層間温度を管理する必要があることから、本実施形態ではロアーブラケット14の硬度を約300Hvに設定することによって予熱、層間温度の管理精度を低く抑えている。
さらに、材料の機械的性質である伸びは、前記SAPH440が37%、SPHCが44%であり、その差が7%になっている。今回、本願の発明者が、前記ロアーブラケット14を、アッパーブラケット15とリング部材13と同一のSPHCで製作したロアーブラケット14用の金型でプレス成形を行ったところ、寸法的に全く問題がないことを確認した。
以下、前記支持装置8の製造工程について説明する。
すなわち、まず図4に示すように、リング部材13とロアーブラケット14及びアッパーブラケット15を、同じプレス金型によって所定の形状に成形すると共に、各孔14d、15dやスリット部14e、15eも同時に成形する。ここで、ロアーブラケット14側では、前記各補強リブ17,18も同時にプレス成形する。
その後、リング部材13と各ブラケット14,15をスポット溶接あるいはプロジェクション溶接などによって一体的に結合させて、図1に示すブラケット構成体を形成する。
続いて、前記ブラケット構成体と前記保持部材16を、インシュレータ12成形用のゴム成形金型のキャビティ内に配置し、このキャビティ内に溶融ゴム材を注入した後、所定時間冷却する。冷却後に離型を行えば、図5及び図6に示すように、前記インシュレータ12が加硫成形されると共に、この内部に前記ロアーブラケット14やアッパーブラケット15の各中央部14a、15aが埋設されて一体化される。また、前記保持部材16の外周に、前記インシュレータ12が一体的に加硫接着される。これによって、支持装置8の基本的な各構成部材の製造作業が完了する。
その後、前記支持装置8を、ボールベアリング11を介してプロペラシャフト1に組み付けると共に、前記両ブラケット14,15の両端部14b、14c、15b、15cの各ボルト挿通孔14d、15dを介してクロスメンバー7側の2本の取付ボルトを介してナットに螺着締結すれば、プロペラシャフト1が車体側の定位置に確実に取り付けられることになる。
以上のように、本実施形態によれば、ロアーブラケット14に一体に設けられた各補強リブ17,18によってプロペラシャフト1の回転駆動に伴う車体左右方向の入力荷重に対する剛性を高くすることができる。
つまり、前記補強リブ17,18が存在しない場合は、車体左右方向の入力荷重が作用すると、前記ロアーブラケット14の図1に示すA部(折曲箇所)において大きな応力集中が発生して、耐久性が低下するおそれがあるが、本実施形態のように、補強リブ17,18を設けたことによって前記車体左右方向の入力荷重に対する剛性が高くなることから、大きな応力集中の発生を抑制できる。
しかし、前記各補強リブ17,18によって車体左右方向の剛性は高くすることはできるものの、車体上下方向に入力荷重には十分に対抗することができず、かかる上下方向の入力荷重が発生すると、前記各A部箇所に応力集中が発生し易くなる。
そこで、本実施形態では、前記ロアーブラケット14をアッパーブラケット15やリング部材13よりも炭素量の多い高炭素鋼によって形成したため、プロペラシャフト1の車体上下方向の疲労限界応力も高くなる。これによって、前記ロアーブラケット14によって車体上下方向の入力荷重に十分に対抗できることから前記補強リブ17,18の発生応力を疲労限界以下にすることが可能になる。
これによって、車体上下左右方向の入力荷重に対する耐力が高くなって各A部箇所における応力集中の発生に耐え得ることから、支持装置8全体の耐久性の向上が図れる。
また、前記ロアーブラケット14とアッパーブラケット15及びリング部材13の各硬度を約300Hv程度に設定したことによって、溶接時における熱影響部の硬化が抑制されて溶接性の影響を回避できる。
さらには、前記ロアーブラケット14のアッパーブラケット15やリング部材13の材料の機械的性質である伸びの差が7%で、ほぼ同じ伸びとなることから、前記各ブラケット14のプレス金型をSAPH440とSPHCで共用することができる。このため、各材料毎のプレス金型が不要になることから、成形作業が容易になると共に、製造コストの高騰を抑制することができる。
前記両ブラケット14、15は、それぞれの中央部14a、15aが前記インシュレータ12の内部に一体に埋設されていることから、インシュレータ12との結合剛性が向上する。特に、前記リング部材13の流入用孔13a〜13cに流入した溶融ゴム材によってアッパーブラケット15の中央部15aとの接着性がさらに高くなる。
また、前記各ブラケット14,15の各中央部14a、15aをインシュレータ12に埋設することによって、これら全体の外径を従来の支持装置に比較して小さくすることができる。したがって、支持装置8の小型化が図れると共に、レイアウトの自由度が向上する。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば前記アッパーブラケット15をSAPH440で形成して炭素量を0.2904重量%に設定する一方、ロアーブラケット14とリング部材13をSPHCで形成して炭素量を0.0958重量%に設定して、前記アッパーブラケット15の強度をロアーブラケット14やリング部材13の強度よりも十分に高く設定することも可能である。なお、前記ロアーブラケット14に各補強リブ17,18が一体に設けられていることは前提である。
また、この場合も、アッパーブラケット15の硬度を約300Hv程度に低く設定する。
したがって、この実施形態では、アッパーブラケット15の強度向上によって支持装置8の車体上下左右方向の剛性が向上して耐久性の向上が図れると共に、前記硬度の特異な設定によってプレス成形作業の容易性と製造コストの低減化が図れるなど、先の実施形態と同様な作用効果が得られる。
1…プロペラシャフト
2…駆動側シャフト
3…従動側シャフト
4・5・6…自在継手
8…支持装置
11…ボールベアリング(センターベアリング)
12…インシュレータ
13…リング部材
14…ロアーブラケット
14a…中央部
14b、14c…両端部
15…アッパーブラケット
15a…中央部
15b、15c…両端部
14d、15d…ボルト挿通孔
17・18…補強リブ

Claims (2)

  1. 軸受部材を介してプロペラシャフトを車体に回転自在に支持するプロペラシャフトの支持装置であって、
    前記軸受部材の外周側に設けられたインシュレータと、
    該インシュレータの外周側に設けられたリング部材と、
    該リング部材の外周面に上下方向から挟持状態に被嵌し、それぞれの径方向へ延出した両端部が車体へ取り付けられる鋼製の第1ブラケット及び第2ブラケットと、を備え、
    前記第1ブラケットと第2ブラケットの少なくともいずれか一方側の車体前後方向の外端部に補強リブを設けると共に、
    前記一方側のブラケットの材料強度を、他方側のブラケットの材料強度よりも高くなるように形成したことを特徴とするプロペラシャフトの支持装置。
  2. 軸受部材を介してプロペラシャフトを車体に回転自在に支持するプロペラシャフトの支持装置であって、
    前記軸受部材の外周側に設けられたインシュレータと、
    該インシュレータの外周側に設けられたリング部材と、
    該リング部材の外周面に上下方向から挟持状態に被嵌し、それぞれの径方向へ延出した両端部が車体へ取り付けられる炭素を含有した鋼製の第1ブラケット及び第2ブラケットと、を備え、
    前記第1ブラケットと第2ブラケットの少なくともいずれか一方側の車体前後方向の外端部に補強リブを設けると共に、
    前記一方側のブラケットの含有炭素量を、他方側のブラケットの含有炭素量よりも多く設定したことを特徴とするプロペラシャフトの支持装置。
JP2009021075A 2009-02-02 2009-02-02 プロペラシャフトの支持装置 Active JP5036739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021075A JP5036739B2 (ja) 2009-02-02 2009-02-02 プロペラシャフトの支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021075A JP5036739B2 (ja) 2009-02-02 2009-02-02 プロペラシャフトの支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010173590A JP2010173590A (ja) 2010-08-12
JP5036739B2 true JP5036739B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=42704964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009021075A Active JP5036739B2 (ja) 2009-02-02 2009-02-02 プロペラシャフトの支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036739B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200460412Y1 (ko) 2010-10-13 2012-06-01 현대다이모스(주) 추진축 센터베어링 고정구조
KR101393547B1 (ko) 2012-07-11 2014-05-09 현대자동차 주식회사 차량용 프로펠러 샤프트
JP6296552B2 (ja) * 2014-09-11 2018-03-20 株式会社ショーワ ブラケット組み立て体
CN107284231B (zh) * 2016-03-31 2023-11-17 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种提升刚度及减震的中间支承结构
US10675972B2 (en) 2018-08-13 2020-06-09 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Drive shaft bearing support assembly and multi-radius cap for bearing support housing

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001030783A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Suzuki Motor Corp プロペラシャフトの衝撃吸収構造
JP2002316545A (ja) * 2001-04-25 2002-10-29 Nok Vibracoustic Kk プロペラシャフト支持装置
JP2002331844A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Suzuki Motor Corp 車両のプロペラシャフト構造
EP1415847B1 (en) * 2002-10-30 2006-09-06 Renault S.A. Bearing support arrangements
JP4535924B2 (ja) * 2005-04-12 2010-09-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 プロペラシャフトの支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010173590A (ja) 2010-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5036739B2 (ja) プロペラシャフトの支持装置
US9469344B2 (en) Subframe for a motor vehicle, in particular a front axle subframe, and bodywork comprising such a subframe
EP2722253A1 (en) Steering device
US20110233946A1 (en) Cross member
CN106151305B (zh) 支架组合体
US9834256B2 (en) Vehicle lower portion structure
US10661532B2 (en) Chassis component having high durability
US20110232806A1 (en) Side rail
US20170009321A1 (en) Chassis or drive component
JP4535924B2 (ja) プロペラシャフトの支持装置
JP4137167B2 (ja) プロペラシャフトの支持装置
KR101062060B1 (ko) 자동차용 로워 암
JP2009097716A (ja) ディファレンシャル装置
US20110233968A1 (en) Transmission tunnel
JP5042250B2 (ja) プロペラシャフトの支持装置
JP3760112B2 (ja) 動力伝達シャフト
JP5962479B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置用コラムユニット
JP6000888B2 (ja) 接合部補強用カラーの取付構造
JP2006162486A (ja) 車両部品及びエンジンの試験装置
KR101198602B1 (ko) 차량의 서브 프레임용 마운팅 너트 유닛
JP4624456B2 (ja) 鋼製タイロッドエンドおよびその製造方法
JP4820176B2 (ja) 自動車サスペンションアームおよびアルミニウム合金鍛造材
JP2008064128A (ja) フランジ付きカラーナット締結構造
JP5895754B2 (ja) ステアリングホイールの位置調節装置
JP3697922B2 (ja) ねじり疲労特性に優れた高強度駆動軸とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5036739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250