JP5036203B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
また、この種の技術に類似するものとしては自動販売機の扉構造があり、例えば、特許文献1では、開閉扉を支持する一対のヒンジは、ベース部と、ベース部の一端側の端部に設けられたヒンジピンとで構成され、開閉扉の上下端部を支承している。
(全体構造)
図1〜図2に示すように、空気調和機のケーシング1は、架台(ドレーンパネル)2の上に側壁をなす複数の壁板パネル3を立設し、壁板パネル3の上端に天井部をなす複数の天板パネル4、5を配置し、ケーシング1の内部に隔壁をなす複数の中仕切パネル6a、6b、6cを立設し、各パネルを相互に接合して組み立てた構造をなしており、別途に骨組の構造材を必要としないフレームレス構造である。
中仕切パネル6a、6b、6cは還気室7と外気室8を隔てる位置と、外気室8と給気室9を隔てる位置に配置し、さらに給気室9におけるファン部隔壁用に1枚を配置している。
ケーシング1は還気室7に対応する天板パネル4に還気口11を形成し、外気室8および給気室9に対応する天板パネル5に外気口12および給気口13を形成し、ケーシング1の側面に対応する壁板パネル3に排気口14を形成している。
(空気調和機の運転)
還気・排気ファン装置16によって還気口11から還気室7に還流する還気RAは、排気口14からケーシング1の外部へ排気EAとして流出するものと、ダンパ装置17を通して外気室8へ流入するものとに別れる。この割合はダンパ装置17の開度調整によって行われ、ダンパ装置17の開度を大きくするほどに、外気室8へ流れる還気RAが多くなる。
(ファン装置の取付け構造)
図3に示すように、還気・排気ファン装置16および給気ファン装置25は、ファン31と駆動モータ32を備えた同様の構成をなしており、還気・排気ファン装置16が隔壁を兼ねるベースプレート33の下面に懸垂設置するのに対し、給気ファン装置25がベースプレート33の上面に設置する点において相違する。
(フィルターユニット・熱交換器の支持構造)
図4に示すように、中仕切パネル6bの外気室8の側には開口部41の周囲を囲んで閉鎖板42を装着しており、閉鎖板42は下ガイドレール板43と上ガイドレール板44と側板45とからなる。下ガイドレール板43はレール部43aと脚部43bからなり、レール部43aの前端縁に形成した係合片部43cで中仕切パネル6bに形成したスリット46に係合し、脚部43bの下端縁部43dを架台2にボルト43eで固定している。
上ガイドレール板44は側部に形成したスリット44aで側板45の上端縁の係合片部45bに係合し、前端縁部44bを中仕切パネル6bにボルト44cで固定している。
(ドレーンパン構造)
図6に示すように、架台(ドレーンパネル)2はドレーンパン61の周囲に枠体62を接合してなり、ドレーンパン61はケーシング1の前面、つまりメンテナンスサイドの一側に排水口63を備えている。ドレーンパン61は排水口63に向けて底面の全体が傾斜する構造をなし、排水口63は気流の流れ方向に対向して開口し、開口が軸心方向で熱交換器23に対向している。
上記の構成により、ドレーンパン61の底面の全体を排水口63に向けて傾斜させることにより、排水勾配を容易に形成することができ、ドレーンパン61の底面を平坦面に形成できる。このため気流がドレーンパン61の平坦な底面から離間することなく流れることで結露水を気流で排水口63に向けて押し出すことができ、かつ排水口63の開口が軸心方向で熱交換器23に対向することで結露水が排水口63から円滑に流れ出し、ドレーンパン61に残留する結露水を低減でき、ドレーンパン61の腐食を抑制できる。
(その他のドレーンパン構造)
架台2の底面に底板を設け、架台の内部に発泡断熱材を充填してもよい。
(パネル構造)
図7に示すように、空気調和機のケーシング1は、複数の壁板パネル3を接合して壁体を構成し、ケーシング1の内部に複数の中仕切パネル6a、6b、6cを立設し、各パネルを相互に接合して組み立てたフレームレス構造であり、扉パネル10を開閉自在に設けている。
上記の構成のように、外板と枠体との間に断熱材を充填して剛性を有した断熱パネルを全ての中仕切パネルとして使用しているので、空気調和機全体の剛性も高くなる。
(扉パネル構造)
図10〜図11に示すように、扉パネル10は、上端縁および下端縁の側端部に支軸81を有し、支軸81が扉支持金具78を介して天板パネル4、5および架台2に回転自在に保持されることで支軸81の軸心廻りに回動自在にケーシング1に装着されており、裏面の周縁部の全周囲にゴムパッキン82が装着されている。
図14および図15に示すように、ハンドル91はスピンドル軸93を介してドライブ片94に連結しており、ハンドル91をスピンドル軸93の軸心廻りに回動するとドライブ片94がスピンドル軸93の軸心廻りに回動する。
(他の扉構造)
扉パネル10は、図16〜図19に示す構造とすることもできる。これは扉パネル10の裏面の両側にスライドバー92を固定し、扉パネル10の表面の所定位置に把持部である一対の固定ハンドル97を設けたものである。
閉動作時には、図18(a)に示すように、扉パネル10を全閉位置に配置し、スライドバー92の係合孔92cがそれぞれ締め付けフック96に対応し、くさび状縁部96aの先端が係合孔92cの内側に位置する状態で、扉パネル10を下方へ移動させる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、空気調和機のケーシング1として中仕切パネル6a、6b、6cで還気室7と外気室8と給気室9に区分したが、本発明はこれに限定されない。例えば、中仕切パネル6aの部分を壁板パネル3とし、外気室8と給気室9を備えた空気調和機や、上下に区分する中仕切パネルを配置し、給気室の上部に還気室を配置するようにした空気調和機であってもよい。
OA 外気
SA 給気
EA 排気
1 ケーシング
2 架台(ドレーンパネル)
3 壁板パネル
4、5 天板パネル
6a、6b、6c 中仕切パネル
7 還気室
8 外気室
9 給気室
10 扉パネル
11 還気口
12 外気口
13 給気口
14 排気口
15 給気通風路
16 還気・排気ファン装置
17 ダンパ装置
18 プレフィルター
19 中性能フィルター
20 フィルターユニット
21 冷却コイル
21a 底板
21b 水抜き穴
22 加熱コイル
23 熱交換器
24 加湿器
25 給気ファン装置
26 開口
31 ファン
32 駆動モータ
33 ベースプレート
34 連結ロッド
35 モータスタッド
36 ゴムシール材
37 コイルスプリング
38 連結ボルト
39 取付架台
41 開口部
41a 下端縁
42 閉鎖板
43 下ガイドレール板
43a レール部
43b 脚部
43c 係合片部
43d 下端縁部
43e ボルト
43f スリット
44 上ガイドレール板
44a スリット
44b 前端縁部
44c ボルト
45 側板
45a、45b 係合片部
46 スリット
51 固定ボルト
52 連結ボルト
61 ドレーンパン
62 枠体
63 排水口
71 外板
71a 周縁部
72 発泡ウレタン
73 枠体
73a 差込溝部
73b 結合用凹部
73c コーナー部
73d 突起
74 接続バー
74a 突起
74b 接合片部
74c 弾性連結部
74d 弾性片部
75 ガスケット
75a 嵌合部
75b シール部
76 L字金具
77 扉受け金具
78 扉支持金具
79 コーナー部材
79a コーナー部
79b 接合片部
81 支軸
82 ゴムパッキン
82a 嵌合部
82b シール部
83 開き止めフック
83a フック部
83b 傾斜縁部
83c 鉤状縁部
84 開き止めプレート
84a スリット
84b 開口縁
91 ハンドル
92 スライドバー
92a 開口部
92b 開口縁
92c 係合孔
92d 開口縁
93 スピンドル軸
94 ドライブ片
94a 作用縁部
95 保持金具
95b 落下防止金具
96 締め付けフック
96a くさび状縁部
96b ロック縁部
97 固定ハンドル(把持部)
Claims (3)
- ケーシングの開口部に扉を開閉自在に装着するものであって、扉の裏面に扉とケーシングとの間を気密にシールするシール材およびスライドバーを装着し、スライドバーに係合孔を形成し、係合孔に係合する締め付けフックをケーシングの側に設け、
扉は支軸の軸心廻りに回動自在にケーシングへ装着するとともに、支軸を設けた側の裏面の支軸間に複数の開き止めフックを有し、開き止めフックに係合する開き止めプレートをケーシングの側に装着し、
スライドバーが締め付けフックに対して相対的に移動するのに伴って締め付けフックがスライドバーおよび扉を扉閉動側へ案内し、扉の全閉状態で開き止めプレートが開き止めフックを係止することで、支軸間における扉側部の膨らみを防止してシール材による気密状態を維持することを特徴とする空気調和機。 - 保持部材を介してスライドバーを上下方向へ移動自在に保持し、スライドバーを上下移動させるハンドル部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- ケーシングの開口部に扉を開閉自在に装着するものであって、扉の裏面に扉とケーシングとの間を気密にシールするシール材を装着し、扉は支軸の軸心廻りに回動自在にケーシングへ装着するとともに、支軸を設けた側の裏面に複数の開き止めフックを有し、開き止めフックに係合する開き止めプレートをケーシングの側に装着し、扉の全閉状態で開き止めプレートが開き止めフックを係止することで、支軸間における扉側部の膨らみを防止してシール材による気密状態を維持することを特徴とする空気調和機。
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