JP3125092B2 - 床置き形ファンコイルユニット - Google Patents
床置き形ファンコイルユニットInfo
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- JP3125092B2 JP3125092B2 JP08115845A JP11584596A JP3125092B2 JP 3125092 B2 JP3125092 B2 JP 3125092B2 JP 08115845 A JP08115845 A JP 08115845A JP 11584596 A JP11584596 A JP 11584596A JP 3125092 B2 JP3125092 B2 JP 3125092B2
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- Japan
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- door
- case
- opening
- casing
- coil unit
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- Expired - Lifetime
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
ンコイルユニットに関する。
ングは、従来では、直方体状の骨組の外側面に複数枚の
パネルをビス止めし、そのパネルの一部分に点検窓を開
口し、その点検窓を点検用ドアで覆っていた。
ケーシング内に設置したファンや熱交換器等の機器が次
の手順でメンテナンス又は点検される。まず、メンテナ
ンス等が要求される機器に対面する所定のパネルのビス
を緩めて、そのパネルを取り外す。次いで、そのパネル
を作業の邪魔にならない場所に搬出する。引き続いて、
上記の機器をメンテナンス又は点検する。その後、上記
の取外しておいたパネルを搬入するとともに元の箇所に
ビス止めする。
テナンス又は点検ごとに、要求される機器に対応する所
定のパネルを取外したり取付けたりする必要があるう
え、その重いパネルを搬出・搬入する必要がある。この
ため、ファンや熱交換器等の機器のメンテナンスや点検
に手間がかかっていた。本発明の目的は、ケーシング内
に設置したファンや熱交換器等の機器のメンテナンスや
点検を容易に行えるようにすることにある。
め、本発明は、例えば、図1から図3に示すように、床
置き形ファンコイルユニットを次のように構成した。
に、少なくとも左右の方向へ延びる熱交換用の空気通路
Aを仕切り部材(13,14,22,24)で気密状に区画形成し
て、その空気通路Aに送風機3と熱交換器5とエアーフ
ィルタ7とを左右方向に配置し、これら送風機3と熱交
換器5とエアーフィルタ7に対面するメンテナンス用開
口Mを上記ケーシング1の前面Fのほぼ全域に形成し、
そのメンテナンス用開口Mを気密状に覆うメンテナンス
用ドアDを設けて、そのドアDを上記ケーシング1に前
後方向へ開閉揺動可能に支持した、床置き形ファンコイ
ルユニットであって、 上記ケーシング1を、上記の送風
機3を配置した第1ケース1aと上記の熱交換器5を配
置した第2ケース1bと上記エアーフィルタ7を配置し
た第3ケース1cとの少なくとも3つの分割されたケー
ス1a・1b・1cによって構成して、これらケース1
a・1b・1cを締結具によって左右方向へ順に連結
し、 前記のメンテナンス用ドアDを、上記の第1ケース
1aの第1開口31を覆う第1ドア41と上記の第2ケ
ース1bの第2開口32を覆う第2ドア42と上記の第
3ケース1cの第3開口33を覆う第3ドア43との少
なくとも3つのドア41・42・43によって構成した
ものである。
加えたものである。前記の第2ケース1b内に前記の熱
交換器5と加湿器6とを左右方向へ並べて配置して、前
記の第2ドア42を左右の2つのドア42a・42bに
よって構成した。
うに、次の作用効果を奏する。
交換器5やエアーフィルタ7などの機器をメンテナンス
又は点検するときには、メンテナンス用ドアDを開き側
へ向けて前後方向へ揺動させる。すると、上記の送風機
3や熱交換器5やエアーフィルタ7などの機器がメンテ
ナンス用開口Mに対面されてメンテナンスサイドSに露
出する。このため、そのメンテナンス用開口Mから上記
の機器を容易にメンテナンス又は点検できる。そのメン
テナンス又は点検の終了後には、上記ドアDを前後方向
へ揺動させて閉じればよい。
ンテナンスや点検は、メンテナンス用ドアを揺動操作す
るだけで行えるので、ビス止めしたパネルの取外し・取
付け及び搬出・搬入が必要な従来例と比べると、遥かに
容易となる。しかも、上記の機器の交換も上記メンテナ
ンス用開口から行えるので、その交換作業も容易であ
る。
効果を奏する。 上記の送風機と熱交換器とエアーフィル
タとの3種類の機器においては、メンテナンスや点検の
頻度が異なるが、3つのドアのうちの所望のドアを開く
ことによって所望の機器をメンテナンス用開口に対面さ
せることができるので、その所望の機器を必要に応じて
容易にメンテナンス又は点検できる。さらに、上記ケー
シングを左右方向へ複数のケースに分割したので、予め
ケースごとに所定の機器を組み込んでおき、その後、こ
れらのケースを左右方向へ連結することによってファン
コイルユニットを組立てられる。このため、一体形のケ
ーシングと比べると、組み立て作業を能率良く行える。
て、次の作用効果を奏する。第2ドアのうちの左ドア又
は右ドアを開閉することによって熱交換器又は加湿器を
メンテナンス開口に対面させることができるので、必要
に応じて所望の機器をメンテナンス又は点検することが
さらに容易である。
から図3によって説明する。図1は、床置き形のファン
コイルユニットの正面図である。図2は、上記ファンコ
イルユニットの平面図である。図3は、同上ファンコイ
ルユニットの左側面図である。
は、第1と第2と第3の三つのケース1a・1b・1c
を複数の締結具(図示せず)によって左右方向へ順に連結
することによって構成される。上記ケーシング1の前面
Fの手前側にメンテナンスサイドSが設けられている。
上記の第1ケース1a内に制御盤2および多翼ファン3
(送風機)が上下に配置され、第2ケース1bの右寄り部
分内に熱交換器5および加湿器6が左右に並べて配置さ
れ、第3ケース1cの左部分内にエアーフィルタ7が配
置されている。
機10とが防振支持用フレーム11を介して上記の第1
ケース1aのベース部分に支持されている。その第1ケ
ース1aの右側面が、前後方向へ延びる右板(仕切り部
材)13によって覆われ、その右板13の下寄り開口部
(図示せず)に上記ファン3の吸込口3aが連結される。
さらに、上記ファン3と制御盤2との間が中仕切り板
(仕切り部材)14によって区画されて、その中仕切り板
14の後ろ寄り開口部(図示せず)に上記ファン3の吐出
口3bが連結される。その吐出口3bが、上記の制御盤
2の後ろ側空間を通って同上の第1ケース1aの頂面に
設けた給気口15へ連通される。
第2ケース1bのベース部分に支持されている。その熱
交換器5は、温水用コイル系統18と冷水用コイル系統
19との2つの系統を備える。各コイル系統18・19
の流量は電動弁20・21によって制御される。
切り部材)24によって覆われ、その左板24の開口部
(図示せず)に前記エアーフィルタ7が連結される。その
エアーフィルタ7が上記の第3ケース1cの頂面に設け
た還気口25へ連通される。なお、上記の第3ケース1
cの上記の左板24には前記の第2ケース1b内の前記
の熱交換器5が連結される。その熱交換器5の上面の右
部分が上板22(仕切り部材)によって覆われる。
1開口31は、上開口31aと下開口31bとを備え
る。その上開口31aが上ドア41aによって気密状に
覆われると共に、下開口31bが下ドア41bによって
気密状に覆われる。これら上下のドア41a・41bに
よって第1ドア41が構成されている。なお、上記の上
ドア41aは、前記の制御盤2の盤面を構成しており、
表示ランプ等が取り付け可能とされる。
2開口32は、左開口32aと右開口32bとを備え
る。その左開口32aが左ドア42aによって気密状に
覆われると共に、右開口32bが右ドア42bによって
気密状に覆われる。これら左右のドア42a・42bに
よって第2ドア42が構成されている。前記の第3ケー
ス1cの前面に形成した第3開口33が第3ドア43に
よって気密状に覆われる。
2b・43は、それぞれ、ヒンジ(図示せず)によって上
記の各ケース1a・1b・1cに前後方向へ開閉揺動可
能に支持されて、複数のハンドルロック45(図3参照)
によって上記の各開口の開口縁部に気密状に接当され
る。上記の第1開口31と第2開口32と第3開口33
とによって、上記ケーシング1のメンテナンス用開口M
が構成されている。また、上記の第1ドア41と第2ド
ア42と第3ドア43とによってメンテナンス用ドアD
が構成されている。なお、上記ケーシング1の前面F以
外の壁面は、ビス止めしたパネルによって気密状に覆わ
れている。
向へ延びる前述の4つの仕切り用の板13・14・22
・24によって、熱交換用の空気通路Aが区画形成され
る。即ち、前記ファン3を運転すると、ケーシング1外
の空気は、図1中の矢印に示すように、前記の還気口2
5・エアーフィルタ7・熱交換器5・加湿器6・同上の
ファン3・制御盤2の後側空間・給気口15を順に通っ
て、同上ケーシング1の外部へ吐出される。
変更可能である。前記ケーシング1は、例示した3つの
ケースによって構成することに代えて、4つ以上のケー
スによって構成することも可能である。
開き式でもよい。また、前記の各ドア41a・41b・
42a・42b・43は、例示した右側縁に代えて左側
縁をヒンジで支持したものであってもよい。前記メンテ
ナンス用開口M、上記ケーシング1の前面Fのほぼ全域
に形成したものであればよく、例示した5つの開口に代
えて、3つ又は4つの開口を形成したものや、6つ以上
の開口を形成したものでもよい。また、前記メンテナン
ス用ドアDは、例示した5枚のドアによって構成するこ
とに代えて、3枚もしくは4枚又は6枚以上のドアによ
って構成することも可能である。なお、上記ケーシング
1には、前述した前面に加えて、左右の側面や頂面や後
面に開口およびドアを設けてもよい。
体に設けることに代えて、同上ケーシング1とは別置き
にしてもよい。前記ファン3は、吸引通風式に配置する
ことに代えて、押し込み通風式に配置することも可能で
ある。また、上記ファン3は、図示の片吸込み形に代え
て両吸込み形であってもよい。さらに、送風機は、上記
ファン3に代えてブロワであってもよい。前記の熱交換
器5は、全熱交換器であってもよい。前記の加湿器6は
省略してもよい。
ットの正面図である。
ス、1c…第3ケース、3…送風機(ファン)、5…熱交
換器、6…加湿器、7…エアーフィルタ、13…右板
(仕切り部材)、14…中仕切り板(仕切り部材)、22…
上板(仕切り部材)、24…左板(仕切り部材)、31…第
1開口、32…第2開口、33…第3開口、41…第1
ドア、42…第2ドア、42a…左ドア、42b…右ド
ア、43…第3ドア、A…熱交換用の空気通路、D…メ
ンテナンス用ドア、F…ケーシング1の前面、M…メン
テナンス用開口。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング(1)内に、少なくとも左右の
方向へ延びる熱交換用の空気通路(A)を仕切り部材(1
3,14,22,24)で気密状に区画形成して、その空気通路
(A)に送風機(3)と熱交換器(5)とエアーフィルタ(7)
とを左右方向に配置し、これら送風機(3)と熱交換器
(5)とエアーフィルタ(7)に対面するメンテナンス用開
口(M)を上記ケーシング(1)の前面(F)のほぼ全域に形
成し、そのメンテナンス用開口(M)を気密状に覆うメン
テナンス用ドア(D)を設けて、そのドア(D)を上記ケー
シング(1)に前後方向へ開閉揺動可能に支持した、床置
き形ファンコイルユニットであって、 上記ケーシング(1)を、上記の送風機(3)を配置した第
1ケース(1a)と上記の熱交換器(5)を配置した第2ケ
ース(1b)と上記エアーフィルタ(7)を配置した第3ケ
ース(1c)との少なくとも3つの分割されたケース(1
a)(1b)(1c)によって構成して、これらケース(1
a)(1b)(1c)を締結具によって左右方向へ順に連結
し、 前記のメンテナンス用ドア(D)を、上記の第1ケース
(1a)の第1開口(31)を覆う第1ドア(41)と上記の
第2ケース(1b)の第2開口(32)を覆う第2ドア(4
2)と上記の第3ケース(1c)の第3開口(33)を覆う
第3ドア(43)との少なくとも3つのドア(41)(42)
(43)によって構成した、 ことを特徴とする床置き形フ
ァンコイルユニット。 - 【請求項2】 請求項1に記載の床置き形ファンコイル
ユニットにおいて、 前記の第2ケース(1b)内に前記の熱交換器(5)と加湿
器(6)とを左右方向へ並べて配置して、前記の第2ドア
(42)を左右の2つのドア(42a)(42b)によって構
成した、ことを特徴とする床置き形ファンコイルユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08115845A JP3125092B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 床置き形ファンコイルユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08115845A JP3125092B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 床置き形ファンコイルユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09303810A JPH09303810A (ja) | 1997-11-28 |
JP3125092B2 true JP3125092B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=14672566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08115845A Expired - Lifetime JP3125092B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 床置き形ファンコイルユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125092B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4560967B2 (ja) * | 2001-02-19 | 2010-10-13 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
CN101415355B (zh) | 2006-03-29 | 2013-05-29 | 佐藤健治郎 | 枕头 |
JP5036203B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-09-26 | 株式会社クボタ | 空気調和機 |
JP2007271139A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kubota Corp | 空気調和機 |
JP5958478B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2016-08-02 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JP5949797B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2016-07-13 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP08115845A patent/JP3125092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09303810A (ja) | 1997-11-28 |
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