JP5028561B2 - 避難装置 - Google Patents

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Description

本発明は、避難装置に関する
旧来から地震に伴う津波により多大な災害が発生している
ところで、こうした津波発生時には、高所に登るように教えられているもののその高所のないところが多く、また、近場で登れる施設も少ないのが現状で、それが災害を繰り返す原因になっている。
上記に鑑み、本発明は、ヤシの木や電柱などを利用して簡単にしかも強く立設することのできる避難装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、立ち木や電柱、立設ポールなどの自 然あるいは人工的な高伸物に受担させ得る高所避難部分と、左右一対の縦桁と段板を有し 前記縦桁間に渡された横桟部分および各縦桁上に立設された昇降手摺とを有し前記高所避 難部分に上端が接続され地盤に向けて斜め下向きに伸びて下端基部が地盤に固定される斜 め直線状階段である昇降用材とを備え、津波や洪水などの災害発生時に昇降用材を通じて 高所避難部分に避難可能とされた避難装置であって、前記縦桁と昇降手摺の各下端基部お よび縦桁間の下端基部に位置する上下複数段の横桟部分が、地盤に掘られた掘削穴内に延 びて埋込固定されるように構成されている。
尚、前記受担とは、通常時並びに津波に伴う負荷が作用した時点のいずれの時点でも受担 された関係にあるケースを含むことは勿論、通常は高伸物と離れていて高伸物に受担され た状態ではないが津波等に伴う負荷が作用した時点で初めて受担されるような関係になる ケースをも含む意味である。
本発明によれば、ヤシの木や電柱などを利用して簡単にしかも強く立設することができ災害を大幅に減らすことのできる避難装置を提供することができる。
発明を実施するための最良の形態・実施例
以下の各実施形態で説明する諸内容は、他の実施形態にも適用がある。
図1および図2は、本発明に係る避難装置についての一実施形態を示す。
同実施形態において1はヤシの木などの高く伸びた高伸物で、例えば、海外におけるように海岸や街中などの一帯に多くみかけるもので、同高伸物1は、避難装置が設置される前から立っているものや避難装置を設置する際に合わせて植え込まれるものの双方を含むものである。したがって、高伸物1には、ヤシ等の種々の木や電柱の他に、基部が埋設などにより固定された立設ポールのような人工的なものも含まれる。このことは以下同様に適用される。2は砂地などの地盤、Xは津波の襲来する方向、Yは返し流の方向である。
Aは避難装置で、同装置Aは、昇降可能な簡易式の昇降手摺3付き昇降用材4と、その上端に一体に備え付けられた囲い手摺5付き高所避難部分(避難ステージ)6とを有する。
この避難装置Aは、津波の襲来側である前側装置aと後側装置bとの組み合わせでなる。
各装置a、bにおいて、高所避難部分6は、図2に右上欄に示すように、四角形を半分にした矩形の平面形状をもつ外枠体7とその内面に張られた網状部材8とで極く軽量簡易なもので形成されている。そして、この高所避難部分6の長手辺中間裏面には、半フランジ9が固着されるとともに、同フランジ9上を介して半筒状で耳片10を備えた抱持体11が突設されている。
両抱持体11,11は、図示のように合わせられて耳片10,10同士を止着具12...により連結することで高伸物1のやや高いところの外回りに止め付けられるようになっている。13は通気質の緩衝材で、同緩衝材13は、高伸物1を傷めたり生育を妨げたりしないようになっている。14は連結座板で、一方の高所避難部分6から突設されて相手側の高所避難部分6側に重なり、止着具12により両装置a、bの連結をするようになっている。15は前後装置a、bの合わせ面である。
尚、前記昇降用材4の横桟部分は、段板を有するタイプとされているが、ロッドやパイプ、アングル、ワイヤ等ロープ類などによる梯子桟でもよい。昇降用材4の縦桁は、丸や四角、アングルなどの金属、木質、プラスチックなどの部材を使用することができる他、ワイヤーその他のロープ類やリンクチェーンなどをも使用することがある。
また、昇降用材4の縦桁は、左右に一対設けられていたが、中央や側脇などに単一本通すタイプにすることもある。
さらに、高所避難部分6を高伸物1に装着してのち、同高所避難部分6からロープ梯子を複数列垂下して下端を地盤や高伸物1側に固定するかあるいはフリーにしたままにした避難装置も施工することができる。
前記避難装置Aは全体が金属製でなるが、全体を木材により作製したり、一部を金属製で他部を木材で作製する場合もある。例えば、津波負荷が想定される昇降用材4は金属製とし、高所避難部分6は木材で作製することもできる。
こうした装置Aは、次のように設置される。図2に仮想線で示すように、高伸物1の根元の前方および後方の所望場所に1ないし2m前後の深さをもって手摺りあるいは建機掘削などにより掘削穴Wを形成し、各掘削穴Wの前側(後方においては後側)位置には、緩衝部材17が立設される。この緩衝部材17は、金属パイプあるいは木材などにより柱状に形成されてその基部フランジ18を穴底に載せた状態でアンカー19...により立設固定されている。緩衝部材17に明けた斜め方向の孔を通じて図2の仮想線のように斜め方向にアンカー19を打ち込むこともできる。また、基部フランジ18を含む緩衝部材17に一端を連結したリンクチェーンやロープなどを掘削穴W内に長く延ばしておいて埋め込み固定するようにしてもよい。また、後述する図10の右上欄図のように緩衝部材17の基部回りに放射状に伸びた脚を土中に埋め込んで固定化する方法もできる。この放射状に伸びた脚は、緩衝部材17の周面から水平に伸びるが上向きや下向きに伸びるようにしてもよい。上向きと下向きあるいは水平に伸びる脚を適宜に組み合わせてもよい。
一方、装置Aの各昇降用材4の基部も前記掘削穴W内に同時に埋め込まれて固定される。すなわち、昇降用材4の下部の長く伸びた部分を土中まで伸ばして同時に埋め込むようにする。そして、同昇降用材4の下部を埋め込むに際して(あるいは埋め込み後に)昇降用材4の側面に設けられた突片を通じてアンカー19...を打ち込んで同部材4の下部の固定化を図るようにする。図2のように高伸物1は、他に斜め補強材20で補強しておいてもよい。
尚、基部フランジ18を含む緩衝部材17側と昇降用材4とは予め掘削した時点であるいは埋め込み後に相互連結しておいてもよい。
また、後側の昇降用材4は単一本であったが、左右一対のものにしてもよい。このことは、前側においてもいえる。したがって、昇降用材4の本数は、前後において限定されない。横向きに昇降用材4を設けてもよい。
さらに、図2の左上欄に示すように、昇降用材4の下端には、基板21を備えてアンカー19で固定したり埋め込み固定してもよい。この場合、昇降用材4の側面の筒体を介してアンカー19を打ち込むようにすることがある。
また、前記実施形態では、抱持体11を緩衝材13を介して高伸物1に抱持するようにしていたが、隙間を持たせて津波が来襲した際に初めて高伸物1に受担されるようにしてもよい。これによれば、高伸物1への損傷などがより効果的に防止される。
また、前記実施形態では、昇降用材4が津波襲来方向に平行な面上に設定されているが、例えば、図1でいうと上下方向に昇降用材4がくるようにしたり、斜め向きにくるようにしてもよい。すなわち、昇降用材4の方向性は上記に限定されない。
さらに、図1に仮想線で示すように、装置Aの外周囲には、杭22...と張りロープ23により避難する者を護る安全囲いを構成してもよい。この場合、通過口24を残して避難しやすいようにしておく。
また、高所避難部分6は、四角でなく円形にしたり他の多角形にすることもある。
さらに、前記昇降用材4は、簡易な梯子にしてもよい。
また、同昇降用材4は、図2のように前後に一対組み合わさっていたが、例えば、図2の左側のみあるいは右側のみでもよい。
さらに、前記緩衝部材17回りには、少なくとも津波が襲来側(返し流側も含む)の面に弾性質などの緩衝材を備えてもよい。この場合、廃棄タイヤを緩衝材にすることができる。
図3は他の実施形態を示す。同実施形態は、昇降用材28の幅を広いものにし、その上の高所避難部分29も同じ幅にした簡易形の避難装置を示している。尚、昇降用材28は、梯子のような極く簡易で強いものとし、高所避難部分29も外枠パイプ30内にグレーチングを含む網状部材31を張ったものにして設置しやすくしかも必要な強度を満足するものにしてある。32は抱持体、33は緩衝材である。34は引張ワイヤである。
図4は他の実施形態を示す。同実施形態は、基部座板36を備えてアンカー37で固定可能な一対の簡易梯子型昇降用材38,38の上端間に一体の高所避難部分39を備えてなる避難装置40を高伸物1の側脇に近接して立設して上部を連結部材(ロープやリンクチェーンなど)41で高伸物1と避難装置40側とを連結しておき、前記座板36にアンカー37を介して装置40を完全固定するようにしたものである。勿論、避難装置40は、前記のように、その基部を掘削穴内に埋め込んで固定化してもよい。
同実施形態の方法は、高伸物1の側脇に装置40を立設して連結や下部固定をすればよいので、施工が極く簡単かつ迅速に行える有利さがある。
尚、同装置40は、仮想線のように左右並列配置してもよい。この場合、両装置40をゴムベルトやチェーン、あるいはロープなどにより相互連結することが強度上有利である。高伸物1と両装置40の3者を相互連結することもできる。
また、同図に仮想線で示すように、実線の装置40の側脇部にハング部42を伸ばして高所避難部分39を広くするとともに同部分39が高伸物1に受担され得るようにしてもよい。ハング部42を連結部分として前記一対の装置40を連結するようにしてもよい。
さらに、装置40の昇降用材38間は補強部材43で継いでもよい。この補強部材43は高伸物1までも連結してもよい。44は埋め込み基礎体で、同基礎体44と昇降用材38間を連結して補強してもよい。こうした埋め込み基礎体44は、他の実施形態でも各所に使用できる。
また、前記実施形態では、昇降用材38と高所避難部分39とは一体ものであったが、高所避難部分39に昇降用材38をヒンジ結合して折り畳み搬送可能にしたり、現場で高所避難部分39と一対の昇降用材38とを連結するようにしてもよい。
さらに、階段部分38は埋め込み固定できる。
また、前記昇降用材38は一対で構成されていたが、その一方のみに高所避難部分39を付したものでもよい。この場合、高所避難部分39あるいは昇降用材38から他の支え脚を垂直等に垂下して支えるようにしてもよい。また、1本の昇降用材38に高所避難部分39を付したものの一対に高伸物1を介する両側に配して高伸物1にこれらを連結するようにしてもよい。
図5、図6は他の実施形態を示す。地盤48には高伸物1が高く伸びて立っている。これらの隣合う高伸物1,1同士を利用した避難装置49をここに提供する。50は昇降用材、51は高所避難部分で、これら一対の高所避難部分51はそれぞれ抱持体52で高伸物1に連結固定されるとともに昇降用材50は埋め込み基礎体53...を介してアンカー固定されている。前記高所避難部分51,51間には、連結部分54に止着具55...を介して長い高所避難橋56が装架されている。避難ステージは、この高所避難橋56および高所避難部分51で構成される。57は引張補強部材である。
図5の実施形態は1列であったが2列あるいはそれ以上に広げて構成することができる。また、前記実施形態では、2本の高伸物1間での構成であったが、3本以上の高伸物1に関連付けて装置を構成することもできる。
尚、仮想線で示すように、避難渡橋56に他の経路からも避難できるように補助昇降用材58を備えてもよい。59は緩衝部材である。
図7は図5の右部分の改良案を示す。高所避難部分63の側部に切欠64を形成し、その中に高伸物1が収まるようにしたものである。65は押さえ板である。
図8は前記切欠64なしで高所避難部分67の外側部に高伸物1がくるようにしたものである。68は抱持体である。
図9および図10は他の実施形態を示す。94は海岸付近の地盤で、同地盤94には、津波Xの襲来する方向に直交して多数本の支柱95...が立設されている。これら支柱95は、前後に配備され、図10のように地盤94内に全て埋め込まれているが、その下端は、同図右欄のように放射状の脚96...を延ばした支柱95で構成することもできる。96aは脚補強材である。
これら支柱95上には、対抗柱97を配備した横長状をした載せ掛けステージ98がグレーチングを含む網状あるいは横桟状のものとして設けられている。99は弓なりにした掬い揚げ部材で、同部材99は、左右に多数本間隔を置いて配備され、その上端は前記載せ掛けステージ98上にブラケットを介して固定される一方、下端は、地盤94に押さえ具100とアンカー101を介して固定されている。尚、102は避難スペースで、前後の支柱95間に形成されている。
こうした装置は、横からみて図10のように山形になっていて、左の方向から津波Xが襲来し随流物がそれに乗ってくると掬い揚げ部材99...に掬い揚げられて載せ掛けステージ98上に持ち上げられる。そこで対抗柱97により更なる流れが阻止される。一方、矢印Yのように返し流がくると同様に機能する。こうした装置は、図9のように複数基が連続してあるいは間隔を置いて配備される。載せ掛けステージ98の対抗柱97上には、避難ステージを設けて登れるようにしてもよい。その場合、避難するための昇降用材を地盤から設ける。
図11は他の実施形態を示し、地盤106内に埋め込まれた基礎ブロック107...から側面山形をなすように複数列の掬い揚げ部材108...を配備し、上部つなぎ補強109や補助脚110を備えて中央の支柱111上の載せ掛けステージ112上に載せ掛けて固定してなる。
図12は、付加的な提案例を示し、同例は、防潮堤115の開口を防潮扉116で閉じるようにしたものにおいて、同扉116の閉止動力をモーターでなく、津波力で一方向に動作するアクチュエータ(浮力体など)117とその伝達手段118で構成して、地震で電力が絶たれた場合にも確実に作動が確保されるようにしたものである。この方式は、モーターで駆動されるものに付加的に設けてもよい。
図13も付加的な提案例で、津波Xが襲来した際に、タワー120の近くに設けたフロート121が浮き上がって伝達手段122を介して図示しない津波襲来警報手段が作動してその後に襲来するであろう丘側に知らせるようにしたものである。
図14も付加的な提案例で、この例は、前操向輪125と後輪126を備えたボックス型の車体127を有するとともに座席128とペダル129および伝達チェーン機構130を備えたもので、ハンドル131をもちペダル129を踏むことにより津波などの災害中でも燃料や電池なしで走行することができるものである。特に、単なる自転車のようなものでなく、車体127内には、長尺(2m以上のもの)バール132やツルハシ133などの救助用具を中に入れて走行することができるもので、必要に応じて尾端のカバー134を開けることでこうした救助用具132,133...を取り出し使用することができるものである。
図15は、ヤシの木である高伸物1に高所避難部分136を形成した他の実施形態を示す。高所避難部分136は、底壁137と3面の囲い手摺138からなる木質あるいは鉄製のもので、手前の開口が昇降口139とされてそこに下方からの昇降用材(梯子)140の上端が臨むように連結されている。141は突張材で、昇降用材140の2本の脚とともに3脚を構成すべく底壁137の他の個所にその上端が連結されているとともに、同突張材141と昇降用材140の高さ方向中程との間には、横補強材142が横架固定されている。突張材141は2本でもよい。
図16は、同じく津波(あるいは洪水や台風、竜巻など)避難用の施設物の他の実施形態を示す。同実施形態は陸上設置型で、複数(図では3個)のブラケット747を突設し底部に座盤748を備えてなる球形の底部ジョイント749を図では4個用意して、所定位置、図では1辺20〜30m程度の平面四角形の頂点位置にアンカー750にて固定設置してのち、両端にブラケット751を備えた横連結材752...を同ブラケット751に止着具を介して連結装備したもので、そのあと、頂部ジョイント753のブラケット754に一端を集束状に連結した4本の斜め連結材755の各他端のブラケット756を前記ブラケット747に止着具を介して連結することにより骨組みが完成する。これらの施工にあたってはクレーン吊りをすることは当然である。横連結材752や斜め連結材755、ジョイント749、753などは鋼鉄製であるが、コンクリート製であってもよい。コンクリートの場合は、鉄筋補強型が好ましい。
この施設物は、正四角錐であるが、同図左上欄のような三角錐骨格形状のものであってもよい。すなわち、749は底部ジョイント、752は横連結材で、これらにより平面三角形をした底部骨格を形成し、3個の底部ジョイント749から頂部ジョイント753へと斜めに立ち上がる3本の斜め連結材755...を備えるとともに、適宜高さに避難ステージ757を設置して登降可能としてある。尚、1つの底部ジョイント749が津波の襲来する方向Xに対向して先行するように向けるがこれに限定されない。
また、図にCで示すように襲来してくる津波流Xを左右に切り分けるための流れ制御材を骨格の左右側面で避難ステージ757より低い面内に対応するように設けると被害が少なくなる。同流れ制御材C、Cは、避難ステージ757より高く達するように張ってもよい。避難ステージ757に避難した人を津波流Xからより確実に護ることができる。前記施設物は、六角形や八角形など他の多角錐状でもよい。
また、仮想線で示すように、中段には、避難ステージ757が設けられて登降手段758により地上から登降することができる。避難ステージ757は図17のように上下複数段に構成してもよい。また、同施設物の下回りの骨組みは、図17に仮想線で示すように、土砂やコンクリートなどの盛り基礎760で埋設してもよい。同盛り基礎は761のように高くしてその上面を避難ステージ762にしてもよい。これらの施設物の複数個を設置して相互を連結するようにしてもよい。
図17の右上欄に示すように、正立の骨組みAの前後あるいは左右に他の骨組みA,Aを図16とは逆様の形で組み合わせた連設型としてもよい。この場合、レベルLでその上面を示すようにこれらの下部範囲を盛り基礎で埋め合わすことで避難用施設物全体の安定性が向上する。764は登降手段、765は避難ステージである。この実施形態のものとは逆様の態様にしてもよい。
本発明の一実施形態を示す図2の平面図。 図1の側面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す図6の平面図。 図5の側面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す図10の平面図。 図9の側面図。 他の実施形態を示す側面図。 付加的な提案例を示す平面図。 他の提案例を示す側断面図。 他の提案例を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す側面図。
1…高伸物 2,48…地盤 4,28,50,140…昇降用材 6,29,51…高所避難部分。

Claims (1)

  1. 立ち木や電柱、立設ポールなどの自然あるいは人工的な高伸物に受担させ得る高所避難部 分と、左右一対の縦桁と段板を有し前記縦桁間に渡された横桟部分および各縦桁上に立設 された昇降手摺とを有し前記高所避難部分に上端が接続され地盤に向けて斜め下向きに伸 びて下端基部が地盤に固定される斜め直線状階段である昇降用材とを備え、津波や洪水な どの災害発生時に昇降用材を通じて高所避難部分に避難可能とされた避難装置であって、 前記縦桁と昇降手摺の各下端基部および縦桁間の下端基部に位置する上下複数段の横桟部 分が、地盤に掘られた掘削穴内に延びて埋込固定されるように構成されている避難装置
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