JP3702391B2 - 津波・洪水等の非常事態からの避難装置 - Google Patents

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Description

この発明は、津波・洪水等の非常事態からの避難装置に関する。
古来から巨大地震が発生すると当然のように津波(非常事態の1つ)が発生し、この津波は海岸線から押し寄せて大勢の人や民家などを呑み込み甚大な被害を与えてきたことはよく知られている。
しかし、これまでは、大規模な堤防や水門を造って津波に対処するだけで、有効な津波対策は講じられていなかったのが現状である。
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、設置基盤から立ち上がるようにして固定して立設される支柱と、支柱の高い位置に設けられた避難ステージと、地上からの避難者を避難ステージに導くことのできる昇降手段とを備える津波・洪水等の非常事態からの避難装置であって、前記支柱は、3本以上の正多角形の頂点位置に対応して配置されるとともにそのうちの1本のみが津波の襲来してくる側に先行して位置するように向きが設定されるとともに、前記1本のみの支柱とそれに隣り合う後行する支柱間を相互に連結する横連結材は、津波の襲来してくる方向に対して斜め向きになっていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、支柱のうち津波の襲来が想定される前側の支柱より前方には、津波襲来に伴う衝撃を前もって受ける予備緩衝手段が設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝手段は、支柱より前方に離れて配置されている。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝手段は、受け支柱とその外周の緩衝部材とでなる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、緩衝部材は、弾性質からなる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、弾性緩衝部材は、積層式廃タイヤである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、積層式廃タイヤは、後傾姿勢になっている。
請求項8記載の発明は、請求項2から7までのいずれかに記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝手段は、津波を左右に切り開くようになっている。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝部材は、津波を上方へも誘導するようになっている。
この発明の津波・洪水等の非常事態からの避難装置によれば、比較的安価に済み有効な避難場所として機能を発揮できる津波・洪水等の非常事態からの避難装置を提供することができる。
以下、図示した各実施形態を参照してこの発明を詳細に説明するが、各実施形態において個々に説明される案は、当該案を含む実施形態以外の他の実施形態にも適用され得るものとする。
図1および図2はその一実施形態を示すもので、362は設置基盤で、海岸に臨む場所や市街地の空き地などに人工的に造られたコンクリートやアスファルト基盤、公園や広場などの地盤の他、海岸の砂浜や海岸から離れた海底地盤のこともある。上記設置対象に限定されないことはいうまでもない。
図1および図2に示す実施形態は、支柱358が3本タイプの避難タワーに関するものである。このタワーの向きは、図1のように、津波Xが押し寄せてくる側に3本のうちの1本が先行して向くように配置する
支柱358は、下部支柱aが太径で上部支柱bがやや細径の2段階構成になっている。下部支柱aには、その下端に下フランジ359が上端に上フランジ360が設けられるとともにパイプ中間2個所には受フランジ361がそれぞれ設けられている。下フランジ359は、コンクリートでなる設置基盤362にアンカー止めされているが、前記実施形態のように設置基盤362内に埋め込み固定するようにしてもよい。受フランジ361同士を介して下梁(横連結材)363が 連結固定され、これら下梁363は、上からみて正三角形でその中に三角形の吹き抜け空間が形成されるように配置されている。この正三角形の1つの内角部分には、脱着自在な階段364からの避難者が次の階段364に乗り移る際のステップ(図示省略)がそれぞれ設けられている。365は補助手摺り、366はブレースである
上部支柱bも同様に、前記上フランジ360に止着具で脱着自在に結合する下フランジ368を備えるとともに上端には上フランジ369を備えかつ中間に受フランジ370を備える。受フランジ370を介して上梁(横連結材)371を連結固定し三角形を形成するようにしてある。上端梁372は、図1のような変形的な三角形を形成し、その面内に、吹き抜け空間を形成するように避難ステージ373を張り渡して避難場所を構成してある。374は脱着自在な上階手摺りで、適宜にブレース375を張ってある。尚、これらのブレース375のあるものは、上部支柱bと下部支柱aとの間に張られてこれら相互を引っ張り連結するようになっている。そして、避難ステージ373の三角形の開口内縁に階段364を掛け止めして避難場所に登れるようにしてある。376は電動(手動への切り換えも可能)ウインチで、階段364とともにあるいは単独で避難者を引き上げることに利用される。このウインチ376は、上部支柱b上に設けた天フレーム377に備え付けてある。このフレーム377上にはソーラーパネル378をセットしてもよい
尚、図1に仮想線で示すように、避難タワーに直接津波Xが当らないようにタワー前方位置に千鳥配置をして矢板(予備緩衝手段)379…を埋設して立設してもよい。この矢板379…は、垂直でもよいが、図示のように後反らし姿勢で固定しておけば波が左右に分かれるだけでなく上向きの成分をもって分散してゆくようになる。この矢板379は、凸側を前向きにしてあるがその逆向きにしてもよく、同矢板379の前面中央に縦向きに膨出形の弾性緩衝材を装着することもある。矢板379は、主にタワー前方に配列されているが、階段364に向う避難者が安全に辿り付けるようにその経路上に適宜に配列することもできる。また、設置基盤362が土砂質であると津波により削り取られるおそれがあるので、これらの凝結剤を付加するようにしてもよい。さらに、図21のJ箇所は梁363,371,372の連結個所で、これらは図示しない連結板により止着具にて脱着自在に連結される。尚、下部支柱a回りには、ゴム・樹脂などによる緩衝ブーツ380を装着することができる。先端の支柱a以外の後方の支柱aまわりにも同ブーツ380を付してもよい。ブーツ380は他の実施形態でも同様に適用可能である
図3(横断平面図)の実施形態は、避難タワーの前方にプレ津波制御設備として津波に対するように配備される装置で、445はその受支柱で、その外周には、ゴムチューブや発泡樹脂などの緩衝材446が配列され、これらを津波に対して後倒れ状や垂直に立設して構成する。
図4および図5の実施形態は、同じくプレ津波制御設備(予備緩衝手段)としてのもので、448は後倒れ式の受け支柱で、同支柱448周りには、上下に多段の廃タイヤ449…が後倒れ状をなして配備されている。後倒れにしたのは津波を左右だけでなく上方にも分流させるようにするためである。450は押さえ板で、多くの通孔を開けた支柱448に止め軸451を差し込むことで止めるようにしてある。この受け支柱448は仮想線のように角度を更に寝せてもよく、また、支柱448に代えて右欄図示のようなリンクチェーン452を使用してもよい。こうしたプレ津波制御設備を複数(多数を含む)千鳥配置などに配置してもよい
図6の実施形態は予備緩衝手段で、受け支柱454に、種々サイズの廃タイヤを積層装備したものである。455は小サイズ、456は中サイズ、457は大サイズのそれぞれ廃タイヤである。受け支柱454が垂直あるいは少し斜めにするだけで大きな後傾斜を得ることができる。こうしたものはタワー後方にも配置できることはいうまでもない
図7および図8の実施形態は、4本タイプの支柱459…を地盤埋め込みあるいはアンカー固定して立設した避難タワーの内部空間に、ユニット式部屋構成体460…を積層配備したものである。この部屋構成体460は、支柱459回りに装備した緩衝材461により外部に抜け出ないようにされている。支柱459は上下多段でそれぞれ順次差し込み式に連結するようにしてもよい。避難ステージ462についてはこの差し込み式が例示されている。こうすると運搬・組立が能率的になる
部屋構成体460は積層されて日常はもとより津波到来時にも矢印のように上階へと避難することができる。そのため、底部および天部には開閉可能な蓋とそれに向う階段設備(昇降手段)463が設けられている
尚、他の構成として、最も下段には、緩衝材461で保護された状態の車庫スペースを形成することができる。この場合、部屋構成体460を構成しないことがある。また、最も下段には、水保留タンクを設備して矢印のように避難ステージ462への避難者への給水を可能にし支柱459への連結あるいはウエイト付加によりタワーの安定性を向上させ得る。部屋構成体460を住居・カラオケ室・勉強室・事務所・倉庫などいずれに使用するかは自由である。構成体460外面には別途緩衝手段を装備してより完全な防護を図ることができる。また、避難タワーの向きは、図7のように、津波の到来する方向X(実線矢印)に対して1本の支柱459が先行して対抗するように設置したり、仮想線矢印Xのようにやや角度をずらせた向きになるように設置してもよい。水タンク内あるいは外部には水浄化岩石などを入れて重くしてもよい
勿論、図9に示す実施形態のように、3本支柱465の内部空間に三角形をし た部屋構成体466を備えたタイプにすることもある。この場合、矢印の方向からの津波がくると向きを変えられるように部屋構成体466を支柱465に軸支しておくこともできる。部屋構成体466は四角などの多角形でもよい
図10の実施形態は、部屋構成体468の上部コーナーを横軸469で支持して津波の力により浮き上がり津波をかわしながら構成体468を保護可能にしたものである。構成体468は縦軸周りに逃げるようにしてもよい
図11および図12の実施形態は、埋め込み支柱471を太い1本パイプとする一方、その上の支柱472を細い複数本のパイプとして座板473で結合したものである。支柱471内には、コンクリートや土砂・水などを入れて安定化させるようにしてもよい。尚、埋め込み支柱471を陸上に少し高く臨ませてもよい。逆に支柱472の方をその下端1部を埋設してもよい
図13の実施形態は、コンクリート製電柱(や基礎工事用のパイル)475…の複数本を離して立設してこれらを連結材476により相互結合したものである
図14の実施形態は、避難ステージ478の屋上に周方向に展開閉止可能なテント479を装備して非常時などに使用できるようにしたものである
図15の実施形態は、3本タイプ他の支柱481を備えた避難タワーの前支柱を利用してプレ津波制御設備を構成したもので、482は補助支柱で、設置基盤に埋め込み固定してもよいが、ここでは前後に移動可能にしてある。この補助支柱482と前支柱481との間にゴムやバネなどの緩衝手段483を介装するとともに両支柱481,482間にはV形をなす弾性変形材484を左右対向状に配備したものである。津波がくると矢印のように弾性変形材484で波が分流されるが、この際、緩衝手段483が効いて緩衝をする。こうした緩衝装置は他の支柱481にも装備してもよい。後方からの戻り流に対してもこの装置は機能する。
図16および図17に示す実施形態は、正三角形の頂点位置に対応して3本配置した支柱501を上下複数段の横連結材502により連結一体化(脱着可能でもよい)しその上部に避難ステージ503を備えたものを地中埋め込み型や地上設置固定式として配すようにしたものにおいて、特に、避難ステージ503の上側に更に頂上部504を設置してその中央からポール505を立設するとともにポール505上に発電ボディ506および横軸型ローター507を装備して風力発電装置を構成したものである
前記避難ステージ503への昇降手段は、簡易エレベータ式で、3本支柱501の中央を下端から避難ステージ503上まで長く及ぶ角形断面をしたエレベータガイド508と、その内部で昇降するエレベータ本体509とを備える。エレ ベータガイド508は、下端と上端に出入り口510を有し、この出入り口510は、図示しない制御盤で開閉操作されるとともに、各出入り口510は、津波が直接当らない背側に開口されている。エレベータ本体509は、それ自体の背側に開閉式出入り口を有し、その動力は、風力発電装置511で蓄電されたものを利用できるし、手動ウインチへの切り替えも可能になっている。一方、同簡易エレベータは前記したような階段方式にしてもよいし、階段とエレベータ方式を併設してもよい
エレベータガイド508の上端には、頂上部504への昇降階段512が設けられ、風力発電装置511のメンテナンス等を可能とする他、頂上部504を非常時避難部として利用可能にしてある。図17の矢印Xは津波が襲来してくる方向を示しており、支柱501のうちの1本がその襲来してくる側に先行するようにタワーを方向付けて設置してある
図17の513は連通口で、昇降階段512から避難ステージ504への登り口となっている
尚、前記実施形態の他、風力発電装置511は向き調節可能にしたりピッチ変更可能にしてもよい。また、図17に仮想線で示すように、支柱501の1本を利用してそれをポールに利用して風力発電装置511を設置してもよい。この場合、ボディを前向きにしたり後向きにしてもよい。風力発電装置511は、他の支柱を利用して複数配備してもよい。また、この風力発電装置付き避難タワーには、適宜の場所にソーラーパネルを付属装備することができる。例えば、頂上部504や支柱501回りなどである。支柱501は、2本や4本タイプであってもよい。さらに、タワーはワイヤーロープなどで引っ張り固定してもよい
図18の実施形態は、エレベータガイド515を横断面三角形にするとともにエレベータ本体516も同様に三角形にしたものである。エレベータ本体516およびエレベータガイド515の出入り口は扉517を備えるが、その開閉方向は、図示の左右方向以外に上下方向のこともある。このことは図39その他の実施形態でも同様にいえる
図19の実施形態は、エレベータガイド519およびエレベータ本体520がともに丸筒形である
図20の実施形態は、3本支柱522に避難ステージ523と簡易エレベータ524を備えるとともに頂上部525に風力発電装置526を備えたもので、風力発電装置526を垂直軸タイプのシロッコ式にしたものである
図21の実施形態は、タワーの横断面図で、特に津波をタワー自体の構造的特徴により左右に分流させるようにしたものである。すなわち、3本支柱528の1本は津波が到来する方向に配置し、同支柱528と他の支柱528間の特にタ ワーの低い部分に対応して受け板529を閉止状に連結したものである。同受け板529は、外方へ凸状のへの字形をしてS流がV流を切るように機能するが、逆向きの凹み状あるいは平坦なものでもよい。また、受け板529は湾曲状をなすものでもよい。その場合、湾曲の凸面が外方あるいは内方を向くようにする
尚、支柱528は、図のように四角なものでもよい。同支柱528の四角な角稜線を図示のように津波の襲来してくる方向に向けることで津波とともに漂流してくる大木などを折損させてタワー前にこれらが滞留してタワーに大きな負荷を掛けるのを防止する。また、受け板529のタワーの高い部分に対応して、ソーラーパネル530を張り付けてもよい。さらに、仮想線のように、支柱528およびガイドレール531により受け板529の内空間側に隠れて昇降するようにエレベータ532を装備してもよい
図22および図23は、他の津波タワーの実施形態を示す。図22は図23のP−P線に対応する断面図である。同タワーは、その中央に太い径の主支柱1200を備え、その回りに、3本の副支柱1201を配備する。これら支柱1200、1201は丸パイプや各パイプ、アングル材などが使用される。主支柱1200の下部背面側には、登り口1202が開けられ、同口1202を通じて主支柱1200内のフロート1203付きリフター1204上に乗り掛かることができ、津波によりフロート1203が浮力作用することでリフター1204が自動的に上昇し避難することができる。リフター1204は、図22のように複数周配置の案内ローラー1205…で主支柱1200内面を転動することができ、円滑かつ確実に上昇することができる。ガイドレールを備えてもよい。このリフター1204に代え簡易エレベータを装備してもよい。また、登り口1202には扉を備えておいて、同扉に絞りを備えて徐々に主支柱1200内に海水が流れ込むようにしてもよい。
図23の1206は避難口で、主支柱1200の上部背面に開けられている。1207は避難ステージ、1208はソーラーパネルである。タワーの内部には、主支柱1200回りを螺旋状に添うように階段1209が一体に設けられ、この階段1209には、図22のように数個所に休憩のための踊り場1210が設けられている。尚、階段1209の外周には、縦桟1211が設けられている。1212は主連結材で、主支柱1200と副支柱1201との間を連結する部材である。1213は副連結材で、副支柱1201相互間を連結する部材である。副連結材1213は省略することができる
避難するとき、背面の入口から図22の矢印のようにタワー内に入り、階段1209により避難ステージ1207上に次々に避難することができる。それとは別にリフター1204を使っても避難することができる。尚、副支柱1201回りにも津波で上昇するリフターを配備してもよい。1214は牽張部材で、好適な方向に複数のワイヤーロープを張ることで構成する。このタワーにもその前方などにガード手段を配備してもよい
この発明の一実施形態である3本支柱タイプの避難装置の平面図 図1の正面図。 プレ津波制御装置の例を示す横断面図。 プレ津波制御装置の他の実施形態を示す平面図。 図4の左側面図。 他の実施形態を示す左側面図。 他の実施形態を示す避難タワーの平面図。 図7の左側面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す左側面図。 他の実施形態を示す図12の横断面図。 図11の正面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す正面図。 他の実施形態を示す横断面図。 風力発電装置付き津波タワーを示す正面図。 図16の平面図。 エレベータの他の例を示す横断面図。 エレベータの他の例を示す横断面図。 津波タワーにシロッコファンタイプの風力発電装置を設置した例を示す正面図。 他の実施形態を示すタワー横断面図。 他の実施形態を示す図23のP−P線断面図。 図22の避難タワーの正面図
符号の説明
362…設置基盤 358…支柱 364…昇降手段(階段) 373…避難ステージ 371…横連結材

Claims (9)

  1. 設置基盤から立ち上がるようにして固定して立設される支柱と、支柱の高い位置に設けられた避難ステージと、地上からの避難者を避難ステージに導くことのできる昇降手段とを備える津波・洪水等の非常事態からの避難装置であって、前記支柱は、3本以上の正多角形の頂点位置に対応して配置されるとともにそのうちの1本のみが津波の襲来してくる側に先行して位置するように向きが設定されるとともに、前記1本のみの支柱とそれに隣り合う後行する支柱間を相互に連結する横連結材は、津波の襲来してくる方向に対して斜め向きになっていることを特徴とする津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  2. 請求項1記載のものにおいて、支柱のうち津波の襲来が想定される前側の支柱より前方には、津波襲来に伴う衝撃を前もって受ける予備緩衝手段が設けられていることを特徴とする津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  3. 請求項2記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝手段は、支柱より前方に離れて配置されている津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  4. 請求項2または3記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝手段は、受け支柱とその外周の緩衝部材とでなる津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  5. 請求項4記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、緩衝部材は、弾性質からなる津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  6. 請求項5記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、弾性緩衝部材は、積層式廃タイヤである津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  7. 請求項6記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、積層式廃タイヤは、後傾姿勢になっている津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  8. 請求項2から7までのいずれかに記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝手段は、津波を左右に切り開くようになっている津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
  9. 請求項8記載の津波・洪水等の非常事態からの避難装置において、予備緩衝部材は、津波を上方へも誘導するようになっている津波・洪水等の非常事態からの避難装置。
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