JP6528149B2 - 津波避難用装置 - Google Patents
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Description
この津波避難用装置は、ラセン状の階段302をもつので狭いスペースであってもコンパクトに設置が可能でありまた連続して駆け登ることができて避難が速くできる点で避難用として有利であるが、階段302は扇状の部分円でなる踏板を避難ベース303に至るまで連続的に配備してなっているので、差程多くの人を避難させることができないものである。すなわち、避難ベース303にはラセン階段302を登ってくる際に頭が当たらないようにするためのラセン通穴が大きく開けられている関係でその通穴の残った平面部分が避難面積であってそれは狭いものであり、またラセン階段302の避難可能な上部についても部分円状の踏板の複数枚分にしか過ぎないものであるため、これら避難ベース303と階段上部とを合わせた実質避難可能面積は狭くて多くの人を安全避難させ得るものとは言えない。また、階段302はラセン状で連続したものになっているので、災害弱者にとっては避難途中で一休みしたくても狭いスペース上ではそれが充分にできず他の登ってくる避難者の避難の障害にもなるものであった。
6は下部ラセン階段3への避難入口となる蹴破りドアフレームであって、側方からも進入できない構造を採っている。下部ラセン階段3は蹴込み板を備える場合は、その蹴込み板と踏板4とは一体プレス製とする。
7は下部ラセン手摺で、1.5m前後の高さとしてあるが、2m前後に高くして安全性を向上するようにしてもよい。手摺7に沿って強化樹脂製ガードを張設してもよい。
図4の二等辺三角形の底辺部分は同図左下欄のように円弧状にして1/4円板状を形成し踊り場10がやや広目になるようにしてもよい。11は第1踊り場前板、12は第1踊り場手摺である。
17は上部ラセン手摺で、1.5m前後の高さとしてあるが、2m前後に高くして安全性を向上するようにしてもよい。手摺17に沿って強化樹脂製ガードを張設してもよい。
21は第2踊り場側板、22は第2踊り場手摺である。
25は屋上避難場で、トラック積み込み可能な寸法である直径W=2.2〜2.4mに制限した円形をしており、その外周には避難場側周板26と避難場手摺27が設けられているとともに、屋上避難場25には登り口28が開けられまたこの登り口28には第2中途踊り場20から垂直に立設された避難梯子29の上端が挿通固定されて登降できるようになっている。
36は屋上ポールで、屋上避難場25の中央に基部を固定して垂直に高く立設されたもので、図1の実施形態の場合は、鯉のぼり37が掲揚式に設けられている。このポール36の上端には、避雷針38を設けたり、または図1の上端左欄のような落雷抑制型避雷針PDCE((株)落雷抑制システムズ)39を備え付けてもよい。
48は遠隔操作型防犯カメラで、広く見渡せる高い避難場手摺27の周部に複数基配備して近隣を防犯上確認できるようにしてある。
49は取付ブラケットで、スピーカー50や広告板51の他に文字絵柄表示ネオン52などが取り付けられている。
文字絵柄表示ネオン52の他に、屋上避難場25と設置基盤1との間に斜めに張設された牽きワイヤ54の回りにライン発光型ネオン55を設けることもできる。
58は救助ケージで、第2中途踊り場20に備えたラチェット付き巻取りウインチ(図示省略)により地上からの避難者を乗せて同踊り場20まで巻き上げ救助するためのものである。踊り場20が広いことにより救助作業しやすく巻き上げられた人も安全に踊り場20に救助されるものである。この救助場所は第1中途踊り場10であったり屋上避難場25であったりする。
屋上ポール69には日の丸国旗70が掲揚式に設けられている。国旗70の他に大漁旗71とか社旗72などを掲揚式とすることもできる。
また、74は取付架台で、この架台74を介して電力線や電話線、光ファイバーなどの電通線75…を架設することもできる。
その他、図1と同じ符号を付した部分については同様の構成となっている。
図12に示すように、海底には鬼界カルデラ112を含む海底地盤(プレート)117の底方に海底マグマ115が存在し、そのマグマ115を一部排除(抽出)すればマグマの絶対量が減量化して本格的な爆発噴火には至らないものと想定しその排除のためには図のように「ちきゅう号」116を利用させて戴き、そのドリリングと抜き出し作業を通じて行うようにすることを提案する。しかし、ドリリングを行うにも鬼界カルデラ112などには堅い岩盤118…が広い範囲に分散している関係で困難であることも想定され、そこで、図12のように海底マグマ115に遠方においで繋がるマグマ穴道120のうちその上方岩盤が比較的柔らかい質である個所を探査してそこを通じてドリリングしマグマの一部排除を行うようにすることが好ましいとする。
Claims (1)
- 設置基盤には垂直に支柱が立設され、この支柱の周りを介して複数枚の踏板が上方へ向けてラセン状をなすように配備されて階段が形成されるとともに、該階段の登降途中位置には、踏板複数枚分の広さの平坦面状の中途踊り場が形成され、前記支柱の上端には屋上避難場が形成されてなる津波避難用装置であって、前記屋上避難場周りには、屋根付きの蛇腹式のもので下向きに伸ばすことで該装置全体を密閉空間とし得る風除け蛇腹胴が取り付けられるとともに、該蛇腹胴は、設置基盤にアンカーで固定可能とされるとともに該下回りに対応して出入り扉シートが設けられていることを特徴とする津波避難用装置。
Priority Applications (1)
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JP2017020768A JP6528149B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 津波避難用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017020768A JP6528149B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 津波避難用装置 |
Publications (2)
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JP2018115540A JP2018115540A (ja) | 2018-07-26 |
JP6528149B2 true JP6528149B2 (ja) | 2019-06-12 |
Family
ID=62983806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017020768A Active JP6528149B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 津波避難用装置 |
Country Status (1)
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2017
- 2017-01-19 JP JP2017020768A patent/JP6528149B2/ja active Active
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