JP5028285B2 - 車重推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車重推定装置に関し、特に、車重推定の精度を向上させる技術に関する。
車両において、被牽引車の連結等による車重の変化に応じて、エンジンの出力特性,変速機の変速特性及びブレーキの制動力特性等を切り換えることができるように、車重を推定する技術が知られている。
このような車重推定装置として特許文献1に記載のものでは、路面の勾配の大きさの指標である登坂度合い(エンジン回転速度の微分値/アクセル開度)を考慮しつつ、車両の駆動力及び加速度に基づいて、車重を推定している。
特開2003−81075号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、登坂度合いを考慮しているため、車両が軽量(エンジン回転速度の微分値が増大しやすい状態)のとき又は勾配が大きいときは、車重の推定値の誤差が大きくなって、車重の推定精度が低下してしまう。
また、車両走行時に検出される駆動力又は加速度のばらつきによっても、車重の推定精度が低下してしまう。
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、車重の推定値に誤差が生じやすい状況であったり、車両の駆動力又は加速度にばらつきがあったりしても、車重推定の精度を確保できる車重推定装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1に係る発明は、
車両の走行状態が変化したかを判定する走行状態変化判定手段と、
車両の走行状態が変化したと判定されたときに、車両駆動源の作動状態と車速変化とに基づいて車重を計算し、該計算した複数回の車重データに基づいて車重の度数分布を作成し、該度数分布に基づいて定期的に車重を推定し、推定値を更新する車重推定手段と、
を備えた車重推定装置において、
前記車重の計算頻度を判定する頻度判定手段と、
前記車重の計算頻度が所定値未満と判定されたときに、前記走行状態変化判定手段による判定閾値を小さい値に変更することにより、前記車重の計算頻度を増加させる処理を行う車重計算頻度増加処理手段と、
を配設したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、車両駆動源の作動状態と車速変化とに基づいて車重が計算され、該計算した複数回の車重データに基づいて車重の度数分布が作成され、該度数分布に基づいて車重が定期的に推定され、推定値が更新される。また、車重の計算頻度を判定し、車重の計算頻度が所定値未満と判定されたときには、走行状態変化判定手段による判定閾値を小さい値に変更することにより、車重の計算頻度を適正頻度に増加させて車重の推定精度を良好に維持することができる。
以下に、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のシステム構成を示す。
図1において、車両のエンジンコントロールユニット(以下、ECUとする)1は、各種センサから入力される信号に基づきエンジン2の出力を制御し、車両を走行させる。
該各種センサとしては、車速を検出する車速センサ3、エンジン2の吸入空気量を制御するスロットルバルブの開度を検出するスロットル開度センサ5、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ7、ステアリング操作による舵角を検出する舵角センサ9、トルクコンバータ(図示せず)の作動油の温度を検出する油温センサ11、エンジン2の冷却水温度を検出する水温センサ15などが設けられている。
また、ECU1は、例えば特開平6−201523号公報に記載のもののように、走行状態の変化前後(スロットル開度の異なる2つの状態)における駆動力及び加速度を算出し、これらに基づいて駆動力及び加速度の変化量(駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1)を求め、車重を計算する(ここで算出される車重を、以下、計算値とする)。
なお、車両の駆動力は、車速やアクセル開度等に基づいて演算され、車両の加速度は、例えば単位時間あたりの車速の変化量から算出される。
また、走行状態が変化したと判断するのは、例えば、スロットル開度の微分値(又は変化量)が規定値を超えたときとする。なお、該判断には、スロットル開度に代えて、アクセル開度、エンジントルク、モータトルク(電気自動車やハイブリッド車などの場合)、前記トルクコンバータのタービンのトルク、吸入空気量など、車両の駆動力と関係するパラメータを用いてもよい。
上記計算値は、複数回算出され、これら計算値の度数分布が作成される。なお、各計算値は、後述するように、その計算時の運転条件に応じて、標準値又は暫定値のいずれかとされる。
この度数分布に基づいて、ECU1は、定期的に車重を推定し(ここで推定される車重を、以下、推定値とする)、推定値を最新の値へと更新する。
そして、該更新された推定値に基づいて、ECU1は、エンジン2の出力特性を切り換える。
また、ECU1は、該更新された推定値に応じた車重信号を、変速機17の制御用のコントロールユニット(以下、ATCUとする)19と、ブレーキ21の制御用のコントロールユニット(以下、BCUとする)23と、へ出力する。
そして、該車重信号に基づいて、ATCU19は変速機17の変速特性を、BCU23はブレーキ21の制動力特性を、夫々切り換える。
なお、ECU1によって車重を計算,推定する構成に限られず、例えば、ATCU19やその他コントロールユニット,又は車重推定専用の独立したユニットなどによって、前記各種センサからの信号に基づき車重を計算,推定する構成とすることもできる。
図2は、本実施形態のECUによる車重の推定に係るフローチャートを示す。
ステップS001では、車両の駆動力及び加速度を読み込む。
ステップS002では、走行状態が変化したか、即ち、スロットル開度の微分値が規定値を超えたか判定する。
ステップS002で、走行状態が変化していないと判定したときは、リターンとなり、走行状態が変化したと判定したときは、ステップS003へ進む。
ステップS003では、走行状態の変化前後における駆動力及び加速度(駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1)に基づいて計算値を算出し、この計算値を読み込んで、ステップS004に進む。
ステップS004では、計算値を算出した回数(車重計算回数)のカウントを行い、ステップS005に進む。
ステップS005では、記憶されている計算値の数(車重記憶データ数)が、規定のN1(階級幅の切換用の判定値)以上であるか判定する。
ステップS005で車重記憶データ数がN1未満であると判定したときは、ステップS006に進む。
ステップS006では、車重計算回数のカウント開始時からの経過時間が、規定のT以上となったか判定する。
ステップS006でカウント開始時からの経過時間がT未満であると判定したときは、ステップS010へ進む。
一方、ステップS006でカウント開始時からの経過時間がT以上であると判定したときは、ステップS007に進む。
ステップS007では、カウント開始時から前記時間Tが経過するまでの間にカウントされた車重計算回数が、規定のN2(車重計算頻度の切換用の判定値)以上であるか判定する。
ステップS007で車重計算回数がN2以上であると判定したときは、ステップS009に進む。
ステップS009では、カウント開始からの経過時間をリセットして、ステップS010へ進む。
一方、ステップS007で車重計算回数がN2未満であると判定したときは、ステップS008に進む。
ステップS008では、車重計算頻度増加処理を実行して、ステップS009に進む。
この車重計算頻度増加処理とは、計算値の算出頻度を増加させることで、迅速に信頼性の高い推定値を求めるための処理である。
例えば、上述のようにスロットル開度の微分値が規定値を超えたときに計算値が算出されることから、該規定値を小さい値に変更することで、計算値の計算頻度を増加させることができる。
ステップS010では、前記ステップS003で算出した計算値を暫定値とし、ステップS011へ進む。
ステップS011では、前記暫定値を記憶して車重記憶データ(計算値の度数分布)に反映し、ステップS018に進む。
ステップS005で車重記憶データ数がN1以上であると判定したときは、ステップS012に進む。このとき、計算値の度数分布は、例えば図3に示すようになっている。
ステップS012では、図3に示す計算値の度数分布図を、例えば図4に示す計算値の階級幅が小さい度数分布図に変換処理し、ステップS013に進む。このように計算値の度数分布の階級幅を小さくすることで、該度数分布に基づいて車重をより高精度に推定することができる。
なお、該変換処理は、ステップS008の車重計算頻度増加処理の後で行うほか、該車重計算頻度増加処理と同時平行して行うようにしてもよい。前者の場合は、計算値を、車重計算頻度増加処理の後でも車重推定に使用可能なように取得する。
ステップS013では、車重推定ばらつき判定条件が成立するか、即ち、計算値に及ぼすトルクコンバータの作動油温,舵角,車速等のパラメータの影響が十分に小さいか判定する。なお、この判定は、後述するように、図5に示すフローチャートに基づいて行われる。
ステップS013で、車重推定ばらつき判定条件が成立しないと判定したときは、ステップS010に進んで、計算値を暫定値とする。
一方、ステップS013で、車重推定ばらつき判定条件が成立すると判定したときは、ステップS014に進んで計算値を標準値とし、ステップS015に進む。
ステップS015では、該標準値を記憶して計算値の度数分布に反映し、ステップS016に進む。
ステップS016では、前記度数分布中の標準値の数が、N3(所定数)以上であるか判定する。
ステップS016で標準値の数がN3未満であると判定したときは、少数の標準値からでは十分に高精度な車重推定を行うのは難しいと判断し、ステップS018に進む。
一方、ステップS016で標準値の数がN3以上であると判定したときは、暫定値を基礎としなくても、多くの標準値に基づいて十分に高精度な車重推定が可能であると判断し、ステップS017に進んで記憶されている暫定値を削除したうえで、ステップS018に進む。
ステップS018では、車重記憶データの分布が成立するか判定する。
ステップS018で、車重記憶データの分布が成立しないと判定したときは、推定値を求められる状態ではないため、リターンとなる。
一方、ステップS018で、車重記憶データの分布が成立すると判定したとき、即ち、計算値の度数分布から代表値(例えば、最頻値,平均値又は中央値など)を求めることが可能であると判定したときは、ステップS019に進んで、該計算値の度数分布から代表値を求める。そして、この代表値を新たな推定値とし、推定値の更新を行う。
ここで、計算値に閾値を設けることで、前記度数分布の階級の端寄りの計算値や、偏差が所定値以上の計算値などを除外して、推定値を求めてもよい。この閾値は、例えば、計算値の算出回数や、推定値の更新回数などに応じて設定するとよい。
推定値の更新後、ECU1は、エンジン2の出力特性を、該更新された推定値に基づいて切り換える。
また、ECU1は、該更新された推定値に応じた車重信号を、ATCU19とBCU23とへ出力する。そして、ATCU19は変速機17の変速特性を、BCU23はブレーキ21の制動力特性を、夫々、入力された車重信号に基づいて切り換える。
前記ステップS012では、図3から図4への度数分布図の変換処理の前後で推定値に大きな差があるときは、前記車重信号を、徐々に変化させてステップ変化を抑えながら出力するようにしてもよい。該車重信号の初期値は、図3に基づいて求められ最新に更新された推定値の信号とし、徐々に図4に基づいて求められた推定値の信号へと補正する。
前記ステップS008の車重計算頻度増加処理は、上記説明のほか、例えば以下のように実行してもよい。
まず、駆動力及び加速度に基づく計算値の演算において、フットブレーキでの車両制動時の摩擦熱によるエネルギー損失の影響を考慮するのは困難であることから、フットブレーキの使用時に計算値の演算が中止される車両もある。このような車両では、計算値の算出頻度を十分確保するために、エンジンブレーキや回生ブレーキ(電気自動車やハイブリッド車の回生発電)による車両制動を促進したり、変速機のシフトアップの制限により高速段を抑制したりして、フットブレーキの使用頻度を低減させるとよい。
また、上記エンジンブレーキによる車両制動を促進させるには、燃料噴射量や吸入空気量の低減、複数の気筒のうち一部の燃焼停止、混合気への点火時期の変更、吸排気バルブのリフト量やタイミングの変更、エアコンのコンプレッサやオイルポンプ,冷却水ポンプなどエンジン2の出力によって駆動される機器の駆動力増加、などを行うとよい。
また、電気自動車やハイブリッド車,燃料電池車等において、前記回生ブレーキによる制動をより効果的に行うには、回生発電前にモータの駆動促進等によって、バッテリの空き容量を増加させ、回生可能な運動エネルギーを増加させたりするとよい。
或いは、モータやインバータ,バッテリ等を冷却することで、発熱を伴う回生発電により長時間耐えられるようにしてもよい。
さらに、定速走行中などスロットル開度の微分値が前記規定値を超えにくいとき、即ち、計算値の算出頻度が低いときには、乗員に違和感を与えない範囲で一時的にスロットル開度を変化させることで、該微分値が規定値を超える頻度を増加させ、計算値の算出頻度を増加させるとよい。
図5は、図2のステップS013における車重推定ばらつき判定条件が成立するかの判定フローチャートを示す。
図5では、車重推定の誤差増大を防止するため、計算値に及ぼす前記トルクコンバータの作動油温,舵角,車速等のパラメータの影響が十分に小さいと判断したときのみ計算値を標準値とし、該影響が大きいと判断したときには計算値を暫定値とするようになっている。
即ち、本実施形態では、車両の走行状態の変化前後における駆動力及び加速度に基づいて計算値を算出しているため、駆動力及び加速度に及ぼす各因子の影響が大きいと判断される状態では、計算値を暫定値とするようになっている。
例えば、トルクコンバータの作動油温が低い場合は、作動油の流体摩擦の増大によって動力伝達損失が大きくなり、流体摩擦によって作動油が発熱,昇温すれば、動力伝達損失は小さくなる。そこで、作動油が特に高温なとき及び特に低温なときは、駆動力及び加速度に及ぼす作動油温の影響が大きい、即ち、計算値に及ぼす作動油温の影響が大きいと判断し、計算値を暫定値とする。
また、舵角が大きい状態では、車速が大きいときほどコーナリング抵抗が増大して車速を低下させる作用が強くなる(該コーナリング抵抗を演算して車重を推定するのは困難である)ため、駆動力及び加速度に及ぼす舵角の影響が大きい、即ち、計算値に及ぼす舵角の影響が大きいと判断し、計算値を暫定値とする。
さらに、走行時の空気抵抗は車速の2条に比例して大きくなるため、走行状態の変化前後において、車速差が大きいほど、走行時の空気抵抗の差も大きくなる。そこで、車速が特に大きいとき、駆動力及び加速度に及ぼす車速の影響が大きい、即ち、計算値に及ぼす車速の影響が大きいと判断し、計算値を暫定値とする。
図5において、ステップS101では、油温センサ11からの油温信号に基づいてトルクコンバータの作動油温を検出し、該作動油温がATF1以上かつATF2以下であるか判定する。なお、該判定には、作動油温に代えてエンジン2の冷却水温を用いてもよい。
ステップS101で作動油温がATF1以上かつATF2以下であると判定したときは、ステップS102に進む。
ステップS102では、舵角センサ9からの舵角信号に基づいて車両の舵角を検出し、舵角の絶対値がθ未満、又は、車速がVSP1未満であるか判定する。
ステップS102で舵角の絶対値がθ未満であるか、又は、車速がVSP1未満であると判定したときは、ステップS103に進む。
ステップS103では、車速センサ3からの車速信号に基づいて車速を検出し、車速がVSP2未満であるか判定する。
ステップS103で車速がVSP2未満であると判定したときは、車重推定ばらつき判定条件が成立すると判定し、図2のステップS014に進む。
一方、ステップS101で作動油温がATF1未満又はATF2より大きいと判定したとき、又は、ステップS102で舵角の絶対値がθ以上かつ車速がVSP1以上であると判定したとき、又は、ステップS103で車速がVSP2以上であると判定したとき、は車重推定ばらつき判定条件が成立しないと判定し、図2のステップS010に進む。
図6は、車重記憶データのリセット用フローチャートを示す。
図6は、車両からの荷物の積み下ろしなどによって実際の車重が大きく変化したとき、推定値を高精度な値へ更新できるように、車重変化前の車重記憶データを削除するものである。
まず、ステップS301では、エンジン2の始動後、前記度数分布に基づいて求めた推定値が設定されているか判定する。
ステップS301で、推定値が設定されていないと判定したときはリターンとなり、推定値が設定されていると判定したときはステップS302に進む。
ステップS302では、走行状態の変化前後における車両の駆動力及び加速度に基づいて計算値を算出し、ステップS303に進む。
ステップS303では、ステップS302で算出した計算値を読み込み、ステップS304に進む。
ステップS304では、該計算値と、前記度数分布に基づいて求めた推定値と、の差が、所定値よりも大きいか判定する。
ステップS304で、該差が所定値以下であると判定したときはリターンとなり、該差が所定値よりも大きいと判定したときは、前記度数分布に基づいて求めた推定値に対して、実際の車重が大きく変化したと判断して、ステップS305に進む。
ステップS305では、車重変化前の車重記憶データを削除し、リターンとなる。
なお、エンジン2の始動後に複数の計算値を算出し、これら計算値の平均化処理を行い、該平均化処理により得られた値と、前記度数分布に基づいて求めた推定値と、の差を、前記ステップS304の所定値と比較してもよい。
図6のフローチャートによって、実際の車重が大きく変化したとき、実際の車重変化前の車重記憶データを削除することで、実際の車重の変化後、推定値を高精度な値へ更新することができる。
本実施形態によれば、車重の推定値を、計算値の度数分布に基づいて求めることで、車両走行時に検出される駆動力又は加速度にばらつきがあっても、高精度に車重を推定することができる。
これにより、被牽引車の連結や荷物の積み下ろしなどによって実際の車重が大きく変化しても、エンジン2の出力特性及び変速機17の変速特性,ブレーキ21の制動力特性を、支障なく切り換えることができる。
また、車重計算回数が不足している(N2未満)ときは、計算値の算出頻度を増加させ、その後、車重記憶データ数が十分な数(N1以上)になったとき、計算値の度数分布の階級幅を小さく変換することで、車重推定の速度と精度とを両立させることができる。
さらに、車重の大きな変化を検出したとき、車重変化前の車重記憶データを削除することで、推定値を精度の高い値へ更新することができる。
なお、車両の停止等によって最新に更新された推定値が消去されてしまった場合などは、車両の始動直後又は発進直後に、車両に固有の標準車重や、過去に算出された計算値に基づいて定められた標準車重、又は、更新履歴に残っている推定値などを、推定値の初期値としてもよい。
これにより、車両の始動又は発進後における実際の車重と、停止前における実際の車重と、が荷物の積み下ろし等によって大きく異なっていても、車両の始動直後又は発進直後における推定値が更新されるまでの間に、信頼性の高い車重を制御に用いることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、図2のステップS013における車重推定ばらつき判定条件が成立するかの判定を、図7のフローチャートにより行っている。即ち、トルクコンバータの作動油温,エンジン2の冷却水温,舵角,車速のうち、計算値に及ぼす影響が大きいパラメータほど、優先的に早い順番で該影響の大きさを判断し、該影響が大きいと判断したときは、該影響を抑えるような暫定値を設定している。
なお、以下の説明では、トルクコンバータの作動油温,エンジン2の冷却水温,舵角,車速の順に、計算値に及ぼす影響が大きい場合の例を説明する。
図7において、ステップS201では、計算値へ最も影響を及ぼすトルクコンバータの作動油温が、ATF1以上かつATF2以下であるか判定する。
ステップS201で作動油温がATF1未満又はATF2より高いと判定したときは、ステップS205に進む。
ステップS205では、作動油温がATF1未満であるか判定する。
ステップS205で作動油温がATF1未満でないと判定したとき、即ち、ATF2より高いと判定したときは、ステップS208に進んで作動油温が高温であると判断し、ステップS215に進んで計算値を暫定値1(作動油温の高温時用)とする。
一方、ステップS205で作動油温がATF1未満であると判定したときは、ステップS209に進んで作動油温が低温であると判断し、ステップS216に進んで計算値を暫定値2(作動油温の低温時用)とする。
ステップS201で作動油温がATF1以上かつATF2以下であると判定したときは、ステップS202に進む。
ステップS202では、エンジン2の冷却水温がTWN1以上かつTWN2以下であるか判定する。
ステップS202で冷却水温がTWN1未満又はTWN2より高いと判定したときは、ステップS206に進む。
ステップS206では、冷却水温がTWN1未満であるか判定する。
ステップS206で冷却水温がTWN1未満でないと判定したとき、即ち、TWN2より高いと判定したときは、ステップS210に進んで冷却水温が高温であると判断し、ステップS217に進んで計算値を暫定値3(冷却水温の高温時用)とする。
一方、ステップS206で冷却水温がTWN1未満であると判定したときは、ステップS211に進んで冷却水温が低温であると判断し、ステップS218に進んで計算値を暫定値4(冷却水温の低温時用)とする。
ステップS202で冷却水温がTWN1以上かつTWN2以下であると判定したときは、ステップS203に進む。
ステップS203では、舵角の絶対値がθ未満であるか判定する。
ステップS203で舵角の絶対値がθ以上であると判定したときは、ステップS207に進む。
ステップS207では、車速がVSP1以上であるか判定する。
ステップS207で車速がVSP1未満であると判定したときは、ステップS212に進んで、舵角の絶対値が大きいながらも車輪のコーナリング抵抗は極端には大きくならないと判断し、ステップS219に進んで計算値を暫定値5(小コーナリング抵抗時用)とする。
一方、ステップS207で車速がVSP1以上であると判定したときは、ステップS213に進んで車輪のコーナリング抵抗が大きいと判断し、ステップS220に進んで計算値を暫定値6(大コーナリング抵抗時用)とする。
ステップS203で舵角の絶対値がθ未満であると判定したときは、ステップS204に進む。
ステップS204では、車速がVSP2未満であるか判定する。
ステップS204で車速がVSP2以上であると判定したときは、ステップS214に進んで車速が高速であると判断し、ステップS221に進んで計算値を暫定値7(高速走行時用)とする。
一方、ステップS204で車速がVSP2未満であると判定したときは、計算値を暫定値とする必要はないと判断し、図2のステップS014に進む。
このように、本実施形態では、計算値に及ぼす影響が大きいパラメータほど、早い順番で該影響の大きさを判断し、該影響が大きいと判断したときは、優先的に、該影響を抑えるような暫定値を設定している。これにより、計算値の精度を確保し、車重推定の誤差を最小限に抑えることができる。
ここで、例えば、車輪のコーナリング抵抗が極端には大きくならないと判断したとき(ステップS212参照)など、計算値に及ぼす各因子の影響が小さいと判断したときには、計算値を暫定値とせず標準値としてもよい。
また、暫定値としては、暫定値1〜7の7種類が記憶されることとなるが、前記ステップS017で、暫定値1〜7のうち少なくとも1種類を選択して削除するようにしてもよい。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、車重記憶データのリセットを、図8に示すフローチャートにより行っている。即ち、エンジン2の始動後に得られた複数の計算値から、前記第1,2実施形態で説明した計算値の度数分布(以下、第1の度数分布とする)とは別の度数分布(以下、第2の度数分布とする)を作成し、この第2の度数分布に基づいて推定値(以下、第2の推定値とする)を求め、該第2の推定値と、前記第1の度数分布から求めた推定値(以下、第1の推定値とする)と、の差を求めている。そして、該差に基づいて、車重変化前の車重記憶データを削除するかの判定を行っている。
図8において、ステップS401では、エンジン2の始動後、前回の走行時に第1の度数分布から求めた第1の推定値が存在するか判定する。
ステップS401で、第1の推定値が存在しないと判定したときはリターンとなり、存在すると判定したときはステップS402に進む。
ステップS402では、走行状態の変化前後における駆動力及び加速度に基づいて計算値を算出し、ステップS403に進む。
ステップS403では、計算値を読み込み、ステップS404に進む。
ステップS404では、計算値を暫定値とし、ステップS405に進む。
ステップS405では、暫定値を記憶し、前記第2の度数分布に反映し、ステップS406に進む。
ステップS406では、前記第2の度数分布の分布が成立するか判定する。
ステップS406で、分布が成立しないと判定したときはステップS402に戻り、成立すると判定したときはステップS407に進む。
ステップS407では、前記第2の度数分布から第2の推定値を求め、ステップS408に進む。
ステップS408では、前記第1の度数分布から求めた第1の推定値と、第2の推定値と、の差が、所定値(第2所定値)より大きいか判定する。
ステップS408で、前記第1の推定値と第2の推定値との差が該所定値以下であると判定したときはリターンとなり、該所定値より大きいと判定したときは、前回の走行時に対して車重が大きく変化したと判断してステップS409に進む。
ステップS409では、車重変化前の車重記憶データを削除して、リターンとなる。
このように、車重記憶データを削除するかの判定の際、複数の計算値から第2の推定値を求め、該第2の推定値と第1の推定値との差を求めることで、車重記憶データを削除するかの判定をより高精度に行うことができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態では、ECU1が、車両の走行状態の変化前後における駆動力及び加速度に基づいて、駆動力及び加速度の変化量(駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1)を求めて、駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1を座標軸とするマップ(記録手段)にプロットを行う。そして、複数のプロットが与えられた該マップにおいて、駆動力差ΔF1と加速度差Δa1との関係を1次式で近似した回帰直線の傾きから、定期的に車重を推定するようになっている。
図9は、本実施形態のECUによる車重の推定に係るフローチャートを示す。
ステップS501では、駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1を読み込み、これら駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1に基づいて、計算値W1(=ΔF1/Δa1)を算出する。
ステップS502では、計算値W1が規定値A以上であるか判定する。
なお、乗用車やトラック,キャンプカー及び牽引車など目的が夫々異なる車両では、規定値Aを夫々異なる値に設定することができる。
ステップS502で計算値W1が規定値A以上であると判定したときは、十分な精度で車重を推定できると判断し、ステップS503へ進む。
ステップS503では、記録データ数、即ち前記マップ上のプロット数が、規定値B(規定数)であるか判定する。
ステップS503で記録データ数が規定値Bでないと判定したときは、ステップS507へ進み、規定値Bであると判定したときは、ステップS504へ進む。
ステップS504では、加速度差Δa1の絶対値が、マップ中で加速度差が最小であるプロットに係る当該加速度差Δaminの絶対値以上であるか判定する。
ステップS504で加速度差Δa1の絶対値が、前記Δaminの絶対値以上であると判定したときは、ステップS506へ進む。
ステップS506では、前記Δaminに係るプロットを前記マップから削除し、ステップS507へ進む。
ステップS507では、駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1を前記マップにプロットし、ステップS508へ進む。
一方、ステップS502で計算値W1が規定値A未満であると判定したとき、及び、ステップS504で加速度差Δa1の絶対値が前記Δaminの絶対値より小さいと判定したときは、十分な精度で車重を推定できないと判断し、ステップS505へ進み、駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1を無効とし、前記マップへのプロットをキャンセルする。
ステップS508では、前記マップ上のプロット数をカウントし、ステップS509へ進む。なお、該カウントしたプロット数は、該フローチャートのリターン後、前記ステップS503の判定に用いられるプロット数となる。
ステップS509では、後述する図10のフローチャートに従って領域カウンタ値を算出し、ステップS510へ進む。
ステップS510では、領域カウンタ値が規定値C(第4規定値)以上であるか判定する。なお、規定値C>0である。
ステップS510で、領域カウンタ値が規定値C未満であると判定したときは、前記マップ上のプロットからはまだ十分な精度で車重を推定できないと判断し、リターンとなる。
一方、ステップS510で、領域カウンタ値が規定値C以上であると判定したときは、前記マップ上のプロットから十分な精度で車重を推定できると判断し、ステップS511へ進む。このとき、前記マップは、例えば図11のように複数のプロットが与えられた状態となっている。
ステップS511では、図11のマップにおいて、駆動力差ΔF1と加速度差Δa1との関係を1次式で近似した回帰直線Rの傾きから、推定値を求める。即ち、図11では、縦軸を加速度差、横軸を駆動力差としていることから、回帰直線Rの傾きの逆数を推定値とすることができる。
ここで、前記ステップS506において、加速度差の絶対値が大きいプロットを優先して前記マップ上に残しているが、これは、加速度差が正のプロットと、加速度差が負のプロットと、の距離を拡張して、信頼性の高い回帰直線Rを求めるためである。
図10は、図9のステップS509(領域カウンタ値の算出)に係るフローチャートを示す。
ステップS601では、加速度差Δa1が規定値D(第2規定値)以下又は規定値E(第3規定値)以上であるか判定する。なお、規定値D,Eは、規定値D<規定値Eの条件を満たすように設定され、該条件を満たす範囲においては正の値とも負の値ともすることができる。
ステップS601で、加速度差Δa1が規定値D以下又は規定値E以上であると判定したときは、ステップS602へ進む。
ステップS602では、前記マップ中に、加速度差が前記規定値D以下であるプロットが1つ以上あるか判定する。
ステップS602で、前記マップ中に、加速度差が前記規定値D以下であるプロットが1つ以上あると判定したときは、ステップS603へ進む。
ステップS603では、前記マップ中に、加速度差が前記規定値E以上であるプロットが1つ以上あるか判定する。
ステップS603で、前記マップ中に、加速度差が前記規定値E以上であるプロットが1つ以上あると判定したときは、ステップS604へ進む。
ステップS604では、前記ステップS601の判定条件、即ち、加速度差が規定値D以下又は規定値E以上という条件、を満たすプロットを抽出し、ステップS605へ進む。
このように、加速度差が規定値D以下のプロット、及び、加速度差が規定値E以上のプロット、の両方を抽出することで、前記マップ上においてこれら両方のプロットの距離を十分に確保し、信頼性の高い回帰直線Rを得ることができる。
ステップS605では、前記ステップS604で抽出した各プロットに係る加速度差の絶対値(|Δasam|)を加算することで、領域カウンタ値を算出する。
ここで、加速度差の絶対値の加算によって得られる領域カウンタ値が規定値C以上となってから、図11の回帰直線Rを導き出す(前記ステップS510,511参照)ことで、前記マップにおいて十分に多くのプロットに基づいて、信頼性の高い回帰直線Rを得ることができる。
一方、ステップS601で加速度差Δa1が前記規定値Dより大きくかつ規定値Eより小さいと判定したとき、又は、ステップS602で前記マップ中に加速度差が該規定値D以下であるプロットがないと判定したとき、又は、ステップS603で前記マップ中に加速度差が前記規定値E以上であるプロットがないと判定したとき、はステップS606へ進んで、領域カウンタ値を0に設定する。
ここで、規定値Cを小さく設定するほど、迅速に推定値を求めることができ、規定値Cを大きく設定するほど、前記マップにおいて多くのプロットに基づいて高精度に推定値を求めることができる。
また、規定値Dを大きく設定するか又は規定値Eを小さく設定すると、ステップS604でプロットが抽出されやすくなり、領域カウンタ値の増加が促進し、迅速に推定値を求めることができる。
一方、規定値Dを小さく設定するか又は規定値Eを大きく設定すると、前記マップ上において、加速度差が規定値D以下のプロットと、加速度差が規定値E以上のプロットと、の距離を一層長く確保しやすくなり、より信頼性の高い回帰直線Rを求めることができ、車重の推定精度をより向上させることができる。
なお、図9及び図10では、加速度差に基づいて各種判定や領域カウンタ値の算出を行っているが、これに代えて、駆動力差に基づいて各種判定や領域カウンタ値の算出を行ってもよい。
本実施形態によれば、駆動力差ΔF1及び加速度差Δa1を座標軸とするマップに複数のプロットを与え、該マップにおいて、駆動力差ΔF1と加速度差Δa1との関係を1次式で近似した回帰直線の傾きから車重を推定することで、車両走行時に検出される加速度又は駆動力にばらつきがあっても、車重を高精度に推定することができる。
また、従来は、単に駆動力差を加速度差で除することで車重を推定しているため、図12に示すように、加速度差(Δa)が著しく0に近いときには、車重(W)が極めて大きい値に演算されてしまい、推定される車重(W)のばらつきが問題となっていた。
しかし、本実施形態では、加速度差が著しく0に近いプロットは、駆動力差も極めて0に近くなるため、加速度差が著しく0に近いプロットが与えられても図11の回帰直線Rの傾きには殆ど影響がなく、車重を高精度に推定することができ、上記従来の問題を解消することができる。
なお、図9及び図10では、駆動力差ΔF1,加速度差Δa1に代えて、車両の駆動力F,加速度aを用いて、車重を推定してもよい。この場合、駆動力F及び加速度aを座標軸とするマップに複数のプロットが与えられ、駆動力Fと加速度aとの関係を1次式で近似した回帰直線が求められる。
上記各実施形態では、マニュアル操作式のスイッチ等によって車重を設定可能な車両においては、該スイッチ等の設定した車重と、本実施形態に係る推定値と、が大きく異なるときは、該スイッチの設定を解除し、運転者に警告するようにしてもよい。
例えば、スイッチ等で大きな車重を設定可能な場合に、該スイッチにより大きい車重が判定されても、本実施形態に係る推定値が大きくないときは、該スイッチの設定を解除するとよい。
本発明の第1実施形態のシステム構成図 本発明の第1実施形態に係る車重の推定に係るフローチャートを示す図 本発明の第1実施形態に係る計算値の度数分布図 図3の階級幅を小さく変換した度数分布図 図2におけるばらつき判定条件が成立するかの判定用のフローチャートを示す図 本発明の第1実施形態に係る車重記憶データのリセット用のフローチャートを示す図 本発明の第2実施形態に係るばらつき判定条件が成立するかの判定用のフローチャートを示す図 本発明の第3実施形態に係る車重記憶データのリセット用のフローチャートを示す図 本発明の第4実施形態に係る車重の推定に係るフローチャートを示す図 図9の領域カウンタ値の算出に係るフローチャートを示す図 本発明の第4実施形態に係る駆動力差及び加速度差を座標軸とする記録手段に与えられたプロット及び回帰直線を示す図 従来の車重を推定する手法に係るばらつきの説明図
符号の説明
1 ECU

Claims (4)

  1. 車両の走行状態が変化したかを判定する走行状態変化判定手段と、
    車両の走行状態が変化したと判定されたときに、車両駆動源の作動状態と車速変化とに基づいて車重を計算し、該計算した複数回の車重データに基づいて車重の度数分布を作成し、該度数分布に基づいて定期的に車重を推定し、推定値を更新する車重推定手段と、
    を備えた車重推定装置において、
    前記車重の計算頻度を判定する頻度判定手段と、
    前記車重の計算頻度が所定値未満と判定されたときに、前記走行状態変化判定手段による判定閾値を小さい値に変更することにより、前記車重の計算頻度を増加させる処理を行う車重計算頻度増加処理手段と、
    を配設したことを特徴とする車重推定装置。
  2. 前記度数分布の階級幅を、車重の計算状況に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の車重推定装置。
  3. 最新に計算した車重データと、
    該車重データの最新計算時に設定されている前記推定値と、
    の差が所定値以上であるとき、該最新に計算した車重データより以前の車重データを削除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車重推定装置。
  4. 最新に推定した推定値と、
    該最新に推定した推定値より1回前に推定された前回の推定値と、
    の差が第2所定値以上であるとき、前回の推定時より以前の車重データを削除することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車重推定装置。
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