JP5026548B2 - Fpc又はffc用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、FPC(Flexible Printed Circuits)又はFFC(Flexible Flat Cable)用コネクタに関する。
特許文献1は、従来の技術として、本願の図9に示すFPCコネクタを開示している。図9(a)はFPCコネクタの装着前の状態を示し、図9(b)はFPCコネクタの装着後の状態を示している。一対の平行なプリント配線基板52の夫々の上面一端部の切り込み端部にレセプタクルコネクタ53が設けられている。
レセプタクルコネクタ53は、レセプタクルインシュレータ54内に設けられたレセプタクルコンタクト55と、このコンタクト周囲に設けられた補強金具56と、スライドインシュレータ57とを備えている。レセプタクルコンタクト55は、断面コ字状を有し、レセプタクルインシュレータ54の開口寄りに突出した一対の接触部55a、55aの一方の内側に、係合部55bを備え、他方の接触部55aの先端は丸くなっている。
スライドインシュレータ57は、断面L字形状を備えた板体からなり、また、スライドインシュレータ57のL字形状の短い板体57bは、長い板体57cよりも厚めに形成されており、上方に配置されたスライドインシュレータ57の短い板体57bは、上方に、下方に配置されたスライドインシュレータ57は短い板体57bが下方に向くように装着される。このL字形状の長い方の板体57cの先端は、斜面57aを有して尖っており、挿入前において、この斜面57aが基板52一面に略平行になるように、開口部58内に、長い板体57cの先端部が浅く挿入されている。
プラグ側のFPC60は、U字形状を有するように折り曲げられたときに、それぞれ対向する一端部に接点部61が互いに外側方向に、中央部よりも厚く外側部は中央部と段をなすように、形成されている。
このような構成のコネクタを接続するには、図9(a)の状態にして、FPC60を仮挿入して、夫々のスライドインシュレータ57をコンタクト55内に挿入させるような操作をおこなうと、図9(b)に示すように、装着状態となり、接点部61と、係合部55bとが互いに圧接する。後に、カバー65を基板52の端面に、図示しないねじ等の固定部材で当接固定して、コネクタ53内への塵の侵入を防止する。
特許第2869851号公報
上記特許文献1が従来の技術として開示しているFPCコネクタ(レセプタクルコネクタ53)には、FPCの挿入のし易さの観点で、改善の余地が残されていた。
本願発明の目的は、FPC又はFFCの挿入のし易さが改善されたFPC又はFFC用コネクタを提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、FPC又はFFCの接続端部が挿入される挿入空間が形成されたハウジングと、前記ハウジング内に、前記FPC又はFFCの前記接続端部の挿入方向と直交する方向に複数並べられたコンタクトとを備え、基板に搭載されて用いられるFPC又はFFC用コネクタであって、前記挿入空間の開口方向が、前記基板の搭載面の面方向と比較して前記基板側を向くように構成されており、前記各コンタクトが、前記基板の前記搭載面に対して電気的に接続される基端部と、前記基端部から前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記本体部の先端から前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジングに対して固定される第1コンタクト部と、前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記第1コンタクト部の前記先端部と前記挿入空間を挟んで反対側の位置で、前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジング内で回転可能に支持される第2コンタクト部と、前記第1コンタクト部の前記本体部と前記第2コンタクト部の前記本体部とを連結する連結部と、を有し、前記挿入空間内に挿入された前記FPC又はFFCの前記接続端部が、前記第1コンタクト部の前記先端部と、前記第2コンタクト部の前記先端部とによって挟まれる、FPC又はFFC用コネクタが提供される。
本願発明の第2の観点によれば、FPC又はFFCの接続端部が挿入される挿入空間が形成されたハウジングと、前記ハウジング内に、前記FPC又はFFCの前記接続端部の挿入方向と直交する方向に複数並べられたコンタクトとを備え、基板に搭載されて用いられるFPC又はFFC用コネクタであって、前記挿入空間の開口方向が、前記基板の搭載面から反搭載面へ向くように構成されており、前記各コンタクトが、前記基板の前記搭載面に対して電気的に接続される基端部と、前記基端部から前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記本体部の先端から前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジングに対して固定される第1コンタクト部と、前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記第1コンタクト部の前記先端部と前記挿入空間を挟んで反対側の位置で、前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジング内で回転可能に支持される第2コンタクト部と、前記第1コンタクト部の前記本体部と前記第2コンタクト部の前記本体部とを連結する連結部と、を有し、前記挿入空間内に挿入された前記FPC又はFFCの前記接続端部が、前記第1コンタクト部の前記先端部と、前記第2コンタクト部の前記先端部とによって挟まれる、ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタが提供される。
好ましくは、前記挿入空間の開口方向は、前記基板の前記搭載面の面方向に対して略直角である。
好ましくは、前記ハウジングは、前記基板側に突出して前記基板の端面と対向することになる突出部を有し、前記挿入空間の少なくとも一部は、前記突出部内に形成されている。
好ましくは、前記突出部は、前記基板の反搭載面よりも突出している。
好ましくは、前記第2コンタクト部を回転操作するための操作部が更に設けられ、前記操作部が前記挿入空間から離れる方向へ倒されるように構成されたバックフリップ型である。
好ましくは、前記第2コンタクト部を回転操作するための操作部が更に設けられ、前記操作部が前記挿入空間に近づく方向へ倒されるように構成されたフロントフリップ型である。
好ましくは、前記挿入空間の開口部には、前記挿入空間の開口方向に向かって次第に広がるガイド面が形成されている。
ただし、前記基板の前記搭載面は前記FPC又はFFC用コネクタが搭載されている面を意味する。
ただし、前記基板の前記反搭載面は前記搭載面の裏側の面である。
上記のFPC又はFFC用コネクタは、更に、以下のように構成されている。即ち、前記第2コンタクト部を回転操作するための操作部が更に設けられる。前記操作部が前記挿入空間から離れる方向へ倒されるように構成されたバックフリップ型である。
上記のFPC又はFFC用コネクタは、更に、以下のように構成されている。即ち、前記第2コンタクト部を回転操作するための操作部が更に設けられる。前記操作部が前記挿入空間に近づく方向へ倒されるように構成されたフロントフリップ型である。
上記のFPC又はFFC用コネクタは、更に、以下のように構成されている。即ち、前記挿入空間の開口部には、前記挿入空間の開口方向に向かって次第に広がるガイド面が形成されている。
本願発明によれば、以下の効果が発揮される。即ち、前記FPC又はFFC用コネクタから見て前記基板の裏面側から前記FPC又はFFC用コネクタの前記挿入空間に前記FPC又はFFCを挿入するに際し、前記挿入空間の開口方向が前記基板の前記搭載面の面方向に対して平行となるように構成された通常のFPC又はFFC用コネクタを用いた場合は、前記FPC又はFFCを大きく湾曲させる必要がある。これに対し、以上の構成によれば、前記挿入空間の開口方向が前記基板の前記搭載面の面方向と比較して前記基板側を向くように構成されているので、前記FPC又はFFCの前記湾曲の程度を抑えることができる。前記FPC又はFFCの前記湾曲の程度を抑えることができるので、以上の構成のFPC又はFFC用コネクタは、前記FPC又はFFCを前記挿入空間に挿入し易い。
第1実施形態に係るFPCコネクタの斜視図 図1の2−2線矢視断面図 第1実施形態に係るFPCコネクタの作動説明図 第2実施形態に係るFPCコネクタの断面図 第2実施形態に係るFPCコネクタの作動説明図 第3実施形態に係るFPCコネクタの断面図 第4実施形態に係るFPCコネクタの断面図 第4実施形態に係るFPCコネクタの作動説明図 特許文献1の図4に相当する図
(第1実施形態)
以下、図1〜図3を参照しつつ、第1実施形態に係るFPCコネクタについて説明する。
図1に示すFPCコネクタ1(FPC又はFFC用コネクタ)は、図2に示すようにFPC2の接続端部3が挿入される挿入空間4が形成されたハウジング5と、ハウジング5内に、FPC2の接続端部3の挿入方向Dと直交する方向(図2の紙面に対する法線方向)に複数並べられたコンタクト6(図1も併せて参照)とを備え、基板7に搭載されて用いられるものであって、本実施形態において、挿入空間4の開口方向E(挿入方向Dと反対の方向)は、基板7の搭載面8の面方向Fと比較して基板7側を向くように、更に言えば、基板7の搭載面8の面方向Fに対して略直角となるように紙面下向きに構成されている。なお、本明細書においては、図2に示すように、基板7の搭載面8はFPCコネクタ1が搭載されている面を意味し、反搭載面7rは搭載面8の裏側の面である。このFPCコネクタ1は、本実施形態ではZIF(Zero Insertion Force)構造に構成されており、図1に示すようにハウジング5の幅方向端面5aに設けられた一対の補助金具9を介して図2に示す基板7の搭載面8に固定されるようになっている。参考までに、本実施形態に係るFPCコネクタ1は、高さが4mmであり幅が9mmである。
(ハウジング5)
ハウジング5は、図2に示すように、コンタクト6を保持するハウジング本体10と、ハウジング本体10から基板7側に突出して基板7の端面7aと対向することになる突出部11と、コンタクト6を開閉操作するための加圧部材12(操作部)とを備えている。また、本実施形態に係るFPCコネクタ1は、加圧部材12を挿入空間4から離れる方向へ倒されるように構成された所謂バックフリップ型に構成されている。
上記の挿入空間4は、図2に示す断面視で、ハウジング5のハウジング本体10と突出部11に連なるように、開口方向Eが突出部11の下面11aに対して直交するように形成されている。即ち、挿入空間4は、一部がハウジング本体10内に形成され、一部が突出部11内に形成されている。そして、挿入空間4の開口部4aには、挿入空間4の開口方向Eに向かって次第に広がる一対のガイド面11bが形成されている。従って、この一対のガイド面11bは、図2に示す断面視で略逆V字状を形成する。
また、ハウジング5の先端側端面5bには、複数のコンタクト6を挿入するためのキャビティ13が所定ピッチで多数、形成されている。ハウジング5のハウジング本体10は、キャビティ13を上下に挟む底壁10pと上壁10qを有している。一方、突出部11は、キャビティ13の基板7側を塞ぐ側壁11cと、ハウジング5の先端側端面5bの下端5cを補強するための補強梁11dとを有している。
(コンタクト6)
コンタクト6は、図2に示すように、ハウジング5に対して固定される固定片14(第1コンタクト部)と、ハウジング5内で若干回転することが可能な可動片15(第2コンタクト部)と、固定片14と可動片15を連結する連結部16と、固定片14を基板7の搭載面8に対して電気的に接続するための端子部17とを主たる構成として備え、略L字状に形成されている。そして、コンタクト6をハウジング5の先端側端面5b側からキャビティ13内に挿入することで、コンタクト6はハウジング本体10によって保持されるようになっている。
固定片14は、略L字状であって、基板7の搭載面8に対して端子部17を介して電気的に接続される基端部14aと、基端部14aから挿入空間4の手前に至るまで基板7の搭載面8の面方向Fに延びる本体部14bと、本体部14bの先端から挿入空間4の開口方向Eと実質的に同一の方向へ延びる先端部14cとから構成されている。
可動片15は、略L字状であって、基板7と固定片14の基端部14aを挟んで反対側に形成される基端部15aと、基端部15aからハウジング5の先端側端面5bの手前に至るまで基板7の搭載面8の面方向Fに延びる本体部15bと、固定片14の先端部14cと挿入空間4を挟んで反対側の位置で、本体部15bの先端から挿入空間4の開口方向Eと実質的に同一の方向へ延びる先端部15cとから構成されている。

そして、略L字状の固定片14と、略L字状の可動片15とは図2の断面視で全体に亘って略平行な関係となっている。上記の連結部16は、固定片14の本体部14bと、可動片15の本体部15bとを連結している。固定片14の基端部14aと、可動片15の基端部15aとの間には加圧部材12のカム部12aが挿入されている。この構成で、加圧部材12を挿入空間4から離れる方向へ押し倒すと、加圧部材12のカム部12aが可動片15の基端部15aを押し上げ、可動片15が若干時計回りに回転操作される。そして、この結果、可動片15の先端部15cは、固定片14の先端部14cに対して接近する。ここで、図2におけるコンタクト6の状態を挿入空間4を開いているという意味で開状態と称し、図3におけるコンタクト6の状態を挿入空間4を閉じているという意味で閉状態と称する。
(作動)
次に、FPCコネクタ1と基板7を挟んで反対側(図2で基板7の反搭載面7r側)でFPCコネクタ1の突出部11に向かって、基板7の搭載面8の面方向Fと略平行に延びるFPC2をFPCコネクタ1に接続する際のFPCコネクタ1の作動を説明する。本実施形態に係るFPCコネクタ1は、図2に示すように、FPC2のケーブル長には殆ど余裕がなく、本来であれば、FPC2を基板7の端面7aの極めて近傍で、概ね180°折り返されるようにきつく湾曲してFPCコネクタ1に挿入しなければならない、といった挿入のし易さの観点から見れば極めて悪条件の状況において特に有用である。
先ず、図1に示すFPCコネクタ1を図2に示すように基板7に取り付ける。このとき、ハウジング5の加圧部材12は予め起立状態となっており、従って、コンタクト6は挿入空間4を開いた開状態となっている。
次に、図2に示すように、FPC2の先端部2aを略90度湾曲させた上で、FPC2の接続端部3を紙面下向きの挿入空間4に挿入する。このとき、挿入空間4の開口部4aに略逆V字状を構成する一対のガイド面11bが形成されているので、ガイド面11bのガイド機能により、FPC2の接続端部3は紙面下向きの挿入空間4に挿入し易くなっている。なお、FPC2の接続端部3は、接続端部3の先端が可動片15に突き当たるまで、挿入空間4内に挿入する。
最後に、図3に示すように、加圧部材12を反時計回りに回転操作することで、コンタクト6を閉状態に切り替え、FPC2の接続端部3とコンタクト6との間の接触を達成する。
(まとめ)
(1)以上説明したように本実施形態においてFPCコネクタ1は、以下のように構成されている。即ち、FPCコネクタ1は、FPC2の接続端部3が挿入される挿入空間4が形成されたハウジング5と、ハウジング5内に、FPC2の接続端部3の挿入方向Dと直交する方向に複数並べられたコンタクト6とを備え、基板7に搭載されて用いられる。挿入空間4の開口方向Eが、基板7の搭載面8の面方向Fと比較して基板7側を向くように構成されている。◆即ち、FPCコネクタ1から見て基板7の反搭載面7r側からFPCコネクタ1の挿入空間4にFPC2を挿入するに際し、挿入空間4の開口方向Eが基板7の搭載面8の面方向Fに対して平行となるように構成された通常のFPCコネクタを用いた場合は、FPC2を大きく湾曲させる必要がある。これに対し、以上の構成によれば、挿入空間4の開口方向Eが基板7の搭載面8の面方向Fと比較して基板7側を向くように構成されているので、FPC2の湾曲の程度を抑えることができる。FPC2の湾曲の程度を抑えることができるので、以上の構成のFPCコネクタ1は、FPC2を前記挿入空間に挿入し易い。
この結果、FPC2の配線作業に要する時間を短縮することができる。
(2)また、ハウジング5は、基板7側に突出して基板7の端面7aと対向することになる突出部11を有する。挿入空間4の一部は、突出部11内に形成されている。◆以上の構成によれば、挿入空間4の挿入深さを十分に確保することができる。
(3)また、各コンタクト6が、ハウジング5に固定され、基端部14aが基板7の搭載面8に対して電気的に接続され、先端部14cが挿入空間4の開口方向Eと実質的に同一の方向へ延びる固定片14と、ハウジング5内で回転可能に支持され、先端部15cが固定片14の先端部14cと挿入空間4を挟んで反対側の位置で、挿入空間4の開口方向Eと実質的に同一の方向へ延びる可動片15と、を有する。可動片15が回転操作されることで、挿入空間4内に挿入されたFPC2の接続端部3が、固定片14の先端部14cと、可動片15の先端部15cとによって挟まれる。◆以上の構成によれば、挿入空間4の開口方向Eが基板7の搭載面8の面方向Fとは異なる方向となるように構成された特殊なFPCコネクタ1であっても、問題なく、ZIF(Zero Insertion Force)型とすることが可能となる。
(4)また、挿入空間4の開口部4aには、挿入空間4の開口方向Eに向かって次第に広がるガイド面11bが形成されている。◆以上の構成によれば、FPC2の挿入空間4への挿入が一層容易となる。
以上に本願発明の好適な第1実施形態を説明したが、上記第1実施形態は以下のように変更することができる。
上記第1実施形態に係るFPCコネクタ1は、FPC2を基板7に対して接続するものであるとしたが、FFCを基板7に対して接続することもできる。この意味で、FPCコネクタ1は、FPC又はFFC用コネクタということができる。
また、上記第1実施形態に係るFPCコネクタ1において、挿入空間4の開口方向Eは、図2に示すように基板7の搭載面8の面方向Fと比較して基板7側を向くように設定されている。換言すれば、挿入空間4の開口方向Eは、基板7の搭載面8から反搭載面7rへ向くように設定されている。更に詳しくは、図2に示すように、挿入空間4の開口方向Eは、基板7の搭載面8の面方向Fに対して略直角となるように紙面下向きに構成されている。しかし、これに代えて、挿入空間4の開口方向Eは、図2において、紙面右斜め下向きであってもよいし、紙面左斜め下向きであってもよい。即ち、挿入空間4の開口方向Eが、少なくとも基板7の搭載面8の面方向Fと比較して基板7側を向くように構成されていれば、換言すれば僅かにでも基板7の搭載面8から反搭載面7rへ向くように構成されていれば、上述した挿入のし易さに関する効果は問題なく発揮される。
(第2実施形態)
以下、図4及び図5を参照しつつ、第2実施形態に係るFPCコネクタ1について説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明については適宜割愛する。また、上記第1実施形態で説明した構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
即ち、上記第1実施形態に係るFPCコネクタ1は、図3に示すように、加圧部材12が挿入空間4から離れる方向へ倒されるように構成されたバックフリップ型とした。しかし、これに代えて、図4及び図5に示すように、FPCコネクタ1は、加圧部材12が挿入空間4に近づく方向へ倒されるように構成されたフロントフリップ型としてもよい。
(第3実施形態)
以下、図6を参照しつつ、第3実施形態に係るFPCコネクタ1について説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明については適宜割愛する。また、上記第1実施形態で説明した構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態に係るコンタクト6は、図2に示すコンタクト6の固定片14のみによって構成されている。また、ハウジング5は、キャビティ13の先端側端面5b側を塞ぐ着脱可能な閉塞具5dを更に備えている。コンタクト6は、閉塞具5dがキャビティ13から外された状態でハウジング5の先端側端面5b側からキャビティ13内へ挿入されて装着される。
本実施形態において上記固定片14の先端部14cは、図6に示すようにキャビティ13に装着した状態の閉塞具5dに対して押し付けられるように形成されている。従って、本実施形態に係るFPCコネクタ1は、FPC2の接続端部3を挿入空間4に挿入しただけで、FPC2の接続端部3とコンタクト6との接触が達成される、所謂NON-ZIF型に構成されている。
(第4実施形態)
以下、図7及び図8を参照しつつ、第4実施形態に係るFPCコネクタ1について説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明については適宜割愛する。また、上記第1実施形態で説明した構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態においてFPCコネクタ1は、図2に示す上記第1実施形態に係るFPCコネクタ1から加圧部材12と可動片15の基端部15aを省略した構成である。図7に示すように、本実施形態に係るコンタクト6は、更に、FPC2の接続端部3が挿入空間4に挿入されていない段階で既に閉状態とされている。従って、本実施形態に係るFPCコネクタ1は、図8に示すようにFPC2の接続端部3を挿入空間4に挿入しただけで、FPC2の接続端部3とコンタクト6との接触が達成される、所謂NON-ZIF型に構成されている。
1 FPCコネクタ
2 FPC
3 接続端部
4 挿入空間
5 ハウジング
6 コンタクト
7 基板
7a 端面
7r 反搭載面
8 搭載面
11 突出部
11b ガイド面
12 加圧部材
13 キャビティ
14 固定片
14a 基端部
14b 本体部
14c 先端部
15 可動片
15a 基端部
15b 本体部
15c 先端部
D 挿入方向
E 開口方向
F 面方向

Claims (8)

  1. FPC又はFFCの接続端部が挿入される挿入空間が形成されたハウジングと、
    前記ハウジング内に、前記FPC又はFFCの前記接続端部の挿入方向と直交する方向に複数並べられたコンタクトとを備え、
    基板に搭載されて用いられるFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記挿入空間の開口方向が、前記基板の搭載面の面方向と比較して前記基板側を向くように構成されており、
    前記各コンタクトが、前記基板の前記搭載面に対して電気的に接続される基端部と、前記基端部から前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記本体部の先端から前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジングに対して固定される第1コンタクト部と、前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記第1コンタクト部の前記先端部と前記挿入空間を挟んで反対側の位置で、前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジング内で回転可能に支持される第2コンタクト部と、前記第1コンタクト部の前記本体部と前記第2コンタクト部の前記本体部とを連結する連結部と、を有し、前記挿入空間内に挿入された前記FPC又はFFCの前記接続端部が、前記第1コンタクト部の前記先端部と前記第2コンタクト部の前記先端部によって挟まれる、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  2. FPC又はFFCの接続端部が挿入される挿入空間が形成されたハウジングと、
    前記ハウジング内に、前記FPC又はFFCの前記接続端部の挿入方向と直交する方向に複数並べられたコンタクトとを備え、
    基板に搭載されて用いられるFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記挿入空間の開口方向が、前記基板の搭載面から反搭載面へ向くように構成されており、
    前記各コンタクトが、前記基板の前記搭載面に対して電気的に接続される基端部と、前記基端部から前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記本体部の先端から前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジングに対して固定される第1コンタクト部と、前記基板の前記搭載面の面方向に延びる本体部と、前記第1コンタクト部の前記先端部と前記挿入空間を挟んで反対側の位置で、前記挿入空間の開口方向と実質的に同一の方向へ延びる先端部と、を有し、前記ハウジング内で回転可能に支持される第2コンタクト部と、前記第1コンタクト部の前記本体部と前記第2コンタクト部の前記本体部とを連結する連結部と、を有し、前記挿入空間内に挿入された前記FPC又はFFCの前記接続端部が、前記第1コンタクト部の前記先端部と前記第2コンタクト部の前記先端部によって挟まれる、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記挿入空間の開口方向は、前記基板の前記搭載面の面方向に対して略直角である、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記ハウジングは、前記基板側に突出して前記基板の端面と対向することになる突出部を有し、
    前記挿入空間の少なくとも一部は、前記突出部内に形成されている、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  5. 請求項4に記載のFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記突出部は、前記基板の反搭載面よりも突出している、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記第2コンタクト部を回転操作するための操作部が更に設けられ、
    前記操作部が前記挿入空間から離れる方向へ倒されるように構成されたバックフリップ型である、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載のFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記第2コンタクト部を回転操作するための操作部が更に設けられ、
    前記操作部が前記挿入空間に近づく方向へ倒されるように構成されたフロントフリップ型である、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のFPC又はFFC用コネクタであって、
    前記挿入空間の開口部には、前記挿入空間の開口方向に向かって次第に広がるガイド面が形成されている、
    ことを特徴とするFPC又はFFC用コネクタ。
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