JP5025471B2 - 電子部品パッケージ、その製造方法及び電子部品パッケージ用蓋材 - Google Patents

電子部品パッケージ、その製造方法及び電子部品パッケージ用蓋材 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品を収納する電子部品パッケージに関する。
半導体素子、水晶振動子、圧電振動子などの種々の電子部品は、しばしば外部環境から電子部品を保護するために電子部品パッケージに収納される。電子部品パッケージは、例えば、電子部品を収納する凹部が上部に開口するように形成されたケースと、前記凹部を密閉するように前記ケースの開口部の外周部にろう付けされた蓋体とを備える。前記凹部は蓋体の溶着により、外界から遮断された電子部品の収納空間部を形成する。前記蓋体は、通常、コバール(商品名)のようなFeより熱膨張率の低い低熱膨張率の金属で形成された基材層を備え、その両面にNiによって形成されたNi層が積層されている。前記ろう材としては、種々の軟ろう合金、例えばSn−Ag合金、Bi−Ag合金、In−Sn合金が使用される。
電子部品が収納された電子部品パッケージは、他の電子部品と共に配線基板上の所定位置にろう付けにより固定される。前記ろう付けは、通常、量産性などのために、配線基板上に前記電子部品パッケージなどの電子部品を配置し、その基板全体を加熱炉内に通すことにより、各電子部品を同時に基板にろう付けする方法が採られる。
このように、電子部品パッケージは、一旦、電子部品を収納したケースと蓋体とをろう付けする際に加熱され、再度、配線基板上へのろう付けの際に加熱される。このため、蓋体をケースにろう付けする際に用いられるろう材は高融点の材料が好ましいが、高温でろう付けするとパッケージに収納された電子部品が劣化したり、その耐久性が低下するおそれがある。
このような問題に対し、国際公開WO02/078085号(特許文献1)に開示されているように、ケースと蓋体とを溶着層を介してろう付けするに際し、軟ろう材としてSn基ろう合金を使用し、ろう付けの際にろう材のSn原子と、ケース及び蓋体に設けたNi層のNi原子とを拡散反応させてNiSn系の金属間化合物層を形成し、前記溶着層をろう材の未拡散反応部からなるろう材層と、このろう材層を前記NiSn系の金属間化合物層で挟んだ構造とすることが提案されている。この溶着層の形成により、低温でのろう付けを可能にしつつ、ケースと蓋体とを接合する溶着層の耐熱性を向上させることが可能になった。
国際公開WO02/078085号
上記特許文献1の技術によって溶着層の耐熱性を向上させることができたが、ろう付けの際に前記NiSn系の金属間化合物層を成長させるのに時間がかかり、電子部品パッケージの生産性が劣るという問題がある。また、ろう付け温度が低くても、その温度での保持時間が長くなると、パッケージ中に収納された電子部品の性能が低下するおそれが生じる。
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、ろう材の融点近傍の比較的低温で蓋体をケースにろう付けしても、ケースと蓋体との間に耐熱性に優れた溶着層を速やかに形成することができ、これによって生産性に優れると共にパッケージに収納される電子部品に特性劣化が生じ難い、電子部品パッケージおよびその製造方法、並びに電子部品パッケージの蓋体として好適な蓋材を提供することを目的とする。
本発明者は上記課題について鋭意研究したところ、以下の事実を知見した。Ni層のNi原子とろう材のSn原子との拡散反応によってNi層の界面に生成するNi及びSnからなる金属間化合物(主としてNi3Sn4)はNi原子の拡散を抑制する作用が大きいため、金属間化合物を十分に形成するには長時間の加熱が必要である。しかし、ろう材のSn原子とNi−Fe合金のNi原子及びFe原子との拡散反応によって生成する金属間化合物(主として(NiFe)3Sn4)は拡散を妨げ難いため、ごく短時間で金属間化合物が成長する。本発明はかかる知見を基に完成されたものである。
すなわち、本発明による電子部品パッケージは、電子部品を収納する凹部を有し、前記凹部が開口部を備えたケースと、溶着層と、前記ケースの凹部を密閉するように前記ケースの凹部開口部の外周部に前記溶着層を介してろう付けされた蓋体を備え、前記ケースは前記凹部開口部の外周部に積層され、Feを7.5〜15mass%を含有するNi−Fe合金によって形成された第1金属層を有し、前記蓋体は基材層と、この基材層のケース側表面に積層され、前記Ni−Fe合金によって形成された第2金属層を有し、前記溶着層は純Sn又はSnを主成分とするSn基ろう合金からなるろう材によって形成されたろう材層と、このろう材層の両側に形成された第1金属間化合物層および第2金属間化合物層を有し、前記第1金属間化合物層および第2金属間化合物層はろう付けの際に前記第1金属層及び第2金属層のNi原子及びFe原子と前記ろう材のSnとが拡散反応して形成され、前記溶着層の縦断面において前記第1金属間化合物層及び第2金属間化合物層の合計面積が前記溶着層の全面積に対して25%以上、98%以下とされたものである。
この電子部品パッケージによると、第1金属層および第2金属層は、Feを7.5〜15mass%含むNi−Fe合金で形成されるので、第1,第2金属間化合物層はNi原子の拡散を妨げ難い、Feを含むNiSn系の金属間化合物で形成される。このため、蓋体のろう付けの際に、金属間化合物層が速やかに形成される。従って、本発明に係る電子部品パッケージは生産性に優れ、またパッケージに収納される電子部品の特性劣化を防止することができる。また、第1金属間化合物層および第2金属間化合物層は、第1金属層および第2金属層のNi原子及びFe原子とろう材のSn原子とが拡散反応により形成されたものであるから、溶着層中に所定比のろう材層、凹凸状の第1、第2金属間化合物層の間に入り組んだ形態に形成される。このため、溶着層は、良好な接合性及び耐熱性を備える。このため、ろう材の融点超の高温状態に曝されても、溶融したろう材層にピンホールやミクロクラックが生じ難く、本発明に係る電子部品パッケージは気密性に優れる。
前記電子部品パッケージにおいて、前記ろう材としては、Pbは環境汚染や人体への悪影響のおそれがあるため、Pbを含まないろう材が好ましい。また、前記溶着層の平均厚さは、10〜50μm とすることが好ましい。
また、本発明の電子部品パッケージの製造方法は、電子部品を収納する凹部を有し、前記凹部が開口部を備えたケース本体及び前記凹部開口部の外周部に設けられ、Feを7.5〜15mass%を含有するNi−Fe合金によって形成された第1金属層を備えたケースと、基材層及び前記Ni−Fe合金によって形成され、前記基材層の一方の表面に積層形成された第2金属層を備えた蓋体と、純Sn又はSnを主成分とするSn基ろう合金によって形成されたろう材を準備する準備工程と、前記第1金属層と第2金属層との間に前記ろう材を挟むように前記ケースと蓋体とを重ね合わせたパッケージ組立体を組み立て、前記パッケージ組立体を加熱して前記ケースと蓋体とを溶着層を介してろう付けするろう付け工程を有し、前記溶着層はろう付けの際に前記第1金属層及び第2金属層のNi原子及びFe原子と前記ろう材のSn原子とが拡散反応して形成された第1金属間化合物層および第2金属間化合物層と、前記ろう材の未拡散反応部からなるろう材層とからなり、前記ろう材層の両側に前記第1金属間化合物層および第2金属間化合物層が形成され、前記溶着層の縦断面において前記第1金属間化合物層及び第2金属間化合物層の合計面積が前記溶着層の全面積に対して25%以上、98%以下とされたものである。
この製造方法によると、第1、第2金属層が7.5〜15mass%のFeを含有したNi−Fe合金で形成されるため、ろう材の融点より10〜30℃程度高い、比較的低温のろう付け温度に加熱後、ほとんど保持することなく、冷却するだけで、凹凸状の第1金属間化合物層と第2金属間化合物層との間に所定比のろう材層が挟持された溶着層を速やかに形成することができる。このため、電子部品パッケージの生産性に優れる。
前記製造方法において、前記第1金属層又は第2金属層の上にAuによって表面層を形成することが好ましい。これによって、第1、第2金属間化合物層の生成がより促進され、生産性を向上させることができる。また、前記ろう材は、前記蓋体の前記第2金属層の上に積層されたろう材層として準備してもよい。また、前記ろう材は、環境、安全性への見地からPbを含有しないものがよい。また、前記溶着層は、その平均厚さを10〜50μm とするのがよい。
また、本発明の電子部品パッケージ用蓋材は、基材層と、金属層と、ろう材層を備え、前記基材層、金属層及びろう材層が同順序で接合され、前記ろう材層が純Sn又はSnを主成分とするSn基ろう合金からなるろう材によって形成され、前記金属層がFeを7.5〜15mass%を含有するNi−Fe合金によって形成されたものである。この蓋材によれば、その製造が容易であり、またろう材を別途準備することなく、当該蓋材から製作した蓋体を電子部品パッケージのケースに直接ろう付けすることができる。このため、前記電子部品パッケージを容易に製造することができ、電子部品パッケージ用蓋体の素材として好適である。
以上説明したように、本発明の電子部品パッケージによれば、第1、第2金属層は、Feを7.5〜15mass%含むNi−Fe合金で形成されているので、ろう付けの際に第1、第2金属層のNi原子及びFe原子とろう材のSn原子とが拡散反応して第1、第2金属層とろう材の界面にFeを含むNiSn系の金属間化合物を形成することができる。この金属間化合物はNi原子、Fe原子の拡散を妨げないため、ろう材層の両側に所定比の第1、第2金属間化合物層が速やかに形成される。このため、本発明の電子部品パッケージは、生産性に優れ、またろう材の融点超の温度に曝されても、再溶融したろう材層にピンホールやクラックが生じ難いため、優れた気密性を備える。
以下、本発明による電子部品パッケージの実施形態を図面を参照して説明する。図1は、実施形態にかかる電子部品パッケージを示しており、この電子部品パッケージは、開口部を備え、電子部品Pを収納する凹部3を有するケース1と、溶着層20と、前記凹部3を密閉するように前記ケース1の凹部開口部の外周部に前記溶着層20を介してろう付けされた蓋体8とを有する。
前記ケース1は、前記凹部3が設けられ、セラミック材によって形成されたケース本体2と、前記ケース本体2の側壁の外周上部に一体的に積層されたメタライズ層4と、その上に一体的に積層された第1金属層5とを有する。前記メタライズ層4は、通常、W(タングステン)やMo(モリブデン)などの高融点金属によって形成される。前記第1金属層5は、Feを7.5〜15mass%含有し、残部Ni及び不可避的不純物からなるNi−Fe合金によって形成されている。
一方、前記蓋体8は、基材層9と、前記基材層9の下面(ケース側表面)に設けられた第2金属層10と、前記基材層9の上面に設けられた表面保護金属層11を有している。前記基材層9は、少なくともFeより熱膨張率が低い金属、好ましくはケース1の主要材であるセラミックスの熱膨張率に近似するようなコバール(商品名)等の低熱膨張率のFe,Niを主成分とするFeNi基合金、Fe,Ni,Coを主成分とするFeNiCo基合金によって形成される。具体的には、Fe−(36〜50mass%)Ni合金、Fe−(20〜30mass%)Ni−(1〜20mass%)Co合金を例示することができる。前記第2金属層10も前記第1金属層5と同様、Feを7.5〜15mass%含有し、残部Ni及び不可避的不純物からなるNi−Fe合金によって形成されている。前記表面保護金属層11は耐食性を向上させるために積層されたもので、純NiやNiを主成分とする耐食性Ni合金で形成される。なお、この表面保護金属層11は必要に応じて形成すればよく、必ずしも必要としない。
前記ケース1と蓋体8との間に介在する溶着層20は、図2に示すように、前記第1金属層5および第2金属層10に一体的に形成された第1金属間化合物層5Aおよび第2金属間化合物層10Aと、その間に挟み込まれたろう材層12Aとで構成される。
前記ろう材層12Aは、純SnあるいはSnを主成分とするSn基ろう合金からなるろう材で形成されている。Sn基ろう合金は、好ましくはSnが85mass%以上のものがよく、他成分としてSnと共晶、包晶を生成するAg、Au、Cu、Zn、Pb、Bi、Sb等を適宜含有することができる。これらの合金の内、特に共晶組成のもの、例えばSn−3.5mass%Ag合金、Sn−10mass%Au合金、Sn−0.7mass%Cu合金は低い融点でろう材全体が速やかに溶融するので、低温でろう付けするには好適である。Pbは環境汚染や人体へ悪影響を及ぼすおそれがあるので、Sn基ろう合金はPbフリーのものが好ましい。
前記第1,第2金属間化合物層5A,10Aは、蓋体8をケース1にろう付け(溶着)する際に前記第1,第2金属層5,10を形成するNi−Fe合金のNi原子、Fe原子が溶融したろう材側に拡散し、ろう材の主成分であるSnの原子と反応して形成されたものである。このため、第1,第2金属間化合物層5A,10Aは、図2に示すように、不定形の凹凸状を成しており、その間にろう材層12Aが入り組んだ形態で一体的に形成されている。
前記溶着層20の縦断面における前記第1,第2金属間化合物層5A,10Aの合計面積は、溶着層20の全面積に対して面積割合で25〜98%、好ましくは40〜90%を占めるようにすることが望ましい。前記第1,第2金属間化合物層が25%未満では凹凸状の金属間化合物が少ないため、電子部品パッケージを再加熱した際に、第1,第2金属間化合物層の間の広い領域でろう材層が再溶融するため、凝固後のろう材層にピンホール等の欠陥が生じやすくなる。一方、98%を超えると、第1,第2金属間化合物層の間に挟持されるろう材の量が少なくなるので、溶着層全体として脆くなり、接合性が低下するようになる。前記溶着層20の縦断面における各層の面積は、EPMAによって断面の組成像写真を得て、画像の色のコントラストから各層の面積を求めることができる。面積の算出には、画像解析ソフトを利用することができる。
ここで、前記電子部品パッケージの製造方法について説明する。まず、図3に示すように、ケース1と、ろう材層12を備えた蓋体8を準備する。この工程を準備工程という。次に、ケース1と蓋体8とを重ね合わせてパッケージ組立体を組み立て、その組立体を加熱して前記ケース1と蓋体8とを前記溶着層20(図1参照)を介してろう付けする。この工程をろう付け工程という。
図3は、蓋体8をケース1にろう付けする前のパッケージ組立体を示しており、ケース1の開口上面に蓋体8が載置されている。なお、ろう付けの前後でケースの構成は後述するように若干異なる点があるが、説明の便宜上、同部材あるいは対応する部材には同符号が付されている。
前記ケース1は蓋体8をろう付けした後の構成と次の点を除いてほぼ同様である。ろう付け前には第1金属層5の上にAuにより形成された表面層6が形成されている。この表面層6は溶着を促進すると共に前記第1金属層5からNi原子、Fe原子がろう材側へ拡散するのを促進する作用を有する。ろう付け前の第1金属層5の厚さは10〜20μm 程度でよく、また前記表面層6の厚さは1〜3μm 程度のごく薄い層でよい。前記表面層6はこのように極薄いため、ろう付け時に、溶融したろう材中へ拡散し、消失する。このため、図1では図示されていない。前記ケース1の第1金属層5、表面層6は、通常、めっきによって形成される。なお、前記表面層6は必要により形成すればよく、必ずしも必要としない。
一方、前記蓋体8は、基材層9の片面に表面保護金属層11が、他面に第2金属層10およびその上に純SnあるいはSnを主成分とするSn基ろう合金からなるろう材によって形成されたろう材層12が積層されている。ろう付け時に第1金属層5及び第2金属層10から拡散したNi原子及びFe原子と、前記ろう材層12を形成するろう材のSn原子とが反応して、前記第1金属間化合物層5A及び第2金属間化合物層10Aを形成する。ケース1の凹部開口部には、第1金属層5がないので、当然のことながら第2金属間化合物層(図1では図示省略)しか形成されない。ろう付け前の前記第2金属層10の厚さは3〜20μm 程度とされ、またろう材層12の厚さは30〜50μm 程度とされる。
前記蓋体8は、これと同じ層構成の蓋材を用いて、例えば打ち抜き加工によって製作される。前記蓋材は、通常、以下のようにして製作される。まず、表面保護金属層用素材シート、基材層用素材シート、第2金属層用素材シートを同順序で重ね合わせてロール圧接する。ロール圧接により得られた3層圧接材を拡散焼鈍(軟化焼鈍)して3層クラッド材を得る。次に、そのクラッド材の第2金属層の上にろう材層用素材シートを重ね合わせ、冷間にてロール圧接する。これらの工程により前記蓋材が製作される。
前記ろう付け工程において、前記蓋体8をケース1にろう付けする際、パッケージ組立体をろう材の融点より10〜30℃程度高い温度(ろう付け温度)に加熱し、ろう材を溶融させ、冷却凝固させることにより、Feを含むNiSn系の金属間化合物層が十分な厚さに形成された溶着層が得られる。
前記第1、第2金属層5,10は、特にFe含有量が7.5〜15mass%とされているので、前記ろう付け温度に加熱後、必ずしもその温度に保持する必要はない。もっとも、好ましくは10秒程度以下あるいは5秒程度以下保持することで、金属間化合物を十分に成長させることができる。この場合、前記Fe量が7.5%未満では、第1、第2金属層の界面に形成される金属間化合物中のFe量が不足し、Ni原子の拡散が抑制されるようになる。一方、Fe量が15mass%を超えて過多になると、(NiFe)Sn2 が生成するようになり、(NiFe)3Sn4の金属間化合物の生成が抑制されるため、後者の金属間化合物量が不足するようになる。なお、Sn基ろう合金のような軟ろうでは、融点とは固液開始温度すなわち共晶温度を意味する。
また、ろう付けに際して、蓋体8を下側に、ケース1が上側になるように載置して加熱するだけでもよいが、ケース1と蓋体8とが互いに押圧されるように積極的に加圧してもよい。これによってろう付けの際に、溶着層の金属間化合物層中のボイドの生成を抑制することができ、溶着の安定性を向上させることができる。加圧方法としては、パッケージ組立体の表面と反応しない材料、例えばセラミックスで形成された押さえ板を用意し、パッケージ組立体に前記押さえ板を介して重りを載せることにより、また押さえ板をスプリングによって付勢することによって行うことができる。加圧力は、通常、2×10-4〜1×10-2N/mm2 程度でよい。
ろう付けの際の加熱雰囲気は、真空あるいは窒素ガス等の不活性ガス雰囲気とすることが好ましい。このような雰囲気中でろう付けを行うことにより、加熱による電子部品の酸化を防止するとともに、溶着後の電子部品の収納空間を真空あるいは不活性ガス雰囲気とすることができ、電子部品の経時変化を防止することができる。特に、水晶振動子等の振動子を収納する場合は、共振特性向上の観点から真空下でろう付けすることが望ましい。
上記実施形態では、ろう材層12が第2金属層10に一体的に接合した蓋体8を用いたので、ろう付け作業性が良好である。しかし、ろう材は必ずしも蓋材8を構成する部分として一体的に設ける必要はない。ろう材を別途用意した場合、ろう付け作業は以下のようにして行われる。先ず、表面保護金属層11、基材層9および第2金属層10からなる3層構造の蓋体と、ろう材とをそれぞれ別途準備する。次に、ケース1にこのろう材を介して前記蓋体を載置してパッケージ組立体とし、この組立体を加熱冷却して蓋体とケースとをろう付けする。別途準備するろう材としては、薄板状ろう材に限らず、ろう合金粉末をフラックスに含有させたペースト状ろう材でもよい。
以下、本発明を実施例に基づいてより具体的に説明するが、本発明は上記実施形態や以下の実施例により限定的に解釈されるものではない。
以下の要領により、種々のケースと種々の蓋体とが準備され、これらを用いて種々の電子部品パッケージからなる試料が製作された。
セラミック製のケース本体を備え、その凹部開口部の外周部にWメタライズ層(層厚30μm )、及びNiあるいは表1に示す種々の組成のNi−Fe合金で形成された第1金属層(層厚15μm )がこの順序で一体的に積層されたケースを準備した。一部のケースについては、前記第1金属層の上にさらにAu層(層厚1μm )を一体的に積層した。前記第1金属層、Au層はめっきにより形成した。各ケースの平面サイズは、図4に示すように、長さA=4.1mm、全幅B=2.6mmであり、凹部を囲う、長さ方向側壁14の幅C=0.35mmである。
一方、FeNiCo合金(商品名コバール)で形成された基材層を備え、その片面に表面保護用のNi層が接合形成され、他面にNiあるいは表1に示す種々の組成のNi−Fe合金で形成された第2金属層及びその上にSn−Ag合金からなるろう材層とがこの順序で接合形成された蓋体を準備した。蓋体の平面サイズはケースの平面サイズとほぼ同等である。
前記蓋体は、以下の要領で製作した蓋材から所定の平面サイズに打ち抜き加工により製作された。蓋材は、FeNiCo合金板(基材層用素材シート)の片面にNi薄板を、他面に第2金属層の素材薄板を重ね合わせ、冷間でロール圧接(圧下率60%)した後、得られた圧接材を1000℃で数分間保持する拡散焼鈍を行うことによって製作された。前記拡散焼鈍により、前記圧接材を構成したNi層、基材層、第2金属層は互いに拡散接合されると共に各層は軟化された。このようにして製作された3層構造のクラッド材の第2金属層の上に10mass%Ag−残部Sn(共晶点:220℃)からなるろう材を重ね合わせて冷間でロール圧接(圧下率60%)し、第2金属層の上にろう材層を積層した。このようにして製作された4層構造の蓋材は、80μm の基材層と、その片面に積層された5μm 程度のNi層と、前記基材層の他面に積層された30μm 程度の第2金属層及び30μm 程度のろう材層からなるものであった。
前記蓋体のろう材層が前記ケースの第1金属層側あるいはAuめっき層側になるように、蓋体をケースに重ね合わせてパッケージ組立体を得た。このパッケージ組立体を蓋体が下になるように載置板に載せ、窒素ガス雰囲気中で蓋体をケースにろう付けした。ろう付けは、240℃に加熱後、同温度で保持することなく、あるいは同温度で表1に示す時間保持後、冷却することにより実施した。以上のようにして製作した各パッケージの試料について、第1金属層、第2金属層の材質、Au層の有無、ろう材層の厚さ、240℃での保持時間を表1に併せて示す。
以上のようにして製作した各パッケージを用いて、長さ方向の中央部においてパッケージを幅方向に切断し、溶着層の縦断面(図4中、X−X位置での断面)をEPMAにより観察した。その結果得られた組成像写真を用いて第1,第2金属間化合物層、ろう材層の面積を画像解析ソフトにより測定し、これらの合計面積(溶着層の全面積)に対する第1及び第2金属間化合物層(両者を合わせて「金属間化合物層」という。)の合計面積の比率を求めた。なお、画像解析ソフトは、商品名Image-Pro(製造メーカ:MEDIA CYVERNETICS)を使用した。
また、各試料のパッケージを、260℃にて30sec 保持するリフロー(再加熱)を行い、冷却後、気密試験に供して、気密性を調べた。気密試験は下記の要領にて実施された。まず、リフロー後のパッケージを密閉容器へ入れ、0.1kPaに減圧後、Heガス0.5MPaにて2hr程度加圧した。その後、密閉容器からパッケージを取り出し、Heディテクタにてパッケージから排出されるHeの測定を行った。測定結果が1×10-9Pa・m3/sec 以下ではパッケージ中にHeガスの侵入は無いと考えられるので、この値以下を合格とした。さらに、Heガス検出試験で合格とされたパッケージをフロロカーボンに浸漬し、連続気泡の発生の有無を調べた。連続気泡が生じないパッケージを最終的に合格(○)、連続気泡が生じたものを不合格(×)と評価した。これらの測定、観察結果を表1に併せて示す。
表1より、第1金属層、第2金属層をNiで形成した試料No. 1〜4のパッケージについては、加熱保持時間を100秒としたNo. 1,3では金属間化合物層の面積比が低く、ろう材層が占める割合が高いため、リフロー後の気密性が劣化した。一方、No. 2,4では必要量の金属間化合物層が生成し、良好な気密性が得られたが、加熱保持時間が600秒であり、長時間の加熱保持を要した。
これに対して、第1金属層、第2金属層をNi−(7.5〜15)mass%Fe合金で形成した試料No. 7〜14では、加熱後直ちに冷却した場合でも、金属間化合物層は十分な面積比を有しており、このためリフロー後の気密性も良好であった。この場合、ケースにAu層を形成したものでは、金属間化合物の生成がより促進されていることも確かめられた。
Figure 0005025471
実施形態にかかる電子部品パッケージの断面模式図である。 電子部品パッケージの溶着層の断面拡大図である。 蓋体をろう付けする前のパッケージ組立体の断面模式図である。 電子部品パッケージに用いるケースの平面図である。
符号の説明
1 ケース
5 第1金属層
8 蓋体
10 第2金属層
20 溶着層
5A 第1金属間化合物層
10A 第2金属間化合物層
12A ろう材層

Claims (11)

  1. 電子部品を収納する凹部を有し、前記凹部が開口部を備えたケースと、溶着層と、前記ケースの凹部を密閉するように前記ケースの凹部開口部の外周部に前記溶着層を介してろう付けされた蓋体を備えた電子部品パッケージであって、
    前記ケースは、前記凹部開口部の外周部に積層され、Feを7.5〜15mass%を含有するNi−Fe合金によって形成された第1金属層を有し、
    前記蓋体は基材層と、この基材層のケース側表面に積層され、前記Ni−Fe合金によって形成された第2金属層を有し、
    前記溶着層は、純Sn又はSnを主成分とするSn基ろう合金からなるろう材によって形成されたろう材層と、このろう材層の両側に形成された第1金属間化合物層および第2金属間化合物層を有し、前記第1金属間化合物層および第2金属間化合物層はろう付けの際に前記第1金属層及び第2金属層のNi原子及びFe原子と前記ろう材のSnとが拡散反応して形成され、前記溶着層の縦断面において前記第1金属間化合物層及び第2金属間化合物層の合計面積が前記溶着層の全面積に対して25%以上、98%以下である、電子部品パッケージ。
  2. 前記ろう材は、Pbを含有しない請求項1に記載した電子部品パッケージ。
  3. 前記溶着層は、平均厚さが10〜50μm である請求項1又は2に記載した電子部品パッケージ。
  4. 電子部品を収納する凹部を有し、前記凹部が開口部を備えたケース本体及び前記凹部開口部の外周部に設けられ、Feを7.5〜15mass%を含有するNi−Fe合金によって形成された第1金属層を備えたケースと、基材層及び前記Ni−Fe合金によって形成され、前記基材層の一方の表面に積層形成された第2金属層を備えた蓋体と、純Sn又はSnを主成分とするSn基ろう合金によって形成されたろう材を準備する準備工程と、
    前記第1金属層と第2金属層との間に前記ろう材を挟むように前記ケースと蓋体とを重ね合わせたパッケージ組立体を組み立て、前記パッケージ組立体を加熱して前記ケースと蓋体とを溶着層を介してろう付けするろう付け工程を有し、
    前記溶着層はろう付けの際に前記第1金属層及び第2金属層のNi原子及びFe原子と前記ろう材のSn原子とが拡散反応して形成された第1金属間化合物層および第2金属間化合物層と、前記ろう材の未拡散反応部からなるろう材層とからなり、前記ろう材層の両側に前記第1金属間化合物層および第2金属間化合物層が形成され、前記溶着層の縦断面において前記第1金属間化合物層及び第2金属間化合物層の合計面積が前記溶着層の全面積に対して25%以上、98%以下である、電子部品パッケージの製造方法。
  5. 前記第1金属層又は第2金属層は、その表面にAuによって表面層が形成された請求項に記載した製造方法。
  6. 前記ろう付け工程において、前記ろう材の融点より10〜30℃高い温度に加熱してろう付けする請求項又はに記載した製造方法。
  7. 前記ろう材は、前記蓋体の前記第2金属層の上に積層されたろう材層からなる、請求項からのいずれか1項に記載した製造方法。
  8. 前記ろう材は、Pbを含有しない請求項からのいずれか1項に記載した製造方法。
  9. 前記溶着層は、その平均厚さが10〜50μm である請求項からのいずれか1項に記載した製造方法。
  10. 基材層と、金属層と、ろう材層を備え、前記基材層、金属層及びろう材層が同順序で接合された電子部品パッケージ用蓋材であって、
    前記ろう材層が純Sn又はSnを主成分とするSn基ろう合金からなるろう材によって形成され、前記金属層がFeを7.5〜15mass%を含有するNi−Fe合金によって形成された、電子部品パッケージ用蓋材。
  11. 前記ろう材は、Pbを含有しない請求項10に記載した電子部品パッケージ用蓋材。
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