JP5024031B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、スキャナハウジングが閉姿勢の状態で原稿カバーを開姿勢にするとスキャナハウジングをプリンタハウジングにロックする第1ロック機構と、原稿カバーが閉姿勢の状態でスキャナハウジングを開姿勢にすると原稿カバーをスキャナハウジングにロックする第2ロック機構とを備えることにより、スキャナハウジングと原稿カバーとが同時に開いてしまうことを防止している。
特開2006−42003号公報
ところで、特許文献1に記載の発明の第1ロック機構と第2ロック機構とは、一方のロック機構の影響を受けることなく、他方のロック機構が独立して作動するものである。
そこで、本発明は、特許文献1に記載の発明と異なる観点から、2つの揺動体が同時に開いてしまうことを防止することを目的とする。なお、揺動体とは、スキャナハウジングや原稿カバー等のように、画像形成装置の本体に対して揺動するものをいう。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、請求項1に記載の発明では、記録シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成部側に設けられた基部に揺動可能に組み付けられた第1揺動体と、第1揺動体に揺動可能に組み付けられた第2揺動体と、第1揺動体を部に対して揺動不可とする施錠状態と、第1揺動体を部に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第1ロック部材と、第2揺動体を第1揺動体に対して揺動不可とする施錠状態と、第2揺動体を第1揺動体に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第2ロック部材とを備え、第1ロック部材及び第2ロック部材のうちいずれか一方のロック部材は、少なくとも施錠状態から解除状態に移行する時に、他方のロック部材に対して施錠状態を保持する向きの保持力を作用させるように構成され、第1ロック部材は、第1揺動体に揺動可能に組み付けられているとともに、基部に設けられた第1係合部に係合することにより施錠状態を保持し、第2ロック部材は、第1揺動体に揺動可能に組み付けられているとともに、第2揺動体に設けられた第2係合部に係合することにより施錠状態を保持し、さらに、第2ロック部材は、第2揺動体が施錠状態から解除状態に揺動する場合に、第2係合部との係合状態が変化しながら第2係合部から力を受けて揺動することによって第1ロック部材に保持力を作用させるように構成されていることを特徴とする。
以上に説明したように、本願発明では、少なくとも施錠状態から解除状態に移行する時に、他方のロック部材に対して施錠状態を保持する向きの保持力を作用させるので、2つの揺動体が同時に開いてしまうことを防止することができる。
本実施形態は、複写機能(コピー機能)及びコンピュータからの印刷指令に基づいて印刷を実行するPCプリント機能を兼ね備えた多機能装置に本発明に係る画像形成装置を適用したものである。以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の斜視図であり、図2は画像形成装置1の上面図であり、図3は本実施形態に係るロック機構5の斜視図であり、図4はロック機構5の分解斜視図であり、図5〜図11はロック機構5の作動を示す説明図である。
2.画像形成装置の概略構造
本実施形態に係る画像形成装置1では、図1に示すように、上部側に原稿に記載された画像(文字も含む。)を読み込むスキャナ部2が設けられ、下部側に紙等の記録媒体に画像を形成するプリンタ部3が設けられ、スキャナ部2とプリンタ部3との間には、印刷が終了した用紙等が排出される排出部4が設けられている。
そして、スキャナ部2は、FB(フラットベッド)用原稿台(図示せず。)に原稿が静止状態で載置されたまま読取が実行されるFB読取モード、及びADF(オートドキュメントフィーダ)用原稿台(図示せず。)に載置された原稿を読取部(図示せず。)に自動搬送しながら読取を実行するADF読取モードを有している。
また、FB用原稿台は、ガラス板又はアクリル板にて構成された画像読み取り用の読取窓であり、このFB用原稿台には、FB用原稿台の枠部に揺動可能に組み付けられてFB用原稿台を覆う原稿カバー2Aが設けられている。なお、本実施形態に係る原稿カバー2Aは、FB用原稿台の後方側において幅方向(左右方向)に延びる揺動軸(図示せず。)を介してFB用原稿台に組み付けられている。
そして、原稿カバー2Aの上面側のうち幅方向一端側には、図2に示すように、原稿を読取部に自動搬送するADF機構2Bが設けられており、原稿カバー2Aも含めたスキャナ部2全体は、図1に示すように、プリンタ部3の後方側において幅方向(左右方向)に延びる揺動軸(図示せず。)を介して後述するトップカバー3Aに揺動可能に組み付けられている。
また、本実施形態に係るプリンタ部3は、電子写真方式の画像形成機構により構成されたものである。そして、プリンタ部3の上端部分、つまりプリンタ部3のうち排出部4に面した部分3Aは、画像形成が終了した用紙等の記録シートが載置される排紙トレイ3Bが設けられたトップカバーであり、このトップカバー3Aは、プリンタ本体部3Cの後方側において幅方向(左右方向)に延びる揺動軸(図示せず。)を介して揺動可能に組み付けられている。
3.ロック機構
本実施形態に係る画像形成装置1では、前述したように、トップカバー3Aはプリンタ本体部3Cに対して揺動可能であり、スキャナ部2はトップカバー3Aに対して揺動可能となっている。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置1では、図3に示すように、トップカバー3Aをプリンタ本体部3Cに対して揺動不可とするとともに、スキャナ部2をトップカバー3Aに対して揺動不可とするためのロック機構5が設けられており、このロック機構5は、図2に示すように、画像形成装置1の前方側であって、幅方向においてADF機構2Bと反対側の端部側に位置している。
また、ロック機構5は、図3に示すように、第1ロック部材5A、第2ロック部材5B、第1係合部5C、第2係合部5D、第1バネ5E、及び第2バネ5F等を有して構成されており、第1ロック部材5Aと第2ロック部材5Bとは、図5に示すように、共通の揺動軸5Gによりトップカバー3Aに揺動可能に組み付けられている。
そして、第1ロック部材5Aは、揺動軸5Gを揺動中心として揺動することにより、トップカバー3Aをプリンタ本体部3Cに対して揺動不可とする施錠状態と、トップカバー3Aをプリンタ本体部3Cに対して揺動可能とする解除状態とを切り替えるためのものである。
すなわち、第1ロック部材5Aは、揺動軸5Gからプリンタ本体部3Cに設けられた円柱突起状の第1係合部5Cまで延出するレバー状に形成されており、その延出方向先端側には、第1係合部5Cが係合可能な第1被係合部5Hが形成されている。そして、第1被係合部5Hは、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとの接点P1及び揺動軸5Gの中心を通る基準線L1に対して傾斜した傾斜面にて構成されている。
このため、第1ロック部材5Aは、図5に示す第1被係合部5Hと第1係合部5Cとが係合した施錠状態から揺動軸5Gを中心として反時計周り(左向き)に回転すると、第1被係合部5Hと第1係合部5Cとの係合状態が解除され、プリンタ本体部3Cとトップカバー3Aとは解除状態となる。逆に、施錠状態から更に第1ロック部材5Aを時計周りに(右向きに)回転させる向きの力が第1ロック部材5Aに作用すると、接点P1における接触圧が高まるので、施錠状態を保持する力が大きくなる。
また、第2ロック部材5Bは、揺動軸5Gを揺動中心として揺動することにより、スキャナ部2をトップカバー3Aに対して揺動不可とする施錠状態と、スキャナ部2をトップカバー3Aに対して揺動可能とする解除状態とを切り替えるためのものである。
すなわち、第2ロック部材5Bは、揺動軸5Gからスキャナ部2に設けられた円柱突起状の第2係合部5Dまで延出するレバー状に形成されており、その延出方向先端側には、第1係合部5Cが係合可能な第2被係合部5Jが形成されている。そして、第2被係合部5Jは、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの接点P2及び揺動軸5Gの中心を通る基準線L2に対して傾斜した傾斜面にて構成されている。
このため、第2ロック部材5Bは、図5に示す第2係合部5Dと第2被係合部5Jとが係合した施錠状態から揺動軸5Gを中心として時計周りに回転すると、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの係合状態が解除され、スキャナ部2とトップカバー3Aとは解除状態となる。逆に、施錠状態から更に第2ロック部材5Bを反時計周りに回転させる向きの力が第2ロック部材5Bに作用すると、接点P2における接触圧が高まるので、施錠状態を保持する力が大きくなる。
つまり、第1ロック部材5Aは、揺動軸5Gを中心として反時計周りに回転すると解除状態となり、時計周りに回転すると施錠状態となる。一方、第2ロック部材5Bは、揺動軸5Gを中心として時計周りに回転すると解除状態となり、反時計周りに回転すると施錠状態となる。
また、第1バネ5Eは、揺動軸5Gに対して第1係合部5C側にずれた位置に設けられて第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bに対して、施錠状態を保持する向きの力(以下、この力を保持力という。)を作用させるバネ手段である。
すなわち、コイルバネ状の第1バネ5Eは、その一端側が揺動軸5Gより第1係合部5C側で第2ロック部材5Bに固定され、一方、他端側が揺動軸5Gより第1係合部5C側で第1ロック部材5Aに接触しており、かつ、第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bが共に施錠状態にあるときに、自然長より圧縮変形した状態で第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bに接触又は固定されている。
このため、第1バネ5Eは、第1ロック部材5Aに対しては第1ロック部材5Aを反時計周りに回転させる力を作用させるとともに、その反力により、第2ロック部材5Bに対しては第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力を作用させるので、第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bは、第1バネ5Eから保持力を受ける。
また、コイルバネ状の第2バネ5Fは、その一端側がトップカバー3Aに形成された座部5Kに固定され、一方、他端側が揺動軸5Gより第1係合部5C側で第1ロック部材5Aに接触している。そして、第1ロック部材5Aが施錠状態にあるときに、自然長より圧縮変形した状態でとなっているため、第2バネ5Fは、常に、第1ロック部材5Aに対して保持力を作用させる。
なお、第1ストッパ5Lは、第1ロック部材5Aが解除状態となり、揺動軸5Gを中心として時計周りに回転したときに、第1ロック部材5Aと衝突して第1ロック部材5Aの回転量を規制する規制手段であり(図10参照)、本実施形態では、第1ストッパ5Lは、第2ロック部材5Bに設けられている。
また、第2ストッパ5Mは、第2ロック部材5Bが解除状態となり、揺動軸5Gを中心として反時計周りに回転したときに、第2ロック部材5Bと衝突して第2ロック部材5Bの回転量を規制する規制手段であり(図7参照)、本実施形態では、第2ストッパ5Mは、トップカバー3Aに設けられている。
また、第1ロック部材5Aの延出方向先端側には、基準線L1と直交する仮想線に対して略線対称となるように傾斜した第1案内面5Nが設けられ、同様に、第2ロック部材5Bの延出方向先端側には、基準線L2と直交する仮想線に対して略線対称となるように傾斜した第2案内面5Pが設けられている。
4.ロック機構の作動及びその特徴
4.1.スキャナ部の施錠解除
第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bが共に施錠状態にある場合には、図5に示すように、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとが係合し、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとが係合している。
この状態(図5)からユーザがスキャナ部2のみを上方側に揺動変位させると、第2被係合部5Jが基準線L2に対して傾斜しているので、スキャナ部2を上方側に揺動変位させ力Foにより、図6に示すように、接点P2において第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力F2が発生するとともに、第2ロック部材5Bの右回転に伴って第2係合部5Dが第2被係合部5J上を摺動変位する。
このとき、第2ロック部材5Bが時計周りに回転しているため、第1バネ5Eが第2ロック部材5Bよって、図5に示す状態より更に圧縮され、第1バネ5Eは、その反力として第1ロック部材5Aを時計周りに回転させる力、つまり保持力を第1ロック部材5Aに作用させる。
そして、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの係合が解除されて第2ロック部材5Bが解除状態となると、図7に示すように、第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力F2が消滅するので、第2ロック部材5Bは、第1バネ5Eの弾性力により第2ストッパ5Mに衝突するまで反時計周りに回転し、保持力が減少する。
つまり、第2ロック部材5Bは、スキャナ部2が揺動しながら施錠状態から解除状態に移行する時に、第2係合部5Dとの係合状態が変化しながら第2係合部5Dから力を受けて揺動することによって第1ロック部材5Aに保持力を作用させる。そして、施錠状態から解除状態に移行が完了してスキャナ部2が解除状態となると、トップカバー3Aとプリンタ本体部3Cとの施錠状態が維持されたまま、第1バネ5Eの保持力が減少する。
また、スキャナ部2が解除状態にあるときからスキャナ部2が下方側に揺動されると、第2係合部5Dが第2案内面5Pに接触し、かつ、第2案内面5Pが基準線L2に対して傾斜しているので、図8に示すように、スキャナ部2を下方側に揺動させる力Foにより、接点P2において第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力F2が発生するとともに、第2ロック部材5Bの右回転に伴って第2係合部5Dが相対的に第2案内面5P上を摺動変位し、最終的には、図5に示すような施錠状態となる。
4.2.トップカバーの施錠解除
第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bが共に施錠状態にある状態(図5に示す状態)からユーザがトップカバー3Aを上方側に揺動変位させると、第1被係合部5Hが基準線L1に対して傾斜しているので、トップカバー3Aを上方側に揺動変位させ力Foにより、図9に示すように、接点P1において第1ロック部材5Aを反時計周りに回転させる力F3が発生する。なお、力F2は、力Foによって接点P1において第1被係合部5Hに発生する垂直抗力であり、力F3は、力F2の回転方向成分である。
このとき、第1ロック部材5Aが時計周りに回転しているため、第1バネ5Eが第1ロック部材5Aより圧縮され、第1バネ5Eは、その反力として第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力、つまり第2ロック部材5Bについての保持力を第2ロック部材5Bに作用させる。
そして、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとの係合が解除されて第1ロック部材5Aが解除状態となると、図10に示すように、第1ロック部材5Aを時計周りに回転させる力F3が消滅する。このため、第1ロック部材5Aは、第1バネ5Eの弾性力により第1ストッパ5Lに衝突するまで反時計周りに回転するので、第1バネ5Eが伸張し、保持力が減少する。
つまり、第1ロック部材5Aは、トップカバー3Aが揺動しながら施錠状態から解除状態に移行する時に、第1係合部5Cとの係合状態が変化しながら第1係合部5Cから力を受けて揺動することによって第2ロック部材5Bに保持力を作用させる。そして、施錠状態から解除状態に移行が完了してトップカバー3Aが解除状態となると、トップカバー3Aとスキャナ部2との施錠状態が維持されたまま、第1バネ5Eの保持力が減少する。
また、トップカバー3Aとスキャナ部2とが施錠状態(図10に示す状態)にあるときに、スキャナ部2をトップカバー3Aに対して揺動させる(開く)ような力をユーザがスキャナ部2に作用させれば、第2ロック部材5Bの施錠状態を解除させることができる。
なお、トップカバー3Aが解除状態にあるときからトップカバー3Aが下方側に揺動されると、第1係合部5Cが第1案内面5Nに接触し、かつ、第1案内面5Nが基準線L1に対して傾斜しているので、図11に示すように、トップカバー3Aを下方側に揺動させる力Foにより、接点P1において第1ロック部材5Aを反時計周りに回転させる力F2が発生するとともに、第1ロック部材5Aの左回転に伴って第1係合部5Cが相対的に第1案内面5N上を摺動変位し、最終的には、図5に示すような施錠状態となる。
5.本実施形態に係る画像形成装置(ロック機構)の特徴
本実施形態では、スキャナ部2の施錠状態を解除するときには、施錠状態から解除状態に移行する時にのみ第2ロック部材5Bから第1ロック部材5Aに保持力を作用させるので、スキャナ部2とトップカバー3Aとが同時に開いてしまうことを防止することができるとともに、スキャナ部2が解除状態となったときには、第2ロック部材5Bから第1ロック部材5Aに保持力が作用しないので、スキャナ部2が解除状態となったときにおいても、トップカバー3Aとスキャナ部2とを容易に分離することができる。
また、第1被係合部5H及び第2被係合部5J、並びに第1案内面5N及び第2案内面5Pが基準線L1、L2に対して傾斜した面で形成されているので、ユーザがトップカバー3A又はスキャナ部2を揺動させると、接点P1、P2において第1ロック部材5A又は第2ロック部材5Bに対してこれら部材を回転させる力を作用させることができるので、トップカバー3A及びスキャナ部2を容易に施錠状態又は解除状態とすることができるとともに、ユーザがトップカバー3A又はスキャナ部2を揺動させた際に、ユーザに対して節度感(クリック感)を与えることができる。
また、第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bが共に共通の揺動軸5Gに揺動可能に組み付けられているので、ロック機構5を装置本体に組み付ける前に、第1ロック部材5A及び第2ロック部材5B等を組み立ててサブアッセンブリとして装置本体に組み付けることができるので、第1ロック部材5A及び第2ロック部材5B等を1つずつ装置本体に組み付ける場合に比べて組み立て工数(組み立て時間)を低減することができる。
ところで仮に、ユーザが、幅方向略中央部に設けられた排出部4に手を掛けてスキャナ部2を上方側に揺動させると、ADF機構2Bは比較的に重く、かつ、本実施形態では、幅方向一端側に設けられているので、スキャナ部2を上方側に揺動させる際にユーザが違和感を感じるおそれがある。
これに対して、本実施形態では、ロック機構5が、幅方向においてADF機構2Bと反対側に設けられているので、ユーザがスキャナ部2を上方側に揺動させる際に、ユーザは幅方向両端側で抵抗を感じてバランスがよい印象を受け、操作感が向上する。
6.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、プリンタ部3が特許請求の範囲に記載された画像形成部に相当し、プリンタ本体部3Cが特許請求の範囲に記載された基部に相当し、トップカバー3Aが特許請求の範囲に記載された第1揺動体に相当し、スキャナ部2が特許請求の範囲に記載された第2揺動体に相当する。
(第2実施形態)
第1実施形態に係るロック機構5において、第1バネ5Eは、第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bの両者に対して施錠状態を保持するための力(保持力)を作用させるので、第2バネ5Fを廃止しても第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bの両者に対して施錠状態を保持するための力を作用させることができる。
そこで、本実施形態では、図12に示すように、第1実施形態に係るロック機構5の第2バネ5Fを廃止したものである。
(第3実施形態)
上述の実施形態に係るロック機構5では、共通の揺動軸5Gにより第1ロック部材5A及び第2ロック部材5Bがトップカバー3Aに揺動可能に組み付けられていたが、本実施形態は、第1ロック部材5Aと第2ロック部材5Bとをそれぞれ異なる揺動軸にて回転可能としたものである。
以下、図13〜図18に示すロック機構5の状態図に従って、本実施形態に係るロック機構5の構造及び作動について説明する。
1.ロック機構の構造
本実施形態に係るロック機構5では、図13に示すように、第1ロック部材5Aは、トップカバー3Aに設けられた第1揺動軸5G1に揺動可能に組み付けられているとともに、プリンタ本体部3Cに設けられた第1係合部5Cに係合することにより施錠状態を保持する。
一方、第2ロック部材5Bは、スキャナ部2に設けられた第2揺動軸5G2に揺動可能に組み付けられているとともに、第1ロック部材5Aに設けられた第2係合部5Dに係合することにより施錠状態を保持する。
そして、第1係合部5Cはプリンタ本体部3Cに設けられた円柱状の突起部であるのに対して、第2係合部5Dは、第1ロック部材5Aのうち第1揺動軸5G1を挟んで第1被係合部5Hと反対側に設けられ、かつ、第2被係合部5Jと係合した状態(図13に示す状態)において、第2被係合部5Jと略平行な面にて構成されている。
なお、本実施形態では、第2被係合部5Jは、第2係合部5Dと係合した状態(図13に示す状態)における第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの接触部の面心(面積モーメントが釣り合う点)、及び第2揺動軸5G2の中心を通る基準線L2に対して傾斜した面にて構成されている。
また、第1ロック部材5Aのうち第2係合部5D側の端部には、第2被係合部5Jと係合した状態(図13に示す状態)において、第2案内面5Pと略平行な面にて構成され傾斜部5Qが設けられている。
また、バネ5Rは、第1ロック部材5Aに対して施錠状態を保持する向きの力(保持力)を作用させるバネ手段であり、バネ5Sは第2ロック部材5Bに対して施錠状態を保持する向きの力(保持力)を作用させるバネ手段である。なお、バネ5Rの一端側はトップカバー3Aに固定され、バネ5Sの一端側は、スキャナ部2に固定されている。
2.ロック機構の作動
2.1.スキャナ部の施錠解除
本実施形態においても、第1ロック部材5Aは、図13に示すように、第1被係合部5Hと第1係合部5Cとが係合した施錠状態から第1揺動軸5G1を中心として反時計周りに回転すると、第1被係合部5Hと第1係合部5Cとの係合状態が解除され、プリンタ本体部3Cとトップカバー3Aとは解除状態となる。逆に、施錠状態から更に第1ロック部材5Aを時計周りに回転させる向きの力が第1ロック部材5Aに作用すると、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとの接触圧が高まるので、施錠状態を保持する力が大きくなる。
また、第2ロック部材5Bは、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとが係合した施錠状態から第2揺動軸5G2を中心として時計周りに回転すると、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの係合状態が解除され、スキャナ部2とトップカバー3Aとは解除状態となる。
そして、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとが係合し、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとが係合している状態(図13に示す状態)からユーザがスキャナ部2のみを上方側に揺動変位させると、第2被係合部5Jが基準線L2に対して傾斜しているので、スキャナ部2を上方側に揺動変位させ力Foにより、図13に示すように、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの接触部において第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力F4が発生する。なお、力F3は、力Foによって第2被係合部5Jに発生する垂直抗力であり、力F4は、力F3の回転方向成分である。
このため、第2ロック部材5Bは、図14に示すように、第1ロック部材5Aから受ける力F4によって時計周りに回転するとともに、その反作用として、力F4と反対向きの力F5を第1ロック部材5Aに作用させるので、第1ロック部材5Aが更に時計周りに回転しようとする。したがって、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとの接触圧が高まるので、施錠状態を保持する力が大きくなる。
そして、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの係合が解除されて第2ロック部材5Bが解除状態となると、図15に示すように、第1ロック部材5Aと第2ロック部材5Bとが離隔し、第2ロック部材5Bを時計周りに回転させる力F4及びその反力である力F5が消滅するので、第2ロック部材5Bは、第1バネ5Eの弾性力により第2ストッパ5Mに衝突するまで反時計周りに回転し、第1ロック部材5Aは図13に示す状態に戻り保持力が減少する。
つまり、第2ロック部材5Bは、スキャナ部2が揺動しながら施錠状態から解除状態に移行する時に、第2係合部5Dとの係合状態が変化しながら第2係合部5Dから力を受けて揺動し、一方、第1ロック部材5Aは、第2ロック部材5Bが第2係合部5Dから受ける力の反作用により保持力を受ける。そして、施錠状態から解除状態への移行が完了してスキャナ部2が解除状態となると、図16に示すように、トップカバー3Aとプリンタ本体部3Cとの施錠状態が維持されたまま、バネ5Rの保持力が減少する。
2.2.トップカバーの施錠解除
第1係合部5Cと第1被係合部5Hとが係合し、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとが係合している状態(図13に示す状態)からユーザがトップカバー3Aを上方側に揺動変位させると、第1被係合部5Hが基準線L1に対して傾斜しているので、トップカバー3Aを上方側に揺動変位させ力Foにより、図17に示すように、接点P1において第1ロック部材5Aを反時計周りに回転させる力F3が発生する。なお、力F1は、力Foによって接点P1に発生する垂直抗力であり、力F3は、力F1の反作用として第1ロック部材5Aが受ける反力F2の回転方向成分である。
このため、第1ロック部材5Aは反時計周りに回転するので、第2係合部5Dに第2ロック部材5Bを反時計周りに回転させる力F4が発生し、第2ロック部材5Bが時計周りに回転する。このとき、第2揺動軸5G2を挟んで第2被係合部5Jと反対側にて第2ロック部材5Bに左向きの回転力を作用させるバネ5Sが縮み、バネ5Sで発生する弾性力が大きくなるので、第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの接触圧が高まり、第2ロック部材5Bの施錠状態を保持する力が大きくなる。
そして、第1係合部5Cと第1被係合部5Hとの係合が解除されて第1ロック部材5Aが解除状態となると、図18に示すように、第1ロック部材5Aを反時計周りに回転させる力F3が消滅するので、第1ロック部材5Aは、バネ5Rの弾性力により第1ストッパ5Lに衝突するまで時計周りに回転し、第2ロック部材5Bは図13に示す状態に戻り保持力が減少する。
つまり、第1ロック部材5Aは、トップカバー3Aが揺動しながら施錠状態から解除状態に移行する時に、第1係合部5Cとの係合状態が変化しながら第1係合部5Cから力を受けて揺動し、一方、第2ロック部材5Bは、第1ロック部材5Aの揺動に伴って第2係合部5Dと第2被係合部5Jとの接触圧が高まり、第2ロック部材5Bの施錠状態を保持する力が大きくなる。そして、施錠状態から解除状態への移行が完了してトップカバー3Aが解除状態となると、図18に示すように、トップカバー3Aとスキャナ部2との施錠状態が維持されたまま保持力が減少する。
なお、トップカバー3Aが解除状態にあるときからトップカバー3Aが下方側に揺動されると、第1係合部5Cが第1案内面5Nに接触し、かつ、第1案内面5Nが基準線L1に対して傾斜しているので、図19に示すように、トップカバー3Aを下方側に揺動させる力Foにより、接点P1において第1ロック部材5Aを反時計周りに回転させる力F3が発生するとともに、第1ロック部材5Aの左回転に伴って第1係合部5Cが相対的に第1案内面5N上を摺動変位し、最終的には、図13に示すような施錠状態となる。因みに、力F1は力Foによって接点P1で発生する垂直抗力であり、力F3は力F1の反作用である力F2の回転方向成分である。
3.本実施形態に係る画像形成装置(ロック機構)の特徴
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、スキャナ部2の施錠状態を解除するときには、施錠状態から解除状態に移行する時にのみ第2ロック部材5Bから第1ロック部材5Aに保持力を作用させるので、スキャナ部2とトップカバー3Aとが同時に開いてしまうことを防止することができるとともに、スキャナ部2が解除状態となったときには、第2ロック部材5Bから第1ロック部材5Aに保持力が作用しないので、スキャナ部2が解除状態となったときにおいても、トップカバー3Aとスキャナ部2とを容易に分離することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、多機能装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、第1揺動体に相当するトップカバー3A及び第2揺動体に相当するスキャナ部2が上下方向に揺動するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像形成装置に設けられる揺動体であれば、上述の実施形態に限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1の斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1を上面図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るロック機構5の作動を示す説明図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…スキャナ部、2A…原稿カバー、2B…ADF機構、
3…プリンタ部、3A…トップカバー、3B…排紙トレイ、3C…プリンタ本体部、
4…排出部、5…ロック機構、5A…第1ロック部材、5B…第2ロック部材、
5C…第1係合部、5D…第2係合部、5E…第1バネ、5F…第2バネ、
5G…揺動軸、5G1…第1揺動軸、5G2…第2揺動軸、5H…第1被係合部、
5J…第2被係合部、5L…第1ストッパ、5M…第2ストッパ、
5N…第1案内面、5P…第2案内面、5R…バネ、5S…バネ。

Claims (7)

  1. 記録シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部側に設けられた基部に揺動可能に組み付けられた第1揺動体と、
    前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられた第2揺動体と、
    前記第1揺動体を前記基部に対して揺動不可とする施錠状態と、前記第1揺動体を前記基部に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第1ロック部材と、
    前記第2揺動体を前記第1揺動体に対して揺動不可とする施錠状態と、前記第2揺動体を前記第1揺動体に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第2ロック部材とを備え、
    前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材のうちいずれか一方のロック部材は、少なくとも前記施錠状態から前記解除状態に移行する時に、他方のロック部材に対して前記施錠状態を保持する向きの保持力を作用させるように構成され
    前記第1ロック部材は、前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられているとともに、前記基部に設けられた第1係合部に係合することにより前記施錠状態を保持し、
    前記第2ロック部材は、前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられているとともに、前記第2揺動体に設けられた第2係合部に係合することにより前記施錠状態を保持し、
    さらに、前記第2ロック部材は、前記第2揺動体が前記施錠状態から前記解除状態に揺動する場合に、前記第2係合部との係合状態が変化しながら前記第2係合部から力を受けて揺動することによって前記第1ロック部材に前記保持力を作用させるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1ロック部材は、前記第1揺動体が前記施錠状態から前記解除状態に揺動する場合に、前記第1係合部との係合状態が変化しながら前記第1係合部から力を受けて揺動することによって前記第2ロック部材に前記保持力を作用させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1ロック部材と前記第2ロック部材とは、共通の揺動軸により前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられており、
    さらに、前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材のうちいずれか一方の部材から他方の部材に力を伝達する弾性変形可能なバネ手段が、前記揺動軸に対して、前記第1係合部及び前記第2係合部側のうち少なくとも一方側にずれた位置に設けられていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 記録シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部側に設けられた基部に揺動可能に組み付けられた第1揺動体と、
    前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられた第2揺動体と、
    前記第1揺動体を前記基部に対して揺動不可とする施錠状態と、前記第1揺動体を前記基部に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第1ロック部材と、
    前記第2揺動体を前記第1揺動体に対して揺動不可とする施錠状態と、前記第2揺動体を前記第1揺動体に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第2ロック部材とを備え、
    前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材のうちいずれか一方のロック部材は、少なくとも前記施錠状態から前記解除状態に移行する時に、他方のロック部材に対して前記施錠状態を保持する向きの保持力を作用させるように構成され、
    前記第1ロック部材は、前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられているとともに、前記基部に設けられた第1係合部に係合することにより前記施錠状態を保持し、
    前記第2ロック部材は、前記第2揺動体に揺動可能に組み付けられているとともに、前記第1ロック部材に設けられた第2係合部に係合することにより前記施錠状態を保持し、
    さらに、前記第2ロック部材は、前記第2揺動体が前記施錠状態から前記解除状態に揺動する場合に、前記第2係合部との係合状態が変化しながら前記第2係合部から力を受けて揺動し、
    一方、前記第1ロック部材は、前記第2ロック部材が前記第2係合部から受ける力の反作用により前記保持力を受けるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記第2係合部は、前記第1ロック部材の揺動中心を挟んで前記第1係合部と反対側に設けられていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1揺動体は、前記画像形成部の上部を覆うとともに、記録シートの排出トレイが設けられたトップカバーであり、
    前記第2揺動体は、原稿に記載された画像を読み取るスキャナ部であり、
    さらに、前記第2揺動体の揺動軸と平行な方向を幅方向としたとき、前記幅方向一端側には、原稿をスキャナ部の読取部に自動搬送するADF機構が設けられ、前記幅方向他端側には、前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 記録シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部側に設けられた基部に揺動可能に組み付けられた第1揺動体と、
    前記第1揺動体に揺動可能に組み付けられた第2揺動体と、
    前記第1揺動体を前記基部に対して揺動不可とする施錠状態と、前記第1揺動体を前記基部に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第1ロック部材と、
    前記第2揺動体を前記第1揺動体に対して揺動不可とする施錠状態と、前記第2揺動体を前記第1揺動体に対して揺動可能とする解除状態とを切り替える第2ロック部材とを備え、
    前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材のうちいずれか一方のロック部材は、少なくとも前記施錠状態から前記解除状態に移行する時に、他方のロック部材に対して前記施錠状態を保持する向きの保持力を作用させるように構成され、
    前記第1揺動体は、前記画像形成部の上部を覆うとともに、記録シートの排出トレイが設けられたトップカバーであり、
    前記第2揺動体は、原稿に記載された画像を読み取るスキャナ部であり、
    さらに、前記第2揺動体の揺動軸と平行な方向を幅方向としたとき、前記幅方向一端側には、原稿をスキャナ部の読取部に自動搬送するADF機構が設けられ、前記幅方向他端側には、前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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