JP4656220B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の発明では、開閉カバー状の給紙トレイが不用意に開くことを防止するために、給紙トレイの両側面にスナップフィット部を設け、かつ、その先端部の幅方向中央部に上側外装カバーと係合する突起を設けている。
特開2002−356235号公報
ところで、近年、単なる機能のみではなく、ユーザがカバーを開閉操作する際の操作感の良さも求められている。つまり、操作力が過度に大きいと操作感が悪く感じられ、逆に、操作力が過度に軽いと簡単にカバーが開いてしまうように感じられるので、ユーザが不安感を覚えてしまい、操作感が悪く感じられる。
これに対して、特許文献1に記載の発明は、カバー(給紙トレイ)が不用意に開いてしまうことを防止するための発明であるので、カバーを開閉操作する際に操作感の向上を図ることは難しい。
本発明は、上記点に鑑み、カバーを開閉操作する際に操作感の向上を図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、画像形成部(5)を収納する筐体(3)と、筐体(3)に対して変位可能に組み付けられたカバー(17)と、筐体(3)及びカバー(17)のうちいずれか一方の部材(17)に設けられ、他方の部材(3)に設けられた係合部(3C)と係合する被係合部(17F)を有する弾性変形可能な第1弾性部(17D)と、第1弾性部(17D)が変形したときに、第1弾性部(17D)を元の状態に戻す向きの力を第1弾性部(17D)に作用させる弾性変形可能な第2弾性部(17G)とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、第1弾性部(17D)の弾性力及び第2弾性部(17G)の弾性力を変更することにより、ユーザがカバー(17)を操作する際の操作力を容易に変更することができるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
つまり、操作力が過度に大きいと感じられるときには、第2弾性部(17G)の弾性力を小さくすることにより操作感を改善することができ、逆に、操作力が過度に軽いと感じられるときには、第2弾性部(17G)の弾性力を大きくすることにより操作感を改善することができるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
ここで、弾性力とは、弾性変形可能な所定の歪が生じたときの応力(復元力)を示し、歪としてはたとえばカバーの開閉によって第1弾性部の変形が最大となったときの量を採用することができる。
また、請求項2に記載の発明では、第2弾性部(17G)のうち第1弾性部(17D)に力を作用させる部位(17H)は、第1弾性部(17D)が変形していないときには、第1弾性部(17D)と離隔していることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、第1弾性部(17D)の変位が小さい状態では、操作力は、主に第1弾性部(17D)の復元力(弾性力)により決定され、この状態から第1弾性部(17D)の変位が更に大きくなると、操作力は、主に第1弾性部(17D)の復元力及び第2弾性部(17G)の復元力(弾性力)により決定されることとなる。
このため、請求項2に記載の発明では、カバー(17)を開く際における初期操作力を小さくし、それ以降の操作力を初期操作力に比べて大きくすることができるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、第2弾性部(17G)は、第1弾性部(17D)のうち被係合部(17F)に対応する部位に接触して力を作用させることを特徴とする。
ところで、第1弾性部(17D)が係合部(3C)から受ける力の荷重位置と、第2弾性部(17G)が第1弾性部(17D)に作用させる力(以下、第2弾性部(17G)による力という。)の作用位置とが大きく離れていると、第2弾性部(17G)による力を効率よく利用することができないため、第1弾性部(17D)に過大な変形が発生し、無用な応力集中が生じるおそれがある。
これに対して、請求項3の発明においては、第2弾性部(17G)が、第1弾性部(17D)のうち被係合部(17F)に対応する部位に接触して力を作用させるため、荷重位置と作用位置(P)とが大きく離れてしまうことを防止できる。
したがって、第2弾性部(17G)による力を効率よく利用することができるので、第1弾性部(17D)が過大に変形してしまうことがなく、無用な応力集中が発生することを抑制できる。このため、例えば、第1弾性部(17D)を樹脂にて構成した場合には、応力集中によって生じる白化を抑制できる。
また、請求項4に記載の発明では、第2弾性部(17G)の弾性力は、第1弾性部(17D)の弾性力より大きいので、操作力を大きくすることができる。
また、請求項5に記載の発明では、第1弾性部(17D)は、片持ち梁状の腕部材により構成されており、さらに、被係合部(17F)は、第1弾性部(17D)の延び方向と平行な中心線(L1)からずれた位置に設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明では、係合部(3C)から第1弾性部(17D)が受ける反力により、第1弾性部(17D)には捻りモーメントが作用する。このため、第1弾性部(17D)の変形が初期段階にあるときには、その変形は捻り変形が支配的であり、初期段階を超えると、その変形は曲げモーメントによる曲げ(撓み)変形が支配的となる。
したがって、請求項5に記載の発明では、カバー(17)を開く際における初期操作力を小さくし、それ以降の操作力を初期操作力に比べて大きくすることが容易にできるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
なお、「第1弾性部(17D)の延び方向と平行な中心線(L1)」とは、第1弾性部(17D)のうち、その延び方向と直交する断面の図心を連ねた仮想線をいい、「図心」とは、その断面において面積モーメントが釣り合う点をいう。
また、請求項6に記載の発明では、カバー(17)は、略板状に形成されており、さらに、第1弾性部(17D)は、カバー(17)の板面(17C)に対して略平行な方向に延びていることを特徴としているので、カバー(17)及び筐体(3)のうちカバー(17)が組み付けられる部位の厚み方向寸法が大型化してしまうことを防止できる。
また、請求項7に記載の発明では、第2弾性部(17G)は、第1弾性部(17D)が設けられた部材と同一部材に設けられていることを特徴としているので、第1弾性部(17D)、第2弾性部(17G)、係合部(3C)及び被係合部(17F)からなるロック機構の構造を簡素な構造とすることができる。
また、請求項8に記載の発明では、第1弾性部(17D)及び第2弾性部(17G)は、カバー(17)に設けられており、さらに、係合部(3C)と被係合部(17F)との係合状態が開放された状態においては、第1弾性部(17D)、被係合部(17F)及び第2弾性部(17G)が、カバー(17)の外周縁より内方側に位置するように構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項8に記載の発明では、第1弾性部(17D)、第2弾性部(17G)及び被係合部(17F)からなるカバー側ロック機構がカバー(17)に収納された状態となり、カバー(17)の外径寸法を小型にしつつ、カバー(17)の外観意匠形状の美感を向上させることができる。
また、請求項9に記載の発明では、カバー(17)は、揺動軸(17A)を介して筐体(3)に揺動可能に組み付けられており、さらに、揺動軸(17A)の近傍には、カバー(17)に対して揺動抵抗を付与する制動手段(17B)が設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項9に記載の発明では、ユーザが過度に大きい操作力をカバー(17)に作用させても、カバー(17)が過度に大きな速度で揺動変位してしまうことを防止できるので、カバー(17)の操作性を向上させることができる。
また、請求項10に記載の発明では、制動手段(17B)は、係合部(3C)と被係合部(17F)との係合状態が開放されたときには、係合状態が開放される前に比べて、大きな揺動抵抗を付与することを特徴とするので、カバー(17)が過度に大きな速度で揺動変位してしまうことを確実に防止できる。
なお、「係合状態が開放されたときには、係合状態が開放される前に比べて、大きな揺動抵抗を付与する」とは、係合状態が開放される前の揺動抵抗力(以下、この揺動抵抗力を係合時抵抗力という。)が、係合状態が開放される後の揺動抵抗力(以下、この揺動抵抗力を解放時抵抗力という。)より小さいことを意味するが、請求項10に記載の発明では、係合時抵抗力が0の場合も含まれる。
つまり、請求項10に記載の発明では、係合時抵抗力が0の状態から係合が開放されたときに初めて揺動抵抗が発生する場合、及び係合時抵抗力が0より大きい状態において、係合が開放されたときに、解放時抵抗力が係合時抵抗力より大きくなる場合のいずれの場合も含まれる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は、本発明に係る画像形成装置を電子写真方式の画像形成装置に適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す中央断面図であり、図2は手差しトレイ17が閉じられた状態を示す図であり、図3は手差しトレイ17が開かれた状態を示す図であり、図4(a)は手差しトレイ17の揺動軸17A近傍の拡大図であり、図4(b)は図4(a)のA矢視図である。
また、図5は揺動軸17Aと穴部3Aとが嵌合した状態を示す図であり、図6は係合突起部17Fと枠側突起3Cとが係合した状態を示す図であり、図7(a)〜図7(c)は第1アーム部17D及び第2アーム部17Gの変形変位の説明図であり、図8は手差しトレイ17が閉じられた状態における図6のC−C断面図である。
また、図9〜図12は手差しトレイ17の開作動を示す図であり、図13(a)は係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合状態を示す図であり、図13(b)は係合状態が図13(a)に示す状態にあるときの第1アーム部17Dの状態を示す図であり、図14(a)は係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合状態を示す図である。
さらに、図14(b)は係合状態が図14(a)に示す状態にあるときの第1アーム部17Dの状態を示す図であり、図15(a)は係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合状態を示す図であり、図15(b)は係合状態が図15(a)に示す状態にあるときの第1アーム部17Dの状態を示す図である。
2.画像形成装置の構成
2.1.画像形成装置の概略構造
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、記録用紙やOHPシート等の記録シート(以下、用紙という。)に現像剤像を転写することにより、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されている。
画像形成部5は、周知のごとく、プロセスカートリッジ7、後述する感光ドラム7Aを露光する露光器9、感光ドラム7Aに形成された現像剤像を用紙に転写させる転写ローラ11、及び用紙に転写された現像剤像を加熱定着させる定着器13等から構成されている。
なお、本実施形態に係る画像形成部5は、用紙の搬送方向に沿って直列に複数個(本実施形態では、4個)のプロセスカートリッジ7K〜7Cが配設され、複数種類の現像剤像を直接的に用紙に転写するダイレクトタンデム方式のものである。
そして、各プロセスカートリッジ7K〜7Cは、現像剤像が担持される感光ドラム7A、感光ドラム7Aを帯電させる帯電器7B、及び転写が終わった感光ドラム7Aの表面をクリーニングするクリーナ7D等から構成されている。
また、露光器9は、各プロセスカートリッジ7K〜7Cに対応した4つの露光器9K〜9Cから構成されており、各露光器9K〜9Cは、多数個のLEDを感光ドラム7Aの軸方向と平行な方向に並べ、これらのLEDの点滅制御を行うことにより感光ドラム7Aを露光する露光手段である。
また、給紙カセット15は、画像形成部5に搬送される用紙が積層状態で載置される給紙トレイであり、この給紙カセット15は、装置本体(筐体3)に対して着脱可能に装着されている。
なお、給紙カセット15に載置されている用紙は、ピックアップローラ15Aにより画像形成部5に向けて搬出された後、分離ローラ15B及び分離パッド15Cにより1枚づつ分離されて画像形成部5に搬送される。
また、給紙カセット15の前面部15Dは、図2に示すように、画像形成装置1の前面側意匠面を構成するとともに、この前面部15Dの上方側には、筐体3に対して揺動可能に組み付けられた手差しトレイ17が設けられている。
そして、手差しトレイ17が前面側に開かれると、図3に示すように、給紙カセット15に載置されている用紙以外の用紙を直接的に画像形成部5に供給するための手差し給紙口19が開放されるとともに、手差しトレイ17が手差し給紙口19に供給される用紙の案内部材として機能する。
2.2.手差しトレイの構造
手差しトレイ17は、図3に示すように、画像形成装置1の左右方向(幅方向)に延びる帯板状に形成されており、その長手方向両端側の下部には、図4(a)に示すように、手差しトレイ17を揺動可能に支持するための揺動軸17Aが設けられている。
ここで「手差しトレイ17の下部(下端側)」とは、手差しトレイ17が閉じられた状態(図2参照)にあるときの「手差しトレイ17の下部(下端側)」をいい、「手差しトレイ17の上端側」とは、手差しトレイ17が閉じられた状態(図2参照)にあるときの「手差しトレイ17の上端側」をいう。
なお、揺動軸17Aは、手差しトレイ17の外周縁から外方側に突出した円柱状のボス部であり、この揺動軸17Aは、図5に示すように、筐体3に設けられたU溝状の穴部3Aに回転可能に填め込まれている。
また、揺動軸17Aの根元側近傍であって、手差しトレイ17が閉じられたときに揺動軸17Aより画像形成部5側(後方側)に位置する部位には、手差しトレイ17の外周縁から外方側に突出した制動突起体17Bが設けられており、この制動突起体17Bは、揺動軸17Aを中心とする所定の揺動範囲θ内において揺動方向D1に沿うように延びた突条にて形成されている。
そして、制動突起体17Bは、手差しトレイ17が閉じられているときには、U溝状の穴部3A内に収納され(図5参照)、手差しトレイ17が開かれているときには、筐体3のうち、手差しトレイ17の外周面と面する枠面3B(図6参照)と接触し、手差しトレイ17に対して揺動抵抗を付与する。
また、手差しトレイ17の長手方向両端側には、図3に示すように、帯板状に形成された手差しトレイ17の板面17C(図2参照)に対して略平行な方向に延びるとともに、一端側が手差しトレイ17に一体化固定され、他端側が揺動軸17A側(下端側)から先端側(上端側)に延びる片持ち梁状の第1アーム部17Dが設けられている。
そして、第1アーム部17Dの先端側は、図7(a)に示すように、手差しトレイ17の外周縁より内方側に入り込むように屈曲しており、この内方側に屈曲した部位17Eには、枠面3B(図6参照)側に突出する球面状の係合突起部17Fが設けられている。
このため、第1アーム部17D及び係合突起部17Fは、図7(a)〜図7(c)に示すように、手差しトレイ17の開閉状態によらず、常に、手差しトレイ17の外周縁より内方側に位置する。
また、係合突起部17Fは、図4(a)及び図4(b)に示すように、部位17Eのうち、第1アーム部17Dの延び方向と平行な中心線L1から画像形成部5側、つまり手差しトレイ17のうち用紙が載置される側(図4(a)では、上方側)にずれた位置に設けられている。
なお、「第1アーム部17Dの延び方向と平行な中心線L1」とは、第1アーム部17Dのうち、その延び方向と直交する断面の図心を連ねた仮想線をいい、「図心」とは、その断面において面積モーメントが釣り合う点をいう。
このため、係合突起部17Fを枠面3Bから離隔させる向きD2(図7(a)参照)の力が係合突起部17Fに作用すると、第1アーム部17Dには、中心線L1周りの捻りモーメント及び単純な曲げモーメントが作用するため、第1アーム部17Dは、これらのモーメントにより弾性的に変形する。
また、枠面3Bのうち係合突起部17Fに対応する部位には、図6に示すように、手差しトレイ17が閉じられたときに、係合突起部17Fと係合する枠側突起3Cが設けられている。
そして、この枠側突起3Cは、筐体3の前方(表面)側から後方(裏面)側に向かうほど枠面3Bから離隔するように枠面3Bに対して傾斜した傾斜面3Dを有して手差しトレイ17側に向けて突出しているとともに、手差しトレイ17が閉じられたときに、その先端側が手差しトレイ17の外周縁より内方側に位置するように構成されている。
つまり、枠側突起3Cの突出寸法Aは、枠面3Bから手差しトレイ17の外周縁までの寸法Bより大きい寸法となっている。
また、手差しトレイ17のうち第1アーム部17Dより内側には、図7(a)に示すように、手差しトレイ17の板面17Cと略平行な方向であって、手差しトレイ17の下端側から上端側に延びる略「へ」の字状の弾性変形可能な第2アーム部17Gが設けられており、この第2アーム部17Gは、その一端側が手差しトレイ17に一体化されて片持ち梁状に構成されている。
なお、第2アーム部17Gは、第1アーム部17Dと一体的に樹脂によって形成し手差しトレイ17として一体化してもよいし、別体のものを組み付けて手差しトレイ17として一体化してもよい。
一方、第2アーム部17Gの他端(先端)側のうち係合突起部17Fに対応する部位には、第2アーム部17Gから第1アーム部17D側に突出する突起部17Hが設けられている。
そして、第2アーム部17Gは、図7(b)及び図7(c)に示すように、突起部17Hのみが第1アーム部17Dに接触することにより、第1アーム部17Dが第2アーム部17G側に変形変位したときに、第1アーム部17Dを元の状態に戻す向きの力(以下、この力を第2アーム部17Gによる復元力という。)を第1アーム部17Dに作用させる。
また、第2アーム部17G及び突起部17Hは、第1アーム部17Dが変形していないときには、図7(a)に示すように、突起部17Hと第1アーム部17Dとが離隔するように構成されている。
なお、「第1アーム部17Dが変形していないとき」とは、第1アーム部17Dが全く変形していないときは勿論のこと、僅かに変形しているとき(例えば、手差しトレイ17が閉じられているとき等)も含む意味である。
2.3.手差しトレイ(第1、2アーム部の作動)
手差しトレイ17が閉じられているときには、図6及び図8に示すように、係合突起部17Fと枠側突起3Cとが係合状態となり(以下、この状態を全閉状態という。)、手差しトレイ17が閉じられた状態が保持されるとともに、制動突起体17Bは、図9に示すように、枠面3Bと接触していないため、揺動抵抗は発生していない。
そして、全閉状態では、第1アーム部17Dに捻りモーメント及び曲げモーメントが殆ど作用しないので、第1アーム部17Dには、図13(a)及び図13(b)に示すように、捻り変形及び曲げ変形のいずれも発生しておらず、かつ、第2アーム部17G(突起部17H)と第1アーム部17Dとは、図7(a)に示すように、所定の隙間を有して離隔している。
次に、制動突起体17Bと枠面3Bとが接触しない程度に手差しトレイ17が開かれた第1初期段階(図9から図10の状態に手差しトレイ17が移行する段階)では、枠側突起3Cから係合突起部17Fに作用する力(以下、この力を外力という。)は、主に捻りモーメントとして第1アーム部17Dに作用するため、図14(a)及び図14(b)に示すように、第1アーム部17Dの変形は捻り変形が支配的となる。
そして、第1初期状態を僅かに超えた状態まで手差しトレイ17が更に開かれると、外力は主に曲げモーメントとして第1アーム部17Dに作用するので、図15(a)及び図15(b)に示すように、第1アーム部17Dの変形は曲げ(撓み)変形が支配的となり、第1アーム部17Dが第2アーム部17G(突起部17H)側に変位し、図7(b)に示すように、第2アーム部17Gと第1アーム部17Dとが接触する第2初期状態となる。
次に、第2初期状態を僅かに超えた状態まで手差しトレイ17が更に開かれた第3初期状態となると、図7(c)に示すように、第1アーム部17Dが更に第2アーム部17G側に変形変位するため、第1アーム部17Dは第2アーム部17Gから復元力を受けながら第2アーム部17G側に変形変位する。
そして、手差しトレイ17が第3初期段階から更に開かれると、図11、図12に示すように、係合突起部17Fと枠側突起3Cとが離隔して係合状態が開放されるとともに、制動突起体17Bと枠面3Bとが接触して摩擦抵抗が生じることにより揺動抵抗が発生し始める。
3.本実施形態に係る画像形成装置(特に、手差しトレイ)の特徴
本実施形態では、手差しトレイ17に設けられた第1アーム部17Dの弾性力及び第2アーム部17Gの弾性力を変更することにより、ユーザが手差しトレイ17を開閉操作する際の操作力を容易に変更することができるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
つまり、操作力が過度に大きいと感じられるときには、第2アーム部17Gの弾性力を小さくすることにより操作感を改善することができ、逆に、操作力が過度に軽いと感じられるときには、第2アーム部17Gの弾性力を大きくすることにより操作感を改善することができるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
ここで、弾性力とは、弾性変形可能な所定の歪が生じたときの応力(復元力)を示し、歪としてはたとえばカバーの開閉によって第1弾性部の変形が最大となったときの量を採用してもよいし、最大変形量以下の場合が望ましい。
また、本実施形態では、バネ等の別部品を設けることなく、第1アーム部17Dに加えて第2アーム部17Gを設けるといった簡易な構成にて操作性を向上させることができる。
ところで、本実施形態では、第2アーム部17Gの弾性力を第1アーム部17Dの弾性力より大きくすることで、操作力を大きくしているが、第1アーム部17Dの弾性力を大きくするための手段としては、ヤング率の大きい樹脂材にて第1アーム部17Dを構成する(以下、この手段を第1手段という。)、及び第1アーム部17Dの断面積を大きくする等して第1アーム部17Dの断面二次モーメントを大きくする(以下、この手段を第2手段という。)等が考えられる。
しかし、第1手段では、樹脂材のコスト増に伴い画像形成装置1の製造原価上昇を招く等の問題が発生するおそれがあり、第2手段では、第1アーム部17Dの設置スペースを大きくする必要があり、手差しトレイ17(画像形成装置1)の大型化を招いてしまう等の問題が発生するおそれがある。
これに対して、本実施形態では、第2アーム部17Gを設けるといった簡易な構成であるので、上記のような問題が発生することなく、操作性を向上させることができる。
ところで仮に、第1アーム部17Dが枠側突起3Cから受ける力の荷重位置と、第2アーム部17Gが第1アーム部17Dに作用させる力(以下、第2アーム部17Gによる力という。)の作用位置とが大きく離れていると、第2アーム部17Gによる力を効率よく利用することができないことがある。この場合、第1アーム部17Dに無用な応力集中が生じることがあり、過大な変形が発生し白化などの問題が生じるおそれがある。
これに対して、本実施形態では、図7(a)〜図7(c)に示すように、第2アーム部17Gは、係合突起部17Fに対応する部位にて第1アーム部17Dに接触して力を作用させるので、第1アーム部17Dが枠側突起3Cから受ける力の荷重位置P1と第2アーム部17Gによる力の作用位置P2とが大きく離れてしまうことを防止できる。
したがって、第2アーム部17Gによる力を効率よく利用することができるので、第1アーム部17Dが過大に変形してしまうことがなく、無用な応力集中が発生することを抑制できるとともに、応力集中による白化が第1アーム部17Dに発生してしまうことを抑制できる。
ここで、第1アーム部17Dのうち係合突起部17Fに対応する部位とは、図7(a)〜図7(c)に示すように、軸17Aと直交する方向(紙面垂直方向)から見たときに、一点鎖線L2と一点鎖線L3とにより挟まれた領域であって、係合突起部17Fの裏側(部位17Eを挟んで係合突起部17Fと反対側)の領域を意味する。
なお、本実施形態では、係合突起部17Fの上端側(一点鎖線L2)と下端側(一点鎖線L3)とにより挟まれた領域が係合突起部17Fに対応する部位となり、係合突起部17Fの突出方向L4から見ると、係合突起部17Fと作用位置P2とは、互いに重なるようになる。
因みに、第2アーム部17Gは、少なくとも第1アーム部17Dと当接し始めるときに係合突起部17Fに対応する部位に当接することが好ましく、さらに第1アーム部17Dと枠側突起3Cとの係合が外れるまで当接し続けることが好ましい。
また、本実施形態では、第2アーム部17Gのうち第1アーム部17Dに力を作用させる部位(突起部17H)は、第1アーム部17Dが変形していないときには、第1アーム部17Dと離隔しているので、第1アーム部17Dの変位が小さい状態では、操作力は、主に第1アーム部17Dの復元力(弾性力)により決定され、この状態から第1アーム部17Dの変位が更に大きくなると、操作力は、主に第1アーム部17D自身の復元力及び第2アーム部17Gの復元力(弾性力)によって決定されることとなる。
このため、本実施形態では、手差しトレイ17を開く際における初期操作力を小さくし、それ以降の操作力を初期操作力に比べて大きくすることができるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
また、本実施形態では、第1アーム部17D及び第2アーム部17Gを樹脂成形により形成しているので、突起部17Hと第1アーム部17Dとの間に積極的に隙間を設けることより、樹脂成形時に発生する寸法バラツキを吸収することもできる。
また、本実施形態では、係合突起部17Fは、第1アーム部17Dの延び方向と平行な中心線L1からずれた位置に設けられているので、前述したように、枠側突起3Cから第1アーム部17Dが受ける反力により、第1アーム部17Dには捻りモーメントが作用する。
このため、第1アーム部17Dの変形が第1初期段階にあるときには、その変形は捻り変形が支配的であり、第2初期段階となると、その変形は曲げモーメントによる曲げ(撓み)変形が支配的となる。
したがって、本実施形態では、手差しトレイ17を開く際における初期操作力を小さくし、それ以降の操作力を初期操作力に比べて大きくすることが容易にできるので、操作感の向上を容易に図ることができる。
また、本実施形態では、手差しトレイ17は、略板状に形成されており、さらに、第1アーム部17Dは、手差しトレイ17の板面17Cに対して略平行な方向に延びているので、手差しトレイ17及び筐体3のうち手差しトレイ17が組み付けられる部位の厚み方向寸法(本実施形態では、前後方向寸法)が大型化してしまうことを防止できる。
また、本実施形態では、第2アーム部17Gは、第1アーム部17Dが設けられた部材と同一部材に設けられているので、第1アーム部17D、第2アーム部17G、枠側突起3C及び係合突起部17Fからなるロック機構の構造を簡素な構造とすることができる。
また、本実施形態では、第1アーム部17D、係合突起部17F及び第2アーム部17Gが、手差しトレイ17の外周縁より内方側に位置するように構成されているので、第1アーム部17D、第2アーム部17G及び係合突起部17Fからなるカバー側ロック機構が手差しトレイ17に収納された状態となり、手差しトレイ17の外径寸法を小型にしつつ、手差しトレイ17の外観意匠形状の美感を向上させることができる。
また、本実施形態では、手差しトレイ17に対して揺動抵抗を付与する制動突起体17Bが設けられているので、ユーザが過度に大きい操作力を手差しトレイ17に作用させても、手差しトレイ17が過度に大きな速度で揺動変位してしまうことを防止でき、手差しトレイ17の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、係合突起部17Fと枠側突起3Cとが離隔して係合状態が開放された時以降に、制動突起体17Bと枠面3Bとが接触して摩擦抵抗が発生し、揺動抵抗が発生し始めるので、手差しトレイ17が過度に大きな速度で揺動変位してしまうことを確実に防止できる。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、手差しトレイ17が特許請求の範囲に記載されたカバーに相当し、第1アーム部17Dが特許請求の範囲に記載された第1弾性部に相当し、第2アーム部17Gが特許請求の範囲に記載された第2弾性部に相当し、係合突起部17Fが特許請求の範囲に記載された被係合部に相当し、枠側突起3Cが特許請求の範囲に記載された係合部に相当する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1アーム部17D及び第2アーム部17Gを、手差しトレイ17の下端側から上端側に延びる腕状としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他形状であってもよい。
また、上述の実施形態では、第1アーム部17D及び第2アーム部17Gを共に手差しトレイ17に設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1アーム部17D及び第2アーム部17Gを共に筐体3に設ける、又は第1アーム部17Dを手差しトレイ17に設け、第2アーム部17Gを筐体3に設ける、又は第2アーム部17Gを手差しトレイ17に設け、第1アーム部17Dを筐体3に設ける等としてもよい。
また、上述の実施形態では、第2アーム部17Gのうち第1アーム部17Dに力を作用させる部位(突起部17H)は、第1アーム部17Dが変形していないときには、第1アーム部17Dと離隔していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、突起部17Hを常に第1アーム部17Dを接触させるような構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、第2アーム部17Gは、第1アーム部17Dのうち係合突起部17Fに対応する部位に接触して力を作用させたが、本発明はこれに限定されるものなく、係合突起部17Fに対応する部位からずれた位置に接触して力を作用させてもよい。
また、上述の実施形態では、第1アーム部17D及び第2アーム部17Gは、手差しトレイ17の下端側から上端側に向けて延びていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、手差しトレイ17の板面17Cと交差する方向、又は手差しトレイ17の上端側から下端側に向けて延びる方向であってもよい。
また、上述の実施形態では、手差しトレイ17の長手方向下端側に揺動軸17Aが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば手差しトレイ17の長手方向上端側に揺動軸17Aを設けてもよい。
また、上述の実施形態では、手差しトレイ17に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の揺動可能なカバーにも適用できる。
また、上述の実施形態に係る露光器9は、LEDにて構成されたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、レーザ光を走査しながら感光ドラム7Aを露光する露光器であってもよい。
また、上述の実施形態では、ダイレクトタンデム式のレーザプリンタに本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、モノクロ方式の電子写真方式の画像形成装置、又は中間転写方式のカラーレーザプリンタ等にも適用することができる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す中央断面図である。 手差しトレイ17が閉じられた状態を示す図である。 手差しトレイ17が開かれた状態を示す図である。 (a)は手差しトレイ17の揺動軸17A近傍の拡大図であり、(b)は図4(a)のA矢視図である。 揺動軸17Aと穴部3Cとが嵌合した状態を示す図である。 係合突起部17Fと枠側突起3Cとが係合した状態を示す図である。 (a)〜(c)は第1アーム部17D及び第2アーム部17Gの変形変位の説明図である。 手差しトレイ17が閉じられた状態における図6のC−C断面図である。 手差しトレイ17の開作動を示す図であり、手差しトレイ17が閉じた状態を示す図である。 手差しトレイ17の開作動を示す図であり、手差しトレイ17が開き始め係合突起部17Fと枠側突起3Cとが係合し始めた状態を示す図である。 手差しトレイ17の開作動を示す図であり、手差しトレイ17の開く途中において係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合が外れ、制動突起体17Bと枠面3Bとが接触し始めた状態を示す図である。 手差しトレイ17の開作動を示す図であり、手差しトレイ17が開いた状態を示す図である。 (a)は係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合状態を示す図であり、(b)は係合状態が図13(a)に示す状態にあるときの第1アーム部17Dの状態を示す図である。 (a)は係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合状態を示す図であり、(b)は係合状態が図14(a)に示す状態にあるときの第1アーム部17Dの状態を示す図である。 (a)は係合突起部17Fと枠側突起3Cとの係合状態を示す図であり、(b)は係合状態が図15(a)に示す状態にあるときの第1アーム部17Dの状態を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、3…筐体、3A…穴部、3B…枠面、3C…枠側突起、
3D…傾斜面、5…画像形成部、7…プロセスカートリッジ、9…露光器、
11…転写ローラ、15…給紙カセット、17…手差しトレイ、
17A…揺動軸、17B…制動突起体、17C…板面、17D…第1アーム部、
17F…係合突起部、17G…第2アーム部、17H…突起部、
19…手差し給紙口。

Claims (10)

  1. 画像形成部を収納する筐体と、
    前記筐体に対して変位可能に組み付けられたカバーと、
    前記筐体及び前記カバーのうちいずれか一方の部材に設けられ、他方の部材に設けられた係合部と係合する被係合部を有する弾性変形可能な第1弾性部と、
    前記第1弾性部が変形したときに、前記第1弾性部を元の状態に戻す向きの力を前記第1弾性部に作用させる弾性変形可能な第2弾性部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2弾性部のうち前記第1弾性部に力を作用させる部位は、前記第1弾性部が変形していないときには、前記第1弾性部と離隔していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2弾性部は、前記第1弾性部のうち前記被係合部に対応する部位に接触して力を作用させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2弾性部の弾性力は、前記第1弾性部の弾性力より大きいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1弾性部は、片持ち梁状の腕部材により構成されており、
    さらに、前記被係合部は、前記第1弾性部の延び方向と平行な中心線からずれた位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記カバーは、略板状に形成されており、
    さらに、前記第1弾性部は、前記カバーの板面に対して略平行な方向に延びていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2弾性部は、前記第1弾性部が設けられた部材と同一部材に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1弾性部及び前記第2弾性部は、前記カバーに設けられており、
    さらに、前記係合部と前記被係合部との係合状態が開放された状態においては、前記第1弾性部、前記被係合部及び前記第2弾性部が、前記カバーの外周縁より内方側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  9. 前記カバーは、揺動軸を介して前記筐体に揺動可能に組み付けられており、
    さらに、前記揺動軸の近傍には、前記カバーに対して揺動抵抗を付与する制動手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  10. 前記制動手段は、前記係合部と前記被係合部との係合状態が開放されたときには、係合状態が開放される前に比べて、大きな揺動抵抗を付与することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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