JP5023787B2 - 制駆動力制御装置 - Google Patents
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Description
ことを特徴としている。
添付図面を参照して、本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態について説明する。
Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
まず、ステップS001にて、アクセル開度PAPと、車速(ペラシャフト回転数)の読み込みが行なわれる。
次に、ステップS002にて、基準加速度と実加速度を算出する。次に、勾配相当加速度を算出する。勾配相当加速度=基準加速度−実加速度により求める。
次に、ステップS004において、勾配レベル判定が実施される。
例えば、上記ステップS003にて求められた勾配相当加速度に基づいて、以下のように勾配レベル判定が行われる。ここでは、説明の都合上、2段階の登坂判定レベルと、1段階の降坂判定レベルの判定が行われる。判定レベルの段階の数については上記に限定されない。
次に、ステップS005において、勾配レベル毎の登降坂制御の開始・終了判定が実施される。例えば、登坂制御の制御開始条件は、登坂判定レベルが予め設定された所定値以上であることと、勾配レベル毎に予め設定されたアクセル開度の量、変化量になったこと等であることができる。また、例えば、降坂制御の制御開始条件は、降坂判定レベルが予め設定された所定値以上であることのみで、アクセル開度に関する条件は課されないことができる。
次に、ステップS006では、勾配レベルに応じた目標ペラトルクが求められる。勾配レベルに応じた目標加減速度が予め設定されており、その目標加減速度に対応した目標ペラトルクが求められる。図2に示すように、例えば、登坂判定第1レベル402に応じた目標ペラトルクは、登坂制御第1レベル目標ペラトルク406として求められる。
次に、ステップS007では、制御開始時であるか否かが判定され、制御開始時でない場合にはステップS009に進み、制御開始時である場合には、ステップS008にて、制御開始時のスイープ量が設定される。図2に示すように、例えば、登降坂制御時目標ペラトルク408には、時刻t2から制御開始時のスイープ量が設定されている。ステップS008の次には、本制御フローはリターンされる。
ステップS009では、制御終了時であるか否かが判定され、制御終了時でない場合にはステップS011に進み、制御終了時である場合には、ステップS010にて、制御終了時のスイープ量が設定される。図2に示すように、例えば、登降坂制御時目標ペラトルク408には、時刻t14から制御終了時のスイープ量が設定されている。ステップS010の次には、本制御フローはリターンされる。
ステップS011では、登坂制御と降坂制御の間の制御の移行時であるか否かが判定され、制御の移行時ではない場合にはステップS013に進み、制御の移行時である場合には、ステップS012にて、制御移行時のスイープ量が設定されている。図3に示すように、例えば、登降坂制御時目標ペラトルク408には、時刻T7から制御移行時のスイープ量が設定されている。ステップS012の次には、本制御フローはリターンされる。
ステップS013では、勾配レベルの変更時であるか否かが判定され、勾配レベルの変更時ではない場合には本制御フローはリターンされ、勾配レベルの変更時である場合には、ステップS014にて、勾配レベル変更時のスイープ量が設定される。図2に示すように、例えば、登降坂制御時目標ペラトルク408には、時刻t6、t10からそれぞれ勾配レベル変更時のスイープ量が設定されている。ステップS014の次には、本制御フローはリターンされる。
図2は、登坂判定レベルが変更する際の動作を示し、図3は、登坂制御と降坂制御の間で制御が移行するときの動作を示している。まず、図2を参照して説明する。
22 エンジン
24 エンジンECU
26 クランクシャフト
28 ダンパ
30 動力分配機構
31 サンギヤ
32 リングギヤ
32a リングギヤ軸
33 ピニオンギヤ
34 キャリア
35 減速ギヤ
40 モータECU
41 インバータ
42 インバータ
43 回転位置検出センサ
44 回転位置検出センサ
50 バッテリ
51 温度センサ
52 バッテリECU
54 電力ライン
60 ギヤ機構
62 デファレンシャルギヤ
63a 駆動輪
63b 駆動輪
70 ハイブリッド用電子制御ユニット
72 CPU
74 ROM
76 RAM
80 イグニッションスイッチ
81 シフトレバー
82 シフトポジションセンサ
83 アクセルペダル
84 アクセルペダルポジションセンサ
85 ブレーキペダル
88 車速センサ
401 アクセル開度
402 登坂判定第1レベル
403 登坂判定第2レベル
404 登坂制御第1レベル
405 登坂制御第2レベル
406 登坂制御第1レベル目標ペラトルク
407 登坂制御第2レベル目標ペラトルク
408 登降坂制御時目標ペラトルク
409 登坂制御実行フラグ
415 降坂制御第1レベル
417 降坂制御第1レベル目標ペラトルク
MG1 モータジェネレータ
MG2 モータジェネレータ
Claims (3)
- 道路勾配に応じて、出力トルクを変更する制駆動力制御装置であって、
道路勾配を求める手段と、
前記道路勾配が予め設定された複数の勾配レベルのいずれに相当するかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記道路勾配に相当すると判定された前記勾配レベルに対応する出力トルクを求める手段と、
予め設定された所定の勾配に沿って前記出力トルクを出力する出力トルク出力手段と
を備え、
前記出力トルク出力手段は、前記出力トルクを変更する制御の開始時、前記出力トルクを変更する制御の終了時、前記道路勾配に相当すると判定された前記勾配レベルの変更時、及び前記勾配レベルが登坂側及び降坂側の間で移行した時に、前記所定の勾配に沿って前記出力トルクを出力し、
前記勾配レベルが登坂側及び降坂側の間で移行した時の前記所定の勾配は、前記出力トルクを変更する制御の開始時、前記出力トルクを変更する制御の終了時、及び前記道路勾配に相当すると判定された前記勾配レベルの変更時の前記所定の勾配に比べて大きい
ことを特徴とする制駆動力制御装置。 - 請求項1に記載の制駆動力制御装置において、
前記出力トルク出力手段は、前記出力トルクを変更する制御の終了時に、前記所定の勾配に沿って前記出力トルクを出力し、
前記出力トルクを変更する制御の終了時の前記所定の勾配は、アクセル開度の変化量に基づいて異なる
ことを特徴とする制駆動力制御装置。 - 請求項1または2に記載の制駆動力制御装置において、
前記制駆動力制御装置は、動力源のトルク又は回転数を制御することにより前記出力トルクを変化させる
ことを特徴とする制駆動力制御装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2007112006A JP5023787B2 (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 制駆動力制御装置 |
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Family Applications (1)
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