JP5023198B2 - プラスチック成型品の打ち抜き方法及び装置 - Google Patents
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Description
しかし、従来の打ち抜き装置は、プラスチック成型品を、同一平面で切断して打ち抜いているに過ぎなかった。
そのため、このような交差状の切断面をもつプラスチック成型品の打ち抜きは、例えば、水平面を先に打ち抜き、次に垂直面を打ち抜くというように2工程以上に分けて行う必要があった。
本発明が対象とするプラスチック成型品1は、各種のプラスチックフィルム又はシートから真空成型法や圧空成型法等によって成型されるもので、図1(A)に示すように、平坦なブランク部1aと、このブランク部1aに対して凹部1bとして形成された製品部1cと、該製品部1cの前記凹部1b側面の一部に形成された膨出部1dとを有する。
そして、本発明は、前記第2の切断面1fを1工程で形成させるために、該第2の切断面1fの形成位置に対応する前記製品部1cの凹部1b側面に、図1(A)(C)及び図4に示すように、前記トムソン刃2の輪郭形状から外側へはみ出して膨出部1dを形成しておくものである。この膨出部1dは、前記製品部1cの凹部底面から凹部上端まで前記凹部1bと同じ深さで形成しておくものである。
抜き型3と受け台4は、相対的に接近離隔動作可能な装置(図示省略)に取り付けられるものである。
先ず、プラスチック成型品1を上側の中間プレート5に載せる。このとき、プラスチック成型品1の凹部1bを中間プレート5の刳り抜き穴5bに嵌め込み、ブランク部1aを中間プレート5の平坦面5a上に載せると共に、位置決め凸部1gを凹部5dに係合させて位置決めしておく。このとき、下側の中間プレート5は、抜き型3に対して、スプリング7によりガイドピン6を介して持ち上げられており、また、上側の中間プレート5は、下側の中間プレート5に対して、スプリング7によりガイドピン6を介して持ち上げられているため、プラスチック成型品1の凹部1bの底面は、トムソン刃2の刃先よりも上方に位置した状態(浮いた状態)で支持されている。
本発明の実施形態は、以上であるが、本発明は、この実施形態にのみ制約されるものではなく、種々変更して実施することができる。例えば、プラスチック成型品1の形状は、図示のものに制約されるものではなく、種々の形状のものに適用することができる。
1a ブランク部
1b 凹部
1b’ 上端周縁
1c 製品部
1d 膨出部
1e 第1の切断面
1f 第2の切断面
1g 位置決め凸部
2 トムソン刃
3 抜き型
4 受け台
4a 平坦面
4b 内側凸部
4c 外側凸部
5 中間プレート
5a 平坦な板状部
5b 刳り抜き穴
5c 逃がし部
5d 位置決め凹部
6 ガイドピン
7 スプリング
8 ピン受け穴
Claims (4)
- 平坦なブランク部(1a)と、このブランク部(1a)に対して凹部(1b)として形成された製品部(1c)と、該製品部(1c)の前記凹部(1b)側面の一部に形成された膨出部(1d)とを有するプラスチック成型品(1)の前記凹部(1b)の上端周縁(1b’)をトムソン刃(2)によって打ち抜いて第1の切断面(1e)を形成し、かつ、前記トムソン刃(2)によって前記膨出部(1d)を切断することによって前記第1の切断面(1e)に直交する第2の切断面(1f)を形成するプラスチック成型品(1)の打ち抜き方法であって、
前記第1の切断面(1e)の打ち抜き形状の輪郭と同一の輪郭形状とされ、かつ、前記輪郭形状全周に亘って同一高さに形成されたトムソン刃(2)を使用し、
前記第2の切断面(1f)の形成位置に対応する前記製品部(1c)の凹部(1b)側面に前記トムソン刃(2)の輪郭形状から外側へはみ出して膨出部(1d)を形成しておき、
前記トムソン刃(2)とプラスチック成型品(1)との相対的な接近動作中、前記膨出部(1d)を前記トムソン刃(2)によって先行して切断させて前記第2の切断面(1f)を形成させ、続いて前記製品部(1c)とブランク部(1a)とを前記トムソン刃(2)によって前記凹部(1b)の上端周縁(1b’)で打ち抜いて前記第1の切断面(1e)を形成させるようにしたことを特徴とするプラスチック成型品の打ち抜き方法。 - 前記膨出部(1d)は、前記製品部(1c)の凹部(1b)底面から凹部(1b)上端まで前記凹部(1b)と同じ深さで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック成型品の打ち抜き方法。
- 平坦なブランク部(1a)と、このブランク部(1a)に対して凹部(1b)として形成された製品部(1c)と、該製品部(1c)の前記凹部(1b)側面の一部に形成された膨出部(1d)とを有するプラスチック成型品(1)の前記凹部(1b)の上端周縁(1b’)をトムソン刃(2)によって前記凹部(1b)の深さ方向に打ち抜いて第1の切断面(1e)を形成し、かつ、前記トムソン刃(2)によって前記膨出部(1d)を切断することによって前記第1の切断面(1e)に直交する第2の切断面(1f)を形成するプラスチック成型品(1)の打ち抜き装置であって、
前記第1の切断面(1e)の打ち抜き形状の輪郭と同一の輪郭形状とされ、かつ、前記輪郭形状全周に亘って同一高さに形成されたトムソン刃(2)を取り付けた抜き型(3)と、
前記抜き型(3)のトムソン刃(2)に対して相対的に接近離隔動作可能に配置された受け台(4)と、
前記抜き型(3)と受け台(4)との間に配置されて前記プラスチック成型品(1)のブランク部(1a)を支持し、かつ、前記製品部(1c)となる凹部(1b)の底面を前記抜き型(3)のトムソン刃(2)の刃先よりも浮かして支持する構成とされた中間プレート(5)とを備えており、
前記受け台(4)は、前記トムソン刃(2)に対向する平坦面(4a)を備えていると共に、前記膨出部(1d)に対応する位置に、前記トムソン刃(2)の輪郭形状の内側と外側とに跨って前記平坦面(4a)から前記抜き型(3)側へ突出する内側凸部(4b)と外側凸部(4c)とが形成されており、
また、前記中間プレート(5)には、前記トムソン刃(2)の輪郭形状より僅かに大きい輪郭形状の刳り抜き穴(5b)が形成されていると共に、前記膨出部(1d)に対応した位置では該膨出部(1d)の膨出分だけ前記刳り抜き穴(5b)が大きく形成された逃がし部(5c)が形成されており、且つ、前記中間プレート(5)は、ガイドピン(6)によって前記抜き型(3)に対して前記受け台(4)に向けて移動可能に案内支持されていると共に、スプリング(7)によって前記抜き型(3)から受け台(4)側へ離隔する方向に押圧付勢されていることを特徴とするプラスチック成型品の打ち抜き装置。 - 前記中間プレート(5)は、前記移動方向に複数枚に分割して構成されていることを特徴とする請求項3に記載のプラスチック成型品の打ち抜き装置。
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