JP5022790B2 - シャツ - Google Patents

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Description

本発明は、襟部や袖口部を着脱できるようにしたシャツに関する。
ワイシャツ等のシャツは、襟部と袖口部(カフスともいう)が特に汚れやすく、頻繁に洗濯しなければならない。また、襟部と袖口部の縁が非常に傷みやすく、そこに傷みが生ずると、もうそのシャツを着れなくなってしまう。また、太って首回りが窮屈になり、少し前まで着れたシャツが着れなくなることもある。ワイシャツは、首回りサイズと裄サイズが様々な組み合わせで用意されており、店でワイシャツを選ぶ際、生地の色やデザインが気に入ったのに、自分の体型にぴったり合う首回り・裄サイズのものが無いことがしばしばある。首回り・裄サイズが体型に合っていないと、着心地が良くないばかりか、格好悪く見えてしまう。
シャツの襟部と袖口部を着脱自在にすることは、従来から考えられていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。しかし、従来の着脱自在にした襟部は、特許文献1の図1,2に記載されているように、襟部とシャツ本体とに帯状の襟台がそれぞれ設けられ、両者の襟台を重ねてボタンとボタンホールで止めるようにしており、襟台の部分が2重になるため、首の周りがゴワゴワし、且つ暑苦しく感ずるものとなっていた。また、シャツ本体に襟台が形成されているため、首回りサイズを変更することはできない。
特許文献1に開示されている着脱自在な袖口部は、スナップボタンにより着脱自在にしているので、袖口部を少し引っ張っただけで袖口部がシャツ本体の袖から分離する。特許文献2に開示されている着脱自在な袖口部は、ボタンとボタンホールにより着脱自在にしているが、ボタンの数があまりにも多いために、袖口部の着脱が面倒である。また何れの袖口部も、シャツ本体の袖の先端部外周に巻き付けてボタンで止めるようにしており、シャツ本体の袖よりも袖口部の周囲が一回り太くなるので、袖口部がいかにも取って付けたような感じで見た目が悪いものであった。
特開2001−214301号公報 実開昭49−139013号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、襟部や袖口部が簡単に着脱でき、着心地が良好で、尚且つ見た目も良好なシャツの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために、請求項1記載の発明によるシャツは、シャツ本体と、シャツ本体と分離して形成した襟部とを備え、襟部は、首回りを囲む帯状の襟台と、襟台の上縁に縫い付けた襟羽と、襟台の下縁に縫い付けて襟台の外周側に広がるように設けた重ね代片とを有し、重ね代片の長手方向の両端部近傍位置と中央位置、及び肩の真上付近の位置の生地表側にボタンが縫い付けてあり、襟羽は、略三角形状の右襟羽と左襟羽とで構成してあり、左右の襟羽が首回りサイズの1/6〜4/6の間隔を開けて襟台に取付けてあり、シャツ本体は、前開き部を有すると共に襟ぐり部が丸首状に形成してあり、襟ぐり部には重ね代片に縫い付けた各ボタンを止めるボタンホールが設けてあり、ボタンホールは、重ね代片の長手方向両端部近傍位置のボタン用のものが横向きに形成され、他のボタン用のものは縦向きに形成してあり、襟部の重ね代片をシャツ本体の襟ぐり部の内側に重ね、ボタンをボタンホールに止めて襟部をシャツ本体に着脱自在に取付けてあり、襟部を襟台の長さの違うものに付け替えることで首回りサイズを調節可能としたことを特徴とする。
請求項記載の発明によるシャツは、請求項記載の発明の構成に加え、襟部の襟台の左右何れか一方の端部に、シャツ本体の前開き部より側方に突出する突出部を設けてあり、襟台の他方の端部表面に当該突出部を止める止め部が設けてあることを特徴とする。
請求項記載の発明によるシャツは、請求項1又は2記載の発明の構成に加え、シャツ本体と分離して形成した袖口部を備え、袖口部は帯状に形成され、上縁部の生地表側に3〜4個のボタンが間隔をあけて縫い付けてあり、ボタンは袖口部の長手方向の両端部近傍位置とその中間位置とに位置しており、シャツ本体は、袖の先端部に袖口部の各ボタンを止めるボタンホールが設けてあり、ボタンホールは、袖口部の長手方向両端部近傍位置のボタン用のものが横向きに形成され、他のボタン用のものは縦向きに形成してあり、袖口部の上縁部をシャツ本体の袖の先端部内側に重ね、ボタンをボタンホールに止めて袖口部をシャツ本体に着脱自在に取付けていることを特徴とする。
請求項記載の発明によるシャツは、請求項記載の発明の構成に加え、袖口部を幅の違うものに付け替えるか、袖口部のボタンの位置を袖口部の幅方向にずらすことにより裄サイズを調節可能としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によるシャツは、襟部がシャツ本体と分離して形成してあり、襟部の襟台の下縁から外周側に広がるように設けた重ね代片をシャツ本体の襟ぐり部の内側に重ね、重ね代片に縫い付けたボタンを襟ぐり部のボタンホールに止めて襟部を着脱自在としたので、襟台が二重にならず、首回りがゴワゴワすることがなく、暑苦しく感じることもない。襟部のボタンは、重ね代片の長手方向の両端部近傍位置と中央位置、及び肩の真上付近の位置の計5個としてあり、襟部の着脱が容易に行えると共に襟部を安定してシャツ本体の襟ぐり部に取付けることができる。さらに、重ね代片の長手方向両端部近傍位置のボタンを止めるボタンホールが横向きに形成してあることで、当該ボタンがボタンホールの範囲で横に移動するため、首回りの圧迫感を和らげることができる。他のボタンホールは縦向きに形成してあるので、襟部が引っ張られてもボタンが外れることがなく、襟部がシャツ本体から分離しない。
さらに本発明のシャツは、襟部の襟羽を略三角形状の右襟羽と左襟羽とで構成し、左右の襟羽を首回りサイズの1/6〜4/6の間隔を開けて襟台に取付けたので、首の後側で襟台と襟羽が重ならないため、夏は非常に涼しく感じることができ、冬は首回りにマフラー等を巻くと首の後側がマフラー等で直接被われるので、暖かく感じることができる。首の後側は、涼しく感じたり、暖かく感じたりすることと強い関連性があり(マフラーを巻くと、セーターを一枚上に着たのと同じくらい体感温度が上がるといわれている)、このように首の後側で襟羽が途切れていることで、体感温度を快適に保つのに非常に効果的である。また、通常のワイシャツのようにネクタイを締めるときに襟羽をいちいち立てたり折り曲げたりする手間が要らず、ネクタイを楽に締めることができる。しかも正面から見ると、左右の襟羽が通常のワイシャツ等の襟と同じように見えるので、不自然な感じがしない。
さらに発明によるシャツは、襟部を襟台の長さの違うものに付け替えることで首回りサイズを調節できるので、首回りが太くなっても同じシャツを着ることができる。
請求項記載の発明によるシャツは、襟部の襟台の左右何れか一方の端部に、シャツ本体の前開き部より側方に突出するように設けた突出部を、襟台の他方の端部表面に設けた止め部に止めることで、襟元が広がるのを防止できると共に、襟元がしっかり立ち上がり、きれいな襟の形を維持することができ、ネクタイを締めない場合でもだらしない印象を与えない。
請求項記載の発明によるシャツは、袖口部がシャツ本体と分離して形成してあり、袖口部の上縁部をシャツ本体の袖の先端部内側に重ね、袖口部に縫い付けたボタンを袖の先端部のボタンホールに止めて着脱自在としたので、袖口部をシャツ本体の袖の先端部にすっきりと自然に取付けることができる。袖口部のボタンは、長手方向両端部近傍位置の2個と、その中間位置に1〜2個の計3〜4個としたので、袖口部の着脱が容易に行えると共に袖口部を安定してシャツ本体の袖に取付けることができる。さらに、袖口部の長手方向両端部近傍位置のボタンを止めるボタンホールが横向きに形成してあることで、ボタンがボタンホールの範囲で横に移動し、それに伴って袖口部の周囲の長さが変化するため、袖口部が手首にフィットし且つ圧迫感を与えない。他のボタンホールは縦向きに形成してあるので、袖口部が引っ張られてもボタンが外れることがなく、袖口部が袖から分離しない。
さらに請求項記載の発明によるシャツは、袖口部を幅の違うものに付け替えるか、袖口部のボタンの位置を袖口部の幅方向にずらすことにより裄サイズを調節可能としたので、シャツの袖を丁度良い長さに簡単に調整できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるシャツの正面図であり、本シャツは襟部2と袖口部13がシャツ本体1と分離して形成してあり、襟部2をシャツ本体1の襟ぐり部8に、袖口部13をシャツ本体1の袖15の先端部に、それぞれボタンで着脱自在に取付けている。
図2は、同シャツの襟部2周辺を拡大した正面図であり、図2は襟部2とシャツ本体1を分離した状態の斜視図、図4は襟部2とシャツ本体1を分離した状態の展開図である。
襟部2は、図3,4に示すように、首回りを囲む帯状の襟台3と、襟台3の上縁に縫い付けた襟羽4a,4bと、襟台3の下縁に縫い付けて襟台3の外周側に広がるように設けた重ね代片5とを有している。
襟羽は、略三角形状の右襟羽4aと左襟羽4bとに分割して形成し、左右の襟羽4a,4bが首回りサイズの約1/3の間隔Aを開けて襟台3に取付けてある。
襟台3は、長手方向の一方の端部に、シャツ本体1の前開き部7より側方に突出する突出部10を設けてあり、突出部10の先端部の表裏面に雄スナップボタン17が縫い付けてある。襟台3の表面の左右の襟羽に隠れる位置には、突出部10を通す通し紐11a,11bと雌スナップボタン12a,12bがそれぞれ縫い付けてある。
重ね代片5の表面には、5個のボタン6a,6b,6c,6d,6eが間隔をおいて縫い付けてある。ボタンは、両端のボタン6a,6eが重ね代片5の長手方向の両端部近傍に位置しており、真ん中のボタン6cは中央に位置しており、2番目と4番目のボタン6b,6dは肩の真上付近に位置している。
シャツ本体1は、図3に示すように、正面に前開き部7を有し、前開き部7をボタン18とボタンホール19を介して止めて着用するものとなっている。シャツ本体1の襟ぐり部8は、襟の無い丸首状に形成してあり、襟ぐり部8に襟部2の重ね代片5に縫い付けた各ボタン6a,6b,6c,6d,6eを止めるボタンホール9a,9b,9c,9d,9eを設けてある。5箇所のボタンホールの内、重ね代片の両端のボタン6a,6eを止めるボタンホール9a,9eは横向きに形成してあり、他のボタンホール9b,9c,9dは縦向きに形成してある。
襟部2は、図2に示すように、重ね代片5をシャツ本体1の襟ぐり部8の内側に重ね、ボタン6a,6b,6c,6d,6eをボタンホール9a,9b,9c,9d,9eに止めることで簡単に取付けられる。突出部10は、右襟羽4aの下の襟台3上に設けた通し紐11aに通して止めている。突出部10先端の雄スナップボタン17は、襟台3上の雌スナップボタン12aに止めてもよいし、止めなくてもよい。雄雌スナップボタン17,12aを止めないで、突出部10を通し紐11aに通しただけにしておけば、首回りサイズを適宜調節することができ、首回りの圧迫感を防止できる。また突出部10は、折り返して左襟羽4bの下の襟台3上に設けた通し紐11bに通し、先端の雄スナップボタン17を雌スナップボタン12bに止め、左襟羽4bの後に止めておくこともできる。
本シャツは、重ね代片の両端のボタン6a,6eを止めるボタンホール9a,9eが横向きに形成してあることで、ボタン6a,6eがボタンホール9a,9eの範囲で横に移動し、それに伴って首回りサイズが1〜2cm程度変化するので、首回りの圧迫感が和らげられる。しかも、突出部10を右襟羽4aの後の通し紐11aに通して止めておくことで、襟元が広がるのを防止できると共に、襟元がしっかり立ち上がり、きれいな襟の形を維持することができ、ネクタイを締めない場合でもだらしない印象を与えない。他のボタンホール9b,9c,9dは縦向きに形成してあるので、襟部2が引っ張られてもボタン6b,6c,6dが外れることがなく、襟部2がシャツ本体1から分離しない。
また本シャツは、従来の襟部を着脱自在にしたもののように襟台3が二重になっていないので、首回りがゴワゴワする感じがなく、暑苦しく感じることもない。さらに、襟羽が右襟羽4aと左襟羽4bとに分割してあり、首の後側で襟台3と襟羽4a,4bが重なっていないため、夏はより一層涼しく感じることができるし、冬は、図11に示すように、襟羽4a,4bの後に通すようにして首回りにマフラー等25を巻くと、首の後側がマフラー等25で直接被われるので、とても暖かく感じることができる。また、ネクタイを締めるときには、左右の襟羽4a,4bの後ろにネクタイをそのまま通せばよく、襟羽4a,4bをいちいち立てたり折り曲げたりする手間が要らないので、ネクタイを楽に締めることができる。しかも正面から見ると、左右の襟羽4a,4bが通常のワイシャツ等の襟と同じように見えるので、不自然な感じがしない。
図5(a)は、襟部2の他の実施形態を示しており、図6(a)は、この襟部2をシャツ本体1の襟ぐり部8に取付けた状態を示している。この襟部2は、襟台3の端部に突出部10を設けておらず、襟台3の右側端部に第1ボタン23を取り付け、襟台3の左側端部にボタンホール24が横向きに設けてある。襟台3の長さLは、重ね代片5の長さと同じになっており、また重ね代片5の長さはシャツ本体の襟ぐり部8の周長と略一致している。この襟部2は、先の実施形態のものと同様にシャツ本体の襟ぐり部8内側に取付け、図6(a)に示すように、襟台3の左右端部を第1ボタン24とボタンホール24を介して止められるようになっている。
図5(b)は、図5(a)のものと同じ形態の襟部2であるが、襟台3の長さLが図5(a)のものより長くなっており、具体的には第1ボタン23が取付けてある右側の端部をのばして襟台3の長さLを長くしている。このように襟台3の長さLを長くすることで、図6(b)に示すように、首回りサイズを大きくすることができる。
図7は、襟部2の襟羽の他の実施形態を示している。図7(a)は、左右の襟羽4a,4bの間の間隔Aを首回りサイズの1/6とした場合を示しており(図中に、襟ぐりの内周側に記した細い実線は、首回りサイズを6等分する位置を示している。)、図7(b)は、同間隔Aを首回りサイズの4/6とした場合を示している。同間隔Aを首回りサイズの1/6よりも小さくした場合には、襟羽4a,4bが首の後ろ側に回りこむ長さが長くなりすぎて、ネクタイを締めるのが容易である、夏涼しいといった効果が発揮されなくなる可能性があり、また同間隔Aを首回りサイズの4/6よりも大きくした場合には、襟羽4a,4bの幅が細くなりすぎ、通常のワイシャツの襟とは見た目が大きく異なってくるし、上着を着た場合でも上着の襟とシャツの襟羽の間に隙間ができ、その隙間からネクタイの紐の部分が覗いて好ましくないからである。左右の襟羽4a,4bの間の間隔Aを首回りサイズの1/3程度(好ましくは1/3±4cm)とした場合には、正面から見た場合に襟の形が通常のワイシャツとほとんど変わらなくなり、しかもネクタイを締めるのが容易である、夏涼しいといった効果が十分に発揮され、最も効果的である。
なお、図7(c)に示すように、左右に分割しない通常のワイシャツ等と同様の一体的な襟羽4とすることもできる。
図8は、本シャツの袖口部13周辺を拡大して示す斜視図であり、図9は、袖口部13をシャツ本体1の袖15から分離した状態を示す斜視図である。
袖口部13は、一定の幅の帯状に形成してあり、通常のワイシャツの袖口部と同様に、ボタン20をボタンホール21に止めて筒状になるようにしている。袖口部13の上縁部の生地表側には、4個のボタン14a,14b,14c,14dが間隔をあけて縫い付けてあり、ボタン14a,14dは袖口部の長手方向の両端部近傍に位置し、14b,14cはその中間に位置している。
シャツ本体1の袖15の先端部には、剣ボロ22が設けてあると共に、袖口部13の各ボタン14a,14b,14c,14dを止めるボタンホール16a,16b,16c,16dが設けてある。袖口部の両端のボタン14a,14dを止めるボタンホール16a,16dは、横向きに形成してあり、他のボタンホール16b,16cは縦向きに形成してある。
袖口部13は、図8に示すように、上縁部をシャツ本体の袖15の先端部内側に重ね、ボタン14a,14b,14c,14dをボタンホール16a,16b,16c,16dに止めることで簡単に取付けることができ、尚且つ袖口部13をシャツ本体の袖15の先端部にすっきりと自然に取付けることができる。袖口部の両端のボタン14a,14dを止めるボタンホール16a,16dが横向きに形成してあることで、ボタン14a,14dがボタンホール16a,16dの範囲で横に移動でき、それに伴って袖口部13の周囲の長さが変化するため、袖口部13が手首にフィットし且つ圧迫感を防止できる。他のボタンホール16b,16cは縦向きに形成してあるので、袖口部13が引っ張られてもボタン14b,14cが外れることがなく、袖口部13が袖15から分離しない。図10に示すように、袖口部の各ボタン14a,14b,14c,14dの位置を袖口部13の幅方向にずらすことにより、裄サイズを調節することができる。袖口部13を幅の違うものに交換することによって裄サイズを調節することもできる。
以上に述べたように、本シャツは襟部2と袖口部13を簡単に着脱できるようにしたので、襟部2と袖口部13だけを取外して洗濯することができ、また襟部2と袖口部13に傷みが生じたときには、襟部2と袖口部13を新しいものに交換し、シャツを長く着ることができる。また、襟部2を襟台3の長さの異なるものに付け替えることで、首回りサイズを調節することができ、袖口部13を幅の違うものに付け替えるか、袖口部のボタン14a,14b,14c,14dの位置を袖口部13の幅方向にずらすことにより、裄サイズを調節することもできる。さらに、襟部2や袖口部13を、色や模様、形の異なるものに交換することで、おしゃれを楽しむことができる。夏の暑い時期などは、襟部2、あるいは袖口部13をシャツ本体に取付けない状態で着用することもでき、襟部2や袖口部13が無いことで首や手首からの放熱が促進されるから、清涼感溢れる着心地になり、また襟部2や袖口部13を取外しても見た目が良好で、何ら不自然な感じがしない。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。本発明は、襟と袖口の付いたシャツ全般に適用することができ、男性用のワイシャツやドレスシャツ以外にも、女性用のカッターシャツやブラウス等にも適用できる。
本発明のシャツの一実施形態を示す正面図である。 同シャツの襟部周辺を拡大して示す正面図である。 襟部とシャツ本体を分離した状態の斜視図である。 襟部とシャツ本体を分離した状態の展開図である。 襟部の他の実施形態を示す展開図である。 (a)は、図5(a)の襟部をシャツ本体に取付けた状態を示す正面図であり、(b)は、図5(b)の襟部を同じシャツ本体に取付けた状態を示す正面図である。 襟羽の他の実施形態を示す正面図である。 シャツの袖口部周辺を拡大して示す斜視図である。 袖口部をシャツ本体の袖から分離した状態を示す斜視図である。 袖口部のボタンの位置をずらすことで裄サイズを変更した状態を示す斜視図である。 首回りにマフラー等を巻いたときの状態を示す襟部周辺の正面図である。
符号の説明
1 シャツ本体
2 襟部
3 襟台
4 襟羽
4a 右襟羽(襟羽)、4b 左襟羽(襟羽)
5 重ね代片
6a,6b,6c,6d,6e ボタン
7 前開き部
8 襟ぐり部
9a,9b,9c,9d,9e ボタンホール
10 突出部
11a,11b 通し紐(止め部)
12a,12b 雌スナップボタン(止め部)
13 袖口部
14a,14b,14c,14d ボタン
15 袖
16a,16b,16c,16d ボタンホール
A 左右の襟羽の間の間隔
L 襟台の長さ

Claims (4)

  1. シャツ本体(1)と、シャツ本体と分離して形成した襟部(2)とを備え、襟部(2)は、首回りを囲む帯状の襟台(3)と、襟台の上縁に縫い付けた襟羽(4a,4b)と、襟台の下縁に縫い付けて襟台の外周側に広がるように設けた重ね代片(5)とを有し、重ね代片(5)の長手方向の両端部近傍位置と中央位置、及び肩の真上付近の位置の生地表側にボタン(6a,6b,6c,6d,6e)が縫い付けてあり、襟羽は、略三角形状の右襟羽(4a)と左襟羽(4b)とで構成してあり、左右の襟羽が首回りサイズの1/6〜4/6の間隔(A)を開けて襟台(3)に取付けてあり、シャツ本体(1)は、前開き部(7)を有すると共に襟ぐり部(8)が丸首状に形成してあり、襟ぐり部には重ね代片に縫い付けた各ボタンを止めるボタンホール(9a,9b,9c,9d,9e)が設けてあり、ボタンホールは、重ね代片の長手方向両端部近傍位置のボタン(6a,6e)用のものが横向きに形成され、他のボタン(6b,6c,6d)用のものは縦向きに形成してあり、襟部の重ね代片(5)をシャツ本体の襟ぐり部(8)の内側に重ね、ボタン(6a,6b,6c,6d,6e)をボタンホール(9a,9b,9c,9d,9e)に止めて襟部(2)をシャツ本体(1)に着脱自在に取付けてあり、襟部(2)を襟台の長さ(L)の違うものに付け替えることで首回りサイズを調節可能としたことを特徴とするシャツ。
  2. 襟部(2)の襟台(3)の左右何れか一方の端部に、シャツ本体の前開き部(7)より側方に突出する突出部(10)を設けてあり、襟台の他方の端部表面に当該突出部を止める止め部(11a,12a)が設けてあることを特徴とする請求項1記載のシャツ。
  3. シャツ本体と分離して形成した袖口部(13)を備え、袖口部(13)は帯状に形成され、上縁部の生地表側に3〜4個のボタン(14a,14b,14c,14d)が間隔をあけて縫い付けてあり、ボタンは袖口部の長手方向の両端部近傍位置とその中間位置とに位置しており、シャツ本体(1)は、袖(15)の先端部に袖口部の各ボタンを止めるボタンホール(16a,16b,16c,16d)が設けてあり、ボタンホールは、袖口部の長手方向両端部近傍位置のボタン(14a,14d)用のものが横向きに形成され、他のボタン(14b,14c)用のものは縦向きに形成してあり、袖口部の上縁部をシャツ本体の袖(15)の先端部内側に重ね、ボタン(14a,14b,14c,14d)をボタンホール(16a,16b,16c,16d)に止めて袖口部(13)をシャツ本体(1)に着脱自在に取付けていることを特徴とする請求項1又は2記載のシャツ。
  4. 袖口部(13)を幅の違うものに付け替えるか、袖口部のボタン(14a,14b,14c,14d)の位置を袖口部の幅方向にずらすことにより裄サイズを調節可能としたことを特徴とする請求項記載のシャツ。
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