JP5018077B2 - 刈払機 - Google Patents

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本発明は、主として草刈り作業に使用される刈払機に関し、特に、回転刃を装着する際、必ず適正位置に取り付けることができるように工夫した刈払機に関する。
一般的に、刈払機における回転刃の取付部分は、図4に示すような構造となっている。具体的には、回転ヘッド部24の中心から下方へ向かって駆動軸26が突出し、また、回転ヘッド部24の刃受け金具25のうち、駆動軸26の基端部周辺には、他の部分よりも回転刃27の厚み分だけ下方へ突出した円形座部25bが形成されている。この円形座部25bは、外径が、回転刃27の中央に形成されている取付穴27aの内径とほぼ等しくなっており、図5に示すように、回転刃27の取付穴27a内に円形座部25bが収まるように、刃受け金具25に対して回転刃27を取り付け、刃押さえ金具28を装着して回転刃27を挟み込み、最後に、駆動軸26の先端に取り付けたナット29を締め付けることによって、回転刃27を回転ヘッド部24に固定するような構造となっている。
刈払機における回転刃の取付部分が、図4及び図5に示したような構造となっている場合、回転刃27が適正でない位置に装着されてしまう可能性がある。例えば、図6に示すように、円形座部25bが回転刃27の取付穴27a内に収まっておらず、回転刃27の一部が、円形座部25bと刃押さえ金具28との間に挟み込まれた状態で回転刃27が装着されてしまうことがある。
このような場合、回転刃27の中心と、駆動軸26の中心とがずれてしまっているために、エンジンをスタートさせて回転刃27を回転させると、回転刃27の偏心により、操作性、作業性が悪化し、作業を円滑に行うことができないという問題があり、また、駆動軸26や、それを支える軸受け、或いは、操作桿等の耐久性を著しく低下させてしまうという問題がある。
本発明は、このような従来技術における問題を解決すべくなされたものであって、特に注意しなくても、回転刃を必ず適正な位置に装着することができる刈払機を提供することを目的とする。
本発明に係る刈払機は、駆動軸周りに固定されている刃受け金具と、当該駆動軸の先端に螺合して取り付けられるナットによって締結される刃押さえ金具とによって回転刃を挟持して固定するように構成され、回転刃が適正でない位置にセットされている場合、前記ナットが前記駆動軸の先端に螺合できないように構成されていることを特徴としている。
尚、刃受け金具と刃押さえ金具のいずれか一方に凸部が形成され、他方に、当該凸部が嵌合する凹部が形成され、回転刃が適正な位置にセットされている場合、凸部が、回転刃の取付穴を貫通して凹部内に進入し、この状態で回転刃が刃受け金具と刃押さえ金具とによって挟持されるように構成することが好ましい。
また、凸部は、外側面がテーパー形状となっていることが好ましく、更に、高さ寸法が8〜10mmの範囲に設定されていることが好ましい。
本発明に係る刈払機においては、回転刃を装着する際、特に注意しなくても、回転刃を必ず適正な位置に装着することができ、回転刃の取付位置がずれたまま使用されることによって生じる操作性、作業性の悪化、耐久性の低下といった問題を好適に回避することができる。
以下、添付図面に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る刈払機の回転刃取付部分の構造を示す断面図である。この図において5は回転ヘッド部、6は駆動軸、7は回転刃、8は刃押さえ金具、9はナットである。
本実施形態においては、図1に示されているように、刃受け金具5には、環状凹部5aが形成されており、一方、刃押さえ金具8には、環状凸部8aが形成されている。この環状凸部8aは、基端部側の外径が最も大きく、回転刃7の取付穴7aの内径とほぼ等しい大きさとなっており、そこから先端側へ向かって次第に外径が小さくなるような構成となっている。つまり、環状凸部8aは、外周面(外側面)がテーパー形状となっている。このため、環状凸部8aを回転刃7の取付穴7a内へ嵌合する際、作業を簡単に行うことができる。
図2は、図1に示した刈払機において、回転ヘッド部4へ回転刃7を取り付けた状態における回転刃取付部分の断面図である。この図に示されているように、回転ヘッド部4へ回転刃7を取り付けた状態においては、刃押さえ金具8の環状凸部8aは、回転刃7の取付穴7aを貫通して環状凹部5a内に進入し、この状態で回転刃7は刃受け金具5と刃押さえ金具8とによって挟持されるようになっている。
従来の刈払機においては、図6に示したように、回転刃27が適正でない位置に装着されてしまうことがあり、この状態で刈払機を使用すると、回転刃27の偏心により、操作性、作業性が悪化し、作業を円滑に行うことができず、また、操作桿等の耐久性を著しく低下させてしまうという問題があったが、本実施形態の刈払機においては、そのような問題を好適に回避できるように工夫されている。
この点について具体的に説明すると、本実施形態の刈払機は、駆動軸6の突出量(刃受け金具5の刃受け面5cから駆動軸6の先端6aまでの長さ寸法)が、回転刃7、及び、刃押さえ金具8等との関係で適正化されており、図3に示すように、回転刃7が適正な位置に装着されていない場合には、駆動軸6の先端部6aが、刃押さえ金具8の貫通孔から充分に突出せず(例えば、突出量が2.5mm以下)、ナット9を駆動軸6の先端部6aに取り付けることができないような(或いは、取り付けることはできたとしても、駆動軸6の先端部6aを充分な量だけナット9内へ進入させることができず、ナット9による充分な締結力が得られないような)構造となっている。
より詳細には、駆動軸6の突出寸法L(刃受け金具5の刃受け面5cから駆動軸6の先端6aまでの長さ寸法、図1参照)が、回転刃7の厚さ寸法Tと、刃押さえ金具8の貫通孔の長さ寸法D(刃押さえ金具8の先端部8bから、ナット9を受ける段部8cまでの長さ寸法、図1参照)との和よりも小さいか、或いは、大きかったとしても、「回転刃7の厚さ寸法Tと刃押さえ金具8の貫通孔の長さ寸法Dの和」との差が“2.5mm”以下となるような大きさに設定されている。つまり、駆動軸6の突出寸法Lと、回転刃7の厚さ寸法T等との間には、次のような関係式が成り立つことになる。
関係式 L≦T+D+“2.5mm”
上記のような関係式が成り立つような構成となっているため、図3に示すように、回転刃7が適正な位置に装着されていない場合における、駆動軸6先端部6aの突出量(刃押さえ金具8の貫通孔から突出する量)は、2.5mm以下となり、実質的にナット9を駆動軸6の先端部6aに取り付けることができず、従来の刈払機のように、回転刃の取付位置がずれたまま使用されることによって生じる操作性、作業性の悪化、耐久性の低下といった問題を好適に回避することができる。
また、本実施形態においては、刃押さえ金具8において、刃受け金具5側へ突出する環状凸部8aの高さ寸法H(刃押さえ面8dから先端部8bまでの寸法、図1参照)が適正範囲内(より具体的には、8〜10mmの範囲内)となるように設定されている。
環状凸部8aの高さ寸法Hが8mmよりも小さい場合、回転刃7が適正な位置に装着されている場合において駆動軸6の先端部6aが刃押さえ金具8の段部8cよりも下方へ突出する寸法が短くなってしまい、ナット9による充分な締結力が得られない可能性がある。一方、環状凸部8aの高さ寸法Hが10mmよりも大きい場合、刃受け金具5に形成すべき環状凹部5aの深さ寸法をそれよりも大きく設定しなければならないが、そのような深い環状凹部5aを刃受け金具5内に形成することは、スケール的に困難であり、現実的ではない。このような理由から、環状凸部8aの高さ寸法Hは、上記のような適正範囲内で設定されている。
尚、本実施形態においては、環状凸部8aは刃押さえ金具8に形成され、回転刃7を適正位置に装着した場合、刃受け金具5に形成されている環状凹部5a内に進入するように構成されているが、必ずしもかかる構成には限定されず、環状凸部8aと環状凹部5aの位置を入れ替えて構成することもできる。つまり、環状凸部を刃受け金具5に形成し、環状凹部を刃押さえ金具8に形成してもよい。この場合も、図1〜3に示した本実施形態の刈払機と同様の効果を期待することができる。
本発明の第1の実施形態に係る刈払機の回転刃取付部分の断面図。 図1に示した刈払機において、回転ヘッド部4へ回転刃7を取り付けた状態における回転刃取付部分の断面図。 図1に示した刈払機において、回転刃7を適正でない位置にセットした場合における刃押さえ金具8、及び、ナット9と駆動軸6との位置関係を示す図。 従来の一般的な刈払機における回転刃取付部分の構造を示す図。 図4に示した刈払機において、回転ヘッド部24へ回転刃27を取り付けた状態における回転刃取付部分の断面図。 図4に示した刈払機において、回転刃27を適正でない位置にセットした場合における回転刃取付部分の断面図。
符号の説明
4,24:回転ヘッド部、
5,25:刃受け金具、
5a:環状凹部、
5c:刃受け面、
6,26:駆動軸、
6a:先端部、
7,27:回転刃、
7a,27a:取付穴、
8,28:刃押さえ金具、
8a:環状凸部、
8b:先端部、
8c:段部、
8d:刃押さえ面、
9,29:ナット、
25b:円形座部

Claims (3)

  1. 駆動軸周りに固定されている刃受け金具と、当該駆動軸の先端に螺合して取り付けられるナットによって締結される刃押さえ金具とによって回転刃を挟持して固定するように構成された刈払機において、
    前記回転刃が適正でない位置にセットされている場合、前記ナットが前記駆動軸の先端に螺合できないように構成され
    前記刃受け金具と前記刃押さえ金具のいずれか一方に凸部が形成され、他方に、当該凸部が嵌合する凹部が形成され、
    前記回転刃が適正な位置にセットされている場合、前記凸部が、前記回転刃の取付穴を貫通して前記凹部内に進入し、この状態で回転刃が刃受け金具と刃押さえ金具とによって挟持されるように構成されていることを特徴とする刈払機。
  2. 前記凸部は、外側面がテーパー形状となっていることを特徴とする、請求項に記載の刈払機。
  3. 前記凸部は、高さ寸法が8〜10mmの範囲に設定されていることを特徴とする、請求項に記載の刈払機。
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