JP5017586B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、前面枠と、該前面枠に対して開閉可能な開閉体と、該開閉体に設けられた開閉側球流下路と、前面枠側に設けられた枠側球流下路とを備え、開閉体を閉じると開閉側球流下路と枠側球流下路とが連通して、遊技球を枠側球流下路から開閉側球流下路へ流下可能となるパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、前面枠の前側に一側が軸着された開閉体としての貯留皿ユニット(球受皿)を備え、該貯留皿ユニットには遊技球を貯留可能な球貯留部(開閉側球流下路)を設けている。また、前面枠には、遊技球を流下可能な枠側球流下路を備え、貯留皿ユニットを前面枠に対して閉じた状態で枠側球流下路の下流開口(払出し口)と球貯留部とを連通して、遊技球を枠側球流下路から球貯留部へ供給できるように構成されている。さらに、下流開口を開閉して遊技球の流下を規制可能な流下規制部材(遮蔽部材、ストッパー)を備え、貯留皿ユニットを開くと流下規制部材により下流開口を閉じて、枠側球流下路から遊技球が落下する不具合を防ぐように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−205155号公報
ところで、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機において、貯留皿ユニットを開くには、まず、貯留皿ユニットの上方に配置された窓枠を開放して貯留皿ユニットのロック機構を露出する。そして、ロック機構を露出したならば、このロック機構を操作して貯留皿ユニットのロックを解除するとともに下流開口を流下規制部材で閉じる必要がある。このため、貯留皿ユニットを開くまでの手順が面倒であり、貯留皿ユニットの開閉操作が必要なメンテナンス作業を効率よく行うことができない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、開閉体の開閉操作とは別個の操作を行わずに開閉側球流下路への遊技球の流下を規制したり許容したりすることができ、開閉体の開閉操作が必要なメンテナンス作業を効率よく行うことができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠と、該前面枠に対して開閉可能な開閉体と、該開閉体に設けられた開閉側球流下路と、前面枠側に設けられた枠側球流下路と、を備え、開閉体を閉じると開閉側球流下路と枠側球流下路とが前後に重なる状態で連通して、遊技球を枠側球流下路から開閉側球流下路へ流下可能となる遊技機において、
前記枠側球流下路の下流開口には枠側流出規制機構を臨ませて設け、
前記開閉側球流下路の上流開口には開閉側流出規制機構を臨ませて設け、
前記枠側流出規制機構は、枠側球流下路の下流開口に出没可能な枠側ストッパーと、該枠側ストッパーの出没動作を行う出没変換部と、を備え、
該出没変換部は、
前側が蓋で閉成された収容ケースを備え、
前記収容ケースは、
前記枠側ストッパーを接続した状態で移動可能な上側の第1アームおよび下側の第2アームと、
該第1アームおよび第2アームの移動を規制したり許容したりする移動規制機構と、
を収容して構成し、
前記第1アームと前記第2アームとは、互いに平行な姿勢であり、且つ前記枠側球流下路の下流開口側から前記開閉側球流下路の上流開口側へ向かう遊技球の流下方向とは直交する方向に沿って延在する横向き状態で上下に配置され、
前記第1アームは、
一端を前記枠側ストッパーに軸着し、他端を前記収容ケース内に軸着して上下方向へ回動可能とし、該一端と他端との間の中間部に一端を当該第1アームより上方に係止した付勢部材の他端を係止し、
前記収容ケースに軸着した軸着部を挟んで前記枠側ストッパーとは反対側には、上下両縁部を前記移動規制機構側へ突出するとともに上下両縁部の間を枠側ストッパー側へ凹ませて前記移動規制機構の一部を係合可能に構成した係合受部を設け、
前記第2アームは、
一端を前記枠側ストッパーに軸着し、他端を前記収容ケース内に軸着して上下方向へ回動可能とし、
前記開閉側流出規制機構は、開閉側球流下路の上流開口に出没可能な開閉側ストッパーと、開閉側ストッパーを出没方向へガイドする開閉側ガイド部と、開閉側ストッパーに止着された第1磁性体と、開閉側ガイド部に止着された第2磁性体と、を備え、
前記枠側ストッパーと開閉側ストッパーとをストッパー係合部により係合可能とし、
前記開閉体を開くと、前記移動規制機構の一部と前記第1アームの係合受部との係合が外れて、前記付勢部材の付勢力により前記第1アームおよび第2アームが回動することで、前記枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口へ突出して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを規制するとともに、枠側ストッパーに係合する開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口へ突出して遊技球が開閉側球流下路の上流開口から流出することを規制し、
前記開閉体を閉じると、前記移動規制機構の一部が前記第1アームの係合受部と係合して、前記付勢部材の付勢力に抗して前記第1アームおよび第2アームが回動することで、前記枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口から引き抜いて遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを許容するとともに、枠側ストッパーに係合する開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口から引き抜いて遊技球が開閉側球流下路の上流開口へ流入することを許容し、
前記開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口へ突出した状態では、第1磁性体と第2磁性体とが近接し、第1磁性体と第2磁性体との間に発生する磁力により開閉側ストッパーを突出状態に維持可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記移動規制機構は、開閉体側へ引き出し可能であるとともに先端部を開閉体へ当接可能な当接ロッドと、該当接ロッドに連動して前記第1アームを操作する規制操作部と、を備え、
該規制操作部の一部を前記第1アームの係合受部に係合可能とし、
前記当接ロッドの先端部には、開閉体へ吸着可能な吸着部を設け、
前記開閉体を開くと、当接ロッドが吸着部を開閉体へ吸着した状態で引き出され、この引き出し動作に連動して規制操作部が前記第1アームおよび第2アームの移動を許容し、付勢部材の付勢力により枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口へ突出して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを規制し、
前記開閉体を閉じると、当接ロッドが前面枠側へ押圧され、この押圧動作に連動して規制操作部が前記第1アームおよび第2アームを操作して枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口から引き抜き、この引き抜き状態で前記第1アームおよび第2アームの移動を規制して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを許容するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記開閉体のうち当接ロッドの吸着部に対向する箇所に被吸着部材を配置し、
該被吸着部材を開閉側付勢部材により吸着部側へ付勢することを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記吸着部を開閉体側へ向けて揺動可能とするとともに、吸着側付勢部材により開閉体側へ付勢することを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、枠側球流下路の下流開口には枠側流出規制機構を臨ませて設け、開閉側球流下路の上流開口には開閉側流出規制機構を臨ませて設け、枠側流出規制機構は、枠側球流下路の下流開口に出没可能な枠側ストッパーと、該枠側ストッパーの出没動作を行う出没変換部と、を備え、該出没変換部は、前側が蓋で閉成された収容ケースを備え、収容ケースは、枠側ストッパーを接続した状態で移動可能な上側の第1アームおよび下側の第2アームと、該第1アームおよび第2アームの移動を規制したり許容したりする移動規制機構と、を収容して構成し、第1アームと第2アームとは、互いに平行な姿勢であり、且つ枠側球流下路の下流開口側から開閉側球流下路の上流開口側へ向かう遊技球の流下方向とは直交する方向に沿って延在する横向き状態で上下に配置され、第1アームは、一端を枠側ストッパーに軸着し、他端を収容ケース内に軸着して上下方向へ回動可能とし、該一端と他端との間の中間部に一端を当該第1アームより上方に係止した付勢部材の他端を係止し、収容ケースに軸着した軸着部を挟んで枠側ストッパーとは反対側には、上下両縁部を移動規制機構側へ突出するとともに上下両縁部の間を枠側ストッパー側へ凹ませて移動規制機構の一部を係合可能に構成した係合受部を設け、第2アームは、一端を枠側ストッパーに軸着し、他端を収容ケース内に軸着して上下方向へ回動可能とし、開閉側流出規制機構は、開閉側球流下路の上流開口に出没可能な開閉側ストッパーと、開閉側ストッパーを出没方向へガイドする開閉側ガイド部と、開閉側ストッパーに止着された第1磁性体と、開閉側ガイド部に止着された第2磁性体と、を備え、枠側ストッパーと開閉側ストッパーとをストッパー係合部により係合可能とし、開閉体を開くと、移動規制機構の一部と第1アームの係合受部との係合が外れて、付勢部材の付勢力により第1アームおよび第2アームが回動することで、枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口へ突出して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを規制するとともに、枠側ストッパーに係合する開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口へ突出して遊技球が開閉側球流下路の上流開口から流出することを規制し、開閉体を閉じると、移動規制機構の一部が第1アームの係合受部と係合して、付勢部材の付勢力に抗して第1アームおよび第2アームが回動することで、枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口から引き抜いて遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを許容するとともに、枠側ストッパーに係合する開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口から引き抜いて遊技球が開閉側球流下路の上流開口へ流入することを許容するので、開閉体の開閉操作とは別個の操作を行わずに開閉側球流下路への遊技球の流下を規制したり許容したりすることができる。したがって、開閉体の開閉操作が必要な遊技機のメンテナンス作業を効率よく行うことができる。
また、開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口へ突出した状態では、第1磁性体と第2磁性体とが近接し、第1磁性体と第2磁性体との間に発生する磁力により開閉側ストッパーを突出状態に維持可能としたので、開閉体を開いた状態で開閉側ストッパーが不用意に開閉側球流下路の上流開口から引き抜かれる不都合、ひいては開閉側球流下路の上流開口から遊技球が落下する不都合を阻止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、移動規制機構は、開閉体側へ引き出し可能であるとともに先端部を開閉体へ当接可能な当接ロッドと、該当接ロッドに連動して第1アームを操作する規制操作部と、を備え、該規制操作部の一部を前記第1アームの係合受部に係合可能とし、当接ロッドの先端部には、開閉体へ吸着可能な吸着部を設け、開閉体を開くと、当接ロッドが吸着部を開閉体へ吸着した状態で引き出され、この引き出し動作に連動して規制操作部が第1アームおよび第2アームの移動を許容し、付勢部材の付勢力により枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口へ突出して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを規制し、開閉体を閉じると、当接ロッドが前面枠側へ押圧され、この押圧動作に連動して規制操作部が第1アームおよび第2アームを操作して枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口から引き抜き、この引き抜き状態で第1アームおよび第2アームの移動を規制して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを許容するように構成したので、開閉体が前面枠に対して予め設定された取付位置から上下方向あるいは左右方向にずれて取り付けられていたとしても、開閉体を開閉したにも拘らず当接ロッドが移動しないという不具合を阻止することができる。これにより、枠側ストッパーおよび開閉側ストッパーの出没動作、ひいては枠側球流下路および開閉側球流下路からの遊技球の流出の規制動作あるいは許容動作を支障なく行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、開閉体のうち当接ロッドの吸着部に対向する箇所に被吸着部材を配置し、該被吸着部材を開閉側付勢部材により吸着部側へ付勢するので、開閉体が前面枠に対して予め設定された取付位置から前後方向にずれて取り付けられていたとしても、被吸着部材が予め設定された位置よりも前方に配置されて開閉体が当接ロッドを押圧しないという不具合、さらには、被吸着部材が予め設定された位置よりも後方に配置されて当接ロッドに突っ掛かって開閉体が十分に閉じられないという不具合を阻止することができる。したがって、開閉体を閉じたにも拘らず各ストッパーが各球流下路の開口から引き抜かれないという不具合を抑えることができ、開閉体の閉状態時に遊技球を枠側球流下路から開閉側球流下路へ支障なく流下させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、吸着部を開閉体側へ向けて揺動可能とするとともに、吸着側付勢部材により開閉体側へ付勢するので、開閉体が前面枠に対して予め設定された取付位置から前後方向にずれて取り付けられていたとしても、吸着部が開閉体に吸着しないという不具合を阻止することができる。したがって、開閉体を閉じたにも拘らず各ストッパーが各球流下路の開口から引き抜かれないという不具合を抑えることができ、開閉体の閉状態時に遊技球を枠側球流下路から開閉側球流下路へ支障なく流下させることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図2は前面側を開放したパチンコ遊技機の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、図1および図2に示すように、機枠(外枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる前面枠本体4の上部には矩形状の遊技盤5を収納可能とし、該遊技盤5の表面(前面)に遊技領域6を区画形成し、遊技盤5の下方には変動表示ユニット7を着脱可能な状態で配置している。また、前面枠本体4の前面側には、一側(図1中、左側)が軸着された透明部材保持枠11(本発明における開閉体に相当)を前後方向へ開閉(回動)可能に設け、該透明部材保持枠11に透視可能な透明部材12を保持し、透明部材保持枠11の下部には、遊技球を貯留可能な球貯留ユニット13を備えている。そして、透明部材保持枠11を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠11に覆われるとともに、透明部材12が遊技領域6の前方に配置され、透明部材12を通して遊技領域6と変動表示ユニット7とを上下に並んだ状態で前方から視認できるように構成されている。さらに、前面枠本体4のうち閉状態の透明部材保持枠11の下部に隣接する箇所には棚部15を前面枠本体4の下部から前方へ突出して前後方向に厚肉な状態で配置している。そして、棚部15の前面の一側(図1中、左側)には、遊技者が遊技中に操作可能な遊技演出用ボタン16を備え、他側(図1中、右側)には、遊技者が遊技球を発射するために操作する発射操作ユニット(発射操作ハンドル)17を備えている。
前面枠本体4は、大きな矩形状の開口を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、開口に遊技盤5と変動表示ユニット7とを上下に並べて収納し、遊技盤5の前方には、透明なガラス板で形成された略蒲鉾形状の遊技盤カバー20を配置し、ヒンジ機構(図示せず)を介して遊技盤カバー20の下縁部を前面枠本体4の一部、具体的には遊技盤5の下部が載置される箇所の前縁部に軸着し、下方へ回動して倒伏姿勢にすると、遊技盤5(遊技領域6)の前方を開放できるように構成されている。また、図2に示すように、変動表示ユニット7と棚部15との間には、変動表示ユニット7が載置される表示ユニット載置部21を棚部15よりも後方の位置に配置し、棚部15の上方、且つ表示ユニット載置部21の前方に球貯留ユニットを配置可能としている。そして、前面枠本体4のうち球貯留ユニット13の後方に位置する箇所の一側寄り(図2中、右寄り)には、球排出装置(図示せず)から排出された遊技球を流下可能な枠側球流下路25を備えている。さらに、該枠側球流下路25の下流開口25aを変動表示ユニット7と表示ユニット載置部21との間から前方へ臨ませ、透明部材保持枠11を閉じると枠側球流下路25と球貯留ユニット13とが前後に並んで連通し、遊技球を枠側球流下路25から球貯留ユニット13へ供給できるように構成されている。なお、枠側球流下路25については、後で詳細に説明する。
また、前面枠本体4のうち球貯留ユニット13の後方に位置する箇所の他側寄り(図2中、左寄り)には、遊技球が1個ずつ通過可能な球送り流路27を設け、該球送り流路27の後方には、球貯留ユニット13に貯留された遊技球を遊技領域6へ向けて発射可能な発射装置28を配置している。そして、球貯留ユニット13から流下してきた遊技球が球送り流路27を通過して発射装置28へ到達するように構成されている。
球貯留ユニット13は、前方へ膨出した球貯留皿31を備え、該球貯留皿31の内部を下方へ凹ませて球貯留空間部33を形成し、該球貯留空間部33の後部には短尺な開閉側球流下路(排出連通口)35を開設し、透明部材保持枠11を閉じると、枠側球流下路25の下流開口25aと開閉側球流下路35の上流開口35aとが前後に重なる状態で連通して、遊技球を枠側球流下路25から開閉側球流下路35へ流下可能としている(図3参照)。さらに、球貯留皿31の後側には、球貯留空間部33から下り傾斜した球整列路(図示せず)を設け、該球整列路の下流端には、透明部材保持枠11の裏面側へ向けて下り傾斜する球導出路36を連通している。そして、透明部材保持枠11を閉じると、球導出路36と球送り流路27とを前後に重ねる状態で連通し、球導出路36および球送り流路27を介して、球貯留皿31内の遊技球を発射装置28へ供給することができるように構成されている。なお、開閉側球流下路35の周辺の構成については、後で詳細に説明する。
次に、枠側球流下路25について説明する。
枠側球流下路25の底部には、図4(a)に示すように、枠側球流下路25の幅方向に並んだ複数(本実施形態では4本)の球支持突条部45を前後方向、言い換えると枠側球流下路25の延設方向に沿って延設し、隣り合う球支持突条部45の間隔を遊技球の直径よりも狭い寸法に設定している。また、球支持突条部45の細長い短冊状の上面を前方、言い換えると枠側球流下路25の下流開口25a側へ向けて下り傾斜させて遊技球が転動可能な球転動部46とし、透明部材保持枠11を閉じた状態で球転動部46の傾斜下端と球貯留ユニット13の開閉側球流下路35とが近接し、球貯留空間部33の底部が球転動部46よりも僅かに低い位置で球転動部46の前方に配置されるように構成されている(図3(a)参照)。さらに、隣り合う球転動部46の傾斜下端の間を上下方向へ貫通させて出没空間部48を形成している。
また、枠側球流下路25の下方には枠側流出規制機構50を下流開口25aに臨ませて設けている。枠側流出規制機構50は、図4(a)および(b)に示すように、下流開口25aに出没可能な枠側ストッパー52と、該枠側ストッパー52の出没動作を行う出没変換部53とを備え、枠側ストッパー52を出没変換部53の前方に配置している。そして、枠側ストッパー52のうち後述する枠側出没片(流出規制部材)55を下流開口25aへ突出して遊技球が枠側球流下路25から流出(流下)することを規制する流出規制状態(図3(b)参照)と、枠側出没片55を下流開口25aから引き抜いて遊技球が枠側球流下路25から流出(流下)することを許容する流出許容状態(図3(a)参照)とに変換できるように構成されている。
枠側ストッパー52は、横向き平板状のストッパーベース56を備え、該ストッパーベース56の前後方向の一端(前端)には、縦長な櫛歯状の枠側出没片55を下流開口25aの幅方向に沿って複数本(本実施形態では3本)並べて設けるとともに、ストッパーベース56の上方へ向けて延設している。また、枠側出没片55の幅(左右幅)を出没空間部48よりも狭く設定するとともに、隣り合う枠側出没片55の間隔を遊技球よりも狭く、且つ球支持突条部45の幅よりも広く設定し、流出規制状態では枠側出没片55を出没空間部48に通して下流開口25aへ突出し、流出許容状態では枠側出没片55を下流開口25aおよび出没空間部48から引き抜いて球転動部46よりも下方へ位置するように構成されている。さらに、枠側出没片55の上端部を尖らせて球列間挿入部58を形成し、該球列間挿入部58から枠側出没片55を下流開口25aへ挿入できるように構成されている。そして、ストッパーベース56の前後方向の他端(後端)には、出没変換部53へ接続するための規制接続部59を下方へ向けて延設し、該規制接続部59を出没変換部53の内部に配置している。なお、規制接続部59と枠側出没片55とを接続するストッパーベース56は、出没変換部53の内部から外部へ延設する状態で配置されている。
出没変換部53は、図4(b)および図5に示すように、前側が蓋61aで閉成された収容ケース61を備え、該収容ケース61の内部に、枠側ストッパー52(枠側出没片55)を接続した状態で移動(回動)可能な2本の移動アーム63(上側の第1アーム63aおよび下側の第2アーム63b)と、該移動アーム63の移動(回動)を規制したり許容したりする移動規制機構64とを収容して構成されている。第1アーム63aおよび第2アーム63bは、互いに平行な姿勢であり、且つ枠側球流下路25の下流開口25a側から開閉側球流下路35の上流開口35a側へ向かう遊技球の流下方向とは直交する方向に沿って延在する横向き状態(すなわち、図5に示すように、遊技球の流下方向に対して横向きであって、上下に平行にずれた状態)で配置されており、一端(図5(a)中、右端)を収容ケース61内に軸着して上下方向へ回動可能とし、他端を規制接続部59へ軸着して、枠側ストッパー52がガタつくことなくスムーズに上下動できるように構成されている。また、上側の第1アーム63aの中間部(第1アーム63aの軸着した一端と他端の間)にはコイルばね等の付勢部材66の一端を係止し、該付勢部材66の他端を収容ケース61のうち第1アーム63aよりも上方の位置に係止して、付勢部材66の付勢力により第1アーム63aとともに規制接続部59、ストッパーベース56、枠側ストッパー52を引き上げる方向、すなわち枠側ストッパー52の枠側出没片55が下流開口25aへ突出する方向へ常時付勢している。そして、第1アーム63aのうち収容ケース61に軸着した軸着部を挟んで枠側ストッパー52とは反対側には係合受部68を設け、該係合受部68の上下両縁部を移動規制機構64側へ突出し、この上下両縁部の間を枠側ストッパー52側へ凹ませて移動規制機構64の一部を係合可能としている。
移動規制機構64は、上下方向へ移動可能な係合ロッド70(本発明における規制操作部に相当)と、先端部を透明部材保持枠11に当接可能であり、前後方向へ移動可能、言い換えると透明部材保持枠11側へ引き出し可能な当接ロッド71と、L字状に屈曲し、係合ロッド70と当接ロッド71とを連結する連結部材72とを備えて構成されている。また、係合ロッド70には係合突起73を第1アーム63a側(図5(a)中、左側)へ向けて突設し、該係合突起73を第1アーム63aの係合受部68へ係合し、係合ロッド70を移動すると、係合突起73および係合受部68を介して第1アーム63aを操作できるように構成されている。そして、当接ロッド71の先端部(前端部)に当接ヘッド71a(本発明における吸着部に相当)を備え、当接ロッド71を前後方向へ移動して当接ヘッド71aを蓋61aに開設された出没開口61bから出没可能としている。さらに、連結部材72の屈曲部を収容ケース61の側部に軸着して連結部材72を上下方向へ回動自在とし、屈曲部から上方へ伸びた腕の先端部を当接ロッド71の後端部へ軸着するとともに、屈曲部から前方へ伸びた腕の先端部を係合ロッド70の上端部に軸着している(図5(b),(d),(f)参照)。したがって、係合ロッド70は、当接ロッド71に連動して係合突起73および係合受部68を上下動させて第1アーム63aを操作するように構成されている。なお、当接ヘッド71aの内部には永久磁石等の吸着部材71bを収納し、透明部材保持枠11の裏面のうち当接ヘッド71aに対向する箇所に鉄製プレート等を配置して被吸着領域(図示せず)を設定し、該被吸着領域に当接ヘッド71aを吸着できるように構成されている。
次に、開閉側球流下路35の周辺の構成、特に開閉側球流下路35の上流開口35aの周辺の構成について説明する。
開閉側球流下路35の下方には、図6に示すように、開閉側流出規制機構77を上流開口35aに臨ませて設けている。開閉側流出規制機構77は、上流開口35aへ出没可能な開閉側ストッパー78と、該開閉側ストッパー78を挟んで開閉側球流下路35とは反対側に配置され、該開閉側ストッパー78を出没方向(上下方向)へガイドする開閉側ガイド部79とを備えて構成されている。そして、開閉側ストッパー78のうち後述する開閉側出没片(流出規制部材)80を上流開口35a、詳しくは上流開口35aのうち透明部材保持枠11の裏寄りの位置へ突出して遊技球が開閉側球流下路35から流出することを規制する流出規制状態(図6(a)参照)と、開閉側出没片80を上流開口35aから引き抜いて遊技球が開閉側球流下路35から流出することを許容する流出許容状態(図6(b)参照)とに変換できるように構成されている。
開閉側ストッパー78は、図7および図8に示すように、起立平板状のスライドベース83を備え、該スライドベース83の上端には、縦長な櫛歯状の開閉側出没片80を上流開口35aの幅方向に沿って複数本(本実施形態では3本)並べて設けるとともに、スライドベース83の上方へ向けて延設している。また、開閉側出没片80の幅(左右幅)を出没空間部48よりも狭く設定するとともに、隣り合う開閉側出没片80の間隔を遊技球よりも狭く、且つ球支持突条部45の幅よりも広く設定し、透明部材保持枠11を閉じた状態で枠側ストッパー52へ前方から重合するように構成されている。そして、流出規制状態では開閉側出没片80を上流開口35aへ突出し、流出許容状態では開閉側出没片80を上流開口35aから引き抜いて上流開口35aの下縁部および球転動部46よりも下方へ位置するように構成されている。さらに、開閉側出没片80の上端部を尖らせて球列間挿入部84を形成し、該球列間挿入部84から開閉側出没片80を上流開口35aへ挿入可能としている。
また、スライドベース83の両側部には縦向きのガイド片85を備え、スライドベース83の下部には、薄肉円板形状の第1磁性体(永久磁石)86を止着し、該第1磁性体86のうち開閉側ガイド部79側に位置する円形面(ガイド部対向面)86aが外方へ露出した状態、且つガイド部対向面86aがスライドベース83の表面と同一平面上に位置する状態に設定している(図7(b)および図8参照)。さらに、スライドベース83の上部のうち開閉側ガイド部79に対向し得る部分にはストッパー係合部87をスライドベース83を挟んで開閉側球流下路35とは反対側、言い換えると透明部材保持枠11を閉じた状態で枠側ストッパー52が位置する方向へ向けて延設している。なお、ストッパー係合部87は、2本のロッドを上下に離間して構成されており、上下のロッドの間にストッパーベース56の前端部を遊嵌して枠側ストッパー52と開閉側ストッパー78とを係合可能としている。
開閉側ガイド部79は、図7および図8に示すように、両側部(左右両側部)に縦長なガイド溝89を形成し、該ガイド溝89にガイド片85を摺動可能な状態で遊嵌して、スライドベース83とともに開閉側ストッパー78を上下方向へ案内できるように構成されている。また、開閉側ガイド部79の上部には矩形状の切欠部90を形成し、開閉側ストッパー78の上下移動時には切欠部90内にストッパー係合部87を移動可能とし、流出許容状態においては、切欠部90の下縁部にストッパー係合部87の基端部を係止して、開閉側ガイド部79から開閉側ストッパー78が下方へ脱落することを阻止している(図8(a)参照)。さらに、切欠部90の下縁部の近傍には、厚肉円形状の第2磁性体(永久磁石)92をスライドベース83から開閉側ストッパー78側へ突出した状態、且つ開閉側ストッパー78との間に僅かな隙間を形成する状態で止着し(図7(a)および図8(a)参照)、第2磁性体92のうち開閉側ストッパー78に対向し得るストッパー対向面92aの磁極を、第1磁性体86のガイド部対向面86aと同じ磁極に設定している。
そして、開閉側流出規制機構77は、流出許容状態(開閉側ストッパー78を下げた状態)では第1磁性体86を第2磁性体92よりも下方、具体的には、第1磁性体86を開閉側ガイド部79の下部と同じ高さの位置に配置し(図8(a)参照)、流出規制状態(開閉側ストッパー78を上げた状態)では第1磁性体86を第2磁性体92よりも上方へずれた位置に配置し、第2磁性体92の下端が第1磁性体86の上端と同じ高さに位置するように設定されている(図8(b)参照)。
このような構成の枠側流出規制機構50および開閉側流出規制機構77を備えて、透明部材保持枠11を前面枠3に対して閉じると、図3(a)に示すように、球転動部46と球貯留ユニット13の開閉側球流下路35とが近接または当接して球貯留空間部33の底部が球転動部46よりも僅かに低い位置で球転動部46の前方に配置される。また、ストッパー係合部87がストッパーベース56の前端部を挟み込んで枠側ストッパー52と開閉側ストッパー78とを連動可能な状態に係合する。さらに、透明部材保持枠11が移動規制機構64の出没変換部53の当接ヘッド71a(当接ロッド71)を後方の前面枠3側へ押圧し、透明部材保持枠11の被吸着領域に当接ヘッド71aを吸着した状態となる。すると、出没変換部53は、図5(c)および(d)に示すように、当接ヘッド71aを後方(図5(d)中、矢印Aで示す方向)へ移動するとともに連結部材72を上方(図5(d)中、矢印Bで示す方向)へ回動して、係合ロッド70を上方(図5(c),(d)中、矢印Cで示す方向)へ移動する。さらに、上昇した係合ロッド70の係合突起73により係合受部68(詳しくは係合受部68の上縁部)を押し上げて、第1アーム63aを付勢部材66の付勢力に抗して下方(図5(c)中、矢印Dで示す方向)へ回動する。すると、第1アーム63aの先端に接続された枠側ストッパー52を下方へ移動し、枠側出没片55を枠側球流下路25の下流開口25aから出没空間部48を通して下方へ引き抜く(図3(a)参照)。すなわち、当接ロッド71を押圧する動作に連動して係合ロッド70が係合突起73を介して移動アーム63を操作して枠側出没片55を下流開口25aから引き抜く。この結果、枠側流出規制機構50は、流出許容状態へ変換し、遊技球が枠側球流下路25の下流開口25aから流出すること、ひいては球貯留空間部33へ流下することを許容する。
そして、枠側ストッパー52が下方へ移動すると、ストッパーベース56が、開閉側ストッパー78を上方へ押し上げようとする力、具体的には、第1磁性体86のガイド部対向面86aと、該ガイド部対向面86aよりも下方に位置する第2磁性体92のストッパー対向面92aと間に発生する磁力(反発力)に抗してストッパー係合部87を押し下げて、開閉側ストッパー78をガイド溝89(開閉側ガイド部79)に沿って下方へ移動する。引き続き、ストッパーベース56がストッパー係合部87を押し下げて、第1磁性体86を第2磁性体92よりも下方へ移動すると、第1磁性体86と第2磁性体92との間に発生する反発力が開閉側ストッパー78を下方へ移動する向きに作用する。したがって、開閉側ストッパー78は、ストッパーベース56の押し下げ力に加えて、第1磁性体86と第2磁性体92との間の磁力により移動し、開閉側出没片80を開閉側球流下路35の上流開口35aから下方へ引き抜く(図3(a)参照)。この結果、開閉側流出規制機構77は、流出許容状態へ迅速に変換し、枠側球流下路25から流下してきた遊技球が開閉側球流下路35の上流開口35aへ流入することを許容する。
また、透明部材保持枠11を十分に閉じることで第1アーム63aをさらに下方へ回動すると、この回動により枠側ストッパー52が下死点に到達するとともに、係合突起73が係合受部68の上縁部を押し退けて上縁部の側部に当接する(図5(e),(f)参照)。すると、移動規制機構64(具体的には係合ロッド70の係合突起73)が第1アーム63aを下がった状態でロックして枠側ストッパー52(枠側出没片55)の引き抜き状態を維持し、付勢部材66の付勢力により第1アーム63aが上方へ移動すること、ひいては枠側ストッパー52と、該枠側ストッパー52に係合する開閉側ストッパー78とが上昇することを規制する。したがって、枠側流出規制機構50が流出許容状態に維持されるとともに、開閉側流出規制機構77が流出許容状態に維持される。
一方、透明部材保持枠11を前面枠3に対して開くと、図3(b)に示すように、球転動部46と球貯留ユニット13の開閉側球流下路35とが離れる。そして、球転動部46と開閉側球流下路35とが離れた直後、言い換えると、この離間距離が遊技球の直径よりも広くなる前に、当接ロッド71が当接ヘッド71aを透明部材保持枠11の被吸着領域へ吸着した状態で収容ケース61から引き出されて透明部材保持枠11とともに前方へ移動する。すると、出没変換部53は、当接ロッド71の引き出し動作に連動して係合ロッド70を移動して、第1アーム63aの移動を許容する。具体的には、当接ヘッド71aを前方(図5(d)中、矢印Eで示す方向)へ移動するとともに連結部材72を下方(図5(d)中、矢印Fで示す方向)へ回動して係合ロッド70を下方(図5(c),(d)中、矢印Gで示す方向)へ移動する。そして、下降した係合ロッド70の係合突起73を係合受部68の上縁部から下方へ外して第1アーム63aの回動規制を解除する(図5(c),(d)参照)。第1アーム63aの回動規制が解除されると、第1アーム63aが付勢部材66の付勢力により上方(図5(c)中、矢印Hで示す方向)へ迅速に回動し、この回動に伴って枠側ストッパー52を上昇させ、出没空間部48を通して枠側出没片55を下流開口25aへ突出する(図3(b)および図5(a),(b)参照)。この結果、枠側流出規制機構50は、流出規制状態へ変換し、球転動部46と開閉側球流下路35との間隔が遊技球の直径よりも広くなる前に(すなわち透明部材保持枠11と前面枠3との間から遊技球が落下可能となる前に)遊技球が枠側球流下路25から球貯留空間部33へ向けて流下することを規制する。
このようにして、枠側流出規制機構50を備えたパチンコ遊技機1では、透明部材保持枠11の開閉操作とは別個の操作を行わずに球貯留空間部33への遊技球の流下を規制したり許容したりすることができる。したがって、透明部材保持枠11の開閉操作が必要なパチンコ遊技機1のメンテナンス作業を効率よく行うことができる。また、吸着部として機能する当接ヘッド71aを吸着して透明部材保持枠11と枠側流出規制機構50と係合するので、透明部材保持枠11が前面枠3に対して予め設定された取付位置から上下方向あるいは左右方向にずれて取り付けられていたとしても、透明部材保持枠11を開閉したにも拘らず当接ロッド71が移動しないという不具合を阻止することができる。これにより、枠側ストッパー52(枠側出没片55)の出没動作、ひいては枠側球流下路25からの遊技球の流下の規制動作あるいは許容動作を支障なく行うことができる。
そして、枠側ストッパー52が上方へ移動すると、ストッパーベース56がストッパー係合部87を押し上げて、開閉側ストッパー78をガイド溝89(開閉側ガイド部79)に沿って上方へ移動する。さらに、第1磁性体86が第2磁性体92の近傍に近づいた時には、開閉側ストッパー78を下方へ押し上げようとする力、具体的には、第1磁性体86のガイド部対向面86aと、該ガイド部対向面86aよりも下方に位置する第2磁性体92のストッパー対向面92aと間に発生する磁力(反発力)に抗してストッパー係合部87を押し上げて、開閉側ストッパー78をガイド溝89(開閉側ガイド部79)に沿って上方へ移動する。引き続き、ストッパーベース56がストッパー係合部87を押し上げて、第1磁性体86を第2磁性体92よりも上方へ移動すると、開閉側ストッパー78は、開閉側出没片80を開閉側球流下路35の上流開口35aへ突出する(図3(b)参照)。この結果、開閉側流出規制機構77は、流出規制状態へ変換し、遊技球が上流開口35aから流出することを規制する。
さらに、透明部材保持枠11を開くと、透明部材保持枠11を前方へ引く力が当接ヘッド71aの吸着力よりも大きくなり、当接ヘッド71aが透明部材保持枠11から離れる。また、ストッパー係合部87がストッパーベース56から前方へ外れて、枠側ストッパー52と開閉側ストッパー78との係合状態が解除される。したがって、透明部材保持枠11を大きく開いて前面枠3の前面を開放することができる。このとき、透明部材保持枠11の開閉側流出規制機構77においては、第1磁性体86が第2磁性体92よりも上方に位置し、第1磁性体86と第2磁性体92との間に発生する磁力、具体的には、同じ磁極に設定されたストッパー対向面92aとガイド部対向面86aとの間に発生する反発力により、第1磁性体86が下がって第2磁性体92へ近づくことを阻止される。これにより、開閉側ストッパー78が自重で下方へ移動することを阻止し、開閉側出没片80を開閉側球流下路35の上流開口35aへ突出した突出状態、すなわち、開閉側流出規制機構77の流出規制状態を維持する。したがって、透明部材保持枠11を開いた状態で開閉側ストッパー78が不用意に開閉側球流下路35の上流開口35aから引き抜かれる不都合、ひいては開閉側球流下路35の上流開口35aから遊技球が落下する不都合を阻止することができる。
なお、透明部材保持枠11は、図9に示すように、当接ヘッド71aに対向する箇所に後面(前面枠本体4側の面)が被吸着領域となる被吸着部材96を配置し、該被吸着部材96と当該透明部材保持枠11との間にコイルばね等の開閉側付勢部材97を備え、被吸着部材96を開閉側付勢部材97により後方の当接ヘッド71a側へ付勢してもよい。このようにすれば、透明部材保持枠11が前面枠3に対して予め設定された取付位置から前後方向にずれて取り付けられていたり、あるいは枠側流出規制機構50と閉状態の透明部材保持枠11との距離が予め設定された距離よりも広く開いて配置されたりしたとしても、被吸着部材96が予め設定された位置よりも前方に配置されて透明部材保持枠11が当接ロッド71を押圧しないという不具合、さらには、被吸着部材96が予め設定された位置よりも後方に配置されて当接ロッド71に突っ掛かって、透明部材保持枠11が十分に閉じられないという不具合を阻止することができる。したがって、透明部材保持枠11を閉じたにも拘らず枠側ストッパー52が枠側球流下路25の下流開口25aから引き抜かれないという不具合を抑えることができ、透明部材保持枠11の閉状態時に遊技球を枠側球流下路25から球貯留空間部33へ支障なく流下させることができる。
また、枠側流出規制機構50は、当接ロッド71に当接ヘッド71aを透明部材保持枠11側へ向けて揺動可能な状態で備えるとともに、吸着側付勢部材99により透明部材保持枠11側へ付勢してもよい。例えば、図10に示す移動規制機構64においては、当接ヘッド71aの内部にヘッド軸部100を当接ロッド71の延設方向とは直交する方向へ延設し、当接ロッド71の前端(透明部材保持枠11側の端部)には軸受部101を設け、該軸受部101にヘッド軸部100を遊嵌して当接ロッド71を前後方向へ揺動できるように構成されている。さらに、当接ロッド71のうち当接ヘッド71a寄り(前寄り)の箇所を連結部材72寄り(後寄り)の箇所よりも細く形成して段差部102を形成し、該段差部102に吸着側付勢部材99の一端を係止するとともに、当接ヘッド71aの後端に吸着側付勢部材99の他端を係止している。
このような構成を備えて、吸着側付勢部材99の付勢力により当接ヘッド71aを常時透明部材保持枠11側へ付勢すれば、透明部材保持枠11が前面枠3に対して予め設定された取付位置から前後方向にずれて取り付けられていたとしても、当接ヘッド71aが透明部材保持枠11に吸着しないという不具合を阻止することができる。したがって、透明部材保持枠11を閉じたにも拘らず枠側ストッパー52(枠側出没片55)が枠側球流下路25の下流開口25aから引き抜かれないという不具合を抑えることができ、透明部材保持枠11の閉状態時に遊技球を枠側球流下路25から球貯留空間部33へ支障なく流下させることができる。また、当接ヘッド71aに透明部材保持枠11を衝突させたとしても、この衝突時の衝撃を吸着側付勢部材99により吸収することができる。これにより、透明部材保持枠11から受ける衝撃で移動規制機構64が損傷する不都合をなくすことができる。
ところで、上記実施形態では、移動アーム63を収容ケース61内に軸着して回動するように構成したが、本発明はこれに限定されない。要は、移動アーム63の移動により枠側ストッパー52を移動できればどのような構成であってもよく、例えば、移動アーム63をスライドして枠側ストッパー52を枠側球流下路25の下流開口25aに出没できるようにしてもよい。また、係合ロッド(規制操作部)70は、上下動して移動アーム63を操作するように構成されたが、本発明はこれに限定されず、移動アーム63を操作して移動を規制可能であればどのような構成であってもよい。さらに、当接ヘッド71aを透明部材保持枠11へ吸着させるための構成はどのようなものでもよい。例えば、当接ヘッド71aの先端に吸盤あるいは粘着部材を設けて当接ヘッド71aを透明部材保持枠11へ吸着できるように構成してもよい。
ところで、上記実施形態では、第1磁性体86のガイド部対向面86aと第2磁性体92のストッパー対向面92aとを同じ磁極に設定し、第1磁性体86と第2磁性体92の間に生じる反発力を利用して開閉側流出規制機構77の流出規制状態を維持可能としたが、本発明はこれに限定されない。要は、第1磁性体86と第2磁性体92の間に発生する磁力により流出規制状態を維持できれば、どのような設定であってもよい。例えば、第1磁性体86のガイド部対向面86aと第2磁性体92のストッパー対向面92aとを同じ磁極に設定し、流出規制状態における第1磁性体86と第2磁性体92とを同じ高さに位置するように設定すれば、第1磁性体86と第2磁性体92との間に生じる吸着力を利用して開閉側ストッパー78を開閉側出没片80が上流開口35aへ突出した突出状態に維持することができる。具体的には、第1磁性体86と第2磁性体92との間に生じる吸着力により、開閉側ストッパー78が開閉側ガイド部79側に引き寄せられて、ガイド片85がガイド溝89に押圧される。そして、この押圧力に起因してガイド片85とガイド溝89との間に摩擦力が発生して開閉側ストッパー78の自重に抗する。したがって、開閉側ストッパー78が不用意に自重により下方へ移動する不都合、ひいては開閉側球流下路35の上流開口35aから遊技球が落下する不都合を阻止することができる。
なお、流出規制状態における第1磁性体86と第2磁性体92とが接触(吸着)するように設定すれば、第1磁性体86と第2磁性体92との間の摩擦力により開閉側ストッパー78の自重に抗して流出規制状態を維持することができる。したがって、ガイド片85とガイド溝89とが押圧力により損傷すること、ひいては開閉側ストッパー78が円滑にスライドできなくなる不都合を抑制することができて好適である。
また、上記実施形態では、枠側ストッパー52の枠側出没片55および開閉側ストッパー78の開閉側出没片80をそれぞれ櫛歯状に設定したが、本発明はこれに限らず、枠側球流下路25内の遊技球の流出や開閉側球流下路35内の遊技球の流出を規制可能であれば、どのような構成であってもよい。さらに、ストッパー係合部は、開閉側ストッパー78に設けることに限定されず、開閉側ストッパー78と枠側ストッパー52とを係合できればどのような構成であってもよい。例えば、枠側ストッパー52に設けてもよい。そして、開閉側球流下路35を備えた開閉体として球貯留空間部33を備えた透明部材保持枠11を例示したが、本発明はこれに限定されない。本発明における開閉体は、前面枠3に対して開閉可能であり、且つ遊技球を流下可能な構成要素を備えていればどのようなものでもよく、例えば、遊技球を貯留(流下)可能な球貯留皿を備え、透明部材保持枠11とは別個に前面枠3へ軸着された球貯留ユニットであってもよい。
そして、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠と、該前面枠に対して開閉可能な開閉体と、該開閉体に設けられた開閉側球流下路と、前面枠側に設けられた枠側球流下路とを備え、開閉体を閉じると開閉側球流下路と枠側球流下路とが連通して、遊技球を枠側球流下路から開閉側球流下路へ流下可能となる遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の正面図である。 透明部材保持枠と遊技盤カバーとを開いたパチンコ遊技機の斜視図である。 (a)は枠側流出規制機構および開閉側流出規制機構を流出許容状態に変換した状態の断面図、(b)は枠側流出規制機構および開閉側流出規制機構を流出規制状態に変換した状態の断面図である。 (a)は枠側球流下路および枠側流出規制機構の斜視図、(b)は枠側流出規制機構の分解斜視図である。 枠側流出規制機構の状態を示す概略図であり、(a)は流出規制状態の正面図、(b)は(a)の側面図、(c)は流出規制状態と流出許容状態との中間状態の正面図、(d)は(c)の側面図、(e)は流出許容状態の正面図、(f)は(e)の側面図である。 開閉側流出機構の説明図であり、(a)は流出規制状態の斜視図、(b)は流出許容状態の斜視図である。 開閉側流出機構の分解斜視図であり、(a)は前方から見た分解斜視図、(b)は後方から見た分解斜視図である。 開閉側流出機構の断面であり、(a)は流出規制状態の断面図、(b)は流出許容状態の断面図である。 透明部材保持枠に設けられた被吸着部材および保持枠側付勢部材の説明図である。 当接ロッドに吸着側付勢部材を備えた球流下規制機構の説明図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
11 透明部材保持枠
13 球貯留ユニット
25 枠側球流下路
25a 下流開口
31 球貯留皿
35 開閉側球流下路
35a 上流開口
45 球支持突条部
46 球転動部
48 出没空間部
50 枠側流出規制機構
52 枠側ストッパー
53 出没変換部
55 枠側出没片
56 ストッパーベース
63 回動アーム
64 移動規制機構
66 付勢部材
68 係合受部
70 係合ロッド
71 当接ロッド
71a 当接ヘッド
71b 吸着部材
73 係合突起
77 開閉側流出規制機構
78 開閉側ストッパー
79 開閉側ガイド部
80 開閉側出没片
83 スライドベース
84 球列間挿入部
86 第1磁性体
86a ガイド部対向面
87 ストッパー係合部
89 ガイド溝
92 第2磁性体
92a ストッパー対向面
96 被吸着部材
97 開閉側付勢部材
99 吸着側付勢部材
100 ヘッド軸部
101 軸受部
102 段差部

Claims (4)

  1. 前面枠と、該前面枠に対して開閉可能な開閉体と、該開閉体に設けられた開閉側球流下路と、前面枠側に設けられた枠側球流下路と、を備え、開閉体を閉じると開閉側球流下路と枠側球流下路とが前後に重なる状態で連通して、遊技球を枠側球流下路から開閉側球流下路へ流下可能となる遊技機において、
    前記枠側球流下路の下流開口には枠側流出規制機構を臨ませて設け、
    前記開閉側球流下路の上流開口には開閉側流出規制機構を臨ませて設け、
    前記枠側流出規制機構は、枠側球流下路の下流開口に出没可能な枠側ストッパーと、該枠側ストッパーの出没動作を行う出没変換部と、を備え、
    該出没変換部は、
    前側が蓋で閉成された収容ケースを備え、
    前記収容ケースは、
    前記枠側ストッパーを接続した状態で移動可能な上側の第1アームおよび下側の第2アームと、
    該第1アームおよび第2アームの移動を規制したり許容したりする移動規制機構と、
    を収容して構成し、
    前記第1アームと前記第2アームとは、互いに平行な姿勢であり、且つ前記枠側球流下路の下流開口側から前記開閉側球流下路の上流開口側へ向かう遊技球の流下方向とは直交する方向に沿って延在する横向き状態で上下に配置され、
    前記第1アームは、
    一端を前記枠側ストッパーに軸着し、他端を前記収容ケース内に軸着して上下方向へ回動可能とし、該一端と他端との間の中間部に一端を当該第1アームより上方に係止した付勢部材の他端を係止し、
    前記収容ケースに軸着した軸着部を挟んで前記枠側ストッパーとは反対側には、上下両縁部を前記移動規制機構側へ突出するとともに上下両縁部の間を枠側ストッパー側へ凹ませて前記移動規制機構の一部を係合可能に構成した係合受部を設け、
    前記第2アームは、
    一端を前記枠側ストッパーに軸着し、他端を前記収容ケース内に軸着して上下方向へ回動可能とし、
    前記開閉側流出規制機構は、開閉側球流下路の上流開口に出没可能な開閉側ストッパーと、開閉側ストッパーを出没方向へガイドする開閉側ガイド部と、開閉側ストッパーに止着された第1磁性体と、開閉側ガイド部に止着された第2磁性体と、を備え、
    前記枠側ストッパーと開閉側ストッパーとをストッパー係合部により係合可能とし、
    前記開閉体を開くと、前記移動規制機構の一部と前記第1アームの係合受部との係合が外れて、前記付勢部材の付勢力により前記第1アームおよび第2アームが回動することで、前記枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口へ突出して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを規制するとともに、枠側ストッパーに係合する開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口へ突出して遊技球が開閉側球流下路の上流開口から流出することを規制し、
    前記開閉体を閉じると、前記移動規制機構の一部が前記第1アームの係合受部と係合して、前記付勢部材の付勢力に抗して前記第1アームおよび第2アームが回動することで、前記枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口から引き抜いて遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを許容するとともに、枠側ストッパーに係合する開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口から引き抜いて遊技球が開閉側球流下路の上流開口へ流入することを許容し、
    前記開閉側ストッパーを開閉側球流下路の上流開口へ突出した状態では、第1磁性体と第2磁性体とが近接し、第1磁性体と第2磁性体との間に発生する磁力により開閉側ストッパーを突出状態に維持可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記移動規制機構は、開閉体側へ引き出し可能であるとともに先端部を開閉体へ当接可能な当接ロッドと、該当接ロッドに連動して前記第1アームを操作する規制操作部と、を備え、
    該規制操作部の一部を前記第1アームの係合受部に係合可能とし、
    前記当接ロッドの先端部には、開閉体へ吸着可能な吸着部を設け、
    前記開閉体を開くと、当接ロッドが吸着部を開閉体へ吸着した状態で引き出され、この引き出し動作に連動して規制操作部が前記第1アームおよび第2アームの移動を許容し、付勢部材の付勢力により枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口へ突出して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを規制し、
    前記開閉体を閉じると、当接ロッドが前面枠側へ押圧され、この押圧動作に連動して規制操作部が前記第1アームおよび第2アームを操作して枠側ストッパーを枠側球流下路の下流開口から引き抜き、この引き抜き状態で前記第1アームおよび第2アームの移動を規制して遊技球が枠側球流下路の下流開口から流出することを許容するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記開閉体のうち当接ロッドの吸着部に対向する箇所に被吸着部材を配置し、
    該被吸着部材を開閉側付勢部材により吸着部側へ付勢することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記吸着部を開閉体側へ向けて揺動可能とするとともに、吸着側付勢部材により開閉体側へ付勢することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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