JP5017504B1 - シャフト式クロスフローファン及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音波溶着工程を不要としながらも、高精度・高剛性・高静粛性・低コスト・バランス調整容易に優れたクロスフローファン及びその製造方法の技術提供を図る。
【解決手段】中心壁に軸受部及び固定部を有する樹脂製のクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンを射出成形する第一工程と、所望するファンの長さに対応する連設シャフトを加工する第二工程と、第一工程により成形されたダブルファンの軸受部に第二工程で加工された連設シャフトを貫通させる第三工程と、該連設シャフトと前記固定部を係止具により固定する第四工程と、前記第三工程と第四工程を繰り返して所望するファン長にする第五工程と、必要に応じてバランス調整を行う第六工程とから構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調用の貫流送風機であるクロスフローファンに関し、より詳しくは、連通するシャフトを用いることで、超音波溶着工程を不要としながらも、たわみが少なく静粛性に優れたシャフト式クロスフローファン及びその製造方法に関する。
日本では、1950年代から国産の「ルームクーラー」が市場に出回り始め、「ルームエアコン」と名称が変わった60年代中頃からは一般家庭にも普及し、オゾン層破壊というフロンの生産規制などの環境問題等を経ながらも、2000年以降では国内普及率(内閣府調査・二人以上の世帯)が常に80%強となるほどの普及率である。係る普及率の増加は日本国のみならず、世界的にみても同様の傾向といえる。このように家庭用電気製品の中でも一般的となったルームエアコン(以下、単に「エアコン」という)であるが、エアコンに要求される風の吹き出しには種々の条件が要求されるものである。例えば、エアコンが吹き出す風はできるだけ横方向に幅を広く吹き出せることが望ましく、しかも、風量や圧力も十分に確保しなければならない。さらに、静粛性が高く、吹き出される風はプロペラファンのように渦巻き状とならないエアーカーテンとも言うべき層流の滑らかな風であることが望まれる。そして、これらの諸条件を満たすために最も適したファン構造がクロスフローファンである。
エアコンにおいて、できるだけ横方向に幅を広く吹き出せるようにするためには、軸方向のファンの長さ(以下、「ファン長」という)を大きくする必要がある。しかし、ファン長の大きなクロスフローファンを製造するに際しては、従来の製造工程及びその製造方法にて製造されたクロスフローファンには種々の問題点が残されている。
コンパクトなシロッコファンや、ターボファンであれば、射出成形による一体成形が可能である。しかし、ファン長の大きなクロスフローファンを通常の方法で射出成形しようとすると、軸方向中央付近に密度の低い領域や所謂ニュートラルゾーンが発生し、その部分での機械的強度の低下や、全体としての撓みや歪が生じやすいという問題がある。また、重量バランスの低下などからバランス調整が必要となり、製品の信頼性が損なわれるという問題も発生する。
そのような問題点に鑑みて、現在では、分割した多翼羽根車を超音波溶着等の溶着によりつなぎ合わせ、該溶着により連設された複数の多翼羽根車の両端に軸を備えた多翼羽根車又は側部を溶着して全体のバランス取りをして完成させるという工程の製造方法が採用されている。
係る製造方法によれば、前記のような射出成形による一体成形での諸問題は概ね解決することができる。しかしながら、現状の製造方法では高価な超音波溶着装置及び超音波溶着用ホーン(共鳴体) やブースターが必要であるため大きな設備投資が必要となり、また、超音波溶着前の表面処理(コロナ放電等)も必要となるなどコストがかかるという問題がある。さらに、両端に取り付けられる軸付きの多翼羽根車と、そのあいだに連設される多翼羽根車とは構造が異なるため、ファン部全体を製造するためには成形用の型が複数必要となることもコストが大きくなる要因の一つである。またさらに、分割した多翼羽根車を何度も溶着工程を繰り返す作業は煩雑であり、作業効率が悪く、更には溶着時の温度上昇と応力が加わるため全体にひずみも生じ易い。そしてまた、一度溶着してしまうと、分割した多翼羽根車毎の位置を変更することができないため、全体の組み立て後にバランス取りが必要となる場合にはウエイトの貼り付け等によらなければならない。さらにまた、連設されたファン部の両端に位置する多翼羽根車に取り付けられた軸の芯出しや、連設される多翼羽根車全体の撓みや歪を生じさせないようにするために治具を使用する場合もある。さらには、多翼羽根車の端面部を溶着により繋ぎ合せていくだけでは全体の剛性が低く、特にファンの起動時に中心付近が上下に撓み振れを起こしてしまい、スムースな回転が得られないという問題もある。
このような現状に鑑み、近年では種々の技術が提案されるようになった。例えば、撓みや歪を防ぐ技術として、「繊維円板状の円形板の一側に複数の羽根を環状に立設したファンブロックを順次積み重ねるように超音波溶着にて接合し、所定の長さのクロスフローファンを製造するとき、ファンブロックの円周方向に複数に分割された挟持治具により挟持することにより、ファンブロック同士の同軸度を確保するようにした製造方法」がある(特許文献1参照)。しかし、係る技術では超音波溶着設備が必要であり、また、ファン長に応じた押さえ込み部材まで必要となるため、コスト削減よりもむしろコスト高となる。
また、ファンのボス組立部と翼部、翼部と翼部、或いは翼部と側板との各々の接合部を、機械的に固定させて一体化したこと、又は前記ファンの接合部におねじ部とめねじ部を設け、ファンの回転方向に対して逆方向に、ねじ式に回転させて挿入固定し一体化したことを特徴とする技術も提案されている(特許文献2参照)。係る技術によれば、溶剤や溶着設備を不要にできるという点で優れるが、軸受と連結する側板が必要であり、また、ネジ式固定のため任意位置で固定ができないため、バランス調整機能が劣る。さらに軸の芯出し精度に関しては従来技術と同様である。
また、「アクリロニトリルとスチレンを含む共重合樹脂にガラスファイバーを20〜40重量%混入させた合成樹脂材を用いたファンに於いて、ファンモーターの軸部と連結するファン側部のボス組立部にアクリロニトリル・スチレン系樹脂にカーボンファイバーを混入したことを特徴とする空気調和機用の送風ファン。」(特許文献3参照)がある。係る技術は、耐熱クリープ性が要求される、全長630mm以上のファン長尺のファンにおいて、ボス組立部に高剛性で低密度の剛性樹脂を用いることによって、変形が少なくなる効果を狙ったものである。しかし、連設して超音波溶着するものであるため、製造工程が従来同様であり、また、ファンの両端ボス部には異なる樹脂素材を用いるため、複数の樹脂原料を用意し、型も複数必要であるため、コストがかかる。さらにアニール処理には長時間の加熱処理工程が必要なため、完成までの時間がかかる。
また、羽根の途中に連結用の部材などが一切存在しないクロスフローファンとして、放射状に配置された多数の開口から加熱溶融状態の合成樹脂を押し出すと共に、その周囲から加熱溶融状態の合成樹脂を回転させつつ押し出すことにより、送風機用ファンに適した構造の貫流ファンを連続してコスト低廉に、かつ所望長さのものが製造できるという製造方法技術も提案されている(特許文献4参照)。係る技術によれば、多翼羽根車を連接する必要がなくなり、溶着工程も不要でコスト面でも優れ、作業効率も高いものと考えられる。しかしながら、毎分数千回という高速で回転させるファン長の大きなクロスフローファンを押し出しにより成形した場合、精度や撓みの問題を解決できているか否かについては係る文献の記載から読み取ることは困難であると解される。さらに、両端での圧力差から、樹脂の密度差による重量バランスにも問題が残るものと思量する。
特開昭55−160198号公報 特開2004−285937号公報 特開2002−021774号公報 特開2000−097190号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、超音波溶着工程を不要としながらも、高精度・高剛性・高静粛性・低コスト・バランス調整容易に優れたクロスフローファン及びその製造方法の技術提供を図る。
本発明は、上記目的を達成するために、クロスフローファンの製造方法であって、中心壁に軸受部及び固定部を有し、該中心壁両面の円周縁部から両端に向けて対向的に複数の ブレードが配置され、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面部が形 成される樹脂製のクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンを射出成形する第一工程と、所望するファンの長さに対応して丸棒状の連設シャフトを加工する第二工程と第一工程により成形されたダブルファンの軸受部に第二工程で加工された丸棒状の連設シャフトを貫通させる第三工程と、該連設シャフトと前記固定部を、リング状に締結応力が 生ずる略円形形状の係止具により固定する第四工程と、前記第三工程と第四工程を繰り返して所望するファン長にする第五工程と、必要に応じてバランス調整を行う第六工程とから構成されることを特徴とするシャフト式クロスフローファンの製造方法である。
また、本発明は、前記シャフト式クロスフローファンの製造方法により製造されるシャフト式クロスフローファンであって、中心壁に軸受部及び固定部を有し、該中心壁両面の 円周縁部から両端に向けて対向的に複数のブレードが配置され、該ブレード先端には、該 各ブレードを固定するリング状端面部が形成される樹脂製のクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンと、所望するファンの長さに対応するように加工された丸棒状の連設シャフトと、該連設シャフトと前記固定部を固定するリング状に締結応力が生ずる略円 形形状の係止具と、から成ることを特徴とするシャフト式クロスフローファンである。
また、本発明は、前記のシャフト式クロスフローファンの製造方法により製造されるシャフト式クロスフローファンであって、軸受部及び固定部を備えた側壁を有し、該側壁端 面の円周縁部から一方向に向けて複数のブレードが配置され、該ブレード先端には、該各 ブレードを固定するリング状端面部が形成される樹脂製の右回転用シロッコファンと左回転用シロッコファンとを其々背中併せにし、該側壁を組み合わせた板状部を前記中心壁とするクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンと、所望するファンの長さに対応 するように加工された丸棒状の連設シャフトと、該連設シャフトと前記固定部を固定する リング状に締結応力が生ずる略円形形状の係止具と、から成ることを特徴とするシャフト式クロスフローファンである。
また、本発明は、前記ダブルファンの各ブレードを固定するリング状端面部において、一端に嵌合用の溝、端には嵌合用の突起、又は、両端に嵌合用の溝及び突起が形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のシャフト式クロスフローファンである。
本発明に係るシャフト式クロスフローファン及びその製造方法によれば、溶剤や超音波溶着装置等が不要であり、係る溶着工程を省略できため、製造時間の短縮及びコストダウンを図れるとともに、熱可塑性樹脂を成形した後に加熱及び応力を与えなくて済むため、寸法精度などの品質が高いクロスフローファンを提供できるという極めて優れた効果を奏する。
また、本発明に係るシャフト式クロスフローファン及びその製造方法によれば、連設シャフト及びダブルファンの採用により、高精度・高剛性・高静粛性を有するファン長の大きなクロスフローファンが得られるという優れた効果を奏する。
また、本発明に係るシャフト式クロスフローファン及びその製造方法によれば、連設シャフトが貫通しているので、ファン起動時に中心部分が上下に撓み振れるという従来の製法で製造されるクロスフローファンの問題は生じることはなく、軌道時においても安定した回転が得られるという優れた効果を奏する。
また、本発明に係るシャフト式クロスフローファン及びその製造方法によれば、バランス調整が容易であるという優れた効果を奏する。
また、本発明に係るシャフト式クロスフローファン及びその製造方法によれば、ファン長の異なるものも製造容易となる優れた効果を奏する。
また、請求項3に係るシャフト式クロスフローファン及びその製造方法によれば、ダブルファン自体を射出成形により一体成型しなくても、回転方向の異なるシロッコファンを組み合わせることによってダブルファンを形成できるため、特別新たな金型を準備する必要もない。従って、既存設備の利用でも十分に製作が可能という、優れた効果を奏する製造方法である。
本発明に係る製造プロセスを説明するフローチャートである。 本発明に係るシャフト式クロスフローファンの全体構成説明図である。 本発明に係るダブルファンの構成説明図である。 本発明に係るシャフト式クロスフローファンの全体構成斜視図である。 本発明に係る嵌合溝の説明図である。
本発明に係るシャフト式クロスフローファン1及びその製造方法は、中心壁11、軸受部12及び固定部13を有する樹脂製のクロスフロー形式のダブルファン10に、連通する丸棒状の連設シャフト20を貫通させて該連設シャフト20と前記固定部13を固定する リング状に締結応力が生ずる略円形形状の係止具30で組み立てることにより、溶着工程を省略したことを最大の特徴とするもので、以下、実施例を図面に基づいて説明する。
なお、本願明細書、特許請求の範囲、要約書に記載するダブルファン10とは、請求項1の製造方法の発明における第一工程で得られるクロスフローファン(中心壁11に軸受部12及び固定部13を有する樹脂製の多翼羽根車であり、中心壁11両面の円周縁部から両端に向けて相対的に所定以上の間隔で複数枚のブレードが配置される略筒状形体を成し、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面部17が形成され、連設シャフト20と直交する面の中心壁11には該連設シャフト20を貫通させるための貫通穴が穿設される軸受部12と、該連設シャフト20と該多翼羽根車とを系止具30により固定するための固定部13とが、射出成形により一体成形されるクロスフローファン、又は、軸受部12及び固定部13を備えた側壁11a・11bを有する樹脂製の右回転用シロッコファン10aと左回転用シロッコファン10bとを其々背中併せにし、該側壁10a・10bを組み合わせた板状部を前記中心壁11とし、該中心壁11両面の円周縁部から両端に向けて相対的に所定以上の間隔で複数枚のブレードが配置される略筒状形体を成し、連設シャフト20と直交する面の中心壁11には該連設シャフト20を貫通させるための貫通穴が穿設される軸受部12と、該連設シャフト20と該多翼羽根車とを系止具30により固定するための固定部13とが、射出成形により一体成形される2個のシロッコファンを組み合わせて形成されるクロスフローファン)のことである。また、以下の実施例及び図面に示す具体的な数値等は、あくまでも実施例として例示するものであり、特にこれらに限定されるものでなく、本発明の効果が得られる技術的思想の創作の範囲内において変更することができるものである。
また、ルームエアコンに限らず、空気清浄機や冷凍装置等、還流ファンを用いる送風装置において、広く利用できることは言うまでもない。
図1は、本発明に係る製造プロセスを説明するフローチャートであり、図1(a)は従来の一般的な超音波溶着による製造方法を示したフローチャート、図1(b)は本発明に係るシャフト式クロスフローファン1の製造方法を示したフローチャートである。
図1は、本発明に係るシャフト式クロスフローファン1の製造工程が、従来の一般的な超音波溶着による製造方法と比較して、極めてその工程数が少ないことを示している。従来の製造工程においては、図1(a)に示すように、多翼羽根車の射出成形工程と、軸受け部に連結するための側部の射出成形工程と、軸加工工程から、複数の多翼羽根車と、側部と、軸をそれぞれ成形又は加工し、該側部に加工されたシャフトを組み込む組み立て工程を経て、これらを微細な超音波振動と加圧力によって瞬時に溶融して接合させる超音波溶着工程により順次溶着し、ファン長の大きなクロスフローファンの全体を形成する。さらに、接着強度を高める場合には、該成形品表面を短波長UV処理、コロナ処理、プラズマ処理などを行うことで表面を活性させ濡れ特性を高めることも行なわれる場合がある。他にも、振動溶着や溶剤による接着などによってもファン長の大きなクロスフローファンは製作可能である。組み立てたクロスフローファンは、バランス調整をされて完成となる。
これに対し、本願発明に係るシャフト式クロスフローファン1の製造工程は、中心壁11に軸受部12及び固定部13を有する樹脂製のクロスフロー形式で構成される複数のダブルファン10(回転方向の異なるシロッコファンを背中併せにして組み合わせたダブルファン10の場合は、右回転用シロッコファン10aと左回転用シロッコファン10b)を射出成形する第一工程と、所望するファンの長さに対応して丸棒状の連設シャフト20を加工する第二工程と、第一工程により成形されたダブルファン10の軸受部12に第二工程で加工された丸棒状の連設シャフト20を貫通させる第三工程と、該連設シャフト20と前記固定部13をリング状に締結応力が生ずる略円形形状の係止具30により固定する第四工程と、該第四工程を繰り返して所望するファン長にする第五工程と、必要に応じてバランス調整を行う第六工程から構成されている。
図2は、本発明に係るシャフト式クロスフローファン1の全体構成説明図であり、図2(a)は、シャフト式クロスフローファン1の全体正面図であり、図2(b)は、シャフト式クロスフローファン1の全体断面図であり、図2(c)は、一体型ダブルファン10の断面図であり、図2(d)は回転方向の異なるシロッコファンを背中併せにして組み合わせたダブルファン10である。シャフト式クロスフローファン1は、ダブルファン10と連設シャフト20と係止具30とから構成されている。
図3は、本発明に係るダブルファン10の構成説明図であり、図3(a)は一体型に射出成型したダブルファン10の全体の概略構成を例示すものであり、図3(b)は回転方向の異なるシロッコファン10a・10bを背中併せにして組み合わせたダブルファン10の構成態様説明図である。但し、図3は、実際のブレード形状や、枚数、間隔などを示すものではない。図3(a)に示す一体型ダブルファン10は、中心壁11に軸受部12及び固定部13を有する樹脂製のクロスフローファン形式の多翼羽根車であり、中心壁11両面の円周縁部から両端に向けて対向的に所定以上の間隔で複数枚のブレードが配置され、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面部17が形成されて略筒状形体を成し、前記連設シャフト20と直交する面の中心壁11には該連設シャフト20を貫通させるための貫通穴が穿設される軸受部12と、該連設シャフト20とダブルファン10とを系止具30により固定するための固定部13を、射出成形により一体成形する(第一工程)。
また、図3(b)に示す回転方向の異なるシロッコファンを背中併せにして組み合わせたダブルファン10は、右回転用のシロッコファン10aの側壁11aと、左回転用のシロッコファン10bの側壁11bを合わせることで中心壁11を構成するものであり、側壁11a及び側壁11bには軸受部12及び固定部13を有する樹脂製のシロッコファン形式の多翼羽根車である。側壁11a及び側壁11bの円周縁部から所定以上の間隔で複数枚のブレードが配置され、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面 部17が形成される略筒状形体を成し、前記連設シャフト20と直交する面の中心壁11には該連設シャフト20を貫通させるための貫通穴が穿設される軸受部12と、該連設シャフト20とダブルファン10とを系止具30により固定するための固定部13を、射出成形により一体成形する(第一工程)。
固定部13は軸受部12のからフランジ状に突出した円筒突部であり、軸方向には複数のスリット(割り)が設けられ、円周方向には系止具30が嵌めこまれ、バネ圧により連設シャフト20を挟持するリング溝が形成されている。なお、係るスリット(割り)については、図示上では三分割にしているが、四分割やそれ以上の分割数でもよく、特に限定するものではない。また、前記リング溝は必須ではなく、該溝を形成しないで固定部13の軸上を直接挟持してもよい。なお、中心壁11から対向して両端に向けて設けられるブレードの配置が位相して配置するように示しているが、これは整流効果や空気抵抗による左右バランスなどを考慮したものである。
ダブルファン10の素材はコスト、成形性、或いは品質等を考えた熱可塑性樹脂を用いるのが一般的であるといえ、例えば、ポリプロピレン(Polypropylene)、ABS樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、AS樹脂(Acrylonitrile
Styrene)、PA樹脂(Polyamide)、PBT樹脂(Poly
Buthylene Terephthalete)、PPS樹脂(Poly Phenylene Sulfide)などを用いることが考え得る。ただし、本発明に係るシャフト式クロスフローファン1は超音波溶着必要としないため、熱硬化性樹脂でも製作は可能である。また、同様の理由から金属やセラミック製なども用いることができ、素材の応用範囲は広い。
連設シャフト20は、所望するファンの長さに応じて、加工される丸棒状の軸であり(第二工程)、曲げ応力に強く、耐腐食特性を有する中空または中実の磨き材等を用い、モーターの軸受等及び製品に求められる精度に応じた寸法公差を備えるものを用いる。
系止具30は、リング状に締結応力が生ずる略円形形状であり、図面4に示すような一般的な軸固定用のCリング(軸用C形止め輪)を用いる。または、プッシュナット軸用でもよい。なお、図示はしていないが、軸受部12にフランジ状の小径突起部を設け、該小径突起部の軸方向先にスリットを複数設け、該小径突起部の先端部を先細のテーパー形状とし、該小径部の外周面に雄ネジを形成し、該雄ネジと組み合わされる雌ネジを内設する締付ナットにより、小径突起部を螺合により締め付けて固定する方法などでもよい。なお、樹脂製のダブルファン10は軽量であるため、個々のダブルファン10に必ずしも全て備える必要がなく、本発明に係るシャフト式クロスフローファン1の全体を構成するファン部の両端に位置するダブルファン10にのみ用いても強度的には十分であり、この場合は第四工程と第五工程の作業負担及び作業時間を大幅に軽減することができる。
図4は、本発明に係るシャフト式クロスフローファン1の全体構成斜視図である。シャフト式クロスフローファン1は、ダブルファン10の中央壁に設けられた軸受部12に連設シャフト20を貫通させ(第三工程)、係止具30により固定し(第四工程)、これを繰り返して(第五工程)所望するファン長のクロスフローファンを得る。その後必要に応じてバランス調整を行い(第六工程)完成となる。
第六工程のバランス調整については、第四工程と第五工程において、個々のダブルファン10におけるアンバランス部の位置を対称方向へ位置させるなど自由に組み合わせることで相殺できる。従って、ファン全体のアンバランスが発生することがほとんどないため実質的には第六工程を必要としない。仮に、第六工程が必要になった場合でも、溶着していないので分解してダブルファン10の位置を調整したり交換することで対応できる範囲内であれば、バランスウェイトを貼らなくてもバランス調整が可能となる。
図5は、請求項3に係る発明の嵌合部説明図であり、図5(a)は、一端のリング状端面 部17に嵌合用の溝14、のリング状端面部17には嵌合用の突起15を所定間隔で設けた構成を示し、図5(b)は、両端のリング状端面部17に嵌合用の溝14及び突起15を所定間隔で設けた構成を示し、図5(c)は、両端のリング状端面部17に嵌合用の溝14及び突起15を連続して設けた構成を示している。本願発明に係るシャフト式クロスフローファン1は、前記の通りバランスや剛性においては従来製品と比して高バランス、高剛性となる効果を発揮するものである。従って、フラットの面合わせでもその効果は十分である。しかし、連接するダブルファン10の連設数が相当数多くなり、ファン長が極めて大きなものになった場合においては、少なからずバランスの問題や剛性不足の問題も生じ得る。ところが、本願発明に係るシャフト式クロスフローファン1は、従来の製造方法と大きく異なり溶剤や超音波溶着を不要とするため何度でも組み直すことができるので、組み立て後においても連接するダブルファン10を回転させてバランス調整を行うことができる。また、請求項3に係る構成を採用した場合には、連設されるダブルファン10同士の接触面積が増えるため、剛性が向上するという効果も発揮する。なお、図5の(a)から(c)に示した溝14及び突起15の形状、大きさ、個数については、概念上の説明のために大きく現したものであって、これに限定されるものではなく、前記効果が発揮される溝14及び突起15の組合せであればよい。
1 シャフト式クロスフローファン
10 ダブルファン
10a シロッコファン
10b シロッコファン
11 中心壁
11a 側壁
11b 側壁
12 軸受部
12a 軸受穴
13 固定部
14 溝
15 突起
16 側壁
17 リング状端面部
20 連設シャフト
30 係止具

Claims (4)

  1. クロスフローファンの製造方法であって、
    中心壁に軸受部及び固定部を有し、該中心壁両面の円周縁部から両端に向けて対向的に複数のブレードが配置され、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面部が形成される樹脂製のクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンを射出成形する第一工程と、
    所望するファンの長さに対応して丸棒状の連設シャフトを加工する第二工程と
    第一工程により成形されたダブルファンの軸受部に第二工程で加工された丸棒状の連設シャフトを貫通させる第三工程と、
    該連設シャフトと前記固定部を、リング状に締結応力が生ずる略円形形状の係止具により固定する第四工程と、
    前記第三工程と第四工程を繰り返して所望するファン長にする第五工程と、
    必要に応じてバランス調整を行う第六工程と
    から構成されることを特徴とするシャフト式クロスフローファンの製造方法
  2. 請求項1に記載のシャフト式クロスフローファンの製造方法により製造されるシャフト式クロスフローファンであって、
    中心壁に軸受部及び固定部を有し、該中心壁両面の円周縁部から両端に向けて対向的に複数のブレードが配置され、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面部が形成される樹脂製のクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンと、
    所望するファンの長さに対応するように加工された丸棒状の連設シャフトと、
    該連設シャフトと前記固定部を固定するリング状に締結応力が生ずる略円形形状の係止具と、
    から成ることを特徴とするシャフト式クロスフローファン。
  3. 請求項1に記載のシャフト式クロスフローファンの製造方法により製造されるシャフト式クロスフローファンであって、
    軸受部及び固定部を備えた側壁を有し、該側壁端面の円周縁部から一方向に向けて複数のブレードが配置され、該ブレード先端には、該各ブレードを固定するリング状端面部が形成される樹脂製の右回転用シロッコファンと左回転用シロッコファンとを其々背中併せにし、該側壁を組み合わせた板状部を前記中心壁とするクロスフロー形式で構成される複数のダブルファンと、
    所望するファンの長さに対応するように加工された丸棒状の連設シャフトと、
    該連設シャフトと前記固定部を固定するリング状に締結応力が生ずる略円形形状の係止具と、
    から成ることを特徴とするシャフト式クロスフローファン。
  4. 前記ダブルファンの各ブレードを固定するリング状端面部において、一端に嵌合用の溝、端には嵌合用の突起、又は、両端に嵌合用の溝及び突起が形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のシャフト式クロスフローファン
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