JP5016838B2 - モータ - Google Patents

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本発明は、モータを提供する技術に関する。
モータは各種の分野に幅広く使用されている。モータの形態の1つとして、爪形磁極を有するモータがある。例えば、特許文献1に示すように、このモータの1相分の固定子は、電流を流すことで磁束を発生するコイルと、1対の爪形磁極と、コイルの周囲を取り囲んで前記爪形磁路とともに磁路を形成する磁性体とから構成される。
特表2005-532775公報(FIG.1A〜1C、第2頁の段落番号0010、FIG.9A〜9C、第11頁の段落番号0047)
上記特許文献1に記載の固定子を3組用いることにより、3相モータの固定子を形成できる。この3組の固定子に3相電圧を印加すると、永久磁石を固定した回転子に回転トルクが発生し、回転子を回転することができる。
モータを高性能化するためには、回転子に固定する磁石を高性能化して、磁束を大きくすることが有効である。特に、高性能化、高応答化、小型化が求められる分野では、その要求が強く、希土類磁石を用いた磁石モータが多く使用されている。
しかしながら、高性能の磁石を回転子に用いると、電流を流さない状態でも、回転子の位置により、トルクの変動、いわゆる、コギングトルクが大きくなってしまうという問題点があった。なお、特許文献1には、コイルをリング状でなく、3相に分割した方法が記載されている。そして、爪形磁極の半径方向にスロットを設けることで、コギングトルクの振幅の減少を図っている。
しかし、爪形磁極にスロットや、グルーブを設けることで、各相の間に設ける電気角の位相差が120度から変わる等の影響がある場合には、出力密度が低下してしまうという問題点もある。
以上のように、本発明では爪形磁極を有するモータにおいて、上述の問題点に対応することを課題とする。
上記課題を解決するに当って、以下のような対応を図るものである。
回転軸にトルクを発生する回転子と、磁性粉末体により成型した爪形磁極を有する固定子コアと前記回転軸を中心とする同心円のリング状で前記爪形磁極に磁束を発生するコイルとを設ける固定子とを具備したモータにおいて、回転子に面した爪形磁極の面の爪元部に凹部を設ける。
一般的に、回転子に配置した磁石から見た場合、回転子と固定子の間で構成される磁路のリラクタンスは回転子の位置により変化する。
上述の凹部がない場合、回転子に配置した磁石の磁束による吸引力で、爪形磁極の極間よりも、爪形磁極の位置に停止しやすい。これに対して、爪形磁極の表面に凹部を設けることにより、磁路のリラクタンスをほぼ一定にできるので、コギングトルクを低減できる。
上述の凹部の設け方は、回転軸方向についての爪形磁極の長さを一定とするようにする。その際に、1対の爪形磁極の相互のギャップの長さも考慮して、軸方向についての爪形磁極の長さを一定とするようにするものであってもよい。
若しくは、前記爪形磁極は前記回転子に面した磁極面の爪元部に他の磁極面より透磁率が低い材料で成形するようにする。こうすることで、爪形磁極の外形を変えることなく、磁路のリラクタンスをほぼ一定とし、コギングトルクを低減を可能とする。
上述のような構成とすることによるコギングトルクの低減について、説明する。
上述した爪形磁極と爪形磁極との間には、空隙があり、この空隙、そして、爪形磁極では、磁気抵抗が異なるので、磁束の変化を生ずる。この磁束の変化は、コギングトルクにも影響を与える。
これに対して、空隙、そして、爪形磁極での磁気抵抗が変化の度合いを従来よりも小さくするように、爪形磁極に凹部を設けることで、固定子からの磁束の変化も小さく出来るようにする。その結果、コギングトルクも従来よりも小さくするものである。
なお、上述にて爪元部に他の磁極面より透磁率が低い材料で成形するのも、同様に磁気抵抗の変化の度合いを従来よりも小さくし、固定子からの磁束の変化を小さくするものである。
本発明によれば、従来の方式に対して、小型で、トルク変動を低減させたモータが提供可能となる。
以下、図面を用いて、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例として、特徴的な3相モータを構成する1相分の固定子4の分解図である。ここでは、この固定子4をU相固定子として説明する。U相固定子4を分解すると、図1に示すように、爪形磁極を有する固定子コア1、2及びU相コイル3にて構成されていることが判る。固定子コア1、2は同一形状をしている。これがU相固定子4は、図1に示すとおり、U相コイル3を挟み込むように、固定子コア1、2を向い合せで組み合わされている。
固定子コア1、2に示される形状を成形する方法としては、絶縁皮膜でコーティングした磁性粉末体を、プレス機械により圧縮して一体成型する方法が適している。この方法を用いると、後加工なく部品の寸法精度を確保できる特徴がある。但し、これに限定されるものではない。
図2が図1のU相固定子4を内蔵したモータである。図2に示すように、このU相固定子4と、それと同一形状のV相固定子5、W相固定子6を用いることにより、このモータの固定子を形成している。なお、V相固定子5は固定子コア7、8及びV相コイル9から構成し、W相固定子6は固定子コア10、11及びW相コイル12から構成している。
また、モータに内蔵している回転子13はU相コイル3、V相コイル9、W相コイル12に3相の交流電圧を印加することにより、回転軸を駆動することができる。具体的には、U相コイル3に電流を流すと、U相コイル3を取り囲むように、固定子コア1、2と爪形磁極51、52を介して、回転子13との間で磁路を形成にするので、磁束が流れ、回転子13にトルクを発生することになる。
ここで、本発明の実施例の図1を、説明用の図の図12と比較しながら説明する。
図1と図12との違いは、図1は回転子13に対面した磁極面に、爪形磁極51、52に凹部51a、52aを有している点が異なる。本実施例の特徴である凹部51a、52aを設けない場合の爪形磁極51、52の形状を例示したのが、図12である。
なお、図1の凹部51a、52aの成型方法としては、上述した磁性粉末体を一体成型する方法が簡易であるが、図12のような一体成型した固定子コアを機械加工により成形する方法でもよい。
爪形磁極の凹部51a、52aの有無による磁束への影響は小さく、モータのトルク特性、出力特性は図12と同程度の特性を維持することができる。リラクタンスについては、爪形磁極の凹部51a、52aを有することにより、その回転位置θのリラクタンスは低減する。
図3、図4を用いて、さらに詳細にこの状態を説明する。図3は回転軸(中心軸)から固定子コア1、2を周方向に見たときの側面展開図の一部である。つまり、図面の横方向、縦方向は、それぞれ回転方向(周方向)、軸方向を表す。この固定子コア1、2を組合せて、U相固定子4としたときの側面展開図を図4に示す。図4には、V相固定子5、W相固定子6を併せて示す。
図4のU相固定子4には、回転子13に面した爪形磁極の軸方向の長さLを、いくつかの回転位置θについて示している。この長さLはリラクタンスに最も影響するパラメータの1つであり、これについて説明する。
ここで、U相固定子4の幅はL0とする。回転位置θ1の場合、固定子コア1が回転子13に面しているが、爪形磁極の凹部51aがあるため、長さはL1となっている。同様に、回転位置θ2についても、固定子コア1が回転子13に面しているが、爪形磁極の凹部51aと磁極間のギャップがあるため、爪形磁極の長さはL2となる。ここで、爪形磁極の凹部51aの形状を爪形磁極の爪先と同じような形状とすることにより、(数1)とすることができる。
L=L1=L2=L0−La (数1)
なお、Laは凹部51aの軸方向の長さである。
さらに、回転位置θ3では、磁極間のギャップを挟んで、固定子コア1の爪形磁極の長さL31と、固定子コア2の爪形磁極の長さL32を合計した値が爪形磁極の軸方向の長さLとなる。軸方向のギャップの長さをLgとすると、次の(数2)が成り立つ。
L=L31+L32=L0−Lg (数2)
回転位置θ4の場合にも、同様に、(数3)となる。
L=L4=L0−La (数3)
一般的には、回転位置θにより、回転子13に面した爪型磁極の軸方向の長さは異なる。特に、磁極間のギャップの回転位置では、その値は小さくなってしまうことが多い。これに対して、本実施例の場合には、その長さの変化が少なく、リラクタンスの変動を低減することができる。特に、図3、図4において、次の(数4)となるように、
La=Lg (数4)
凹部51aの軸方向の長さLaを設計すると、(数1)〜(数3)からわかるように、常に、爪形磁極の軸方向の長さLは一定とすることもできる。
つまり、凹部51aの形状を爪形磁極の爪先と同じようにすること、(数4)が成立することなどを考慮することにより、リラクタンスの変化が従来よりも低減できるようになるので、コギングトルクを従来よりも低減することができる。
この方法の特徴はモータの性能を保持しながら、コギングトルクを低減できることであり、小型で高出力のモータを要求する用途に適している。特に、この方法は1相分についてのリラクタンス変化を最小とすることができるので、モータの組立精度が低下した場合にも、コギングトルクが大きくなることはないという利点を持っている。
図5は図1と異なる他の実施例である。爪形磁極のリラクタンスを低減する目的のために、図1では凹部を設けたが、その代わりに、図5の固定子コア41、42では、通常の磁性粉末体だけでなく、それより透磁率が小さい磁性粉末体も用いて成型する。
図5に示すように、爪形磁極43、44の爪元部分に透磁率が小さい磁性粉末体を用いた低透磁率部43b、44bを設けている点が特徴である。これを一体成型により製造する方法が精度確保の点で適している。この方法により、図1の例と同様にコギングトルクを低減したモータを提供できるほか、この実施例によれば、構造的な強度を保持できる点についても優位性を持っている。
図6、図7は図3、図4とそれぞれ対応するが、爪形磁極の形状が異なる本発明の他の実施例である。この場合にも、凹部の形状が爪形磁極の爪先と同形状であり、1相分のリラクタンスを回転位置θによらず、一定に保持できる。この形状では、爪形磁極の爪元部における磁束密度の集中を低減できる特徴があり、モータの性能を確保しながら、コギングトルクを最小限に抑制できる。なお、上記「凹部の形状が爪形磁極の爪先と同形状であり」とは、同じ形というよりは、爪先の形よりも小さな相似形状に凹部の形状をすることを意味する。
図8、図9は磁極間のギャップが広い場合の実施例である。この場合には、回転子13に面した爪形磁極の軸方向の長さは、1相分でなく、3相分の合計すると、常に一定になる。従って、3相の磁極位置を所定の相対位置関係に合わせて組み立てることにより、コギングトルクが小さいモータを提供できる。磁極間のギャップの制約が小さいので、設計しやすい構造であるといえる。
図10は本発明を2相モータに適用したときの実施例である。固定子コア26、27の爪形磁極には、2つの凹部を設けている。また、2相モータなので、固定子コア26、27の磁極は90°の位相差を持っている。ここで、それぞれのコイルに90°異なる位相の交流電圧を発生することにより、回転磁界を発生し、回転子13を駆動することができる。なお、凹部は、2つに限らず、2つ以上設けるものであっても良い。
図4で説明した場合と同様に、図11において、固定子コア26と固定子コア27について、回転子に対面した爪形磁極の磁極方向の長さ合計は磁極間のギャップ、凹部を除くと、回転位置θに関係なく、一定になっている。従って、この場合も、2相分のリラクタンスは一定であり、このモータのコギングトルクは低減することができる。
なお、凹部の成形方法として機械加工による方法について先に説明したが、凹部形状を後から成形する方法はできるので、微妙な調整を加工で実施できるので、コギングトルクをより低減できる可能性がある。
なお、繰り返しとなるが、上述のような構成とすることによるコギングトルクの低減について、説明する。
上述した固定子は、1対の爪形磁極とコイルを有しているが、一方の爪形磁極から他方の爪形磁極へ変わると、磁気抵抗が変化する。特に、一方の爪形磁極から他方の爪形磁極へ変わる場合には、その間に空隙(ギャップ)があり、通常は、当該空隙、そして、爪形磁極とでは、磁気抵抗が異なる為、磁束の変化を生ずる。この磁束が変化すると、コギングトルクにも影響を与える。また、1つの爪形磁極内においても、その場所によっては、磁気抵抗が変化しているので、これも磁束が変化するものとなり、コギングトルクに影響を与えるものといえる。
これらの、空隙、そして、爪形磁極での磁気抵抗が変化の度合いを従来よりも小さくすることで、コギングトルクも従来よりも低減するようにする。
その為に、本発明における上述の実施例では、爪形磁極に凹部を設けることで、空隙、そして、爪形磁極へと相互に変わっても、磁気抵抗の変換の度合いを従来よりも小さくする。そして、固定子からの磁束の変化も小さく出来るようにする。その結果、コギングトルクも従来よりも小さくするものである。
また、爪形磁極に凹部を設けることで、空隙、そして、爪形磁極へと相互に変わる場合だけではなく、1つの爪形磁極内での場所による磁気抵抗の変化も小さくするようにする。これによっても、固定子からの磁束の変化を固定子の全周にわたって従来よりも小さくし、コギングトルクを従来よりも低減するものである。
なお、上述にて爪元部に他の磁極面より透磁率が低い材料で成形するのも、同様に同様に磁気抵抗が変化の度合いを従来よりも小さくし、固定子からの磁束の変化を小さくするものである。
以上が、3相モータ、2相モータに適用した実施例であるが、単相モータや多相モータに適用できることはいうまでもない。なお、リラクタンスを回転位置によらず一定にする方法で説明したが、リラクタンスの変化を従来の方法と比べて小さくするために、本発明を用いてもよいことは明らかである。
本発明の実施例に特徴的な3相モータの1相分固定子の分解図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの構成図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの1相分固定子を回転軸から周方向に見たときの側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの固定子を回転軸から周方向に見たときの側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータで、図1とは異なる1相分固定子の分解図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの1相分固定子で、図3と異なる他の実施例の側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの固定子で、図4と異なる他の実施例の側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの1相分固定子で、図3、図6と異なる他の実施例の側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの固定子で、図4、図7と異なる他の実施例の側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な2相モータの1相分固定子を回転軸から周方向に見たときの側面展開図。 本発明の実施例に特徴的な3相モータの固定子を回転軸から周方向に見たときの側面展開図。 本発明の実施例を説明する為の爪形磁極を有する3相モータの1相分固定子の分解図を示す説明図。
符号の説明
1、2、7、8、10、11:固定子コア
3、9、12:コイル
4、5、6:1相分固定子
13:回転子
14〜29、41、42:固定子コア
31、32:従来の固定子コア
43、44、51、52:爪形磁極
43b、44b:低透磁率部
51a、52a:凹部

Claims (7)

  1. 回転軸にトルクを発生する回転子と、
    磁性粉末体により成型した爪形磁極を有する固定子コアと前記回転軸を中心とする同心円のリング状で前記爪形磁極に磁束を発生するコイルとを設けた固定子と
    を具備し、
    前記爪形磁極は前記回転子に面した磁極面の爪元部に凹部を有し、
    前記回転子に面した磁極面について、前記凹部の形状は回転軸方向についての爪形磁極の長さを概ね一定とすることを特徴とするモータ。
  2. 回転軸にトルクを発生する回転子と、
    磁性粉末体により成型した爪形磁極を有する固定子コアと前記回転軸を中心とする同心円のリング状で前記爪形磁極に磁束を発生するコイルとを設けた固定子と
    を具備し、
    前記爪形磁極は前記回転子に面した磁極面の爪元部に凹部を有し、
    前記回転子に面した磁極面について、回転軸方向についての前記凹部の長さと、上記1対の爪形磁極間のギャップの長さとを概ね等しくすることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または2記載のモータにおいて、
    前記回転子に面した磁極面について、前記凹部の形状は前記爪形磁極の爪先形状に概ね一致していることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1または2記載のモータにおいて、
    前記回転子に面した磁極面について、前記凹部の形状は前記爪形磁極の爪元部を底辺とする二等辺三角形の形状とすることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1または2記載のモータにおいて、
    前記爪形磁極に凹部を2つ以上設けることを特徴とするモータ。
  6. 回転軸にトルクを発生する回転子と、
    磁性粉末体により成型した爪形磁極を有する固定子コアと前記回転軸を中心とする同心円のリング状で前記爪形磁極に磁束を発生するコイルとを設けた固定子と
    を具備し、
    前記爪形磁極は前記回転子に面した磁極面の爪元部透磁率が他の磁極面の透磁率よりも低い低透磁率部を有し
    前記回転子に面した磁極面について、前記低透磁率部の形状は回転軸方向についての爪形磁極の長さを概ね一定とすることを特徴とするモータ。
  7. 回転軸にトルクを発生する回転子と、
    磁性粉末体により成型した爪形磁極を有する固定子コアと前記回転軸を中心とする同心円のリング状で前記爪形磁極に磁束を発生するコイルとを設けた固定子と
    を具備し、
    前記爪形磁極は前記回転子に面した磁極面の爪元部透磁率が他の磁極面の透磁率よりも低い低透磁率部を有し
    前記回転子に面した磁極面について、回転軸方向についての前記低透磁率部の長さと、上記1対の爪形磁極間のギャップの長さとを概ね等しくすることを特徴とするモータ。
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