JP5015502B2 - 電池ケースの収納構造 - Google Patents

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Description

電池ケースの収納構造に関し、詳しくは、ガスコンロなどの加熱調理器に電池ケースを収納するための電池ケースの収納構造に関する。
従来のガスコンロ(加熱調理器)としては、点火装置などの電源として電池を使用するものが広く用いられている。
このようなガスコンロの1つに、図11に示すようなテーブルガスコンロがある。
このテーブルガスコンロは、本体ケース51に、電池ケース取り付け台53を介して、電池を保持させた電池ケース52を収納することができるように構成されている。なお、図12(a)は電池ケース52を示す平面図、図12(b)は側面断面図、図13(a)は電池ケース取り付け台53を示す平面図、図13(b)は側面断面図である。
すなわち、このテーブルコンロにおいては、本体ケース51の前面パネル54に筒状の電池ケース取り付け台53が設けられている。
そして、この筒状の電池ケース取り付け台53に、電池(図示せず)を収納した電池ケース52が挿入、保持されるように構成されており、電池ケース52の前面の蓋部55が前面パネル54と略同一面となり、美観が損なわれないように構成されている。
なお、電池ケース52には、例えば電池交換の際に、電池ケース52を電池ケース取り付け台53から引き出したときに、電池ケース52が電池ケース取り付け台53から抜け落ちてしまうことを防止するための抜け止め部56(図12(b))を備えている。なお、この抜け止め部56は、電池ケース52の底面奥側に、底面から下方に突出するように配設されており、電池ケース取り付け台53の係合部57(図13(b))に係合して抜け止め機能が発揮されるように構成されている。
また、電池ケース取り付け台53には、電池ケース52の電池ケース取り付け台53への収納の完了した状態で確実に保持されるようにするための抵抗付与手段58が配設されている。なお、抵抗付与手段58は、電池ケース52の抜け止め部56を両側から挟み込むことにより、電池ケース52の動作に抵抗感を与える一対の突出片59から形成されている。
しかしながら、上記従来のテーブルコンロにおける電池ケースの収納構造においては、
(1)抵抗付与手段58において、電池ケース52の底面の奥側に配設された抜け止め部56を、電池ケース52の挿入完了位置で、一対の突出片59で挟み込むように構成されており、電池ケース取り付け台53の長さを長くする必要がある、
(2) 電池ケース52に配設された抜け止め部56が、電池ケース52の底面から下方に突出するように配設されており、電池ケース取り付け台53に、この抜け止め部56と係合して、電池ケース52の抜け落ちを防止するための係合部57を設けることが必要で、電池ケース取り付け台53の、電池ケース52の底面と対向する部分の厚みを厚くする必要がある
などの理由から電池ケース取り付け台53の寸法が大きくなり、テーブルコンロの本体ケース51を大型化させ、ひいては製品であるテーブルコンロ全体の大型化を招くという問題点がある。
また、このような電池ケースを収納する構造を備えた加熱調理器に関しては、上述の従来例と同様に、本体ケースの前面の操作パネルに電池ケース取り付け台を設け、この電池ケース取り付け台に、電池を収納した電池ケースを挿入して保持させるようにした加熱調理器(コンロ)などが提案されている(特許文献1の図3,図4,図5など参照)。
しかし、特許文献1の構成の場合も、電池ケース取り付け台の寸法が、ほぼ電池ケースと同等であり、電池ケースの収納構造の大型化を招くという問題点があるのが実情である。
特開2004−125335号公報
本願発明は、上記課題を解決するものであり、複雑な構造を必要としたり、部品点数の増大を招いたりすることなく、電池ケースを小さいスペースに収納することが可能な、電池ケースの収納構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明(請求項1)の電池ケースの収納構造は、
加熱調理器の本体ケースに、電池を保持する電池ケースを収納するための電池ケースの収納構造であって、
(a)前記本体ケースの前面側から、前記本体ケースに挿入される電池ケースを収容する、奥行き方向の寸法が、前記電池ケースの奥行き方向の寸法よりも短い電池ケース収納部を備え、かつ、
(b)前記電池ケースが、電池を保持するための電池保持部と、前記電池ケース収納部の開口を覆う蓋部と、前記電池ケース収納部から抜け落ちることを防止するための抜止め部とを備えており、
前記電池ケースが前記電池ケース収納部に収納された状態で、前記電池ケース収納部の開口が前記蓋部により覆われ、かつ、前記電池ケースを前記電池ケース収納部から引き出したときに、前記抜け止め部により前記電池ケースが前記電池ケース収納部から抜け落ちないように構成されていること
を特徴としている。
また、請求項2の電池ケースの収納構造は、請求項1の発明の構成において、 前記電池ケースの抜け止め部を、前記電池ケースの内側に弾性変形させることにより、前記電池ケース収納部と前記抜け止め部の係合を解除して、前記電池ケースを前記電池ケース収納部から抜き出すことができるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項3の電池ケースの収納構造は、請求項1または2の発明の構成において、
(a)前記電池ケース収納部が、前記電池ケースを前記電池ケース収納部に収納し、あるいは前記電池ケース収納部から引き出す際に、前記電池ケースを略水平に保つことができるように、前記電池ケースの姿勢を規定するケース案内保持部を備えているとともに、
(b)前記電池ケース収納部と前記電池ケースのいずれか一方には、前記電池ケースの収納および引き出し方向に平行なレールが配設され、他方には前記レールと係合する係合溝が形成されおり、前記レールと前記係合溝が係合することにより、前記電池ケースが、前記レールに沿って往復動するように構成されていること
を特徴としている。
また、請求項4の電池ケースの収納構造は、請求項3の発明の構成において、前記電池ケースのほぼ全体が前記電池ケース収納部に収納されたときに、使用者がそのことを認識できるように、前記レールの外周面の、前記係合溝の内周面と対向する所定の領域、または、前記係合溝の内周面の、前記レールの外周面と対向する所定の領域に突出部を形成し、前記電池ケース収納部に前記電池ケースが押し込まれ、ほぼ全体が前記電池ケース収納部に収納されたときに、前記突出部が前記係合溝の内周面または前記レールの外周面に当接して、前記電池ケースの収納動作に抵抗が加わるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項5の電池ケースの収納構造は、請求項4の発明の構成において、前記電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了したときに、使用者がそのことを認識できるように、前記電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了した状態において、前記突出部が対向する前記係合溝の内周面または前記レールの外周面に、前記突出部を逃がす凹部が形成されており、前記電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了したときに、前記突出部が前記凹部に入り込み、前記電池ケースの収納動作の抵抗感が解除されるかまたは減少するように構成されていることを特徴としている。
また、請求項6の電池ケースの収納構造は、請求項4または5の発明の構成において、前記係合溝の側面に前記突出部が形成されており、前記突出部が形成された側面を構成する部材には、前記突出部が形成された側面に略平行に、前記突出部が形成された領域よりも長い、一対のスリット状貫通孔が形成されており、前記一対のスリット状貫通孔に挟まれた部分が、前記係合溝の側面を構成するとともに、該側面に前記突出部が形成されるブリッジ部となり、前記ブリッジ部が弾性変形することにより、前記電池ケースの収納動作に抵抗をもたらしつつ、前記電池ケースを円滑に移動させることができるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項7の電池ケースの収納構造は、請求項1〜6のいずれかの発明の構成において、前記電池ケース収納部が、前記加熱調理器の本体ケースの前面パネルと一体に形成されていることを特徴としている。
本願発明(請求項1)の電池ケースの収納構造は、本体ケースの前面側から、本体ケースに挿入される電池ケースを収容する、奥行き方向の寸法が、前記電池ケースの奥行き方向の寸法よりも短い電池ケース収納部を備え、かつ、電池ケースが、電池保持部と、電池ケース収納部の開口を覆う蓋部と、電池ケース収納部からの抜け落ちを防止する抜止め部とを備えた構成とし、電池ケースが電池ケース収納部に収納された状態で、電池ケース収納部の開口が蓋部により覆われ、かつ、電池ケースを電池ケース収納部から引き出したときに、抜け止め部により電池ケースが電池ケース収納部から抜け落ちないように構成しているので、本体ケースの奥行き寸法を小さくすることが可能になるとともに、複雑な構造を必要としたり、部品点数を増やしたりすることなく、全体として、小型、省スペースの電池ケースの収納構造を提供することが可能になる。
また、請求項2の電池ケースの収納構造のように、請求項1の発明の構成において、電池ケースの抜け止め部を、電池ケースの内側に弾性変形させることにより、電池ケース収納部と抜け止め部の係合を解除して、電池ケースを前記電池ケース収納部から抜き出すことができるようにした場合、例えば、抜け止め部を電池ケースの外側に向かって弾性変形させる場合に必要になるような抜け止め部の変形スペースを確保することが不要になり、より製品の小型化を進めることが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
すなわち、抜け止め部の変形を許容するための、抜け止め部の逃げ構造を、加熱調理器の本体ケースに底部に設けることが不要になり、本体ケースの奥行き方向の寸法だけでなく、上下方向の寸法を縮小することが可能になり、さらなる小型化を進めることが可能になる。
また、請求項3の電池ケースの収納構造のように、請求項1または2の発明の構成において、(a)電池ケース収納部に、電池ケースを略水平を保つケース案内保持部を設け、(b)電池ケース収納部と電池ケースのいずれか一方に、電池ケースの収納および引き出し方向に平行なレールを、他方には該レールと係合する係合溝を形成し、レールと係合溝を係合させることにより、電池ケースをレールに沿って往復動させるようにした場合、電池ケースを水平に保ちつつ、レールに沿って所定の方向に確実に移動させることが可能になり、例えば、電池ケースが、電池ケース収納部の側壁などと接触して、動作の円滑性を損なったりすることを防止することができる。
また、請求項4の電池ケースの収納構造のように、請求項3の発明の構成において、レールの外周面の、係合溝の内周面と対向する所定の領域、または、係合溝の内周面の、レールの外周面と対向する所定の領域に突出部を形成するようにした場合、電池ケース収納部に電池ケースが押し込まれ、ほぼ全体が電池ケース収納部に収納されたときに、突出部が係合溝の内周面またはレールの外周面に当接して、電池ケースの、レールと直交する方向の位置が確実に定まるとともに、電池ケースの収納動作に抵抗が加わり、使用者がそれを認識することにより、電池ケースのほぼ全体が電池ケース収納部に収納されたことを知ることが可能になる。
したがって、電池ケースを所定の方向に確実に動作させることが可能になるとともに、使用者に電池ケースの収納状態についての情報を与えることが可能になり、使用感の向上を図ることができる。
また、請求項5の電池ケースの収納構造のように、請求項4の発明の構成において、電池ケースの収納が終了した状態において、上述の突出部が対向する係合溝の内周面またはレールの外周面に、突出部を逃がす凹部を形成することにより、電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了したときに、突出部が凹部に入り込み、電池ケースの収納動作の抵抗が解除されるかまたは減少するため、使用者がそれを認識することにより、電池ケースの収納が終了したことを確認することが可能になる。また、この状態では、突出部が凹部に入り込んでいるため、電池ケースを引き出す際には、いくらか大きな力を加えることが必要になるため、電池ケースが収納位置に確実に保持されることになり、電池ケースの収納の確実性、信頼性を向上させることが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
また、請求項6の電池ケースの収納構造のように、請求項4または5の発明の構成において、突出部が形成された係合孔の側面を構成する部材には、該突出部が形成された側面に略平行に、該突出部が形成された領域よりも長い、一対のスリット状貫通孔を形成し、一対のスリット状貫通孔に挟まれた部分が、係合溝の側面を構成するとともに、該側面に突出部が形成されるブリッジ部となるようにした場合、このブリッジ部が弾性変形することにより、電池ケースの収納動作に抵抗が加わった場合にも、電池ケースを動かすことができなくなるほど大きな抵抗ではなく、電池ケースを移動させることは可能であるが、収納動作の終了位置に近づいたことが認識できる程度の抵抗をもたらしつつ、電池ケースを円滑に移動させることが可能になり、動作の円滑性、収納の信頼性をさらに向上させることが可能になる。
また、請求項7の電池ケースの収納構造のように、請求項1〜6のいずれかの発明の構成において、電池ケース収納部を、加熱調理器の本体ケースの前面パネルと一体に形成することにより、製品の電池ケースの収納構造の小型化、部品点数の削減を図ることが可能になり、有意義である。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
この実施例1では、ビルトインタイプの加熱調理器における電池ケースの収納構造を例にとって説明する。
図1(a)は本願発明の一実施例(実施例1)にかかる電池ケースの収納構造が採用されているビルトインタイプの加熱調理器の全体構成を示す斜視図、(b)はその要部拡大図、図2は本願発明の実施例1にかかる電池ケースの収納構造に用いられている本体ケースの前面パネルの構成を示す正面図、図3はその側面図、図4はこの実施例1の加熱調理器において用いられている電池ケースを示すであり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
また、図5は前面パネルの電池ケース収納部に電池ケースを収納した状態を示す正面図、図6はその側面図である。
図1(a)、(b)に示すように、この実施例1の加熱調理器Aにおいては、電池ケース1(図4、図6など参照)が、加熱調理器Aを構成する本体ケース2の前面パネル3に形成された開口8(図2)から奥側に向かって押し込まれ、電池ケース1の蓋部4が、本体ケース2の前面パネル3の開口8を塞いだ状態で保持されるように構成されている。なお、電池ケース1が完全に収納された状態で、その蓋部4が前面パネル3の他の部分と同一面となり、美観が保たれるように構成されている。また、蓋部4の下辺側には、電池ケース1を引き出す際に指をかけて容易に操作することができるように操作部(突起部)7が形成されている。
電池ケース1は図4(a),(b),(c)に示すように、本体ケース2の電池ケース収納部5に収納された状態で、本体ケース2の前面の電池ケース収納部5の入口を覆う蓋部4(手前側端面1a)と、底部1bと、両側壁部1cと、奥側端面1dとを備え、上面側が電池14の出し入れを行うことができるように開口した構造を有する部材であり、加熱調理器Aの前面側から、電池ケース収納部5に挿入した状態で保持されるように構成されており、上記蓋部4、底部1b、両側壁部1c、および奥側端面1dとにより規定される領域が、電池14(例えば単一電池)を保持するための電池保持部15となっている。なお、図4では、プラス端子、マイナス端子、電池ケース内配線などは省略しているが、従来例の図12と同じ構造とすることが可能であり、また、配線の配設態様に関しても特別の制約はなく、通常のように両端子から器内に配線することが可能である。
この実施例1では、2個の電池14が、同軸上に連続するような態様で電池ケース1に収納され、このように電池14が収納された電池ケース1が、その軸方向が奥行き方向と平行になるように電池ケース収納部5に収納されることから、図1(a)における電池ケース収納部5の左側の領域が有効利用が可能なスペースとなっており、この実施例では、電池ケース収納部5の左側の領域が、いわゆるカンガルーポケット機構により、使用時には前・下側に回動して操作および表示が可能な操作・表示部30(図1(a)、(b)参照)として利用されている。
また、電池ケース1の底部1bの、中央より奥側の幅方向中央部には、電池ケース収納部5から電池ケース1が抜け落ちてしまうことを防止するための抜け止め部16が配設されている。
この抜け止め部16は、電池ケースの底部1bと一体に形成されており、一部が、底部1bの下面側に突出しており、その両側および手前側にスリット状の貫通溝(コ字状の溝)16aが形成されている。なお、抜け止め部16は、電池ケース1を電池ケース収納部5に収納する際に、電池ケース1を押し込むだけで上方に弾性変形して、電池ケース1が電池ケース収納部5に円滑に収納されるように、下面には傾斜部16b(図4(b)参照)が形成されている。
なお、この実施例1では、電池ケース1は、抜け止め部16が電池ケース収納部5に当接するまで引き出した状態で、電池の交換(通常は一個ずつ電池を出し入れする)ができるように構成されており、使用者が、特に抜け止め部16の動作を意識することはないように構成されている。
ただし、必要に応じて、電池ケース1を容易に外部に抜き出すことができるように、ドライバーなどの治具を用いて、抜け止め部16を電池ケース1の内側(上側)に弾性変形させることにより、電池ケース収納部5と抜け止め部16の係合を解除して、電池ケース1を電池ケース収納部5から抜き出すことができるように構成されている。
また、電池ケース1が収納される電池ケース収納部5は、加熱調理器Aを構成する本体ケース2の前面パネル3(図2,図3参照)と一体に形成されており、図2においては、電池ケース収納部5は、前面パネル3の右下部分に形成されている。
この電池ケース収納部5は、電池ケース1を収納し(押し込み)、あるいは電池ケース1を引き出す際に、電池ケース1を略水平に保つことができるように、電池ケース1の姿勢を規定するケース案内保持部(案内構造部)6を備えている。具体的には、ケース案内保持部6は、電池ケース1の底部1bを保持する底部5a、電池ケース1の両側壁部1cを保持する側部5b、および、該側部5bに形成され、電池ケース1の両側壁部1cの上端部と係合する段部5cとから形成されている。
そして、この電池ケース収納部5は、奥行き方向(軸方向)の寸法L1が、電池ケース1の奥行き方向(軸方向)の寸法L2よりも短い、四角筒状に構成されている。
そして、電池ケース収納部5の底部5aの内周面には、奥行き方向に、電池ケース1をガイドして、所定の方向に動作させるためのレール11(特に図7参照)が配設されている。なお、レール11の途中には側面に凹部12が形成されている。なお、凹部12の近傍には、射出成形による製造上の理由から形成された貫通孔13が存在している。
そして、電池ケース1の底部1bには、電池ケース収納部5の底部5aの内周面に形成されたレール11と係合する係合溝21が形成されおり、レール11と係合溝21が係合して、電池ケース1が、レール11に直交する方向の位置が規定された状態で、レール11に沿って往復動するように構成されている。なお、係合溝21は、電池ケース1の底部1bの抜け止め部16に干渉されないように、電池ケース1の底部1bの幅方向中央部ではなく、幅方向の一端側(図4(c)では上側)に寄せて配設されている。
また、レール11も、係合溝21に対応するように、電池ケース収納部5の一端側(図7では右側)に寄せて配設されている。
また、電池ケース1の底部1bには、電池ケース1が、上記レール11に沿って電池ケース収納部5に押し込まれ、ほぼ全体が電池ケース収納部5に収納されたときに、使用者がその状態を認識できるように、係合溝21の内周面(側面)の、上記レール11の外周面(側面)と対向する所定の領域に突出部22を形成している。これにより、電池ケース収納部5に電池ケース1が押し込まれ、ほぼ全体が電池ケース収納部5に収納されたときに、突出部22がレール11の外周面(側面)に当接して、電池ケース1の収納動作に抵抗感をもたらすことができるように構成されている。
さらに、この実施例1では、電池ケース1の電池ケース収納部5への収納が終了したときに、使用者がその状態を認識できるように、電池ケース1の電池ケース収納部5への収納が終了した状態において、突出部22が当接することになるレール11の外周面に、突出部22を逃がす凹部12が形成されており、電池ケース1の電池ケース収納部5への収納が終了したときに、突出部22が凹部12に入り込み、電池ケース1の収納動作の抵抗感が解除されるかまたは減少するように構成されている。
さらに、この実施例1では、電池ケース1を円滑に移動させることができるように、係合溝21の突出部22が形成された側面を構成する部材(すなわち、電池ケース1の底部1b)に、突出部22が形成された側面に略平行に、突出部22が形成された領域よりも長い、一対のスリット状貫通孔23,24が形成されている。そして、一対のスリット状貫通孔23,24に挟まれた部分が、係合溝21の側面を構成するとともに、該側面に突出部22が形成されるブリッジ部25となるように構成されている。
このように構成することにより、突出部22がレール11の側面と当接し、電池ケース1の収納動作に抵抗が加わった場合に、ブリッジ部25が弾性変形することにより、電池ケース1を動かすことができなくなるほど大きな抵抗ではなく、電池ケース1を移動させることは可能であるが、収納動作の終了位置に近づいたことが認識できる程度の抵抗をもたらしつつ、電池ケース1を円滑に移動させることが可能になり、動作の円滑性、収納の信頼性をさらに向上させることが可能になる。
次に、上述のような電池ケースの収納構造を備えた加熱調理器において、電池 ケース1を収納する場合および取り出す場合の動作について説明する。
(1)まず、電池ケース1に電池14を収容した後、電池ケース1を電池ケース収納部5に徐々に押し込んで行き、電池ケース1が収納終了位置の手前側の所定の位置に達すると、図8に示すように、電池ケース1のブリッジ部25の側面(すなわち係合溝21の側面)に形成された突出部22が、電池ケース収納部5のレール11の手前側端部11aと当接し、電池ケース1の押し込み操作に抵抗感が加わる。
(2)さらに電池ケース1を押し込むと、図9に示すように、ブリッジ部25が湾曲し、突出部22がレール11の側面に接触した状態で、電池ケース1が電池ケース収納部5の奥側に移動する。このとき、ブリッジ部25が弾性変形した状態で、突出部22がレール11の側面に接触するため、適度な抵抗が加わった状態で、電池ケース1が円滑に移動するとともに、電池ケース1の、左右方向の位置が所定の位置に定まった状態で、かつ、その両側壁部1cが、電池ケース収納部5の側部5bにガイドされる(接触する)ことなく、円滑に奥行き方向に移動する。
(3)そして、電池ケース1の電池ケース収納部5への収納終了位置、すなわち、電池ケース1の蓋部4により電池ケース収納部5の開口8(図2)が閉じられる位置に電池ケース1が達すると、図10に示すように、ブリッジ部25の側面に形成された突出部22が、電池ケース収納部5のレール11の側面に形成された凹部12に入り込み、電池ケース1の収納動作の抵抗が解除されるかまたは減少する。その結果、使用者は、電池ケース1の収納操作が完了したことを認識することが可能になり、確信を持って操作を終了することができるようになる。
また、この状態では、ブリッジ部25の側面に形成された突出部22が、電池ケース収納部5のレール11の側面に形成された凹部12に入り込んでいるため、引き出す際にいくらか大きな力を加えることが必要になることから、電池ケース1が収納位置に確実に保持される。
ただし、電池ケース1を引き出す際には、少し大きな力を加えることにより、特に困難なく、電池ケースを引き出すことができる。
なお、この実施例1では、ブリッジ部25を形成し、このブリッジ部25に突出部22を形成するようにしているが、ばねと押圧治具を組み合わせて用いたりすることによっても、同様の作用効果が得られるような構成とすることも可能である。
なお、ブリッジ部25の突出部22の位置と、レール11の凹部12の位置関係を調整することにより、電池ケース1が電池ケース収納部5への収納終了位置に収納された状態で、突出部22の一部が、凹部12に入り込み、電池ケース1の収納動作の抵抗が減少はするが、まだ、抵抗が相当に残存した状態とすることにより、事実上「ガタ(遊び)」のない状態で、電池ケース1を収納終了位置に確実に保持することが可能になる。
また、上記実施例1では、電池ケース1の底部1bに係合溝21を形成し、係合溝21の側面に突出部22を形成するとともに、電池ケース収納部5の底部5aに、レール11を形成し、レール11の側面の所定の位置に凹部12を形成するようにしているが、電池ケース1にレールを形成し、レールの側面の所定の位置に凹部を形成するとともに、電池ケース収納部5に係合溝を形成し、係合溝の側面に突出部を形成するように構成することも可能である。
また、レール、ブリッジ部、突出部の具体的な形状や構造に関しても、種々の変形を加えることが可能である。
なお、この実施例1では、単一電池を2個収納するようにした電池ケースの収納構造を例にとって説明したが、電池の種類や個数に特別の制約はない。
また、この実施例1では、ビルトインタイプの加熱調理器の電池ケースの収納構造を例にとって説明したが、場合によってはテーブルコンロにも本願発明を適用することが可能である。
本願発明は、さらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではなく、電池ケースおよび電池ケース収納部の構成や具体的な形状、抜け止め部、電池ケースを略水平に保つケース案内保持部(案内構造部)の構造、本体ケースや前面パネルの具体的な構成などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることができる。
本願発明によれば、複雑な構造を必要とすることなく、電池ケースを小さいスペースに収納することが可能で、電池ケースの収納構造の小型化を図ることが可能になる。また、電池ケースの収納構造の小型化により、加熱調理器の限られた大きさの中で、操作部など他のスペースを拡大することも可能である。
したがって、本願発明は、電池ケースを収納する構造を有する加熱調理器に広く適用することが可能である。
(a)は、本願発明の一実施例(実施例1)にかかる電池ケースの収納構造が採用されているビルトインタイプの加熱調理器の全体構成を示す斜視図、(b)はその要部拡大図である。 本願発明の実施例1にかかる電池ケースの収納構造に用いられている本体ケースの前面パネルの構成を示す正面図である。 本願発明の実施例1にかかる電池ケースの収納構造に用いられている本体ケースの前面パネルの構成を示す側面図である。 本願発明の一実施例(実施例1)にかかる加熱調理器において用いられている電池ケースを示すであり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 本願発明の一実施例(実施例1)にかかる前面パネルの電池ケース収納部に電池ケースを収納した状態を示す正面図である。 本願発明の一実施例(実施例1)にかかる前面パネルの電池ケース収納部に電池ケースを収納した状態を示す側面図である。 本願発明の一実施例にかかる電池ケースの収納構造の要部を示す図であって、電池ケース収納部に配設されたレールの構造および配設態様を示す図である。 本願発明の実施例1にかかる電池ケースの収納構造において電池ケースを動作させる場合の動作状態を説明する図である。 本願発明の実施例1にかかる電池ケースの収納構造において電池ケースを動作させる場合の動作状態を説明する図である。 本願発明の実施例1にかかる電池ケースの収納構造において電池ケースを動作させる場合の動作状態を説明する図である。 従来のテーブルガスコンロを示す図である。 (a)は電池ケースを示す平面図、(b)はその側面断面図である。 (a)は電池ケース取り付け台を示す平面図、(b)はその側面断面図である。
符号の説明
1 電池ケース
1a 手前側端面
1b 電池ケースの底部
1c 電池ケースの両側壁部
1d 電池ケースの奥側端面
2 本体ケース
3 前面パネル
4 蓋部
5 電池ケース収納部
5a 電池ケース収納部の底部
5b 電池ケース収納部の側部
5c 段部
6 ケース案内保持部(案内構造部)
7 操作部(突起部)
8 開口
11 レール
11a 手前側端部
12 凹部
13 貫通孔
14 電池
15 電池保持部
16 抜け止め部
16a スリット状の貫通溝(コ字状の溝)
16b 傾斜部
21 係合溝
22 突出部
23,24 スリット状貫通孔
25 ブリッジ部
30 操作・表示部
A 加熱調理器
L1 電池ケース収納部の奥行き方向(軸方向)の寸法
L2 電池ケースの奥行き方向(軸方向)の寸法

Claims (7)

  1. 加熱調理器の本体ケースに、電池を保持する電池ケースを収納するための電池ケースの収納構造であって、
    (a)前記本体ケースの前面側から、前記本体ケースに挿入される電池ケースを収容する、奥行き方向の寸法が、前記電池ケースの奥行き方向の寸法よりも短い電池ケース収納部を備え、かつ、
    (b)前記電池ケースが、電池を保持するための電池保持部と、前記電池ケース収納部の開口を覆う蓋部と、前記電池ケース収納部から抜け落ちることを防止するための抜止め部とを備えており、
    前記電池ケースが前記電池ケース収納部に収納された状態で、前記電池ケース収納部の開口が前記蓋部により覆われ、かつ、前記電池ケースを前記電池ケース収納部から引き出したときに、前記抜け止め部により前記電池ケースが前記電池ケース収納部から抜け落ちないように構成されていること
    を特徴とする電池ケースの収納構造。
  2. 前記電池ケースの抜け止め部を、前記電池ケースの内側に弾性変形させることにより、前記電池ケース収納部と前記抜け止め部の係合を解除して、前記電池ケースを前記電池ケース収納部から抜き出すことができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電池ケースの収納構造。
  3. (a)前記電池ケース収納部が、前記電池ケースを前記電池ケース収納部に収納し、あるいは前記電池ケース収納部から引き出す際に、前記電池ケースを略水平に保つことができるように、前記電池ケースの姿勢を規定するケース案内保持部を備えているとともに、
    (b)前記電池ケース収納部と前記電池ケースのいずれか一方には、前記電池ケースの収納および引き出し方向に平行なレールが配設され、他方には前記レールと係合する係合溝が形成されおり、前記レールと前記係合溝が係合することにより、前記電池ケースが、前記レールに沿って往復動するように構成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の電池ケースの収納構造。
  4. 前記電池ケースのほぼ全体が前記電池ケース収納部に収納されたときに、使用者がそのことを認識できるように、前記レールの外周面の、前記係合溝の内周面と対向する所定の領域、または、前記係合溝の内周面の、前記レールの外周面と対向する所定の領域に突出部を形成し、前記電池ケース収納部に前記電池ケースが押し込まれ、ほぼ全体が前記電池ケース収納部に収納されたときに、前記突出部が前記係合溝の内周面または前記レールの外周面に当接して、前記電池ケースの収納動作に抵抗が加わるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の電池ケースの収納構造。
  5. 前記電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了したときに、使用者がそのことを認識できるように、前記電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了した状態において、前記突出部が対向する前記係合溝の内周面または前記レールの外周面に、前記突出部を逃がす凹部が形成されており、前記電池ケースの前記電池ケース収納部への収納が終了したときに、前記突出部が前記凹部に入り込み、前記電池ケースの収納動作の抵抗感が解除されるかまたは減少するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の電池ケースの収納構造。
  6. 前記係合溝の側面に前記突出部が形成されており、前記突出部が形成された側面を構成する部材には、前記突出部が形成された側面に略平行に、前記突出部が形成された領域よりも長い、一対のスリット状貫通孔が形成されており、前記一対のスリット状貫通孔に挟まれた部分が、前記係合溝の側面を構成するとともに、該側面に前記突出部が形成されるブリッジ部となり、前記ブリッジ部が弾性変形することにより、前記電池ケースの収納動作に抵抗をもたらしつつ、前記電池ケースを円滑に移動させることができるように構成されていることを特徴とする請求項4または5記載の電池ケースの収納構造。
  7. 前記電池ケース収納部が、前記加熱調理器の本体ケースの前面パネルと一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電池ケースの収納構造。
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