JP5014950B2 - 配線ダクトカバー - Google Patents

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Description

この発明は、OA化、IT化されたオフィスにおいて、デスクやテーブル、ワゴン、収容棚などの家具に見栄え良く配線するのに好適な配線ダクトカバーに関するものである。
従来から、このような配線ダクトカバーとして様々なものが提案されている。
例えば、特許文献1には、支持体34に設けたピン341と、ダクトカバー33に設けられ、このピン341を着脱可能に枢支する弾性爪331bを有する軸受たるキャッチ331とからなる回動機構Rを具備した配線ダクト3が記載されている(特許文献1の図5,6参照)。この特許文献1に記載の配線ダクトカバーに代表されるように、従来の配線ダクトカバーは、左右を長辺方向とする枠体と蓋体とからなり、枠体の左右の端部から内側に立設されているか、又は蓋体に立設されている前後2列の支軸(ピン)と、それと対応する弾性爪などの付勢手段が設けられた軸受(キャッチ)とからなる前後一対の係合手段を備えて、これら何れか一方の係合手段を付勢手段に抗して脱着して、他方の係合手段の支軸と軸受からなる軸承部を摺動回転させて開閉するものであった。つまり、軸承部や付勢手段などの摺動動作を伴うメカ的機構により開閉を実現していた。
このように従来の配線ダクトカバーは、家具の天板に開口する配線用の隙間に指を差し込んで付勢手段の付勢力に抗して係合手段を解除しなければ開閉するこができず、開閉に力や手間がかかり、一動作(ワンモーション)で開閉できるものではなかった。また、軸承部を摺動回転させたり、弾性爪を押し込んだりする摺動動作を伴うため、ダクトカバーの係合手段が磨耗したり、破損したりして損傷することを避けられなかった。そのため、耐久性に問題があった。
特開2006−239013号公報
そこでこの発明は、前記従来の問題点を解決し、安価で簡単な構成により一動作で容易に開閉ができ、且つ磨耗や破損に繋がる摺動動作を伴うようなメカ的機構を必要とせず、耐久性の優れた配線ダクトカバーを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、デスクやテーブルなどの家具の天板に形成された開口に、該天板の天面と略面一に取り付けられる配線ダクトカバーであって、左右に長い略矩形状の開口部を有する枠体と、この枠体の開口部の長辺の両側壁と離間し、配線取出し用の2つの隙間を形成して該開口部に嵌合装着される蓋体とを具え、前記枠体の前記開口部の左右の両内側面には、前記蓋体の両端を支承する左右一対の支承部が突設され、前記蓋体の裏面には、その長辺の両縁に沿って断面略L字状の係合部が前後2条、下方に向けて突設され、前記各支承部には、前記蓋体が嵌合装着された閉蓋時に係合部を収容する略方形の前後一対の係止凹所が前記係合部と対応する位置に設けられ、前記蓋体がいずれかの側から持ち上げられる開蓋時に前記係合部と係合して前記蓋体を開蓋状態のまま保持する前後一対の外側壁が前記係止凹所と前後方向に隣接する外側に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、外側壁は、最上部に水平面を有し、係止凹所と反対側の側面が垂直面となっており、係合部は、基端側に位置する基端部と、該基端部の先端から垂直に折り返す折り返し部とからなり、開蓋時には、この係合部の基端部が前記水平面に当接し、蓋体裏面前方部又は後方部が前記垂直面に当接することにより、蓋体を開蓋状態のまま保持することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、係合部は、折り返し部と蓋体裏面との間隔が外側壁の前後方向の厚みより大きいことを特徴とする。
この発明は前記のようであって、請求項1に記載の発明によれば、左右に長い略矩形状の開口部を有する枠体と、この枠体の開口部の長辺の両側壁と離間し、配線取出し用の2つの隙間を形成して該開口部に嵌合装着される蓋体とを具え、前記枠体の前記開口部の左右の両内側面には、前記蓋体の両端を支承する左右一対の支承部が突設され、前記蓋体の裏面には、その長辺の両縁に沿って断面略L字状の係合部が前後2条、下方に向けて突設され、前記各支承部には、前記蓋体が嵌合装着された閉蓋時に係合部を収容する略方形の前後一対の係止凹所が前記係合部と対応する位置に設けられ、前記蓋体がいずれかの側から持ち上げられる開蓋時に前記係合部と係合して前記蓋体を開蓋状態のまま保持する前後一対の外側壁が前記係止凹所と前後方向に隣接する外側に設けられているので、従来のように、開蓋時、閉蓋時のいずれの際も付勢手段の付勢力に抗して係合手段の解除、結合等を行う必要がなく、蓋体を持ち上げて回転するだけの一動作で開閉が可能である。また、蓋体を回転させる際においてもほとんど部材同士が擦り合わさることなく、蓋体を回転させて開閉ができので、磨耗したり、破損したりするおそれが少なく配線ダクトカバーの耐久性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、外側壁は、最上部に水平面を有し、係止凹所と反対側の側面が垂直面となっており、係合部は、基端側に位置する基端部と、該基端部の先端から垂直に折り返す折り返し部とからなり、開蓋時には、この係合部の基端部が前記水平面に当接し、蓋体裏面前方部又は後方部が前記垂直面に当接することにより、蓋体を開蓋状態のまま保持するので、前記効果に加え、蓋体を開蓋状態のまま確実に保持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、係合部は、折り返し部と蓋体裏面との間隔が外側壁の前後方向の厚みより大きいので、蓋体を開蓋状態のまま保持する際にも部材間隔に遊びがあり、折り返し部と蓋体裏面との間を外側壁へ嵌め込むといった、力が掛かった状態で部材同士を擦り合わせるような磨耗や破損の原因となる動作が必要なく、更に耐久性を向上させることができる。
この発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係る配線ダクトカバーを家具の一例として挙げるテーブルの天板に取り付けた場合で本実施の形態の使用状態を説明する。図1は、本実施の形態に係る配線ダクトカバーを取り付けたテーブルを示す斜視図、図2は、同平面図、図3は、同正面図である。図1〜3に示すように、テーブルTは、平面視で略矩形状の平板(図2参照)からなる天板T1を主体とし、この天板T1の四隅の下端に脚T2が計4本取り付けられたオフィス等で用いられる一般的な4人掛けのテーブルである。そして、このテーブルTの天板T1の略中央に設けられた配線取り出し用の開口に本実施の形態に係る配線ダクトカバー1が取り付けられており、配線ダクトカバー1の長辺方向とテーブルTの長辺方向とが一致するように、且つテーブルTの縁と配線ダクトカバー1の外縁とが平行となるよう取り付けられている。以下、説明上テーブルの使用者が着席した状態で手前側を前方、反対側を後方とし、左右方向もテーブルTに着席した状態での左右方向を指すものとする。
この配線ダクトカバー1の下方は、配線ダクトD(図3参照)となっており、テーブルT上に載置されるパソコンやプリンターなどのOA機器のLANケーブルや電源ケーブルなどの配線類を収容するスペースとなっている。また、テーブルT上に載置されるOA機器などの配線は、配線ダクトカバー1の隙間からこの配線ダクトDに連通するものであり、OA機器の設置や増設、移設の際には、配線類を配線したり、引き抜いたりする必要がある。このため、配線ダクトカバー1は容易に開閉が可能で、場合によっては、フルオープン、つまり、脱着可能となっていることが要望されている。最近では、複数人がテーブルをシェアーし、各人が自分のノートパソコンなどを移動してきて使用するため、容易にLAN等に接続できることなども望まれている。そのため、配線ダクトカバーは、以前にも増して頻繁に開閉されるようになってきており、その分耐久性も要求されるようになってきた。
次に、本実施の形態に係る配線ダクトカバーの構成を図4〜10を参照しつつ説明する。図4は、本実施の形態に係る配線ダクトカバーを閉蓋状態(蓋体を閉じた状態)で示す平面図、図5は、図4の配線ダクトカバーの枠体のみを示す平面図、図6は、図5の枠体の正面図、図7は、同右側面図、図8は、図4の配線ダクトカバーの蓋体のみを示す右側面図、図9は、図5の枠体のA−A線断面図、図10は、図4の配線ダクトカバーのA−A線断面図である。図4に示すように、配線ダクトカバー1は、後述の左右に長い略矩形状の開口部21を有する枠体2と、この枠体2の開口部の長辺の両側壁と離間し、枠体2と配線取出し用の2つの隙間を形成して該開口部内に嵌まり込み、開閉自在な蓋体3とから構成されている。
この枠体2は、図5〜8に示すように、主に枠状のプレートである枠体本体20からなり、この枠体本体20は、その中央に左右に長い略矩形状の開口部21を有している。そして、この開口部21の周りには、垂直面から構成される開口部側壁22が形成され、この開口部側壁22内側の左右の両側面には、蓋体3の左右の両端を下方から支承する左右一対の支承部23,23’が設けられている。
また、図6〜図8に示すように、開口部側壁22の四隅付近には、天板T1(図1〜3参照)の開口端面に設けられた係止凹部(図示せず)と係合する係止爪22aが設けられ、開口部側壁22の長辺の中央には、その外側面から前後方向外側に向けて天板T1の裏面に設けられた係止凹部(図示せず)と係合する2つの係止爪22bが突設され、それぞれの係止爪が天板T1と係合することにより配線ダクトカバー1がテーブルTに係止されるようになっている(図1〜3参照)。
蓋体3は、図4及び図8に示すように、平面視で左右に長い略矩形の平板からなる蓋体本体30を基体とし、この蓋体本体30の長辺の両縁に沿って縁端から所定距離(本実施の形態では22mm程度)離間した位置に蓋体本体30の裏面から下方に突出する断面略L字状の前後2条の係合部31,31’が設けられている。この係合部31,31’は、断面L字の基端側に位置する閉蓋時において垂直な略矩形の基端部31a,31a’と、この基端部31a,31a’の先端から垂直に折り返す閉蓋時において水平な略矩形の折り返し部31b,31b’とからなり、基端部31a,31a’の高さXは、本実施の形態では10mm程度、折り返し部31b,31b’の折り返し距離Yは、10mm程度となっている。よって、蓋体本体30と折り返し部31b,31b’との間隔Zは、7mm程度となっている。
また、係合部31,31’の出隅は、全て丸く面取り成形(角が丸く曲面状に成形)されており、蓋体3を回動させる際に角が引っ掛かったりすることがなくスムーズに動かすことができる。そのため、他の部材等を磨耗したりするおそれが少ない。
枠体2の支承部23は、図9に示すように、概ねその外観形状が直方体の上面側に2つの溝が形成された形状であり、中央部23aと、その前後方向外側に位置する前後一対の係止溝23b,23cと、その更に前後方向外側に位置する前後一対の外側壁23d,23eとから構成され、蓋体3を下方から支承する機能を有している。この中央部23aは、その上面が支承部23において一番高い水平面となっており、そこから外側に向けて係止溝23b,23cが一定の深さ(本実施の形態では9mm程度)と幅(本実施の形態では、この幅b1は10mm程度)だけ窪んで、その外側にある外側壁23d,23eがまた少し高く(本実施の形態では7mm程度)、且つ中央部23aの上面より低くなっている。このため、係止溝23b,23cは、略方形の係止凹所となっている。また、この係止溝23b,23cの底面230及び外側壁23d,23eの頂面231は、水平面となっており、支承部23の外側壁23d,23eの両外側面232は、垂直面となっている。そして、この外側壁23d,23eの頂面231と外側面232とが交わる隅角部には、面取りされた傾斜面233が形成されている。外側壁23d,23eの前後方向の厚みb2は、本実施の形態では、5.5mm程度となっている。
そして、この係止溝23b,23cは、図10に示すように、蓋体3の係合部31,31’と対応する位置に設けられており、閉蓋時には、折り返し部31b,31b’を底面230(図9参照)上に載置して係合部31,31’を収容できるようになっている。また、係止溝23b,23cの底面230の高さは、折り返し部31b,31b’を載置した際に蓋体本体30の上面が枠体本体20の上面と面一(即ち、天板T1(図3参照)と略面一)になるように設定されている。そして、この係止溝23b,23cの前後方向の幅b1は、前記のように折り返し部31b,31b’の幅である折り返し距離Y(図8参照)より少し広い略同等の幅となっている。このため、閉蓋状態で蓋体3の係合部31,31’が支承部23の係止溝23b,23cにピッタリはまり込むので、閉蓋時に蓋体3が前後に移動することがなく、配線取出し用の隙間の間隔が左右でズレたりせず、均等で見栄えの良い状態を維持することができる。
なお、枠体2の支承部23(図5で左側)で説明したが、反対側の支承部23’(図5の右側)も同様な構成であり、支承部23と支承部23’とは左右対称となっている。
次に、本実施の形態に係る配線ダクトカバーの開閉動作について図10〜14を参照しつつ説明する。図10は、前述のように、図4の配線ダクトカバーのA−A線断面図で、図11は、図4の配線ダクトカバーを閉蓋状態で示す斜視図、図12は、図10の断面図の蓋体を少し開いた状態で示す断面図、図13は、図10の断面図の蓋体を完全に開いた状態で示す断面図、図14は、図4の配線ダクトカバーを開蓋状態で示す斜視図である。
配線ダクトカバー1は、前記のように構成され、開口部21の前後の幅より蓋体本体20の前後の幅の方が狭く設定されているので、閉蓋状態では、図10、11に示すように、配線ダクトカバーの開口部21の長さ方向である左右に沿って配線取出し用の隙間が形成されている。そして、この配線取出し用の隙間に指を差し入れて蓋体3の前方又は後方の端のいずれか一方を持ち上げると、図12(図示は、蓋体3の前端を持ち上げた場合を示す)に示すように、蓋体3の係合部31’の折り返し部31b’の先端を支点として蓋体3が回転し始める。このとき、支承部23の外側壁23eの高さは、係合部31’の折り返し距離Yより基端部31a’の厚み(本実施の形態では3mm程度)分丁度低く設定されており、且つ、外側の角が面取りされて傾斜面233が形成されているので、蓋体3が回転するときに、磨耗につながる摺動動作を必要としない。
蓋体3を更に回転させると、図13及び図14に示すように、係合部31’の基端部31a’が外側壁23eの頂面231(図9参照)に当接し、蓋体本体30が外側壁23eの係合溝23cと反対側となる外側面232に当接する。よって、係合部31’と支承部23の係止溝23c及び外側壁23eとが係合し、蓋体3が枠体2の支承部23に開蓋状態で保持される。このとき、蓋体本体30と折り返し部31b,31b’との間隔Z(図8参照)は、前記のように、外側壁23eの前後方向の厚みb2より広く設定されているので、蓋体3と支承部23の外側壁23eの部材間隔に遊びがあり、力が掛かった状態で部材同士を擦り合わせるような磨耗や破損の原因となる動作が必要なく、確実に蓋体3を開蓋状態で保持することができる。
蓋体3を閉じる場合は、開く場合と逆の動作となり、蓋体3の前端を掴んで手前(前方)へ引くと、開く場合と同様に折り返し部31b’の先端を支点として図13で示す状態から図10で示す状態に、図中反時計回りに蓋体3が回転して、前方の係合部31が係合溝23bに収容されて、折り返し部31bが係合溝23bの底面230に当接することで閉蓋状態となる。
以上説明したように、本実施の形態に係る配線ダクトカバーをテーブルの天板に取り付けた場合で説明したが、デスクなどの他の家具の天板に取り付けても構わない。
また、前記実施の形態において、図面等で示した部材の形状や構造等は、あくまでも好ましい一例を示すものであり、その実施に際しては特許請求の範囲に記載した範囲内で、任意に設計変更・修正ができるものである。
この発明の実施の形態に係る配線ダクトカバーを取り付けたテーブルを示す斜視図である。 同上の平面図である。 同上の正面図である。 この発明の実施の形態に係る配線ダクトカバーを閉蓋状態で示す平面図である。 図4の配線ダクトカバーの枠体のみを示す平面図である。 図5の枠体の正面図である。 同上の右側面図である。 図4の配線ダクトカバーの蓋体のみを示す右側面図である。 図5の枠体のA−A線断面図である。 図4の配線ダクトカバーのA−A線断面図である。 図4の配線ダクトカバーを閉蓋状態で示す斜視図である。 図10の断面図の蓋体を少し開いた状態で示す断面図である。 図10の断面図の蓋体を完全に開いた状態で示す断面図である。 図4の配線ダクトカバーを開蓋状態で示す斜視図である。
符号の説明
1 配線ダクトカバー
2 枠体
20 枠体本体
21 開口部
22 開口部側壁
23,23’ 支承部
23b,23c 係止溝(係止凹所)
230 底面(水平面)
23d,23e 外側壁
231 頂面(水平面)
232 外側面(垂直面)
233 傾斜面
3 蓋体
30 蓋体本体
31,31’ 係合部
31a,31a’ 基端部
31b,31b’ 折り返し部

Claims (3)

  1. デスクやテーブルなどの家具の天板に形成された開口に、該天板の天面と略面一に取り付けられる配線ダクトカバーであって、
    左右に長い略矩形状の開口部を有する枠体と、この枠体の開口部の長辺の両側壁と離間し、配線取出し用の2つの隙間を形成して該開口部に嵌合装着される蓋体とを具え、
    前記枠体の前記開口部の左右の両内側面には、前記蓋体の両端を支承する左右一対の支承部が突設され、
    前記蓋体の裏面には、その長辺の両縁に沿って断面略L字状の係合部が前後2条、下方に向けて突設され、
    前記各支承部には、前記蓋体が嵌合装着された閉蓋時に係合部を収容する略方形の前後一対の係止凹所が前記係合部と対応する位置に設けられ、前記蓋体がいずれかの側から持ち上げられる開蓋時に前記係合部と係合して前記蓋体を開蓋状態のまま保持する前後一対の外側壁が前記係止凹所と前後方向に隣接する外側に設けられていることを特徴とする配線ダクトカバー。
  2. 外側壁は、最上部に水平面を有し、係止凹所と反対側の側面が垂直面となっており、
    係合部は、基端側に位置する基端部と、該基端部の先端から垂直に折り返す折り返し部とからなり、開蓋時には、この係合部の基端部が前記水平面に当接し、蓋体裏面前方部又は後方部が前記垂直面に当接することにより、蓋体を開蓋状態のまま保持することを特徴とする請求項1に記載の配線ダクトカバー。
  3. 係合部は、折り返し部と蓋体裏面との間隔が外側壁の前後方向の厚みより大きいことを特徴とする請求項2に記載の配線ダクトカバー。
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